JPH1035939A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート搬送装置及び画像形成装置Info
- Publication number
- JPH1035939A JPH1035939A JP8194464A JP19446496A JPH1035939A JP H1035939 A JPH1035939 A JP H1035939A JP 8194464 A JP8194464 A JP 8194464A JP 19446496 A JP19446496 A JP 19446496A JP H1035939 A JPH1035939 A JP H1035939A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- spur
- pair
- roller
- rotating body
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- Pending
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート搬送装置及び画像形成装置において、
シートに搬送力を付与する回転体対によるシート挟持力
を安定させ、シート搬送精度を高めることを可能とす
る。 【解決手段】 シートを挟持して搬送力を付与する第一
回転体対と、前記第一回転体対よりもシート搬送方向下
流側に配設され、シートを挟持して搬送力を付与する第
二回転体対と、を有し、前記第二回転体対によるシート
挟持力を変化可能に構成したことを特徴とする。
シートに搬送力を付与する回転体対によるシート挟持力
を安定させ、シート搬送精度を高めることを可能とす
る。 【解決手段】 シートを挟持して搬送力を付与する第一
回転体対と、前記第一回転体対よりもシート搬送方向下
流側に配設され、シートを挟持して搬送力を付与する第
二回転体対と、を有し、前記第二回転体対によるシート
挟持力を変化可能に構成したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタや複写機、
或いはファクシミリ装置等に用いられるシート搬送装置
等に関し、更に詳しくはシートを精度良く搬送すること
が可能なシート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
に関する。
或いはファクシミリ装置等に用いられるシート搬送装置
等に関し、更に詳しくはシートを精度良く搬送すること
が可能なシート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置はシートを搬
送して画像を形成するが、その構成としては、図４(a)
に示すように、搬送ローラ対50によってシートＳを画像
記録部51へ搬送し、該画像記録部51で所定画像が記録さ
れたシートＳを排出ローラ対52によって排出するように
している。
送して画像を形成するが、その構成としては、図４(a)
に示すように、搬送ローラ対50によってシートＳを画像
記録部51へ搬送し、該画像記録部51で所定画像が記録さ
れたシートＳを排出ローラ対52によって排出するように
している。
【０００３】そして、前記シートＳを搬送する搬送ロー
ラ対50及び排出ローラ対52はそれぞれ駆動ローラ50ａ，
52ａに対してピンチローラ50ｂ，52ｂをバネ等によって
付勢することにより、シートＳを一定力で挟持搬送する
ようにしている。
ラ対50及び排出ローラ対52はそれぞれ駆動ローラ50ａ，
52ａに対してピンチローラ50ｂ，52ｂをバネ等によって
付勢することにより、シートＳを一定力で挟持搬送する
ようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シート
Ｓの後端が搬送ローラ対50のニップ部から離れた後は排
出ローラ対52によって搬送されることになる。この場
合、排出ローラ対52のシート挟持力が常に一定である
と、シートＳを搬送ローラ対50及び排出ローラ対52で挟
持していた場合に比べて排出ローラ対52のみで挟持した
場合のシート挟持力は低下することになり、搬送状態が
安定しなくなる。
Ｓの後端が搬送ローラ対50のニップ部から離れた後は排
出ローラ対52によって搬送されることになる。この場
合、排出ローラ対52のシート挟持力が常に一定である
と、シートＳを搬送ローラ対50及び排出ローラ対52で挟
持していた場合に比べて排出ローラ対52のみで挟持した
場合のシート挟持力は低下することになり、搬送状態が
安定しなくなる。
