JPS5864633A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS5864633A JPS5864633A JP56163625A JP16362581A JPS5864633A JP S5864633 A JPS5864633 A JP S5864633A JP 56163625 A JP56163625 A JP 56163625A JP 16362581 A JP16362581 A JP 16362581A JP S5864633 A JPS5864633 A JP S5864633A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic layer
- carbon black
- carboxyl
- silicone compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/71—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the lubricant
Landscapes
- Lubricants (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明Ｆｉ磁気記録媒体に関し、その目的とするとこ
ろは磁性層の潤滑性および耐摩耗性を改善し、走行安定
性および耐久性に優れる磁気記録媒体を提供することに
ある。
ろは磁性層の潤滑性および耐摩耗性を改善し、走行安定
性および耐久性に優れる磁気記録媒体を提供することに
ある。
一般に、ポリエステルフィルムなどの基体上に磁性粉末
、バインダー、有機溶剤およびその他の必要成分からな
る磁性塗料を塗着してつくられる磁気テープなどの磁気
記録媒体は、磁気ヘッド、ガイド部材などと接触しなが
ら走行するため磁性層の摩擦係数が小さくて走行安定性
に優れていることが要求され、また記録再生時に磁気ヘ
ッドなどと激しく摺接するため磁性層の摩耗が少なくて
耐久性に優れていることが要求される。
、バインダー、有機溶剤およびその他の必要成分からな
る磁性塗料を塗着してつくられる磁気テープなどの磁気
記録媒体は、磁気ヘッド、ガイド部材などと接触しなが
ら走行するため磁性層の摩擦係数が小さくて走行安定性
に優れていることが要求され、また記録再生時に磁気ヘ
ッドなどと激しく摺接するため磁性層の摩耗が少なくて
耐久性に優れていることが要求される。
このため、磁性層の潤滑性および耐摩耗性を改善する一
方策として従来から種々の潤滑剤およびカーボンブラッ
ク等を磁性層中に含有させることが行なわれており、た
とえば、流動パラフィンとカーボンブラックとを磁性層
中に含有させたものが提案されている。
方策として従来から種々の潤滑剤およびカーボンブラッ
ク等を磁性層中に含有させることが行なわれており、た
とえば、流動パラフィンとカーボンブラックとを磁性層
中に含有させたものが提案されている。
ところが、流動パラフィンとカーボンブラックとの混入
によって磁性層の潤滑性および耐摩耗性は改善されるも
のの、流動パラフィンのパインダ−に対する相溶性が良
好で流動パラフィンがバインダー中から磁性層表面に良
好に滲出しに〈〈その結果流動パラフィンの潤滑効果が
充分に発揮されず、磁性層の潤滑性および耐窄耗性をい
まひとつ充分に向上できない難点かある。
によって磁性層の潤滑性および耐摩耗性は改善されるも
のの、流動パラフィンのパインダ−に対する相溶性が良
好で流動パラフィンがバインダー中から磁性層表面に良
好に滲出しに〈〈その結果流動パラフィンの潤滑効果が
