JPH10338781A - スチレン系樹脂組成物及びその成形体 - Google Patents
スチレン系樹脂組成物及びその成形体Info
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- JPH10338781A JPH10338781A JP9153285A JP15328597A JPH10338781A JP H10338781 A JPH10338781 A JP H10338781A JP 9153285 A JP9153285 A JP 9153285A JP 15328597 A JP15328597 A JP 15328597A JP H10338781 A JPH10338781 A JP H10338781A
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- Japan
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- styrene
- resin composition
- silicon dioxide
- based resin
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルムあるいはシートとした際に、透明性
を維持したまま耐ブロッキング性と滑り性を付与するこ
とができ、またフィルムあるいはシートを容器成形した
場合に容器同士が良好な剥離性を示し、さらに射出成形
品にした際に流動性及び耐衝撃性に優れるスチレン系樹
脂組成物を得る。 【解決手段】 スチレン系樹脂に疎水化合成二酸化珪素
を含有せしめてなることを特徴とするスチレン系樹脂組
成物であり、好ましくは疎水化合成二酸化珪素の平均粒
子径が0.01〜20μm、含有量が10〜10000ppm、臨界表面
張力が50dyn/cm以下である。
を維持したまま耐ブロッキング性と滑り性を付与するこ
とができ、またフィルムあるいはシートを容器成形した
場合に容器同士が良好な剥離性を示し、さらに射出成形
品にした際に流動性及び耐衝撃性に優れるスチレン系樹
脂組成物を得る。 【解決手段】 スチレン系樹脂に疎水化合成二酸化珪素
を含有せしめてなることを特徴とするスチレン系樹脂組
成物であり、好ましくは疎水化合成二酸化珪素の平均粒
子径が0.01〜20μm、含有量が10〜10000ppm、臨界表面
張力が50dyn/cm以下である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチレン系樹脂組
成物及びその組成物からなるフィルム、シート、さらに
それらの2次成形体、射出成形品等の成形体に関する。
より詳しくは、本発明はフィルムあるいはシートとした
際に、透明性を維持したまま耐ブロッキング性と滑り性
を付与することができ、またフィルムあるいはシートを
容器成形した場合に容器同士が良好な剥離性を示し、さ
らに射出成形品にした際に流動性及び耐衝撃性に優れる
スチレン系樹脂組成物に関する。
成物及びその組成物からなるフィルム、シート、さらに
それらの2次成形体、射出成形品等の成形体に関する。
より詳しくは、本発明はフィルムあるいはシートとした
際に、透明性を維持したまま耐ブロッキング性と滑り性
を付与することができ、またフィルムあるいはシートを
容器成形した場合に容器同士が良好な剥離性を示し、さ
らに射出成形品にした際に流動性及び耐衝撃性に優れる
スチレン系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】スチレン系樹脂は剛性が有り、また寸法
安定性に優れているため、フィルム及びシート、さらに
それらの2次成形体及び射出成形品等として広く使用さ
れている。しかしスチレン系樹脂はそれ単独でフィルム
あるいはシートとした際、剛性及び透明性には優れてい
るが、耐ブロッキング性及び滑り性に劣るという欠点を
有する。またスチレン系樹脂のフィルムあるいはシート
を容器成形した場合に、容器同士が剥離しがたいという
欠点を同時に有する。さらにスチレン系樹脂を射出成形
品にした際には、耐衝撃性が低下するために、耐衝撃性
を必要とする用途においては、エラストマーの添加もし
くはエラストマーとのグラフト化物の添加により耐衝撃
性の向上を計る必要があり、それにより本来の剛性、透
明性が失われてしまうという問題を有している。
安定性に優れているため、フィルム及びシート、さらに
それらの2次成形体及び射出成形品等として広く使用さ
れている。しかしスチレン系樹脂はそれ単独でフィルム
あるいはシートとした際、剛性及び透明性には優れてい
るが、耐ブロッキング性及び滑り性に劣るという欠点を
有する。またスチレン系樹脂のフィルムあるいはシート
を容器成形した場合に、容器同士が剥離しがたいという
欠点を同時に有する。さらにスチレン系樹脂を射出成形
