JPH10340446A - 塗布型磁気記録媒体 - Google Patents

塗布型磁気記録媒体

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JPH10340446A
JPH10340446A JP9172553A JP17255397A JPH10340446A JP H10340446 A JPH10340446 A JP H10340446A JP 9172553 A JP9172553 A JP 9172553A JP 17255397 A JP17255397 A JP 17255397A JP H10340446 A JPH10340446 A JP H10340446A
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magnetic
lubricant
binder
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JP9172553A
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Masahiro Sawaguchi
雅弘 沢口
Kazuhiko Suzuki
和彦 鈴木
Yuko Abe
▲祐▼子 阿部
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塗布型磁気記録媒体の磁性層の結合剤としてポ
リエステルポリウレタン樹脂とフェノキシ樹脂とを併用
した磁気記録媒体に、優れた静磁気特性を確保しながら
も良好な走行安定性、耐久性を付与する。 【解決手段】 非磁性支持体上に、磁性粉と結合剤と潤
滑剤とを含有する磁性層が形成されてなる塗布型磁気記
録媒体において、結合剤としてポリエステルポリウレタ
ン樹脂とフェノキシ樹脂とを併用し、潤滑剤として多価
アルコールエステルとシリコーンオイルとを併用し且つ
潤滑剤の塗布型磁気記録媒体からの表面抽出量を3.0
×10-3〜3.0×10-2g/m2とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、非磁性支持体上に
磁性層が形成されている塗布型磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープなどの塗布型磁気記録媒体の
磁性層は、通常、磁性粉と結合剤と潤滑剤とを含有す
る。このような結合剤としては、ビニル系重合体(塩化
ビニル、酢酸ビニル等)又はビニル系共重合体、セルロ
ース系誘導体、ポリウレタン系樹脂等が、使用目的に応
じて適宜組み合わせて使用されている。
【0003】しかしながら、代表的なビニル系重合体で
ある塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の場合、高弾性で
良好な架橋性を有しているので、磁気記録媒体の耐久性
や走行性の向上に寄与することができるが、磁性粉の分
散性が十分でないという欠点を有する。
【0004】代表的なセルロース誘導体であるニトロセ
ルロースの場合、高分散に必要な高濃度の磁性粉を含有
した状態での吸着(混練)操作がその分子構造上不可能
であり、良好な耐久性にも関わらず、使用条件が限定さ
れるという問題があった。また、アセチルセルロースの
場合、磁性粉の分散性の点と他の樹脂との相溶性の点で
その使用が制限されている。
【0005】また、ポリウレタン樹脂の場合、磁性粉の
分散性や非磁性支持体との接着性などの点で優れている
が、その反面、磁性塗料を調製する際の粘度上昇等のた
めに製造条件が制限され、磁気記録媒体の走行性や耐久
性に問題があった。
【0006】また、一般に、磁気記録媒体に対しては、
高密度高性能化のために磁性粉の改良(微細化、高抗磁
力化)が行われ、それに対応して高分散且つ高耐久性と
高走行性を示す結合剤が求められている。
【0007】このため、ポリエステルポリウレタン樹脂
と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とを結合剤として併
用することが試みられている。この場合、それぞれの樹
脂の長所が生かされ、非磁性支持体と磁性層との接着
性、磁性粉の分散性、記録媒体の耐久性と走行性等につ
いてある程度改善されているが十分とはいえず、また、
塩素分が含まれているために焼却処理が容易ではないと
いう問題が残る。
【0008】この問題を解決すべく、最近、ポリエステ
