JPH10302580A - 安全スイッチ - Google Patents

安全スイッチ

Info

Publication number
JPH10302580A
JPH10302580A JP11226097A JP11226097A JPH10302580A JP H10302580 A JPH10302580 A JP H10302580A JP 11226097 A JP11226097 A JP 11226097A JP 11226097 A JP11226097 A JP 11226097A JP H10302580 A JPH10302580 A JP H10302580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
actuator
lock
room
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11226097A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Fukui
孝男 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idec Izumi Corp
Original Assignee
Idec Izumi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idec Izumi Corp filed Critical Idec Izumi Corp
Priority to JP11226097A priority Critical patent/JPH10302580A/ja
Priority to US09/049,098 priority patent/US6118087A/en
Priority to DE69837736T priority patent/DE69837736T2/de
Priority to EP98105691A priority patent/EP0869524B1/en
Publication of JPH10302580A publication Critical patent/JPH10302580A/ja
Priority to US09/397,009 priority patent/US6194674B1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業員が機械室などの部屋の内部に入ってい
るときに、扉が閉じて作業員が部屋内に閉じ込められて
も自力で脱出することが可能な構造の安全スイッチを提
供する。 【解決手段】 アクチュエータ102のロック機構(例
えばロックレバー6等)を手動操作により解除すること
が可能なロック解除手段、例えば解除用12とこれに変
位を与えるための解除レバー13をスイッチ本体101
に設けるとともに、その手動ロック解除手段を、スイッ
チ本体101の取付面(背面)側から操作できるように
構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば産業機械が
設置される部屋の出入口などの壁面に装着され、その出
入口の扉が開かれたときには、産業機械等への電源供給
を停止する安全スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】産業機械が設置された部屋や工場あるい
は産業機械自体の危険ゾーンでは、作業者が機械に巻き
込まれて負傷するといったトラブルの発生を防止するこ
とを目的として、部屋や危険ゾーンの出入口の扉が完全
に閉まっていないときには、機械の駆動をロックするシ
ステムを設けることが要求される。
【0003】そのようなロックシステムとして、従来、
扉の摺動部分にリミットスイッチを設けておき、そのリ
ミットスイッチにより扉が閉じた状態が検出されたとき
に限って部屋内の産業機械への電源供給を行うといった
方式が採用されている。
【0004】しかしながら、このようなシステムによれ
ば、扉を閉じなくてもリミットスイッチのアクチュエー
タを操作することで、部屋内の機械の運転が可能な状態
となるので完全な安全対策とは言えない。
【0005】そこで、本出願人は、そのような誤動作を
防止した構造の安全スイッチを既に提案している(特開
平6−76675号公報)。この提案の安全スイッチ
は、スイッチ本体が部屋の出入口周辺の壁面に装着さ
れ、その出入口の扉を閉じたときに扉に固着された専用
のアクチュエータがスイッチ本体の操作部に進入し、こ
れにより接点ブロックの可動接点が切り換わる構造のス
イッチで、このような切り換わり動作で回路接続が主回
路(産業機械への電源供給回路)側へと切り換わって部
屋内の機械が運転可能な状態となるとともに、ロック機
構がアクチュエータに対し自動的にロックする、つまり
扉を開けられないように機械的にロックするようになっ
ている。一方、産業機械への電源供給を遮断するように
操作されたときに、その作動オフ信号により、ソレノイ
