JP2001105840A - 空気調和ユニットのスライドドア装置 - Google Patents

空気調和ユニットのスライドドア装置

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JP2001105840A
JP2001105840A JP29285099A JP29285099A JP2001105840A JP 2001105840 A JP2001105840 A JP 2001105840A JP 29285099 A JP29285099 A JP 29285099A JP 29285099 A JP29285099 A JP 29285099A JP 2001105840 A JP2001105840 A JP 2001105840A
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air
door device
frame
conditioning unit
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Mitsuhiro Kurokawa
充博 黒川
Akiyo Tsurushima
章代 鶴嶋
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Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドドアを滑らかにスライドできるよう
にする。 【解決手段】 フレーム20と、該フレームにスライド
可能に装着されたスライド板21と、スライド板に設け
られたスライドピン29と、フレームに設けられスライ
ドピンが摺動自在に嵌まることでスライド板のスライド
動作を案内する案内溝23Bとを備えた空気調和ユニッ
トのスライドドア装置9において、前記スライドピン2
9の外周に、案内溝23Bに対する滑り促進用のカラー
29Aを装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用の空
気調和ユニットのエアミックスドアとして利用するのに
好適なスライドドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の空気調和ユニットには、通風量
を調節したり、通風経路を切り換えたりするための各種
のドアが内蔵されている。従来のドアは、ある軸を中心
に回転する回転式のものが主流であったが、空気調和ユ
ニットの一層のコンパック化の要望に応えるため、最近
ではスライド式のドアを採用したものが提供されてきて
いる。スライド式のドアは、開閉スペースを周囲に広く
とる必要がないので、ユニットのコンパクト化が可能で
あるが、一方で、スライド動作を円滑に行うための工夫
が必要である。
【0003】図8はエアミックスドアにスライド式のド
アを採用した従来例を示している。この空気調和ユニッ
トは、特開平11−254942号公報に開示されたも
のであり、ユニットケース101内の送風路102に、
送風を冷却する冷却用熱交換器103が配されている。
この冷却用熱交換器103より下流側の送風路102に
は、冷却用熱交換器103を通過した送風を加熱する加
熱用熱交換器104が配設されていると共に、冷却用熱
交換器103を通過した送風が加熱用熱交換器104を
迂回して流れるバイパス通路105が設けられている。
冷却用熱交換器103と加熱用熱交換器104との間に
は、バイパス通路105を通過する送風と加熱用熱交換
器104を通過する送風とを適宜の比率で配分するスラ
イド式のエアミックスドア106が配設されている。
【0004】このスライド式のエアミックスドア106
は、冷却用熱交換器103を通過した冷風の下流側に向
けて膨出する円弧状に形成されていて、左右両端部の前
後に設けたスライドピン107を、ユニットケース10
1の左右両側壁に設けた前後各一対の円弧状の案内溝
(ガイドレール)108に係合することで、これらスラ
イドピン107と案内溝108とによって、スライド動
作がガイドされるようになっている。また、エアミック
スドア106の左右両端縁の下面にはラックギヤ109
が設けられており、ユニットケース101の左右両側壁
に貫通軸支した駆動シャフト110に設けたピニオンギ
ヤ111をラックギヤ109に噛合して、該駆動シャフ
ト110の回転によってスライド移動させるようにして
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスラ
イドドア装置では、スライドピン107を直接案内溝1
08に挿入し、スライドピン107の外周を案内溝10
8の内側面に滑らせるようにしているが、スライドピン
107を形成した部材と案内溝108を形成した部材の
