JPH1039410A - カメラのミラーバウンド防止装置 - Google Patents

カメラのミラーバウンド防止装置

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JPH1039410A
JPH1039410A JP8194414A JP19441496A JPH1039410A JP H1039410 A JPH1039410 A JP H1039410A JP 8194414 A JP8194414 A JP 8194414A JP 19441496 A JP19441496 A JP 19441496A JP H1039410 A JPH1039410 A JP H1039410A
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Yoshiaki Tanabe
佳明 田辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインミラーのミラーダウン時の動きに連動
してサブミラーのバウンドをも防止し、バウンド時間を
短縮して測距の開始時間を早める。 【解決手段】 メインミラー1の保持枠2をミラーダウ
ン位置に位置決めするメインミラー受け部材21と、そ
の動きを制動するメイン側の制動レバー26とを設け
る。サブミラー11の保持枠12をミラーダウン位置に
位置決めするサブミラー受け部材14と、その動きを制
動するサブ側の制動レバー32とを設ける。前記メイン
側の制動レバーとサブミラー受け部材との間に、第1の
ばね手段25を掛け渡して設ける。また、サブ側の制動
レバー部材とメインミラー受け部材との間に、第2のば
ね手段31を掛け渡して設ける。これらのばね手段によ
り、サブミラー受け部材、メインミラー受け部材の運動
に応じてメイン制動レバー、サブ制動レバーの制動力を
増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばTTL測
光、測距方式による一眼レフカメラにおいてミラー作動
機構に採用するミラーバウンド防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一眼レフカメラには、クイックリターン
ミラー機構として知られるミラー作動機構が用いられて
いる。すなわち、一眼レフカメラによれば、常時は撮影
光路を遮る位置に配置させることにより被写体を観察す
ることが可能なメインミラーを、レリーズ操作に伴う露
光時に跳ね上げ回動させ、撮影光路外の位置に一時的に
退避させることによりフィルムへの露光を行える構成を
採用している。この露光後においては、メインミラー
を、撮影光路内に臨ませ、元のファインダ機能を果たす
被写体の観察位置に戻している。このようなメインミラ
ーの撮影光路内での被写体の観察位置から撮影光路外の
撮影位置までの跳ね上げ動作を、ミラーアップまたはミ
ラー上昇といい、また撮影位置から観察位置への戻し動
作を、ミラーダウンまたはミラー下降という。
【0003】また、上述した一眼レフカメラによれば、
ミラー作動機構において、前記メインミラーをハーフミ
ラーとして構成するとともに背面側にサブミラーを設
け、被写体の観察状態において被写体からの光の一部
を、メインミラーを透過させてサブミラーでカメラ本体
の底部に設けた測距または測光を行う光電変換素子(セ
ンサ部)に向って反射させることにより、撮影準備段階
として測距または測光を行うことが従来から行われてい
る。このような測距または測光を行うことにより、撮影
時における被写体像までの距離を判定し、オートフォー
カスと呼ばれる自動焦点合わせ、あるいは自動露出制御
を行うことができる。
【0004】このようなサブミラーは、前記メインミラ
ーが撮影光路内に臨む被写体の観察位置にあるときには
測距、測光用の光電変換素子に光を反射させて導く第1
の位置にあり、またメインミラーが撮影光路外に退避し
た撮影位置にあるときには、このメインミラーに連動し
て撮影光路外に移動する第2の位置との間で移動可能に
構成されている。
【0005】上述したミラー作動機構において、第1の
ミラー部材であるメインミラーは、被写体の観察位置に
おいて調整可能に設けた第1の制限部材(第1のミラー
受け部材)により位置決めされるように構成されてい
る。また、第2のミラー部材であるサブミラーは、前記
第1の位置において光電変換素子に光を導くことができ
るように調整可能に設けた第2の制限部材(第2のミラ
ー受け部材)により位置決めされるように構成されてい
る。
【0006】このような構成において、メインミラー
は、広く知られている通り、撮影時には観察位置から撮