【０００５】また、シートＳの後端が搬送ローラ対50か
ら離れる際に、図４(b) に示すように、ピンチローラ50
ｂによって搬送方向下流側へ押し出される力Ｆを受けて
シート搬送力が変化するために、シート搬送精度が低下
するおそれがある。
ら離れる際に、図４(b) に示すように、ピンチローラ50
ｂによって搬送方向下流側へ押し出される力Ｆを受けて
シート搬送力が変化するために、シート搬送精度が低下
するおそれがある。
【０００６】本発明は上記課題を解決するものであり、
その目的は、シート搬送装置及び画像形成装置におい
て、シートに搬送力を付与する回転体対によるシート挟
持力を安定させ、シート搬送精度を高めることを可能と
するものである。
その目的は、シート搬送装置及び画像形成装置におい
て、シートに搬送力を付与する回転体対によるシート挟
持力を安定させ、シート搬送精度を高めることを可能と
するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シートを挟持して搬送
力を付与する第一回転体対と、前記第一回転体対よりも
シート搬送方向下流側に配設され、シートを挟持して搬
送力を付与する第二回転体対と、を有し、前記第二回転
体対によるシート挟持力を変化可能に構成したことを特
徴とする。
の本発明に係る代表的な構成は、シートを挟持して搬送
力を付与する第一回転体対と、前記第一回転体対よりも
シート搬送方向下流側に配設され、シートを挟持して搬
送力を付与する第二回転体対と、を有し、前記第二回転
体対によるシート挟持力を変化可能に構成したことを特
徴とする。
【０００８】上記構成にあっては、第一回転体によるシ
ート挟持がなくなるときに、第二回転体によるシート挟
持力を高めることによって、シートの挟持が安定し、シ
ート搬送精度を高めることができるものである。
ート挟持がなくなるときに、第二回転体によるシート挟
持力を高めることによって、シートの挟持が安定し、シ
ート搬送精度を高めることができるものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に図１乃至２を参照して本発明
に係るシート搬送装置を用いた画像形成装置の一実施形
態について説明する。尚、図１は画像形成装置の全体構
成説明図であり、図２はシート搬送装置の動作説明図で
ある。
に係るシート搬送装置を用いた画像形成装置の一実施形
態について説明する。尚、図１は画像形成装置の全体構
成説明図であり、図２はシート搬送装置の動作説明図で
ある。
【００１０】まず、シート搬送装置及びこれを用いた画
像形成装置の全体構成を図１を参照して説明すると、こ
の画像形成装置はインクジェット記録方式のプリンタで
あり、給送口１からシートＳを挿入すると、該シートＳ
はシート載置部材である圧板２上に積載される。この圧
板２は圧板バネ３によって図１の上方へ付勢されてお
り、その上方にはシートＳを給送する給送回転体である
扇状のピックアップローラ４が配設してある。そして、
通常は図示しないカムによって圧板２はピックアップロ
ーラ４から離間しており、シート給送時には前記カムが
動作して圧板２がバネ３によってピックアップローラ４
方向へ付勢され、圧板２上に積載された最上位のシート
Ｓがピックアップローラ４に圧接し、この状態で該ピッ
クアップローラ４が回転すると最上位のシート及びその
下の数枚のシートが給送される。
像形成装置の全体構成を図１を参照して説明すると、こ
の画像形成装置はインクジェット記録方式のプリンタで
あり、給送口１からシートＳを挿入すると、該シートＳ
はシート載置部材である圧板２上に積載される。この圧
板２は圧板バネ３によって図１の上方へ付勢されてお
り、その上方にはシートＳを給送する給送回転体である
扇状のピックアップローラ４が配設してある。そして、
通常は図示しないカムによって圧板２はピックアップロ
ーラ４から離間しており、シート給送時には前記カムが
動作して圧板２がバネ３によってピックアップローラ４
方向へ付勢され、圧板２上に積載された最上位のシート
Ｓがピックアップローラ４に圧接し、この状態で該ピッ
クアップローラ４が回転すると最上位のシート及びその
下の数枚のシートが給送される。
【００１１】尚、前記圧板２のピックアップローラ４と
の対向面には分離パッド５が接着してある。ここで、前
記分離パッド５と記録シートＳとの摩擦係数の関係は、
記録シートＳ相互の摩擦係数は分離パッド５と記録シー
トＳの摩擦係数よりも小さく、ピックアップローラ４と
記録シートＳとの摩擦係数は分離パッド５と記録シート
Ｓの摩擦係数より大きく設定されている。
の対向面には分離パッド５が接着してある。ここで、前
