JPH1042108A - 画像形成装置および画像形成装置の走査密度制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の走査密度制御方法

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JPH1042108A
JPH1042108A JP8190184A JP19018496A JPH1042108A JP H1042108 A JPH1042108 A JP H1042108A JP 8190184 A JP8190184 A JP 8190184A JP 19018496 A JP19018496 A JP 19018496A JP H1042108 A JPH1042108 A JP H1042108A
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JP
Japan
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image
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image density
image forming
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JP8190184A
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English (en)
Inventor
Hideto Iwama
秀人 岩間
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH1042108A publication Critical patent/JPH1042108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像密度を高密度から低密度に切り替える際
に要した駆動手段の立上り時間を大幅に短縮して、切り
替えられる画像密度に応じた印刷要求に速やかに応答す
ること。 【解決手段】 CPU118aが前記画像密度を高密度
から低密度へ切り替える要求がなされていると判定した
場合に、前記画像密度を切り替える密度差分に基づいて
CPU118aが設定される反転時間が経過するまでス
キャナモータを反転駆動する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タから受信した出力情報に基づく光信号を回転駆動され
る回転多面体ミラーにより走査して静電潜像を形成し、
該形成された静電潜像を現像して記録用紙に転写定着さ
せる画像形成装置および画像形成装置の走査密度制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置における画
像形成方法は、印刷情報をホストコンピュータで作成
し、インタフェース回路を通して転送し、ビデオコント
ローラで画像情報に展開し、その展開された画像情報を
電子写真プロセス等を用いて記録用紙に印刷する。
【0003】電子写真プロセスは感光ドラムを露光させ
る前に一次帯電し、画像情報の水平方向(主走査方向)
のデータ列に対応してレーザ素子を点滅して得られるレ
ーザビームをスキャナモータで駆動されるポリゴンミラ
ーにより水平方向に振り、感光ドラムを露光し、露光さ
れた部分に潜像を生じさせている。
【0004】そして、感光ドラムの潜像をトナーを用い
て現像し、現像後のトナーを記録用紙に転写し、転写さ
れたトナーを熱定着等を用いて記録用紙に定着すること
により画像情報を印刷する。該画像情報を印刷するため
の画像形成装置は、ホストコンピュータから印刷情報を
受け取るホストインタフェース回路部と、印刷情報を画
像情報に展開するビデオコントローラと、電子写真プロ
セスを行なうために必要なレーザ素子・スキャナモータ
・紙搬送用メインモータ・高圧制御回路・定着ヒータ・
各種センサこれらに電圧を供給する低圧電源等で構成さ
れるエンジン部を備えている。
【0005】そして、エンジン部内のメインモータドラ
イバは、記録用紙を搬送するための紙搬送ローラ、電子
写真プロセスに必要な感光ドラム、及び定着ローラを回
転させるメインモータを制御する。レーザドライバは画
像信号に応じてレーザ素子を発光させる光量を調節し、
画像情報に対応してレーザ素子を点滅する。
【0006】また、スキャナモータドライバは感光ドラ
ムの主走査方向にレーザ光を反射させるためのポリゴン
ミラー(多面鏡)を回転させるスキャナモータを制御す
る。
【0007】さらに、主走査方向の同期をとる為には、
ファイバを用い、レーザ光を導き、ビーム検知を行なう
ために受光素子でレーザ光を電気信号に変換する。
【0008】定着ヒータはトナーを熱定着にて定着する
ための定着器の熱源である。その温度制御を行なう為に
サーミスタにより温度を検知し、電気信号で変換する。
【0009】高圧制御回路は、電子写真プロセスの一次
