JP2010208489A - 車両用空調装置のダンパ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダンパを配設するのに要するスペースを小さくし、しかも、金型を新たに起こすことなく他形状の断面を有する空気通路を開閉できるようにして低コスト化を図り、さらに、操作者が操作する場合に違和感を感じさせないようにするとともに、ダンパの作動量と空気通路の開放面積とを対応させて空調コントロール性を向上させる。
【解決手段】車両用空調装置のダンパ構造2は、ダンパ本体86と、ダンパ本体86を巻き取る巻き取り軸87とを備えている。ダンパ本体86は、空気通路を横切る方向に延びる複数のダンパ構成部材88、88、…を空気通路の閉止板を形成するように並べ、隣接するダンパ構成部材88、88同士をダンパ構成部材88の長手方向に延びる回動軸周りに互いに回動可能に連結してなるものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用空調装置に設けられた空気通路を開閉するためのダンパ構造に関する。
従来より、車両用空調装置は、冷却用及び加熱用熱交換器を収容するケーシングを備えており、このケーシング内には、導入された空気を冷却用熱交換器や加熱用熱交換器に流すための空気通路や、各熱交換器を流れた空気を混合させて所望の吹出口まで導く空気通路が形成されている。さらに、ケーシング内には、冷却用熱交換器や加熱用熱交換器に流れる空気量の割合を変更するためのダンパや、吹出口を切り替えるためのダンパが配設されている(例えば、特許文献1参照)。
これらダンパは、板状のダンパ本体と、ダンパ本体をケーシングに支持する支軸とを備えている。ダンパ本体を支軸周りに回動させることで空気通路が開閉されるようになっている。
特開2008−62659号公報
しかしながら、特許文献1のような回動式の板状ダンパの場合には、空気通路の断面形状が大きいと、ダンパ本体を空気通路の断面形状に対応するように大きな板で構成する必要がある。ダンパ本体が大きいと回動させるのに要するスペースも大きく確保しなければならず、ひいては、ケーシングの大型化を招く。加えて、特許文献1のダンパは、空気通路の断面形状に応じて金型を起こし、専用品を成形しなければならず、コスト高となる。
また、特許文献1のダンパ本体は、空気通路に空気が送られている間、風圧を受けることになる。ダンパ本体に作用する風圧は空気通路を閉じている姿勢のときが最大であり、開き方向に回動させるに従って小さくなる。つまり、全閉状態にあるダンパ本体を回動させるのに要する力と、ある程度開いた状態にあるダンパ本体を回動させるのに要する力とは大きく異なることになるので、操作者がダンパを操作する場合には違和感を感じる。
また、特許文献1のダンパは、全閉状態から少しでも回動させると、ダンパ本体の周縁部と空気通路との間に全周に亘って隙間が形成されて開状態となり、空気が多量に流れるようになる。従って、ダンパの作動量と空気通路の空気流量とが対応しにくく、温度や風量分布等の細かな調整が難しく、空調コントロール性に劣る。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ダンパを配設するのに要するスペースを小さくし、しかも、金型を新たに起こすことなく他形状の断面を有する空気通路を開閉できるようにして低コスト化を図り、さらに、操作時に要する力の変化量を小さくして操作者が操作する場合に違和感を感じさせないようにするとともに、ダンパの作動量と空気通路の空気流量とを対応させることができるようにして空調コントロール性を向上させることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、複数のダンパ構成部材を空気通路の閉止板を形成するように並べ、互いに回動可能に連結してダンパ本体を構成し、このダンパ本体により空気通路を開閉するようにした。
具体的には、第1の発明では、車両用空調装置に形成された空気通路を開閉するためのダンパ構造であって、空気通路を横切る方向に延びる複数のダンパ構成部材を空気通路の閉止板を形成するように並べ、隣接するダンパ構成部材同士を該ダンパ構成部材の長手方向に延びる回動軸周りに互いに回動可能に連結してなるダンパ本体と、上記各ダンパ構成部材を上記回動軸周りに回動させながら上記ダンパ本体を開閉駆動する駆動軸とを備えている構成とする。
