JP2721622B2 - 安全用スイッチ装置 - Google Patents
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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- H01H27/002—Switches operated by a removable member, e.g. key, plug or plate; Switches operated by setting members according to a single predetermined combination out of several possible settings wherein one single insertion movement of a key comprises an unlocking stroke and a switch actuating stroke, e.g. security switch for safety guards
- H01H2027/005—Switches operated by a removable member, e.g. key, plug or plate; Switches operated by setting members according to a single predetermined combination out of several possible settings wherein one single insertion movement of a key comprises an unlocking stroke and a switch actuating stroke, e.g. security switch for safety guards the key receiving part having multiple openings to allow keys from different directions to operate the switch
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Landscapes
- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
置された部屋や工場の出入口のドア或いは産業機械自体
の危険ゾーンに設けられた防護用扉が開放された時にオ
フして内部の機械の作動を自動的に停止させたり、ドア
や防護用扉が完全に閉じられない限り機械を作動しない
ようにすることにより、人体が産業機械に巻き込まれた
りするトラブルの発生を未然に確実に防止するための安
全用スイッチ装置に関するものである。
誤って電源を投入してしまうことによる事故発生を未然
に防止するための手段として、例えば、欧州では、産業
機械の保全作業に先立って作業者がヒューズ付き刃形開
閉器の全てのヒューズを抜いてポケットに入れてから作
業を始めるようにしており、米国では、保全作業者が電
源を遮断した後に電源を投入できないようにキーでロッ
クするようにしており、このような保全作業の安全確保
の管理法が法的に義務付けられている。ところが、この
ような作業者自身の自覚に頼る管理法では、作業者がう
っかり忘れてしまって効果が無くなる危険性がある。
受ける恐れのある危険な産業機械が設置されているいる
場合には、該機械が設置されている部屋や工場等の出入
口のドアや産業機械自体の防護用扉の開閉を自動的に検
知してオン・オフする安全用スイッチ装置を設けること
により、危険場所への立入りを禁止したり、部屋や工場
内に人体が存在する限り内部設置の産業機械の作動を禁
止したり、防護用扉を閉じない限り機械が作動しないよ
うにすることが好ましい。斯かる用途に用いられる従来
の安全用スイッチ装置としては、ドア等に取り付けたア
クチュエータが、ドアが閉じられる時にスイッチ本体内
に挿入して内部の複数個のカム状板を正方向に回転さ
せ、このカム状板の回転によりスイッチ切換体を移動さ
せてスイッチ部を切り換え、逆に、ドアが開く時にスイ
ッチ本体に対し抜脱方向に移動するアクチュエータによ
りカム状板を逆方向に回転させてスイッチ部を元の状態
に切り換える構成となったものが存在する。
用スイッチ装置としてロック機構を備えたものがあり、
この装置は、平板状の切換用アクチュエータに、スイッ
チ本体の受動操作部のカム状板の作動部とロック用係止
孔とを並設し、ドアが閉じて切換用アクチュエータがス
イッチ本体内に挿入した時に、作動部によりカム状板を
回転させてスイッチ部を切り換えると同時に、ロック用