充分に発揮されず、磁性層の潤滑性および耐窄耗性をい
まひとつ充分に向上できない難点かある。
この発明者らはかかる事情に鑑み種々検討を行なった結
果、一般式 （但し、式中Ｒ１および１２Ｆ１−Ｃ１ｌ、または−Ｒ
Ｃｏｏｌ 、 Ｒ，け炭素数１〜２６の炭化水素基を表
わし、ｎ、およびｎ、は０≦ｎ、＜１０００．１≦ｎ、
≦５００、ｎ、＋ｎ２≦１０００の整数である。）で示
されるカルボキシル変性有機シリコーン化合物とカーボ
ンブラックとを磁性層中に含有させると、バインダーに
適度に相溶するカルボキシル変性有機シリコーン化合物
が磁性層表面に良好に滲出して潤滑効果が充分に発揮さ
れ、また、カーボンブラック粒子の弾力性と良好な液体
吸収保持性とによって耐摩耗性が改善されるとともにカ
ーボンブラック粒子に吸着されたカルボキシル変性有機
シリコーン化合物が長時間にわたって磁性層表面に滲出
し、これら両者の相乗効果によって磁性層の潤滑性およ
び耐摩耗性が充分に向上され、し−もその効果が長時間
持続されることを見いだし、この発明をなすに至った。
果、一般式 （但し、式中Ｒ１および１２Ｆ１−Ｃ１ｌ、または−Ｒ
Ｃｏｏｌ 、 Ｒ，け炭素数１〜２６の炭化水素基を表
わし、ｎ、およびｎ、は０≦ｎ、＜１０００．１≦ｎ、
≦５００、ｎ、＋ｎ２≦１０００の整数である。）で示
されるカルボキシル変性有機シリコーン化合物とカーボ
ンブラックとを磁性層中に含有させると、バインダーに
適度に相溶するカルボキシル変性有機シリコーン化合物
が磁性層表面に良好に滲出して潤滑効果が充分に発揮さ
れ、また、カーボンブラック粒子の弾力性と良好な液体
吸収保持性とによって耐摩耗性が改善されるとともにカ
ーボンブラック粒子に吸着されたカルボキシル変性有機
シリコーン化合物が長時間にわたって磁性層表面に滲出
し、これら両者の相乗効果によって磁性層の潤滑性およ
び耐摩耗性が充分に向上され、し−もその効果が長時間
持続されることを見いだし、この発明をなすに至った。
この発明において使用されるカルボキシル変性有機シリ
コーン化合物は、上記一般式で示されるように主鎖中ま
た社主鎖中および主鎖の両末端にバインダーとの親和性
に優れるカルボキシル基を有する炭化水素基を有してい
るためバインダーとよ〈相溶し、磁性層表面に適度に滲
出する。モしてこれらのカルボキシル基を有する炭化水
素基は滑性を有し、潤滑性に優れた有機シリコーン化合
物からなる主鎖とともにこれらのカルボキシル基を有す
る炭化水素基によっても潤滑効果が発揮されるため磁性
層の潤滑性および耐摩耗性が向上され、カーピンブラッ
クと併用すると磁性層中に混入されたカーボンブラック
と磁性層表面に適度に滲出するカルボキシル変性有機シ
リコーン化合物とが相乗的に作用して磁性層の潤滑性お
よび耐摩耗性が一段と向上される。さらにカーボンブラ
ックの良好な液体吸収保持性によってカルボキシル変性
有機シリコーン化合物はカーボンブラックに良好に被着
保持され長時間にわたって徐々に磁性層表面に滲出する
ため優れた潤滑性と耐摩耗性は長時間持続される。特に
主鎖中ばか抄でなく主鎮め両末端にもカルボキシル基を
有する°炭化水素基を有している場合にけこれらの効果
が著るしく、従ってこの発明によれけカルボキシル変性
有機シリコーン化合物とカーボンブラックとが相乗的に
作用して磁性層の潤滑性および耐摩耗性が充分に向上さ
れ走行安定性および耐久性に優れた磁気記録媒体が得ら
れる。
コーン化合物は、上記一般式で示されるように主鎖中ま
た社主鎖中および主鎖の両末端にバインダーとの親和性
に優れるカルボキシル基を有する炭化水素基を有してい
るためバインダーとよ〈相溶し、磁性層表面に適度に滲