材質が同じ場合、滑りが悪くなりやすく、ドアが移動す
る際に、接触面の摩擦抵抗により異音が発生するという
問題があった。
【0006】本発明は、上記事情を考慮し、スライドピ
ンが案内溝内をなめらかに滑るようにして異音の発生を
なくすことのできる空気調和ユニットのスライドドア装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、フレ
ームと、該フレームにスライド可能に装着されたスライ
ド板と、前記フレームとスライド板の一方に設けられた
スライドピンと、前記フレームとスライド板の他方に設
けられ前記スライドピンが摺動自在に嵌まることでスラ
イド板のスライド動作を案内する案内溝とを備えた空気
調和ユニットのスライドドア装置において、前記スライ
ドピンの外周に、案内溝に対する滑り促進用のカラーを
装着したことを特徴とする。
【0008】この発明では、スライドピンの外周に滑り
促進用のカラーを装着したので、スライドピンが案内溝
に沿って移動する際の摩擦抵抗を低減することができ、
滑りがなめらかになると共に、異音の発生が抑えられ
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の空気調
和ユニットのスライドドア装置であって、前記カラー
が、前記スライドピンの外周に回転自在に装着されてい
ることを特徴とする。
【0010】この発明では、スライドピンの外周に装着
したカラーが、案内溝の内側面に接触しながら転がるこ
とにより、スライド板を移動させる際の摩擦抵抗が減っ
て、スライド動作がなめらかになる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載の空気調
和ユニットのスライドドア装置であって、前記カラー
が、スライドピンの外周にシートを巻き付けることによ
り構成されていることを特徴とする。
【0012】この発明では、カラーを予め成形しておか
ずに、シートを巻き付けることにより構成したので、コ
スト低減が図れる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の空気調和ユニットのスライドドア装置であっ
て、前記カラーが、スライドピンの端面を覆うキャップ
状に形成されていることを特徴とする。
【0014】この発明では、キャップ状のカラーがスラ
イドピンの端面を覆うので、スライドピンの端面が案内
溝の底面に当たる場合にも、摩擦抵抗を減らして、滑り
やすくすることができる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の空気調和ユニットのスライドドア装置であっ
て、前記スライド板が円弧板状に形成されると共に、前
記案内溝が、スライド板を円弧軌跡に沿って案内するた
めに円弧状に形成されていることを特徴とする。
【0016】この発明では、案内溝が円弧状に形成され
ているので、スライドピンが案内溝に沿って移動する際
に案内溝の内側面とスライドピンとの間の摩擦抵抗が大
きくなるが、スライドピンの外周には滑り促進用のカラ
ーが装着されているので、円滑な滑りを保証することが
できる。
【0017】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載の空気調和ユニットのスライドドア装置であっ
て、空気調和ユニットのエアミックスドアとして用いら
れていることを特徴とする。
【0018】この発明では、スライドドア装置を、開閉
スペースを周囲に一番確保しにくい場所にあるエアミッ
クスドアとして使用しているので、空気調和ユニットの
コンパクト化を図る上で特に有効である。また、エアミ
ックスドアの下流側には冷風と温風をミックスするため
の空間を広く確保するのが空調性能を向上させる上で好
ましいが、そのことをユニットのコンパクト化を図りな
がら実現できるようになる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、案内溝内を摺
動するスライドピンの外周に滑り促進用のカラーを装着
したので、スライドピンが案内溝に沿って移動する際の
摩擦抵抗を減らすことができ、なめらかな滑りを実現す
ることができる。従って、スライド板の動きも軽くな
り、操作性が向上する。また、滑りがなめらかになるこ
とで、スライド板を移動させる際の異音の発生も防げ
る。
【0020】請求項2の発明によれば、カラーが転がる
ようになっているので、摩擦抵抗を一層減らせて、スラ
イド動作をなめらかにすることができる。
【0021】請求項3の発明によれば、シートを巻き付
けることでカラーを構成しているので、安価に実現でき
る。
【0022】請求項4の発明によれば、カラーをキャッ
プ状にしたので、スライドピンの端面が案内溝の底面に