影位置にミラーアップするとともに、撮影終了後には撮
影位置から観察位置へとミラーダウンし、前記第1の制
限部材に衝突して止まることにより観察位置に位置決め
される。このとき、このメインミラーは、第1の制限部
材に衝突することにより、バウンドしながら徐々にバウ
ンド量が減衰して停止する。また、前記サブミラーも、
メインミラーの動きに連動して第1の位置と第2の位置
との間で移動し、メインミラーのミラーダウン時におい
て第2の位置から第1の位置へと移動したときには、第
2の制限部材に衝突してバウンドしながら徐々に停止す
ることになる。
【0007】本出願人は、上述したミラー作動機構にお
いて、被写体観察用のメインミラーのミラーダウン時に
おけるバウンドを防止しようとするミラーバウンド防止
装置を、特開平7−36105号公報により先に提案し
ている。このミラー作動機構においては、メインミラー
が撮影位置から移動して衝突する観察位置に、第1の制
限部材として、メインミラーの衝突により移動可能に設
けこのメインミラーを所定の位置に位置決めして規制す
るための第1のミラー受け部材と、この第1のミラー受
け部材のカメラ本体に対する相対的な動きを制動するた
めの制動部材を設けている。ここで、メインミラーが第
1のミラー受け部材に衝突したときにこのミラー受け部
材に衝突後、運動量のほとんどを受け渡すように、この
メインミラーの慣性モーメントと第1のミラー受け部材
の慣性モーメントとの関係を決めている。
【0008】このような構成によれば、メインミラーが
ミラーダウン時に第1のミラー受け部材に衝突したとき
に運動量のほとんどを第1のミラー受け部材に受け渡
し、これによりメインミラーはバウンドしようとする衝
撃力が吸収されて動かなくなり、一方第1のミラー受け
部材は制動部材による制動機能により徐々に制動されて
動かなくなる。このようにして、ミラーダウン時のメイ
ンミラーのバウンドを解消している。このような構成を
採用すると、メインミラーのミラーダウン時のバウンド
時間を短くできるため、撮影後、短時間のうちに被写体
の観察や測光、測距を行えるようになり、単位時間当た
りの撮影枚数を多くすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のミラー
バウンド防止装置によれば、カメラの撮影動作終了後に
おけるメインミラーのミラーダウン時において、メイン
ミラーの観察位置でのバウンドをなくせるが、このメイ
ンミラーの背面側に付設しているサブミラーの前記第2
の制限部材への衝突に伴なうバウンドを解消することに
ついての対策は講じられておらず、未だ解決しなければ
ならない点が残っている。
【0010】すなわち、上述したサブミラーも、メイン
ミラーのミラーダウンに連動して撮影光路外へ退避した
第2の位置から撮影光路内に臨んで前記光電変換素子に
光を導くことができる第1の位置へと移動し、この第1
の位置で位置決めする第2の制限部材に衝突してバウン
ドすることが避けられないからである。そして、このサ
ブミラーが第2の制限部材に衝突してバウンドしている
間は、前記光電変換素子への光路が変動するために、光
電変換素子に安定した光を導くことができない。
【0011】このため、上述したミラー作動機構では、
このようなサブミラーのバウンドが収束し、前記光電変
換素子へ安定した光が導かれるようになるまで、光電変
換素子の出力は不安定になる。たとえば光電変換素子を
測距素子として用いる一眼レフカメラの場合には、光電
変換素子の出力が安定するまでに時間がかかるために、
次の撮影を行うための測距開始時間が遅れてしまうとい
う問題がある。このような問題は、光電変換素子が測光
素子である場合にも同様である。
【0012】特に、上述したミラー作動機構において、
メインミラーのミラーダウン時のバウンドを防止するこ
とは、撮影後において次の撮影のための被写体の観察、
さらには測光、測距を行うまでの時間を短縮し、撮影サ
イクル時間を短くして単位時間当たりの撮影枚数を多く
するうえで必要であるが、これと同様にサブミラーのバ
ウンドも、測距、測光の開始時間に影響することから防
止することが必要である。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、特開平7−36105号公報に記載した第
1のミラー(メインミラー)のバウンド防止機構を発展
させ、第2のミラー(サブミラー)の第1の位置でのバ
ウンドをも防止できる構成を採用することにより、たと
えば測距または測光用の光電変換素子によるセンサ部に
導く光を短時間のうちに安定させ、測距または測光の開
始時間を早めることが可能となるカメラのミラーバウン
