JPH10339044A - 集合住宅の住戸玄関周りの構造 - Google Patents

集合住宅の住戸玄関周りの構造

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JPH10339044A
JPH10339044A JP14897997A JP14897997A JPH10339044A JP H10339044 A JPH10339044 A JP H10339044A JP 14897997 A JP14897997 A JP 14897997A JP 14897997 A JP14897997 A JP 14897997A JP H10339044 A JPH10339044 A JP H10339044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
entrance
structure around
dwelling unit
meter box
walls
Prior art date
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Pending
Application number
JP14897997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Yamamoto
嘉彦 山本
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Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
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Publication date
Application filed by Toda Corp filed Critical Toda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集合住宅の住戸玄関周りの構造であって、躯
体構造を簡略化し、かつ部材をユニット化することなど
により、工期の短縮を図り、コストダウンに寄与するこ
とができる外廊下を設けた集合住宅の住戸玄関周りの構
造を提供することである。 【解決手段】 外廊下1を設けた集合住宅の住戸玄関周
りの構造において、中心となる玄関扉2と、その玄関扉
の左右の壁10と、その壁の左右に腰壁11と窓枠12
を面一に設け、かつ前記玄関扉の左右の壁の外側にそれ
ぞれメーターボックス4を設けて玄関アルコーブ3を形
成した集合住宅の住戸玄関周りの構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の住戸玄
関周りの構造に関するものであり、特に、外廊下を設け
たマンション等の玄関アルコーブやメーターボックス周
りをユニット化することができる集合住宅の住戸玄関周
りの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外廊下を設けたマンション等の住戸玄関
周りの構造は、扉の開閉の安全性を確保するため、又は
プライバシーやグレード感を確保するために、玄関扉を
外廊下より90cmほど引っ込めて玄関アルコーブを形
成する構造とするものが多い。
【0003】従来の外廊下を設けたマンション等の住戸
玄関周りは、図3に示すような構造からなる。即ち、外
廊下1を設けた住戸玄関周りの構造として、玄関扉2を
外廊下1より引っ込めて、玄関アルコーブ3を形成し、
玄関部分にはメーターボックス4を設置するものであ
る。そして、図3において5、6は洋室、7は玄関、
8、9はそれぞれ奥に向かって面格子、窓、カーテンレ
ール、カウンター等を示すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
住戸玄関周りの構造は、玄関扉を外廊下より引っ込めて
玄関アルコーブを形成し、玄関部分にメーターボックス
を設置するものである。このような構造とすることによ
り、ラーメン構造の場合大梁がからみ、この部分の躯体
構造が複雑となるので、それだけ工程が多くなり、施工
コストも嵩むなど、種々の点でディメリットとなってい
る。
【0005】本発明は、上記のような課題に鑑みてなさ
れたものであるが、その目的は躯体構造を簡略化し、か
つ部材をユニット化することなどにより、工期の短縮を
図り、コストダウンに寄与することができる外廊下を設
けたマンション等の住戸玄関周りの構造を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
の解決について鋭意検討を重ねた結果、玄関扉の左右の
壁の外側にそれぞれメーターボックスを設けて玄関アル
コーブを形成する構造とすることと、玄関アルコーブ、
メーターボックス周りをユニット化することに着目し
た。
【0007】本発明は、上記の着想に基づくものであ
り、その課題を達成する基本的な手段として、外廊下を
