JPH10334554A - 電子機器の扉開閉機構 - Google Patents

電子機器の扉開閉機構

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Publication number
JPH10334554A
JPH10334554A JP9136938A JP13693897A JPH10334554A JP H10334554 A JPH10334554 A JP H10334554A JP 9136938 A JP9136938 A JP 9136938A JP 13693897 A JP13693897 A JP 13693897A JP H10334554 A JPH10334554 A JP H10334554A
Authority
JP
Japan
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door
opening
closing
piece
closing mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP9136938A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Go
洋一 郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9136938A priority Critical patent/JPH10334554A/ja
Publication of JPH10334554A publication Critical patent/JPH10334554A/ja
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉の開放動作と、扉の開閉状態を検出する検
知スイッチの動作を1つの部材を利用して行えるように
したことで、構成が簡略化でき量産コストを安価にする
ことができる電子機器の扉開閉機構を得る。 【解決手段】 作動部材16が引張りコイルばね21で
ばね付勢され、開閉扉5の閉止状態において作動部材1
6のスイッチ操作片18で開閉扉検知スイッチ20をオ
ン動作して開閉扉5が閉止されていることを検知し、開
閉扉5が作動部材16の開扉片17で押された開放状態
においてスイッチ操作片18が離れ開閉扉検知スイッチ
20をオフ動作して開閉扉5が開放されていることを検
知するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の扉開閉
機構に関し、詳しくはフロッピーディスク・ドライブ装
置の開閉扉において、開閉扉の開放動作と、開閉扉の開
閉状態を検出する検知スイッチのオン/オフ動作を1つ
の部材を利用して行えるようにし、これによって、構成
が簡略化できると共に量産コストを安価にすることがで
きる扉開閉機構に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、フロッピーディスク・ド
ライブ装置の扉開閉機構では、扉を自動で開放する機構
は専用の扉開放機構によって行っていた。また、扉開閉
時の検知スイッチを作動させる機構も専用のスイッチ操
作機構により行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、扉開放機構
の構成部品としては少なくとも扉を押し開くための作動
部材と、この作動部材を付勢するばね等の作動源が必要
であった。
【0004】また、スイッチ操作機構としても検知スイ
ッチをオン/オフ動作する作動部材と、この作動部材を
駆動するばね等の作動源が必要であった。
【0005】従って、従来の扉開閉機構は部品点数が多
く、組み立てに手数を要すると共に、量産コストが高価
であるといった問題がある。また、構成部品が多いこと
から扉開閉機構全体として広い占有スペースが必要とな
り、このため、小型化が困難となり、かつ軽量化に不利
であった。
【0006】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、扉の開放動作と、扉の開閉状態
を検出する検知スイッチの動作を1つの部材を利用して
行えるようにし、これによって、構成が簡略化でき量産
コストを安価にすることができる電子機器の扉開閉機構
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による電子機器の扉開閉機構は、開閉扉の閉
止状態では作動部材のスイッチ操作片で開閉扉検知スイ
ッチがオン動作され開閉扉が閉止されていることが検知
され、開閉扉がばね付勢されている作動部材の開扉片で
押されて開放した状態ではスイッチ操作片が離れ開閉扉
検知スイッチがオフ動作され開閉扉が開放したことを検
知するようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電子機器の扉
開閉機構の実施の形態をフロッピーディスク・ドライブ
装置の扉開閉機構に適用した例をとって図面を参照して
説明する。
【0009】図1は開閉扉が閉止された状態で、扉を断
面で示した扉開閉機構の平面図、図2は同じく閉止状態
の側断面図、図3は開閉扉が開放された図1と同様の扉
開閉機構の平面図、図4は同じく開放状態の側断面図で
ある。
【0010】各図において、フロッピーディスク・ドラ
イブ装置1は電子機器のキャビネット2内に収容され、
フロッピーディスク・ドライブ装置1のディスク挿入口
3の前面側のキャビネット部分はヒンジ4で開閉可能に