ドが励磁してロック機構によるロックを解除し、扉を開
放可能状態にする構成になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロック機構
付きの安全スイッチでは、停電時・メンテナンス時等に
おいて、ソレノイドを動作させずに手動でロックを解除
することが必要となる場合があり、その解除方式とし
て、従来、スイッチ側面に設けた隠しねじを外してロッ
クを回路する方法や、手動ロック解除キーを操作してロ
ックを解除する方法が採られているが、これらの方式
は、いずれも部屋(機械室等)外部からの手動操作を対
象としたものであるため、作業者が何らかの理由により
部屋内部に閉じ込められた時には、ロックを解除する手
段がなく、自力では脱出できないという問題が残されて
いる。
【0007】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、産業機械等が設置された部屋の内部側からの手
動操作によりアクチュエータのロック機構を解除するこ
とが可能な構造の安全スイッチの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、アクチュエータがスイッチ本体の操作部
に進入し、これに応じてスイッチ部の操作ロッドが移動
することにより接続接点が切り換わるように構成されて
いるとともに、その操作部に進入したアクチュエータの
抜けを自動的かつ機械的に阻止するロック機構を備えた
安全スイッチにおいて、上記スイッチ本体の取付面側か
らの手動操作により、アクチュエータのロック機構を解
除することが可能なロック解除手段が設けられているこ
とによって特徴づけれる。
【0009】以上の構造の本発明の安全スイッチによれ
ば、スイッチ本体の扉への取り付け部分に操作用穴を設
けておくことにより、機械室等の部屋の内部側からの手
動操作によってロック機構を解除することが可能になる
ので、停電時・メンテナンス時等において、作業員が部
屋内に閉じ込められても、自力で脱出することが可能に
なる。
【0010】ここで、本発明に用いる手動ロック解除手
段の具体的な構成としては、図4及び図9に例示するよ
うに、解除用のピン(小ねじ12)と、そのピン12に
変位を与える解除用レバー13を組み合わせたもの、あ
るいは図10、図11に例示するように、解除用ピン1
2のみをスイッチ本体101内に設け、そのピン12
を、スイッチ本体の底壁(取付面)101cに設けた貫
通穴101dを通じて、本体の取付面側から精密ドライ
バD等の工具を用いて動かす構造などが挙げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下、図
面に基づいて説明する。まず、安全スイッチの概略構造
を図1を参照しつつ説明する。
【0012】この例の安全スイッチは、部屋に設置され
る産業機械に電気的に接続されるスイッチで、スイッチ
本体101とアクチュエータ102を主として構成され
ており、そのスイッチ本体101には、操作部111、
スイッチ部112、及び、操作部111に設けられた機
械的なロック機構(後述)の解除を行うためのソレノイ
ド機構部113が配置されている。
【0013】スイッチ本体101は部屋の出入口の周縁
の壁面に固着され、またアクチュエータ102は扉10
3に固着される。そのアクチュエータ102の位置はス
イッチ本体101の挿入孔101aに対向する位置で、
扉103を閉鎖した状態のときにスイッチ本体101の
操作部111内に進入する。
【0014】そして、アクチュエータ102の進入によ
り、スイッチ部112に内蔵の接点ブロック(図示せ
ず)の接続接点が切り換わり、部屋内の機械が駆動可能
な状態となる。一方、扉103の開放によりアクチュエ
ータ102が操作部111から抜けたときには元の状態
に復帰して機械への電源供給がオフされる。
【0015】なお、アクチュエータ102は、操作部1
11への挿入部が先端部の押圧片121とこれを支持す
る一対の支持片122,123によって構成されてい
る。その押圧片121には、両端部に位置する凸部押圧
面121b,121bと、この間に位置する凹部押圧面
121aが形成されている。
【0016】また、スイッチ本体101には、先の挿入
孔101aに加えて、本体上面側にも挿入孔101bが
設けられており、設置場所の状況に応じていずれかの挿
入孔101aもしくは101bを選択することができ
る。
【0017】次に、この実施の形態のスイッチ本体の機
構を、以下、図2〜図4を参照しつつ説明する。なお、
図2は操作部111とソレノイド機構部113のカバー
を除いて示す平面図で、図3及び図4はそれぞれ図2の
X−X断面図及びY−Y断面図である。
【0018】まず、操作部111には、駆動カム1とそ
の両側に位置する左右一対の規制カム2,2が設けられ
ている。これらの駆動カム1と規制カム2,2はカムシ
ャフト3に、それぞれ互いに独立して回動自在に支承さ
れている。
【0019】それらの3つのカムのうち、中央の駆動カ
ム1は、図1に示したアクチュエータ102の凹部押圧