品にした際には、耐衝撃性が低下するために、耐衝撃性
を必要とする用途においては、エラストマーの添加もし
くはエラストマーとのグラフト化物の添加により耐衝撃
性の向上を計る必要があり、それにより本来の剛性、透
明性が失われてしまうという問題を有している。
【0003】かかる問題点の解決方法としてゼオライト
やカオリン等の無機微粒子を添加したもの(特公昭52-1
6134号公報)が知られているが、フィルムあるいはシー
トとした際に十分な耐ブロッキング性及び滑り性を得よ
うとすると透明性が失われ、さらに無機微粒子が2次凝
集しやすく、また樹脂と無機物の表面濡れ性が悪いの
で、分散不良を生じ外観不良の原因となる。さらに2軸
延伸スチレン系樹脂シートの耐ブロッキング性及び滑り
性を得るために合成二酸化珪素を用いる(特公平6-855
号公報)ことが知られているが、この合成二酸化珪素は
表面の親水性が強いために、樹脂との表面濡れ性が悪
く、そのために分散不良を生じ、外観不良、押出し機の
ヘッド圧の上昇、あるいは延伸時の破断等の不具合が生
じる。また射出成形品において成形品の形状により高い
流動性あるいは耐衝撃性が必要となり、この対策として
高分子量の樹脂にその樹脂と屈折率の近い微粒子の添加
すること(特開平7-228737号公報)が知られているが、
微粒子の2次凝集による外観不良、あるいは樹脂と微粒
子の濡れ性の関係によっては分散不良を生じるという問
題が有る。
やカオリン等の無機微粒子を添加したもの(特公昭52-1
6134号公報)が知られているが、フィルムあるいはシー
トとした際に十分な耐ブロッキング性及び滑り性を得よ
うとすると透明性が失われ、さらに無機微粒子が2次凝
集しやすく、また樹脂と無機物の表面濡れ性が悪いの
で、分散不良を生じ外観不良の原因となる。さらに2軸
延伸スチレン系樹脂シートの耐ブロッキング性及び滑り
性を得るために合成二酸化珪素を用いる(特公平6-855
号公報)ことが知られているが、この合成二酸化珪素は
表面の親水性が強いために、樹脂との表面濡れ性が悪
く、そのために分散不良を生じ、外観不良、押出し機の
ヘッド圧の上昇、あるいは延伸時の破断等の不具合が生
じる。また射出成形品において成形品の形状により高い
流動性あるいは耐衝撃性が必要となり、この対策として
高分子量の樹脂にその樹脂と屈折率の近い微粒子の添加
すること(特開平7-228737号公報)が知られているが、
微粒子の2次凝集による外観不良、あるいは樹脂と微粒
子の濡れ性の関係によっては分散不良を生じるという問
題が有る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる欠点
を解決するため、フィルムあるいはシートとした際に、
透明性を維持したまま耐ブロッキング性と滑り性を付与
することができ、またフィルムあるいはシートを容器成
形した場合に容器同士が良好な剥離性を示し、さらに射
出成形品にした際に、流動性及び耐衝撃性に優れる、商
品価値の高いスチレン系樹脂組成物を得ることを目的と
している。
を解決するため、フィルムあるいはシートとした際に、
透明性を維持したまま耐ブロッキング性と滑り性を付与
することができ、またフィルムあるいはシートを容器成
形した場合に容器同士が良好な剥離性を示し、さらに射
出成形品にした際に、流動性及び耐衝撃性に優れる、商
品価値の高いスチレン系樹脂組成物を得ることを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスチレン系樹脂
組成物は、スチレン系樹脂に疎水化合成二酸化珪素を含
有せしめてなることを特徴とする。
組成物は、スチレン系樹脂に疎水化合成二酸化珪素を含
有せしめてなることを特徴とする。
【0006】本発明において含有せしめる疎水化合成二
酸化珪素の平均粒子径は0.01〜20μmであることが好ま
しく、より好ましくは0.1〜10μmであり、より一層好ま
しくは1.0〜6.0μmである。疎水化合成二酸化珪素の粒
子径が過小な場合は、フィルムやシートとした際に耐ブ
ロッキング性や滑り性が悪く、さらに2次凝集しやすく
外観不良となる。フィルムやシートを容器成型した際に
容器同士の剥離性に問題が生じ、さらに射出成形した際
に2次凝集しやすくなるために使用できない。また粒子
径が過大な場合は、透明性が劣り、外観不良となる。な
お本発明における疎水化合成二酸化珪素の平均粒子径と
は、コールターカウンター法により測定して得られる50
%体積平均粒子径のことである。
酸化珪素の平均粒子径は0.01〜20μmであることが好ま
しく、より好ましくは0.1〜10μmであり、より一層好ま
しくは1.0〜6.0μmである。疎水化合成二酸化珪素の粒
子径が過小な場合は、フィルムやシートとした際に耐ブ
ロッキング性や滑り性が悪く、さらに2次凝集しやすく
外観不良となる。フィルムやシートを容器成型した際に