された開閉扉5が設けられている。そして、フロッピー
ディスク・ドライブ装置1の下部でキャビネット2の底
部上に扉開閉機構6が配置されている。
【0011】扉開閉機構6の支持基板7はキャビネット
2の底面にねじ8で固定され、この支持基板7上にスラ
イド板9がある。スライド板9はこれに形成された一対
のガイド孔10,10に支持基板7から突設したガイド
軸11a,11bが係合され、左右方向(図1において
上下方向)にスライド可能である。このスライド板9は
キャビネット2の裏面から突出したロック解除つまみ1
2を操作してスライドさせるようにしている。また、ス
ライド板9の開閉扉5側の端面には一対のロック爪1
3,13が設けられ、ロック爪13,13は開閉扉5の
裏面にそれぞれ対応して設けた鉤孔状のロック孔14,
14に係脱可能である。
【0012】一方、スライド板9上には一方のガイド軸
11aを中心とする支点軸15に作動部材16が回動可
能に取り付けられている。この作動部材はほぼ逆T字形
状を有し、開閉扉5側に対面する一端側には開扉片17
が形成されていると共に、開扉片17とは反対側の他端
側にはスイッチ操作片18が形成されている。このスイ
ッチ操作片18には回路基板19に設けた開閉扉検知ス
イッチ20が対応している。
【0013】そして、上述したスライド板9と作動部材
16間には引張りコイルばね21が取り付けられてい
る。すなわち、引張りコイルばね21の一端部は作動部
材16のスイッチ操作片18側に掛け止めされ、他端部
はスライド板9のガイド軸11b側の端部のばね掛け片
9aに掛け止めされている。
【0014】次に、扉開閉機構の動作について説明す
る。図1に示した開閉扉5の閉止状態では、開閉扉5の
ロック孔14,14にスライド板9のロック爪13,1
3が係合され、スライド板9が引張りコイルばね19の
ばね力により付勢されて係合状態を維持している。そし
て、作動部材16は引張りコイルばね21が時計回り方
向へ付勢されているばね力により、開閉扉5の開放方向
へ開扉片17が押し当てられている。このとき、スイッ
チ操作片18が開閉扉検知スイッチ20の接片20aを
オン動作し開閉扉5が閉止されていることが検知されて
いる。従って、フロッピーディスク・ドライブ装置1内
にフロッピーディスクが挿入され、開閉扉5が閉止され
ると開閉扉検知スイッチ20からのオン信号によってフ
ロッピーディスク・ドライブ装置1の駆動が開始され
る。
【0015】かくして、図1の状態から開閉扉5を開放
するにはロック解除つまみ12を操作しスライド板9を
ロック解除方向へスライド移動することで、ロック爪1
3,13がロック孔14,14から解除される。このと
き、ロック解除された開閉扉5は引張りコイルばね21
でばね力が付勢されている作動部材16の開扉片17に
より押し出されて開放する。尚、スライド板9はロック
解除後、ロック解除つまみ12から離せば引張りコイル
ばね21のばね力により再び元の位置に復帰する。(図
3参照)
【0016】図3及び図4が開閉扉5の開放された状態
であり、この際、作動部材16の回動移動によりスイッ
チ操作片18は開閉扉検知スイッチ20の接片20aか
ら離れてオフ状態となり、開閉扉5が開放されたことが
検知される。すなわち、開閉扉5が開放されることで開
閉扉検知スイッチ20のオフ信号によってフロッピーデ
ィスク・ドライブ装置1の駆動が停止される。尚、開放
された開閉扉5は図4の状態から仮想線で示すように大
きく開放し、フロッピーディスク・ドライブ装置1への
ディスクの出し入れが行われる。
【0017】開閉扉5の閉止動作は、図4の実線位置か
ら開閉扉5を閉止方向へ押し込むことによって、図3に
示すように開閉扉5のロック孔14,14の角部でロッ
ク爪13,13のテーパー面13a,13aを押すこと
になるので、スライド板9がロック解除方向へ逃げ、こ
の後、ロック孔14,14の角部がロック爪13,13
を通過すると同時にスライド板9がばね付勢方向へ戻
り、ロック爪13,13がロック孔14,14にロック
される。
【0018】また、開閉扉5を閉止方向へ押し込む動作
によって開扉片17が押し戻され作動片16が後退する
ことで、スイッチ操作片18で開閉扉検知スイッチ20
の接片20aがオン動作され扉5の閉止動作が検知され
る。
【0019】上述したように本発明による扉開閉機構
は、開閉扉5の開放動作と、開閉扉5の開閉動作を検知
する検知スイッチの操作を行うスイッチ操作片18とを
1つの作動部材16によって行えるようにし、また、開
閉扉5の開放駆動源と、開閉扉5のロック動作を1つの
引張りコイルばね21で行えるようにしたことで、部品
点数が大幅に削減され構成を簡略化することができる。
この結果、扉開閉機構の量産コストが削減され安価に製
作することができる。
【0020】また、構成が簡略化できることから組立工
数も少なくて済むと共に、扉開閉機構全体の軽量化及び
小型化を図ることができるといった利点がある。
【0021】本発明は、上述しかつ図面に示した形態に
限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変形実施が可能である。
【0022】本例では開閉扉5が上部にヒンジ4を有し
開閉可能にした場合について示したが、逆に開閉扉5の
下部にヒンジを備え開閉可能にした構成であってもよ
い。従って、この場合の扉開閉機構6は開閉扉5の上部
に配置されるようになると共に、ロック解除つまみはキ
ャビネット2の前面側に備えられる。
【0023】また、本例ではフロッピーディスク・ドラ