出する。モしてこれらのカルボキシル基を有する炭化水
素基は滑性を有し、潤滑性に優れた有機シリコーン化合
物からなる主鎖とともにこれらのカルボキシル基を有す
る炭化水素基によっても潤滑効果が発揮されるため磁性
層の潤滑性および耐摩耗性が向上され、カーピンブラッ
クと併用すると磁性層中に混入されたカーボンブラック
と磁性層表面に適度に滲出するカルボキシル変性有機シ
リコーン化合物とが相乗的に作用して磁性層の潤滑性お
よび耐摩耗性が一段と向上される。さらにカーボンブラ
ックの良好な液体吸収保持性によってカルボキシル変性
有機シリコーン化合物はカーボンブラックに良好に被着
保持され長時間にわたって徐々に磁性層表面に滲出する
ため優れた潤滑性と耐摩耗性は長時間持続される。特に
主鎖中ばか抄でなく主鎮め両末端にもカルボキシル基を
有する°炭化水素基を有している場合にけこれらの効果
が著るしく、従ってこの発明によれけカルボキシル変性
有機シリコーン化合物とカーボンブラックとが相乗的に
作用して磁性層の潤滑性および耐摩耗性が充分に向上さ
れ走行安定性および耐久性に優れた磁気記録媒体が得ら
れる。
前記一般式で示されるこの発明のカルボキシル変性有機
シリコーン化合物において、−Ｒ，Ｃｏｏｌで示される
カルボキシル基を有する炭化水素基のＲ１社÷、−（ｃ
ｕ、）、＝（〕→などの芳香族化合物あるいは一般式Ｃ
ｎＨ＠ｎ ｔたｌｉｃｎＨｍｎ−ｚで表わされる飽和ま
たは不飽和炭化水素基で、炭素数＃ｉ１〜２６の範囲内
であることが好ましく、炭！数が１未満では耐摩耗性の
向上が充分でなく、２６を超えると潤滑性がかえって低
下するおそれがある。このようなカルボキシル基を有す
る炭化水素基の具体例としては、たとえば、−Ｃ２Ｈ４
Ｃ０ＯＨ％−Ｃ，Ｈ６Ｃ０ＯＨＮ−Ｃ，Ｈ，。Ｃｏｏｌ
、、−Ｃ，ｏ）Ｉ２ｏＣＯＯＨ％−Ｃ，４Ｈ２８ＣＯＯ
Ｉ（、−Ｃ２ｏＨ４ｏＣｏｏ）Ｔ ％ −Ｃ２６Ｈ５２
ＣＯＯＨ％−Ｃ２Ｉ（２ＣＯＯ）Ｉ 、 −Ｃ，Ｈ４Ｃ
０ＯＨ、−Ｃ５ｆ（８ＣＯＯＨ。
シリコーン化合物において、−Ｒ，Ｃｏｏｌで示される
カルボキシル基を有する炭化水素基のＲ１社÷、−（ｃ
ｕ、）、＝（〕→などの芳香族化合物あるいは一般式Ｃ
ｎＨ＠ｎ ｔたｌｉｃｎＨｍｎ−ｚで表わされる飽和ま
たは不飽和炭化水素基で、炭素数＃ｉ１〜２６の範囲内
であることが好ましく、炭！数が１未満では耐摩耗性の
向上が充分でなく、２６を超えると潤滑性がかえって低
下するおそれがある。このようなカルボキシル基を有す
る炭化水素基の具体例としては、たとえば、−Ｃ２Ｈ４
Ｃ０ＯＨ％−Ｃ，Ｈ６Ｃ０ＯＨＮ−Ｃ，Ｈ，。Ｃｏｏｌ
、、−Ｃ，ｏ）Ｉ２ｏＣＯＯＨ％−Ｃ，４Ｈ２８ＣＯＯ
Ｉ（、−Ｃ２ｏＨ４ｏＣｏｏ）Ｔ ％ −Ｃ２６Ｈ５２
ＣＯＯＨ％−Ｃ２Ｉ（２ＣＯＯ）Ｉ 、 −Ｃ，Ｈ４Ｃ
０ＯＨ、−Ｃ５ｆ（８ＣＯＯＨ。
−Ｃ，。Ｈ４Ｃ０ＯＨ％ −Ｃ，４Ｈ，６Ｃｏｏｌ ％
−Ｃ２ｏｔ（、、Ｃ００）１ ％−Ｃ２６Ｈ５ｏＣＯ
ＯＨ−ＣａＨ４−ＣｓＨａＣＯＯＨｌ−Ｃ４Ｈ４ＣＯＯ
Ｈ等が挙げられる。
−Ｃ２ｏｔ（、、Ｃ００）１ ％−Ｃ２６Ｈ５ｏＣＯ
ＯＨ−ＣａＨ４−ＣｓＨａＣＯＯＨｌ−Ｃ４Ｈ４ＣＯＯ
Ｈ等が挙げられる。
Ｒ４およびＲ２はメチル基または前記と同じカルｌキシ
ル基を有する炭化水素基で、とのＲ７およびＲ２がカル
ボキシル基を有する炭化水素基である場合にはバインダ
ーとの相溶性がさらに一段と良好で適度なものとなり、
磁性層の潤滑性および耐摩耗性も一段と向上する。なお
、Ｒ，およびＲ２社同−であってもまた異なっていても
よい。
ル基を有する炭化水素基で、とのＲ７およびＲ２がカル
ボキシル基を有する炭化水素基である場合にはバインダ
