JPH1042994A - 表皮材一体発泡ヘッドレスト及びその発泡成形方法 - Google Patents

表皮材一体発泡ヘッドレスト及びその発泡成形方法

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JPH1042994A
JPH1042994A JP8217725A JP21772596A JPH1042994A JP H1042994 A JPH1042994 A JP H1042994A JP 8217725 A JP8217725 A JP 8217725A JP 21772596 A JP21772596 A JP 21772596A JP H1042994 A JPH1042994 A JP H1042994A
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野 栄 一 山
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/12Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
    • B29C44/14Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements the preformed part being a lining
    • B29C44/143Means for positioning the lining in the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests

Abstract

(57)【要約】 【課題】 略逆U字状に形成された表皮材を用いて、中
空部の表皮材の形状を均一に形成する。安定した外形形
状を得る。外観を向上させる。 【解決手段】 ヘッドレスト1の表皮材3を縫製により
略逆U字状に形成する。表皮材3の略逆U字状の下端の
内側端部間に帯状部材27を設ける。表皮材3の略逆U
字状の内側部3cと帯状部材27との間に発泡成形型1
1の凹状部12を挿入し、パッド材4を一体発泡成形し
た後、前記帯状部材27を取除く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡成形型に表皮
材を配設し、この表皮材に形成された注入口より発泡原
液を注入してパッド材を一体発泡させて形成される表皮
材一体発泡ヘッドレスト及びその発泡成形方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の表皮材一体発泡ヘッドレスト1
は、図4に示すように、ヘッドレストフレーム2と、布
地または合成樹脂シートを袋状に縫製して形成された表
皮材3と、この表皮材3と一体成形されたパッド材4と
から形成されている。また、表皮材3を縫製により略逆
U字状に形成し、中央部に中空部1aを形成した表皮材
一体発泡ヘッドレスト1が知られている。
【0003】この表皮材3のステー突出面3a側にフレ
ーム挿入兼発泡原液注入口5を形成し、ヘッドレストス
テー2a,2aとこれらヘッドレストステー2a,2a
をその下端側で連結する中央杆部2bとで逆U字状に形
成されたヘッドレストフレーム2を表皮材3のフレーム
挿入兼発泡原液注入口5より挿入し、ヘッドレストステ
ー2a,2aの先端側をステー挿入穴3b,3bより外
方に突出させて挿入している。
【0004】次いで、ヘッドレストフレーム2を表皮材
3のフレーム挿入兼発泡原液注入口5より挿入した状態
で、ヘッドレスト1の表皮材3が発泡成形型11に配設
され、表皮材3に形成された注入口5より発泡原液を注
入してパッド材4が一体発泡成形されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来の略逆
U字状に形成された表皮材3を発泡成形型11に配設し
た場合に、表皮材3の内側部3cを発泡成形型11の凹
状部12の底部と密接させることができず、中空部1a
の形状、即ち表皮材3の内側部3cの形状が均一となら
ず、皺等が発生し安定した外形形状を得ることができな
いものであった。
【0006】本発明は、上記従来例の未解決の課題に着
目してなされたものであり、略逆U字状に形成された表
皮材を用いて、中空部の表皮材の形状が均一となり、安
定した外形形状を得ることができ、外観を向上させるこ