帯電器・現像・転写・分離を行う為に必要な高電圧を発
生し、それを制御する。
【0010】また、紙有無センサが給紙トレイの記録用
紙の有無を検知し、給紙センサが給紙時に用紙の先端を
検知し、排紙センサが用紙の排紙状態を検知する。
【0011】さらに、給紙ソレノイドは給紙トレイ上の
記録用紙を給紙する為のクラッチである。これらの種々
の機能を制御する印刷シーケンスは、DCコントローラ
内のROMに記憶させたプログラムにより行う。また、
ビデオコントローラとDCコントローラはビデオインタ
フェースで接続される。
【0012】以下、基本的な印刷動作について説明す
る。
【0013】ビデオコントローラは、画像情報を展開し
た後ビデオインタフェースの印刷要求信号に基づいてD
Cコントローラに印刷準備を行うように指示する。
【0014】DCコントローラは、メインモータとスキ
ャナモータを回転し、レーザドライバを制御してレーザ
光量を調節し、定着ヒータを温め定着可能温度に調節
し、高圧制御回路の一次帯電電圧,現像電圧,転写電圧
を発生させ、給紙ソレノイドをONして記録用紙を給紙
する。記録用紙の先端が給紙センサに達した時点でビデ
オコントローラに対して信号を発生する。ビデオコント
ローラは、この信号をもとに画像信号を発生する。
【0015】DCコントローラは、スキャナモータで回
転するポリゴンミラーで反射されたレーザ光を主走査方
向に定められたポイントに設けられた受光素子で、ファ
イバを介して検出しビーム検知信号を発生する。
【0016】次に、DCコントローラは画像信号でレー
ザ素子を点滅し感光ドラムに潜像を作る。トナーで現像
された画像を記録用紙に転写し、定着器でトナーを定着
する。そして、定着後記録用紙が排紙センサを通過する
ことにより、DCコントローラは正常に排紙が行われて
いることを認識する。用紙の後端が排紙センサを通過す
ることによりDCコントローラは印刷制御を終了する。
【0017】ホストコンピュータは操作パネルなどによ
って印刷する画像の密度を切換える機能を有する画像形
成装置は、画像信号の幅を変えることによって主走査方
向の画像密度を切り換え、搬送速度またはスキャナモー
タ回転数またはその両方を切り換えること(プロセスス
ピードを変える)によって副走査方向の画像密度の切り
換えを行い、所定の印刷密度で画像を出力する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、用紙の搬送
速度を一定にしてスキャナモータの回転数を制御し、画
像密度を切換える画像形成装置においては、画像密度を
高密度から低密度に切換え要求時、次の様な問題点があ
った。
【0019】即ち、スキャナモータを高速回転状態(高
密度)から低速回転状態(低密度)に低下させる時、ポ
リゴンミラーを回転させるスキャナモータの慣性により
規定回転数に達するまでの立下がり時間(低下回転数の
範囲が大きいほど長い)が長くかかり、結果として印刷
が開始されるまでの待ち時間が長くなってしまい、画像
密度切換要求が来ても素早く対応できない等の問題点が
あった。
【0020】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第4の発明
の目的は、画像密度の切り替え要求時にその画像密度の
低密度への切り替え程度に応じて所定時間光学走査系の
駆動手段を反転駆動制御することにより、画像密度を高
密度から低密度に切り替える際に要した駆動手段の立上
り時間を大幅に短縮して、切り替えられる画像密度に応
じた印刷要求に速やかに応答できる画像形成装置および
画像形成装置の走査密度制御方法を提供することであ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、画像情報に基づいて変調された光ビームを感光体上
に走査結像させる走査手段と、前記走査手段を回転駆動
させる駆動手段と、前記画像情報を解析して画像密度を
高密度から低密度に切り替える要求がなされているかど
うかを判定する判定手段と、前記画像密度を高密度から
低密度へ切り替える要求がなされていると判定した場合
に、前記画像密度を切り替える密度差分に基づいて設定
される反転時間が経過するまで前記駆動手段を反転駆動
させる駆動制御手段とを有するものである。
【0022】本発明に係る第2の発明は、前記駆動制御
手段は、前記駆動手段を反転駆動させる反転時間を前記
画像密度を切り替える密度差分に基づいて可変設定する
ものである。
【0023】本発明に係る第3の発明は、前記駆動手段
により回転駆動される走査手段の回転速度を検出する検
出手段を設け、前記駆動制御手段が前記検出手段が検出
する回転速度と前記画像密度を切り替え密度差分に基づ
いて設定される所定回転速度とを比較して反転時間を設
定するものである。
【0024】本発明に係る第4の発明は、画像情報に基
づいて変調された光ビームを感光体上に走査結像させる
走査手段と、前記走査手段を回転駆動させる駆動手段と
を有する画像形成装置の走査密度制御方法において、前
記画像情報を解析して画像密度を高密度から低密度に切
