JPWO2019088138A1 - 車両用空調装置 - Google Patents

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    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H1/00692Damper doors moved by translation, e.g. curtain doors

Abstract

【課題】車両用空調装置において、スライドドアを円滑に駆動する技術を提供すること。【課題を解決するための手段】 車両用空調装置(1)であって、送風空気が流れる内部空間を有するケース(11)と、前記内部空間にスライド可能に配置された板状のスライドドア(20)と、前記スライドドアから上流側に向けて突出しスライド方向に配列された複数の歯部を有するラック(24)と、前記スライドドアの上流側にて前記ケースに回転可能に支持される軸部(25)、および前記軸部と一体で回転し前記ラックと噛み合うピニオン(26)を有する回転駆動部(23)と、前記スライドドアの上流側にてスライド方向に延びるように面状に前記ケースに形成された上流側ガイドレール(22)、および前記スライドドアの下流側にて前記上流側ガイドレールと対向するように前記ケースに形成された下流側ガイドレール(21)を有し、前記スライドドアをスライド可能に支持するガイド溝(27)と、を備え、前記スライドドアは、単体状態における曲率半径が前記ガイド溝の曲率半径と異なり、前記ラックは、前記スライドドアが前記ガイド溝に支持されているときの前記複数の歯部のピッチ線が前記ガイド溝と略同心円となるように形成されたこと。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用の空調装置に関し、特に、送風空気の調節を行うスライドドアを備えた車両用の空調装置に関する。
従来から車両用空調装置に使用される薄型板状のスライドドアにおいては、強度不足から、振動を生じることがあった。その防止策として、例えば、特許文献1に記載されているものがある。
この発明は、スライドドアの移動方向両端部の振動を抑制することを目的としている。そして、この特許文献1では、空気通路を形成するケースと、ケース内にスライド移動可能に配置された板状部を有し、板状部により空気通路を開閉するスライドドアと、板状部よりも風上側にて板状部の移動方向に延びるようにケースに形成された風上側壁部、および板状部よりも風下側にて風上側壁部と対向するようにケースに形成された風下側壁部を有し、風上側壁部および風下側壁部により板状部の移動をガイドするガイド溝とを備え、板状部の単体状態における曲率半径は、風上側壁部の曲率半径および風下側壁部の曲率半径よりも大きく設定され、板状部をケース内に配置した状態では、板状部の移動方向中間部が風上側壁部に当接し、かつ、板状部の移動方向両端部が風下側壁部に当接することで板状部が弾性変形し、スライドドアは、板状部を駆動するギヤ機構を有し、ギヤ機構は、板状部の移動方向に延びるように板状部に設けられたラックを有し、風上側壁部と風下側壁部との間には、板状部のうちラックよりも幅方向外側の部位が挿入されていることを特徴とすることが開示されている。
これによると、板状部の移動方向中間部が自身の弾性変形力によって風上側壁部に押し付けられ、板状部の移動方向両端部が自身の弾性変形力によって風下側壁部に押し付けられる。このため、板状部が移動方向中間部および移動方向両端部の3点で支持されるので、板状部の移動方向両端部の振動を抑制することができる。
特許第4596046号公報
しかしながら、上述した特許文献1においては、振動の抑制については効果が期待できるものの、エアミックスドアの板状部の組付け前の曲率半径が、ガイド溝の風上側壁部の曲率半径及び風下側壁部の曲率半径よりも大きく設定されている場合には、エアミックスドアのスライド方向の両端部付近において、ギヤ機構のピニオンとラックの噛み合いが浅くなり、場合によっては外れる恐れもあり、スライドドアがスムーズに駆動できないという問題点がある。
同様に、エアミックスドアの板状部の組付け前の曲率半径が、ガイド溝の風上側壁部の曲率半径及び風下側壁部の曲率半径よりも小さく設定されている場合には、エアミックスドアのスライド方向の中央部付近において、ギヤ機構のピニオンとラックの噛み合いが浅くなり、場合によっては外れる恐れもあり、スライドドアがスムーズに駆動できないという問題点がある。
