JPH1037291A - コンクリート溝蓋 - Google Patents

コンクリート溝蓋

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JPH1037291A
JPH1037291A JP22430696A JP22430696A JPH1037291A JP H1037291 A JPH1037291 A JP H1037291A JP 22430696 A JP22430696 A JP 22430696A JP 22430696 A JP22430696 A JP 22430696A JP H1037291 A JPH1037291 A JP H1037291A
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ditch
grating
opening
groove
rainwater
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JP22430696A
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Tadao Aki
忠男 秋
Shinji Haraguchi
信司 原口
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来のコンクリート溝蓋と溝壁の境い目の5m
mの間隔に雨水の運んできた砂や粘土の細かい粒子を詰
まらなくするとともに、雨水の量が大きくても、側溝へ
の流入を確保すること。 【解決手段】コンクリート溝蓋1の溝方向中央部に上面
に導入口3、その下面中央部に導入口3と同一幅W2の
溝開口4を設け、導入口3内に溝開口4の長さL3より
長い長さL4のグレーチング2を嵌合し、グレーチング
2両側端と溝蓋1両側端との間に空隙部3aを有し、さ
らにグレーチング2の両側下面には補強板5,5を結合
し、補強板5は溝蓋1両端から溝開口4に達し、かつ導
入口3、溝開口4の幅より広い幅を有し、ブリッジ4
a,4aを溝方向にまたいで埋設されている、コンクリ
ート溝蓋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】主として道路両側に用いられ
る側溝のコンクリート溝蓋。
【0002】
【従来技術】従来のコンクリート溝蓋は溝内への流入口
が、多く中央部に位置しているため、溝両側から流れ込
んでくる雨水は溝蓋と溝壁の境い目のほぼ5mmの間隔
を載り越え、中央部に位置する流入口に流れ込む。
【0003】このため、雨水が溝蓋と溝壁の境い目のほ
ぼ5mmの間隔を載り越えるとき、雨水の運んできた砂
や粘土の細かい粒子を前記5mmの間隔に落とし込む。
この結果、前記5mmの間隔が詰まるので、雨水は中央
部の流入口に集注し、雨水の量が大きいときは雨水の処
理が困難になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンクリート溝
蓋と溝壁の境い目の5mmの間隔に雨水の運んできた砂
や粘土の細かい粒子を詰まらなくするとともに、雨水の
量が大きくても、側溝への流入を確保すること。
【0005】
【課題を解決するための手段】コンクリート溝蓋1の溝
方向中央部に上面に導入口3、その下面中央部に導入口
3と同一幅W1の溝開口4を設け、導入口3内に溝開口
4の長さL3より長い長さL4のグレーチング2を嵌合
し、グレーチング2両側端と溝蓋1両側端との間に空隙
部3aを有し、
【0006】さらにグレーチング2の両側下面には補強
板5,5を結合し、補強板5は溝蓋1両端から溝開口4
に達し、かつ導入口3、溝開口4の幅W2より広い幅W
1を有し、ブリッジ4a,4aを溝方向にまたいで埋設
されている、コンクリート溝蓋。
【0007】
【実施の形態】以下本発明の実施の形態について説明す
る。図1は本発明溝蓋の斜視図、図2aは図1のf2a
−f2aで切断した斜視図である。図2bはグレーチン
グ2と補強板5の斜視図。図3はグレーチング2と補強
板5を取り除いた溝蓋1の斜視図である。図4は導入口
3、溝開口4、補強板5、グレーチング2の長さの比較
図、図5は補強板5、導入口3、溝開口4の幅の比較図
である。
【0008】本発明溝蓋1はその溝方向中央部を横切っ
て導入口3および溝開口4を設ける。溝開口4は導入口
3の下面中央部に同一幅W2で開口されている。そして
導入口3にグレーチング2が嵌め込まれており、グレー
チング2の両側端と溝蓋1両側端との間には、空隙部3
aが残されている。すなわち、グレーチング2の長さL
2は導入口3の長さL1より小さく設定される。
【0009】さらにグレーチング2の両側下面には補強
板5,5を結合し、補強板5は溝蓋1両端から溝開口4
に達し、かつ導入口3、溝開口4の幅W2より広い幅W
1を有し、ブリッジ4a,4aを溝方向にまたいで埋設
されている。
【0010】以下、その作用について説明する。本発明
溝蓋1は図3に示すように溝壁Gの段部G1に懸架され
ている。本発明溝蓋1を用いるときは、道路面より溢流
してくる雨水などは、集注的に空隙部3aに導入され、
グレーチング2に入り、溝開口4を経て溝内に排水され
る。
【0011】本発明の溝蓋1は従来の溝蓋では設けられ
ていなかった空隙部3aを設けたので、空隙部3aには
グレーチング2は存在せず、弱線となる。本発明ではこ
のため、補強板5を図4、図5のように長さL2、幅W
1とし、空隙部1a,1aをまたいで、かつ、溝蓋1の
両端から溝開口4に達するようにブリッジ4a,4a上
面に埋設されている。そして、補強板5をグレーチング
2と一体に結合した。
【0012】この結果グレーチング2と一体に結合され
た補強板5,5は空隙部3aの存在に起因する圧縮また
は屈曲に対して充分な対向力を発揮する。
【0013】
【効果】▲a▼ 道路面からの雨水などは、空隙部3a
に集注的に流れ込むので、溝壁Gと溝蓋1の間隙部が詰
まることがなく、溢流した雨水などの排水効率がよい。
【0014】▲b▼ 導入口3の長さL1 グレーチング2の長さL2 溝開口4の長さL3 補強板5の長さL4 補強板5の幅 W1 導入口3、溝開口4の幅 W2 として L1=L3+2L4 L1>L2>L3 W1>W2 の関係から空隙部3aの存在に起因して発生する屈曲あ
るいは圧縮に対して、グレーチング2と一体に結合した
補強板5,5は有効な抵抗となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 溝蓋1の斜視図、
【図2】▲a▼ 図1f2−f2矢視図、▲b▼ グレ
ーチング2の斜視図、
【図3】 グレーチング2、補強板5を取り除いたブリ
ッジ4aで切断した矢視図、
【図4】 導入口3、溝開口4、導入口3、補強板5、
グレーチング2の長さの比較図、
【図5】 補強板5、導入口3の幅の比較図、
【符号の説明】
1:溝蓋、2:グレーチング、3:導入口、3a:空隙
部、4:溝開口、4a:ブリッジ、5:補強板、G:溝
壁、G1:段部、W1:補強板5の幅、W2:導入口
3、溝開口4の幅、l.1:導入口3の長さ、L2:グ
レーチング2の長さ、L3:溝開口4の長さ、l.4:
補強板5の長さL4。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート溝蓋1の溝方向中央部に上
    面に導入口3、その下面中央部に導入口3と同一幅W2
    の溝開口4を設け、 導入口3内に溝開口4の長さL3より長い長さL4のグ
    レーチング2を嵌合し、 グレーチング2両側端と溝蓋1両側端との間に空隙部3
    aを有し、 さらにグレーチング2の両側下面には補強板5,5を結
    合し、補強板5は溝蓋1両端から溝開口4に達し、かつ
    導入口3、溝開口4の幅W2より広い幅W1を有し、ブ
    リッジ4a,4aを溝方向にまたいで埋設されている、
    コンクリート溝蓋。
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