とができる表皮材一体発泡ヘッドレスト及びその発泡成
形方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1記載の表皮材
一体発泡ヘッドレストは、発泡成形型に表皮材を配設
し、該表皮材に形成された注入口より発泡原液を注入し
てパッド材を一体発泡させて形成される表皮材一体発泡
ヘッドレストにおいて、前記ヘッドレストの表皮材は縫
製により略逆U字状に形成されていると共に、前記表皮
材の略逆U字状の内側端部間に帯状部材を設けたことを
特徴とする。
【0008】本発明の請求項2記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストは、前記帯状部材がクロス,ビニルクロス,
不織布または紙から形成され、前記表皮材の縫製の際に
帯状部材が表皮材と一体に縫着されていることを特徴と
する。
【0009】本発明の請求項3記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストの発泡成形方法は、発泡成形型に表皮材を配
設し、該表皮材に形成された注入口より発泡原液を注入
してパッド材を一体発泡させて形成される表皮材一体発
泡ヘッドレストの発泡成形方法において、前記ヘッドレ
ストの表皮材を縫製により略逆U字状に形成すると共
に、前記表皮材の略逆U字状の内側端部間に帯状部材を
設け、前記表皮材の略逆U字状の内側部と帯状部材との
間に成形型の一部を挿入し、パッド材を一体発泡成形
し、前記帯状部材を取除くことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストの発泡成形方法は、発泡成形型に表皮材を配
設し、該表皮材に形成された注入口より発泡原液を注入
してパッド材を一体発泡させて形成される表皮材一体発
泡ヘッドレストの発泡成形方法において、前記ヘッドレ
ストの表皮材を縫製により略逆U字状に形成すると共
に、前記表皮材の略逆U字状の内側端部に帯状部材の一
半部と他半部を夫々設け、前記帯状部材の一半部と他半
部に引張力を与え、パッド材を一体発泡成形し、前記帯
状部材の一半部と他半部を取除くことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストの発泡成形方法は、前記帯状部材がクロス,
ビニルクロス,不織布または紙から形成され、前記表皮
材の縫製の際に帯状部材が表皮材と一体に縫着されてい
ることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項1記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストによれば、表皮材の略逆U字状の内側端部間
に帯状部材を設けたので、パッド材の一体発泡成形の際
に表皮材の内側部に帯状部材により引張力を与えること
ができ、表皮材の内側部を発泡成形型と密接させること
ができ、皺等が発生せず、安定した外形形状を得ること
ができる。またパッド材の一体発泡成形の後に帯状部材
をカットして取除けるものである。
【0013】本発明の請求項2記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストによれば、帯状部材がクロス,ビニルクロ
ス,不織布または紙から形成され、前記表皮材の縫製の
際に帯状部材が表皮材と一体に縫着されているので、帯
状部材の取付けを簡易迅速に行えるものである。
【0014】本発明の請求項3記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストの発泡成形方法によれば、表皮材の略逆U字
状の内側端部間に帯状部材を設け、前記表皮材の略逆U
字状の内側部と帯状部材との間に成形型の一部を挿入
し、パッド材を一体発泡成形しているので、パッド材の
一体発泡成形の際に表皮材の内側部に帯状部材により引
張力を与えることができ、表皮材の内側部を発泡成形型
と密接させることができ、皺等が発生せず、安定した外
形形状を得ることができる。またパッド材の一体発泡成
形の後に帯状部材をカットして取除けるものである。
【0015】本発明の請求項4記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストの発泡成形方法によれば、表皮材の略逆U字
状の内側端部に帯状部材の一半部と他半部を夫々設け、
前記帯状部材の一半部と他半部に引張力を与え、パッド
