JPH1036198A - CdMnHgTe単結晶の製造方法 - Google Patents

CdMnHgTe単結晶の製造方法

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JPH1036198A
JPH1036198A JP19315996A JP19315996A JPH1036198A JP H1036198 A JPH1036198 A JP H1036198A JP 19315996 A JP19315996 A JP 19315996A JP 19315996 A JP19315996 A JP 19315996A JP H1036198 A JPH1036198 A JP H1036198A
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single crystal
cdmnhgte
lot
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crystal
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JP19315996A
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Koichi Onodera
晃一 小野寺
Susumu Takeda
進 武田
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低損失のCdMnHgTe単結晶を得るこ
と。 【解決手段】 THM法を用いてCdMnHgTe単結
晶7を製造する際、出発材料として(Cd1-x-y Mnx
Hgy 1 Te1+z の組成を有する多結晶ロット4と
(Cd1-u-v Mnu Hgv 1 Te1+k の組成を有する
母材ロット5とが用いられ、zの範囲が0.05≦z≦
0.5に規定され、kの範囲が1.5≦k≦4に規定さ
れる。この際、多結晶ロット及び母材ロットはそれぞれ
高圧炉で処理された後急冷される。さらに、母材ロット
の厚さは育成されるべき単結晶の径の1/2以上かつ2
倍以下の範囲とされ、THM法において用いられるヒー
タの溶融帯幅は育成されるべき単結晶の径の1/4以上
かつ1倍以下の範囲とされる。また、単結晶の育成に用
いられる種結晶6は、その組成がCdTe、CdMnT
e、又はCdMnHgTeであり、(111)方位が用
いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CdMnHgTe
単結晶の製造方法に関し、特に、0.98μm帯乃至
1.064μm帯励起光増幅器に用いられる光アイソレ
ータ材料であるCdMnHgTe単結晶の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】CdリッチCdMnHgTe単結晶を育
成する際には、一般に、ブリッジマン法(例えば、K.
Onodera et al.ELECTRONICS
LETTERS 10th November 19
94 vol.30 No.23 pp1954−19
55参照)又は再結晶法(例えば、K.Onodera
et al.ICTMC−10、Suttgart、1
995、Sep.192A−1参照)が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブリッジマ
ン法を用いた際には、結晶長手方向における組成偏析が
大きく、このため、結晶長手方向において不純物の混入
量が変化する。このように、結晶長手方向において不純
物の混入量が変化すると、CdMnHgTe単結晶にお
いて、低損失(例えば、0.2dB未満)の領域が局部
的に得られるのみである。言い換えると、ブリッジマン
法を用いた際には、低損失のCdMnHgTe単結晶を
得ることが難しいという問題点がある。
【0004】加えて、前述のように結晶長手方向におけ
る組成偏析が大きいと、工業的な量産化が難しいという
問題点もある。
【0005】一方、再結晶法を用いた際には、Hgの組
成比が0.15を越えると、高蒸気圧成分であるHgの
組成制御が複雑となって、単結晶製造の際用いられる多
結晶原料ロットの作成が難しくなってしまうという問題
点がある。
【0006】再結晶法におけるこのような不具合は、原
料材料におけるTe比を増やすことによって回避できる
けれども、Te比を増やすと、単結晶の育成後、Teが
粒界に析出してしまう。
【0007】加えて、固相法では完全な単結晶化は極め
て困難であり、しかも固相法を用いて単結晶を製造した
としても、その光透過損失は約0.4dBであり、低損
失材料を得ることが難しい。
【0008】本発明の目的は低損失のCdMnHgTe
単結晶を得ることのできる製造方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、THM
法を用いてCdMnHgTe単結晶を製造する際、出発
材料として(Cd1-x-y Mnx Hgy 1 Te1+z の組
成を有する多結晶ロットと(Cd1-u-v Mnu Hgv
1 Te1+k の組成を有する母材ロットとが用いられ、z
の範囲が0.05≦z≦0.5に規定され、kの範囲が
1.5≦k≦4に規定されていることを特徴とするCd
MnHgTe単結晶の製造方法が得られる。
【0010】この際、前記多結晶ロット及び前記母材ロ
ットはそれぞれ高圧炉で処理された後急冷される。ま
た、前記母材ロットの厚さは育成されるべき単結晶の径
の1/2以上かつ2倍以下の範囲とされ、前記THM法
において用いられるヒータの溶融帯幅は前記育成される
べき単結晶の径の1/4以上かつ1倍以下の範囲とされ
る。
【0011】そして、単結晶の育成に用いられる種結晶
は、その組成がCdTe、CdMnTe、又はCdMn
HgTeであり、さらに(111)方位を有しており、
前記母材ロット、前記多結晶ロット、及び前記種結晶は
石英るつぼに装填されて、真空度1×10-6Torr以
下で真空封入された後、前記TEM法によって単結晶を
製造する。
【0012】上述のようにzの範囲を規定することによ
って、Hg量の増加に伴う蒸気圧の上昇が抑制され、高
圧急冷法により合成される多結晶ロットの組成偏析を問
題がない程度となる。また、上述のようにkの範囲を規
定することによって、単結晶育成の際るつぼからのSi
2 の混入を抑制できる。
【0013】加えて、結晶の製法上ゾーンが狭いヒータ
を使用するので、母材ロッドの厚さがヒータゾーンの厚
さより厚くなると、局部的な温度変動が固液界面まで影
響を与え、Teが析出する。そして、上述のように、母
材ロットの厚さを規定すると、Te析出に自由(フリ
ー)となる。
【0014】また、上述のようにヒータの溶融帯幅を規
定すると、組成変動の偏析を抑制でき、良好な結晶(単
結晶)が得られる。種結晶として(111)方位を用い
ると、シングルグレインを得ることが容易となる。
【0015】本発明によって製造されたCdMnHgT
e単結晶は、例えば、波長が0.98乃至1.064μ
m帯の励起光増幅器に用いられLDモジュール化が可能
な低損失光アイソレータ材料として用いられる。そし
て、本発明では、消光比>40dB、光透過損失<0.
2dBの高性能CdMnHgTe単結晶を安価に得るこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0017】まず、CdMnHgTe単結晶の製造の際
用いられる多結晶ロット及び母材ロットの製造について
概説する。
【0018】原料(Cd、Mn、HgTe、及びTe)