そこで、本発明では、風上側壁部および風下側壁部に3点支持されるスライドドアを有する車両用空調装置において、ギヤ機構のピニオンとラックの噛み合いが浅くなることを防止し、スライドドアを円滑に駆動する技術を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するため、第1の本発明に係る車両用空調装置(1)は、
送風空気が流れる内部空間を有するケース(11)と、
前記内部空間にスライド可能に配置された板状のスライドドア(20)と、
前記スライドドアから上流側に向けて突出しスライド方向に配列された複数の歯部を有するラック(24)と、
前記スライドドアの上流側にて前記ケースに回転可能に支持される軸部、および前記軸部と一体で回転し前記ラックと噛み合うピニオンを有する回転駆動部(23)と、
前記スライドドアの上流側にてスライド方向に延びるように面状に前記ケースに形成された上流側ガイドレール(22)、および前記スライドドアの下流側にて前記上流側ガイドレールと対向するように前記ケースに形成された下流側ガイドレール(21)を有し、前記スライドドアをスライド可能に支持するガイド溝(27)と、を備え、
前記スライドドアは、単体状態における曲率半径が前記ガイド溝の曲率半径と異なり、
前記ラックは、前記スライドドアが前記ガイド溝に支持されているときの前記複数の歯部のピッチ線が前記ガイド溝と略同心円となるように形成されたことを特徴とする。
なお、ここで略同心円とは、真円、楕円、その他の曲線にかかわらず、曲率半径の中心に相当する点が略同じであることを意味している。また、スライドドア(20)の単体状態における曲率半径とガイド溝(27)の曲率半径との関係は、スライドドアの単体状態における曲率半径の方がガイド溝の曲率半径よりも大の場合も小の場合も、本発明には含まれる。
このようにすると、スライドドアがガイド溝にて3点でしっかり支持されることに加えて、スライドドアのスライド移動中に、ラックとピニオンの噛み合いが始点から終点まで十分に確保されて、ギヤ機構のピニオンとラックの噛み合いが浅くなることを防止され、スライドドアを円滑に駆動することができる。
また、かかる課題を解決するため、第2の本発明に係る車両用空調装置(1)は、
送風空気が流れる内部空間を有するケース(11)と、
前記内部空間にスライド可能に配置された板状のスライドドア(20)と、
前記スライドドアから上流側に向けて突出しスライド方向に配列された複数の歯部を有するラック(24)と、
前記スライドドアの上流側にて前記ケースに回転可能に支持される軸部、および前記軸部と一体で回転し前記ラックと噛み合うピニオンを有する回転駆動部(23)とを備え、
前記ラックは、前記複数の歯部のピッチ線が前記スライドドアの各部のスライド時の軌跡と略同心円となるように形成されたことを特徴としてもよい。
これは、第1の本発明と同様の内容を別の表現で説明したものであり、実質的に同様な効果が期待できる。第2の本発明も、前記スライドドアの上流側にてスライド方向に延びるように面状に前記ケースに形成された上流側ガイドレール(22)、および前記スライドドアの下流側にて前記上流側ガイドレールと対向するように前記ケースに形成された下流側ガイドレール(21)を有し、前記スライドドアをスライド可能に支持するガイド溝(27)と、を備えることが好ましい。
更に、第1の本発明および第2の本発明に係る車両空調装置(1)において、前記上流側ガイドレール(22)の曲率半径が前記下流側ガイドレール(21)の曲率半径よりも小さく、かつ、前記上流側ガイドレールの成す円弧の中心点が前記下流側ガイドレールの成す円弧の中心点よりも前記ガイド溝に近いとき、前記複数の歯部のピッチ線は、前記下流側ガイドレールと略同心円であることを特徴としてもよい。
上流側ガイドレールと下流側ガイドレールの曲率半径が異なり、特に、上流側ガイドレールの曲率半径が下流側ガイドレールの曲率半径よりも小さく(下流側ガイドレールの曲率半径が上流側ガイドレールの曲率半径がよりも大きく)、かつ、上流側ガイドレールの成す円弧の中心点が下流側ガイドレールの成す円弧の中心点よりもガイド溝に近いとき、スライドドアは、移動中に、主として、大なる曲率半径の下流側ガイドレールに沿って弾性変形の度合いが変化する。より詳しくは、スライドドアは、移動中における弾性変形の度合いについて、小なる曲率半径の上流側ガイドレールからも影響を受けるものの、大なる曲率半径の下流側ガイドレールから受ける影響の方が大きい。そして、複数の歯部のピッチ線が、下流側ガイドレールと略同心円とされることで、ギヤ機構のピニオンとラックの噛み合いが浅くなることが防止される。