ルポリウレタン樹脂とフェノキシ樹脂とを結合剤として
併用することが試みられている。
【0009】一方、塗布型磁気記録媒体の磁性層に添加
されている潤滑剤としては、従来より、脂肪酸系潤滑
剤、高級アルコール系潤滑剤、アミド系潤滑剤、脂肪酸
エステル(塩)系潤滑剤、シリコーンオイル系潤滑剤、
フッ素系潤滑剤等の液体潤滑剤や、カーボンブラックな
どの固体潤滑剤等を挙げることができ、これらは磁気記
録媒体の使用目的などに応じて適宜選択して使用されて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、結合剤
としてポリエステルポリウレタン樹脂とフェノキシ樹脂
とを併用した場合、ポリエステルポリウレタン樹脂と塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体とを併用した際の問題点
をある程度解決することができるが、磁性塗料の分散安
定性、それらを用いた磁気記録媒体の走行信頼性及び耐
久性を更に改善することが求められている。
【0011】また、潤滑剤に関し、脂肪酸系潤滑剤の場
合、その添加量による摩擦低減の効果は大きいが、その
官能基の極性の大きさから磁性粉やその他の原材料との
相互作用が大きく、添加の仕方が難しいという問題があ
る。また、摩擦の状態も、接触(固体)摩擦などによる
枯渇が起こりやすく、高温高湿時に表面存在量が減少す
る等の問題があり、潤滑剤自体の安定性が不十分であ
る。
【0012】脂肪酸エステル系潤滑剤の場合、磁性粉と
の相互作用が小さく安定性も良好であるが、添加量に対
する摩擦低減効果が小さいという問題がある。また、高
温時の摩擦係数が上昇しやすいという問題もある。この
問題に対しては、脂肪酸エステルを高分子量化したり、
その立体構造を変更したりすることによりある程度対処
することができるが、磁性塗料への相溶性が低下すると
いう新たな問題が生ずる。
【0013】高級アルコール系潤滑剤の場合、低温での
摩擦低減効果が低下し、脂肪酸塩系潤滑剤の場合には、
磁性塗料中の他の成分と経時的に反応する可能性を否定
することができない。また、フッ素系潤滑剤の場合、磁
性塗料への分散安定化が困難であり、製造工程が煩雑に
なるという問題が生ずる。
【0014】このため、結合剤や磁性粉との相互作用を
考慮しつつ、複数の異なる潤滑剤を様々な配合割合で併
用することが試みられているが、その潤滑剤の選択、配
合割合の決定、潤滑剤の添加方法等のファクターと、磁
性層の表面における潤滑剤の表面存在量との相互関係に
ついては十分に検討されていないというのが現状であ
る。
【0015】本発明は、以上の従来の技術の課題を解決
しようとするものであり、磁性層の結合剤樹脂としてポ
リエステルポリウレタン樹脂とフェノキシ樹脂とを併用
したときに、最適の潤滑剤系を使用し、それにより磁気
記録媒体の走行安定性、耐久性等を飛躍的に向上させる
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ポリエステ
ルポリウレタン樹脂とフェノキシ樹脂とを併用する際
に、特定の表面抽出量を示す特定の潤滑剤系を使用する
ことにより上述の目的を達成できることを見出し、本発
明を完成させるに到った。
【0017】即ち、本発明は、非磁性支持体上に、磁性
粉と結合剤と潤滑剤とを含有する磁性層が形成されてな
る塗布型磁気記録媒体において、結合剤がポリエステル
ポリウレタン樹脂とフェノキシ樹脂とを含有し、潤滑剤
が多価アルコールエステルとシリコーンオイルとを含有
し且つ潤滑剤の塗布型磁気記録媒体からの表面抽出量が
3.0×10-3〜3.0×10-2g/m2であることを
特徴とする塗布型磁気記録媒体を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の塗布型磁気記録媒
体を詳細に説明する。
【0019】本発明の塗布型磁気記録媒体の基本的な態
様の一例は、前述したように、非磁性支持体上に、磁性
粉と結合剤と潤滑剤とを含有する磁性層が形成されてい
る塗布型磁気記録媒体である。
【0020】本発明においては、結合剤として、ポリエ
ステルポリウレタン樹脂とフェノキシ樹脂とを併用す
る。これにより、磁性粉を効率的に分散させ且つ安定し
た走行性と耐久性とを磁気記録媒体に付与することが可
能となる。
【0021】ポリエステルポリウレタン樹脂とフェノキ
シ樹脂との重量比は、9:1〜7:3とすることが好ま
しい。