ーとの相溶性がさらに一段と良好で適度なものとなり、
磁性層の潤滑性および耐摩耗性も一段と向上する。なお
、Ｒ，およびＲ２社同−であってもまた異なっていても
よい。
また、重合度、即ち前記一般式のれ、およびｎ２はＯ≦
ｎ ＜１０００．１≦ｎ２≦５００、ｎ１＋ｎ２≦１０
００の整数であることが好ましく、ｎ、およびｎ２ が
あまり大きすぎると有機溶剤に溶解し齢〈なって塗料化
が困難となり、潤滑性および耐摩耗性が充分に向上され
ない。
ｎ ＜１０００．１≦ｎ２≦５００、ｎ１＋ｎ２≦１０
００の整数であることが好ましく、ｎ、およびｎ２ が
あまり大きすぎると有機溶剤に溶解し齢〈なって塗料化
が困難となり、潤滑性および耐摩耗性が充分に向上され
ない。
このようなこの発明のカルボキシル変性有機シリコーン
化合物は一種を単独で使用してもよいが二種以上を混合
して使用してもよく、磁性粉末に対して０．１重ｉＩ鳴
以上磁性層中に含有させるとその効果が発揮され、含有
量の増加にともないその効果は＠著になる。しかし含有
量が磁性粉末に対して１０重ｉｔ嘴を超えると磁性層表
面に過度に？＃出して磁気ヘッドを汚染し、出力を低下
させるおそれがあるため、磁性粉末に対して０．１〜１
０重量哄の範囲内で磁性層中に含有させるのが好ましい
Ｏ することができるように特ＫＢＥＴ法による比褒面積が
２Ｏｎｆ／り以上大きいものを使用するのが好ましく
このようなカーボンブラックの具体例としてけ旭カーボ
ン社製旭Ｉｓ ５００．三菱化成社製ダイヤブラックＧ
、＄２３００．ライオンアクゾ社製ケッチェンブラック
ＥＣなどが挙げられる。使用情は磁性粉末に対して０．
１重Ｉｎより少ないと所期の効□果が得られず、１０重
ｇ１％より多いと磁気特性や出力が低下するため磁性粉
末に対して０．１〜１０重１％の範囲内で使用するのが
好ましく、０．５〜５重量嘔の範囲内で使用するのがよ
り好ましい。
化合物は一種を単独で使用してもよいが二種以上を混合
して使用してもよく、磁性粉末に対して０．１重ｉＩ鳴
以上磁性層中に含有させるとその効果が発揮され、含有
量の増加にともないその効果は＠著になる。しかし含有
量が磁性粉末に対して１０重ｉｔ嘴を超えると磁性層表
面に過度に？＃出して磁気ヘッドを汚染し、出力を低下
させるおそれがあるため、磁性粉末に対して０．１〜１
０重量哄の範囲内で磁性層中に含有させるのが好ましい
Ｏ することができるように特ＫＢＥＴ法による比褒面積が
２Ｏｎｆ／り以上大きいものを使用するのが好ましく
このようなカーボンブラックの具体例としてけ旭カーボ
ン社製旭Ｉｓ ５００．三菱化成社製ダイヤブラックＧ
、＄２３００．ライオンアクゾ社製ケッチェンブラック
ＥＣなどが挙げられる。使用情は磁性粉末に対して０．
１重Ｉｎより少ないと所期の効□果が得られず、１０重
ｇ１％より多いと磁気特性や出力が低下するため磁性粉
末に対して０．１〜１０重１％の範囲内で使用するのが
好ましく、０．５〜５重量嘔の範囲内で使用するのがよ
り好ましい。
このようなカルボキシル変性有機シリコーン化合物とカ
ーボンブラックとを磁性層中に含有させるには、これら
を磁性粉末、バインダー、有機溶剤等とともに混合分散
して磁性塗料を調製し、この磁性塗料を？リエステルフ
イルムなどの基体上に塗布、乾燥することによって行な
えばよく、またカルボキシル変性有機シリコーン化合物
を適当な溶剤に溶解し、溶解によって得られた溶液を予
めカーボンブラックを混入して形成し念磁柱層に塗布も
しくけ１１１Ｉｌするか或いは逆にカーボンブラックを
含有する磁、柱層を上記溶液中に浸漬して行なってもよ
い。
ーボンブラックとを磁性層中に含有させるには、これら
を磁性粉末、バインダー、有機溶剤等とともに混合分散