をその組成比がCd0.7 Mn0.15Hg0.15Te1.1 とな
るように秤量し、この原料を石英るつぼ(直径20mm
×長さ120mm)に100グラム配合して真空封入し
た。次に、高圧炉を用いて、石英るつぼを温度1050
℃、圧力35atmで3時間保持した。その後、石英る
つぼを急冷して多結晶ロットを得た。
【0019】同様にして、原料(Cd、Mn、HgT
e、及びTe)をその組成比がCd0. 3 Mn0.2 Hg
0.5 Te1+3 となるように秤量し、この原料を石英るつ
ぼ(直径20mm×長さ120mm)に100グラム配
合して真空封入した。次に、高圧炉を用いて、石英るつ
ぼを温度900℃、圧力20atmで3時間保持した。
その後、石英るつぼを急冷して母材ロットを得た。
【0020】図1を参照して、上述のようにして得られ
た多結晶ロット4(ここでは、多結晶ロットの寸法は、
直径20mm×長さ30mmである)及び母材ロット5
(ここでは、母材の寸法は、直径20mm×長さ30m
mである)を石英るつぼ2に装填し真空封入した(図1
(a))。この際、石英るつぼ2の下端には種結晶6が
配置される。この種結晶はその組成がCdTe、CdM
nTe、又はCdMnHgTeであり、さらに(11
1)方位が用いられる。なお、真空封入の際には、真空
度1×10-6Torr以下で真空封入される。
【0021】この石英るつぼ2をTEM(Travel
ling Heater Method)炉1内に配置
した。そして、炉1の温度を800℃とした。るつぼ昇
降装置3を用いて、るつぼ2を5rpmで回転させつ
つ、降下速度5mm/日で降下させ、多結晶ロット4を
溶融させつつ(メルト8)単結晶7を育成した(図1
(b))。この際の炉1内における位置と温度との関係
は図1(c)に示す状態であった。
【0022】ここで、多結晶ロットの組成を(Cd
1-x-y Mnx Hgy 1 Te1+z で表し、母材ロットの
組成を(Cd1-u-v Mnu Hgv 1 Te1+k で表し、
上記のz及びkを変化させて、図1で説明したようにし
て、単結晶を製造した。その結果を図2に示す。
【0023】(1) まず、z=0.1(例えば、x=y=
0.15)として、つまり、多結晶ロットの組成をCd
0.7 Mn0.15Hg0.15Te1.05として、k=1,1.
5,3,4,及び5と変化させて(この際、例えば、u
=0.2、v=0.5である)、単結晶を製造した(図
2において、この単結晶をTG−1で示す)。
【0024】この際、炉の溶融帯の幅(H)を3,5,
10,20,及び30mmと変化させるとともに、母材
ロットの厚さ(L)を5,10,20,40,及び50
mmと変化させた。さらに、種結晶がある場合(有)と
ない場合(無)とについて単結晶の製造を行った。
【0025】上述のようにして製造された単結晶の特性
について調べたところ、1.5≦k≦3の範囲で光透過
損失が0.2dB以下となることがわかった。さらに、
5≦H≦20及び10≦L≦40の範囲で、組成偏析が
許容できる範囲であった。また、種結晶有りの際には、
単結晶がシングルグレインとなった。
【0026】このように、z=0.1の際、1.5≦k
≦3、5≦H≦20及び10≦L≦40の範囲で、良好
なCdMnHgTe単結晶が得られることがわかる。
【0027】(2) 次に、k=3(つまり、母材ロットの
組成をCd0.3 Mn0.2 Hg0.5 Te4 )、炉の溶融帯
の幅(H)を20mm、母材ロットの厚さ(L)を15
mm、及び種結晶を有りとして、z=0(つまり、多結
晶ロットの組成をCd0.7 Mn0.15Hg0.15Te1 )に
して単結晶を製造した(図2において、この単結晶をT
G−2で示す)。
【0028】上述のようにして製造された単結晶の特性
について調べたところ、多結晶合成時にるつぼ破裂確率
50%であり、結晶長手方向の組成偏析からみた良品率
は50%であった。
【0029】上述の結果から、容易に理解できるよう
に、z=0の場合には、るつぼ破損確率が高くなり、し
かも、良好な単結晶を得ることが難しくなる。
【0030】(3) 同様にして、k=3(つまり、母材ロ
ットの組成をCd0.3 Mn0.2 Hg0.5 Te4 )、炉の
溶融帯の幅(H)を20mm、母材ロットの厚さ(L)