当たる場合にも、滑りやすくすることができる。
【0023】請求項5の発明によれば、円弧状の案内溝
に沿ってスライドピンをなめらかに滑らせることができ
る。
【0024】請求項6の発明によれば、スライドドア装
置を、空気調和ユニットの中で開閉スペースを一番確保
しにくい場所にあるエアミックスドアとして使用してい
るので、ユニット全体のコンパクト化を図る上で大いに
貢献することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスライドドア装置
をエアミックスドアとして備えた車両用空気調和ユニッ
トの詳細を図面に示す実施形態を用いて説明する。
【0026】図1において、符号1は車両用空気調和ユ
ニット、符号2はユニットケースを示している。
【0027】ユニットケース2は、締結ねじ等により左
右に分離可能な形状となっていている。なお、図2はユ
ニットケース2を左右に分離した半部を示す斜視図であ
る。ユニットケース2の内部には、主要な構成要素とし
ての送風機(ブロワ)3と、この送風機3から送り出さ
れる空気を後述する上方開放口4、5へ向けて誘導案内
する空気調和通路6と、この空気調和通路6内に配置さ
れた冷却用熱交換器7及び加熱用熱交換器8と、冷却用
熱交換器7の下流側に配置され、且つ冷却用熱交換器7
を通過した空気が例外なく通過するエアミックスドアと
して設けられたスライドドア装置9と、冷却用熱交換器
7及び加熱用熱交換器8の下流側に配置された開閉ドア
10と、空気調和通路6の最終部に配置された開閉ドア
11とを備えている。
【0028】送風機3は、ユニットケース2の上方に設
けられた弧状のハウジング12内に配置され、図示しな
い駆動モータにより回転駆動されるようになっている。
【0029】ハウジング12は、送風機3の回転によ
り、空気をハウジング12内に取り入れる取入口13
と、最終的に車室14側へ向けて吹き出す送風口15と
が形成されている。
【0030】空気調和通路6は、ハウジング12の送風
口15と連通し、送風口15から吹き出す空気を車室1
4側に沿って下降案内する下降通路6Aと、下降した空
気をエンジンルーム16側へ案内してUターンさせるU
ターン通路6Bと、Uターン通路6BでUターンした空
気を上方開放口4、5へ向かって案内する上昇通路6C
とからなっている。
【0031】空気調和通路6の下降通路6Aは、ユニッ
トケース2の車室側のケース壁面2Aと、ユニットケー
ス2の左右の側壁17、17に囲まれて形成されてい
る。Uターン通路6Bは、ユニットケース2のケース底
壁面2Bと左右の側壁17、17で囲まれて形成されて
いる。上昇通路6Cは、ユニットケース2のエンジンル
ーム16側のケース壁面2Cと左右の側壁17、17及
び弧状に形成されたハウジング12の背面とで囲まれて
形成されている。
【0032】冷却用熱交換器7と加熱用熱交換器8と
は、空気調和通路6の下降通路6AとUターン通路6B
の領域にわたって配置され、冷却用熱交換器7は上流側
に、その下流側に加熱用熱交換器8がそれぞれ設けられ
ている。
【0033】冷却用熱交換器7は、冷媒が流れる冷媒管
と多数のフィン(いずれも図示省略する)とで構成され
ている。また、この冷却用熱交換器7は、ユニットケー
ス2内に設けられた上下の支持ブラケット18、18に
よって支持されており、エンジンルーム16側へ向かっ
て所定角度前傾した傾斜姿勢となっている。
【0034】この冷却用熱交換器7の傾斜角度は垂直方
向に対して0〜30度程度の範囲内に設定され、好まし
くは約20度の前傾姿勢が好ましい。このような角度設
定により、送風口15からの空気が下降通路2Aを通っ
て冷却用熱交換器7のフィンとフィンとの間を通過し
て、効率の良い流れが確保されると共に、熱交換が行わ
れて冷却されるようになっている。
【0035】なお、冷却用熱交換器7は、図示しない圧
縮器、凝縮器、膨張弁と連通し、圧縮器から吐出された
冷媒が、凝縮器、膨張弁を通り、蒸発器となる冷却用熱
交換器7から再び圧縮器へ戻る冷凍サイクルを構成して
いる。
【0036】加熱用熱交換器8は、図1に示すように、
冷却用熱交換器7の空気吹出領域の下端部と開閉ドア1
0の枢支軸10Aとを結ぶ直線より下側に位置し、略水
平な姿勢をとるように配置され前後の支持ブラケット1
9、19で支持されている。さらに詳しくは、加熱用熱
交換器8は、後述するスライドドア装置9がフルクール
モードのときに、スライドドア装置9を構成するスライ
ド板21の上端と開閉ドア10の枢支軸10Aとを結ぶ
直線より下側にあるように配置されている。この加熱用
熱交換器8姿勢角度は、略水平方向から上流側が約10
度起き上がる角度が望ましい。このよう姿勢をとること
で、図1に示すように冷却用熱交換器7と加熱用熱交換
器8とで略横向きT字状のレイアウト構造となってお