この構成によれば、各ダンパ構成部材を回動軸周りに回動させることによりダンパ本体の形状を自由に変更できるので、板状ダンパに比べて配設するのに必要なスペースが小さくて済む。また、回動式の板状ダンパを作動させるときのように空気の流れに逆らう方向や流れ方向に動かさずに済み、操作力が大きく変わることはない。さらに、空気通路の開放面積がリニアに変化するようになるので、ダンパの作動量と空気流量とが対応するようになる。また、空気通路の断面形状が変更された場合には、ダンパ構成部材の数を増減させることによってダンパ本体の大きさを空気通路の断面形状に容易に対応させることが可能になる。
第2の発明では、第1の発明において、複数のダンパ構成部材は互いに同じ形状である構成とする。
この構成によれば、部品の種類を減らすことが可能になる。
第3の発明では、第1または2の発明において、ダンパ本体及び駆動軸は、熱交換器を収容するケーシングに収容されている構成とする。
この構成によれば、ダンパ本体及び駆動軸をコンパクトにまとめることが可能になる。
第4の発明では、第1から3のいずれか1つの発明において、ダンパ構成部材には、回動軸が一体成形されている構成とする。
この構成によれば、ダンパ本体を構成する部品点数の増加が抑制される。
第5の発明では、第1から4のいずれか1つの発明において、ダンパ構成部材をダンパ本体の開閉方向に案内する案内部を備えている構成とする。
この構成によれば、風圧を受けているときと受けていないときとの両方で、ダンパ本体がスムーズに開閉するようになる。
第1の発明によれば、ダンパ構成部材の数を増減させることによってダンパ本体の大きさを任意に変更できるので、金型を新たに起こすことなく他形状の断面を有する空気通路を開閉でき、低コスト化を図ることができ、しかも、ダンパ本体の形状を自由に変更できるので、配設するのに要するスペースを小さくでき、空調装置をコンパクトにできる。また、開閉操作時に操作力が大きく変わるようになることはないので、操作者が操作する場合に違和感を感じ難くなり、さらに、ダンパの作動量と空気流量とを対応させることができ、空調コントロール性を向上できる。
第2の発明によれば、ダンパ構成部材を互いに同じ形状としたので、部品の種類を減らしてより一層低コスト化を図ることができる。
第3の発明によれば、ダンパ本体及び駆動軸を空調装置のケーシングに収容することで空調装置をより一層コンパクトにまとめることができる。
第4の発明によれば、回動軸をダンパ構成部材に一体成形したので、製造工数を削減してコストをより一層低減できる。
第5の発明によれば、ダンパ構成部材をダンパ本体の開閉方向に案内するようにしたので、ダンパ本体を常にスムーズに開閉させることができ、操作性をより一層良好にできる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係るダンパ構造2を備える車両用空調装置1を示し、この空調装置1は、自動車の車室内前部に設けたインストルメントパネル(図示せず)内に配設されている。尚、この自動車は、運転席及び助手席がそれぞれ車両右側及び左側に設けられた、いわゆる右ハンドル車である。
上記空調装置1は、空調用空気を送風する送風ユニット3と、この送風ユニット3から送風された空気を導入して調和空気とする空調ユニット4と、この空調ユニット4に送風ユニット3から送風された空調用空気を送るための中間ダクト5とを備えている。
上記空調ユニット4は、上記インストルメントパネル内の車幅方向略中央部に配置されている一方、上記送風ユニット3は空調ユニット4に対して車両左側へ離間して助手席の前方に配置されている。
上記送風ユニット3は、その車幅方向の略中央部において車幅方向に2つに分割されたケーシング6を備えており、その上部には、車室外の空気を取り入れるための外気取入口10と、車室内の空気を取り入れるための内気取入口11とが形成されている。外気取入口及び内気取入口11のうちいずれか一方は、ケーシング6の右側壁部に配設されたアクチュエータ15によって作動する内外気切替ダンパ(図示せず)により閉状態とされる一方、他方は開状態とされるようになっている。すなわち、内外気切替ダンパにより外気取入口が全開状態とされると内気取入口11が全閉状態となって、車室外の空気のみを取り入れる外気取入モードとなる。一方、外気取入口が全閉状態とされると内気取入口11が全開状態となって、車室内の空気のみを取り入れる内気循環モードとなる。尚、内気取入口11には格子状のグリル13が設けられている。