係止孔に常時付勢された係止爪が係入して切換用アクチ
ュエータの抜脱方向への移動を阻止する、即ちドアが開
かないように機械的なロックを行なう。そして、例えば
機械が停止したことの検出信号の入力によりロック機構
のソレノイドを作動させてロック用係止爪を係止孔から
離脱させることにより機械的なロックを解除し、ドアの
開閉を可能とする構成になっている。
用アクチュエータのロック用係止孔に係止爪を係脱させ
る構成になっているので、ロック機構を具備するタイプ
と具備しないタイプとの別により切換用アクチュエータ
が各々専用となり、コスト高となる欠点がある。また、
ロック機構を具備してタイプでは、切換用アクチュエー
タにおけるロック用係止孔の形成箇所によりロック用係
止爪の配設箇所が決定されてしまい、全体形状を可変で
きないので安全用スイッチ装置を設置すべき箇所の設置
スペースに適合しない場合がある。
らず同一形状の切換用アクチュエータを共用することが
てきるとともに、設置スペースに合わせてロック機構に
おけるソレノイド等のユニットをスイッチ本体における
左右何れかの箇所に択一的に取り付けるできる構成を備
えた安全用スイッチ装置を提供することを技術的課題と
するものである。
め、本発明は、ドアの開閉によりオン・オフされる安全
用スイッチ装置において、ドアに取付けられる切換用ア
クチュエータと、このアクチュエータが挿入または抜脱
されることにより内蔵の受動操作部が作動してスイッチ
部が切り換わるスイッチ本体と、ロック機構およびその
ロック状態を解除するソレノイドを備え、前記受動操作
部には、外周面に係合段部が形成され前記アクチュエー
タの挿入または抜脱に応じて正転または逆転方向に回動
するカム状板と、このカム状板の回動に応じて前記スイ
ッチ部を切り換えるスイッチ切換手段が設けられてい
る。そして、ロック機構は、カム状板の上方に位置する
基体バーと、その基体バーから延設された部材でカム状
板の係合段部に係合するコ字形状の係止杆と、基体バー
の両端部から各々垂設されて前記スイッチ本体の左右端
に位置する一対の作動片が一体形成されてなるロックレ
バーと、このロックレバーを、係止杆がカム状板の外周
面に常時当接する方向に押圧する弾性体を備え、切換用
アクチュエータの挿入によりカム状板がスイッチ部を切
り換える位置まで回動した時点で、係止杆がカム状板の
係合段部に引っ掛かって、カム状板の逆転方向の回動を
阻止するように構成されているとともに、このロックレ
バーの一対の作動片の何れか一方にソレノイドの作動ロ
ッドが当接し、そのソレノイドが作動したときに、ロッ
クレバーが前記弾性体の押圧力に抗して移動し、係止杆
がカム状板の係合段部から外れるように構成されている
ことによって特徴づけられる。
態に設けるとともにスイッチ本体をドアが閉じた時に切
換用アクチュエータが挿入孔から挿入される位置に配設
すると、ドアを閉じる時に切換用アクチュエータが挿入
孔からスイッチ本体内に挿入していき、このアクチュエ
ータの挿入に伴ってカム状板が回転され、このカム状板
が回転することによって各カム孔に倣いながら摺接する
カムフォロワピンがピンガイド板のガイド部に案内され
て移動し、このカムフォロワピンを一体に備えたスイッ
チ切換体も移動されてスイッチ部が切り換えられる。
カム状板の回転時、弾性体により回動付勢されたロック
レバーの係止杆が、略円板状のカム状板に常時当接され
て摺接し、カム状板がスイッチ部を切り換える状態まで
回動された時点で、係止杆が係合段部に対向してこの係
合段部に係入するようロックレバーが回動する。従っ
て、切換用アクチュエータの抜脱方向への移動によるカ
ム状板の回転が、係止段部が係止杆に当接して阻止さ
れ、切換用アクチュエータの抜脱方向への移動つまりド
アの開放を禁止するよう機械的にロックする。そして、
例えば機械が停止してその検出信号の入力によりロック
機構のソレノイドが作動されると、このソレノイドの作
動ロッドによりロックレバーが弾性体の付勢力に抗し作
動されて係止杆が係合段部から離間し、ロックが解除さ
れる。
弾性体により常時回動付勢したロックレバーをカム状板
の係止段部に係入させる構成としたので、切換用アクチ
ュエータは、カム状板部の作動部を形成するだけである
ことからロック機構を備えたタイプと備えないタイプの
両方に共用でき、相当のコストダウンを達成できる。ま
た、ロック機構が切換用アクチュエータの形状と無関係
であることと、ソレノイドの作動ロッドの作動力を受け
るロックレバーの作動杆が、基体バーの両端部にそれぞ
れ設けられてスイッチ本体の左右端に位置しているの
で、ロック機構におけるソレノイド等のユニットをスイ
ッチ本体の左右の何れかに選択的に取り付けるよう構成
することができ、設置スペースに対応して全体の形状を