【0022】また、ポリエステルポリウレタン樹脂及び
フェノキシ樹脂を含有する結合剤のガラス転移温度は、
使用時に想定される温度より低すぎると使用時に摩擦係
数が上昇しすぎて摺動性等が低下し、高すぎると走行性
や耐久性が劣化するので、30〜70℃が好ましい。
【0023】また、ポリエステルポリウレタン樹脂及び
フェノキシ樹脂の少なくとも一方には、磁性粉の分散性
を向上させる極性基を有していることが好ましい。この
ような、極性基としては−SO4M、−SO3M、−SO
2M、−COOM、−NH2、−NR2、−NR3、−O
H、−OPO32、−OPO32(Mは水素原子又はア
ルカリ金属であり、Rはアルキル、アルケニル、アルコ
キシ等である。)等を挙げることができる。
【0024】ポリエステルポリウレタン樹脂又はフェノ
キシ樹脂中の極性基の含有量は、好ましくは1.0×1
-6〜1.0×10-2mol/gである。
【0025】ポリエステルポリウレタン樹脂及びフェノ
キシ樹脂を含有する結合剤の磁性層中の含有割合は、磁
性粉100重量部に対して好ましくは15〜40重量部
である。
【0026】本発明においては、前述したように、ポリ
エステルポリウレタン樹脂とフェノキシ樹脂との併用に
加えて、潤滑剤として多価アルコールエステルとシリコ
ーンオイルとを使用する。しかも潤滑剤の塗布型磁気記
録媒体からの表面抽出量を3.0×10-3〜3.0×1
-2g/m2に設定する。ここで、表面抽出量は以下の
ように定義される数値である。
【0027】即ち、表面積1.0m2の磁気記録媒体を
十分な量(例えば200g)のヘキサンで、所定の時間
(例えば、10分)、室温で抽出し、得られた抽出液か
らヘキサンとその他の揮発性成分とを気化して除去し、
残渣物を秤量し、その重量を表面抽出量として定義す
る。
【0028】このように、潤滑剤として、特定の2種類
の化合物を併用し且つ表面抽出量を所定の範囲に設定す
ることにより、単に結合剤としてポリエステルポリウレ
タン樹脂とフェノキシ樹脂とを併用すること以上に、塗
布型磁気記録媒体の走行安定性、耐久性等を大きく改善
することができる。
【0029】本発明において、多価アルコールエステル
としては、公知の多価アルコールエステルを使用するこ
とができる。中でも、多価アルコールとしてグリセリン
を用いたエステルを好ましく使用することができる。好
ましくは、炭素数3〜20の脂肪酸とグリセリンとのエ
ステルを使用することができる。
【0030】また、シリコーンオイルとしては、公知の
シリコーンオイルを使用することができる。
【0031】多価アルコールエステルとシリコーンオイ
ルとの重量比率は、多価アルコールがシリコーンオイル
よりも少なすぎると耐久性が劣化し、多すぎると摩擦係
数が大きくなるので、好ましくは1:1〜5:1であ
る。
【0032】また、本発明においては、磁気記録媒体の
耐久性をより向上させるために、磁性層が三次元架橋構
造となるように、磁性層に硬化剤を含有させることが好
ましい。このような硬化剤としては、トリレンジイソシ
アネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート等の多価イソシアネート
化合物、これらと多価アルコールとの縮合物、イソシア
ネート化合物との縮合物等を挙げることができる。具体
的には、コロネートL、コロネートLH、コロネート−
2030(以上、日本ポリウレタン社製)、タケネート
D−200、タケネートD−202(以上、武田薬品工
業社製)等を挙げることができる。これらは、1種又は
2種以上を併用して用いることができる。
【0033】本発明において、磁性層に使用する磁性粉
としては、公知の強磁性材料粉末を使用することができ
る。例えば強磁性酸化鉄(γ―Fe23、Fe34等)、
Co含有酸化鉄、強磁性二酸化クロム、強磁性金属粉、
バリウムフェライト、炭化鉄等の粉末を使用することが
できる。
【0034】磁性層には、更に必要に応じて研磨剤、例
えば金属酸化物、金属硫化物、金属硫酸化物、金属炭酸
化物、金属窒化物、金属炭化物等の無機充填剤を添加す
ることができる。
【0035】また、磁性層には、公知の添加剤、例えば
導電性微粉末、界面活性剤等の帯電防止剤、分散剤、シ
ラン系又はチタン系カップリング剤等を必要に応じて添
加することができる。
【0036】本発明の塗布型磁気記録媒体の非磁性支持
体としては、公知の非磁性支持体を使用することがで
き、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム等を