イブ装置の扉開閉機構に適用した場合について説明した
が、その他、各種の電子機器の扉開閉機構にも広く適用
可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明による電子機
器の扉開閉機構は、開閉扉の開放動作と、開閉扉の開閉
動作を検知する検知スイッチの操作を行うスイッチ操作
片とを共通の作動部材によって行えるようにし、また、
開閉扉の開放駆動源と、開閉扉のロック動作を共通のば
ね部材で行えるようにしたので、部品点数が大幅に削減
され構成を簡略化することができ、かつ扉開閉機構の量
産コストが削減され安価に製作することができるといっ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例による扉開閉機構における扉閉止状態の平
面図である。
【図2】同じく扉開放状態の側断面図である。
【図3】扉開閉機構における扉開放状態の平面図であ
る。
【図4】同じく扉開放状態の側断面図である。
【符号の説明】
1 フロッピーディスク・ドライブ装置、5 開閉扉、
6 扉開閉機構、7支持基板、9 スライド板、12
ロック開放つまみ、13 ロック爪、14ロック孔、1
6 作動部材、17 開扉片、18 スイッチ操作片、
20 開閉扉検知スイッチ、21 引張りコイルばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉扉と、 上記開閉扉を閉止位置においてロックするロック爪を有
    し、当該ロック爪が解除方向にスライド可能にされたス
    ライド板と、 上記スライド板上に回動可能にされ、一端側に上記開閉
    扉を開扉操作する開扉片を有し、他端側に上記開閉扉の
    開閉状態を検出する開閉扉検知スイッチを操作するスイ
    ッチ操作片を有する作動部材と、 上記スライド板と上記作動部材との間に掛止めされ、上
    記ロック爪をロック方向へ付勢する動作と、上記開扉片
    を上記開閉扉に押し当て開扉方向へ付勢する動作とを行
    うばね部材とから構成され、 上記開閉扉の閉止状態では上記スイッチ操作片に押され
    て上記開閉扉検知スイッチをオン動作し、上記開閉扉の
    開放状態では上記スイッチ操作片から開放され上記開閉
    扉検知スイッチをオフ動作し、上記開閉扉の開閉状態を
    検知するようにしたことを特徴とする電子機器の扉開閉
    機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子機器の扉開閉機構に
    おいて、 上記開閉扉の開放動作と、上記検知スイッチのオン/オ
    フ動作とが上記作動部材により行われることを特徴とす
    る電子機器の扉開閉機構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子機器の扉開閉機構に
    おいて、 上記開閉扉のロック動作、上記開閉扉の開放動作及び上
    記開閉扉検知スイッチのオン/オフ動作が上記1つのば
    ね部材で行えることを特徴とする電子機器の扉開閉機
    構。
JP9136938A 1997-05-27 1997-05-27 電子機器の扉開閉機構 Pending JPH10334554A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9136938A JPH10334554A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 電子機器の扉開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP9136938A JPH10334554A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 電子機器の扉開閉機構

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JPH10334554A true JPH10334554A (ja) 1998-12-18

Family

ID=15187058

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JP9136938A Pending JPH10334554A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 電子機器の扉開閉機構

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JP (1) JPH10334554A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100936758B1 (ko) 2003-07-18 2010-01-15 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 픽업파워 스위치장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100936758B1 (ko) 2003-07-18 2010-01-15 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 디스크 드라이브의 픽업파워 스위치장치

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