容器同士の剥離性に問題が生じ、さらに射出成形した際
に2次凝集しやすくなるために使用できない。また粒子
径が過大な場合は、透明性が劣り、外観不良となる。な
お本発明における疎水化合成二酸化珪素の平均粒子径と
は、コールターカウンター法により測定して得られる50
%体積平均粒子径のことである。
【0007】また本発明における疎水化合成二酸化珪素
の含有量は、10〜10000ppmであることが好ましいが、よ
り好ましい範囲としては10〜5000ppm、さらに10〜100pp
m、最も好ましい範囲としては10〜60ppmである。疎水化
合成二酸化珪素の含有量が過少な場合には、フィルムあ
るいはシートとした際に耐ブロッキング性や滑り性が悪
く、またフィルムやシートを容器成型した際に容器同士
の剥離性に問題が生じ、さらに射出成形品とした際に、
耐衝撃性が悪く使用できない。逆に添加量が過大な場合
は、透明性が劣り、外観不良となる。
の含有量は、10〜10000ppmであることが好ましいが、よ
り好ましい範囲としては10〜5000ppm、さらに10〜100pp
m、最も好ましい範囲としては10〜60ppmである。疎水化
合成二酸化珪素の含有量が過少な場合には、フィルムあ
るいはシートとした際に耐ブロッキング性や滑り性が悪
く、またフィルムやシートを容器成型した際に容器同士
の剥離性に問題が生じ、さらに射出成形品とした際に、
耐衝撃性が悪く使用できない。逆に添加量が過大な場合
は、透明性が劣り、外観不良となる。
【0008】本発明で使用する疎水化合成二酸化珪素を
製造するために用いる合成二酸化珪素は、従来公知の方
法で製造したものを使用し得るが、珪酸ナトリウムと酸
とを反応させることにより生成したものが好ましい。さ
らに疎水化合成二酸化珪素とは、合成二酸化珪素の2次
凝集を防止し、樹脂と合成二酸化珪素との間での界面濡
れ性を改善させた粒子であり、例えば合成二酸化珪素の
表面のOH基をシリル化剤、アルキル化剤により置換して
疎水化させたものである。本発明に使用される疎水化合
成二酸化珪素の臨界表面張力(γc)は50dyn/cm以下で
あることが好ましく、さらに好ましくは1〜50dyn/cm
であり、最も好ましくは1〜40dyn/cmである。臨界表
面張力が大きすぎるとスチレン系樹脂と疎水化合成二酸
化珪素の微粒子との界面濡れ性が悪くなるために分散不
良を起こし、さらに微粒子間で2次凝集しやすくなるた
めに外観不良を生じる。本発明で言う臨界表面張力(γ
c)とは、スチレン系樹脂と疎水化合成二酸化珪素の微
粒子との界面濡れ性を示す指標であり、詳しくは書籍
「応用界面化学」(朝倉書店;松井俊男、玉井康勝編
集;1975年)の125頁、Zismanの測定に記載されてい
る。
製造するために用いる合成二酸化珪素は、従来公知の方
法で製造したものを使用し得るが、珪酸ナトリウムと酸
とを反応させることにより生成したものが好ましい。さ
らに疎水化合成二酸化珪素とは、合成二酸化珪素の2次
凝集を防止し、樹脂と合成二酸化珪素との間での界面濡
れ性を改善させた粒子であり、例えば合成二酸化珪素の
表面のOH基をシリル化剤、アルキル化剤により置換して
疎水化させたものである。本発明に使用される疎水化合
成二酸化珪素の臨界表面張力(γc)は50dyn/cm以下で
あることが好ましく、さらに好ましくは1〜50dyn/cm
であり、最も好ましくは1〜40dyn/cmである。臨界表
面張力が大きすぎるとスチレン系樹脂と疎水化合成二酸
化珪素の微粒子との界面濡れ性が悪くなるために分散不
良を起こし、さらに微粒子間で2次凝集しやすくなるた
めに外観不良を生じる。本発明で言う臨界表面張力(γ
c)とは、スチレン系樹脂と疎水化合成二酸化珪素の微
粒子との界面濡れ性を示す指標であり、詳しくは書籍
「応用界面化学」(朝倉書店;松井俊男、玉井康勝編
集;1975年)の125頁、Zismanの測定に記載されてい
る。
【0009】本発明で用いられるスチレン系樹脂の出発
物としては、スチレン系単量体として、スチレン;o
−、m−、p−メチルスチレン、p−エチルスチレン、p−
イソプロピルスチレン、ブチルスチレン及びp−第3級
ブチルスチレン等のアルキルスチレン;メチルスチレン
及びエチルスチレン等の種々のアルファアルキルスチレ
ン;o−、m−、p−クロロスチレン、ブロモスチレン及
びフルオロスチレン等の種々のアルファハロスチレン;
種々のジ、トリ、テトラ及びペンタ置換クロロスチレ
ン、ブロモスチレン、フルオロスチレン;アルファクロ
ロスチレン、アルファブロモスチレン、ベータクロロス
チレン及びベータブロモスチレン等の種々のアルファ及
びベータハロ置換スチレン等を挙げることができる。ス
チレン系樹脂としては、これらの単量体の1種又は2種
以上からなるスチレン系樹脂の他に、さらに上記スチレ
ン系単量体と共重合が可能な例えばアクリロニトリル、