記分離パッド５と記録シートＳとの摩擦係数の関係は、
記録シートＳ相互の摩擦係数は分離パッド５と記録シー
トＳの摩擦係数よりも小さく、ピックアップローラ４と
記録シートＳとの摩擦係数は分離パッド５と記録シート
Ｓの摩擦係数より大きく設定されている。
【００１２】次に分離給送された記録シートＳは、第一
回転体対を構成する駆動回転可能な搬送ローラ６ａ及び
これに記録シートＳを押圧するピンチローラ６ｂとによ
って記録領域へと挟持搬送され、該記録領域に設けた画
像記録手段７によって所定画像が記録される。
回転体対を構成する駆動回転可能な搬送ローラ６ａ及び
これに記録シートＳを押圧するピンチローラ６ｂとによ
って記録領域へと挟持搬送され、該記録領域に設けた画
像記録手段７によって所定画像が記録される。
【００１３】本実施形態では画像記録手段７としてイン
クジェット記録方式を用いており、搬送される記録シー
トＳの裏面側を支持するプラテン７ａと対向する位置に
キャリッジ７ｂが設けてある。このキャリッジ７ｂはシ
ート幅方向（シート搬送方向と直交する方向）に長いガ
イド軸７ｃ及びガイドレール７ｄに沿って図示しないモ
ータによって往復移動に取り付けられ、更にキャリッジ
７ｂにはインクジェット記録ヘッド７ｅが搭載されてい
る。そして、キャリッジ７ｂを移動させると共に、記録
ヘッド７ｅからインクを吐出させて記録シートＳに所定
画像を記録するものである。
クジェット記録方式を用いており、搬送される記録シー
トＳの裏面側を支持するプラテン７ａと対向する位置に
キャリッジ７ｂが設けてある。このキャリッジ７ｂはシ
ート幅方向（シート搬送方向と直交する方向）に長いガ
イド軸７ｃ及びガイドレール７ｄに沿って図示しないモ
ータによって往復移動に取り付けられ、更にキャリッジ
７ｂにはインクジェット記録ヘッド７ｅが搭載されてい
る。そして、キャリッジ７ｂを移動させると共に、記録
ヘッド７ｅからインクを吐出させて記録シートＳに所定
画像を記録するものである。
【００１４】前記記録ヘッド７ｅは微細な液体吐出口
（オリフィス）、液路及びこの液路の一部に設けられる
エネルギー作用部と、該作用部にある液体に作用させる
液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備
えている。
（オリフィス）、液路及びこの液路の一部に設けられる
エネルギー作用部と、該作用部にある液体に作用させる
液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備
えている。
【００１５】尚、本実施形態ではインクの吐出構成とし
て、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱エ
ネルギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してイン
クに生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口か
ら吐出して記録を行うように構成している。
て、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱エ
ネルギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してイン
クに生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口か
ら吐出して記録を行うように構成している。
【００１６】また、前記記録ヘッド７ｅはシートＳの厚
さに応じてインク吐出面とシートＳとの距離が適切に保
てるように、移動可能に構成されている。
さに応じてインク吐出面とシートＳとの距離が適切に保
てるように、移動可能に構成されている。
【００１７】更に、画像記録手段７で記録したシートＳ
は、第二回転体対を構成する駆動回転する排出ローラ８
ａ及びこれにシートＳを押圧して従動回転する拍車８ｂ
によって挟持搬送して装置外へと排出するものである。
尚、ここで拍車とは、記録シートＳとの接触面積が小さ
く、インク吐出によって画像が形成されたシート面と接
触してもインク像を乱すことがない回転体をいう。
は、第二回転体対を構成する駆動回転する排出ローラ８
ａ及びこれにシートＳを押圧して従動回転する拍車８ｂ
によって挟持搬送して装置外へと排出するものである。
尚、ここで拍車とは、記録シートＳとの接触面積が小さ
く、インク吐出によって画像が形成されたシート面と接
触してもインク像を乱すことがない回転体をいう。
【００１８】また、搬送ローラ６ａのシート搬送方向上