容易に変更することができる。
を参照しながら詳述する。図1乃至図6は何れも本発明
の一実施例を示し、図1は後述のスイッチ部(3)の蓋
体(10)および受動操作部(4)の蓋体(6)を除外
した状態の平面図、図2は左右方向の中央部分での切断
右側面図、図3は右側の適所での切断右側面図をそれぞ
れ示す。これらの図において、本装置は、外形箱形とな
ったスイッチ本体(1)と、全体として平板により鍵状
の形状に形成された切換用アクチュエータ(2)と、ロ
ック機構の一部構成部材であるソレノイドユニット
(3)との三部材により構成されており、更にスイッチ
本体(1)は、スイッチ部(4)と、切換用アクチュエ
ータ(2)により作動されてスイッチ部(4)を切り換
える受動操作部(5)とにより構成されている。そし
て、切換用アクチュエータ(2)は、自体の取付用基板
部(図示せず)が可動部材、例えばドアに螺子によりド
ア開閉方向に突出状態に固着される。一方、スイッチ本
体(1)は、ドアが閉じられた時に切換用アクチュエー
タ(2)が受動操作部(5)の蓋体(6)の何れかの挿
入孔(6a),(6b)から挿入されるよう所定箇所に
固設される。この実施例では、切換用アクチュエータ
(2)を直交する二方向の何れかを選択して挿入できる
形態のものを例示してあり、受動操作部(5)の蓋体
(6)の直交する二面に長孔状の挿入孔(6a),(6
b)が穿設されている。
螺子で取付けるための基板部の先端面に所定の段差を有
して形成された2種3個の作動用押圧面(7a),(7
b)と、後述のカム状板(13),(14a),(14
b)に対する逃げ孔(8)と、この逃げ孔(8)の前方
側の孔縁面からなる復帰用押圧面(9)とが一体に形成
されている。
ると、受動操作部(5)は、図2に示すように、両側に
対面状態に立設された一対の支持台(11),(11)
間に支軸(12)が架け渡されているとともに、この支
軸(12)に、駆動用カム状板(13)と、これの両側
に位置する一対の規制用カム状板(14a),(14
b)とが、互いに重合状態で且つ個々に独立的に回転自
在に貫装されている。
うに、2個の挿入孔(6a),(6b)に対応してそれ
ぞれ形成された同一形状の2個の矩形状の切欠きの対向
する一方の辺部が作動用受圧部(17)で且つ他方の辺
部が復帰用受圧部(18)になっている。この両切欠き
の形設部とは反対側の部分に、円板状の厚み方向の中央
部分が約90°の角度範囲にわたりくり抜き状となって
後述のスイッチ切換体(27)の作動逃げ部(19)が
形設されており、この作動逃げ部(19)の両側部分に
同一形状のガイド用カム孔(20)が形成されている。
また、駆動用カム状板(13)と規制用カム状板(14
a),(14b)との相互の関係を示した図5(a)〜
(c)のように、ガイド用カム孔(20)の始端部(図
の上端部)に、後述のカムフォロワピン(29)が係入
する係止孔(21)が該カムフォロワピン(29)の移
動方向(図における右方)に突出状態で連通形成され、
また、カム孔(20)の近傍の周端部が切欠かれて係止
段部(15)が形設されている。一方、両規制用カム状
板(14a),(14b)も、駆動用カム状板(13)
と同様に、2個の挿入孔(6a),(6b)に対応して
それぞれ形成された同一形状の2個の矩形状の切欠きの
対向する一方の辺部が作動受圧部(22)で且つ他方の
辺部が復帰用受圧部(23)になっており、この両切欠
きの形設部とは反対側の部分にガイド用カム孔(24)
が形成されているとともに、このガイド用カム孔(2
4)の始端部に、後述のカムフォロワピン(29)が係
入する係止孔(25)が該カムフォロワピン(29)の
移動方向(図における右方)に突出状態で連通形成さ
れ、更に、カム孔(24)の近傍の周端部が切欠かれて
係止段部(16)が形設されている。
(14b)の後方部に、正面略U字形状に屈曲形成され
たピンガイド板(26)が固設されている。このピンガ
イド板(26)は、長孔状に切欠かれたガイド部(26
b)を有する同一形状の一対の支持板(26a),(2
6a)が両側に立設されている。そして、中央部にばね
受け用円板部(27a)を一体に備えた軸状のスイッチ
切換体(27)は、後端部分がスイッチ部(4)のスイ
ッチケース(28)に摺動自在に貫装保持されいるとも
に、前端部にカムフォロワピン(29)が直交状態でそ
の中央部が固着されている。そして、カムフォロワピン
(29)を固着したスイッチ切換体(27)の前端部が
駆動用カム状板(13)の作動逃げ部(19)に遊挿さ
れるとともに、カムフォロワピン(29)の両端部分が
それぞれ駆動用カム状板(13)および各規制用カム状
板(14a),(14b)の各々のガイド用カム孔(2