好ましく使用することができる。
【0037】本発明の塗布型磁気記録媒体は、磁性粉と
結合剤と必要に応じて他の添加剤とを、トルエン等の溶
媒を用いて均一に混合して磁性塗料組成物を調製し、そ
の磁性塗料組成物を非磁性支持体上に、常法に従って塗
布し、配向処理を施し、そして乾燥して磁性層を形成す
ることにより作製することができる。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。まず、結合剤の組成についての実験例(比較例A1
〜A6及び実施例A1〜A4)を示し、次に、潤滑剤の
組成についての実験例(比較例B1〜B9及び実施例B
1〜B2)を示し、そして潤滑剤の抽出量と比率とにつ
いての実験例(実施例C)を示す。
【0039】比較例A1 表1の成分(結合剤としてポリエステルポリウレタン樹
脂を使用)を均一に攪拌混合(プレミックス)し、更に
サンドミルにより約1時間分散させることにより磁性塗
料を調製した。このとき、潤滑剤の添加量は、作製した
磁気記録媒体からの潤滑剤の表面抽出量が1.0×10
-2g/m2となる量で添加した。
【0040】得られた磁性塗料を、ポリエステルフィル
ム上に乾燥厚で5μmとなるように塗布し、磁性配向処
理した後に乾燥することにより磁気記録媒体を作製し
た。
【0041】
【表1】 (磁性塗料組成物) 重量部 強磁性酸化鉄粉末(γ−Fe2O3(比表面積25m2/g)) 100 結合剤(ポリエステルポリウレタン樹脂*1) 20 カーボンブラック 1 アルミナ 2 分散剤(γ―アミノプロピルトリエトキシシラン) 2 メチルエチルケトン 100 トルエン 100 シクロヘキサノン 100 潤滑剤 任意量 (多価アルコールエステル*2/シリコーンオイル*3=(2/1)) 表1注 *1 数平均分子量25000、ガラス転移点45℃、−SO3Na基含有量0. 040mmol/g *2 融解点0℃ *3 フッ素含有、分子量約7000
【0042】比較例A−2 結合剤として、ポリエステルポリウレタン樹脂*1に代え
て、数平均分子量24000でガラス転移点95℃のフ
ェノキシ樹脂*4を20重量部使用する以外は、比較例A
−1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作製し
た。
【0043】比較例A−3 結合剤として、ポリエステルポリウレタン樹脂*1に代え
て、数平均分子量22000でガラス転移点70℃の塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体*5を20重量部使用する
以外は、比較例A−1と同様に磁性塗料を調製し、磁気
記録媒体を作製した。
【0044】比較例A−4 結合剤として、ポリエステルポリウレタン樹脂*1を16
重量部と塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体*5を4重量部
使用すること以外は、比較例A−1と同様に磁性塗料を
調製し、磁気記録媒体を作製した。
【0045】比較例A−5 結合剤として、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体*5を1
6重量部とフェノキシ樹脂*4を4重量部使用すること以
外は、比較例A−1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記
録媒体を作製した。
【0046】比較例A−6 結合剤として、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体*5を4
重量部とフェノキシ樹脂*4を16重量部使用すること以
外は、比較例A−1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記
録媒体を作製した。
【0047】実施例A1 結合剤として、ポリエステルポリウレタン樹脂*1を18
重量部とフェノキシ樹脂*4を2重量部とを使用する以外
は、比較例A−1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録
媒体を作製した。
【0048】実施例A2 結合剤として、ポリエステルポリウレタン樹脂*1を16
重量部とフェノキシ樹脂*4を4重量部とを使用する以外
は、比較例A−1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録