材を一体発泡成形しているので、パッド材の一体発泡成
形の際に表皮材の内側部に帯状部材の一半部と他半部と
により引張力を与えることができ、表皮材の内側部を発
泡成形型と密接させることができ、皺等が発生せず、安
定した外形形状を得ることができる。またパッド材の一
体発泡成形の後に帯状部材の一半部と他半部をカットし
て取除けるものである。
【0016】本発明の請求項5記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストの発泡成形方法によれば、帯状部材がクロ
ス,ビニルクロス,不織布または紙から形成され、前記
表皮材の縫製の際に帯状部材が表皮材と一体に縫着され
ているので、帯状部材の取付けを簡易迅速に行えるもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表皮材一体発
泡ヘッドレスト及びその発泡成形方法を図面を参照して
説明する。図1及び図2は本発明に係る表皮材一体発泡
ヘッドレスト及びその発泡成形方法に適用される発泡成
形型及び表皮材が夫々示されており、前述せる従来の技
術で示した、図4と対応する部分には同一符号を付して
説明する。
【0018】図2に示す如く、ヘッドレスト1の表皮材
3は中空状の袋状の略逆U字状に縫製されて形成され、
そのシート装着時に下面側となるステー突出面3a側に
ヘッドレストステー2a,2aを挿入する一対の挿入穴
3b,3bが形成されていると共に、これら一対の挿入
穴3b,3bの近傍に左右方向に延びるフレーム挿入兼
注入口5が夫々形成されている。
【0019】図1に示す如く、表皮材3内に前述した従
来例と同様のヘッドレストステー2a,2aとこれら間
を連結する中央杆部2bとで略逆U字状に形成されたヘ
ッドレストフレーム2が表皮材3内に挿入して保持され
る。
【0020】前記ヘッドレストフレーム2は、ヘッドレ
ストステー2a,2aの先端側からフレーム挿入兼注入
口5に挿入され、挿入穴3b,3bからヘッドレストス
テー2a,2aを外部に突出させたることにより表皮材
3内に挿入して保持される。
【0021】尚、ヘッドレストフレーム2の形状は図示
のものに限定されるものではなく、ヘッドレストステー
2a,2aと中央杆部2bとは別体のものを一体に固着
したものであってもよい。
【0022】図1に示す如く、中空状の略逆U字状に縫
製されて形成されたヘッドレスト1の表皮材3は、本実
施の形態では、表面側の通気性を有するトリコット等の
布地からなる表皮31と、この表皮31の裏面側に接合
された発泡合成樹脂シートからなるワディング32と、
このワディング32の裏面側に積層された非通気性の軟
質の合成樹脂フィルム33とから形成されている。
【0023】尚、本実施の形態では、表皮材3の表皮3
1を布製とした場合につき説明するが、表皮材3の表皮
31が非通気性の軟質の合成樹脂シートから形成されて
いる場合には、表皮31のみから表皮材3を形成するこ
とができ、または表皮31とこの表皮31の裏面側に接
合されたワディング32とから表皮材3を形成すること
もできる。
【0024】図2に示す如く、表皮材3の略逆U字状の
一対の下端、即ちステー突出面3aの相互に対向する内
側端部に縫製部25a,25bが形成され、この相互に
対向する内側端部の縫製部25a,25bの形成の際
に、帯状部材27の両端部27a,27bが夫々縫着さ
れて取付けられている。前記帯状部材27の長さは縫製
部25a,25b間の長さ以上であればよく、長めの帯
状部材27を用いて、表皮材3の内側部3cに引張力を
与えることができるように適宜長さを調節するものであ
ってもよい。
【0025】前記帯状部材27はパッド材4の発泡成型
後に取除くことのできる材質のものから形成され、例え
ば、クロス,ビニルクロス,不織布または紙等から形成
される。帯状部材27の両端部27a,27bが縫製部
25a,25bで縫着されることにより、表皮材3の略
逆U字状の一対の下端の相互に対向する内側端部間に帯
状部材27が設けられる。尚、帯状部材27の両端部2
7a,27bは縫着でなくてもよく、接着等により装着
されるものであってもよい。
【0026】斯かる構成によれば、略逆U字状に形成さ
れた表皮材3を発泡成形型11に配設し、発泡成形型1
1の凹状部12の一部を帯状部材27と表皮材3の内側
部3cとの間に挿入し、パッド材4の一体発泡成形の際
に、表皮材3の内側部3cを発泡成形型11の凹状部1