流側には搬送されるシートＳを検出するシート検出手段
が設けてある。本実施形態では、シート搬送経路にセン
サレバー９ａが回動可能に設けてあり、シートＳが給送
されるとセンサレバー９ａが押し上げられて図１の時計
回り方向に回転し、シートＳがセンサレバー９ａの位置
を通過すると前記押し上げがなくなって反時計回り方向
に回転する。このセンサレバー９ａの動作を検出センサ
９ｂによって検出することにより、シートＳの有無及び
シートＳがセンサレバー９ａの位置を通過したか否かを
検出するようにしている。
流側には搬送されるシートＳを検出するシート検出手段
が設けてある。本実施形態では、シート搬送経路にセン
サレバー９ａが回動可能に設けてあり、シートＳが給送
されるとセンサレバー９ａが押し上げられて図１の時計
回り方向に回転し、シートＳがセンサレバー９ａの位置
を通過すると前記押し上げがなくなって反時計回り方向
に回転する。このセンサレバー９ａの動作を検出センサ
９ｂによって検出することにより、シートＳの有無及び
シートＳがセンサレバー９ａの位置を通過したか否かを
検出するようにしている。
【００１９】前記画像形成装置において、シート搬送装
置は前述したように第一回転体対６ａ，６ｂと、それよ
りもシート搬送方向下流側に配設された第二回転体対８
ａ，８ｂとによって構成され、それぞれのピンチローラ
６ｂ及び拍車８ｂがバネによって搬送ローラ６ａ、排出
ローラ８ａに付勢されており、シートＳを挟持して搬送
するように構成されている。そして、本実施形態にあっ
ては前記排出ローラ８ａに対する拍車８ｂの付勢力が変
えられるように変化可能に構成されている。次にその構
成について説明する。
置は前述したように第一回転体対６ａ，６ｂと、それよ
りもシート搬送方向下流側に配設された第二回転体対８
ａ，８ｂとによって構成され、それぞれのピンチローラ
６ｂ及び拍車８ｂがバネによって搬送ローラ６ａ、排出
ローラ８ａに付勢されており、シートＳを挟持して搬送
するように構成されている。そして、本実施形態にあっ
ては前記排出ローラ８ａに対する拍車８ｂの付勢力が変
えられるように変化可能に構成されている。次にその構
成について説明する。
【００２０】図２に示すように、拍車８ｂは密着巻きバ
ネからなる拍車軸10によって軸支されて排出ローラ８ａ
に付勢され、排出ローラ８ａのピンチローラとなってい
る。前記拍車８ｂは拍車ホルダー11に保持され、この拍
車ホルダー11はホルダー軸11ａを中心に回動可能に取り
付けられている。そして、前記拍車ホルダー11には偏心
カム12が当接しいる。このため、図示しない駆動源によ
って前記偏心カム12を回動させると、拍車ホルダー11が
回動し、排出ローラ８ａに対する拍車８ｂの付勢力が変
化し、結果として排出ローラ８ａと拍車８ｂとによるシ
ート挟持力が変化するものである。
ネからなる拍車軸10によって軸支されて排出ローラ８ａ
に付勢され、排出ローラ８ａのピンチローラとなってい
る。前記拍車８ｂは拍車ホルダー11に保持され、この拍
車ホルダー11はホルダー軸11ａを中心に回動可能に取り
付けられている。そして、前記拍車ホルダー11には偏心
カム12が当接しいる。このため、図示しない駆動源によ
って前記偏心カム12を回動させると、拍車ホルダー11が
回動し、排出ローラ８ａに対する拍車８ｂの付勢力が変
化し、結果として排出ローラ８ａと拍車８ｂとによるシ
ート挟持力が変化するものである。
【００２１】ここで、本実施形態ではシート検出手段か
らの信号によって前記偏心カム12を動作させ、排出ロー
ラ８ａと拍車８ｂとによるシート挟持力を変えるように
構成している。これを具体的に説明すると、シートＳが
搬送ローラ６ａとピンチローラ６ｂとでニップされて搬
送されているときは、図２(a) に示すように、偏心カム
12による拍車ホルダー11の押圧は小さく、排出ローラ８
ａと拍車８ｂの付勢力は小さい。
らの信号によって前記偏心カム12を動作させ、排出ロー
ラ８ａと拍車８ｂとによるシート挟持力を変えるように
構成している。これを具体的に説明すると、シートＳが
搬送ローラ６ａとピンチローラ６ｂとでニップされて搬
送されているときは、図２(a) に示すように、偏心カム
12による拍車ホルダー11の押圧は小さく、排出ローラ８
ａと拍車８ｂの付勢力は小さい。
【００２２】これに対して、シートＳがセンサレバー９
ａの位置を通過し、シート後端が搬送ローラ６ａとピン
チローラ６ｂのニップ部を離れる直前、或いは離れた直
後まで搬送されたとき（センサレバー９ａの動作を検出
センサ９ｂが検出し、搬送ローラ６ａが所定ステップ数
回転した後）、図２(b) に示すように、偏心カム12を回