媒体を作製した。
【0049】実施例A3 結合剤として、ポリエステルポリウレタン樹脂*1を14
重量部とフェノキシ樹脂*4を6重量部とを使用する以外
は、比較例A−1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録
媒体を作製した。
【0050】実施例A4 結合剤として、ポリエステルポリウレタン樹脂*6(数平
均分子量25000、ガラス転移点40℃、−SO3
a基含有量0.040mmol/g、−OH基含有量
0.060mmol/g)を16重量部と、フェノキシ
樹脂*4を4重量部使用して比較例A−1と同様に磁性塗
料を調製し、更に得られた磁性塗料に硬化剤(コロネー
トL、日本ポリウレタン社製)を2重量部添加する以外
は、比較例A−1と同様に磁気記録媒体を作製した。
【0051】(評価)比較例A1−A6及び実施例A1
〜A4の磁気記録媒体について、磁気特性、耐久性及び
信頼走行性を評価した。得られた結果を表2に示す。
【0052】なお、磁気特性は磁気特性測定装置(VS
M)を用いて測定した。
【0053】耐久性は、対固定ヘッド100回走行後の
粉落ち量を数値化し、実用上問題のない下限レベルの特
性を有する比較例A1の磁気記録媒体を基準として相対
評価した。粉落ち量が比較例A1の場合に比べて50%
以下である場合を「○」、50〜80%の場合を
「△」、80〜120%の場合を「×」、そして120
%以上である場合を「××」とランク付けした。
【0054】走行信頼性は、それぞれの走行時のワウフ
ラッターを測定し、比較例A1の磁気記録媒体を基準と
して相対評価した。走行時のワウフラッターが比較例A
1の場合に比べて50%以下である場合を「○」、50
〜80%の場合を「△」、80〜120%の場合を
「×」、そして120%以上である場合を「××」とラ
ンク付けした。
【0055】
【表2】
【0056】表2の結果からわかるように、磁性塗料の
結合剤としてポリエステルポリウレタン樹脂とフェノキ
シ樹脂とを併用した実施例A1〜A4の磁気記録媒体
は、磁気特性、耐久性及び走行安定性のそれぞれの項目
で優れた結果を示したことがわかる。また、ポリエステ
ルポリウレタン樹脂とフェノキシ樹脂との配合比率が
9:1〜7:3である場合、特に8:2である場合に好
ましい結果が得られていることがわかる。また、硬化剤
を配合すると好ましい結果が得られることもわかった。
【0057】一方、ポリエステルポリウレタン樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体又はフェノキシ樹脂を単
独で用いた場合には、不満足な結果が得られていること
がわかる。
【0058】なお、ポリエステルポリウレタン樹脂とフ
ェノキシ樹脂との適切な配合比率を調べるために、フェ
ノキシ樹脂の割合が相対的に多い配合の結合剤(ポリエ
ステルポリウレタン樹脂*1を12重量部とフェノキシ樹
脂*4を8重量部)を使用すること以外は、比較例A−1
と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作製したと
ころ、実施例1〜4に比べて走行安定性と耐久性とが低
下する傾向があることがわかった。
【0059】また、結合剤のガラス転移温度の影響を調
べるために、磁気記録媒体の一般的な使用温度(室温)
より低いガラス転移温度を有する結合剤(ポリエステル
ポリウレタン樹脂*7(数平均分子量27000、ガラス
転移点0℃、−COOH基含有量0.100mmol/
g)を16重量部とフェノキシ樹脂*4を4重量部)使用
すること以外は、比較例A−1と同様に磁性塗料を調製
し、磁気記録媒体を作製したところ、実施例1〜4の場
合の結合剤に比べて結合剤が柔らかすぎるので、摩擦係
数が上昇し、耐久性が低下する傾向があることがわかっ
た。同様に、室温より高いガラス転移温度を有する結合
剤(ポリエステルポリウレタン樹脂*8(数平均分子量2
0000、ガラス転移点70℃、−COOH基含有量
0.080mmol/g)を16重量部と、フェノキシ
樹脂*4を4重量部)を使用すること以外は、比較例A−
1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作製した
ところ、実施例1〜4の場合の結合剤に比べて硬すぎる
ので、走行安定性と耐久性とが低下する傾向があること
がわかった。従って、結合剤のガラス転移点が30〜7
0℃である場合に、磁気記録媒体の室温走行時の安定性