り、ユニットケース2の上下方向の寸法を抑えた形状と
なっている。
【0037】なお、加熱用熱交換器8は、図示しないエ
ンジンによって加熱された加熱水が流れるようになって
いて、熱交換器本体を空気が通過するときに、熱交換が
行われて加熱されるようになっている。
【0038】次に、スライドドア装置9の構成を図3〜
図7を用いて説明する。
【0039】スライドドア装置9は、概略矩形状のフレ
ーム20と、このフレーム20の幅方向wと直交する方
向hにスライド可能に組み付けられるスライド板21
(スライドドアに相当)と、駆動シャフト22と、この
駆動シャフト22を回転駆動する図示しない回転駆動手
段と、を備える。
【0040】フレーム20は、図3に示すように、円を
弦で切断したような形状の円弧と弦とで形成される一対
のフレーム側板部(側板)23、23を備え、これらフ
レーム側板部23、23がフレーム20の幅方向wの両
端に互いに対向して配置されている。それぞれのフレー
ム側板部23の中央には、軸受用開口部23Aが開設さ
れている。また、これらフレーム側板部23、23の互
いに対向する面には、円弧状の縁に沿って略円弧状の一
対のスライド案内溝23B、23Bがそれぞれ形成され
ている。
【0041】各フレーム側板部23、23に形成された
一対のスライド案内溝23B、23Bは、上記したよう
に円弧状の縁に沿って形成されており、フレーム側板部
23の中央で分離されている。なお、図6に示すよう
に、中央で分離されたスライド案内溝23B、23Bの
各両端部は、円弧状の縁側に接近するように屈曲してい
る。さらに、これらフレーム側板部23、23の対向す
る面には、軸受用開口部23Aを挟んで互いに平行をな
し、且つ、それぞれスライド案内溝23B、23Bに連
通するスライドピン挿入溝23C、23Cが形成されて
いる。スライドピン挿入溝23C、23Cは、フレーム
側板部23、23の弦側の端縁からスライド案内溝23
B、23Bに達するように形成されている。
【0042】これらスライド案内溝23B、23Bを対
向する内面側に形成したフレーム側板部23、23間の
距離は、冷却用熱交換器7の空気通過領域の幅寸法と略
同一に設定されている。これらフレーム側板部23、2
3の対向する端部同士は、それぞれフレーム横枠部2
4、24で連結されている。また、これらフレーム側板
部23、23の円弧状をなす縁部に沿って、この縁部か
ら対向内側へ向けて所定寸法の幅で延在された案内板部
25、25が形成されている。
【0043】また、フレーム横枠部24、24の幅方向
wの中央部同士は、案内板部25と同様に湾曲する中央
案内板部26で連結されている。さらに、案内板部2
5、25及び中央案内板部26の上下方向h(図3中に
矢印で示す)の中央部同士が補強用横板部27で連結さ
れている。この結果、フレーム横枠部24、24と案内
板部25、25とで囲まれて形成される曲面でなる開口
面は、中央案内板部26と補強用横板部27とで十字状
に区分けされて、フレーム20の上側に位置する2つの
上部開口部28A、28Aと、フレーム20の下側に位
置する2つの下部開口部28B、28Bとが形成されて
いる。
【0044】スライド板21は、上記したフレーム20
の湾曲した開口面の湾曲度合いと同様に円弧状に湾曲し
た矩形状の面板よりなり、フレーム20の湾曲した開口
面の内側に配置されている。
【0045】また、スライド板21の幅方向wの両側縁
の上下両端部(スライド板21のスライド方向の両端
部)には、フレーム20の幅方向wの外側に突出するス
ライドピン29が一体に合計4本形成されている。これ
らのスライドピン29は、スライドピン挿入溝23Cか
らスライド案内溝23Bにそれぞれ摺動可能に挿入され
ることで、スライド板21のスライド動作を案内するス
ライドガイドを構成するものである。
【0046】この場合、図5に示すように、上下両端の
スライドピン29、29間の距離H1は、両スライドピ
ン挿入溝23C、23C間の距離H2よりも小さく設定
されており、同時に両方のスライドピン29、29をス
ライドピン挿入溝23C、23Cに入れることができな
い代わりに、同時に両方のスライドピン29、29がス
ライドピン挿入溝23C、23Cから抜けないようにな
っている。
【0047】各スライドピン29の外周には、スライド
案内溝23B、23Bの溝幅よりも径小の円筒状のカラ
ー29Aが嵌合されており、スライド案内溝23B、2
3B内におけるスライドピン29の滑り移動を促進する
ようになっている。
【0048】また、スライド案内溝23C、23Cの各
終端は延長されて、スライドピン29がそれぞれ収容さ
れるピン受部23D、23D、23D、23Dが設けら
れている。これらのピン受部23D、23D、23D、