一方、ケーシング6内の内気取入口11の下部には、上記外気取入口又は内気取入口11より取り入れられた空気を濾過するためのフィルタ20が配設されている。ケーシング6内のフィルタ20よりも下側には、遠心式多翼ファン23が、その回転軸を上下方向に向けて配設されている。このファン23の下方には、該ファン23を駆動するためのファン駆動モータ24が配設されている。尚、図1における矢印は空気の流れを示している。
ケーシング6の右側壁部には、上記中間ダクト5の左端部が固定され、この中間ダクト5の左端部はケーシング6の右側壁部に形成された開口を介してケーシング6内と連通している。中間ダクト5は、その左端部から空調ユニット4の下端部へ向かって斜め下方へ延びるように形成されている。中間ダクト5の右端部は、空調ユニット4のケーシング30の下端部に開口されかつ該ケーシング30内に空調用空気を導入するための導入口25(図2に仮想線で示す)に接続されている。中間ダクト5の上壁には、上記ファン駆動モータ24の回転数を制御するための制御回路26が配設されている。
上記空調ユニット4のケーシング30は、全体として上下方向に長く、送風ユニット3のケーシング6よりも大型に形成されている。空調ユニット4のケーシング30は、送風ユニット3のケーシング6と同様に車幅方向に2つに分割されていて、複数の締結部材(図示せず)により結合されている。
図2に示すように、導入口25はケーシング30の下部に形成されている。ケーシング30内には、上記導入口25からケーシング30の上部まで延びる空気通路Rが形成されている。空気通路Rは、冷却通路33と、加熱通路41と、エアミックス空間65と、導風通路68とで構成されている。
冷却通路33は、ケーシング30の上下方向略中央部まで延びており、導入口25から導入された空調用空気はケーシング30内で上方へ向きを変えて流れるようになる。冷却通路33の上下方向中途部には、該冷却通路33を流れる空調用空気を冷却する冷却用熱交換器としてのエバポレータ34が該冷却通路33を横切るように配設されている。エバポレータ34は、冷凍サイクルの一要素を構成するものである。ケーシング30の底壁部には、エバポレータ34で発生した凝縮水を排水するためのドレン部35が設けられている。
上記冷却通路33の空気流れ下流端は車両前後方向に2つに分岐している。冷却通路33の車両前側の下流端に前側冷風吹出口37が形成され、車両後側の下流端に後側冷風吹出口38が形成されている。前側冷風吹出口37及び後側冷風吹出口38の間には、ケーシング30内を上記冷却通路33とその上方空間とに区画する中央隔壁40が設けられている。
上記前側冷風吹出口37には、加熱通路41の空気流れ上流端が接続され、該加熱通路41は、中央隔壁40の上方において全体として車両後側へ向かって斜め上方に延びている。加熱通路41の上下方向中途部には、加熱用熱交換器としてのヒータコア43が該加熱通路41を横切るように配設されている。
上記ヒータコア43の上方には、ケーシング30内の上半部を上記加熱通路41とその上方空間とに区画する上部隔壁45が設けられている。該上部隔壁45の車両後端部と中央隔壁40の車両後端部との間には、上記加熱通路41の下流端に形成された温風吹出口46が車両後方に向けて開口している。
ケーシング30内における前側冷風吹出口37及び後側冷風吹出口38の近傍には、乗員により設定される室内温度に応じて各吹出口37、38をそれぞれ開閉する前側温度調節ダンパ48及び後側温度調節ダンパ49が設けられている。これら前側温度調節ダンパ48及び後側温度調節ダンパ49は同じ構造であるので、以下、後側温度調節ダンパ49の構造について詳細に説明する。
上記後側温度調節ダンパ49は、回動軸50と、該回動軸50の径方向両側に延出する一側閉塞部51及び他側閉塞部52とを備えたバタフライダンパである。一側閉塞部51及び他側閉塞部52は同じ矩形板状に形成されている。一側閉塞部51の周縁部及び他側閉塞部52の周縁部には、互いに反対側の面にシール部材56がそれぞれ配設されている。
上記後側温度調節ダンパ49は、回動軸50の延びる方向が車幅方向と略一致しかつこの回動軸50が後側冷風吹出口38の車両前後方向略中央部に位置するように配設されている。この後側温度調節ダンパ49の回動軸50の左端部はケーシング30から突出し、該左端部に図1に示すアクチュエータ54の出力軸が係合している。後側温度調節ダンパ49は、一側閉塞部51のシール部材56及び他側閉塞部52のシール部材56がそれぞれ後側冷風吹出口38の周縁部に接触するまで回動することで全閉状態となる。この全閉状態にある後側温度調節ダンパ49を、一側閉塞部51が下方に移動し他側閉塞部52が上方に移動するように回動して、両閉塞部51、52の延びる方向を上下方向とすることで、後側温度調節ダンパ49が全開状態となる。