あるいは、第1の本発明および第2の本発明に係る車両空調装置(1)において、前記上流側ガイドレール(22)の曲率半径が前記下流側ガイドレール(21)の曲率半径よりも大きいとき、前記複数の歯部のピッチ線は、前記上流側ガイドレールと略同心円であることを特徴としてもよい。
上流側ガイドレールと下流側ガイドレールの曲率半径が異なり、特に、上流側ガイドレールの曲率半径が下流側ガイドレールの曲率半径よりも大きく(下流側ガイドレールの曲率半径が上流側ガイドレールの曲率半径がよりも小さく)、かつ、下流側ガイドレールの成す円弧の中心点が上流側ガイドレールの成す円弧の中心点よりもガイド溝に近いとき、スライドドアは、移動中に、主として、大なる曲率半径の上流側ガイドレールに沿って弾性変形の度合いが変化する。より詳しくは、スライドドアは、移動中における弾性変形の度合いについて、小なる曲率半径の下流側ガイドレールからも影響を受けるものの、大なる曲率半径の上流側ガイドレールから受ける影響の方が大きい。そして、複数の歯部のピッチ線が、上流側ガイドレールと略同心円とされることで、ギヤ機構のピニオンとラックの噛み合いが浅くなることが防止される。
また、本発明に係る車両空調装置は、前記ガイド溝(27)が、前記送風空気の流れ方向下流側が頂部となるように湾曲して形成されたことを特徴としてもよい。
このようにすると、スライドドアは、送風空気によって下流側ガイドレールに押し付けられるように付勢されて、振動の発生を効果的に防止することができる。
本発明によれば、風上側壁部および風下側壁部に3点支持されるスライドドアを有する車両用空調装置(1)において、ギヤ機構のピニオンとラックの噛み合いが浅くなることを防止し、スライドドア(20)を円滑に駆動する技術を提供することができる。
本発明の車両用空調装置(1)の第1の実施形態の全体の断面図である。 本発明の第1の実施形態のスライドドア(20)周辺の斜視図である。 本発明の第1の実施形態のスライドドア(20)周辺の説明図である。 本発明に関連するピニオンとラックの噛み合い状態の説明図である。 本発明の第1の実施形態に対応する従来のスライドドア(20)周辺の説明図である。 本発明の第2の実施形態のスライドドア(20)周辺の説明図である。 本発明の第2の実施形態に対応する従来のスライドドア(20)周辺の説明図である。 本発明の第3の実施形態のスライドドア(20)周辺の断面図である。 本発明の第4の実施形態のスライドドア(20)周辺の断面図である。
以下、図面を参照し、本発明に係る車両用空調装置1の第1の実施形態について説明する。なお、以下では本発明の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
図1は本発明に係る車両用空調装置1の第1の実施形態の全体の断面図であり、図2は本発明に係る車両用空調装置1の第1の実施形態のスライドドア20周辺の斜視図である。
車両空調装置1は、大別して、図示しない気流を送る送風部と、送風部から送風された気流を冷却・加熱する温度調和部10とから構成される。温度調和部10は、ケース11に内蔵された冷却用熱交換器12、加熱用熱交換器13、空気温度調和用のスライドドア20、デフロストドア14、ベントドア15、フットドア16などのモードドアなどで構成される。送風部から送風された気流は、冷却用熱交換器12の上流側に位置する空気導入部17を通過して、ケース11の内部空間に供給される。
スライドドア20は、ケース11の内部空間にスライド可能に配置された板状のドアである。空気温度を調和する機能を有し、エアミックスドアと呼ばれることもある。一定の剛性を有するとともに弾性も備えていればよく、例えばポリプロピレン、ABS樹脂などの材料により形成される。
図2に示されるように、スライドドア20はラック24を有する。このラック24は、スライドドア20から上流側に向けて突出し、スライド方向に配列された複数の歯部を有している。ラック24は、スライドドア20と一体的に形成されることが好ましい。部品点数を増やすことなく、ラック24を構成することができる。
