JP6737876B2 - 安全スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、安全スイッチに関する。
従来、産業機械等が設置される部屋の出入口には、安全スイッチが設けられる。例えば、安全スイッチは、出入口近傍の壁面に取り付けられ、当該安全スイッチに対応するアクチュエータが、出入口の扉に取り付けられる。出入口の扉が閉じられると、アクチュエータが、安全スイッチの開口部に差し込まれ、産業機械等への電力の供給が可能となる。出入口の扉が開かれると、アクチュエータが開口部から抜き取られ、産業機械等への電力の供給が不能となる。
また、アクチュエータをロックすることが可能な安全スイッチも用いられている。例えば、特表平9−502298号公報(文献1)の安全スイッチでは、カムに設けられた休止ノッチに、プランジャが係合することにより、アクチュエータがロックされる。
ところで、特許文献1の安全スイッチでは、ロック状態において、アクチュエータの抜取動作が行われる場合に、比較的小さい力でのアクチュエータの抜き取りにより、プランジャが損傷してアクチュエータのロックが解除されてしまう。したがって、安全スイッチにおけるロック強度を向上することが求められている。また、アクチュエータをロックするロック部材が設けられる安全スイッチでは、ロック部材の動作の信頼性を向上することも求められている。
本発明は、安全スイッチに向けられており、安全スイッチにおけるロック強度を向上することを目的とし、アクチュエータをロックするロック部材の動作の信頼性を向上することも目的としている。
本発明に係る一の安全スイッチは、アクチュエータが差込可能な開口部が設けられるケースと、前記ケース内に配置され、前記アクチュエータの一部と係合することにより、前記アクチュエータの前記開口部に対する差込動作、および、抜取動作に伴って回転軸を中心として回転するカムと、前記カムの回転角に応じて往復移動するロッドを有し、前記アクチュエータが前記開口部に差し込まれた差込状態を検出するスイッチ部と、前記差込状態において前記カムの一部と係合することにより、前記アクチュエータをロックするロック部材と、前記ロック部材による前記アクチュエータのロックを解除するロック解除部とを備え、前記アクチュエータがロックされたロック状態において前記アクチュエータの前記抜取動作が行われる場合に、前記カムが前記ロック部材を一の方向に押し、前記ロック部材が直接的または間接的に前記ケースの一部を前記一の方向に押す。これにより、安全スイッチにおけるロック強度を向上することができる。
本発明の一の好ましい形態では、前記ロック状態において、前記ロック部材における前記カムの前記一部側の面が、前記一の方向に沿って見た場合に、前記ロック部材における前記ケースの前記一部側の面と少なくとも部分的に重なる。
本発明の他の好ましい形態では、前記ケースの前記一部が、前記一の方向に垂直であり、前記ロック状態での前記抜取動作において前記ロック部材における前記一の方向に垂直な面が前記ケースの前記一部に接触する。
本発明のさらに他の好ましい形態では、前記ロック部材が、前記回転軸に平行な軸部を中心として前記ケースにより回転可能に支持されており、前記ロック状態での前記抜取動作において、前記軸部に作用する力が、前記ロック部材における前記ケースの前記一部側の面に作用する力よりも小さい。
本発明の一の局面では、前記ロック部材が、前記ロッドに連結して前記ロッドと共に移動する連結部を有し、前記ロック解除部が、前記カムの回転とは独立した前記ロッドの移動により前記アクチュエータのロックを解除する。
本発明に係る他の安全スイッチは、アクチュエータが差込可能な開口部が設けられるケースと、前記ケース内に配置され、前記アクチュエータの一部と係合することにより、前記アクチュエータの前記開口部に対する差込動作、および、抜取動作に伴って回転軸を中心として回転するカムと、前記カムの回転角に応じて往復移動するロッドを有し、前記アクチュエータが前記開口部に差し込まれた差込状態を検出するスイッチ部と、前記差込状態において前記カムの一部と係合することにより、前記アクチュエータをロックするロック部材と、前記ロック部材による前記アクチュエータのロックを解除するロック解除部とを備え、前記ロック部材が、前記ロッドに連結して前記ロッドと共に前記ロック部材の本体を回転移動させる連結部を有し、前記ロック解除部が、前記カムの回転とは独立した前記ロッドの移動により前記アクチュエータのロックを解除する。これにより、ロック部材の動作の信頼性を向上することができる。