が向上し、耐久性も向上することがわかった。
【0060】比較例B1 表3の成分(潤滑剤として脂肪酸(ミリスチン酸)を使
用)を均一に攪拌混合(プレミックス)し、更にサンド
ミルにより約1時間分散させることにより磁性塗料を調
製した。このとき、潤滑剤の添加量は、作製した磁気記
録媒体からの潤滑剤の表面抽出量が1.0×10-2g/
2となる量で添加した。
【0061】得られた磁性塗料を、ポリエステルフィル
ム上に乾燥厚で5μmとなるように塗布し、磁性配向処
理した後に乾燥することにより磁気記録媒体を作製し
た。
【0062】
【表3】 (磁性塗料組成物) 重量部 強磁性酸化鉄粉末(γ−Fe2O3(比表面積25m2/g)) 100 結合剤 ポリエステルポリウレタン樹脂*1 16 フェノキシ樹脂*4 4 カーボンブラック 1 アルミナ 2 分散剤(γ―アミノプロピルトリエトキシシラン) 2 メチルエチルケトン 100 トルエン 100 シクロヘキサノン 100潤滑剤 任意量
【0063】比較例B2 潤滑剤として脂肪酸エステル(ステアリン酸ヘプチル)
を使用する以外は、比較例B1と同様に磁性塗料を調製
し、磁気記録媒体を作製した。
【0064】比較例B3 潤滑剤として多価アルコールエステル*9(4価アルコー
ルと炭素数約15の脂肪酸とのエステル)を使用する以
外は、比較例B1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録
媒体を作製した。
【0065】比較例B4 潤滑剤としてシリコーンオイル*3を使用する以外は、比
較例B1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作
製した。
【0066】比較例B5 潤滑剤としてミリスチン酸とステアリン酸ヘプチルとを
1:1の重量比で使用する以外は、比較例B1と同様に
磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作製した。
【0067】比較例B6 潤滑剤としてミリスチン酸と多価アルコールエステル*9
とを1:1の重量比で使用する以外は、比較例B1と同
様に磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作製した。
【0068】比較例B7 潤滑剤としてミリスチン酸とシリコーンオイル*3とを
1:1の重量比で使用する以外は、比較例B1と同様に
磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作製した。
【0069】比較例B8 潤滑剤としてステアリン酸ヘプチルと多価アルコールエ
ステル*9とを1:1の重量比で使用する以外は、比較例
B1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作製し
た。
【0070】比較例B9 潤滑剤としてステアリン酸ヘプチルとシリコーンオイル
*3とを1:1の重量比で使用する以外は、比較例B1と
同様に磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作製した。
【0071】実施例B1 潤滑剤として多価アルコールエステル*9とシリコーンオ
イル*3とを1:1の重量比で使用する以外は、比較例B
1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作製し
た。
【0072】実施例B2 潤滑剤として多価アルコールエステル*10(グリセリン
と炭素数15程度の脂肪酸とのエステル)とシリコーン
オイル*3とを1:1の重量比で使用する以外は、比較例
B1と同様に磁性塗料を調製し、磁気記録媒体を作製し
た。
【0073】(評価)表4に比較例B1〜B9及び実施
例B1〜B2の磁気記録媒体における潤滑剤の組み合わ
せの一覧表を示す。これらの磁気記録媒体について、摩
擦係数及び走行時の耐久性を測定し評価した。得られた
結果を表5に示す。
【0074】なお、摩擦係数は、各温度条件下の対固定
ヘッドとの最大静摩擦係数を測定した。得られた摩擦係
数が、実用的な磁気記録媒体のほぼ最低レベルの数値を
示す比較例B1の磁気記録媒体の場合に比べ、20%以
上低下した場合を「○」、同等な場合を「△」、20%
以上増加した場合を「×」とランク付けした。
【0075】また、耐久性は、走行後の粉落ち量が比較
例B1の場合に比べて30%以上減少した場合を
「○」、そして同等な場合を「△」、30%以上増加し