23Dとスライド案内溝23B、23Bとの連続部分に
は、凸部23E、23E、23E、23Eが形成されて
いる。そして、カラー29Aはスライド案内溝23Bに
フルホット状態又はフルクール状態との端部手前である
上記凸部23Eに乗り上げる時に、スライドピン29の
滑りをさらに促進する。
【0049】なお、ピン受部23D、23D、23D、
23Dは、スライド案内溝23B内の粉塵が溜まる粉塵
溜め部としての作用を有している。
【0050】この場合、スライド案内溝23Bを有する
フレーム20や、スライドピン29を有するスライド板
21の材質がポリプロピレン(PP)であるとすると、
カラー29Aの材質は、それらと異種の材質、特に案内
溝23Bに対して滑りやすいポリアセタール(POM)
等の材質に設定されている。
【0051】なお、カラー29Aは、スライドピン29
の端面まで覆えるようにキャップ状に形成してもよい。
そうした場合は、スライドピン29の端面がスライド案
内溝23Bの底面に接触する場合にも、スライドピン2
9の滑りをなめらかにすることができる。また、カラー
29Aは、コロのように、スライドピン29の外周に回
転自在に嵌合してもよい。そうした場合は、スライドピ
ン29がスライド案内溝23Bに沿って移動する際に、
カラー29Aが回転して摺動抵抗が減ることになるの
で、スライド板21を一層滑らかに移動させることがで
きる。
【0052】また、カラー29Aは、予め円筒状やキャ
ップ状に成形した形でスライドピン29の外周に嵌合す
るのではなく、テープやシートを巻き付けることで構成
してもよい。そうすると、予め成形したカラー29Aを
装着するのに比べて安く済ませることができる。
【0053】また、スライド板21の幅方向wの両側縁
部の湾曲内側面には、側縁に沿ってラック歯(ラックギ
ヤ)30が刻設されている。このスライド板21の幅方
向wの寸法は、フレーム20の一対のフレーム側板部2
3、23間の距離寸法と略同様に設定されている。ま
た、スライド板21の上下方向(フレーム20の幅方向
wと直交する方向)hの寸法は、フレーム20の案内板
部25の半分より僅かに長く設定されており、スライド
板21がフレーム20に装着された場合に、一対の上部
開口部28A、28Aと、一対の下部開口部28B、2
8Bとのうち、いずれか一方を全面的に閉塞又は開放し
得るように設定されている。
【0054】駆動シャフト22は、スライド板21の幅
方向wの長さ寸法と略同一の長さに設定されている。こ
の駆動シャフト22の両端には、外周にピニオンギア3
1が形成された回転筒体32がそれぞれ装着されてい
る。この回転筒体32の外側には、ピニオンギア31よ
り径寸法の短い筒軸32Aがピニオンギア31と同軸的
に突設されている。この筒軸32Aは、フレーム20の
フレーム側板部23の中央に開設された軸受用開口部2
3Aに回転自在に軸支される。また、この筒軸32Aの
端面には、図示しない回転駆動手段側と連結して回転駆
動力の伝達に供される連結用凹溝32Bが形成されてい
る。
【0055】また、ピニオンギヤ31を備えた回転筒体
32は、硬質の樹脂で成形されているが、そのままでは
弾力性に乏しいので、図7に示すように、外周から内周
までの範囲に、ピニオンギヤ31の半径方向の弾力性を
高めるための環状の空所31Aを形成している。環状の
空所31Aは、全周連続して形成するわけにはいかない
ので、不連続な形で内周と外周に同心的に形成し、内周
と外周の環状の空所31Aを周方向に適当寸法ラップさ
せることにより、実質的に全周に亘って空所31Aが存
在するようにしている。また、ピニオンギヤ31の外周
には、スライド板21がいずれかのスライド限界位置に
あるときに、さらにスライド限界位置方向に向けてスラ
イド板21を付勢する力を発生するストッパ歯31Bが
設けられている。
【0056】このような部品を用いてスライドドア装置
9を組み立てるには、まず、スライド板21の上端側ま
たは下端側の左右のスライドピン29を、フレーム20
の上側または下側の左右のスライドピン挿入溝23Cよ
り各スライド案内溝23B内に入れる。その後、スライ
ド案内溝23B内に入れたスライドピン29をスライド
案内溝23B内で適当に移動して、残るスライドピン2
9をもう一つのスライドピン挿入溝23Cに位置合わせ
する。そして、その状態で残るスライドピン29をスラ
イドピン挿入溝23Cからスライド案内溝23B内に入
れることで、スライド板21の組み付けが完了する。こ
のように、組み付けの際に別々にスライドピン29を入
れる必要があるので、逆に、両方のスライドピン29が
同時にスライドピン案内溝23Cから抜けなくなる。
【0057】次に、ピニオンギヤ31を備えた回転筒体
32と共に駆動シャフト22をフレーム側板部23の軸
受用開口部23Aに装着し、ピニオンギヤ31を位置合