前記ロック部材が前記連結部を有する安全スイッチでは、好ましくは、前記スイッチ部が、前記ロッドを前記カムに向けて付勢しており、前記差込状態において、前記カムの前記一部と係合する前記ロック部材により、前記ロッドが前記カムとの間で隙間を設けた所定位置にて保持される。より好ましくは、前記ロック部材が、弱化部を有し、前記アクチュエータがロックされたロック状態における前記アクチュエータの前記抜取動作により前記弱化部が破壊された場合に、次の前記差込状態において、前記ロッドが前記所定位置よりも前記カムに近い位置に配置され、前記スイッチ部が前記弱化部の破壊を検出する。
例えば、前記ケースが、前記カムおよび前記ロック部材を収容するヘッドケースと、前記スイッチ部が取り付けられる本体ケースとを有し、前記連結部が、前記ロッドを中心として回転可能な状態で前記ロッドに対して連結し、前記安全スイッチを取付面に取り付けていない状態において、前記ヘッドケースが前記ロッドを中心として前記本体ケースに対して回転可能である。この場合に、好ましくは、前記ロッドが、前記カムの外周面と摺動する先端面と、前記先端面よりも前記カムから離れた位置に設けられる環状溝部とを有し、前記ロック部材が、前記回転軸に平行な軸部を中心として前記ヘッドケースにより回転可能に支持されており、前記ロック部材の前記連結部が、前記環状溝部に係合する凹部を有する。
上述の目的および他の目的、特徴、態様および利点は、添付した図面を参照して以下に行うこの発明の詳細な説明により明らかにされる。
安全スイッチの斜視図である。 安全スイッチの正面図である。 安全スイッチの側面図である。 安全スイッチの断面図である。 安全スイッチの断面図である。 安全スイッチの断面図である。 ロック部材を示す図である。 ロック部材を示す図である。 ロック部材の断面図である。 安全スイッチの断面図である。 安全スイッチの断面図である。 ロック部材の近傍を示す図である。 安全スイッチの断面図である。 安全スイッチの断面図である。 ロック部材と操作ロッドとの連結作業を説明するための図である。 ロック部材と操作ロッドとの連結作業を説明するための図である。 安全スイッチの他の例を示す図である。 安全スイッチの断面図である。 ロック部材を示す図である。 ロック部材を示す図である。 安全スイッチの断面図である。 ロック部材が破壊された安全スイッチの断面図である。 ロック部材が破壊された安全スイッチの断面図である。 他の例に係るロック部材の近傍を示す図である。 他の例に係るロック部材の近傍を示す図である。 他の例に係るロック部材の近傍を示す図である。 他の例に係るロック部材の近傍を示す図である。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る安全スイッチ1の斜視図である。図2は、安全スイッチ1の正面図であり、図3は、安全スイッチ1の側面図である。図1ないし図3では、互いに直交する3方向をX方向、Y方向およびZ方向として矢印にて示している(他の図において同様)。X方向、Y方向およびZ方向は便宜的なものであり、Z方向が重力方向である必要はない。
安全スイッチ1は、所定の部屋に設置される産業機械に電気的に接続されるスイッチである。安全スイッチ1は、典型的には、部屋の出入口周縁の壁面に取り付けられる。また、出入口に設けられる扉には、安全スイッチ1用のアクチュエータ10が取り付けられる。出入口の扉が閉じられると、アクチュエータ10が、安全スイッチ1の開口部に差し込まれ、産業機械への電力の供給が可能となる。出入口の扉が開かれると、アクチュエータ10が開口部から抜き取られ、産業機械への電力の供給が不能となる。
安全スイッチ1は、アクチュエータ10が差し込まれるヘッド部2と、接点ブロックが内蔵された本体部3とを備える。ヘッド部2は、ヘッドケース21を備える。ヘッドケース21は、無底の箱型であり、(+Z)側の上面部211と、4個の側面部212とを有する。上面部211は、必ずしも重力方向の上側に配置される必要はない。上面部211には、開口部213が設けられる。4個の側面部212のうち2個の側面部212は、X方向に垂直であり、残りの2個の側面部212は、Y方向に垂直である。(−Y)方向を向く1個の側面部212には、開口部214が設けられる。2個の開口部213,214は、互いに異なる方向に向かって開口する。アクチュエータ10は、2個の開口部213,214のいずれかに差し込まれる。また、各側面部212には、2個の取付ねじ孔219が設けられる。X方向に垂直な2個の側面部212では、取付ねじ孔219の位置がX方向に重なる。同様に、Y方向に垂直な2個の側面部212では、取付ねじ孔219の位置がY方向に重なる。