を15mm、及び種結晶を有りとして、z=0.05
(つまり、多結晶ロットの組成をCd0.7 Mn0.15Hg
0.15Te1.05)にして単結晶を製造した(図2におい
て、この単結晶をTG−3で示す)。
【0031】上述のようにして製造された単結晶の特性
について調べたところ、多結晶合成時にるつぼ破裂確率
20%であり、結晶長手方向の組成偏析からみた良品率
は80%であった。
【0032】上述の結果から、容易に理解できるよう
に、z=0.05の場合には、るつぼ破損確率が低くな
り、しかも、良好な単結晶を得ることができる。
【0033】(4) さらに、k=3(つまり、母材ロット
の組成をCd0.3 Mn0.2 Hg0.5Te4 )、炉の溶融
帯の幅(H)を20mm、母材ロットの厚さ(L)を1
5mm、及び種結晶を有りとして、z=0.5(つま
り、多結晶ロットの組成をCd0.7 Mn0.15Hg0.15
1.5 )にして単結晶を製造した(図2において、この
単結晶をTG−4で示す)。
【0034】上述のようにして製造された単結晶の特性
について調べたところ、多結晶合成時にるつぼ破裂確率
0%であり、結晶長手方向の組成偏析からみた良品率は
50%であった。
【0035】上述の結果から、容易に理解できるよう
に、z=0.5の場合には、るつぼ破損確率が低くな
り、しかも、良好な単結晶を得ることができる確率が高
くなる。
【0036】(5) また、k=3(つまり、母材ロットの
組成をCd0.3 Mn0.2 Hg0.5 Te4 )、炉の溶融帯
の幅(H)を20mm、母材ロットの厚さ(L)を15
mm、及び種結晶を有りとして、z=1.0(つまり、
多結晶ロットの組成をCd0. 7 Mn0.15Hg0.15
2 )にして単結晶を製造した(図2において、この単
結晶をTG−5で示す)。
【0037】上述のようにして製造された単結晶の特性
について調べたところ、多結晶合成時にるつぼ破裂確率
0%であり、結晶長手方向の組成偏析からみた良品率は
10%であった。
【0038】上述の結果から、容易に理解できるよう
に、z=1.0の場合には、るつぼ破損確率は低くなる
ものの良好な単結晶を得ることが難しくなる。
【0039】図2から明らかなように、多結晶ロットと
して(Cd1-x-y Mnx Hgy 1Te1+z の組成を有
し、zの範囲を0.05≦z≦0.5とするとともに、
母材ロットとして(Cd1-u-v Mnu Hgv 1 Te
1+k の組成を有し、kの範囲を1.5≦k≦4とするこ
とによって、良好な単結晶が得られることがわかる。
【0040】さらに、母材ロットの厚さ(L)を育成結
晶径(D0 )に対して、(1/2)×D0 ≦L≦2×D
0 とし、さらに、THM法のヒータの溶融帯幅(H)を
育成結晶径(D0 )に対して、(1/4)×D0 ≦H≦
0 とすると、組成偏析が許容範囲となる。
【0041】このように、本発明では、多結晶ロットの
合成が困難となるHg濃度(y>1)において、蒸気圧
を抑制して多結晶ロットの組成偏析を規定している。さ
らに、低損失素子の合成を達成するため、石英るつぼ材
の混入を抑制して、SiO2の混入が光透過損失に影響
を与えない範囲で育成温度が選択できるように母材ロッ
トの組成を規定している。
【0042】また、結晶の長手方向の組成偏析が量産レ
ベルにおいて問題がない範囲に抑制できるようにTHM
炉のヒータゾーンを規定している。シングルグレイン化
は、結晶チップの良品率に影響を与えるので特定方位を
有する種結晶を用いることでシングルグレイン化を達成
している。例えば、(111)方位を有する種結晶を用
いると、高消光比が比較的容易に得られる。
【0043】そして、本発明を用いることによって、波
長が0.98乃至1.064μm帯励起光増幅器に用い
られ、LDモジュール化が可能な低損失光アイソレータ
材料を提供することができる。つまり、本発明によれ
ば、消光比>40dB、光透過損失<0.2dBの高性
能素子を安価に提供できる。
【0044】比較のため、従来の製造方法で製造された
CdMnHgTe単結晶の特性と本発明による製造方法
で製造されたCdMnHgTe単結晶の特性を図3に示
す。図3から明らかなように、ブリッジマン法及び再結
晶法に比べてTHM法が優れていることがわかる。な
お、図3において、“2mm×2mmチップコスト”は