ド防止装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明に係るカメラのミラーバウンド防止装置
は、被写体の観察位置と撮影位置との間で移動可能な第
1のミラー部材と、この第1のミラー部材が衝突するこ
とによりその運動量のほとんどを受取って運動可能であ
って、この第1のミラー部材を所定の位置に位置決めし
て動きを規制する第1のミラー受け部材と、その動きを
制動する第1の制動部材と、第1のミラー部材が観察位
置にあるときにカメラ本体内のセンサ部に光を導く第1
の位置と第1のミラー部材が撮影位置にあるときに撮影
光路外に退避する第2の位置との間を第1のミラー部材
の移動に連動して移動可能な第2のミラー部材を第1の
位置に位置決めして動きを規制する第2のミラー受け部
材と、第2のミラー部材がこの第2のミラー受け部材に
衝突したときの動きを制動する第2の制動部材とを備
え、第1の制動部材と第2のミラー受け部材との間に第
1のばね手段を、第2の制動部材と第1のミラー受け部
材との間に第2のばね手段を設け、第2のミラー受け部
材、第1のミラー受け部材のいずれかの動きを第1、第
2のばね手段を介して伝えることにより、第1の制動部
材、第2の制動部材による制動力を増加させるように構
成している。
【0015】本発明によれば、ミラーダウン時におい
て、たとえば第1のミラー部材であるメインミラーが第
1のミラー受け部材に衝突し、その運動量のほとんどを
受取ってこの第1のミラー受け部材が揺動回動すること
により、メインミラーのバウンドを防ぎ、このメインミ
ラーを所要の位置に位置決めして停止させることができ
る。また、このときの第1のミラー受け部材の動きによ
って、第1のばね手段により第2の制動部材に作用する
力を増やし、これを第2のミラー受け部材に加えること
により制動力を増加させる。そして、この第2のミラー
受け部材に、第2のミラー部材であるサブミラーが衝突
して第2のミラー受け部材が運動量を受取ると、前記増
大した制動力によって第2のミラー受け部材は制動させ
られて停止する。
【0016】上述した動作とは逆に、ミラーダウン時
に、第2のミラー部材であるサブミラーが第2のミラー
受け部材に衝突し、その運動量のほとんどを受取ってこ
の第2のミラー受け部材が揺動回動することにより、サ
ブミラーのバウンドを防ぎ、このサブミラーを所要の位
置に位置決めして停止させることができる。また、この
ときの第2のミラー受け部材の動きによって、第2のば
ね手段により第1の制動部材に作用する力を増やし、こ
れを第1のミラー受け部材に加えることにより制動力を
増加させる。そして、この第1のミラー受け部材に、第
1のミラー部材であるメインミラーが衝突して第1のミ
ラー受け部材が運動量を受取ると、前記増大した制動力
によって第1のミラー受け部材は制動させられて停止す
る。
【0017】第1のミラー部材は、メインミラーとその
保持枠によって構成され、第2のミラー部材は、少なく
とも一部をハーフミラーとしたメインミラーの背面側に
付設したサブミラーとその保持枠によって構成されてい
る。第1のミラー受け部材、第1の制動部材は、メイン
ミラー受け部材と第1の制動レバー、第2のブレーキば
ねによって構成されている。第2のミラー受け部材、第
2の制動部材は、サブミラー受け部材、第2の制動レバ
ー、第1のブレーキばねによって構成されている。
【0018】センサ部は、測距または測光を行う測距素
子、測光素子のような光電変換素子から構成されるが、
この場合素子からの検出信号を演算、処理する電子回路
も付設される。第1、第2のばね手段は、上述した第
1、第2のブレーキばねによるか、あるいはこれらのば
ねを含んで構成される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明に係るカ
メラのミラーバウンド防止装置を採用したミラー作動機
構の一つの実施の形態を示し、図1はミラーボックスを
省略した要部の構成を側方から見た側面図、図2はその
バウンド防止状態を説明するための側面図である。ここ
で、図1は、第1のミラー部材であるメインミラー1が
図示しない撮影レンズを通してフィルム面に至る撮影光
路を遮るように斜め下向きに臨んでおり、撮影レンズを
通って入射してくる被写体像の光を上方に反射し、図示
しないファインダ光学系により被写体像を観察できる被
写体の観察位置にある場合を示す。また、図2はミラー
ダウン時において、メインミラー1を有するメインミラ
ー保持枠2とサブミラー11を有するサブミラー保持枠
12のバウンド防止を説明するためのものである。
【0020】図1において、符号S1で示すものは撮影
レンズを通る撮影光軸であり、カメラ本体内に入射して