メチルメタアクリート、無水マレイン酸等と上記スチレ
ン系単量体との共重合体を挙げることができる。また本
発明のスチレン系樹脂の製法は、従来公知の重合方法で
あれば、何ら制限がなく適用することができる。
物としては、スチレン系単量体として、スチレン;o
−、m−、p−メチルスチレン、p−エチルスチレン、p−
イソプロピルスチレン、ブチルスチレン及びp−第3級
ブチルスチレン等のアルキルスチレン;メチルスチレン
及びエチルスチレン等の種々のアルファアルキルスチレ
ン;o−、m−、p−クロロスチレン、ブロモスチレン及
びフルオロスチレン等の種々のアルファハロスチレン;
種々のジ、トリ、テトラ及びペンタ置換クロロスチレ
ン、ブロモスチレン、フルオロスチレン;アルファクロ
ロスチレン、アルファブロモスチレン、ベータクロロス
チレン及びベータブロモスチレン等の種々のアルファ及
びベータハロ置換スチレン等を挙げることができる。ス
チレン系樹脂としては、これらの単量体の1種又は2種
以上からなるスチレン系樹脂の他に、さらに上記スチレ
ン系単量体と共重合が可能な例えばアクリロニトリル、
メチルメタアクリート、無水マレイン酸等と上記スチレ
ン系単量体との共重合体を挙げることができる。また本
発明のスチレン系樹脂の製法は、従来公知の重合方法で
あれば、何ら制限がなく適用することができる。
【0010】本発明に使用されるスチレン系樹脂の重量
平均分子量(Mw)は、好ましくは20万〜100万、より
好ましくは20万〜50万のものである。Mwが20万よりも
小さい場合は剛性や耐衝撃性に劣り、また100万よりも
大きい場合においては流動性に劣る。なお本発明におけ
る重量平均分子量は以下のように求めた。すなわち、島
津製作所(株)社製GPC(LC−6A)、昭和電工
(株)社製GPC用カラム(KF−806L、3本直
列)を用いて、ゲルパーミエーションクロマトグラフ
(GPC)により、スチレン系樹脂のテトラヒドロフラ
ン可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフを測定
し、分子量の異なる15種類の単分散ポリスチレン(ポリ
マー・ラボラトリーズ社製)の溶出曲線を検量線として
用いることで、微分分子量分布曲線及び積分分子量分布
曲線を得て、スチレン系樹脂の重量平均分子量を算出し
た。
平均分子量(Mw)は、好ましくは20万〜100万、より
好ましくは20万〜50万のものである。Mwが20万よりも
小さい場合は剛性や耐衝撃性に劣り、また100万よりも
大きい場合においては流動性に劣る。なお本発明におけ
る重量平均分子量は以下のように求めた。すなわち、島
津製作所(株)社製GPC(LC−6A)、昭和電工
(株)社製GPC用カラム(KF−806L、3本直
列)を用いて、ゲルパーミエーションクロマトグラフ
(GPC)により、スチレン系樹脂のテトラヒドロフラ
ン可溶分のゲルパーミエーションクロマトグラフを測定
し、分子量の異なる15種類の単分散ポリスチレン(ポリ
マー・ラボラトリーズ社製)の溶出曲線を検量線として
用いることで、微分分子量分布曲線及び積分分子量分布
曲線を得て、スチレン系樹脂の重量平均分子量を算出し
た。
【0011】本発明のスチレン系樹脂組成物は、さらに
潤滑剤を内部潤滑剤として含有してもよい。特にスチレ
ン系樹脂組成物から2軸延伸シートを成形する際には潤
滑剤を含有することが好ましい。潤滑剤としては、流動
パラフィンとも称されアルキルナフテン系炭化水素の混
合物で平均重量分子量300〜600程度の鉱油などの食品包
装材料に使用可能な白色鉱油;2塩基酸エステル、ポリ
オールエステル等の脂肪酸エステル、燐酸エステル、珪
酸エステル、シリコーン類、パーフルオロ炭化水素類や
ポリクロロトリフルオロエチレン類等のフッ素系潤滑剤
等の合成潤滑剤等公知のものを挙げることができる。潤
滑剤の含有量は、シートの巻き取り性などの作業性を損
なうことなく、しかも2軸延伸スチレン系シートに伸び
を付与できる範囲で選択することができ、例えばスチレ
ン系樹脂組成物に対して潤滑剤0.1〜1.5重量%、好まし
くは0.3〜1.2重量%である。潤滑剤の含有量が過少の場
合は流動性が劣り、逆に過大な場合には耐熱性や剛性が
劣る。
潤滑剤を内部潤滑剤として含有してもよい。特にスチレ
ン系樹脂組成物から2軸延伸シートを成形する際には潤
滑剤を含有することが好ましい。潤滑剤としては、流動
パラフィンとも称されアルキルナフテン系炭化水素の混
合物で平均重量分子量300〜600程度の鉱油などの食品包
装材料に使用可能な白色鉱油;2塩基酸エステル、ポリ
オールエステル等の脂肪酸エステル、燐酸エステル、珪
酸エステル、シリコーン類、パーフルオロ炭化水素類や
ポリクロロトリフルオロエチレン類等のフッ素系潤滑剤
等の合成潤滑剤等公知のものを挙げることができる。潤
滑剤の含有量は、シートの巻き取り性などの作業性を損