り替える要求がなされているかどうかを判定する判定工
程と、該判定結果に基づいて前記画像密度を切り替える
密度差分に基づいて設定される反転時間が経過するまで
前記駆動手段を反転駆動させる反転駆動工程とを有する
ものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一実施形態を詳細に説明する。
【0026】図1,図2は、本発明の一実施形態を示す
画像形成装置の制御構成を説明するブロック図である。
【0027】これらの図において、120はビデオコン
トローラで、印刷情報を画像情報に展開する。また、ビ
デオコントローラ120は外部装置から送られた印刷情
報を画像情報に変換すると共にエンジン部130の印刷
制御を行うための、CPU120a,RAM120b,
ROM120c,画像情報を蓄えるバッファ120d、
ビデオI/F回路120eを備えている。ビデオコント
ローラ120が出力する画像情報を記録用紙に印刷する
ためにVIDEO I/F119を通してエンジン部1
30を制御している。
【0028】121はホストI/F回路で、図示しない
ホストコンピュータ等の外部装置との受け渡し制御を行
うものであり、RS232C仕様あるいはセントロニク
ス仕様等の相手接続装置に合わせた公知のインタフェー
スによって外部装置に接続される。
【0029】122は操作パネルで、画像形成装置の動
作状態を表示し使用者が動作モードに設定を行う為のも
のである。
【0030】エンジン部130は次のようなユニットで
構成される。
【0031】即ち、用紙の搬送をしながら電子写真プロ
セスを行う為の搬送ローラ,一次帯電ローラ,感光ドラ
ム,現像スリープ,定着ローラ,加圧ローラ等の図示し
ていない各種ローラを回転駆動する為のメインモータ1
28と、これを駆動制御するメインモータドライバ12
7、主走査方向にレーザ光を反射させる為のポリゴンミ
ラー(不図示)を回転するスキャナモータ126とこれ
を駆動制御するスキャナモータドライバ125を備え
る。
【0032】また更に、感光ドラムに画像を書き込む為
のレーザ光を発生させるレーザ素子124とこれをON
/OFF及び光量制御するレーザドライバ123、主走
査方向の同期信号であるビーム検知信号を生成する為の
受光素子115及びビーム検知信号発生回路115a、
記録用紙の有無を検出する為の紙有無センサ105、用
紙先端を検知し、副走査方向の同期信号を生成する為の
給紙センサ110、印刷が終了した記録用紙が排紙した
ことを監視する為の排紙センサ112、用紙を給紙する
為のピックアップソレノイド107、熱定着を行う為の
熱源となる定着ヒータ108、定着ヒータ108の温度
を検出する為のサーミスタ109、一次帯電器・現像・
転写・分離を行う為に必要な高電圧を発生する高圧制御
回路117、及び装置内部の温度上昇を提言するファン
モータ113及びファンモータドライバ114等により
構成される。
【0033】以上の構成を備えるエンジン部130の各
ユニットを制御するDCコントローラ118は、CPU
118a,RAM118b,ROM118c,ビデオI
/F回路118d等を含む構成である。
【0034】また、画像形成装置の各ユニットの為に必
要な電圧を供給する低圧電源104,一次停電ローラ,
感光ドラム,現像スリープ,帯電ローラ,トナーを一体
化したトナーカートリッジ116を備える。
【0035】上記のようなユニット等で構成された画像
形成装置において、電源SWをONすると、低圧電源1
04から各ユニットに指定された電圧が供給され、起動
制御を行う。ビデオコントローラ120は自己診断処理
を行い、各機能が正常に動作することを確認する。
【0036】一方、エンジン部130は、先ず最初にD
Cコントローラ118の自己診断を行い、正常であれば
エンジン部130の各センサの状態を判断し、用紙が紙
搬送路上に残っていないかどうかチェックする。続いて
定着ヒータ108の温度制御を開始し、スタンバイ温度
を基準に温度調節制御を行う。
【0037】同時にビデオコントローラ120とインタ
フェースが正常であることを確認する為にビデオコント
ローラ120との間で通信を行う。これらの制御が正常
に行われた時、エンジン部130のDCコントローラ1
18はビデオコントローラ120にビデオI/F回路1
18dを通じて印刷可能を通知する。
【0038】そして、画像形成装置が印刷可能状態であ
る時、ホストI/F回路121からの印刷情報を受けつ
け可能となる。ホストI/F回路121から印刷情報が
送られくると、これを受け取り、ビデオコントローラ1
20が画像情報に展開する。ビデオコントローラ120
は画像展開を終了するとVIDEO I/F119を介
して印刷要求信号を発行する。
【0039】エンジン部130は、印刷要求信号を受け
取ると、用紙印刷開始制御を開始し、印刷可能状態に対
する定着ヒータ108の温度制御、メインモータ128
の回転制御、高圧制御回路117の制御等を行う。ま
た、印刷開始までレーザ素子124の光量調節制御を行
う。又、スキャナモータ126とスキャナモータドライ