くる光の光軸である。また、S2で示すものは測距用光
学系の光軸または測光用光学系の光軸となる検出光軸
で、前記メインミラー1の少なくとも一部に設けたハー
フミラー部(図示せず)を通過してくる光をカメラ本体
の底部に配設した光電変換素子としての測距素子または
測光素子によるセンサ部(図示せず)に反射させて導く
第2のミラー部材であるサブミラー11による光の光軸
である。ここでは、このセンサ部が測距素子である場合
について述べる。
【0021】図1において符号S3で示すものはファイ
ンダ光軸であり、撮影光路内に臨むメインミラー1で反
射した光を図示しないファインダ光学系によって被写体
像(撮影する画像)を観察するための光軸である。この
実施の形態では、このファインダ光軸S3により導かれ
る光の一部を、測光素子(図示せず)によって測光を行
う場合を説明する。
【0022】前記メインミラー1は、撮影レンズ(図示
せず)からの光をファインダ光学系と上述した測光用光
学系とに導くためのものであって、このメインミラー1
はメインミラー保持枠2に保持されている。このメイン
ミラー保持枠2の上端側には回動軸3が側方に突出して
設けられ、この回動軸3によって図示しないカメラ本体
(たとえばミラーボックス側壁部)に回動自在に支持さ
れている。したがって、メインミラー1は、図1、図2
に示すように、撮影光路を遮るように臨む被写体の観察
位置と撮影光路を開放する被写体の撮影位置との間で回
動可能に支持されている。
【0023】4は前記メインミラー1を常時ミラーダウ
ン方向(図2中矢印A方向)に付勢するミラーばねとし
てのメインミラーダウンばねで、図1に示すように、前
記保持枠2と図示しないミラーボックスの一部との間に
掛け渡して設けている。このメインミラーダウンばね4
の付勢力で、前記メインミラー保持枠2は矢印A方向に
付勢され被写体の観察位置に常時位置するように構成さ
れている。
【0024】上述したメインミラー保持枠2の一部に
は、図示しないがミラーアップレバーが当接し、これに
ミラーアップ方向(図中矢印B方向)への回動力を与え
ることができるように構成されている。すなわち、この
ミラーアップレバーの駆動によりメインミラー保持枠2
は回動し、メインミラー1を撮影光路内に臨む被写体の
観察位置から撮影位置へと図中矢印Bで示すように跳ね
上げ回動させることができる。なお、ここでは、本発明
と直接関係ないから、このようなミラーアップレバーの
駆動についての説明は省略する。
【0025】そして、メインミラー1が上述したように
図中矢印B方向に回動し、撮影光路から退避して撮影位
置で静止する。この状態で撮影が終了すると、前記ミラ
ーアップレバーが退避すると、メインミラーダウンばね
4の付勢力で、メインミラー1(保持枠2)は図中矢印
Aで示すように反時計方向に回動し、図1に示す観察位
置まで移動する。
【0026】前記サブミラー11は、撮影光軸S1を通
っての撮影レンズからの光を測距素子に導くためのもの
であり、メインミラー1の一部に形成したハーフミラー
部を通過した光を、カメラ本体の底部に設けた測距素子
に向って反射するように構成されている。このサブミラ
ー11は、広く知られている通り、前記メインミラー1
のハーフミラー部の背面側に位置するように回動自在に
枢支される。すなわち、12はサブミラー保持枠で、こ
の保持枠12は前記メインミラー保持枠2に設けた軸5
に対し回動自在に設けられ、したがってサブミラー11
とサブミラー保持枠12とは、前記メインミラー1とメ
インミラー保持枠2に対し、図2中矢印Cまたは矢印D
の方向に回動し移動する。
【0027】サブミラー11が図1や図2に示すように
測距可能な位置、すなわちこのサブミラー11が測距素
子に光を導くことができる位置にあるとき、サブミラー
保持枠12の一部12bが、後述する第2のミラー受け
部材であるサブミラー受け部材14の一部に設けた規制
ピン15に当接し、これらサブミラー11とサブミラー
保持枠12とを位置決めして動きを規制し、その位置を
維持するように構成している。このような測距素子に正
しく光りを導くためのサブミラー11の測距可能な位置
は、上述したサブミラー受け部材14の一部に係合する
調整可能な偏心調整ピン16の回動による調整によって
調整可能になっている。
【0028】13は前記サブミラー保持枠12の一部に
設けた二股状部12cに係合する係合ピンで、この係合
ピン13は前記ミラーボックス側壁部に突設され、サブ
ミラー11を、メインミラー1の動きに連動して回動さ
せるためのサブミラー転向用の軸として機能する。すな
わち、メインミラー1がミラーアップしたときには、軸
5によりサブミラー11も上昇するが、このときに前記
