JP3685355B2 - 媒体処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行などの金融機関において証書または通帳を発行する通帳証書発行装置に関し、さらに詳しくは、証書の重送を検出する通帳証書発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通帳または証書(以下、媒体と言う。)を収納するホッパが複数配置され、印字を行うときに指定された媒体を自動的に取り出して印字を行って、排出スタッカに排出する通帳証書発行装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の通帳証書発行装置では、特に、証書を自動的に取り出すときに2枚以上取り出してしまう(以下、重送と言う。)ことがある。なお、証書を重送したまま排出スタッカに排出すると障害が発生する問題点がある。
一方、重送を検出し、例えば印字動作を停止させる重送検出構成を備えた通帳証書発行装置も知られている。しかしながら、重送検出構成を配置する分だけ通帳証書発行装置の規模が大きくなる問題点がある。また、重送検出構成の分だけ通帳証書発行装置のコストが高くなる問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明は、印字ヘッドに対して接近離反する方向に移動可能に設けられかつ印字ヘッドにより印字を行う媒体を保持する媒体保持手段と、該媒体保持手段が媒体を保持していない状態で印字ヘッドに突き当たったときの移動量と保持した媒体を介して印字ヘッドに突き当たったときの移動量から媒体の厚さを検出する厚さ検出手段と、該厚さ検出手段により検出された媒体の厚さに基づいて前記媒体保持手段を移動させることにより媒体の表面と前記印字ヘッドの間の間隔を調整する間隔調整手段とを備え、前記厚さ検出手段で検出した2つの媒体の厚さを比較して、媒体が重送されたか否かを判定することを特徴とする。
【0005】
上記通帳証書発行装置では、厚さ検出手段により検出された2つの媒体の厚さを比較することにより媒体が重送されたか否かを判定する。
一般的に、通帳証書発行装置では、印字ヘッドと媒体の表面の間の間隔を所定間隔に保つために媒体の厚さを求めている。従って、本発明では、従来とほぼ同じ構成で重送を検出することができるから、装置の規模およびコストを抑えることができることとなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
−第1の実施形態ー
図1に、本発明の第1の実施の形態の通帳証書発行装置の構成図を示す。
【0007】
この通帳証書発行装置100は、11は通帳ホッパ部、12は証書ホッパ部、13は搬送路、20は印字部、40は頁捲部、60は排出スタッカ、70はリジェクト部から構成される。
前記通帳ホッパ部11は複数の通帳を種類別に収納し、前記証書ホッパ部12は複数の証書を種類別に収納する。前記搬送路13は、通帳を1冊ずつまた証書を1枚ずつ前記印字部20に搬送する。前記印字部20は、搬送されてきた通帳または証書に印字を行って排出スタッカ60に排出する。なお、通帳の開かれている頁と印字を行う頁が違う場合に、その通帳を前記頁捲部40に搬送する。前記頁捲部40は、搬送されてきた通帳を印字を行う頁まで改頁して再び前記印字部20に搬送する。通帳や証書を処理中に媒体スキューなどがおき復旧しない場合は、その通帳や証書を前記リジェクト部70に排出される。
【0008】
図2は、前記印字部20の詳細斜視図であり、図3はその印字部20の側面図である。
この印字部20では、21は印字ヘッド、22はキャリッジ、23はハードプロテクタ、24はメインシャフト、25は圧力センサ、26はガイドブラケットである。
【0009】
前記ガイドブラケット26は、キャリッジ22とメインシャフト24を支点として矢印28で示す方向に回転可能に取り付けられており、29の引っ張りスプリングをキャリッジ22にかけることによって、ベアリング30を介してサイドガイド30をはさんでいる。また、前記ガイドブラケット26は、キャリッジ22が矢印32で示した方向に動いた場合、圧力センサ25がある位置にブッシュピン33が取り付けられている。
【0010】
この印字部20では、通帳や証書のように紙厚の違う媒体に最適に印字を行うために、その媒体を保持するプラテン34を、媒体の紙厚に基づいて、モータ35によって上下移動して媒体の表面と印字ヘッド21との間に所定の間隔rを開けるようになっている。なお、プラテン34の位置は、スリットセンサ36のスリット90のカウントによって求めるまたは制御することができる。
【0011】
このとき、まず、図3に示すように、媒体を設置していないプラテン34を上げる。すると、そのプラテン34がハードプロテクタ23にぶつかり、キャリッジ22がメインシャフト24を支点に回転する。このキャリッジ22が回転することによって、キャリッジ22の圧力センサ25がブッシュピン33に接続してオン状態になる。この状態でのスリットセンサ36のスリット90のカウントをA1とする。