面121aに対応するカムで、また、左右一対の規制カ
ム2,2はそれぞれアクチュエータ102の凸部押圧面
121bに対応するカムである。
【0020】駆動カム1と各規制カム2の外周面には、
それぞれ、挿入孔101a及び101bに対応して、矩
形状の凹部1a及び1b,2a及び2bが形成されてお
り、それらの凹部に対しカムシャフト3を挟んだ反対側
の位置にロック段部1d,2dが形成されている。また
駆動カム1と各規制カム2には、それぞれ、ロック段部
1d,2dに対応する位置から約90°の角度の位置に
まで延びる形状の溝カム1c,2cが形成されている。
各溝カム1c,2cの始端部にはカムフォロワピン4が
嵌まり込む半円形状の切欠き1e,2e〔図5(A)参
照〕が形成されている。
【0021】これら溝カム1c,2cにはカムフォロワ
ピン4が差し込まれている。カムフォロワピン4には、
操作ロッド5の端部が連結されており、このカムフォロ
ワピン4の移動に伴って操作ロッド5が前進・後退して
スイッチ部112の接点接続が切り換わる。なお、カム
フォロワピン4は、その両端を支持するピンガイド体
(図示せず)によって移動方向が一方向(操作ロッド5
の移動方向)に規制されている。
【0022】駆動カム1と一対の規制カム2の上方位置
にはロックレバー6が配設されている。このロックレバ
ー6は、係止片6aとその両端を支持するアーム6b、
及びそれらのアーム端を支持する作動片6cが一体形成
された部材で、左右2か所にそれぞれ配設された圧縮コ
イルばね7,8の弾性力により係止片6aが各カム1,
2外周面に対して押圧された状態で接触するように構成
されている。
【0023】一方、ソレノイド機構部113は、操作部
111のロック機構を解除する力を発生するソレノイド
(図示せず)を備えており、そのソレノイドの作動ロッ
ド10の先端部に操作板11が小ねじ12によって固着
されている。操作板11の操作部111側の端部は、ロ
ックレバー6の作動片6cの下端部の前側に接触してい
る。
【0024】そして、以上の構造において、駆動カム1
と規制カム2とは、図3に示す初期状態において、その
両者間に、アクチュエータ102の凹部押圧面121a
と凸部押圧面121bとの段差に相当する分の回転位相
差〔図5(A)参照〕が生じるような位置関係で配置さ
れている。
【0025】以上の構成の操作部111とソレノイド機
構部113の作用を図5を参照しつつ説明する。まず、
扉103が開いてアクチュエータ102が操作部111
から抜けているときには、図5(A)に示すように、駆
動カム1と規制カム2とは、アクチュエータ102の凹
部押圧面121aと凸部押圧面121bとの段差に相応
する分の回転位相差で静止した状態となっており、それ
ら各カム1,2の溝カム1c,2cがカムフォロワピン
4をガイドできる状態となっている。
【0026】従って、駆動カム1及び各規制カム2をア
クチュエータ102の凹部押圧面121aと凸部押圧面
121bによって押して、それぞれを初期の回転位相差
を保持して同期回動させない限りは、カムフォロワピン
4が、各カム1,2のいずれかの切欠き1e,2eに嵌
まり込んで各カム1,2の回動が阻止される。
【0027】次に、扉103が閉じて、アクチュエータ
102が挿入孔101aを通じて操作部111の内部に
進入すると、これに応じて駆動カム1及び各規制カム2
が回動(図中反時計方向)し、この回動によりカムフォ
ロワピン4が溝カム1c,2cによって後方へと押し出
されて操作ロッド5が移動する〔図8(B)〕。
【0028】そして、アクチュエータ102た挿入端ま
で進んだ時点で接続接点が切り換わるとともに、図5
(C)に示すようにアクチュエータ102の押圧片12
1が駆動カム1及び規制カム2の各凹部1a,2aに嵌
まり込む。
【0029】このとき、ロックレバー6の係止片6a
が、圧縮コイルばね7,8の押圧力によって駆動カム
1,規制カム2のロック段部1d,2dに引っ掛かる位
置に変位し、これにより駆動カム1及び規制カム2の復
帰方向(時計方向)への回動が阻止される。従って、扉
103を開けようとしてアクチュエータ102に抜け方
向の力が作用しても、回動阻止状態の駆動カム1及び規
制カム2の凹部1a,2aに押圧片121が引っ掛かっ
て、アクチュエータ102の抜けは阻止される。
【0030】一方、機械への電源供給を遮断したときの
作動オフ信号に応じてソレノイド機構部113が作動す
ると、図5(C)に示すように、ソレノイドの作動ロッ
ド10が後退し操作板11が移動する。この操作板11
の移動により、ロックレバー6の係止片6a側が持ち上
げられ、係止片6aが各カム1,2のロック段部1d,
2dから外れ、これにより各カム1,2の回動阻止つま
りアクチュエータ102の機械的なロックが解除されて
扉103が開放可能な状態となる。
【0031】なお、以上の作用説明では、2つの挿入孔
101a,101bのうち、操作部111の正面側に設
けた挿入孔101aにアクチュエータ102を挿入した
場合の動作を示したが、操作部111の上面側の挿入孔