二股状部12cのいずれかの側縁が係合ピン13と係合
することにより、回動力が与えられ、回動動作すること
になる。これは、上述したとは逆のミラーダウン時も同
様である。
【0029】17は前記サブミラー保持枠12の引っ掛
け部17aと前記メインミラー保持枠2の引っ掛け部1
7bとの間に掛け渡されたミラーばねであるトグルばね
で、サブミラー11は、このトグルばね17により、メ
インミラー1が撮影位置にある時には図中矢印Dで示す
時計方向に付勢されて撮影光路から退避した状態にな
り、またメインミラー1が観察位置にあるときには、サ
ブミラー11は図中矢印Cで示す方向に付勢され、測距
素子に光を導くことができる位置に移動するように構成
されている。
【0030】図1、図2において符号21で示すもの
は、メインミラー1の観察位置での第1のミラー受け部
材であり、後述するように慣性ブレーキ板として機能す
るように、ミラーボックス側壁部に設けた軸22に対し
て回動自在に支持されている。また、26は第1の制動
部材である第1の制動レバーで、この慣性ブレーキ板と
して機能するメインミラー受け部材21に対して摩擦に
よって制動力を与えるために用いられている。この第1
の制動レバー26は、ミラーボックス側壁部に設けた軸
27に対して回動自在に支持され、かつ後述するブレー
キばね31により図中反時計方向に付勢されている。
【0031】前記慣性ブレーキ板となるメインミラー受
け部材21は、後述するブレーキばね24により図中矢
印Fで示す反時計方向に付勢されているが、ミラーボッ
クス側壁部に取付けた偏心調整ピン23に係止部21c
が当接することにより位置決めされる。また、第1の制
動レバー26は、ブレーキばね31により第1の制動レ
バー26の側縁部を慣性ブレーキ板であるメインミラー
受け部材21の一端部に押し当てられている。これらの
制動レバー26の側縁部と受け部材21の円弧状側端部
21bとの間での摩擦力が、慣性ブレーキ板であるメイ
ンミラー受け部材21の回転速度を減衰する制動力とし
て作用する。
【0032】前記メインミラー受け部材板21の一部に
は、メインミラー1のバウンドが少なくなるようにメイ
ンミラー受け部材21の慣性モーメントを調整する調整
手段として重り25を取付けている。また、前記メイン
ミラー受け部材21には、メインミラー保持枠2の当接
部2cが当接することにより、メインミラー1を被写体
の観察位置で保持する規制ピン部材28が一体的に取付
けられている。この規制ピン部材28の位置決めは、前
記偏心調整ピン23を回動して調整することによりメイ
ンミラー受け部材21を介して行われることになる。
【0033】前記メインミラー1がたとえば被写体の観
察位置にある時に、メインミラー保持枠2の当接部2c
がメインミラー受け部材21の規制ピン部材28に当接
するが、メインミラー受け部材21に作用するブレーキ
ばね24の図中矢印F方向への力がメインミラーダウン
ばね4の図中矢印A方向への力よりも大きいため、メイ
ンミラー1とメインミラー保持枠2の観察位置での位置
決めは、メインミラー受け部材21を介して、偏心調整
ピン23によって行われることになる。
【0034】ここまで説明したメインミラー1(メイン
ミラー保持枠2)におけるバウンド防止装置における原
理は、特開平7−36105号公報により説明したもの
と略同等のものであり、本発明に直接関係しない部分の
説明は省略する。
【0035】本発明によれば、上述した構成において、
メインミラー1およびメインミラー保持枠2のミラーダ
ウン時のバウンドをメインミラー受け部材21および第
1の制動レバー26により防止するとともに、サブミラ
ー11およびサブミラー保持枠12側のバウンドを、メ
インミラー1と同様の構成をもつサブミラー受け部材1
4および第2の制動部材である制動レバー32によって
防止するように構成し、メインミラー受け部材21およ
びサブミラー受け部材14の衝突後の運動を利用して、
前記第1および第2の制動レバー26,32に作用する
制動力を増大させたところを特徴としている。
【0036】これを詳述すると、前記サブミラー受け部
材14は、カメラ本体の一部であるミラーボックス側壁
部等に設けた軸34により回動自在に支持されている。
このサブミラー受け部材14は、前述したメインミラー
受け部材21と同様に、サブミラー11、サブミラー保
持枠12がミラーダウン時に衝突した際に、その運動量
を受取ることができるような慣性ブレーキ板として機能
する。なお、図中35はこのサブミラー受け部材14に
サブミラー11のバウンドが少なくなるように慣性モー
メントを調整するために設けた調整手段である重りであ
る。