た場合を「×」とランク付けした。
【0076】
【表4】 脂肪酸 脂肪酸エステル 多価アルコールエステル シリコーンオイル 脂肪酸 比較例B1 − − − 脂肪酸エステル 比較例B5 比較例B2 − − 多価アルコールエステル 比較例B6 比較例B8 比較例B3 −シリコーンオイル 比較例B7 比較例B9 実施例B1、B2 比較例B4
【0077】
【表5】
【0078】表5から、多価アルコールエステルとシリ
コーンオイルとを潤滑剤として併用することにより、各
温度で安定した走行性と耐久性とが得られることがわか
る。特に、多価アルコールエステルとしてグリセリンエ
ステルを使用することが好ましいことがわかる。
【0079】一方、脂肪酸、脂肪酸エステル、多価アル
コールエステル又シリコーンオイルを単独で使用した場
合や、多価アルコールエステルとシリコーンオイルとの
組み合わせ以外の組み合わせの場合には、好ましい結果
が得られないことがわかる。
【0080】実施例C 潤滑剤(多価アルコールエステル及びシリコーンオイ
ル)の投入(配合)比率と表面抽出量との関係の検討を
以下に示すように行った。
【0081】即ち、表7に示す投入(配合)比率の多価
アルコールエステル及びシリコーンオイルからなる潤滑
剤を含む表6の成分を均一に攪拌混合(プレミックス)
し、更にサンドミルにより約1時間分散させることによ
り磁性塗料を調製した。このとき、潤滑剤の添加量は、
磁気記録媒体からの潤滑剤の表面抽出量が表7に示した
量となる量で添加した。
【0082】得られた磁性塗料を、ポリエステルフィル
ム上に乾燥厚で5μmとなるように塗布し、磁性配向処
理した後に乾燥することにより磁気記録媒体を作製し
た。
【0083】
【表6】 (磁性塗料組成物) 重量部 強磁性酸化鉄粉末(γ−Fe2O3(比表面積25m2/g)) 100 結合剤 ポリエステルポリウレタン樹脂*1 16 フェノキシ樹脂*4 4 カーボンブラック 1 アルミナ 2 分散剤(γ―アミノプロピルトリエトキシシラン) 2 メチルエチルケトン 100 トルエン 100 シクロヘキサノン 100潤滑剤 任意量
【0084】得られた磁気記録媒体について、摩擦係数
及び走行時の耐久性を測定し評価した。得られた結果を
表7に示す。
【0085】なお、摩擦係数は、常温下の対固定ヘッド
との最大静摩擦係数を測定した。得られた摩擦係数が、
実用的な磁気記録媒体のほぼ最低レベルの数値を示す比
較例B1の磁気記録媒体の場合に比べ、良好な場合を
「○」、同等もしくは劣る場合を「×」とランク付けし
た。
【0086】また、耐久性は、対固定ヘッド100走行
後の粉落ち量が比較例B1の場合に比べて30%以上減
少した場合を「○」、そして減少の程度が30%にまで
達しない場合を「×」とランク付けした。
【0087】
【表7】 (投入比率(多価アルコール:シリコーンオイル)) 1:2 1:1 2:1 5:1 8:1 表面抽出量(g/m2) 摩擦係数/耐久性 (1.0×10-1) − − − − − 5.0×10-2 ○/○ ○/○ − ×/× − 3.0×10-2 ○/× ○/○ ○/○ ○/○ ×/○ 1.0×10-2 ○/× ○/○ ○/○ ○/○ − 3.0×10-3 ×/× ○/○ ○/○ ○/○ ×/× 1.0×10-3 − ×/○ − ○/× −
【0088】表7から、多価アルコールエステル及びシ
リコーンオイルからなる潤滑剤の表面抽出量が、少なく
とも3.0×10-3〜3.0×10-2g/m2である場
合に好ましい結果が得られることがわかる。この場合、
多価アルコールエステル及びシリコーンオイルの投入比
率が、1:1〜5:1が好ましいことがわかる。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、塗布型磁気記録媒体の
磁性層の結合剤としてポリエステルポリウレタン樹脂と
フェノキシ樹脂とを併用した磁気記録媒体に、優れた静
磁気特性を確保しながらも良好な走行安定性、耐久性を
付与することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 5/71 G11B 5/71 //(C09D 175/06 171:10 183:04) C10N 40:18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性支持体上に、磁性粉と結合剤と潤
    滑剤とを含有する磁性層が形成されてなる塗布型磁気記