バ125は、印刷密度に対応した規定回転数に制御され
一定回転を保つ。
【0040】そして、以上の制御により印刷可能状態に
なると、エンジン部130は用紙を給紙する。用紙先端
のタイミングを検出すると、副走査方向の同期信号と主
走査方向の同期信号のビーム検知信号を発生する。
【0041】一方、ビデオコントローラ120は、主走
査方向・副走査方向の同期信号に同期して画像信号を出
力する。
【0042】エンジン部130は、このビデオコントロ
ーラ120よりの画像信号によりレーザ素子124を点
滅する。ポリゴンミラーPLで反射されたレーザ光は結
像レンズ(不図示)を通して感光ドラム上に像を結ぶ。
この感光ドラムの潜像をトナーで現像し、用紙に転写
し、定着ヒータ108等で構成される定着器にて定着す
ることにより印刷する。そして用紙を排出する処理に移
行する。
【0043】エンジン部130は、用紙の後端を排紙セ
ンサ112で検出したら、印刷動作を終了する為に定着
ヒータ108の温度調整制御、高圧制御回路117,メ
インモータ128の回転制御、スキャナモータ126の
回転制御を終了する。
【0044】なお、エンジン部130において、101
はノイズフィルタ、102は電源スイッチ、103はフ
ューザ制御部、106はドアセンサ、111はカートリ
ッジセンサである。
【0045】次に、上述スキャナモータ126、スキャ
ナモータドライバ125に用いられる3相ブラシレスモ
ータドライブ回路を図3を参照して説明する。
【0046】図3は、図2に示したスキャナモータ12
6,スキャナモータドライバ125の詳細構成を説明す
る回路ブロック図である。
【0047】図において、203,204,205はホ
ール素子で、ブラシレスモータのロータの位置を検出
し、抵抗器201,202と上述低圧電源104から供
給された電圧Vccとロータからの磁束とホール素子の
感度で決まる電圧を発生する。
【0048】206,207,205は差動アンプで、
前記ホール電圧を増幅しLOGIC回路209に入力さ
れる。LOGIC回路209は、差動アンプ206,2
07,208の出力に対応して最適な励磁パターンを出
力ドライバ210,211,212に出力する。
【0049】210,211,212は出力ドライバ
で、モータのステータコイル216をLOGIC回路2
09の出力に準じて切れ間なく励磁する。これによりモ
ータのロータは回転する。この回転に比例した周波数2
35が発生し、発生した交流電圧がコンデンサ234を
通して差動アンプ230に入力する。差動アンプ230
で増幅された交流電圧はヒステリシスコンパレータ23
1へ入力されゼロクロス付近のノイズ・チャタリングを
取り除きパルス出力を出す。ヒステリシスコンパレータ
231のパルス出力は、速度ディスクリミネータ回路2
32へ入力される。
【0050】232は速度ディスクリミネータ回路で、
オシレータ(OSC)233を介して入力される前述の
DCコントローラ118内のCPU118aからの画像
密度に対応した周波数信号(B信号)を基に、ヒステリ
シスコンパレータ231から出力されるパルス出力の周
期を測定し、遅いと判断した時には加速パルスを、速い
と判断した時は減速パルスをその差分に比例しただけ出
力する。そして、速度ディスクリミネータ回路232か
らの周波数の偏差情報はオペアンプ224と基準電圧2
25と抵抗器226,229,コンデンサ227,22
8でアナログ電圧として出力される。
【0051】224はオペアンプで、該オペアンプ22
4からの出力は、オペアンプ220でモータ電流に比例
した抵抗器222の両端電圧と比較され、加速度コント
ロールされる。なお、オペアンプ220の出力には加速
度ループの発振防止用コンデンサ223が接続されてい
る。
【0052】219はゲートで、上述DCコントローラ
118内のCPU118aからのモータON・OFF信
号(A信号)と、サーマルシャットダウン回路(TS
D)221がモータON状態になっていれば、オペアン
プ220の出力をLOGIC回路209側に送出する。
【0053】LOGIC回路209は、前述の相の切換
動作と同時に、出力ドライバ210,211,212を
通じてオペアンプ220の出力に応じてステータコイル
216の両端電圧をコントロールする。
【0054】これによりモータは画像密度に対応した低
速回転で回転する。LOGIC回路209から出ている
端子は、正逆転切換え端子で逆転制御信号(C信号)が
入力されない時は正回転を行う。
【0055】216はステータコイルで、該ステータコ
イル216に接続されているコンデンサ213,21
4,215はステータコイル216をホール素子20
3,204,205の位置情報に対応して相切換を行う
時のインダクタンス成分によるスパイク電圧を吸収する
為のものである。また、218,236は抵抗器であ
る。
【0056】上述DCコントローラ118内のCPU1
18aからの逆転制御信号(C信号)は高密度から低密
度に画像密度切換え要求があった時のみ、ある一定時間
出力され、LOGIC回路209の切換え励磁パターン