設けた集合住宅の住戸玄関周りの構造において、中心と
なる玄関扉と、該玄関扉の左右の壁と、該壁の左右に腰
壁と窓枠を面一に設け、かつ前記玄関扉の左右の壁の外
側にそれぞれメーターボックスを設けて玄関アルコーブ
を形成したことを特徴とする集合住宅の住戸玄関周りの
構造としたものである。
【0008】そして本発明は、玄関アルコーブやメータ
ーボックス周りをユニット化する具体的な手段として、
外廊下を設けた集合住宅の住戸玄関周りの構造を、中心
となる玄関扉と、該玄関扉の左右の壁と、該壁の左右に
腰壁と窓枠を面一に設け、前記玄関扉の左右の壁の外側
にそれぞれメーターボックスを設けて玄関アルコーブを
形成した構造とし、前記の玄関扉とメーターボックスと
をユニット化し、かつ腰壁と窓枠とをユニット化したこ
とを特徴とする集合住宅の住戸玄関周りの構造とするこ
とにより、前記の課題を達成することができる。
【0009】本発明による住戸玄関周りの構造は、玄関
扉を中心として、その玄関扉の左右の壁と、その壁の左
右に腰壁と窓枠を面一に設け、玄関扉の左右の壁の外側
にメーターボックスを二つに分けて設置して玄関アルコ
ーブを形成するものであるから、住戸玄関周りの躯体構
造が簡略化される。
【0010】そして、本発明においては、玄関扉の左右
の壁を乾式耐火壁とすること、窓枠をアルミサッシと
し、腰壁をアルミパネル製とすること、メーターボック
スをスチールパネル製とすることにより、全て乾式工法
で構成することができる。
【0011】また、玄関扉とメーターボックスとをユニ
ット化し、かつ腰壁と窓枠とをユニット化すること等に
より、前記の玄関周りの構造の簡略化と相俟って、工期
の短縮を図ることができ、コストダウンに寄与すること
ができる。
【0012】さらに、本発明に係る住戸玄関周りの構造
によれば、メーターボックスにはガス湯沸器、インター
ホーン、新聞受け、表札等を組み込むことができ、電気
とガスを分離することで安全性の向上も図ることがで
き、消防法上で規定されている上下の開口部も不要とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
説明する。図1は、本発明に係る外廊下1を設けた集合
住宅の住戸玄関周りの構造を示す平面図である。また、
図2は、同じく住戸玄関周りの構造を示す側面図であ
る。
【0014】この住戸玄関周りの構造は、玄関扉2を中
心として、この玄関扉の左右の壁10、10と、その壁
の左右に腰壁11、11と窓枠12、12を面一に設
け、かつ前記玄関扉の左右の壁の外側にメーターボック
ス4、4を二つに分けて設置して、玄関アルコーブ3を
形成するものである。なお、メーターボックス4は、通
常は外開きの扉にするが、点検時等の便宜を考慮する
と、図1の点線で示すように、外枠4bをスライド式に
して全体を取り外せるようにすることも好ましい。
【0015】なお、図1において5、6は住戸の洋室、
7は玄関を示すものであり、図2において4aは、メー
ターボックス4に組み込んだガス湯沸器である。また、
図1における腰壁11、11の外側のスペース13、1
3は、室外機等の置場として利用することができる。
【0016】上記のような構造とすることにより、住戸
玄関周り部分の躯体構造が簡略化され、前記の玄関扉と
メーターボックスとをユニット化し、腰壁と窓枠とをユ
ニット化すれば、工期の短縮を図ることができ、コスト
ダウンに寄与することができる。また、玄関扉の左右の
壁を乾式耐火壁とし、窓枠をアルミサッシとし、腰壁を
アルミパネル製とする外、メーターボックスをスチール
パネル製とすれば、全て乾式工法で構成することができ
る。
【0017】さらに、メターボックスをガス系統と電気
系統に分け、色分け等の目印をつけることにより、外部
からも判断することができるので、設置を誤ることがな
い。そして、階により配管、配線が多少異なる場合で
も、事前にこれらを考慮して色分けして配置できるので
便利である。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る住戸玄関周りの構造は、玄
関扉を中心として、その玄関扉の左右の壁と、その壁の
左右に腰壁と窓枠を面一に設け、玄関扉の左右の壁の外
側にメーターボックスを二つに分けて設置して玄関アル
コーブを形成するものであるから、住戸玄関周りの躯体
構造が簡略化される。
【0019】また、玄関扉の左右の壁を乾式耐火壁とす
ること、窓枠をアルミサッシとし、腰壁をアルミパネル
製とすること、メーターボックスをスチールパネル製と
することにより、全て乾式工法で構成することができる
ので、躯体のサイクル工程に影響を与えず、工期の短縮
が図れる。
【0020】そして、玄関扉とメーターボックスとをユ
ニット化し、かつ腰壁と窓枠とをユニット化すること
や、設備配管、配線等をユニット化してメーターボック
スに組み込めば、前記の玄関周りの構造の簡略化と相俟
って、工期の短縮を図ることができ、コストダウンに寄
与することができる。
【0021】さらに、メーターボックスのパネルの仕上