【0012】
次に、図4の(a)に示すように、媒体37を設置してプラテン34を上げる。すると、媒体37がハードプロテクタ23にぶつかり、キャリッジ22がメインシャフト24を支点に回転する。このキャリッジ22が回転することによって、図4の(b)に示すように、キャリッジ22の圧力センサ25がブッシュピン33に接続してオン状態になる。この状態でのスリットセンサ36のスリット90のカウントをA2とする。
【0013】
これにより、媒体37の厚さqが
q=(A1−A2)×s
(但し、sはスリット幅)
となる。
次に、図4の(c)に示すように、モータ35は、プラテン34とハードプロテクタ23の間に(r+q)だけの間隔が開く位置までに前記プラテン34を下げる。
【0014】
次に、上記印字部20を用いて、証書の重送を検出するためにかかる動作について説明する。
まず、図5に示すように、媒体が設置されていないプラテン34を上げ、圧力センサ25がオン状態になったときのスリットセンサ36のスリット90のカウントをB0とする。
【0015】
次に、図6に示すように、ステップT1では、証書ホッパ12から1枚の証書を分離する。
ステップT2では、搬送路13は、その証書を印字部20まで搬送し、プラテン34上に設置する。
ステップT3では、プラテン34を上げる。
【0016】
ステップT4では、圧力センサ25がオン状態になった否かを検出する。圧力センサ25がオン状態になったならステップT5に進み。圧力センサ25がオン状態になっていないなら上記ステップT3に戻ってプラテン34をさらに上げる。
ステップT5では、圧力センサ25がオン状態になったときのスリットセンサ36のスリット90のカウントBi(i=1,2,…,n。但し、nは、処理する証書の数)を記憶する。
【0017】
ステップT6では、証書の厚さ
Di=(B0−Bi)×s
を算出する。
ステップT7では、i=1かを判定する。i=1なら、すなわち、1枚目の証書を処理するならステップT8に進む。一方、i≠1なら、すなわち、2枚目以降の証書を処理するならステップT9に進む。
【0018】
ステップT8では、印字などの処理を行い、そして、上記ステップT1に戻って次の証書を処理する。
ステップT9では、1枚目の証書の厚さD1が2枚目以降の証書の厚さDiより厚いか否かを判定する。1枚目の証書の厚さD1が2枚目以降の証書よりも厚いなら、1枚目の証書が重送されたこととなり、ステップT10に進む。一方、1枚目の証書の厚さD1が2枚目以降の証書よりも厚くないなら、1枚目の証書が重送されていないこととなり、ステップT11に進む。
【0019】
ステップT10では、「1枚目の証書に重送が発生しました」のようなエラーメッセージを表示したり、警報音を発生したりする、そして、動作を終了する。 ステップT11では、2枚目以降の証書の厚さDiが1枚目の証書の厚さD1より厚いか否かを判定する。2枚目以降の証書の厚さDiが1枚目の証書の厚さD1より厚いなら、2枚目以降の証書が重送されたこととなり、ステップT12に進む。一方、2枚目以降の証書の厚さDiが1枚目の証書の厚さD1より厚くないなら、2枚目以降の証書が重送されていないこととなり、ステップT8に進んで印字などの処理を行い、そして、上記ステップT1に戻って次の証書を処理する。
【0020】
ステップT12では、重送されている2枚目以降の証書をリジェクト部70に搬送する。これにより、証書を重送したまま排出スタッカ60に排出することを防止することができ、障害が発生しなくなる。
ステップT13では、処理すべき証書を全て処理したか否かを判定する。全ての証書を処理したなら動作を終了する。処理すべき証書が残っているいるなら上記ステップT1に戻って次の証書を処理する。
【0021】
上記通帳証書発行装置100によれば、処理すべき1枚目の証書の厚さと2枚目以降の証書の厚さを比較することにより証書の重送を検出する。なお、通帳や証書の厚さを求めるための構成は従来と同じであるため、装置の規模やコストを増加させることなく証書の重送を検出することができる。
−第2の実施形態ー
本発明の第2の実施の形態の通帳証書発行装置の構成は上記通帳証書発行装置100の構成と同じであるためその説明を省略する。
【0022】
図7は、前記頁捲部40の詳細側面図である。
この頁捲部40では、41は頁捲フィードローラ、42はその頁捲フィードローラ41に対向する頁捲プレッシャローラ、43aは搬送フィードローラ、44bはその搬送フィードローラ43aに対向する搬送プレッシャローラ、43cは搬送フィードローラ、44dはその搬送フィードローラ43cに対向する搬送プレッシャローラである。なお、頁捲フィードローラ41と頁捲プレッシャローラ42の円周面にゴムなどを設けることにより、その頁捲フィードローラ41および頁捲プレッシャローラ42と紙の摩擦係数を紙同士の摩擦係数より大きくする。