101bにアクチュエータ102を挿入した場合でも、
先の図5(A)〜(C)と同様な動作で駆動カム1及び
規制カム2が回動し、これに伴って操作ロッド5が前進
して接続接点が切り換わるとともに、アクチュエータ1
02の押圧片121が各カム1の凹部1b,2bに嵌ま
り込む。
【0032】次に、本発明の安全スイッチの特徴部分
を、以下、図6〜図9及び先の図4を参照しつつ説明す
る。これら図4,図6〜図9に示す例では、ソレノイド
の作動ロッド10に対して操作板11を固着する小ねじ
12の端部が、ロッドを貫通して底壁101cの近傍ま
で臨む構造とし、この小ねじ12をロック解除用のピン
として利用するように構成するとともに、小ねじ12を
移動する解除用レバー13を設けたところに特徴があ
る。
【0033】解除用レバー13は、図8の斜視図に示す
ように、小ねじ12を押圧するレバー片13a、支点と
なる回転軸13b、及びハンドル13dを備えた操作部
13cからなり、図3に示すように回転軸13bがスイ
ッチ本体101の底壁101cに、小ねじ12の中心と
平行な軸を中心として回動自在に支承されている。
【0034】そして、このような構造の解除用レバー1
3、つまり操作部13cがスイッチ本体101の取付面
側(背面側)に露出する構造の解除用レバー13を備え
た安全スイッチは、図6,図7に示すように、扉103
に操作用穴103aを開口しておくことにより、機械室
内部から操作することができる。
【0035】次に、以上の構造の解除用レバー13の作
用を図9を参照しつつ説明する。まず、扉103が閉ま
って、アクチュエータ102が操作部111に進入する
と、先の図5(B)に示したように、ロックレバー6に
より各カム1,2が回動阻止されてアクチュエータ10
2が機械的にロックが掛かった状態となる。この状態で
解除用レバー13のレバー片13aは、図9(A)に示
すように、小ねじ(解除用ピン)12の前方側に、この
小ねじ12の移動方向と直交する姿勢で静止した状態と
なっており、またハンドル13dは小ねじ12の移動方
向と平行な方向に沿っている。
【0036】以上の状態から、解除用レバー13のハン
ドル13dを、図9(B)に示すように、反時計方向に
回動(最大で45°程度)させると、レバー片13aが
回転軸13bを中心として回動し、このレバー片13a
の回動により小ねじ12が後退方向に押され操作板11
が後退する。これにより、先の図5(C)に示した動作
と同じ動きでロックレバー6の係止片6aが各カム1,
2のロック段部1d,2dから外れ、アクチュエータ1
02のロックが解除されて扉103が開放可能な状態と
なる。
【0037】従って、停電時やメンテナンス時におい
て、作業員が機械室の内部に入っているときに、作業員
が誤って扉103を閉めたり、あるいは何らかの原因に
より扉103が閉まってしまったとしても、機械室内側
からの手動操作によりアクチュエータ102の機械的な
ロックを解除することができるので、作業員が機械室内
に閉じ込められる虞れがなくなる。
【0038】図10は本発明の他の実施の形態を使用状
態で示す要部断面図である。この例では、図4,図8に
示したような解除用レバー13の構成に代えて、解除用
のピン(小ねじ)12を動かすための長丸貫通孔101
dを、スイッチ本体101の底壁101cに設け、図1
1に示すように、その長丸貫通孔101dを通じてスイ
ッチ本体101内に精密ドライバD等の工具を差し込ん
で、アクチュエータ102のロック機構を手動で解除で
きるように構成したところに特徴がある。なお、この例
の場合も、先の実施の形態と同様に、扉103に操作用
穴103aを開口しておく。
【0039】なお、以上の実施の形態においては、小ね
じ12の端部を作動ロッド10の下方側まで臨ませ、こ
の小ねじ12をロック解除用のピンとして利用するよう
に構成しているが、本発明はこれに限られることなく、
小ねじ12は作動ロッド10への操作板11の固着専用
の部品とし、作動ロッド10の下方側に突出片を一体形
成し、この突出片をロック解除用のピンとして用いるよ
うに構成してもよい。また、作動ロッド10に上下方向
に延びる段付きの貫通孔を加工し、この貫通孔内にT字
状の押圧片を差し込んで、このT字状押圧片の作動ロッ
ド10の下方側に突出する部分をロック解除用のピンと
して利用するようにしてもよい。
【0040】さらに、他の解除手段として、作動ロッド
10の下面側に係止凹部を設けるとともに、解除用レバ
ー13に突出部を設け、このレバー側の突出部をロッド
側の係止凹部に係止させる構造、あるいは、作動ロッド
10の下面側に設けた係止凹部に、ドライバ等の工具の
先端を引っ掛けてアクチュエータ102のロック機構を
手動で解除するという構造を採用してもよい。
【0041】ここで、以上の実施の形態では、操作部に
駆動カムと規制カムを備えた構造の安全スイッチに本発
明を適用した例を示したが、これに限られることなく、
専用のアクチュエータを挿入したときに限って操作部が
動作して接続接点が切り換わる、他の構造の安全スイッ