0),(24)をそれぞれ挿通して該カムフォロワピン
(29)の両先端部が両支持板(26a),(26a)
の各々のガイド部(26b),(26b)に摺動自在に
支持されている。従って、スイッチ切換体(27)
は、、前後箇所をピンガイド体(26)の各支持板(2
6a),(26a)とスイッチケース(28)とによる
2点支持により前後方向(図2および図3の左右方向)
に移動自在に安定に保持されている。このスイッチ切換
体(27)の後端部に鉤状の連結用係合部(27b)が
形設されている。更に、スイッチ切換体(27)におけ
るばね受け用円板部(27a)とスイッチケース(2
8)との間の部分がゴムベローズ(30)で被覆されて
防水されているとともに、このゴムベローズ(30)の
外部において、ばね受け用円板部(27a)とゴムベロ
ーズ(30)に外嵌されたばね受け皿(31)との間に
復帰用ばね(32)が介設されてスイッチ切換体(2
7)が前方に付勢され、カムフォロワピン(29)が図
2および図3に示すように各ガイド用カム孔(20),
(24)の各々の始端部に係合している。この初期状態
時には、各カム状板(13),(14a),(14b)
が切換用アクチュエータ(2)の各押圧面(7a),
(7b)の段差に対応する回転位相差で静止されている
とともに、各ガイド用カム孔(20),(24)がカム
フォロワピン(29)をガイドできる状態に相互に合致
して重合されている。
ス(28)内にユニット形式のコンタクトブロック(3
3)が配設された構成で、図4はそのコンタクトブロッ
ク(33)の一部を除外し且つ一部を切断して示した平
面図である。このコンタクトブロック(33)は、ブロ
ックケース(34)の前後端部の両側に、それぞれ常閉
用固定接点(35)を備えた一対の端子板(36),
(36)と、それぞれ常開用固定接点(37)を備えた
一対の端子板(38),(38)とが各々嵌着され、ブ
ロックケース(34)の中央部に前後方向に移動自在に
係合保持されたスイッチ切換部材(39)は、中央部に
移動方向に対し直交方向に保持孔(40)が穿設され、
この保持孔(40)に、両端部に一対の常閉側可動接点
(41),(41)を備えた常閉側端子板(32)と、
両端部に一対の常開側可動接点(43),(43)を備
えた常開側端子板(44)とが対向状態に挿通されてい
るとともに、両端子板(42),(44)間に接圧ばね
(45)が介設されてそれらを離間方向に付勢してい
る。また、スイッチ切換部材(39)の前端部に形設さ
れた鉤状の係着部(46)がスイッチ切換体(27)の
係合部(27b)に係合されてスイッチ切換体(27)
と一体に前後方向に移動するようになっており、上方か
らブロックケース(34)に嵌着されたブロック蓋板
(37)によりスイッチ切換部材(39)が移動自在に
保持されている。尚、固定側の各端子板(36)、(3
8)が、端子螺子を介して作動制御すべき産業機械等の
電源回路に介挿接続されている。
いて説明する。このロック機構の主部材としてのロック
レバー(47)が各カム状板(13),(14a),
(14b)の上方においてこれらに直交して可動状態に
配設されている。このロックレバー(47)は、各カム
状板(13),(14a),(14b)に対し直交して
これの上方に位置する基体バー(48)に、各カム状板
(13),(14a),(14b)の各々の係合段部
(15),(16)に係合するコ字形状となった係止杆
(49)が延設されているとともに、基体バー(48)
の両端部から一対の作動片(50),(50)か各々垂
設されてスイッチ本体(1)における左右端に位置され
ている。また、図2および図3に各々示すように、基体
バー(48)の両端部における係止杆(49)の形設面
とはとは反対側の側面からそれぞればね受け用突起(5
1),(51)が突設されているとともに、各作動片
(50)の下端部分における係止杆(49)の形設側の
側面にそれぞればね受け用突起(52)が突設されてい
る。そして、前述の一対の支持台(11),(11)の
延設部分に、それぞれ各ばね受け用突起(51),(5
2)に対向してばね受け用凹部(53),(54)が形
設されているととともに、このばね受け用凹部(53)
とばね受け用突起(51)との間、およびばね受け用凹
部(54)とばね受け用突起(52)との間にそれぞれ
圧縮コイルスプリング(55),(56)が介設され、
この両圧縮コイルスプリング(55),(56)により
ロックレバー(47)が図2および図3における時計方
向に常時回動付勢されて係止杆(49)が各カム状板
(13),(14a),(14b)に当接した状態で可
動状態に保持されている。また、一対の支持台(1
1),(11)の延設部分における下方のばね受け用凹