【0023】
モータ48は、前記頁捲フィードローラ41を矢印で示すフォワード方向Fまたはバックワード方向Bに回転駆動する。
モータ47は、前記頁捲プレッシャローラ42と前記搬送フィードローラ43aと前記搬送プレッシャローラ44bと前記搬送フィードローラ43cと前記搬送プレッシャローラ44dをフォワード方向Fまたはバックワード方向Bに回転駆動する。
【0024】
位置検出センサ45a,45bは、搬送されてくる通帳の先端を検出する。そして、図示しない回転制御部は、モータ47とモータ48とを制御して、その通帳を所定の位置まで搬送する。
頁検出センサ46は、頁をめくるときに跳ね上がる頁を検出する。そして、図示しない回転制御部は、モータ47とモータ48を制御して、次の頁をめくったり、今の通帳を搬出して別の通帳を所定の位置まで搬送したりする。
【0025】
次に、上記頁捲部40において通帳の頁をめくるときにかかる動作を説明する。
まず、通帳ホッパ部11により1冊に分離された通帳49を、搬送路13を介して頁捲部40まで搬送する。そして、図8に示すように、位置検出センサ45aによりその通帳49の先端を検出する。
【0026】
次に、頁捲フィードローラ41と頁捲プレッシャローラ42と搬送フィードローラ43aと搬送プレッシャローラ43bとをフォワード方向Fに同速度で一定のカウントだけ回転駆動することにより通帳49を頁をめくるための適切な位置(以下、開始位置と言う。)に搬送する。
次に、頁捲フィードローラ41の回転を停止させ、頁捲プレッシャローラ42と搬送フィードローラ43aと搬送プレッシャローラ43bとをフォワード方向Fに回転駆動することにより通帳49をフォワード方向Fに搬送する。なお、頁捲フィードローラ41と通帳の中紙の摩擦係数が通帳の中紙同士の摩擦係数より大きいため、図9に示すように、通帳49の中紙pは、頁捲フィードローラ41との摩擦によってつられてめくれ状態になる。
【0027】
次に、頁捲プレッシャローラ42と搬送フィードローラ43aと搬送プレッシャローラ43bの回転を停止させ、頁捲フィードローラ41をバックワード方向Bに回転駆動する。これにより、図10に示すように、通帳49の中紙pは、頁捲フィードローラ41の上に跳ね上がる。頁検出センサ46は、この中紙pを検出する。なお、頁検出センサ46により中紙pが検出されなかった場合、通帳49の先端が位置検出センサ45aで検出できる位置までその通帳49を搬送して上記動作を繰り返す。
【0028】
次に、頁捲フィードローラ41と頁捲プレッシャローラ42と搬送フィードローラ43aと搬送プレッシャローラ43bとをフォワード方向Fに回転駆動する。これにより、図11に示すように、通帳49は、頁捲フィードローラ41と頁捲プレッシャローラ42に引き込まれ、中紙pの頁めくりを完了する。
次に、上記頁捲部40を用いて、証書の重送を検出するためにかかる動作について説明する。
【0029】
まず、証書ホッパ部12により1枚に分離された証書50を、搬送路13を介して頁捲部40まで搬送する。そして、位置検出センサ45aによりその証書50の先端を検出する。
次に、頁捲フィードローラ41と頁捲プレッシャローラ42と搬送フィードローラ43aと搬送プレッシャローラ43bとをフォワード方向Fに同速度で一定のカウントだけ回転駆動することにより、図12に示すように、証書50を開始位置までに搬送する。
【0030】
次に、頁捲プレッシャローラ42と搬送フィードローラ43aと搬送プレッシャローラ43bの回転を停止させて証書50をクランプする。そして、頁捲フィードローラ41をバックワード方向Bに回転駆動する。証書が重送されている場合、頁捲フィードローラ41と証書の摩擦係数が証書同士の摩擦係数より大きいため、頁捲フィードローラ41と接している証書50aは、図13に示すように、頁捲フィードローラ41との摩擦によってつられてめくれ状態になり、頁検出センサ46によって検出される。なお、図中の50bは、他の証書である。
【0031】
一方、証書が重送されていない場合、頁捲フィードローラ41と証書の摩擦係数および頁捲プレッシャローラ42と証書の摩擦係数は同じなため、頁捲フィードローラ41が空回りし、証書50がつられてめくれ状態にならず、頁検出センサ46によって検出されない。
頁検出センサ46により証書が検出された場合は、証書が重送されていることになるから、頁捲フィードローラ41と頁捲プレッシャローラ42と搬送フィードローラ43aと搬送プレッシャローラ43bとをバックワード方向Bに回転駆動することにより、それらの証書50a,50bをリジェクト部70に搬送する。これにより、証書を重送したまま排出スタッカ60に排出することを防止することができ、障害が発生しなくなる。
【0032】