【0037】また、このサブミラー受け部材14は、前
記ブレーキばね31により図中矢印Hで示す反時計方向
に付勢され、前記偏心調整ピン16に係止部14cが当
接することにより位置決めされている。この偏心調整ピ
ン16を回動して調整することにより、サブミラー受け
部材14やその規制ピン部材15の位置決めを調整でき
ることは前述した通りである。
【0038】32は第2の制動部材である第2の制動レ
バーであり、慣性ブレーキ板として機能するサブミラー
受け部材14に対して摩擦によって制動力を与えるため
に用いられる。この第2の制動レバー32は、ミラーボ
ックス側壁部に設けた軸33に対して回動自在に支持さ
れている。そして、この第2の制動レバー32は、前記
ブレーキばね24によって側縁部をサブブレーキ受け部
材14の一端部に押し当てられている。この制動レバー
32の側縁部と受け部材14の円弧状側端部14bとの
間での摩擦力が、慣性ブレーキ板であるサブミラー受け
部材14に対して回動速度を減衰するための制動力とし
て作用する。
【0039】ここで、第2のブレーキばね31は、トグ
ルばね17よりも大きな付勢力を有するように設定され
ている。これによって、第2のミラー受け部材14を常
に所定の位置に位置決めしている。
【0040】以上の構成によるミラーバウンド防止装置
は、以下のように動作する。すなわち、撮影終了後のミ
ラーダウン時において、第1のミラー部材であるメイン
ミラー保持枠2が撮影光路外のミラー上昇位置からばね
4の付勢力によって図中反時計方向(矢印A方向)に回
動して下降してくる。この下降動作途中で、サブミラー
保持枠12は、サブミラー反転用の係合ピン13によっ
てトグルばね17の力の方向が反転し、この保持枠12
を軸5回りで反時計方向(図中矢印C方向)に付勢する
ようになる。
【0041】そして、サブミラー保持枠12が規制ピン
15に衝突すると、図2に示すように、サブミラー受け
部材14は、ばね31の付勢力に抗して図中時計方向
(矢印G方向)に回動する。すると、ばね31が伸びて
メインミラー1側である第1の制動レバー26を引張
り、メインミラー受け部材21との押圧力を増す。その
結果、この制動レバー26によるメインミラー受け部材
21の制動力が大きくなる。
【0042】このようにメインミラー1側において、制
動レバー26とメインミラー受け部材21との押圧力が
増している状態で、メインミラー保持枠2がメインミラ
ー受け部材21側の規制ピン28に衝突する。そして、
このメインミラー受け部材21はばね24の付勢力に抗
して時計方向(図中矢印E方向)に回動する。すると、
ばね24が伸びてサブミラー11側の制動レバー32と
サブミラー受け部材14との押圧力を増し、これら間で
の摩擦力を増加させる。その結果、制動レバー32によ
るサブミラー受け部材14の制動力が大きくなる。
【0043】そして、上述した結果として、メインミラ
ー保持枠2、サブミラー保持枠12は共に、それぞれの
受け部材21,14に運動量を受け渡し、さらにこれら
が制動レバー26,32による制動力で回動速度が減衰
されるので、衝突によって反時計方向に回動を始めた受
け部材21,14は、やがてばね24,31の作用によ
って図中反時計方向への回転が停止し、その後ばね2
4,31の作用によって図中時計方向に回転して図1の
一に戻ってきたときの衝突では衝撃が小さく、バウンド
が防止されることになる。
【0044】なお、上述した説明は、ミラーダウン時に
おいて、サブミラー11側が先に規制ピン15に衝突す
る場合を述べたが、メインミラー1側が先に規制ピン2
8に衝突する場合もある。この場合は、以下のように動
作する。すなわち、撮影終了後のミラーダウン時におい
て、第1のミラー部材であるメインミラー保持枠2が撮
影光路外のミラー上昇位置からばね4の付勢力によって
図中反時計方向(矢印A方向)に回動して下降してく
る。この下降動作途中で、サブミラー保持枠12は、サ
ブミラー反転用の係合ピン13によってトグルばね17
の力の方向が反転し、この保持枠12を軸5回りで反時
計方向(図中矢印C方向)に付勢するようになる。
【0045】そして、メインミラー保持枠2がメインミ
ラー受け部材21側の規制ピン28に衝突する。このメ
インミラー受け部材21はばね24の付勢力に抗して時
計方向(図中矢印E方向)に回動する。すると、ばね2
4が伸びてサブミラー11側の制動レバー32とサブミ
ラー受け部材14との押圧力を増し、これらの間での摩
擦力を増加させる。その結果、制動レバー32によるサ
ブミラー受け部材14の制動力が大きくなる。
【0046】このようにサブミラー11側において、制
動レバー32とサブミラー受け部材14との押圧力が増
