JPH1035246A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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Publication number
JPH1035246A
JPH1035246A JP21045596A JP21045596A JPH1035246A JP H1035246 A JPH1035246 A JP H1035246A JP 21045596 A JP21045596 A JP 21045596A JP 21045596 A JP21045596 A JP 21045596A JP H1035246 A JPH1035246 A JP H1035246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
damper
air mix
mix damper
rail grooves
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21045596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuki Izawa
友樹 井澤
Masanari Shiroyama
勝成 城山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP21045596A priority Critical patent/JPH1035246A/ja
Publication of JPH1035246A publication Critical patent/JPH1035246A/ja
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング1内に形成された空気流路中に空
気を冷却するエバポレータ4と、このエバポレータ4で
冷却された空気を再熱するヒータ5と、空気の流れ方向
と直交する方向にスライドしてヒータ5のバイパス通路
27を通る冷風の量とヒータ5を通る空気の量を調整する
スライド式エアミックスダンパ30を配設してなる車両用
空気調和装置において、エアミックスダンパ30をマック
スホット位置及びマックスクール位置に位置させたと
き、エアミックスダンパ30とダンパガイド26との隙間か
ら空気が洩れるのを防止する。 【解決手段】 エアミックスダンパ30をマックスホット
位置とマックスクール位置とでそれぞれダンパガイド26
に対し押し付けてシールする押し付け機構31、32、33、
34を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗用車に好適な車両
用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は図3ないし図5に示す車両
用空気調和装置について特願平7−310726号によ
り特許出願した。図3は図4のA−A線に沿う断面図、
図4は図3のB−B線に沿う断面図、図5は吹出モード
切換ダンパの斜視図である。
【0003】センターコンソール内に埋設されるケーシ
ング1の内部にはエバポレータ4、エアミックスダンパ
6、ヒータ5、吹出モード切換ダンパ10が配設されてい
る。エバポレータ4はケーシング1の下部にその空気吸
込口25に向かって次第に立ち上がるように傾斜した姿勢
で取り付けられている。
【0004】エアミックスダンパ6はエバポレータ4の
上方に配設され、ダンパガイド26に案内されて空気流れ
方向と直交する方向にスライドする。ヒータ5はエアミ
ックスダンパ6の上方においてケーシング1内の片側に
偏寄して若干傾斜した姿勢で配設されている。吹出モー
ド切換ダンパ10はヒータ5の上方のエアミックス領域に
水平軸まわりに回転可能に配設されている。
【0005】このダンパ10は、図5に示すように、全体
として中空樽状をなし、その円筒部10a には周方向に所
定の間隔を隔てて常時エアミックスダンパ領域に連通す
る取入口11、デフロスト出口12及びフェース出口13が形
成され、その両端板10b 、10c にはそれぞれ扇形状のフ
ート出口14が形成されるとともにその中央部に回転軸15
が突設されている。この回転軸15はケーシング1の左右
両側壁1b、1cに軸承されている。
【0006】また、ケーシング1には円筒部10a の外周
面に周方向に所定の間隔を隔てて近接することによって
シール部を形成する突出部16a 、16b 、16c が形成され
ている。そして、ケーシング1の上面1aには突出部16a
と16b との間に位置するようにフェース吹出口2が形成
され、突出部16b と16c との間に位置するようにデフロ
スト吹出口3が形成され、ケーシング1の左右両側壁1
b、1cにはそれぞれフート出口14と整合しうるフート吹
出口19が形成されている。
【0007】そして、フェース吹出口2に連通するよう
にフェースダクト21が、デフロスト吹出口3に連通する
ようにデフロストダクト22が、フート吹出口19に連通す
るようにフートダクト23がそれぞれ連結されている。
【0008】しかして、空気調和装置の運転時、図示し
ないブロアによって付勢された車室内空気又は及び外気
が空気吸込口25からケーシング1内に流入し、エバポレ
ータ4を流過する過程で冷媒と熱交換することによって
冷却される。
【0009】この空気はエアミックスダンパ6によって
分流せしめられ、エアミックスダンパ6の後側を流過し
た空気はヒータ5に入りここでエンジン冷却水と熱交換
することによって加熱された後、エアミックスダンパ6
の前側に形成されたバイパス通路27を流過した空気と合
流して所定温度の調和空気となる。
【0010】この調和空気はダンパ10の取入口11を通っ
てその内部に入り、ダンパ10を回転軸15まわりに回転す