上記前側温度調節ダンパ48は、回動軸58、一側閉塞部59、他側閉塞部60及びシール部材61を備え、回動軸58の延びる方向が車幅方向と略一致しかつこの回動軸58が前側冷風吹出口37の車両前後方向略中央部に位置するように配設されている。この前側温度調節ダンパ48の回動軸58の左端部は、上記後側温度調節ダンパ49の回動軸50と同様にケーシング30から突出しており、アクチュエータ54が係合している。前側温度調節ダンパ48は、一側閉塞部59のシール部材61及び他側閉塞部60のシール部材61がそれぞれ前側冷風吹出口37の周縁部に接触するまで回動することで全閉状態となる。この全閉状態にある前側温度調節ダンパ48を、一側閉塞部59が下方に移動し他側閉塞部60が上方に移動するように回動して、両閉塞部59、60の延びる方向を上下方向にすることで、前側温度調節ダンパ48が全開状態となる。
また、エアミックス空間65は、ケーシング30内の車両後側における後側冷風吹出口38の上方に設けられている。該エアミックス空間65には、上記後側冷風吹出口38及び温風吹出口46が接続され、これら後側冷風吹出口38及び温風吹出口46から冷風及び温風がそれぞれ流入するようになっている。このエアミックス空間65に流入した冷風及び温風は該エアミックス空間65で混合されて調和空気となる。
導風通路68は、エアミックス空間65の上部に連通して車両後側へ向けて延びている。ケーシング30の上壁部には、図1に示すように、導風通路68の下流端部を構成するセンタベント導出口66及びサイドベント導出口67が形成されている。
センタベント導出口66及びサイドベント導出口67は、インストルメントパネルの車幅方向略中央部及び左右両端部にそれぞれ設けたセンタベンチレータ及びサイドベンチレータ(共に図示せず)にそれぞれ導出させるためのものである。図2に示すように、センタベント導出口66は、ケーシング30の上壁部の車両後部において車両後側に向かって下降傾斜した傾斜部30aの略中央部に設けられ、サイドベント導出口67は、傾斜部30aの左右両側にそれぞれ形成されている。
センタベント導出口66は、インストルメントパネル内に設けたセンタベントダクト(図示せず)により上記センタベンチレータと接続されている。サイドベント導出口67は、同じくインストルメントパネル内に設けたサイドベントダクト(図示せず)により上記サイドベンチレータと接続されている。上記センタベンチレータ及びサイドベンチレータから調和空気が乗員の上半身へ向けて吹き出すようになっている。
ケーシング30の上壁部には、傾斜部30aの車両前側に、導風通路68の下流端部を構成するデフロスタ導出口70が形成されている。デフロスタ導出口70は、調和空気を上記インストルメントパネルに設けたデフロスタ及びデミスタ(共に図示せず)に導出させるためのものである。
デフロスタ導出口70は、インストルメントパネル内に設けたデフロスタダクト(図示せず)によりデフロスタ及びデミスタと接続されており、これらデフロスタ及びデミスタから調和空気がフロントウインドガラス及びサイドガラスの内面に向かって吹き出すようになっている。
ケーシング30の左側壁部及び右側壁部の上部には、導風通路68の一部を構成する左右フット導出口73がそれぞれ形成されている。左右フット導出口73は、調和空気を運転席及び助手席の各乗員の足元に導出させるためのものである。左右フット導出口73には、各々、ケーシング30の左側壁部及び右側壁部に沿って下方へ延びる左右フットダクト(図示せず)が接続され、これら両フットダクトは、運転席及び助手席の各乗員の足元でそれぞれ開口している。
ケーシング30内の車両後側上部には、センタベント導出口66及びサイドベント導出口67を同時に開閉する第1吹出方向切替ダンパ76が設けられている。
図3〜図5に示すように、第1吹出方向切替ダンパ76は、ダンパ本体86と、ダンパ本体86を巻き取る巻き取り軸87と、ダンパ本体86の基端側を巻き取り軸87に連結する連結部材89と、ダンパ本体86の先端部に設けられたエンド部材90とを備えている。巻き取り軸87は、本発明のダンパ本体86を開閉駆動する駆動軸に相当するものである。
ダンパ本体86は、導出口66、67を左右方向に横切るように延びる複数のダンパ構成部材88、88、…を、導出口66、67を閉止する閉止板を形成するように並べ、隣接するダンパ構成部材88、88同士を該ダンパ構成部材88の長手方向に延びる回動軸X(図6にのみ示す)周りに互いに回動可能に連結してなるものである。巻き取り軸87は、導出口66、67の上縁部と略同じ高さに位置している。ダンパ本体86は、巻き取り軸87の回動により、傾斜部30aに沿って上下方向に移動して導出口66、67を開閉するようになっている。