なうことなく、しかも2軸延伸スチレン系シートに伸び
を付与できる範囲で選択することができ、例えばスチレ
ン系樹脂組成物に対して潤滑剤0.1〜1.5重量%、好まし
くは0.3〜1.2重量%である。潤滑剤の含有量が過少の場
合は流動性が劣り、逆に過大な場合には耐熱性や剛性が
劣る。
【0012】本発明のスチレン系樹脂組成物からは、優
れた性能を有するインフレーションフィルムあるいは2
軸延伸シート、さらにこれらフィルムやシートから2次
成形品や射出成形品等の成形体を容易に得ることができ
る。インフレーションフィルムあるいは2軸延伸シート
とする方法としては特に制限はなく、公知の方法により
行なうことができるが、例えば押出機によりシート状あ
るいはフィルム状に押出した後、テンター延伸あるいは
インフレーション延伸する方法等を挙げることができ
る。2軸延伸シートを作成する際に、延伸倍率は2〜5
倍、ASTM-1504に準拠した配向緩和応力が3〜10kg/cm2
の範囲となる様に2軸延伸されることが望ましい。配向
緩和応力が上記範囲以上であると熱板圧空成形機などの
一般の成形機では成形が難しく、型再現の悪い成形品し
か得られない。さらに2軸延伸シートはその表面にオス
トワルド粘度(20℃)が100〜200000cStのジメチルシリ
コーンを主成分とするシリコーンオイル単独及び乳化剤
を含有したエマルジョンを単独、又は公知の防曇剤、帯
電防止剤と併用して均一に塗布することができる。また
シリコーンオイルの塗布量は、手にべたつきが感じられ
ない程度10〜100mg/m2の範囲が適当である。
れた性能を有するインフレーションフィルムあるいは2
軸延伸シート、さらにこれらフィルムやシートから2次
成形品や射出成形品等の成形体を容易に得ることができ
る。インフレーションフィルムあるいは2軸延伸シート
とする方法としては特に制限はなく、公知の方法により
行なうことができるが、例えば押出機によりシート状あ
るいはフィルム状に押出した後、テンター延伸あるいは
インフレーション延伸する方法等を挙げることができ
る。2軸延伸シートを作成する際に、延伸倍率は2〜5
倍、ASTM-1504に準拠した配向緩和応力が3〜10kg/cm2
の範囲となる様に2軸延伸されることが望ましい。配向
緩和応力が上記範囲以上であると熱板圧空成形機などの
一般の成形機では成形が難しく、型再現の悪い成形品し
か得られない。さらに2軸延伸シートはその表面にオス
トワルド粘度(20℃)が100〜200000cStのジメチルシリ
コーンを主成分とするシリコーンオイル単独及び乳化剤
を含有したエマルジョンを単独、又は公知の防曇剤、帯
電防止剤と併用して均一に塗布することができる。また
シリコーンオイルの塗布量は、手にべたつきが感じられ
ない程度10〜100mg/m2の範囲が適当である。
【0013】本発明のスチレン系樹脂組成物からインフ
レーションフィルムあるいは2軸延伸シートを形成する
場合は、スチレン系樹脂組成物に架橋ゴム、特にスチレ
ングラフトジエンゴムを添加することにより、成形性を
向上させることができる。その添加量は50〜500ppmであ
ることが好ましく、この範囲であれば透明性を維持し、
さらに伸びを向上させ、またフィルム、シートのトリミ
ング時にトリミング刃との接触時に発生する切り粉を防
止することができる。また添加する架橋ゴムの平均粒子
径は0.5〜5μmが好ましく、0.5μm未満では伸びの向上
あるいは切り粉の防止には十分でなく、5μmを超える
とフィルム、シート表面の肌荒れあるいは透明性の低下
を生じるために好ましくない。本発明で使用する架橋ゴ
ム、特にスチレングラフトゴムの平均粒子径(D)と
は、超薄切片法を用いて組成物の透過型電子顕微鏡写真
を撮影し、ゴム状重合体粒子1000個の円換算粒子径を測
定して次式を用いて算出した値である。 平均粒子径=(ΣniDi 4)/(ΣniDi 3) 式中のniは円換算粒子径Di(μm)を有するゴム状重
合体粒子の個数を表す。
レーションフィルムあるいは2軸延伸シートを形成する
場合は、スチレン系樹脂組成物に架橋ゴム、特にスチレ
ングラフトジエンゴムを添加することにより、成形性を
向上させることができる。その添加量は50〜500ppmであ
ることが好ましく、この範囲であれば透明性を維持し、
さらに伸びを向上させ、またフィルム、シートのトリミ
ング時にトリミング刃との接触時に発生する切り粉を防
止することができる。また添加する架橋ゴムの平均粒子
径は0.5〜5μmが好ましく、0.5μm未満では伸びの向上
あるいは切り粉の防止には十分でなく、5μmを超える
とフィルム、シート表面の肌荒れあるいは透明性の低下
を生じるために好ましくない。本発明で使用する架橋ゴ
ム、特にスチレングラフトゴムの平均粒子径(D)と
は、超薄切片法を用いて組成物の透過型電子顕微鏡写真
を撮影し、ゴム状重合体粒子1000個の円換算粒子径を測