図4は、図3中の矢印IV−IVの位置における安全スイッチ1の断面図である。図5は、図2中の矢印V−Vの位置における安全スイッチ1の断面図である。図6は、図2中の矢印VI−VIの位置における安全スイッチ1の断面図である。図4ないし図6では、本体部3の(+Z)側の部位(ヘッド部2側の部位)、および、ヘッド部2を示している。
図4ないし図6に示すように、本体部3は、本体ケース31と、スイッチ部32と、ロック解除部33とを備える。本体ケース31の内部には、スイッチ部32およびロック解除部33が取り付けられる。スイッチ部32は、Z方向に延びる操作ロッド321を有する。操作ロッド321は、本体ケース31内においてZ方向に移動可能に支持される。操作ロッド321は、図示省略の弾性部材により(+Z)方向に向けて付勢されており、図4および図5に示すように、操作ロッド321の(+Z)側の先端面322は後述の操作カム23の外周面に当接する。
操作ロッド321には、環状溝部323が設けられる。環状溝部323は、先端面322よりも操作カム23から離れた位置に形成される。以下の説明では、操作ロッド321において、先端面322と環状溝部323との間の部位を先端部324と呼び、環状溝部323の近傍かつ先端部324とは反対側の部位(環状溝部323よりも(−Z)側の部位)を中間部325と呼ぶ。先端部324の直径は、環状溝部323における操作ロッド321の直径よりも大きく、中間部325の直径は、先端部324の直径よりも大きい。操作ロッド321の(−Z)側の端部は、図示省略の接点ブロックに接続される。ロック解除部33は、例えばソレノイドを有し、外部からのソレノイドへの通電により、操作ロッド321を(−Z)方向に(後述の図10に示す位置から図13に示す位置へと)移動させる。
図4ないし図6に示す本体ケース31において、(+Z)側の部位311(以下、「本体上部311」という。)は、操作ロッド321を中心とする略円筒状の外周面312を有する。外周面312には、操作ロッド321を中心とする2個の環状溝313,314がZ方向に並んで形成される。X方向に沿って見た場合に、(+Z)側の環状溝313は、X方向に垂直な2個の側面部212における取付ねじ孔219と重なる(図3および図5参照)。同様に、Y方向に沿って見た場合に、環状溝313は、Y方向に垂直な2個の側面部212における取付ねじ孔219と重なる(図2および図4参照)。(−Z)側の環状溝314は、後述するように本体部3とヘッド部2との取り付けに利用される。図4および図5に示すように、本体上部311の外周面312には、(+X)方向、(−X)方向、(+Y)方向および(−Y)方向に開口する4個の孔部317がさらに設けられる。4個の孔部317は、環状溝314の(−Z)側に配置される。
ヘッドケース21の(−Z)側の部位215(以下、「ヘッドケース下部215」という。)は、操作ロッド321を中心とする略円筒状の内周面216を有する。ヘッドケース下部215は、本体上部311に嵌め込まれる。すなわち、ヘッドケース下部215の内周面216と、本体上部311の外周面312とが接触または近接する。ヘッドケース下部215の内周面216の直径は、本体上部311の外周面312の直径よりも僅かに大きい。図5に示すように、ヘッドケース下部215には、複数(例えば、2個)の抜止ピン217が設けられる。複数の抜止ピン217は、操作ロッド321を中心とする周方向において等角度間隔で配置される。複数の抜止ピン217は、ヘッドケース下部215の内周面216よりも内側に突出し、本体上部311の環状溝314内に配置される。上記構造により、ヘッドケース21が、操作ロッド321を中心として本体ケース31に対して回転可能な状態で、本体ケース31により支持される。
図4に示すように、ヘッドケース下部215において、X方向に垂直な2個の側面部212には、孔部218が設けられる。各孔部218は、本体上部311におけるX方向を向く孔部317と重なる。また、本体ケース31をヘッドケース21に対して90度だけ回転させると、各孔部218は、他の孔部317(すなわち、回転前においてY方向を向く孔部317)と重なる。安全スイッチ1では、ヘッドケース21および本体ケース31により、安全スイッチ1の全体に対するケースが構成される。なお、安全スイッチ1の設計によっては、ケースが、1個のケース部材、または、3個以上のケース部材により構成されてもよい。