各ダンパ構成部材88は、細長い棒状をなしている。ダンパ構成部材88の長さは、左側のサイドベント導出口67の左縁部近傍から右側のサイドベント導出口67の右縁部近傍に達するように設定されている。図6に示すように、ダンパ構成部材88の表面88aは、平坦に形成されている。ダンパ本体86が閉状態にあるときに、他のダンパ構成部材88の表面88a(同図に仮想線で示す)と共に単一の平面を構成するようになっている。一方、ダンパ構成部材88の裏面は、湾曲した凸面88bで構成されている。
また、ダンパ構成部材88におけるダンパ本体86の開方向側の面には、ダンパ構成部材88の回動軸Xとなる凸条部88cが突設されている。凸条部88cは、ダンパ構成部材88の長手方向両端に亘って形成されている。凸条部88cの断面は、円形とされており、凸条部88cの幅は、突出方向の基端に近づくほど狭くなっている。
ダンパ構成部材88における凸条部88cと反対側の面には、他のダンパ構成部材88の凸条部88cが嵌る凹条部88dが形成されている。凹条部88dはダンパ構成部材88の長手方向両端に亘って形成されており、両端は開放されている。凸条部88cは、凹条部88dに対し、該凹条部88dの端部から回動軸X方向に挿入することで凹条部88dに嵌った状態となる。この状態で、凸条部88cは、回動軸Xの半径方向には抜けない。
上記のようにダンパ本体86が複数のダンパ構成部材88を連結して構成されているので、ダンパ構成部材88の数を増やせばダンパ本体86を大きくでき、逆に減らせばダンパ本体86を小さくできる。従って、センタベント導出口66及びサイドベント導出口67の大きさが本実施形態のものよりも大きい空調装置や、導出口66、67が小さい空調装置にも、新たな金型を起こすことなく、同構造のダンパ本体86を適用できる。
図5に示すように、エンド部材90は、ダンパ構成部材88と同様に延びる細長い棒状をなしており、ダンパ構成部材88のうち、ダンパ本体86の閉方向の先端部に位置するダンパ構成部材88、88、…に連結されている。エンド部材90は、角柱状に形成された本体部90aと、本体部90aの側面から突出する凸条部90bとを備えている。凸条部90bはダンパ構成部材88の凸条部88cと同じ形状であり、従って、ダンパ構成部材88の凹条部88dに嵌り、この状態でエンド部材90がダンパ構成部材88に対し回動するようになっている。
連結部材89は、ダンパ構成部材88と同様に延びる細長い棒状をなしている。連結部材89には、凸条部89aと凹条部89bとが形成されている。凹条部89bはダンパ構成部材88の凹条部88dと同じ形状であり、ダンパ構成部材88の凸条部88cが嵌るようになっている。
巻き取り軸87は、左右方向に延びる丸棒材で構成されている。巻き取り軸87の左右両端部は、ケーシング30の左右両側壁にそれぞれ回転可能に支持されている。巻き取り軸87の左端部はケーシング30の左側壁から外方へ突出している。この左端部には、ケーシング30の左側壁に取り付けられた図1に示すアクチュエータ78の出力軸(図示せず)が係合するようになっている。アクチュエータ78は、巻き取り軸87を巻き取り方向及びその反対方向に回転させることができるように構成された周知のものである。
図5に示すように、巻き取り軸87の外周面には、長手方向両端に亘って延びる凹条部87aが形成されている。凹条部87aには連結部材89の凸条部89aが嵌るようになっている。この状態で連結部材89は、凸条部89aの中心線周りに回動するようになっている。
図3に示すように、ケーシング30内の上部には、導出口66、67の上縁部よりも上方にダンパ収容部30bが形成されている。ダンパ収容部30bには、巻き取り軸87が収容されるとともに、図4に示すように、巻き取り軸87に巻き取られたダンパ本体86も収容される。
ケーシング30の右側壁部内面には、ダンパ本体86を案内するための右レール91がケーシング30内へ向けて突設されている。右レール91は、ダンパ収容部30bからサイドベント導出口67の右縁部に沿って斜め下方へ向けて延びている。この右レール91の上面には、ダンパ本体86の右縁部が摺接するようになっている。ダンパ本体86の右縁部は右レール91の上面と、右側のサイドベント導出口67の右縁部とで案内される。右レール91の下端部には、ダンパ本体86の閉位置を設定するためのストッパ92が一体に形成されている。このストッパ92にエンド部材90が当たるまでダンパ本体86が閉方向に移動する。