ケース11は、スライドドア20を空気流の下流側から支持する下流側ガイドレール21を有する。下流側ガイドレール21は、空気流方向に凸に湾曲した断面形状を有し、スライドドア20の移動方向(スライド方向)に延びるように面状にケース11に形成される。下流側ガイドレール21は、ケース11に一体的に形成される。あるいは別体として形成されて、ケース11の内部に配置される。
ケース11は、スライドドア20を空気流の上流側から支持する上流側ガイドレール22を有する。上流側ガイドレール22は、空気流方向に凸に湾曲した断面形状を有し、スライド方向に延びるように面状にケース11に形成される。上流側ガイドレール22は、ケース11に一体的に形成される。あるいは別体として形成されて、ケース11の内部に配置される。
これらの下流側ガイドレール21と上流側ガイドレール22で形成されるガイド溝27が、スライドドア20をスライド可能に支持する。
回転駆動部23は、スライドドア20をスライドさせる駆動源であって、ケース11の外壁面に取り付けられるアクチュエータ(図示せず)などによる回転駆動力をスライドドア20に伝達する部品である。また、回転駆動部23は、ラック24と噛み合うもので、スライドドア20の上流側にてケース11に回転可能に支持される軸部25と、軸部25と一体で回転するピニオン26とを有しており、このピニオン26に形成された歯部がラック24と噛み合う。
なお、軸部25とピニオン26とは、別部材で構成されていても、一体で構成されていてもどちらでもよい。
図3は本発明に係る車両用空調装置1の第1の実施形態のスライドドア20周辺の空気流方向に平行な断面図(図3(a)、(b)、(c))と空気流方向から見た平面図(図3(d))である。スライドドア20は、単体状態における曲率半径が、上流側ガイドレール22の曲率半径及び下流側ガイドレール21の曲率半径よりも大きくなっており、図3(c)に示す組付け状態においては、スライドドア20は弾性変形して、スライドドア20の端部のP1及びP3が下流側ガイドレール21に、また中央部のP2が上流側ガイドレール22に接触する形で3点で支持される。
ここで、ラック24の歯部のピッチ線は、ガイド溝27と略同心円となるように形成されている。ここで略としたのは、上流側ガイドレール22の曲率半径と下流側ガイドレール21の曲率半径とのほぼ平均がガイド溝27の曲率半径であるが、ラック24の歯部のピッチ線が、上流側ガイドレール22の曲率半径と下流側ガイドレール21の曲率半径との間であればよいことを意味するものである。
図4は、本発明に関連するピニオン26とラック24の噛み合い状態の説明図であり、ラック24の歯部のピッチ線Lとは、ピニオン26の基準円Aと嵌合する基準となる線であり、ラック24側がスライドする際に、ピニオン26の中心から、ラック24の歯部のピッチ線Lまでの距離が変わらなければ、噛み合いが維持されることになる。
なお、図4においては、ラック24が直線状に表現されているが、円弧などの曲率を有する形状の場合でも同様である。
本発明の第1の実施形態の場合、ラック24の歯部のピッチ線は、ガイド溝27と略同心円となるように形成されおり、かつ、スライドドア20がガイド溝27と略同心円上をスライドすることから、先に述べた噛み合いの維持の条件を満たすことになる。
なお、この構成については、ラック24の歯部のピッチ線がスライドドア20の各部のスライド時の軌跡と略同心円となるように形成されている、と表現することもできる。
このような構成の本発明に係る車両用空調装置1の第1の実施形態の動作について説明する。
図5は本発明の第1の実施形態に対応する従来の車両用空調装置のスライドドア20周辺の空気流方向に平行な断面図(図5(a)、(b)、(c))と空気流方向から見た平面図(図5(d))である。スライドドア20は、単体状態における曲率半径が、上流側ガイドレール22の曲率半径及び下流側ガイドレール21の曲率半径よりも大きくなっており、組付け状態においては、スライドドア20は、弾性変形して、図示するように、スライドドア20の端部のP1及びP3が下流側ガイドレール21に、また中央部のP2が上流側ガイドレール22に接触する形で3点で支持される点は、本発明の第1の実施形態と同様である。
ここで、すべてのラック24の歯部は、スライドドア20の基部からほぼ等しい高さに立ち上がっているので、ラック24の歯部のピッチ線は、組付け状態のスライドドア20自身の曲率半径とほぼ等しくなっている。