ることによって選択された吹出口2、3、19のいずれか
1又は2から吹き出される。
【0011】即ち、ダンパ10が図3に示す回転角度位置
を占めている場合には、調和空気はフェース出口13、フ
ェース吹出口2、フェースダクト21を通って車室内乗員
の上半身に向かって吹き出される。
【0012】ダンパ10を図3において反時計方向に若干
回動すると、フェース出口13が部分的に閉塞され、か
つ、フート出口14が部分的にフート吹出口19に整合する
ので、調和空気の一部がフェース吹出口2から吹き出さ
れると同時に残部がフート出口14、フート吹出口19、フ
ートダクト23を通って車室内乗員の足元に向かって吹き
出される。
【0013】ダンパ10を更に反時計方向に回動すると、
フェース出口13とフェース吹出口2との連通が遮断さ
れ、フート出口14のみがフート吹出口19と整合するの
で、調和空気はフート吹出口19のみから吹き出される。
【0014】ダンパ10を更に回動すると、フート出口14
とフート吹出口19とが部分的に整合すると同時にデフロ
スト出口12がデフロスト吹出口3と部分的に連通するの
で、調和空気の一部がフート吹出口19から吹き出される
と同時に残部がデフロスト出口12、デフロスト吹出口1
9、デフロストダクト23を通ってフロントガラス等の内
面に向かって吹き出される。
【0015】ダンパ10を更に回動すると、フート出口14
とフート吹出口19との整合が遮断され、デフロスト出口
12のみがデフロスト吹出口3に整合するので、調和空気
はデフロスト吹出口3のみから吹き出される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、エアミックスダンパ6をその前部ストロークエン
ドに位置させたとき、即ち、マックスホット位置とした
とき、エアミックスダンパ6とダンパガイド26との隙間
から空気が漏洩して車室内に吹き出される調和空気の温
度が低下する。また、エアミックスダンパ6をその後部
ストロークエンドに位置させたとき、即ち、マックスク
ール位置としたときにも上記隙間からの空気の漏洩によ
って車室内に吹き出される調和空気の温度が上昇すると
いう不具合があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、ケーシング内に形成された空気流路中に空気を
冷却するエバポレータと、このエバポレータで冷却され
た空気を再熱するヒータと、空気の流れ方向と直交する
方向にスライドして上記ヒータのバイパス通路を通る冷
風の量と上記ヒータを通る空気の量を調整するスライド
式エアミックスダンパを配設してなる車両用空気調和装
置において、上記エアミックスダンパをマックスホット
位置とマックスクール位置とでそれぞれ上記ケーシング
側に設けられたダンパガイドに対して押し付けることに
よってシールする押し付け機構を設けたことを特徴とす
る車両用空気調和装置にある。
【0018】他の特徴とするところは、上記押し付け機
構が、上記ケーシング側に設けられて両端のストローク
エンド付近で上記ダンパガイドに向かって接近する一対
のレール溝と、上記エアミックスダンパ側に設けられて
上記一対のレール溝内を摺動する摺動部材とからなるこ
とことにある。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1及び図2
に示されている。エアミックスダンパ30の前端部には左
右両側に突出する軸31が設けられ、後端部下方には左右
両側に突出する軸32が設けられている。一方、ケーシン
グ1の左右両壁1b、1cの内面にはそれぞれ前後方向に伸
びる一対のレール溝33、34が設けられている。
【0020】レール溝33はその前後両端のストロークエ
ンド付近でダンパガイド26に向かって次第に接近する傾
斜部33a 、33b とこれら傾斜部33a 、33b の間で水平に
伸びる水平部33c とからなる。同様に、レール溝34はそ
の前後両端のストロークエンド付近でダンパガイド26に
向かって次第に接近する傾斜部34a 、34b とこれら傾斜
部34a 、34b の間で水平に伸びる水平部34c とからな
る。
【0021】そして、各軸31の端はレール溝33に嵌合さ
れ、各軸32の端はレール溝34に嵌合されてそれぞれこれ
らレール溝33、34内を摺動するようになっている。エア
ミックスダンパ30の下面中央には穴37が穿設され、この
穴37内にスライド用レバー35の先端部に突設されて上方
に伸びる突起36が回動自在に嵌合されている。
【0022】そして、このスライド用レバー35の中央部
は垂直軸38を中心として回動自在にケーシング1に枢着
され、スライド用レバー35の後端部にはピン39が立設さ
れている。他の構成は図3ないし図5に示す従来のもの
と同様であり、対応する部材には同じ符号を付してその
説明を省略する。
【0023】しかして、エアミックスダンパ6をスライ
ドさせる場合にはスライド用レバー35のピン39をワイヤ
ー又はリンクを介して矢印方向に牽引する。すると、軸
31及び32はレール溝33、34内を摺動しながら前後に移動
する。エアミックスダンパ30が図示の中間位置、即ち、
温調域にあるとき、軸31はレール溝33の水平部33c に、
軸32はレール溝34の水平部34c に位置するので、エアミ
ックスダンパ30はダンパガイド26から離間し、従って、
小さい力でスライドする。なお、この場合にはエアミッ
クスダンパ30とダンパガイド26との隙間から空気が洩れ
ても支障はない。
【0024】エアミックスダンパ30がその前部スクロー
クエンドに到達したとき、即ち、マックスホット時には
軸31及び32はレール溝33、34の前部ストロークエンド33
a 、34a に乗り、これに伴ってエアミックスダンパ30は
ダンパガイド26に押し付けられる。
【0025】逆にエアミックスダンパ30がその後部スト