図1の安全スイッチ1を壁面に取り付ける際には、扉に取り付けられるアクチュエータ10が開口部213,214の一方に差込可能なように、安全スイッチ1が壁面上に配置される。このとき、ヘッドケース21の1個の側面部212(以下、「取付側面部212」という。)において、ヘッドケース下部215に含まれる部位が壁面に接触した状態で、取付側面部212に対向する側面部212の各取付ねじ孔219に固定用ねじが挿入される。当該固定用ねじは、本体上部311における環状溝313および取付側面部212の取付ねじ孔219を介して壁面に到達し、壁面に対して締結される。
好ましい取付作業では、ヘッドケース21を本体ケース31に対して回転させることにより、本体ケース31において図2中の(−Y)方向を向く側面部316(以下、「特定側面部316」という。)が、事前に、取付側面部212と反対側に配置される。また、ヘッドケース21の各孔部218にタッピングねじ201を挿入し、本体ケース31の孔部317内に締結することにより(図4参照)、ヘッドケース21と本体ケース31との回転が係止される。その後、上記の取付作業により、安全スイッチ1が壁面に取り付けられる。安全スイッチ1をより強固に壁面に取り付ける場合には、特定側面部316の(−Z)側の部位に設けられた取付ねじ孔319が利用される。すなわち、当該取付ねじ孔319にも固定用ねじが挿入され、壁面に締結される。
図4ないし図6に示すように、ヘッド部2は、カム22と、ロック部材25とをさらに備える。カム22およびロック部材25は、ヘッドケース21内に収容される。カム22は、操作カム23と、2個のロックカム24とを備える。操作カム23および2個のロックカム24は、いずれも板カムであり、例えば金属にて形成される。図4に示すように、操作カム23は、2個のロックカム24の間に配置される。操作カム23および2個のロックカム24は、X方向に平行な回転軸221を中心として回転可能である。回転軸221の両端は、2個のカム支持部222と、ヘッドケース21の内面に設けられた部位との間に挟まれて支持される。図5では、操作カム23の断面を示し、図6では、ロックカム24の断面を示している。
図5に示す操作カム23の外周面は、操作ロッド321の先端面322が摺動するカム面である。当該外周面の回転軸221からの距離は、操作カム23の回転角(回転位置)に応じて変化する。後述するように、アクチュエータ10の開口部213,214に対する差込動作、および、抜取動作に伴って、カム22(操作カム23および2個のロックカム24)が回転軸221を中心として回転する。既述のように、操作ロッド321は、操作カム23に向けて付勢されている。したがって、カム22の回転角に応じて操作ロッド321がZ方向に往復移動する。
図5および図6に示すように、操作カム23および2個のロックカム24のそれぞれには、回転軸221を中心とする周方向に延びるガイド孔231,241が形成される。操作カム23および2個のロックカム24のガイド孔231,241には、X方向に延びるピン223が挿入される。ピン223の両端は、2個のカム支持部222によりY方向に移動可能に支持される。カム支持部222に設けられるばね(図示省略)により、ピン223は(+Y)方向に付勢される。ピン223およびガイド孔231,241により、操作カム23および2個のロックカム24は、その回転角がほぼ一致する状態でのみ回転可能となる。
図7ないし図9は、ロック部材25を示す図である。図7は、ロック部材25の平面図であり、図8は、ロック部材25を図7の下側から上方を向いて見た様子を示す。図9は、図7中の矢印IX−IXの位置におけるロック部材25の断面を示す。ロック部材25は、外形が略U字状の板状である。換言すると、ロック部材25は、図7の左右方向に延びる2個のロック本体252と、両者を接続する1個の接続部253とを有する。2個のロック本体252は互いに平行であり、接続部253は、当該2個のロック本体252の間にて両者の端部に接続する。
各ロック本体252は、原則として孔部等が設けられない中実の板状部位である。ロック本体252は、中実の棒状等であってもよい。図7の左右方向におけるロック本体252の両端面254,255は、互いに略平行である(図8参照)。各ロック本体252において、接続部253とは反対側の側面には軸部259が設けられる。軸部259は、ロック本体252の長手方向に対して垂直である。2個のロック本体252に設けられる2個の軸部259は、同一直線上に配置される。2個のロック本体252の間には、連結部26が設けられる。連結部26は、ロック本体252よりも薄い板状であり(図9参照)、外形が略U字状である。すなわち、連結部26は、図7の右側に向かって開口する連結凹部261を有する。ロック部材25の全体(ロック本体252、接続部253、連結部26および軸部259)は、例えば金属により1つの部材として形成される。