このような状態(寸法関係)で、ピニオン26を回転駆動して、ラック24を介してスライドドア20をスライドさせると、ピニオンとラックの噛み合いが浅くなり、スライドドアを円滑に駆動することが困難となる。すなわち、スライドドア20は、ガイド溝27の曲率半径よりも大きな曲率半径を有している一方、曲率半径の小さなガイド溝27にガイドされてスライド運動するため、図5(c)に示すスライドドア20の中央部(P2)では、ピニオン26とラック24との噛み合いが十分確保されるとしても、図5(b)で示されるようにスライドドア20を徐々にスライドしていくと、ピニオン26とラック24とのピッチ線の間隔G1が拡がってゆき、噛み合いが浅くなる。
更に、図5(a)で示されるようにスライドドア20を、移動範囲の終点にまで移動した場合、スライドドア20の端部(P3)におけるピニオン26とラック24とのピッチ線の間隔G2は更に拡がり、噛み合いが外れる事態も考えられ、スムーズなスライド移動が実現できない。
なお、スライドドア20を逆の方向にスライドさせる場合でも、先に述べた動作と同様に、端部(P1)での噛み合いが不十分となる事態が考えられる。
一方、図3に示すような本発明の第1の実施形態の構成においては、ピニオン26を回転駆動して、ラック24を介してスライドドア20をスライドさせると、スライドドア20は、ガイド溝27の曲率半径よりも大きな曲率半径を有しているが、ラック24のピッチ線はガイド溝27とほぼ等しい曲率半径を有しているため、スライド運動に際して、図3(c)に示すスライドドア20の中央部(P2付近)だけでなく、図3(b)及び図3(a)に示すようなスライドドア20の端部(P3付近)へのスライド中にも、適切な噛み合い状態が維持され、スムーズなスライド移動が実現できる。
なお、スライドドア20を逆の方向にスライドさせる場合でも、先に述べた動作と同様に、端部(P1付近)まで十分な噛み合い状態が維持される。
次に、図面を参照し、本発明に係る車両用空調装置1の第2の実施形態について説明する。
図1に示す車両用空調装置の全体構成及び図2に示すスライドドア20周辺の斜視図は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
図6は本発明に係る車両用空調装置1の第2の実施形態のスライドドア20周辺の空気流方向に平行な断面図(図6(a)、(b)、(c))と空気流方向から見た平面図(図6(d))である。スライドドア20は、単体状態における曲率半径が、上流側ガイドレール22の曲率半径及び下流側ガイドレール21の曲率半径よりも小さくなっており、図6(c)に示す組付け状態においては、スライドドア20は弾性変形して、スライドドア20の端部のP1及びP3が上流側ガイドレール22に、また中央部のP2が下流側ガイドレール21に接触する形で3点で支持される。
ここで、ラック24の歯部のピッチ線は、ガイド溝27と略同心円となるように形成されている。ここで略としたのは、上流側ガイドレール22の曲率半径と下流側ガイドレール21の曲率半径とのほぼ平均がガイド溝27の曲率半径であるが、ラック24の歯部のピッチ線が、上流側ガイドレール22の曲率半径と下流側ガイドレール21の曲率半径との間であればよいことを意味するものである。
本発明の第2の実施形態の場合、ラック24の歯部のピッチ線は、ガイド溝27と略同心円となるように形成されおり、かつ、スライドドア20がガイド溝27と略同心円上をスライドすることから、先に述べた噛み合いの維持の条件を満たすことになる。
なお、この構成については、ラック24の歯部のピッチ線がスライドドア20の各部のスライド時の軌跡と略同心円となるように形成されている、と表現することもできる。
このような構成の本発明に係る車両用空調装置1の第2の実施形態の動作について説明する。
図7は本発明の第2の実施形態に対応する従来の車両用空調装置のスライドドア20周辺の空気流方向に平行な断面図(図7(a)、(b)、(c))と空気流方向から見た平面図(図7(d))である。スライドドア20は、単体状態における曲率半径が、上流側ガイドレール22の曲率半径及び下流側ガイドレール21の曲率半径よりも小さくなっており、組付け状態においては、スライドドア20は、弾性変形して、図示するように、スライドドア20の端部のP1及びP3が上流側ガイドレール22に、また中央部のP2が下流側ガイドレール21に接触する形で3点で支持される点は、本発明の第2の実施形態と同様である。
ここで、すべてのラック24の歯部は、スライドドア20の基部からほぼ等しい高さに立ち上がっているので、ラック24の歯部のピッチ線は、組付け状態のスライドドア20自身の曲率半径とほぼ等しくなっている。