ケーシング30の左側壁部内面には、右側と同様な左レール(図示せず)が突設されている。ダンパ本体86の左縁部は右レール91の上面と、右側のサイドベント導出口67の左縁部とで案内される。左レールの下端部には、右側と同様にストッパが一体に形成されている。本発明のダンパ構造2は、第1吹出方向切替ダンパ76と、レール91と、ストッパ92とで構成されている。レール91やストッパ92は省略してもよい。
図2に示すように、ケーシング30内の車両前側上部には、デフロスタ導出口70を開閉する第2吹出方向切替ダンパ77が設けられている。この第2吹出方向切替ダンパ77は、上記第1吹出方向切替ダンパ76と同様に、ダンパ本体93と、ダンパ本体93を巻き取る巻き取り軸94と、ダンパ本体93を巻き取り軸94に連結する連結部材(図示せず)と、ダンパ本体93の先端部に設けられたエンド部材(図示せず)とを備えている。
また、ケーシング30の内の上部には、デフロスタ導出口70よりも車両前側にダンパ収容部30cが形成されている。このダンパ収容部30cには、巻き取り軸94が収容されるとともに、巻き取り軸94に巻き取られたダンパ本体93も収容される。巻き取り軸94は、アクチュエータ(図示せず)により、第1吹出方向切替ダンパ76の巻き取り軸87とは別に回動するようになっている。ケーシング30には、第1吹出方向切替ダンパ76の左右のレール91及びストッパ92と同様に、左右のレール95及びストッパ96が形成されている。レール95、ストッパ96及び第2吹出方向切替ダンパ77も本発明のダンパ構造を構成している。
第1及び第2吹出方向切替ダンパ76、77により、ベントモード、デフロスタモード、フットモード等の吹出モードに応じて、センタベント導出口66、サイドベント導出口67及びデフロスタ導出口70の開閉状態を切り替えるようになっている。尚、左右フット導出口73は、図示しない別のダンパ及びアクチュータにより開閉されるようになっている。
次に、上記のように構成された空調装置1における空気を流れを説明すると、まず、送風ユニット3のファン23により送風された空調用空気は、中間ダクト5を経て導入口25より空調ユニット4のケーシング30内に導入される。
続いて、上記空調ユニット4のケーシング30内に導入された空気は、導入後直ぐ上向きに流れてエバポレータ34を通過し、このときエバポレータ34により冷却される。そして、前側温度調節ダンパ48及び後側温度調節ダンパ49が開状態であれば、エバポレータ34を通過した冷風の一部が前側冷風吹出口37から加熱通路41に流入し、残りが後側冷風吹出口38からエアミックス空間65に流入する。
上記加熱通路41に流入した冷風は、車両後側へ向かって斜め上方へ流れてヒータコア43を通過し、このときヒータコア43により加熱されて温風吹出口46から温風がエアミックス空間65に流入する。
上記エアミックス空間65に流入する冷風と温風との流量割合は、前側温度調節ダンパ48による前側冷風吹出口37の開度調整と、後側温度調節ダンパ49による後側冷風吹出口38の開度調整とにより決まる。この冷風と温風との流量割合を変更することにより、エアミックス空間65で生成される調和空気の温度の変更が可能となる。
そして、乗員が急速な冷房を望む場合には、フルコールドモードに切り替えられて、前側温度調節ダンパ48が前側冷風吹出口37を全閉状態とするまで回動されるとともに、後側温度調節ダンパ49が後側冷風吹出口38を全開状態とするまで回動される。これにより、エアミックス空間65には、冷風のみが後側冷風吹出口38から流入するようになる。このフルコールドモード時には、同時に第1吹出方向切替ダンパ76はベント導出口66、67を全開とするまで作動し、第2吹出方向切替ダンパ77はデフロスタ導出口70を全閉とするまで作動し、フット導出口73が全閉とされる。これにより、後側冷風吹出口38からエアミックス空間65に流入した冷風は、該エアミックス空間65を直線状に上方へ流れてセンタベント導出口66及びサイドベント導出口67から導出される。