2の底部と密接させることができ、中空部1aの形状、
即ち表皮材3の内側部3cの形状を均一とすることがで
きる。
【0027】本実施の形態によれば、表皮材3の内側部
3cに帯状部材27により引張力を与えることができ、
表皮材3の内側部3cを発泡成形型11の凹状部12の
底部と密接させることができ、皺等が発生せず、安定し
た外形形状を得ることができる。またパッド材4の一体
発泡成形の後に帯状部材27を両端部27a,27bの
縫製部25a,25b位置でカットして取除けるもので
ある。
【0028】図3には、本発明の異なる実施の形態が示
されており、前述せる実施の形態と対応する部分には同
一符号を付して説明する。この実施の形態では、前記帯
状部材27が一半部27Aと他半部27Bとから分割し
て形成されているものである。
【0029】表皮材3の略逆U字状の下端の相互に対向
する内側端部に夫々帯状部材27の一半部27Aと他半
部27Bの一端部27a,27bを夫々縫製部25a,
25b位置で縫着し、表皮材3の縫製後に帯状部材27
の一半部27Aと他半部27Bの他端部27c,27d
をクリップ止めまたは接着,縫着等により連結したもの
である。
【0030】前記帯状部材27を一半部27Aと他半部
27Bとに分割して形成することにより、表皮材3の縫
製作業及び一半部27Aと他半部27Bの一端部27
a,27bの縫製作業を簡易迅速に行うことができる。
【0031】尚、帯状部材27の一半部27Aと他半部
27Bの他端部27c,27dは相互に連結するものに
限定されるものではなく、前記帯状部材27の一半部2
7Aと他半部27Bに引張力を与え、パッド材4の一体
発泡成形の際に表皮材3の内側部3cに引張力を与える
ことができるものであればよく、例えば、帯状部材27
の一半部27Aと他半部27Bの他端部27c,27d
を夫々発泡成形型11の凹状部12の上面等に係止させ
るものであってもよい。
【0032】斯かる方法によれば、表皮材3の内側部3
cに帯状部材27の一半部27Aと他半部27Bにより
引張力を与えることができ、表皮材3の内側部3cを発
泡成形型11の凹状部12の底部と密接させることがで
き、皺等が発生せず、安定した外形形状を得ることがで
きる。またパッド材4の一体発泡成形の後に帯状部材2
7の一半部27Aと他半部27Bとを一端部27a,2
7bの縫製部25a,25b位置でカットして取除ける
ものである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の表皮材一体発泡ヘッドレストによれば、表皮材の
略逆U字状の下端の相互に対向する内側端部間に帯状部
材を設けたので、パッド材の一体発泡成形の際に表皮材
の内側部に帯状部材により引張力を与えることができ、
表皮材の内側部を発泡成形型と密接させることができ、
皺等が発生せず、安定した外形形状を得ることができ
る。またパッド材の一体発泡成形の後に帯状部材をカッ
トして取除けるものである。
【0034】本発明の請求項2記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストによれば、帯状部材がクロス,ビニルクロ
ス,不織布または紙から形成され、前記表皮材の縫製の
際に帯状部材が表皮材と一体に縫着されているので、帯
状部材の取付けを簡易迅速に行えるものである。
【0035】本発明の請求項3記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストの発泡成形方法によれば、表皮材の略逆U字
状の内側端部間に帯状部材を設け、前記表皮材の略逆U
字状の内側部と帯状部材との間に成形型の一部を挿入
し、パッド材を一体発泡成形しているので、パッド材の
一体発泡成形の際に表皮材の内側部に帯状部材により引
張力を与えることができ、表皮材の内側部を発泡成形型
と密接させることができ、皺等が発生せず、安定した外
形形状を得ることができる。またパッド材の一体発泡成
形の後に帯状部材をカットして取除けるものである。
【0036】本発明の請求項4記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストの発泡成形方法によれば、表皮材の略逆U字
状の内側端部に帯状部材の一半部と他半部を夫々設け、
前記表皮材の略逆U字状の内側部と帯状部材との間に成
形型の一部を挿入し、パッド材を一体発泡成形している
ので、パッド材の一体発泡成形の際に表皮材の内側部に