している状態で、サブミラー保持枠12が規制ピン15
に衝突すると、図2に示すように、サブミラー受け部材
14は、ばね31の付勢力に抗して図中時計方向(矢印
G方向)に回動する。すると、ばね31が伸びてメイン
ミラー1側である第1の制動レバー26を引張り、メイ
ンミラー受け部材21との押圧力を増す。その結果、こ
の制動レバー26によるメインミラー受け部材21の制
動力が大きくなる。
【0047】そして、上述した結果として、メインミラ
ー保持枠2、サブミラー保持枠12は共に、それぞれの
受け部材21,14に運動量を受け渡し、さらにこれら
が制動レバー26,32による制動力で回動速度を減衰
されることにより、バウンドを防止されるという、前述
したと同様の結果となる。
【0048】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、ミラー作動機構の各部の形
状、構造等を適宜変形、変更することは自由である。た
とえば上述したミラー作動機構においてミラーバウンド
防止装置としては、慣性ブレーキ板となるメインミラー
受け部材21、サブミラー受け部材14における重心と
回動中心とを一致させ、露光撮影時におけるカメラを把
持する姿勢差による影響がなくなるように構成してもよ
い。
【0049】さらに、上述した実施の形態では、センサ
部としての光電変換素子が測距素子である場合を説明し
たが測光素子であってもよい。また、上述した実施例で
は、メインミラー保持枠2、サブミラー保持枠11が衝
突する規制ピン28,15を有する受け部材21,14
の偏心した位置に調整手段として重り25,35を設け
ているが、それぞれの慣性モーメントを配慮して設ける
とよく、その取付位置を微調整可能に構成してもよい。
【0050】
【実施例】カメラとして、TTL測光、測距方式による
一眼レフカメラを例示し、かつ第2のミラー部材である
サブミラー11で反射することによりカメラ本体の底部
に設けたセンサ部となる光電変換素子による測距素子で
測距を行う場合を示す。第1のミラー部材であるメイン
ミラー1のミラーダウン時のバウンドを、衝突時にその
運動量のほとんどを受け取るような慣性モーメントをも
って形成したメインミラー受け部材21と制動レバー2
6、ブレーキばね31を用いて防止する構造としてい
る。また、第2のミラー部材であるサブミラー11のミ
ラーダウン時のバウンドを、衝突時にその運動量のほと
んどを受け取るような慣性モーメントをもって形成した
サブミラー受け部材14と制動レバー32、ブレーキば
ね24を用いて防止する構造としている。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
のミラーバウンド防止装置によれば、第1のミラー部材
が衝突することにより運動量のほとんどを受取って移動
し第1のミラー部材を所定の位置に位置決めする第1の
ミラー受け部材と、その動きを制動する第1の制動部材
と、第1のミラー部材の移動に連動して移動可能な第2
のミラー部材を第1の位置に位置決めする第2のミラー
受け部材と、これに第2のミラー部材が衝突したときの
動きを制動する第2の制動部材を備え、第1の制動部材
と第2のミラー受け部材との間に第1のばね手段を、第
2の制動部材と第1のミラー受け部材との間に第2のば
ね手段を設け、第2のミラー受け部材、第1のミラー受
け部材の動きを、第1、第2のばね手段を介して伝えて
制動力を増加させるようにしたので、簡単な構成である
にもかかわらず、以下に述べる優れた効果を奏する。
【0052】本発明によれば、第1のミラー受け部材の
動きに連動して第2のミラー受け部材に対しての第2の
制動部材による制動力を増大させるか、あるいは第2の
ミラー受け部材の動きに連動して第1のミラー受け部材
に対しての第1の制動部材による制動力を増大させるこ
とにより、第1、第2のミラーのバウンドを共に防止す
ることができる。したがって、従来から知られているも
のよりも、各ミラーのバウンドを速やかに解消し、たと
えば測距または測光用の光電変換素子によるセンサ部に
導く光を安定させるための時間を短縮し、測距または測
光の開始時間を早めることができる。
【0053】すなわち、本発明によれば、第1のミラー
受け部材の動きに連動して第2のミラー受け部材のバウ
ンド防止機構を付設することにより、第2のミラー部材
のバウンドを確実に減少させることができる。これによ
り、測距素子または測光素子となる光電変換素子のよう
なセンサ部に導かれる光を安定するまでの時間を短縮
し、測距開始時間または測光開始時間を早めることがで
きる。
【0054】したがって、このような構成によるミラー
バウンド防止装置を採用したミラー作動機構を有するカ