を反転させてモータのロータを逆回転させる。また、そ
の動作時間は切換要求密度(画像密度)により変化し回
転数の切換え範囲が小であれば短く又大であれば長くす
るように可変設定している。
【0057】以下、本実施形態と第1〜第3の発明の各
手段との対応及びその作用について図1〜図3等を参照
して説明する。
【0058】第1の発明は、画像情報に基づいて変調さ
れた光ビームを感光体上に走査結像させる走査手段(ポ
リゴンミラーPL)と、前記走査手段を回転駆動させる
駆動手段(スキャナモータ126)と、前記画像情報を
解析して画像密度を高密度から低密度に切り替える要求
がなされているかどうかを判定する判定手段(CPU1
18a)と、前記画像密度を高密度から低密度へ切り替
える要求がなされていると判定した場合に、前記画像密
度を切り替える密度差分に基づいて設定される反転時間
が経過するまで前記駆動手段を反転駆動させる駆動制御
手段(CPU118aがスキャナモータドライバ125
を駆動制御する)とを有し、CPU118aが前記画像
密度を高密度から低密度へ切り替える要求がなされてい
ると判定した場合に、前記画像密度を切り替える密度差
分に基づいてCPU118aが設定される反転時間が経
過するまでスキャナモータ126を反転駆動して、切り
替えられる画像密度に対応する回転速度に立ち下がるま
での時間を短縮することができる。
【0059】第2の発明は、駆動制御手段(CPU11
8a)は、前記駆動手段を反転駆動させる反転時間を前
記画像密度を切り替える密度差分に基づいて可変設定
(切換要求密度(画像密度)により変化し回転数の切換
え範囲が小であれば短く又大であれば長くするように可
変設定)し、切り替えられる画像密度に対応した回転速
度までに最短時間で立ち下げるに最適な反転駆動時間を
設定することができる。
【0060】第3の発明は、駆動制御手段(CPU11
8a)が前記検出手段(例えば周波数235をもとにし
て検出する)が検出する回転速度と前記画像密度を切り
替え密度差分に基づいて設定される所定回転速度とを比
較して反転時間を設定し、過剰な反転駆動を強いること
なく走査手段の回転速度を最短時間で立ち下げることが
できる。
【0061】以下、図4に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る画像形成装置の走査速度制御動作に
ついて説明する。
【0062】図4は、本発明に係る画像形成装置の走査
速度制御手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(4)は各ステップを示す。
【0063】先ず、ステップ(1)で、ホストコンピュ
ータ等から画像密度(印字密度)を高密度から低密度切
換要求がきているかを判別し、要求がきていると判別し
た場合には、ステップ(2)で、CPU118aが逆転
制御信号(C信号)を発生する。
【0064】次に、ステップ(3)で、回転に比例した
周波数235からの出力信号(D信号)を上述DCコン
トローラ118内のCPU118aで検知して、要求さ
れている印字密度に対応した規定回転数以下かどうかを
判断し、規定回転数以下であると判断した場合には、ス
テップ(4)で、CPU118aが逆転制御信号(C信
号)を停止させ、処理を終了する。
【0065】以下、本実施形態と第4の発明の各工程と
の対応及びその作用について図4に示すフローチャート
を参照して説明する。
【0066】第4の発明は、画像情報に基づいて変調さ
れた光ビームを感光体上に走査結像させる走査手段(ポ
リゴンミラーPL)と、前記走査手段を回転駆動させる
駆動手段(スキャナモータ126)とを有する画像形成
装置の走査密度制御方法において、前記画像情報を解析
して画像密度を高密度から低密度に切り替える要求がな
されているかどうかを判定する判定工程(図4のステッ
プ(1))と、該判定結果に基づいて前記画像密度を切
り替える密度差分に基づいて設定される反転時間が経過
するまで前記駆動手段を反転駆動させる反転駆動工程
(図4のステップ(2)〜(4))とを実行して、切り
替えられる画像密度に対応する回転速度に立ち下がるま
での時間を短縮する処理を自動化することができる。
【0067】以上説明した様に、本実施形態によれば高
密度印字から低密度印字要求時のみスキャナモータ回転
を反転させブレーキをかけ立下がり時間を短縮させる事
ができる。
【0068】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システム或いは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。この場合、本発明を
達成するためのソフトウエアによって表されるプログラ
ムを格納した記憶媒体を該システム或いは装置に読み出
すことによって、そのシステム或るいは装置が、本発明
の効果を享受することが可能となる。