げをダイノックシート、タイル、石等に変えることによ
り、様々なグレードに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る外廊下を設けた集合住宅
の住戸玄関周りの構造を示す平面図である。
【図2】図2は、本発明に係る外廊下を設けた集合住宅
の住戸玄関周りの構造を示す側面図である。
【図3】図3は、従来の外廊下を設けたマンション等の
住戸玄関周りの構造を示す平面図である。
【符号の説明】
1 外廊下 2 玄関扉 3 玄関アルコーブ 4 メーター
ボックス 4a ガス湯沸器 4b メーター
ボックスの外枠 5、6 洋室 7 玄関 8、9 面格子、窓、カーテンレール、カウンター等 10 玄関扉の左右の壁 11 腰壁 12 窓枠 13 腰壁外側
のスペース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外廊下を設けた集合住宅の住戸玄関周り
    の構造において、中心となる玄関扉と、該玄関扉の左右
    の壁と、該壁の左右に腰壁と窓枠を面一に設け、かつ前
    記玄関扉の左右の壁の外側にそれぞれメーターボックス
    を設けて玄関アルコーブを形成したことを特徴とする集
    合住宅の住戸玄関周りの構造。
  2. 【請求項2】 外廊下を設けた集合住宅の住戸玄関周り
    の構造を、中心となる玄関扉と、該玄関扉の左右の壁
    と、該壁の左右に腰壁と窓枠を面一に設け、前記玄関扉
    の左右の壁の外側にそれぞれメーターボックスを設けて
    玄関アルコーブを形成した構造とし、前記の玄関扉とメ
    ーターボックスとをユニット化し、かつ腰壁と窓枠とを
    ユニット化したことを特徴とする集合住宅の住戸玄関周
    りの構造。
  3. 【請求項3】 玄関扉の左右の壁を、乾式耐火壁とした
    請求項1、2に記載の集合住宅の住戸玄関周りの構造。
  4. 【請求項4】 窓枠をアルミサッシとし、腰壁をアルミ
    パネル製とした請求項1、2に記載の集合住宅の住戸玄
    関周りの構造。
  5. 【請求項5】 メーターボックスをスチールパネル製と
    した請求項1、2に記載の集合住宅の住戸玄関周りの構
    造。
JP14897997A 1997-06-06 1997-06-06 集合住宅の住戸玄関周りの構造 Pending JPH10339044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14897997A JPH10339044A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 集合住宅の住戸玄関周りの構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP14897997A JPH10339044A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 集合住宅の住戸玄関周りの構造

Publications (1)

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JPH10339044A true JPH10339044A (ja) 1998-12-22

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ID=15464978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14897997A Pending JPH10339044A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 集合住宅の住戸玄関周りの構造

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JP (1) JPH10339044A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248623A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Shimizu Corp エレベータの乗降口装置
JP2010001648A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Yasuhiro Aoyama 集合住宅
JP2018076759A (ja) * 2016-10-31 2018-05-17 旭化成ホームズ株式会社 集合住宅

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021113495A (ja) * 2016-10-31 2021-08-05 旭化成ホームズ株式会社 集合住宅

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