JPH06135590A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JPH06135590A
JPH06135590A JP4291499A JP29149992A JPH06135590A JP H06135590 A JPH06135590 A JP H06135590A JP 4291499 A JP4291499 A JP 4291499A JP 29149992 A JP29149992 A JP 29149992A JP H06135590 A JPH06135590 A JP H06135590A
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哲弘 新田
Makoto Takemura
誠 竹村
Yasuhiro Unosawa
保弘 宇野沢
Masaru Sato
勝 佐藤
Toshiyuki Onishi
敏之 大西
Makoto Kashimura
誠 鹿志村
Hisashi Morioka
久始 森岡
Shinya Matsui
真也 松井
Shinji Kanemitsu
伸二 金光
Hiroshi Yoshino
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    • B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/06—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers
    • B65H5/062—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by rollers or balls, e.g. between rollers between rollers or balls

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピンチローラの回転抵抗を増加させることな
く、ピンチローラの搬送ローラに対する押圧を均一に
し、シートの斜送を防止する。 【構成】 前記ピンチローラの幅方向の中央を支持手段
で支持し、前記支持手段が前記ピンチローラの幅方向中
央において前記ピンチローラを前記搬送ローラに押圧す
るように付勢する付勢手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はシートを搬送するシート
搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリなどの
記録装置は、記録情報に応じて、記録ヘッドのエネルギ
ー発生体を駆動することにより、紙やプラスチック薄板
等の記録シート（被記録体）に画像を記録していくよう
に構成されている。
【０００３】上記記録装置は、記録方式により、インク
ジェット式、ワイヤードット式、サーマル式、レーザー
ビーム式などに分けることができる。
【０００４】また、記録装置で使用される記録シート
は、普通紙の他、ハガキや封筒等の厚紙やプラスチック
薄板等の特殊シート等がある。
【０００５】図８に示すように、前記記録装置は、一般
に、自動給紙部１０５の給紙ローラ１０８を回転させて
記録シート１１７を一枚ずつ分離給紙し、搬送ローラ１
０３、ピンチローラ１０７を有するシート搬送装置に送
り込み、搬送ローラ１０３から記録部に送り込み、記録
御搬送ローラ１０３より後方にある排紙ローラに送り込
み排紙部へスタックするように構成されている。
【０００６】記録シート１１７の搬送は、搬送ローラ１
０３を複数個のピンチローラ１０７で押圧し記録シート
１１７を挾持し搬送ローラ１０３を回転させることによ
り行っている。
【０００７】搬送ローラ１０３の表面はゴムもしくはウ
レタン等の摩擦係数の高い材質で形成されている。ピン
チローラ１０７の表面はＳＵＳもしくはテフロン等の摩
擦係数の低い材質で形成されている。ピンチローラ１０
７はＰＯＭ等により成形されたピンチローラ保持部材
（以後ピンチローラホルダー）１０４の両端１１４ａ，
１１４ｂにピンチローラ１０７の左右両端２カ所が軸止
されている。ピンチローラホルダー１０４の他端はシャ
ーシ１１６に回動自由に軸止されバネ材１０９によりピ
ンチローラ１０７を搬送ローラ１０３に押圧している。
押圧の方法としてはピンチローラホルダー回転中心に対
しピンチローラの軸受の他端を力点とし板バネ、コイル
バネ等で押圧する方法、又ピンチローラホルダーの左右
両端の軸受上を力点としそれぞれダイレクトに押圧する
方法、ピンチローラホルダーの中心を押圧する方法等が
提案されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のシート搬
送装置では、ピンチローラホルダーの軸受がピンチロー
ラの左右両端２カ所であるため軸受の寸法のバラツキ、
バネ圧のバラツキにより搬送ローラに対するピンチロー