ブリッジマン法によるコストを1とした際の他の相対値
で表されている。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、波長
が0.98乃至1.064μm帯励起光増幅器に用いら
れLDモジュール化が可能な低損失光アイソレータ材料
を提供することができ、消光比>40dB、光透過損失
<0.2dBの高性能素子を安価に提供できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCdMnHgTe単結晶の製造方
法の一例を説明するための図であり、(a)は石英るつ
ぼへの装填状態を示す図、(b)は単結晶製造装置を説
明するための図であり、(c)は炉内の温度分布を示す
図である。
【図2】本発明によって製造されたCdMnHgTeの
特性を説明するための図である。
【図3】本発明による製造方法と従来の製造方法とを比
較して示す図である。
【符号の説明】
1 THM炉加熱装置 2 石英るつぼ 3 るつぼ昇降装置 4 CdMnHgTe多結晶ロット 5 母材ロット 6 種結晶 7 単結晶 8 メルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 THM法を用いてCdMnHgTe単結
    晶を製造する際、出発材料として(Cd1-x-y Mnx
    y 1 Te1+z の組成を有する多結晶ロットと(Cd
    1-u-v Mnu Hgv 1 Te1+k の組成を有する母材ロ
    ットとが用いられ、zの範囲が0.05≦z≦0.5に
    規定され、kの範囲が1.5≦k≦4に規定されている
    ことを特徴とするCdMnHgTe単結晶の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたCdMnHgTe
    単結晶の製造方法において、前記多結晶ロット及び前記
    母材ロットはそれぞれ高圧炉で処理された後急冷される
    ようにしたことを特徴とするCdMnHgTe単結晶の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたCdMnHgTe
    単結晶の製造方法において、前記母材ロットの厚さは育
    成されるべき単結晶の径の1/2以上かつ2倍以下の範
    囲にあることを特徴とするCdMnHgTe単結晶の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されたCdMnHgTe
    単結晶の製造方法において、前記THM法において用い
    られるヒータの溶融帯幅は前記育成されるべき単結晶の
    径の1/4以上かつ1倍以下の範囲にあることを特徴と
    するCdMnHgTe単結晶の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載されたCdMnHgTe
    単結晶の製造方法において、単結晶の育成に用いられる
    種結晶は、その組成がCdTe、CdMnTe、又はC
    dMnHgTeであり、さらに(111)方位を有する
    ことを特徴とするCdMnHgTe単結晶の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載されたCdMnHgTe
    単結晶の製造方法において、前記母材ロット、前記多結
    晶ロット、及び前記種結晶は石英るつぼに装填されて、
    真空度1×10-6Torr以下で真空封入された後、前
    記TEM法によって単結晶を製造するようにしたことを
    特徴とするCdMnHgTe単結晶の製造方法。
JP19315996A 1996-07-23 1996-07-23 CdMnHgTe単結晶の製造方法 Withdrawn JPH1036198A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101871123A (zh) * 2010-06-12 2010-10-27 上海大学 移动碲溶剂熔区法生长碲锌镉晶体的方法及装置

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