部(54)に対向する部分に矩形状の挿通孔(57)が
穿設され、ソレノイドユニット(3)から突出された作
動ロッド(58)が、挿通孔(57)に遊挿され且つ作
動片(50)におけるばね受け用突起(52)とは反対
側の側面に当接されている。尚、この実施例では、図1
のようにソレノイドユニット(3)をスイッチ本体
(1)の右側に付設した場合を例示したが、ロックレバ
ー(47)の両側におけるスイッチ本体(1)の左右端
に位置する作動片(50),(50)を備えているとと
もに、この各作動片(50),(50)にそれぞれ対向
してスイッチ本体(1)の両側に挿通孔(57)を備え
ているので、設置スペースに応じてソレノイドユニット
(3)をスイッチ本体(1)の左側に付設することもで
きるようになっている。
る。いま、切換用アクチュエータ(2)をドアの端面部
に突出状態で取着するとともに、スイッチ本体(1)を
ドアが閉じた時に切換用アクチュエータ(2)が挿入孔
(6a)または(6b)から挿入されるよう対向させて
配設すると、ドアが開かれて切換用アクチュエータ
(2)がスイッチ本体(1)から抜脱している場合に
は、図2および図3並びに図5(a)にそれぞれ示すよ
うに、復帰用ばね(32)の付勢力によりスイッチ切換
体(27)およびスイッチ切換部材(39)が前方側に
移動してカムフォロワピン(29)が各ガイド用カム孔
(20),(24)の各々の始端部に位置している。こ
の初期状態において、図5(a)に示すように、駆動用
カム状板(13)と各規制用カム状板(14a),(1
4b)とが、各々の作動用受圧部(17),(22)の
ずれが切換用アクチュエータ(2)の各押圧面(7
a),(7b)の段差に略一致する回転位相差で静止さ
れているとともに、各ガイド用カム孔(20),(2
4)がカムフォロワピン(29)をガイドできる状態に
相互に合致して重合されている。またこの時、スイッチ
部(4)において、スイッチ切換部材(39)が前方側
に移動して図4に示すように常閉側可動接点(41),
(41)が常閉用固定接点(35),(35)に接圧ば
ね(45)により圧接されて確実に電気的接続されてい
る。
換用アクチュエータ(2)が挿入孔(6a)からスイッ
チ本体(1)の受動操作部(4)内に挿入され、この切
換用アクチュエータ(2)が各カム状板(13),(1
4a),(14b)に当接した瞬間を例示した図5
(a)に示すように、各カム状板(13),(14
a),(14b)の各々の作動用受圧部(17),(2
2)のずれと、切換用アクチュエータ(2)の各押圧面
(7a),(7b)の段差とが略一致していることによ
り、切換用アクチュエータ(2)の各押圧面(7a),
(7b)が駆動用カム状板(13)の作動用受圧部(1
7)および各規制用カム状板(14a),(14b)の
各々の作動用受圧部(22),(22)にそれぞれ同時
に当接する。尚、図5におけるC矢印はカムフォロワピ
ン(29)がピンガイド板(26)のガイド部(26
b)にガイドされて移動する方向を示している。
挿入されていくと、切換用アクチュエータ(2)の各押
圧面(7a),(7b)により各カム状板(13),
(14a),(14b)が互いに前述の初期状態を保持
しながら回転され、カムフォロワピン(29)が各カム
状板(13),(14a),(14b)のガイド用カム
孔(20),(24)に倣って後方に押動され、且つガ
イド部(26b)にガイドされてC矢印方向に移動され
る。この時、各圧縮コイルスプリング(55),(5
6)の回動付勢により各カム状板(13),(14
a),(14b)の周端面に当接されているロックレバ
ー(47)の係止杆(49)が、各カム状板(13),
(14a),(14b)における円形の周端面に摺接し
ている。
示す位置まで移動された時に、常開側可動接点(43)
が常開用固定接点(37)に接触してスイッチ部(4)
の切換動作が行なわれるとともに、スイッチ部(3)の
切り換えが終了した時点で、係止杆(49)が各係合段
部(15),(16)に対向してこの係合段部(1
5),(16)に係入するようロックレバー(47)が
時計方向に回動する。またここで、切換用アクチュエー
タ(2)の逃げ孔(8)に各カム状板(13),(14
a),(14b)が入り込んでこれらの復帰用受圧部
(18),(23)が切換用アクチュエータ(2)の復
帰用押圧面(9)に対面するよう位置しており、次に、
切換用アクチュエータ(2)が抜脱方向に移動される
と、復帰用押圧面(9)が復帰用受圧部(18),(2
3)を押圧して各カム状板(13),(14a),(1
4b)を図5の時計方向に強制的に回転させる状態にな
っている。ところが、切換用アクチュエータ(2)の抜
脱方向への移動によるカム状板(13),(14a),