ラの押圧が左右端で異なってしまい、最悪片当たりした
場合は記録シートの搬送において斜行を起こしてしまう
問題があった。又、ピンチローラの中心を押圧する場合
は押圧バランスはよく片当たりがないため斜行は起こら
ないが、ピンチローラホルダーの軸受が左右２カ所であ
るならばピンチローラホルダーの弾性変形により押圧力
が低下してしまう問題があった。弾性変形を防ぐために
はピンチローラホルダーの中央にも軸受が必要であり３
カ所の軸受となるとピンチローラの摺動抵抗が増加する
ため記録シートの送り精度に影響を与える問題があっ
た。
【０００９】本発明は、この様な技術的課題に鑑みてな
されたものであり、簡単な機構によりピンチローラの調
芯を行い押圧力の損失をする事なく記録シートの搬送を
行うため、記録シートの斜行を防ぎかつ搬送性を向上し
たシート搬送装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明はピンチローラの
回転抵抗を増加させることなく、ピンチローラの搬送ロ
ーラに対する押圧を均一にし、シートの斜送を防止する
ことを目的とする。
【００１１】上記目的を達成するための本発明の構成
は、回転しながらシートに接触してシートに搬送力を与
える搬送ローラと、前記搬送ローラと協働してシートを
搬送するピンチローラと、前記ピンチローラの幅方向の
中央を支持する支持手段と、前記支持手段が前記ピンチ
ローラの幅方向中央において前記ピンチローラを前記搬
送ローラに押圧するように付勢する付勢手段と、を、有
することを特徴とするシート搬送装置である。
【００１２】
【実施例】
（実施例１）以下、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図１は本発明を実施するのに好適な記録装置使
用時の斜視図、図２は断面図である。自動給紙部５の給
紙トレイ６に積載された記録シート１７は給紙ローラ８
により搬送され紙ガイド１３とピンチローラホルダー４
に案内され記録部１にある搬送ローラ３に送り込まれ
る。このとき、ピンチローラホルダー４は記録シート１
７の浮きに対して抑え込むようにガイドの役割をはたす
ため、記録シート１７は確実に搬送ローラ３とピンチロ
ーラ７の間に送り込まれる。ピンチローラ７は中央で軸
７ｃが露出している。ピンチローラホルダ４の端部のピ
ンチローラ軸受１５は、ピンチローラ７の軸７ｃの中央
で露出した部分を軸支している。ピンチローラ７はこの
中央１カ所のみで軸支されている。ここで図３はピンチ
ローラホルダー軸受１５の断面詳細図である。９はバネ
材でありピンチローラホルダー軸受１５上を押圧してい
る。又、ピンチローラホルダー４の左右両端には搬送ロ
ーラ３とピンチローラ７の、記録シートと同一面上の平
行性と記録シート面に対し垂直方向の平行性を所定量の
ガタの中で保持する部材１４ａ，１４ｂがある。図４は
保持部材１４ａ，１４ｂの断面詳細図である。記録シー
トと同一面上の平行性のガタは記録シートへの印字開始
位置の精度に影響するため０が理想であるが例えばピン
チローラ７の全長４０ｍｍ程度に対し０．１から０．２
ｍｍ程度のガタであっても問題ない。又、記録シート面
に対し垂直方向の平行性のガタはピンチローラ７の調芯
と組み込み時のあばれ防止であるため０．１から１ｍｍ
程度のガタでよい。ピンチローラホルダー４はシャーシ
１６に搬送ローラ３に対し回動自由に軸止されているた
めバネ材９の押圧によりピンチローラ７はピンチローラ
ホルダー軸受１５を介して搬送ローラ３に圧接される。
搬送ローラ３の表面はゴムあるいはウレタン等の摩擦係
数の高い材質であり、図示しない駆動源により回転し、
記録シート１７をピンチローラ７とで挾持し搬送しプラ
テン１２上で印字ヘッド２により記録を行う。１０，１
１は排紙ローラであり記録されたシートを排紙部２３に
スタックする。
【００１３】なお、記録ヘッド２は、発熱素子によって
ノズル内にインクの気泡を発生させ、その膨張によって
インク液滴をノズルから噴射させて記録を行うインクジ
ェットヘッドでもよい。
【００１４】（実施例２）図５，図６に第２の実施例を
説明する。バネ材９の押圧位置は実施例１と同様ピンチ
ローラ７の中心である。ピンチローラ７の記録シート面
に対し垂直方向の規制のみをピンチローラホルダー４の
押圧位置の部材２１で行い、図５はその断面詳細図であ
る。ピンチローラ７の左右両端に対するピンチローラホ
ルダー４の部材２２ａ，２２ｂにおいて記録シート面上
の平行性の位置規制のみを行い、図６はその断面詳細図
である。つまり、ピンチローラホルダーの３カ所の部材
２１，２２ａ，２２ｂでピンチローラの位置を決めか
つ、ピンチローラの調芯は可能であり摺動抵抗も増加し
ない構成にした事により、記録シートの搬送性において
実施例１と同様の効果を得た。
【００１５】（実施例３）図７に第２の実施例を説明す
る。ピンチローラホルダー４は軸において軸受板１８に
軸止されている。前記軸受板１８はシャーシ１６に搬送
ローラ３に対し矢印方向に回動可能に軸１９により軸止