わせしながらラック歯30に噛合させることで、図3の
スライドドア装置9が構成される。
【0058】この組み付け状態において、ピニオンギヤ
31は、自身の半径方向の弾力性を利用しながら、ラッ
ク歯30を介してスライド板21に押し付け力を付与し
ており、それにより、スライドピン29を、スライド案
内溝23Bの両内側面のうちの片面(円弧状のスライド
案内溝23Bの外周側の内側面)に強制的に押し当てて
いる。
【0059】従って、スライドピン29がスライド案内
溝23B内で浮いた状態になることがなく、スライド板
21がスライドするときも止まっているときも、スライ
ド板21のガタつきが確実に抑えられる。この場合、そ
の押し当てる力を、ラック歯30に噛合するピニオンギ
ヤ31で直接スライド板21に与えるので、例えば別に
押し付けローラ等を設けて押し付け力をスライド板に与
えるのに比べて、簡単な構造で実現できる。また、ピニ
オンギヤ31の半径方向の弾力性を利用してスライド板
21に押し付け力を与えるので、適度な力でスライドピ
ン29をスライド案内溝23Bの内側面に押し当てるこ
とができ、過剰な押し当て力が発生して却って滑りづら
くなるようなことがない。
【0060】また、スライドピン29を押し当てる側と
反対側のスライド案内溝23Bの内側面にスライドピン
挿入溝23Cが連通しているので、スライドピン29が
スライド案内溝23Bに沿って摺動する際に、スライド
ピン挿入溝23Cの連通用開口に引っ掛かるようなおそ
れがなく、常に安定してスライドピン29をスライド案
内溝23Bに沿って摺動させることができ、スライド動
作が安定する。
【0061】なお、スライド板23Bが両端位置(スラ
イド限界位置)にあるときには、図5に示すように、ピ
ニオンギヤ31の外周に形成したストッパ歯31Bがス
ライド板21を更に端部方向に押し付け、それによりス
ライドピン29がスライド案内溝23Bの屈曲した端部
に押し付けられる。従って、スライド板21がどの位置
にあってもガタつき防止を図ることができる。
【0062】上記した構成のスライドドア装置9は、図
1及び図2に示すように、冷却用熱交換器7を装着する
ための、ユニットケース2内の支持ブラケット18、1
8に一体的に形成されたドア支持ブラケット33、33
に装着されている。なお、スライドドア装置9は、湾曲
して突出する側が下流側を向き、且つ上部開口部28
A、28Aが上に位置し下部開口部28B、28Bが下
に位置するように配置・装着されている。このようにユ
ニットケース2内にスライドドア装置9を装着した状態
で、駆動シャフト22の端部に装着された回転筒体32
の連結用凹溝32Bに図示しない回転駆動手段側の回転
伝達連結部が接続されており、回転駆動手段を制御する
ことにより、回転筒体32の回動が可能となっている。
【0063】ところで、上方開放口4、5は、エンジン
ルーム16側のケース壁面2Cとこのケース壁面2Cか
ら続く上壁面2Dに集中して配置されている。上壁面2
Dに設けられた上方開放口5はベント口、エンジンルー
ム16側のケース壁面2Cに設けられた上方開放口4は
デフロスター口となっている。各上方開放口4、5の間
には、各上方開放口4、5を交互に切り換え制御する開
閉ドア11が設けられている。
【0064】また、図1に示すように、ベント口となる
上方開放口5にはベンチレータダクト34が接続され、
デフロスター口となる上方開放口4には、フロントガラ
ス35へ向けて空気を吹き出すデフロスターダクト36
が接続されている。さらに、図1において符号37は足
元へ空気を送るフット口、符号38がドレイン溜りを示
している。フット口37は、開閉ドア10により開閉制
御されるようになっている。ドレイン溜り38は、仕切
板39により仕切られていて、冷却用熱交換器7を通過
する空気の影響を直接受けることがない構造となってい
る。また、ドレイン溜り38の底部には、図示しないド
レイン口が設けられている。
【0065】このように構成された車両用空気調和ユニ
ット1では、送風機3から吹き出された空気が、冷却用
熱交換器7及び加熱用熱交換器8を通過する過程で冷却
もしくは加熱されて、図1中符号40で示すエアーミッ
クスチャンバで混合されて調和される。調和された空気
は、各開閉ドア10、11を開閉制御することで、車室
14内へ向けて吹き出される。
【0066】次に、各モード毎にスライドドア装置9及
び開閉ドア10の作用・動作について説明する。
【0067】まず、車両用空気調和ユニット1がフルク
ールモードにある場合、スライドドア装置9ではスライ
ド板21が完全に下がり、フレーム20に形成された下
部開口部28Bはスライド板21で完全に塞がれた状態
にある。スライド板21を移動させるには、上記した回
転駆動手段を駆動して、駆動シャフト22に回転を伝達