(14b)の時計方向への回転は、係合段部(15),
(16)が係止杆に当接して阻止され、切換用アクチュ
エータ(2)の抜脱方向への移動つまりドアの開動作を
禁止するよう機械的にロックしている。
号の入力によりソレノイドユニット(3)のソレノイド
が吸引駆動し、作動ロッド(58)が図6(c)の矢印
方向に作動されて作動片(50)を押動する。ここで、
上方の圧縮コイルスプリング(55)のばね圧が下方の
圧縮コイルスプリング(56)よりも強く設定されてお
り、従って、ロックレバー(47)が、下方の圧縮コイ
ルスプリング(56)の付勢力に抗し上方の圧縮コイル
スプリング(55)の当接部位を恰も支点として回動さ
れ、係止杆(49)が係合段部(15),(16)の上
方に離間してロックが解除される。このように、ロック
機構を、ロックレバー(47)を各カム状板(13),
(14a),(14b)の各係合段部(15),(1
6)に係脱させる構成としたので、切換用アクチュエー
タ(2)はロック機構とは無関係であってロック機構を
備えるタイプと備えないタイプの両方に共用できる。
板(13),(14a),(14b)の初期状態の回転
位相差に対応する段差を有し且つ各カム状板(13),
(14a),(14b)にそれぞれ対向配設された作動
用押圧面(7a),(7b)を設けた切換用アクチュエ
ータ(2)を用いない限り、各カム状板(13),(1
4a),(14b)をその初期状態を正確に保持しなが
ら同時に回転させることができないようになっている。
例えば、図6(a)に示すように、ドライバ等の部材
(59)を挿入孔(6a)から挿入して一方の規制用カ
ム状板(14b)のみを回転させた場合、規制用カム状
板(14b)のガイド用カム孔(24)のみによってカ
ムフォーワピン(29)が押動され且つガイド部(26
b)により移動方向を規制されてC矢印方向に移動さ
れ、この移動されるカムフォロワピン(29)が静止状
態の駆動用カム状板(13)の係止孔(21)に係入
し、この時点で、カムフォロワピン(29)のC矢印方
向への移動が阻止されるので、全てのカム状板(1
3),(14a),(14b)の回転が阻止される。
等の部材(59)により駆動用カム状板(13)のみを
回転させた場合、駆動用カム状板(13)のガイド用カ
ム孔(20)のみによってカムフォーワピン(29)が
押動され且つガイド部(26b)により移動方向を規制
されてC矢印方向に移動され、この移動されるカムフォ
ロワピン(29)が静止状態の両規制用カム状板(14
a),(14b)の係止孔(25)に係入し、この時点
で、カムフォロワピン(29)のC矢印方向への移動が
阻止されるので、全てのカム状板(13),(14
a),(14b)の回転が阻止される。
によると、弾性体により回動付勢されたロックレバーの
係止杆が、略円板状のカム状板に常時当接されて摺接
し、カム状板がスイッチ部を切り換える状態まで回動さ
れた時点で、係止杆がカム状板の係合段部に対向してこ
の係合段部に係入するようロックレバーが回動し、切換
用アクチュエータの抜脱方向への移動によるカム状板の
回転を係合段部が係止杆に当接して阻止し、ソレノイド
の作動ロッドによりロックレバーを弾性体の付勢力に抗
し作動して係止杆が係合段部から離間し、ロックが解除
される構成としたので、切換用アクチュエータは、カム
状板部の作動部を形成するだけであってロック機構を備
えたタイプと備えないタイプの両方に共用でき、相当の
コストダウンを達成できる。
の構成と無関係であることと、ソレノイドの作動ロッド
の作動力を受けるロックレバーの作動杆を、基体バーの
両端部にそれぞれ設けてスイッチ本体における左右端に
位置させたこととにより、ロック機構におけるソレノイ
ド等のユニットをスイッチ本体の左右の何れかに選択的
に取り付けるよう構成することができ、装置の設置スペ
ースに対応して全体の形状を容易に変更することができ
る。
図である。
右側面図である。
図である。
切断平面図である。
要部の右側面図である。
部材により外部操作した場合の動作の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアの開閉によりオン・オフされる安全
用スイッチ装置において、ドアに取付けられる切換用ア
クチュエータと、このアクチュエータが挿入または抜脱
されることにより内蔵の受動操作部が作動してスイッチ
部が切り換わるスイッチ本体と、ロック機構およびその
ロック状態を解除するソレノイドを備え、 前記受動操作部には、外周面に係合段部が形成され前記
アクチュエータの挿入または抜脱に応じて正転または逆
転方向に回動するカム状板と、このカム状板の回動に応
じて前記スイッチ部を切り換えるスイッチ切換手段が設