定して次式を用いて算出した値である。 平均粒子径=(ΣniDi 4)/(ΣniDi 3) 式中のniは円換算粒子径Di(μm)を有するゴム状重
合体粒子の個数を表す。
【0014】フィルムあるいはシートの2次成形体、つ
まり真空、真空・圧空、熱板成形機等を用いフィルムあ
るいはシートを2次成形し、食品を始めとする包装分野
に応用可能である。射出成形品としては通常の射出成形
機、射出・圧縮成形機を用いて成形品とし、透明性及び
耐衝撃性の必要な分野に応用可能である。
まり真空、真空・圧空、熱板成形機等を用いフィルムあ
るいはシートを2次成形し、食品を始めとする包装分野
に応用可能である。射出成形品としては通常の射出成形
機、射出・圧縮成形機を用いて成形品とし、透明性及び
耐衝撃性の必要な分野に応用可能である。
【0015】また本発明のスチレン系樹脂組成物は必要
に応じて、公知の紫外線吸収剤、安定剤、滑剤、可塑
剤、着色剤、カップリング剤等を添加剤として適宜用い
ることができる。
に応じて、公知の紫外線吸収剤、安定剤、滑剤、可塑
剤、着色剤、カップリング剤等を添加剤として適宜用い
ることができる。
【0016】本発明のスチレン系樹脂組成物の調製に当
たっては、スチレン系樹脂と疎水化合成二酸化珪素の微
粒子とをヘンシェルミキサー、Vブレンダー等でドライ
ブレンドしてもよく、また疎水化合成二酸化珪素の微粒
子を多量に含んだ樹脂組成物のマスターペレットを作
り、未充填のスチレン系樹脂と混合する等いずれの方法
でもよい。
たっては、スチレン系樹脂と疎水化合成二酸化珪素の微
粒子とをヘンシェルミキサー、Vブレンダー等でドライ
ブレンドしてもよく、また疎水化合成二酸化珪素の微粒
子を多量に含んだ樹脂組成物のマスターペレットを作
り、未充填のスチレン系樹脂と混合する等いずれの方法
でもよい。
【0017】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。
実施例及び比較例により得られた試料の特性の評価は以
下のように行なった。
実施例及び比較例により得られた試料の特性の評価は以
下のように行なった。
【0018】1.樹脂組成物の流動性:メルトフローレ
イト(MI)を200℃、5kg加重(JISK 7210準拠)で測
定し、その結果を以下のように評価した。 ◎(良好) :1.5g/10分超 ○(良) :1.0g/10分超〜1.5g/10分以下 △(やや良) :0.5g/10分超〜1.0g/10分以下 ×(不良) :0.5g/10分以下。
イト(MI)を200℃、5kg加重(JISK 7210準拠)で測
定し、その結果を以下のように評価した。 ◎(良好) :1.5g/10分超 ○(良) :1.0g/10分超〜1.5g/10分以下 △(やや良) :0.5g/10分超〜1.0g/10分以下 ×(不良) :0.5g/10分以下。
【0019】2.耐衝撃性:樹脂組成物を220℃で射出
成形機により、縦12cm×横12cm×厚み3mmの平板に成型
した。この平板を用いて50%破壊エネルギー(E50)を
DuPont衝撃強度(JIS K 5400準拠)に
より測定し、その結果を以下のように評価した。 ◎(良好) :3kg・cm超 ○(良) :2kg・cm超〜3kg・cm以下 △(やや良) :1kg・cm超〜2kg・cm以下 ×(不良) :1kg・cm以下。
成形機により、縦12cm×横12cm×厚み3mmの平板に成型
した。この平板を用いて50%破壊エネルギー(E50)を
DuPont衝撃強度(JIS K 5400準拠)に
より測定し、その結果を以下のように評価した。 ◎(良好) :3kg・cm超 ○(良) :2kg・cm超〜3kg・cm以下 △(やや良) :1kg・cm超〜2kg・cm以下 ×(不良) :1kg・cm以下。
【0020】3.透明性:樹脂組成物を押出機からシー
ト状に押出し、125℃で縦及び横に2.5倍延伸して180μm
の配向緩和応力が5.2kg/cm2の2軸延伸シートを得た。
次に延伸シートの表面にジメチルシリコーンオイルを40
mg/m2となるように塗布した。このシートをスガ試験機
・ヘーズ測定器で曇りを測定(JIS K 7105準拠)し、そ
の結果を以下のように評価した。 ◎(良好) :10%未満 ○(良) :10%以上〜20%未満 △(やや良) :20%以上〜30%未満 ×(不良) :30%以上。
ト状に押出し、125℃で縦及び横に2.5倍延伸して180μm
の配向緩和応力が5.2kg/cm2の2軸延伸シートを得た。
次に延伸シートの表面にジメチルシリコーンオイルを40
mg/m2となるように塗布した。このシートをスガ試験機
・ヘーズ測定器で曇りを測定(JIS K 7105準拠)し、そ
の結果を以下のように評価した。 ◎(良好) :10%未満 ○(良) :10%以上〜20%未満 △(やや良) :20%以上〜30%未満 ×(不良) :30%以上。