して磁性塗料を調製し、この磁性塗料を？リエステルフ
イルムなどの基体上に塗布、乾燥することによって行な
えばよく、またカルボキシル変性有機シリコーン化合物
を適当な溶剤に溶解し、溶解によって得られた溶液を予
めカーボンブラックを混入して形成し念磁柱層に塗布も
しくけ１１１Ｉｌするか或いは逆にカーボンブラックを
含有する磁、柱層を上記溶液中に浸漬して行なってもよ
い。
ここに用いる磁性粉末と、しては、たとえば、ｒ−Ｆｅ
２０．粉末、Ｆｅ、０４粉末、Ｃｏ含有ｒ−Ｆｅ２０゜
粉末、Ｃｏ含有Ｆｅ、Ｏ，粉末、Ｃｒ Ｏ２粉末の他Ｆ
ｅ粉末、Ｃｏ粉末、Ｆｅ−Ｎｉ 粉末など従来公知の
各種磁性粉末が広く包含される。また、バインダーとし
ては塩化ビニル−酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系
樹脂、アクリロニトリル−ブタジェン系樹脂、ビニルブ
チラール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、繊維素系樹脂、
イソシアネート化合物など通常磁性粉末のバインダーと
して使用されるものがいずれも使用され、な必でも塩化
ビニル−酢酸ビニル系樹脂、繊維素系樹脂、ボ′リウレ
タン系樹脂などが好適なものとして使用される・有機溶
剤としては特に限定されず、この発明のカルボキシル変
性有機シリコーン化合物およびバインダーを溶解するの
に適した溶剤、たとえば、アセトン、メチルイソプチル
ケ）ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル
系溶剤、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳％ 族
炭化水Ｈ溶剤、イソプロピルアルコールなどのアルコー
ル系溶剤、ジメチルホルムアミドなどの醗ア −ミド系
溶剤、テトラヒドロ７ラン、ジオキサンなどのエーテル
系溶剤などが単独で或いは二種以上混合して使用される
。
２０．粉末、Ｆｅ、０４粉末、Ｃｏ含有ｒ−Ｆｅ２０゜
粉末、Ｃｏ含有Ｆｅ、Ｏ，粉末、Ｃｒ Ｏ２粉末の他Ｆ
ｅ粉末、Ｃｏ粉末、Ｆｅ−Ｎｉ 粉末など従来公知の
各種磁性粉末が広く包含される。また、バインダーとし
ては塩化ビニル−酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系
樹脂、アクリロニトリル−ブタジェン系樹脂、ビニルブ
チラール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、繊維素系樹脂、
イソシアネート化合物など通常磁性粉末のバインダーと
して使用されるものがいずれも使用され、な必でも塩化
ビニル−酢酸ビニル系樹脂、繊維素系樹脂、ボ′リウレ
タン系樹脂などが好適なものとして使用される・有機溶
剤としては特に限定されず、この発明のカルボキシル変
性有機シリコーン化合物およびバインダーを溶解するの
に適した溶剤、たとえば、アセトン、メチルイソプチル
ケ）ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル
系溶剤、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳％ 族
炭化水Ｈ溶剤、イソプロピルアルコールなどのアルコー
ル系溶剤、ジメチルホルムアミドなどの醗ア −ミド系
溶剤、テトラヒドロ７ラン、ジオキサンなどのエーテル
系溶剤などが単独で或いは二種以上混合して使用される
。
なお、磁性塗料中には通常使用されている各種添加剤、
たとえば、分散剤、研磨剤などを任意に添加使用しても