けられ、 前記ロック機構は、前記カム状板の上方に位置する基体
バーと、その基体バーから延設された部材でカム状板の
係合段部に係合するコ字形状の係止杆と、基体バーの両
端部から各々垂設されて前記スイッチ本体の左右端に位
置する一対の作動片が一体形成されてなるロックレバー
と、このロックレバーを、前記係止杆がカム状板の外周
面に常時当接する方向に押圧する弾性体を備え、前記ア
クチュエータの挿入によりカム状板が前記スイッチ部を
切り換える位置まで回動した時点で、係止杆がカム状板
の係合段部に引っ掛かってカム状板の逆転方向の回動を
阻止するように構成されているとともに、このロックレ
バーの一対の作動片の何れか一方に前記ソレノイドの作
動ロッドが当接し、そのソレノイドが作動したときに、
ロックレバーが前記弾性体の押圧力に抗して移動し、係
止杆がカム状板の係合段部から外れるように構成されて
いる ことを特徴とする安全用スイッチ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4231032A JP2721622B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 安全用スイッチ装置 |
KR1019940701274A KR100271225B1 (ko) | 1992-08-31 | 1993-08-31 | 안전스위치장치 |
PCT/JP1993/001226 WO1994006141A1 (en) | 1992-08-31 | 1993-08-31 | Safety switch assembly |
US08/232,227 US5464954A (en) | 1992-08-31 | 1993-08-31 | Safety switch assembly |
TW082107204A TW235332B (ja) | 1992-08-31 | 1993-09-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4231032A JP2721622B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 安全用スイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0676675A JPH0676675A (ja) | 1994-03-18 |
JP2721622B2 true JP2721622B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=16917205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4231032A Expired - Lifetime JP2721622B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 安全用スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2721622B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4673661B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2011-04-20 | Idec株式会社 | 安全スイッチ |
JP4727290B2 (ja) | 2005-05-11 | 2011-07-20 | Idec株式会社 | 安全スイッチ |
KR100742980B1 (ko) * | 2005-11-25 | 2007-07-26 | 평화정공 주식회사 | 2단 잠김구조를 갖는 테일게이트 래치의 룸램프 스위치구조 |
DE112006003311T5 (de) | 2005-12-09 | 2008-10-30 | Idec Corp. | Sicherheitsschalter |
JP5974845B2 (ja) * | 2012-11-15 | 2016-08-23 | オムロン株式会社 | キースイッチ |
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-
1992
- 1992-08-31 JP JP4231032A patent/JP2721622B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0676675A (ja) | 1994-03-18 |
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