【0021】4.剥離性:3.透明性と同じ方法で作成
したシートをシート単発圧空成形機(浅野製作所)にか
け容器(開口部直径90mm、底部直径60mm、深さ50mm)に
成形し、それを20枚重ねて抜型カッターで圧切し、積み
重ねられている成形品の上に2kgの荷重を乗せた時の高
さを[A]とし、荷重を取り除いた時の高さを[B]として
回復率を次式のように計算し、その結果を以下のように
評価した。 回復率(%)=[(B−A)/A]×100 ◎(良好) :30%超 ○(良) :20%超〜30%以下 △(やや良) :10%超〜20%以下 ×(不良) :10%以下。
したシートをシート単発圧空成形機(浅野製作所)にか
け容器(開口部直径90mm、底部直径60mm、深さ50mm)に
成形し、それを20枚重ねて抜型カッターで圧切し、積み
重ねられている成形品の上に2kgの荷重を乗せた時の高
さを[A]とし、荷重を取り除いた時の高さを[B]として
回復率を次式のように計算し、その結果を以下のように
評価した。 回復率(%)=[(B−A)/A]×100 ◎(良好) :30%超 ○(良) :20%超〜30%以下 △(やや良) :10%超〜20%以下 ×(不良) :10%以下。
【0022】(実施例1〜11)実施例1〜5、7〜11
は、透明なスチレン系樹脂(新日鉄化学(株)製、品番
G19)、潤滑剤(WITCO社製、品番PL380)及び疎水化合
成二酸化珪素(富士シリシア化学(株)製、商品名サイ
ロホービック)を使用し、実施例6は透明なスチレン系
樹脂として新日鉄化学(株)製、品番G15L、その他は実
施例1と同じものを使用して、それぞれ表1中の処方欄
記載の処方に従い、ヘンシェルミキサーを用いて、室温
で30分混合した樹脂組成物を作成した。作成した樹脂組
成物に対して前述1〜4の方法により評価を行なった。
その結果は表1に示すとおりであり、いずれも良好な結
果であった。
は、透明なスチレン系樹脂(新日鉄化学(株)製、品番
G19)、潤滑剤(WITCO社製、品番PL380)及び疎水化合
成二酸化珪素(富士シリシア化学(株)製、商品名サイ
ロホービック)を使用し、実施例6は透明なスチレン系
樹脂として新日鉄化学(株)製、品番G15L、その他は実
施例1と同じものを使用して、それぞれ表1中の処方欄
記載の処方に従い、ヘンシェルミキサーを用いて、室温
で30分混合した樹脂組成物を作成した。作成した樹脂組
成物に対して前述1〜4の方法により評価を行なった。
その結果は表1に示すとおりであり、いずれも良好な結
果であった。
【0023】(比較例1〜2)比較例1及び2は透明な
スチレン系樹脂(新日鉄化学(株)製、品番G19)及び
潤滑剤(WITCO社製、品番PL380)を使用し、比較例1は
合成二酸化珪素を使用せず、比較例2は表面に水酸基を
有する合成二酸化珪素(富士シリシア化学(株)製、商
品名サイロライト)を使用して、それぞれ表1中の処方
欄記載の処方に従い、ヘンシェルミキサーを用いて、室
温で30分混合した樹脂組成物を作成した。作成した樹脂
組成物に対して前述1〜4の方法により評価を行なっ
た。その結果は表1に示すとおりであり、特性値の全て
を満足するものは得られなかった。
スチレン系樹脂(新日鉄化学(株)製、品番G19)及び
潤滑剤(WITCO社製、品番PL380)を使用し、比較例1は
合成二酸化珪素を使用せず、比較例2は表面に水酸基を
有する合成二酸化珪素(富士シリシア化学(株)製、商
品名サイロライト)を使用して、それぞれ表1中の処方
欄記載の処方に従い、ヘンシェルミキサーを用いて、室
温で30分混合した樹脂組成物を作成した。作成した樹脂
組成物に対して前述1〜4の方法により評価を行なっ
た。その結果は表1に示すとおりであり、特性値の全て
を満足するものは得られなかった。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】以上の通り本発明のスチレン系樹脂組成
物は、フィルムあるいはシートとした際、透明性を維持
したまま耐ブロッキング性、滑り性を付与し、またフィ
ルムあるいはシートを容器成形した場合の容器同士の剥
離性、さらに射出成形品にした際、流動性、耐衝撃性に
優れた特徴を有するものである。
物は、フィルムあるいはシートとした際、透明性を維持
したまま耐ブロッキング性、滑り性を付与し、またフィ
ルムあるいはシートを容器成形した場合の容器同士の剥
離性、さらに射出成形品にした際、流動性、耐衝撃性に
優れた特徴を有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 3/36 C08K 3/36 5/00 5/00 // B29K 25:00 B29L 7:00
Claims (8)
- 【請求項1】 スチレン系樹脂に疎水化合成二酸化珪素
を含有せしめてなることを特徴とするスチレン系樹脂組