帯状部材の一半部と他半部とにより引張力を与えること
ができ、表皮材の内側部を発泡成形型と密接させること
ができ、皺等が発生せず、安定した外形形状を得ること
ができる。またパッド材の一体発泡成形の後に帯状部材
の一半部と他半部をカットして取除けるものである。
【0037】本発明の請求項5記載の表皮材一体発泡ヘ
ッドレストの発泡成形方法によれば、帯状部材がクロ
ス,ビニルクロス,不織布または紙から形成され、前記
表皮材の縫製の際に帯状部材が表皮材と一体に縫着され
ているので、帯状部材の取付けを簡易迅速に行えるもの
である。
【0038】本発明によれば、略逆U字状に形成された
表皮材を用いて、中空部の表皮材の形状が均一となり、
安定した外形形状を得ることができ、外観を向上させる
ことができる表皮材一体発泡ヘッドレスト及びその発泡
成形方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表皮材一体発泡ヘッドレスト及び
その発泡成形方法を示すヘッドレストのパッド材の発泡
成形状態の斜視図。
【図2】本発明に係る表皮材一体発泡ヘッドレスト及び
その発泡成形方法に適用される表皮材の斜視図。
【図3】本発明に係る表皮材一体発泡ヘッドレスト及び
その発泡成形方法の異なる実施の形態を示す表皮材の斜
視図。
【図4】従来の表皮材一体発泡ヘッドレスト及びその発
泡成形方法を示すヘッドレストのパッド材の発泡成形状
態の一部断面斜視図。
【符号の説明】
1 ヘッドレスト 2 ヘッドレストフレーム 2a ヘッドレストステー 2b 中央杆部 3 表皮材 3a ステー突出面 3b 挿入穴 3c 内側部 4 パッド材 5 フレーム挿入兼注入口 11 発泡成形型 12 凹状部 25a 縫製部 25b 縫製部 27 帯状部材 27a 端部 27b 端部 27A 一半部 27B 他半部 31 表皮 32 ワディング 33 合成樹脂フィルム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡成形型に表皮材を配設し、該表皮材
    に形成された注入口より発泡原液を注入してパッド材を
    一体発泡させて形成される表皮材一体発泡ヘッドレスト
    において、前記ヘッドレストの表皮材は縫製により略逆
    U字状に形成されていると共に、前記表皮材の略逆U字
    状の内側端部間に帯状部材を設けたことを特徴とする表
    皮材一体発泡ヘッドレスト。
  2. 【請求項2】 前記帯状部材がクロス,ビニルクロス,
    不織布または紙から形成され、前記表皮材の縫製の際に
    帯状部材が表皮材と一体に縫着されていることを特徴と
    する請求項1に記載の表皮材一体発泡ヘッドレスト。
  3. 【請求項3】 発泡成形型に表皮材を配設し、該表皮材
    に形成された注入口より発泡原液を注入してパッド材を
    一体発泡させて形成される表皮材一体発泡ヘッドレスト
    の発泡成形方法において、前記ヘッドレストの表皮材を
    縫製により略逆U字状に形成すると共に、前記表皮材の
    略逆U字状の内側端部間に帯状部材を設け、前記表皮材
    の略逆U字状の内側部と帯状部材との間に成形型の一部
    を挿入し、パッド材を一体発泡成形し、前記帯状部材を
    取除くことを特徴とする表皮材一体発泡ヘッドレストの
    発泡成形方法。
  4. 【請求項4】 発泡成形型に表皮材を配設し、該表皮材
    に形成された注入口より発泡原液を注入してパッド材を
    一体発泡させて形成される表皮材一体発泡ヘッドレスト
    の発泡成形方法において、前記ヘッドレストの表皮材を
    縫製により略逆U字状に形成すると共に、前記表皮材の
    略逆U字状の内側端部に帯状部材の一半部と他半部を夫
    々設け、前記帯状部材の一半部と他半部に引張力を与
    え、パッド材を一体発泡成形し、前記帯状部材の一半部
    と他半部を取除くことを特徴とする表皮材一体発泡ヘッ
    ドレストの発泡成形方法。
  5. 【請求項5】 前記帯状部材がクロス,ビニルクロス,
    不織布または紙から形成され、前記表皮材の縫製の際に
    帯状部材が表皮材と一体に縫着されていることを特徴と
    する請求項3または請求項4に記載の表皮材一体発泡ヘ
    ッドレストの発泡成形方法。
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