して、ピニオンギア31を回動させることで、これに噛
合するラック歯30とともにスライド板21が移動す
る。
【0068】なお、この場合、開閉ドア10はフット口
37を閉じた状態にあるとする。このとき、送風機3側
から吹き出された空気は、下降通過6Aを下降して冷却
用熱交換器7を通過して冷却される。冷却用熱交換器7
で冷却された空気は、エアーミックスチャンバ40を通
過して上昇通過6Cに流れる。上記したように、加熱用
熱交換器8は、スライド板21の上端と開閉ドア10の
枢支軸10Aとを結ぶ直線より下側に位置するため、ス
ライドドア装置9の上部開口部28Aを通過した冷風の
下端部は障害物にぶつかることなく上昇通過6C側へ円
滑に流れることができる。
【0069】このため、冷却用熱交換器7の下流側の冷
風は、通気抵抗が低減されて騒音の発生を抑制すること
ができる。さらに、冷却用熱交換器7を通過した冷風に
対する障害物が無いため、加熱用熱交換器8側へ巻き込
まれる乱流の発生を抑制することができる。この結果、
加熱用熱交換器8の熱気の巻き込みを抑制でき、吹出温
の上昇を抑制することができる。また、この状態で開閉
ドア10がフット口37を開放するように制御される
と、冷風はフット口37から取り込まれて足元吹出口へ
送られる。この場合も、熱気の巻き込みを抑制すること
ができる。
【0070】さらに、スライド板21を下げた状態で開
閉ドア10を半開放状態にすると、冷風を上方開放口
4、5側へ上昇通過6Cを介して送風すると共に、フッ
ト口37側へも送風することができる。
【0071】次に、スライドドア装置9のスライド板2
1が中間位置に位置し(図1に示す状態)、且つ開閉ド
ア10がフット口37を塞いだ状態にある場合について
説明する。この場合、送風機3から送り出された空気が
冷却用熱交換器7を通過して冷却され冷風となり、この
冷風はスライド板21の上側と下側とをそれぞれ通過す
る。スライド板21の上側(上部開口部28A)を通過
した冷風は、そのままエアーミックスチャンバ40内に
吹き出される。一方、スライド板21の下側(下部開口
部28B)を通過した冷風は、加熱用熱交換器8を通過
して温風となり、エアーミックスチャンバ40に吹き出
されて、スライド板21の上側を通過した冷風と混ざり
合う。なお、本実施形態では、上記したようにスライド
ドア装置9を設けたことにより、エアーミックスチャン
バ40の容積が大きく設定することができるため、冷風
と温風との混合を確実に行えると共に、空気の通過抵抗
を低減する作用がある。なお、この状態で開閉ドア10
がフット口37を塞ぐようにした場合、エアーミックス
チャンバ40内で適度に混合された空気がフット口37
内に導入され、足元吹出口へ送風される。
【0072】ここで、スライドドア装置9のスライド板
21が中間位置に位置し、開閉ドア10が中間位置に位
置するバイレベルモードの場合について説明する。この
ようなバイレベルモードでは、送風機3から送られた空
気が冷却用熱交換器7を通過してスライド板21の上側
と下側とをそれぞれ冷風が通過する。スライド板21の
下側を通過した冷風は、加熱用熱交換器8を通過して温
風となる。このとき、スライド板21の上側の上部開口
部28Aを通過した冷風は上昇通路6C側へ向けて層流
の状態で送り出される。また、加熱用熱交換器8を通路
した温風は、大部分が開閉ドア10の整流作用によりフ
ット口37に導入される。
【0073】温風の一部は、フレーム20の案内板部2
5、中央案内板部26に沿って冷風と混合される。この
ように、本実施形態では、冷風と温風とが完全に分離さ
れるのではなく、冷風に温風の一部が混じるような作用
を有しているため、上方開放口4、5から吹き出される
空気の温度と、足元吹出口から吹き出される空気との差
が激しくなることを防止することができる。この結果、
足元温度とベンチレータ温度との差が過度に大きくなる
ことを防止できる。このため、バイレベルモードにおけ
る室内の温度の快適性を乗員に感じさせることができ
る。
【0074】次に、スライドドア装置9のスライド板2
1がフレーム20の上半分を閉じたフルホット状態につ
いて説明する。この状態では、冷却用熱交換器7を通過
した空気が加熱用熱交換器8を通過して温風となり、開
閉ドア10がフット口37を閉じている場合は上昇通路
6C側へ温風を送り出すようになっている。また、開閉
ドア10がフット口37を解放している状態ではフット
口37内へ温風を導入するようになっている。
【0075】以上、実施形態について説明したが、本発
明は構成の要旨に付随する各種の設計変更が可能であ
る。例えば、本発明のスライドドア装置をエアミックス
ドアに適用した場合を示したが、それ以外のドアにスラ
イドドア装置を適用することも可能である。
【0076】また、上記実施形態では、スライドドア装