【0069】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステム或いは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、判定手段が前記画像密度を高密度から
低密度へ切り替える要求がなされていると判定した場合
に、前記画像密度を切り替える密度差分に基づいて駆動
制御手段が設定される反転時間が経過するまで前記駆動
手段を反転駆動するので、切り替えられる画像密度に対
応する回転速度に立ち下がるまでの時間を短縮すること
ができる。
【0071】第2の発明によれば、駆動制御手段は、前
記駆動手段を反転駆動させる反転時間を前記画像密度を
切り替える密度差分に基づいて可変設定するので、切り
替えられる画像密度に対応した回転速度までに最短時間
で立ち下げるに最適な反転駆動時間を設定することがで
きる。
【0072】第3の発明によれば、駆動制御手段が前記
検出手段が検出する回転速度と前記画像密度を切り替え
密度差分に基づいて設定される所定回転速度とを比較し
て反転時間を設定するので、過剰な反転駆動を強いるこ
となく走査手段の回転速度を最短時間で立ち下げること
ができる。
【0073】第4の発明によれば、画像情報を解析して
画像密度を高密度から低密度に切り替える要求がなされ
ているかどうかを判定し、該判定結果に基づいて前記画
像密度を切り替える密度差分に基づいて設定される反転
時間が経過するまで前記駆動手段を反転駆動するので、
切り替えられる画像密度に対応する回転速度に立ち下が
るまでの時間を短縮する処理を自動化することができ
る。
【0074】従って、画像密度を高密度から低密度に切
り替える際に要した駆動手段の立上り時間を大幅に短縮
して、切り替えられる画像密度に応じた印刷要求に速や
かに応答できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像形成装置の制御
構成を説明するブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す画像形成装置の制御
構成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示したスキャナモータ,スキャナモータ
ドライバの詳細構成を説明する回路ブロック図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の走査速度制御手順
の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
118 DCコントローラ 118a CPU 118b RAM 118c ROM 125 スキャナモータドライバ 126 スキャナモータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に基づいて変調された光ビーム
    を感光体上に走査結像させる走査手段と、前記走査手段
    を回転駆動させる駆動手段と、前記画像情報を解析して
    画像密度を高密度から低密度に切り替える要求がなされ
    ているかどうかを判定する判定手段と、前記画像密度を
    高密度から低密度へ切り替える要求がなされていると判
    定した場合に、前記画像密度を切り替える密度差分に基
    づいて設定される反転時間が経過するまで前記駆動手段
    を反転駆動させる駆動制御手段とを有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御手段は、前記駆動手段を反
    転駆動させる反転時間を前記画像密度を切り替える密度
    差分に基づいて可変設定することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段により回転駆動される走査
    手段の回転速度を検出する検出手段を設け、前記駆動制
    御手段が前記検出手段が検出する回転速度と前記画像密
    度を切り替え密度差分に基づいて設定される所定回転速
    度とを比較して反転時間を設定することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像情報に基づいて変調された光ビーム
    を感光体上に走査結像させる走査手段と、前記走査手段
    を回転駆動させる駆動手段とを有する画像形成装置の走
    査密度制御方法において、前記画像情報を解析して画像
    密度を高密度から低密度に切り替える要求がなされてい
    るかどうかを判定する判定工程と、該判定結果に基づい
    て前記画像密度を切り替える密度差分に基づいて設定さ
    れる反転時間が経過するまで前記駆動手段を反転駆動さ
    せる反転駆動工程とを有することを特徴とする画像形成
    装置の走査密度制御方法。
JP8190184A 1996-07-19 1996-07-19 画像形成装置および画像形成装置の走査密度制御方法 Pending JPH1042108A (ja)

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