このような状態(寸法関係)で、ピニオン26を回転駆動して、ラック24を介してスライドドア20をスライドさせると、ピニオンとラックの噛み合いが浅くなり、スライドドアを円滑に駆動することが困難となる。すなわち、スライドドア20は、ガイド溝27の曲率半径よりも小さな曲率半径を有している一方、曲率半径の大きなガイド溝27にガイドされてスライド運動するため、図7(a)に示すスライドドア20の端部(P3)では、ピニオン26とラック24との噛み合いが十分確保されるとしても、図7(b)で示されるようにスライドドア20を徐々にスライドしていくと、ピニオン26とラック24とのピッチ線の間隔G3が拡がってゆき、噛み合いが浅くなる。
更に、図7(c)で示されるようにスライドドア20を、移動範囲の終点にまで移動した場合、スライドドア20の中央部(P2)におけるピニオン26とラック24とのピッチ線の間隔G4は更に拡がり、噛み合いが外れる事態も考えられ、スムーズなスライド移動が実現できない。
なお、スライドドア20を逆の方向にスライドさせる場合でも、先に述べた動作と同様に、端部(P1)での噛み合いは十分であるが、中央部(P2)での噛み合いが不十分となる事態が考えられる。
一方、図6に示すような本発明の第2の実施形態の構成においては、ピニオン26を回転駆動して、ラック24を介してスライドドア20をスライドさせると、スライドドア20は、ガイド溝27の曲率半径よりも小さな曲率半径を有しているが、ラック24のピッチ線はガイド溝27とほぼ等しい曲率半径を有しているため、スライド運動に際して、図6(a)に示すスライドドア20の端部(P3付近)だけでなく、図6(b)及び図6(a)に示すようなスライドドア20の中央部(P1付近)へのスライド中にも、適切な噛み合い状態が維持され、スムーズなスライド移動が実現できる。
なお、スライドドア20を逆の方向にスライドさせる場合でも、先に述べた動作と同様に、端部(P1付近)から中央部(P2付近)まで十分な噛み合い状態が維持される。
次に、本発明に係る車両用空調装置の第3の実施形態について説明する。図8は、本発明に係る車両用空調装置の第3の実施形態のスライドドア20周辺の断面図である。
ここで、先の実施形態と異なる部分は、上流側ガイドレール22の曲率半径が、下流側に比べて小であり、かつ、上流側ガイドレールの成す円弧の中心点が下流側ガイドレールの成す円弧の中心点よりも前記ガイド溝に近く(図示せず)、歯部のピッチ線が、下流側ガイドレール21と略同心円であるように構成される。
このようにすると、上流側ガイドレール22と下流側ガイドレール21の曲率半径が異なり、特に、下流側ガイドレール21の曲率半径が大きいため、スライドドアは、移動中に、主として、大なる曲率半径の下流側ガイドレール21に沿って弾性変形の度合いが変化する。ここで、下流側ガイドレール21と歯部のピッチ円とが略同心円のため、噛み合いが適切に保たれる。
次に、本発明に係る車両用空調装置1の第4の実施形態について説明する。図9は、本発明に係る車両用空調装置1の第4の実施形態のスライドドア20周辺の断面図である。
ここで、先の実施形態と異なる部分は、下流側ガイドレール21の曲率半径が、上流側に比べて小であり、かつ、下流側ガイドレールの成す円弧の中心点が上流側ガイドレールの成す円弧の中心点よりも前記ガイド溝に近く(図示せず)、歯部のピッチ線が、上流側ガイドレール22と略同心円であるように構成される。
このようにすると、上流側ガイドレール22と下流側ガイドレール21の曲率半径が異なり、特に、上流側ガイドレール22の曲率半径が大きいため、スライドドアは、移動中に、主として、大なる曲率半径の上流側ガイドレール22に沿って弾性変形の度合いが変化する。ここで、上流側ガイドレール22と歯部のピッチ円とが略同心円のため、噛み合いが適切に保たれる。
なお、これまでの説明で、本発明に係る車両空調装置1は、ガイド溝27が、送風空気の流れ方向下流側が頂部となるように湾曲して形成されることとした。
このようにすると、スライドドア20は、送風空気によって下流側ガイドレール21に押し付けられるように付勢されて、振動の発生を効果的に防止することができる。
また、これまでの説明で、スライドドア20は、車両用空調装置1の空気温度調和用のドアとして説明したが、車両用空調装置1のそれ以外の各種ドア(インテークドアや吹出モードドアなど)に適用してもよい。