ロークエンドに到達したとき、即ち、マックスクール時
には軸31及び32はレール溝33、34の後部ストロークエン
ド33b 、34b に乗り、これに伴ってエアミックスダンパ
30はダンパガイド26に押し付けられる。
【0026】かくして、マックスホット時及びマックス
クール時にエアミックスダンパ30とダンパガイド26との
隙間から空気が洩れるのを防止できる。なお、軸31、32
に代えてキー、ローラ等を用い得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】本発明においては、エアミックスダンパ
をマックスホット位置及びマックスクール位置でそれぞ
れダンパガイドに対して押し付けてシールする押し付け
機構を設けたので、エアミックスダンパとダンパガイド
との隙間から空気が洩れるのを防止でき、従って、マッ
クスホット時に車室内に吹き出される調和空気の温度が
低下したり、マックスクール時に車室内に吹き出される
調和空気の温度が上昇するのを防止できる。
【0028】ケーシング側に設けられて両端のストロー
クエンド付近で上記ダンパガイドに向かって接近する一
対のレール溝と、エアミックスダンパ側に設けられて一
対のレール溝内を摺動する摺動部材とから押し付け機構
を構成すれば、エアミックスダンパとダンパガイドとの
隙間をシールするためのシール機構を簡略化できるとと
もにエアミックスダンパをスライドさせるための力を低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す部分的断面図である。
【図2】上記実施形態のエアミックスダンパ及びスライ
ド用レバーの分解斜視図である。
【図3】従来の車両用空気調和装置を示す図4のA−A
線に沿う断面図である。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図5】吹出モード切換ダンパの斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 4 エバポレータ 5 ヒータ 30 エアミックスダンパ 26 ダンパガイド 33、34 レール溝 31、32 摺動部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に形成された空気流路中に
    空気を冷却するエバポレータと、このエバポレータで冷
    却された空気を再熱するヒータと、空気の流れ方向と直
    交する方向にスライドして上記ヒータのバイパス通路を
    通る冷風の量と上記ヒータを通る空気の量を調整するス
    ライド式エアミックスダンパを配設してなる車両用空気
    調和装置において、 上記エアミックスダンパをマックスホット位置とマック
    スクール位置とでそれぞれ上記ケーシング側に設けられ
    たダンパガイドに対して押し付けることによってシール
    する押し付け機構を設けたことを特徴とする車両用空気
    調和装置。
  2. 【請求項2】 上記押し付け機構が、上記ケーシング側
    に設けられて両端のストロークエンド付近で上記ダンパ
    ガイドに向かって接近する一対のレール溝と、上記エア
    ミックスダンパ側に設けられて上記一対のレール溝内を
    摺動する摺動部材とからなることを特徴とする請求項1
    記載の車両用空気調和装置。
JP21045596A 1996-07-23 1996-07-23 車両用空気調和装置 Withdrawn JPH1035246A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21045596A JPH1035246A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 車両用空気調和装置

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JP21045596A JPH1035246A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 車両用空気調和装置

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Publication Number Publication Date
JPH1035246A true JPH1035246A (ja) 1998-02-10

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ID=16589627

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21045596A Withdrawn JPH1035246A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 車両用空気調和装置

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JP (1) JPH1035246A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0949097A2 (en) 1998-04-09 1999-10-13 Sanden Corporation Air conditioner for vehicles

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0949097A2 (en) 1998-04-09 1999-10-13 Sanden Corporation Air conditioner for vehicles

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007