また、乗員が急速な暖房を望む場合には、フルホットモードに切り替えられて、前側温度調節ダンパ48が前側冷風吹出口37を全開状態とするまで回動されるとともに、後側温度調節ダンパ49が後側冷風吹出口38を全閉状態とするまで回動される。これにより、エアミックス空間65には、温風のみが温風吹出口46から流入する。このフルホットモード時には、同時に第1吹出方向切替ダンパ76がベント導出口66、67を全閉とするまで作動し、第2吹出方向切替ダンパ77がデフロスタ導出口70を全開とするまで作動する。これにより、温風吹出口46からエアミックス空間65に流入した温風は、デフロスタ導出口70から導出される。尚、このフルホットモード時には、調和空気の一部をフット導出口73から導出させるようにしてもよい。
また、バイレベルモード等の中間の吹出モードの場合には、デフロスタ導出口70を半分程閉じることや、ベント導出口66、67を半分程閉じることも可能である。
第1吹出方向切替ダンパ76を開く際にはダンパ本体86を巻き取り軸87に巻き取り、閉じる際にはダンパ本体86を展開するようにしたので、回動式の板状ダンパに比べて配設するのに要するスペースが小さくて済む。よって、ケーシング30の小型化が可能になる。また、導出口66、67を横切る方向に延びるダンパ構成部材88からなるダンパ本体86を巻き取るようにしたことで、回動式の板状ダンパを作動させるときのように空気の流れに逆らう方向や流れ方向に動かさずに済み、操作力が大きく変わることはない。さらに、巻き取り量が少ないときにはそれに対応して導出口66、67の開放面積も少なくなり、巻き取り量に対し開放面積がリニアに変化する。従って、第1吹出方向切替ダンパ76の作動量と空気流量とが対応するようになるので、空調コントロール性が良好になる。
尚、第1吹出方向切替ダンパ76や第2吹出方向切替ダンパ77は、アクチュエータ78で駆動することなく、乗員による手動操作とするようにしてもよい。この場合、図示しないが、操作レバーを車室内に設け、ダンパ76、77の回動軸に連結されたリンクと操作レバーとをワイヤーで連結し、ワイヤーのプッシュ−プル動作によりダンパ76、77を作動させることが可能である。
以上説明したように、この実施形態1に係る車両用空調装置1のダンパ構造2によれば、ダンパ構成部材88、88、…の数を増減することによってダンパ本体86の大きさを任意に変更できるので、金型を新たに起こすことなく他形状の断面を有する空気通路Rを開閉でき、低コスト化を図ることができる。また、開閉操作時に操作力が大きく変わるようになることはないので、操作者が操作する場合に違和感を感じ難くなり、さらに、第1吹出方向切替ダンパ76の作動量と空気流量とをとを対応させることができ、空調コントロール性を向上できる。第2吹出方向切替ダンパ77についても同様である。
また、ダンパ構成部材88を互いに同じ形状としたので、部品の種類を減らしてより一層低コスト化を図ることができる。
また、ダンパ本体86及び巻き取り軸87を空調装置1のケーシング30に収容してコンパクトにまとめることができる。
また、ダンパ構成部材88の回動軸Xを構成する凸条部88cを該ダンパ構成部材88に一体成形したので、製造工数を削減してコストをより一層低減できる。
また、ダンパ構成部材88をダンパ本体86の開閉方向に案内するようにしたので、ダンパ本体86を常にスムーズに開閉させることができ、操作性をより一層良好にできる。
尚、上記実施形態では、本発明を吹出方向切替ダンパ76、77に適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明は、例えば、送風ユニット3の内外気切替ダンパにも適用できる。
図7に示す変形例1のように、ダンパ本体86に風向調節用の開口部100を形成してもよい。この場合、開口部100の開口寸法に合うようにダンパ構成部材88の寸法を設定し、この寸法設定を行ったダンパ構成部材88を、開口部100を開口させる位置に合うように配設すればよい。
図8に示す変形例2のように、ダンパ本体86に風向調節用の切欠部101を形成してもよい。この場合、切欠部101の寸法に合うようにダンパ構成部材88の寸法を設定し、この寸法設定を行ったダンパ構成部材88を、切欠部101を形成する位置に合うように配設すればよい。尚、ダンパ本体86に開口部100と切欠部101との両方を形成してもよい。変形例1の開口部100や変形例2の切欠部101は、温度調節ダンパ48、49に形成することも可能である。
《実施形態2》
図9は、本発明の実施形態2に係る車両用空調装置1を示すものである。実施形態2は、本発明のダンパ構造を後側温度調節ダンパ49に適用した形態である。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
実施形態2の後側温度調節ダンパ49は、実施形態1のダンパ本体86と同様に複数のダンパ構成部材(図示せず)で構成されたダンパ本体105と、ダンパ本体105を開閉駆動する駆動軸106とを備えている。