上記第2の実施の形態の通帳証書発行装置によれば、頁捲部40で証書がめくれれた否かにより証書の重送を検出する。なお、通帳の頁をめくるための構成は従来と同じであるため、装置の規模やコストを増加させることなく証書の重送を検出することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、媒体の厚さを求め、1枚目の媒体の厚さと現在処理する現媒体の厚さとを比較し、両媒体の厚さに差が生じたときに媒体が重送されたと判定する。これにより、従来とほぼ同じ構成で証書の重送を検出することができ、装置の規模およびコストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の通帳証書発行装置の構成図である。
【図2】印字部の詳細斜視図である。
【図3】印字部の側面図である。
【図4】媒体の厚さを求めるときにかかる動作の説明図である。
【図5】媒体が設置されていないときのプラテンのカウントを求めるためにかかる動作のフローチャートである。
【図6】印字部を用いて証書の重送を検出するためにかかる動作のフローチャートである。
【図7】頁捲部の詳細側面図である。
【図8】頁捲部を用いて通帳の頁をめくるためにかかる動作の説明図(1)である。
【図9】頁捲部を用いて通帳の頁をめくるためにかかる動作の説明図(2)である。
【図10】頁捲部を用いて通帳の頁をめくるためにかかる動作の説明図(3)である。
【図11】頁捲部を用いて通帳の頁をめくるためにかかる動作の説明図(4)である。
【図12】頁捲部を用いて証書の重送を検出するためにかかる動作の説明図(1)である。
【図13】頁捲部を用いて証書の重送を検出するためにかかる動作の説明図(2)である。
【符号の説明】
100 通帳証書発行装置
11 通帳ホッパ部
12 証書ホッパ部
13 搬送路
20 印字部
40 頁捲部
60 排出スタッカ
70 リジェクト部
Claims (9)
- 印字ヘッドに対して接近離反する方向に移動可能に設けられかつ印字ヘッドにより印字を行う媒体を保持する媒体保持手段と、
該媒体保持手段が媒体を保持していない状態で印字ヘッドに突き当たったときの移動量と保持した媒体を介して印字ヘッドに突き当たったときの移動量から媒体の厚さを検出する厚さ検出手段と、
該厚さ検出手段により検出された媒体の厚さに基づいて前記媒体保持手段を移動させることにより媒体の表面と前記印字ヘッドの間の間隔を調整する間隔調整手段とを備え、
前記厚さ検出手段で検出した2つの媒体の厚さを比較して、媒体が重送されたか否かを判定することを特徴とする媒体処理装置。 - 請求項1において、
1番目の媒体の厚さと現在処理している現媒体の厚さとを記憶する記憶手段と、前記1番目の媒体の厚さと前記現媒体の厚さとを比較しての差分を求める算出手段と、その厚さの差分に基づいて媒体が重送されたか否かを判定する判定手段とを具備したことを特徴とする媒体処理装置。 - 請求項2において、
前記判定手段は、1番目の媒体が現媒体よりも厚いときにその1番目の媒体が重送されたと判定することを特徴とする媒体処理装置。 - 請求項3において、
前記判定手段が1番目の媒体が重送されたと判定したときに警告を行う警告手段を具備したことを特徴とする媒体処理装置。 - 請求項2において、
前記判定手段は、現媒体が1番目の媒体よりも厚いときにその現媒体が重送されたと判定することを特徴とする媒体処理装置。 - 請求項5において、
前記判定手段が現媒体が重送されたと判定したときにその現媒体をリジェクト手段に搬送することを特徴とする媒体処理装置。 - 通帳をクランプしたのち回転することによりその通帳の頁をめくる頁捲フィードローラおよび頁捲プレッシャローラを有する頁捲部と、頁をめくる動作時に前記頁捲プレッシャローラの回転を停止させて前記頁捲フィードローラのみを回転させる回転制御手段と、めくられたページを検出する検出センサを有し、処理する媒体を前記通帳および証書とする媒体処理装置において、
処理する媒体が証書のとき、証書を前記頁捲部に搬送して前記頁捲フィードローラおよび頁捲プレッシャローラにより頁をめくる動作を行い、この動作で前記証書がめくられたことを前記検出センサが検出した場合、証書の重送と判定することを特徴とする媒体処理装置。 - 請求項7において、
前記回転制御手段は、前記頁捲フィードローラを回転させるときに、前記媒体を前記所定の位置まで搬送するときと逆方向に搬送する場合に回転させることが必要な方向に回転させることを特徴とする媒体処理装置。 - 請求項7または請求項8において、
前記搬送フィードローラおよび前記搬送プレッシャローラの円周面に摩擦材を設け、証書同士の摩擦係数よりも証書と前記搬送フィードローラおよび前記搬送プレッシャローラの摩擦係数を大きくしたことを特徴とする媒体処理装置。
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