動させて拍車ホルダー11を押圧する。これにより、排出
ローラ８ａと拍車８ｂの付勢力は大きくなり、シート挟
持力が大きくなる。このため、搬送ローラ６ａとピンチ
ローラ６ｂによるシート挟持がなくなった後もシートＳ
は排出ローラ８ａと拍車８ｂによって確実に挟持され、
搬送精度が低下することなく安定して搬送される。
ａの位置を通過し、シート後端が搬送ローラ６ａとピン
チローラ６ｂのニップ部を離れる直前、或いは離れた直
後まで搬送されたとき（センサレバー９ａの動作を検出
センサ９ｂが検出し、搬送ローラ６ａが所定ステップ数
回転した後）、図２(b) に示すように、偏心カム12を回
動させて拍車ホルダー11を押圧する。これにより、排出
ローラ８ａと拍車８ｂの付勢力は大きくなり、シート挟
持力が大きくなる。このため、搬送ローラ６ａとピンチ
ローラ６ｂによるシート挟持がなくなった後もシートＳ
は排出ローラ８ａと拍車８ｂによって確実に挟持され、
搬送精度が低下することなく安定して搬送される。
【００２３】尚、シートＳが搬送ローラ６ａとピンチロ
ーラ６ｂのニップ部から離れる直前に拍車８ｂのシート
Ｓへの押圧力を増加させると、シートＳがピンチローラ
６ｂから離れるときに搬送方向下流側へ力を受けて搬送
距離が増加してしまう減少を軽減させることができ、搬
送精度の低下を防ぐことができるために、より効果的で
ある。
ーラ６ｂのニップ部から離れる直前に拍車８ｂのシート
Ｓへの押圧力を増加させると、シートＳがピンチローラ
６ｂから離れるときに搬送方向下流側へ力を受けて搬送
距離が増加してしまう減少を軽減させることができ、搬
送精度の低下を防ぐことができるために、より効果的で
ある。
【００２４】尚、前述した実施形態では拍車８ｂを密着
巻きバネを介して排出ローラ８ａに付勢するようにした
例を示したが、図３に示すように、拍車８ｂを拍車ホル
ダー11に対して剛体である拍車軸13によって回動自在に
取り付け、拍車ホルダー11と偏心カム12の間にバネ14を
介するように構成し、バネ14の弾性力によって拍車８ｂ
が排出ローラ８ａに付勢されるように構成しても、前述
した第１実施形態と同様の効果を得ることができる。
巻きバネを介して排出ローラ８ａに付勢するようにした
例を示したが、図３に示すように、拍車８ｂを拍車ホル
ダー11に対して剛体である拍車軸13によって回動自在に
取り付け、拍車ホルダー11と偏心カム12の間にバネ14を
介するように構成し、バネ14の弾性力によって拍車８ｂ
が排出ローラ８ａに付勢されるように構成しても、前述
した第１実施形態と同様の効果を得ることができる。
【００２５】また、前述した実施形態では、第一回転体
対及び第二回転体対として、ローラ対を例示したが、そ
れ以外にもシートを挟持して搬送力を付与しえる、例え
ば、回転ベルト対等で構成することも可能である。
対及び第二回転体対として、ローラ対を例示したが、そ
れ以外にもシートを挟持して搬送力を付与しえる、例え
ば、回転ベルト対等で構成することも可能である。
【００２６】更に、前述した実施形態では、記録手段と
してインクジェット記録方式を例示したが、記録方式は
これに限定する必要はなく、他にも例えば電子写真記録
方式、熱転写記録方式等を用いることも可能である。
してインクジェット記録方式を例示したが、記録方式は
これに限定する必要はなく、他にも例えば電子写真記録
方式、熱転写記録方式等を用いることも可能である。
【００２７】更に、前述したシート搬送装置は、画像形
成装置に用いる場合のみならず、シート状の原稿を搬送
してその画像を読み取る画像読取装置であっても好適に
用いることができるものである。
成装置に用いる場合のみならず、シート状の原稿を搬送
してその画像を読み取る画像読取装置であっても好適に
用いることができるものである。
【００２８】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
第一回転体によるシート挟持がなくなるときに、第二回
転体によるシート挟持力を高めることによって、シート
の挟持が安定し、シート搬送精度を高めることができる
ものである。
第一回転体によるシート挟持がなくなるときに、第二回
転体によるシート挟持力を高めることによって、シート
の挟持が安定し、シート搬送精度を高めることができる
ものである。
【図１】画像形成装置の全体構成説明図である。
【図２】シート搬送装置の動作説明図である。
【図３】拍車による付勢を偏心カムと拍車ホルダー間に
設けたバネによって行う実施形態の説明図である。
設けたバネによって行う実施形態の説明図である。
【図４】従来技術の説明図である。