よい。
たとえば、分散剤、研磨剤などを任意に添加使用しても
よい。
次に、この発明の実施例について説明する。
実施例
構造式
で表わされるカルボキシル変性有機シリコーン化合物を
使用し、 γ−Ｆ ｅ ２０５磁性粉末 ８０重置部
ＶＡＧＨ（米国Ｕ、Ｃ，Ｃ社製、塩化 １０ ｌビニ
ル−酢酸ビニル−ビニルアル コール共重合体） バンデツクスＴ−５２５０（大口 ８１本インキ社
製、ウレタンエラスＦ マー） コロネートしく日本ポリウレタン ２ ＃工業社製
、玉官能性低分子曽イソ シアネート化合物） 旭Ｈ５−５００（旭カーボン社製、 １ ＃カー
ボンブラック、ＢＥＴ法によ る比表面積３０ｍ’／９） シクロヘキサノン ５０ ｌメチルエチ
ルケトン ５０ ｌカルボキシル変性有
機シリコ−０，３１ン化合物 ′１１ の組成からなる混合物をボールミル”ｔ’７０時ｉ１Ｕ
合分散して磁性塗料を調製した。この磁性塗料を厚さ１
１μのポリエステルフィルム上に乾燥厚が５μとなるよ
うに塗布、乾燥し、表面処理を行なった後、３．８ｍｍ
巾に裁断して磁気テープをつくった。
使用し、 γ−Ｆ ｅ ２０５磁性粉末 ８０重置部
ＶＡＧＨ（米国Ｕ、Ｃ，Ｃ社製、塩化 １０ ｌビニ
ル−酢酸ビニル−ビニルアル コール共重合体） バンデツクスＴ−５２５０（大口 ８１本インキ社
製、ウレタンエラスＦ マー） コロネートしく日本ポリウレタン ２ ＃工業社製
、玉官能性低分子曽イソ シアネート化合物） 旭Ｈ５−５００（旭カーボン社製、 １ ＃カー
ボンブラック、ＢＥＴ法によ る比表面積３０ｍ’／９） シクロヘキサノン ５０ ｌメチルエチ
ルケトン ５０ ｌカルボキシル変性有
機シリコ−０，３１ン化合物 ′１１ の組成からなる混合物をボールミル”ｔ’７０時ｉ１Ｕ
合分散して磁性塗料を調製した。この磁性塗料を厚さ１
１μのポリエステルフィルム上に乾燥厚が５μとなるよ
うに塗布、乾燥し、表面処理を行なった後、３．８ｍｍ
巾に裁断して磁気テープをつくった。
比較例１
実施例における磁性塗料の組成において、カルボキシル
変性有機シリコーン化合物に代えて流動パラフィンを同
量使用した以外は実施例と同様にして磁気テープをつく
った。
変性有機シリコーン化合物に代えて流動パラフィンを同
量使用した以外は実施例と同様にして磁気テープをつく
った。
比較例２
実施例における磁性塗料の組成において、旭ＵＳ−５０
０を省いた以外は実施例と同様にして磁気テープをつく
った。
０を省いた以外は実施例と同様にして磁気テープをつく
った。
比較例３
実施例における磁性塗料の組成において、カルボキシル
変性有機シリコーン化合物を省いた以外は実施例と同様
にして磁気テープをつくった。
変性有機シリコーン化合物を省いた以外は実施例と同様
にして磁気テープをつくった。
実施例および各比較例で得られた磁気テープについて耐
久性を試験し、摩擦係数および出力変動を測定した。耐
久性試験け３５°Ｃ１８０％Ｒｉ（の条件下に、各磁気
テープをヘッド荷重１０り、走行速度４．８ＣＩＩＩ／
ｓｅｃで走行させて再生し、出力が初期出力より３ｄＢ
低下するまでの赤行回数を゛測定して行ない、摩擦係数
は前記の耐久性試験と同一の条件下で磁気テープを走行
させて初期と２００回走行後の磁気ヘッドとの摩擦係数
を測定した。
久性を試験し、摩擦係数および出力変動を測定した。耐
久性試験け３５°Ｃ１８０％Ｒｉ（の条件下に、各磁気
テープをヘッド荷重１０り、走行速度４．８ＣＩＩＩ／
ｓｅｃで走行させて再生し、出力が初期出力より３ｄＢ
低下するまでの赤行回数を゛測定して行ない、摩擦係数
は前記の耐久性試験と同一の条件下で磁気テープを走行
させて初期と２００回走行後の磁気ヘッドとの摩擦係数