チにも本発明を適用できることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の安全スイ
ッチによれば、スイッチ本体の取付面側からの手動操作
により、アクチュエータのロック機構を解除することが
可能な構造としたから、停電時やメンテナンス時におい
て、作業員が機械室などの部屋の内部に入っているとき
に、扉が閉じて作業員が部屋内に閉じ込められても自力
で脱出することが可能になり、メンテナンス時などにお
ける安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を使用状態で示す斜視図
【図2】その実施の形態の操作部111とソレノイド機
構部113の構成図でカバーを取り外して示す平面図
【図3】図2のX−X断面図
【図4】図2のY−Y断面図
【図5】図2に示す操作部111の動作過程を示す図
【図6】本発明の実施の形態を使用状態で示す側面図
【図7】図6のZ矢視図
【図8】本発明の実施の形態で用いる解除用レバー13
の構造を示す斜視図
【図9】その解除用レバー13の作用説明図
【図10】本発明の他の実施の形態を使用状態で示す要
部断面図
【図11】図10の実施の形態の作用説明図
【符号の説明】
1 駆動カム 1a,1b 凹部 1c 溝カム 1d ロック段部 2 規制カム 2a,2b 凹部 2c 溝カム 2d ロック段部 3 カムシャフト 4 カムフォロワピン 5 操作ロッド 6 ロックレバー 6a 係止片 6b アーム 6c 作動片 7,8 圧縮コイルばね 10 作動ロッド 11 操作板 12 小ねじ(解除用ピン) 13 解除用レバー 13a レバー片 13b 回転軸 13d ハンドル 101 スイッチ本体 101a,101b 挿入孔 101c 底壁 101d 長丸貫通孔 111 操作部 112 スイッチ部 113 ソレノイド機構部 102 アクチュエータ 121 押圧片 121a 凹部押圧面 121b 凸部押圧面 103 扉 103a 操作用穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータがスイッチ本体の操作部
    に進入し、これに応じてスイッチ部の操作ロッドが移動
    することにより接続接点が切り換わるように構成されて
    いるとともに、その操作部に進入したアクチュエータの
    抜けを自動的かつ機械的に阻止するロック機構を備えた
    安全スイッチにおいて、 上記スイッチ本体の取付面側からの手動操作により、上
    記アクチュエータのロック機構を解除することが可能な
    ロック解除手段が設けられていることを特徴とする安全
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 上記ロック解除手段がレバーを利用した
    機構であることを特徴とする、請求項1に記載の安全ス
    イッチ。
  3. 【請求項3】 上記スイッチ本体の取付面に、操作部内
    に臨む貫通孔が設けられ、その貫通孔を通じて上記ロッ
    ク解除手段を操作するように構成されていることを特徴
    とする、請求項1に記載の安全スイッチ。
JP11226097A 1997-03-31 1997-04-30 安全スイッチ Pending JPH10302580A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11226097A JPH10302580A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 安全スイッチ
US09/049,098 US6118087A (en) 1997-03-31 1998-03-27 Safety switch
DE69837736T DE69837736T2 (de) 1997-03-31 1998-03-28 Sicherheitsschalter
EP98105691A EP0869524B1 (en) 1997-03-31 1998-03-28 Safety switch
US09/397,009 US6194674B1 (en) 1997-03-31 1999-09-15 Safety switch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11226097A JPH10302580A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 安全スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10302580A true JPH10302580A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14582262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11226097A Pending JPH10302580A (ja) 1997-03-31 1997-04-30 安全スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10302580A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006309951A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Idec Corp 安全スイッチ