置9のフレーム20をユニットケース2と別に構成して
いるが、フレームをユニットケースに一体に形成し、ユ
ニットケース自体にスライド案内溝を形成することも可
能である。
【0077】また、上記実施形態では、フレーム20側
にスライド案内溝23Bを形成し、スライド板21側に
スライドピン29を形成したが、逆に形成することも可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライドドア装置をエアミックスドア
として利用した車両用空気調和ユニットを示す側断面図
である。
【図2】前記車両用空気調和ユニットのユニットケース
の内部構造を示す斜視図である。
【図3】同車両用空気調和ユニットにおけるスライドド
ア装置の分解斜視図である。
【図4】前記スライドドア装置の組立状態を示す斜視図
である。
【図5】同スライドドア装置の組立状態を示す側断面図
である。
【図6】同スライドドア装置におけるフレームの側断面
図である。
【図7】同スライドドア装置におけるピニオンギヤの平
面図である。
【図8】従来の空気調和ユニットを示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
9 スライドドア装置 20 フレーム 21 スライド板 23B スライド案内溝 29 スライドピン 29A カラー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(20)と、該フレーム(2
    0)にスライド可能に装着されたスライド板(21)
    と、前記フレーム(20)とスライド板(21)の一方
    に設けられたスライドピン(29)と、前記フレーム
    (20)とスライド板(21)の他方に設けられ前記ス
    ライドピン(29)が摺動自在に嵌まることでスライド
    板(21)のスライド動作を案内する案内溝(23B)
    とを備えた空気調和ユニットのスライドドア装置(9)
    において、 前記スライドピン(29)の外周に、案内溝(23B)
    に対する滑り促進用のカラー(29A)を装着したこと
    を特徴とする空気調和ユニットのスライドドア装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和ユニットのスラ
    イドドア装置であって、 前記カラー(29A)が、前記スライドピン(29)の
    外周に回転自在に装着されていることを特徴とする空気
    調和ユニットのスライドドア装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の空気調和ユニットのスラ
    イドドア装置であって、 前記カラー(29A)が、スライドピン(29)の外周
    にシートを巻き付けることにより構成されていることを
    特徴とする空気調和ユニットのスライドドア装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の空気調
    和ユニットのスライドドア装置であって、 前記カラー(29A)が、スライドピン(29)の端面
    を覆うキャップ状に形成されていることを特徴とする空
    気調和ユニットのスライドドア装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の空気調
    和ユニットのスライドドア装置であって、 前記スライド板(21)が円弧板状に形成されると共
    に、前記案内溝(23B)が、スライド板(21)を円
    弧軌跡に沿って案内するために円弧状に形成されている
    ことを特徴とする空気調和ユニットのスライドドア装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の空気調
    和ユニットのスライドドア装置であって、 空気調和ユニットのエアミックスドアとして用いられて
    いることを特徴とする空気調和ユニットのスライドドア
    装置。
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US09/543,013 US6347988B1 (en) 1999-10-14 2000-04-04 Slide door unit for use in automotive air conditioner
DE60024560T DE60024560T2 (de) 1999-10-14 2000-04-04 Schiebetüreinheit einer Kraftfahrzeug-Klimaanlage

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