を測定した。
また、出力変動の測定は前記の耐久性試験と同一の条件
下で磁気テープを走行させて初期と２００回走行させた
後の出力変動を測定して行なった。
下で磁気テープを走行させて初期と２００回走行させた
後の出力変動を測定して行なった。
下表はその結果である。
表
上表から明らかなように、この発明で得られた磁気テー
プ（実施例）は比較例１〜３で得られた磁気テープに比
し、初期および２００回走行後の摩擦係数および出力変
動が小さくて耐久性もよく、このことからこの発明によ
って得られる磁気記録媒体社磁性層の潤滑性および耐摩
耗性が良好で走行安定性および耐久性に優れ長期間にわ
たってこれらの効果が持続されてφることがわかる。
プ（実施例）は比較例１〜３で得られた磁気テープに比
し、初期および２００回走行後の摩擦係数および出力変
動が小さくて耐久性もよく、このことからこの発明によ
って得られる磁気記録媒体社磁性層の潤滑性および耐摩
耗性が良好で走行安定性および耐久性に優れ長期間にわ
たってこれらの効果が持続されてφることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、一般式 （但し、式中Ｒ４およびＲ７は−ＣＨ’、または−Ｒ，
Ｃ０ＯＨ，Ｒ，は炭素数１〜２６の炭化水素基を表わし
、ｎ、およびｎ２は０≦ｎ 、＜ １０００．１≦ｎ２
≦５００、ｎ、＋ｎ２≦１０００の整数である。） で示される有機シリコーン化合物とカーボンブラックと
が含まれてなる磁性層を有する磁気記録媒体
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56163625A JPS5864633A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56163625A JPS5864633A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5864633A true JPS5864633A (ja) | 1983-04-18 |
Family
ID=15777480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56163625A Pending JPS5864633A (ja) | 1981-10-13 | 1981-10-13 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5864633A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5919232A (ja) * | 1982-07-22 | 1984-01-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録体 |
-
1981
- 1981-10-13 JP JP56163625A patent/JPS5864633A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5919232A (ja) * | 1982-07-22 | 1984-01-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録体 |
| JPH0479056B2 (ja) * | 1982-07-22 | 1992-12-14 | Fuji Photo Film Co Ltd |
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