本発明に係る車両用空調装置は、工業的に製造することができ、また商取引の対象とすることができるから、経済的価値を有して産業上利用することができる発明である。
1 車両用空調装置
10 温度調和部
11 ケース
12 冷却用熱交換器
13 加熱用熱交換器
14 デフロストドア
15 ベントドア
16 フットドア
17 空気導入部
20 スライドドア
21 下流側ガイドレール
22 上流側ガイドレール
23 回転駆動部
24 ラック
25 軸部
26 ピニオン
27 ガイド溝
A ピニオンのピッチ円
L ラックのピッチ線

Claims (5)

  1. 送風空気が流れる内部空間を有するケース(11)と、
    前記内部空間にスライド可能に配置された板状のスライドドア(20)と、
    前記スライドドアから上流側に向けて突出しスライド方向に配列された複数の歯部を有するラック(24)と、
    前記スライドドアの上流側にて前記ケースに回転可能に支持される軸部(25)、および前記軸部と一体で回転し前記ラックと噛み合うピニオン(26)を有する回転駆動部(23)と、
    前記スライドドアの上流側にてスライド方向に延びるように面状に前記ケースに形成された上流側ガイドレール(22)、および前記スライドドアの下流側にて前記上流側ガイドレールと対向するように前記ケースに形成された下流側ガイドレール(21)を有し、前記スライドドアをスライド可能に支持するガイド溝(27)と、を備え、
    前記スライドドアは、単体状態における曲率半径が前記ガイド溝の曲率半径と異なり、
    前記ラックは、前記スライドドアが前記ガイド溝に支持されているときの前記複数の歯部のピッチ線が前記ガイド溝と略同心円となるように形成されたことを特徴とする車両用空調装置(1)。
  2. 送風空気が流れる内部空間を有するケース(11)と、
    前記内部空間にスライド可能に配置された板状のスライドドア(20)と、
    前記スライドドアから上流側に向けて突出しスライド方向に配列された複数の歯部を有するラック(24)と、
    前記スライドドアの上流側にて前記ケースに回転可能に支持される軸部(25)、および前記軸部と一体で回転し前記ラックと噛み合うピニオン(26)を有する回転駆動部(23)とを備え、
    前記ラックは、前記複数の歯部のピッチ線が前記スライドドアの各部のスライド時の軌跡と略同心円となるように形成されたことを特徴とする車両用空調装置(1)。
  3. 前記スライドドアの上流側にてスライド方向に延びるように面状に前記ケースに形成された上流側ガイドレール(22)、および前記スライドドアの下流側にて前記上流側ガイドレールと対向するように前記ケースに形成された下流側ガイドレール(21)を有し、前記スライドドアをスライド可能に支持するガイド溝(27)と、を備え、
    前記上流側ガイドレール(22)の曲率半径が前記下流側ガイドレール(21)の曲率半径よりも小さく、かつ、前記上流側ガイドレールの成す円弧の中心点が前記下流側ガイドレールの成す円弧の中心点よりも前記ガイド溝に近いとき、前記複数の歯部のピッチ線は、前記下流側ガイドレールと略同心円であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置(1)。
  4. 前記スライドドアの上流側にてスライド方向に延びるように面状に前記ケースに形成された上流側ガイドレール(22)、および前記スライドドアの下流側にて前記上流側ガイドレールと対向するように前記ケースに形成された下流側ガイドレール(21)を有し、前記スライドドアをスライド可能に支持するガイド溝(27)と、を備え、
    前記上流側ガイドレール(22)の曲率半径が前記下流側ガイドレール(21)の曲率半径よりも大きく、かつ、前記下流側ガイドレールの成す円弧の中心点が前記上流側ガイドレールの成す円弧の中心点よりも前記ガイド溝に近いとき、前記複数の歯部のピッチ線は、前記上流側ガイドレールと略同心円であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置(1)。
  5. 前記ガイド溝(27)は、前記送風空気の流れ方向下流側が頂部となるように湾曲して形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の車両用空調装置(1)。
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