JP2006324087A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Idec Corp 安全スイッチ
WO2007066803A1 (ja) * 2005-12-09 2007-06-14 Idec Corporation 安全スイッチ
US7456368B2 (en) 2006-02-23 2008-11-25 Omron Corporation Safety switch
JP2014099350A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Omron Corp キースイッチ
US10861660B2 (en) 2017-02-24 2020-12-08 Idec Corporation Safety switch

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006309951A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Idec Corp 安全スイッチ
JP2006324087A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Idec Corp 安全スイッチ
WO2007066803A1 (ja) * 2005-12-09 2007-06-14 Idec Corporation 安全スイッチ
DE112006003311T5 (de) 2005-12-09 2008-10-30 Idec Corp. Sicherheitsschalter
JP5024953B2 (ja) * 2005-12-09 2012-09-12 Idec株式会社 安全スイッチ
US7456368B2 (en) 2006-02-23 2008-11-25 Omron Corporation Safety switch
JP2014099350A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Omron Corp キースイッチ
KR101524539B1 (ko) * 2012-11-15 2015-06-01 오므론 가부시키가이샤 키 스위치
US10861660B2 (en) 2017-02-24 2020-12-08 Idec Corporation Safety switch

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3588453B2 (ja) 車両ドアラッチ装置
JPH04265381A (ja) 電気機械式ドア錠
KR20090008429A (ko) 록 바디
JP2000303731A (ja) ダブルアクション機構付車両ドアラッチ装置
JPH0617568A (ja) スーパーロック機構付車両ドアロック装置
GB2278396A (en) Vehicle door locking device with an antitheft mechanism
WO2000042626A1 (fr) Serrure de securite
JP2006318692A (ja) 安全スイッチ
JPH10302580A (ja) 安全スイッチ
GB2284635A (en) Vehicle door locking device with an antitheft mechanism
JP4145072B2 (ja) 安全スイッチ
JPH10334772A (ja) 安全スイッチ
JP2000303732A (ja) ダブルアクション機構及びアンチセフト機構付車両ドアラッチ装置
JP2721622B2 (ja) 安全用スイッチ装置
JP2002256750A (ja) 車両用ドアロックアクチュエータ
JP3081541B2 (ja) 安全スイッチ
JP2002121947A (ja) ドアロック装置
JP4173982B2 (ja) キャビネットの施解錠装置
GB2301617A (en) Vehicle door latch device and method of controlling same
JP3249920B2 (ja) 安全スイッチ
JPH0240207Y2 (ja)
WO2002035039A1 (en) Latch apparatus and method
JP2006224688A (ja) 吊り下げ型モニタ装置
JP3622335B2 (ja) ドアクローザ装置
JP4346251B2 (ja) 車両用ドアロック装置