成物。 - 【請求項2】 疎水化合成二酸化珪素の平均粒子径が0.
01〜20μmである請求項1記載のスチレン系樹脂組成
物。 - 【請求項3】 疎水化合成二酸化珪素の含有量が10〜10
000ppmである請求項1又は2記載のスチレン系樹脂組成
物。 - 【請求項4】 疎水化合成二酸化珪素が臨界表面張力50
dyn/cm以下のものである請求項1〜3のいずれか1項
記載のスチレン系樹脂組成物。 - 【請求項5】 スチレン系樹脂の重量平均分子量が20万
〜100万である請求項1〜4のいずれか1項記載のスチ
レン系樹脂組成物。 - 【請求項6】 さらに潤滑剤を0.1〜1.5重量%含有せし
めてなる請求項1〜5のいずれか1項記載のスチレン系
樹脂組成物。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載のスチ
レン系樹脂組成物からなる成形体。 - 【請求項8】 成形体がインフレーションフィルム、2
軸延伸シートあるいはそれらの2次成形体又は射出成形
品である請求項7記載の成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9153285A JPH10338781A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | スチレン系樹脂組成物及びその成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9153285A JPH10338781A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | スチレン系樹脂組成物及びその成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10338781A true JPH10338781A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15559141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9153285A Pending JPH10338781A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | スチレン系樹脂組成物及びその成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10338781A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005132983A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Denki Kagaku Kogyo Kk | スチレン系樹脂組成物及びその成形体 |
JP2005239769A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | アクリル系重合体微粒子及びその製造方法、並びにプラスチゾル組成物 |
KR100728499B1 (ko) | 2006-05-29 | 2007-06-14 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 매체 재생 장치 및 매체 재생 장치용 틸트 섀시 |
JP2014124894A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Seiko Epson Corp | 液体吸収体、液体吸収タンク、電子機器 |
JP2016199652A (ja) * | 2015-04-09 | 2016-12-01 | 東洋スチレン株式会社 | スチレン系樹脂組成物及び成形体 |
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-
1997
- 1997-06-11 JP JP9153285A patent/JPH10338781A/ja active Pending
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Non-Patent Citations (1)
Title |
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実用プラスチック事典 編集委員会/編集, 「実用プラスチック事典 材料編」, vol. 初版第1刷, JPN4006006561, 1 May 1993 (1993-05-01), JP, pages 116 - 123, ISSN: 0000719463 * |
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