メラでは、連続撮影時における測距、測光のための時間
を多くとれ、測距精度、測光精度を高めることができ
る。さらに、本発明によれば、連続撮影時において一こ
ま撮影するのに要する時間を短縮でき、単位時間当たり
の撮影こま数を増やすことができる。
【0055】また、本発明によれば、第1または第2の
ミラー受け部材の動きを利用して、それぞれ第2の制動
部材または第1の制動部材による押圧力を増大させるこ
とによって、制動効果を高めるという、簡単な構成によ
って得られるブレーキ装置をカメラ本体内に簡単に組込
むことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカメラのミラーバウンド防止装
置の一つの実施の形態を示し、ミラー作動機構のミラー
ボックスを除いた要部の構成を示す側面図である。
【図2】 図1に示すミラー作動機構において、ミラー
ダウン時における状態を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1…メインミラー(第1のミラー部材)、2…メインミ
ラー保持枠(第1のミラー部材)、3…回動軸、4…メ
インミラーダウンばね、5…軸、11…サブミラー(第
2のミラー部材)、12…サブミラー保持枠(第2のミ
ラー部材)、13…係合ピン、14…サブミラー受け部
材(第2のミラー受け部材)、14b…円弧状側端部、
15…規制ピン部材、16…偏心調整ピン、17…トグ
ルばね、21…第1のミラー受け部材(メインミラー受
け部材)、21b…円弧状側端部、22…軸、23…偏
心調整ピン、24…ブレーキばね(第1のばね手段)、
25…重り、26…第1の制動レバー(第1の制動部
材)、27…軸、28…規制ピン部材、31…ブレーキ
ばね(第2のばね手段)、32…第2の制動レバー(第
2の制動部材)、33…軸、34…軸、35…重り、S
1…撮影光軸、S2…測距用の検出光軸、S3…ファイ
ンダ光軸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光路を遮る被写体の観察位置と撮影
    光路を開放する被写体の撮影位置との間に移動可能に設
    けた第1のミラー部材と、 この第1のミラー部材が衝突することにより運動量のほ
    とんどを受取って移動しこの第1のミラー部材を所定の
    位置に位置決めして動きを規制する第1のミラー受け部
    材と、 この第1のミラー受け部材の動きを制動する第1の制動
    部材とを備えているカメラのミラーバウンド防止装置に
    おいて、 前記第1のミラー部材が被写体の観察位置にあるときに
    カメラ本体内のセンサ部に被写体からの光を導く第1の
    位置と、前記第1のミラー部材が被写体の撮影位置にあ
    るときに撮影光路外に退避する第2の位置との間を、第
    1のミラー部材の移動に連動して移動するように設けた
    第2のミラー部材と、 この第2のミラー部材を前記第1の位置に位置決めして
    動きを規制する第2のミラー受け部材と、 前記第2のミラー部材がこの第2のミラー受け部材に衝
    突したときの動きを制動する第2の制動部材とを備え、 前記第1の制動部材と前記第2のミラー受け部材との間
    に第1のばね手段を設けるとともに、 前記第2の制動部材と前記第1のミラー受け部材との間
    に第2のばね手段を設け、 前記第2のミラー受け部材、第1のミラー受け部材のい
    ずれかの動きを前記第1、第2のばね手段を介して伝え
    ることにより、第1の制動部材、第2の制動部材による
    制動力を増加させるように構成したことを特徴とするカ
    メラのミラーバウンド防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラのミラーバウンド
    防止装置において、 第1および第2のミラー受け部材に、第1、第2のミラ
    ー部材が衝突したときのそれぞれの慣性モーメントを調
    整するための調整手段を設けたことを特徴とするカメラ
    のミラーバウンド防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のカメラの
    ミラーバウンド防止装置において、 第1、第2のミラー受け部材に付勢力を与える第1およ
    び第2のばね手段を、それぞれに対応する第1、第2の
    ミラー部材を付勢するミラーばねよりも大きな付勢力を
    もつように構成したことを特徴とするカメラのミラーバ
    ウンド防止装置。
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