ケーシング30の中央隔壁40の車両後側には、後側冷風吹出口38を開いた状態のダンパ本体105を収容するための収容部107が形成されている。収容部107は、車両前側へ向けて下降傾斜しながら延びる形状となっている。ダンパ本体105は、開状態とされる際に、収容部107により案内されながら該収容部107に収容されるようになっている。
また、ケーシング30の内面には、収容部107よりも車両後側に、閉方向に移動するダンパ本体105を案内するための上下一対のレール108が形成されている。これらレール108は、車両後側へ向けて下降傾斜しながら延びている。つまり、収容部107とレール108とで山型を形成している。
駆動軸106の外周面には、係合歯(図示せず)が周方向に並ぶように設けられている。ダンパ本体105の裏面には、駆動軸106の係合歯に係合する係合部が開閉方向両端に亘って並ぶように設けられている。従って、駆動軸106を回転させると、駆動軸106の係合歯がダンパ本体105の係合部に係合しながら、ダンパ本体105が開閉方向に送られる。ダンパ本体105が移動する際には、各ダンパ構成部材が回動軸周りに回動することで、ダンパ本体105が収容部107やレール108に沿うように容易に変形する。
以上説明したように、この実施形態2に係る車両用空調装置1のダンパ構造によれば、実施形態1と同様に、金型を新たに起こすことなく他形状の断面を有する空気通路Rを開閉でき、低コスト化を図ることができる。また、操作者が操作する場合に違和感を感じ難くなり、さらに、後側温度調節ダンパ49の作動量と空気流量とを対応させることができ、空調コントロール性を向上できる。前側温度調節ダンパ48についても同様に構成できる。
以上説明したように、本発明に係る車両用空調装置のダンパ構造は、調和空気の吹出方向を切り替える吹出方向切替ダンパや、温度調節ダンパ、内外気切替ダンパ等に適用することができる。
実施形態に係る車両用空調装置を車両後側から見た図である。 空調ユニットの断面図である。 第1吹出方向切替ダンパが閉状態にある空調ユニットのベント導出口近傍を拡大して示す図である。 第1吹出方向切替ダンパが開状態にある図4相当図である。 第1吹出方向切替ダンパの斜視図である。 ダンパ構成部材を拡大して示す端面図である。 変形例1に係る第1吹出方向切替ダンパの一部を示す斜視図である。 変形例2に係る図7相当図である。 実施形態2に係る図2相当図である。
1 車両用空調装置
2 ダンパ構造
30 ケーシング
30b ダンパ収容部
34 エバポレータ(冷却用熱交換器)
43 ヒータコア(加熱用熱交換器)
76 第1吹出方向切替ダンパ
86 ダンパ本体
87 巻き取り軸(駆動軸)
88 ダンパ構成部材
R 空気流路
X 回動軸

Claims (5)

  1. 車両用空調装置に形成された空気通路を開閉するためのダンパ構造であって、
    空気通路を横切る方向に延びる複数のダンパ構成部材を空気通路の閉止板を形成するように並べ、隣接するダンパ構成部材同士を該ダンパ構成部材の長手方向に延びる回動軸周りに互いに回動可能に連結してなるダンパ本体と、
    上記各ダンパ構成部材を上記回動軸周りに回動させながら上記ダンパ本体を開閉駆動する駆動軸とを備えていることを特徴とする車両用空調装置のダンパ構造。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置のダンパ構造において、
    複数のダンパ構成部材は互いに同じ形状であることを特徴とする車両用空調装置のダンパ構造。
  3. 請求項1または2に記載の車両用空調装置のダンパ構造において、
    ダンパ本体及び駆動軸は、熱交換器を収容するケーシングに収容されていることを特徴とする車両用空調装置のダンパ構造。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の車両用空調装置のダンパ構造において、
    ダンパ構成部材には、回動軸が一体成形されていることを特徴とする車両用空調装置のダンパ構造。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の車両用空調装置のダンパ構造において、
    ダンパ構成部材をダンパ本体の開閉方向に案内する案内部を備えていることを特徴とする車両用空調装置のダンパ構造。
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