されている。この構成により搬送ローラ３に対しピンチ
ローラホルダー４は調芯可能である。つまり、ピンチロ
ーラ７はピンチローラホルダー４の動きに従い調芯可能
となる。この時ピンチローラ７の軸受部は左右両端に設
ける事も可能である。又、バネ材９の押圧が左右２カ所
であっても搬送ローラ３に対してピンチローラホルダー
４と一体になりピンチローラ７の調芯は可能となり、記
録シートの搬送性において同様の効果を得られた。
【００１６】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によると、ピ
ンチローラの回転抵抗を増加させることなく、ピンチロ
ーラの搬送ローラに対する押圧を均一にし、シートの斜
送を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１による記録装置の模式的斜視
図
【図２】本発明の実施例１による記録装置の模式的斜視
図
【図３】本発明の実施例１による断面詳細図
【図４】本発明の実施例１による断面詳細図
【図５】本発明の実施例２による断面詳細図
【図６】本発明の実施例２による断面詳細図
【図７】本発明の実施例３による記録装置の模式的斜視
図
【図８】本発明の従来例による記録装置の模式的斜視図
【符号の説明】
１ 記録部、 ２ ヘッド ３ 搬送ローラ ４ ピンチローラホルダー ５ 自動給紙部 ６ 給紙トレイ ７ ピンチローラ ８ 給紙ローラ ９ バネ １０，１１ 排紙ローラ １２ プラテン １３ 紙ガイド １４ａ，１４ｂ 保持する部材 １５ ピンチローラ軸受け １６ シャーシ １７ 記録シート １８ 軸受板 １９ 軸 ２０ ピンチローラホルダー軸受け ２１ 押圧位置の部材 ２２ａ，２２ｂ 部材 ２３ 排紙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 勝 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 大西 敏之 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 鹿志村 誠 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 森岡 久始 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 松井 真也 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 金光 伸二 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 吉野 浩史 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤノ ン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 回転しながらシートに接触してシートに
    搬送力を与える搬送ローラと、 前記搬送ローラと協働してシートを搬送するピンチロー
    ラと、 前記ピンチローラの幅方向の中央を支持する支持手段
    と、 前記支持手段が前記ピンチローラの幅方向中央において
    前記ピンチローラを前記搬送ローラに押圧するように付
    勢する付勢手段と、 を、有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項２】 前記付勢手段の付勢力は、前記ピンチロ
    ーラの幅方向中央部分のみに作用するように構成したこ
    とを特徴とする請求項１記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項３】 前記支持手段は、前記ピンチローラの両
    端部において前記ピンチローラの移動を規制する移動規
    制部を備えていることを特徴とする請求項１記載のシー
    ト搬送装置。
  4. 【請求項４】 前記移動規制部は、前記ピンチローラ端
    部が所定の範囲内において移動できるように構成されて
    いることを特徴とする請求項３記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項５】 前記ピンチローラは、複数個配置されて
    いることを特徴とする請求項１記載のシート搬送装置。
  6. 【請求項６】 前記ピンチローラは、シートの幅方向に
    対し、ほぼ全域を押圧することを特徴とする請求項１記
    載のシート搬送装置。
  7. 【請求項７】 前記搬送ローラおよび前記ピンチローラ
    によって搬送されるシートに、熱エネルギーによって形
    成されるインク液滴によって画像を形成する画像形成手
    段を有することを特徴とする請求項１記載のシート搬送
    装置。
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