    録媒体において、結合剤がポリエステルポリウレタン樹
    脂とフェノキシ樹脂とを含有し、潤滑剤が多価アルコー
    ルエステルとシリコーンオイルとを含有し且つ潤滑剤の
    塗布型磁気記録媒体からの表面抽出量が3.0×10-3
    〜3.0×10-2g/m2であることを特徴とする塗布
    型磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 ポリエステルポリウレタン樹脂とフェノ
    キシ樹脂との重量比が、9:1〜7:3である請求項1
    記載の塗布型磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 結合剤のガラス転移温度が30〜70℃
    である請求項1又は2記載の塗布型磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 ポリエステルポリウレタン樹脂又はフェ
    ノキシ樹脂が、磁性粉の分散性を向上させる極性基を有
    する請求項1〜3のいずれかに記載の塗布型磁気記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 極性基が水酸基である請求項4記載の塗
    布型磁気記録媒体。
  6. 【請求項6】 多価アルコールエステルが、多価アルコ
    ールとしてグリセリンを用いたエステルである請求項1
    記載の塗布型磁気記録媒体。
  7. 【請求項7】 多価アルコールエステルとシリコーンオ
    イルとの重量比率が、1:1〜5:1である請求項6記
    載の塗布型磁気記録媒体。
  8. 【請求項8】 磁性層が硬化剤を含有する請求項1〜7
    のいずれかに記載の塗布型磁気記録媒体。
JP9172553A 1997-04-11 1997-06-27 塗布型磁気記録媒体 Pending JPH10340446A (ja)

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US09/057,609 US6114026A (en) 1997-04-11 1998-04-09 Coating type magnetic recording medium
IT98RM000227A IT1299410B1 (it) 1997-04-11 1998-04-10 Supporto di registrazione magnetica di tipo a rivestimento

Applications Claiming Priority (3)

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JP9-94082 1997-04-11
JP9408297 1997-04-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56134319A (en) * 1980-03-21 1981-10-21 Tdk Corp Magnetic recording medium
JPS5924438A (ja) * 1982-08-02 1984-02-08 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録媒体
JPH0715748B2 (ja) * 1985-02-27 1995-02-22 日立マクセル株式会社 磁気記録媒体
US5270109A (en) * 1990-01-17 1993-12-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic recording medium having a magnetic layer comprising ferromagnetic powder, a binder and a specified organosilicon lubricant compound

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ITRM980227A1 (it) 1999-10-10
ITRM980227A0 (it) 1998-04-10
US6114026A (en) 2000-09-05
IT1299410B1 (it) 2000-03-16

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