Ｓ …シート １ …給送口 ２ …圧板 ３ …圧板バネ ４ …ピックアップローラ ５ …分離パッド ６ａ …搬送ローラ ６ｂ …ピンチローラ ７ …画像記録手段 ７ａ …プラテン ７ｂ …キャリッジ ７ｃ …ガイド軸 ７ｄ …ガイドレール ７ｅ …記録ヘッド ８ａ …排出ローラ ８ｂ …拍車 ９ａ …センサレバー ９ｂ …検出センサ 10 …拍車軸 11 …拍車ホルダー 12 …偏心カム 13 …軸 14 …バネ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 1/00 １０８ Ｂ４１Ｊ 3/04 １０１Ｚ
Claims (5)
- 【請求項１】 シートを挟持して搬送力を付与する第一
回転体対と、 前記第一回転体対よりもシート搬送方向下流側に配設さ
れ、シートを挟持して搬送力を付与する第二回転体対
と、 を有し、 前記第二回転体対によるシート挟持力を変化可能に構成
したことを特徴とするシート搬送装置。 - 【請求項２】 前記シート搬送装置は、搬送されるシー
トを検出するシート検出手段を有し、前記シート検出手
段によるシート検出に基づいて前記第二回転体対のシー
ト挟持力を変化させるように構成したことを特徴とする
請求項１記載のシート搬送装置。 - 【請求項３】 前記シート搬送手段がシートを検出した
後、シートが所定量搬送されたときに、前記第二回転体
対によるシート挟持力を高めるよう構成したことを特徴
とする請求項２記載のシート搬送装置。 - 【請求項４】 シートを搬送して画像を記録する画像形
成装置において、 請求項１乃至請求項３のいずれか１項記載のシート搬送
装置と、 前記シート搬送装置で搬送されるシートに画像を記録す
る記録領域と、 を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項５】 前記記録領域では、インクジェット記録
方式によって記録することを特徴とする請求項４記載の
画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194464A JPH1035939A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194464A JPH1035939A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035939A true JPH1035939A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16325003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8194464A Pending JPH1035939A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1035939A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011178093A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
| JP2012126487A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Canon Inc | 搬送制御装置および記録装置 |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP8194464A patent/JPH1035939A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011178093A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
| CN102189831A (zh) * | 2010-03-03 | 2011-09-21 | 精工爱普生株式会社 | 记录装置 |
| US9180697B2 (en) | 2010-03-03 | 2015-11-10 | Seiko Epson Corporation | Recording device |
| US9487033B2 (en) | 2010-03-03 | 2016-11-08 | Seiko Epson Corporation | Recording device with ejection unit for ejecting recording medium |
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