図4ないし図6に示すように、ロック部材25がヘッドケース21に取り付けられた状態では、2個の軸部259は、カム22の回転軸221と平行な状態で、2個のカム支持部222と、ヘッドケース21の内面に設けられた部位との間に挟まれる。これにより、ロック部材25が回転軸221に平行な軸部259を中心としてヘッドケース21により回転可能に支持される。また、図4および図5に示すように、連結部26は、操作ロッド321に直接的に連結する。
ここで、図7を参照して、連結部26と操作ロッド321との連結について説明する。図7では、操作ロッド321における先端部324、中間部325および環状溝部323の大きさを二点鎖線にて示している。図7の上下方向における連結凹部261の幅(接続部253側の部分の幅であり、二点鎖線にて示す先端部324の位置における幅である。)は、操作ロッド321の先端部324および中間部325の直径よりも小さい。また、連結凹部261の上記幅は、環状溝部323における操作ロッド321の直径よりも大きい。したがって、環状溝部323と連結凹部261とが嵌まり合って係合し、連結部26と操作ロッド321とが連結する。また、連結部26は、環状溝部323に沿って回転可能な状態である。したがって、ヘッドケース21を本体ケース31に対して回転する際には、ヘッドケース21に支持されたロック部材25が、ヘッドケース21と共に操作ロッド321を中心として回転する。
図5に示す操作カム23の外周面には、2個の凹部232,233が形成される。図6に示すロックカム24の外周面には、2個の凹部242,243が形成される。図5および図6に示す状態では、操作カム23の凹部232、および、ロックカム24の凹部242は、開口部213の近傍に配置される。また、操作カム23の凹部233、および、ロックカム24の凹部243は、開口部214の近傍に配置される。
アクチュエータ10の先端部101が、例えば開口部213に挿入されると、先端部101においてX方向に延びる押圧片102が、ヘッドケース21内に配置される操作カム23および2個のロックカム24の凹部232,242の面に当接する。先端部101を開口部213のさらに奥へと差し込むことにより、押圧片102が凹部232,242に係合し、操作カム23およびロックカム24が回転軸221を中心として図5および図6中の反時計回りに回転する。これにより、図10に示すように、スイッチ部32の操作ロッド321が、図5に示す位置よりも回転軸221に近づいた位置に配置され、接点ブロックの接続状態が切り換わる。
以上のように、アクチュエータ10の差込動作に伴ってカム22が回転し、カム22の回転角に応じて操作ロッド321が移動することにより、アクチュエータ10が開口部213に差し込まれた差込状態がスイッチ部32において検出される。図10および図11では、差込状態における操作カム23およびロックカム24をそれぞれ示している。差込状態では、先端部101の押圧片102が操作カム23およびロックカム24の凹部232,242に嵌まり込む。
このとき、操作ロッド321の回転軸221側への移動に伴って、ロック部材25が軸部259を中心として回転し、連結部26が回転軸221側へと移動する。これにより、図11に示すように、板状のロック本体252の姿勢が、XY平面に略平行となる。ロックカム24の外周面には、凸部244が形成されており、差込状態において、凸部244の(+Y)側の面245(以下、「対向面245」という。)が微小な間隔を空けてロック本体252の(−Y)側の端面254と対向する。その結果、図11中の時計回りへのロックカム24の回転がロック部材25により係止され、アクチュエータ10の開口部213からの抜き取りが不能となる。すなわち、差込状態においてロック部材25が、ロックカム24の凸部244と係合し、アクチュエータ10の抜取動作が機械的にロックされる。以下の説明では、ロック部材25を用いてアクチュエータ10がロックされた状態を「ロック状態」という。
ロック状態において、仮にアクチュエータ10の抜取動作が行われる場合、図11に示すロックカム24における凸部244の対向面245が、ロック本体252の(−Y)側の端面254を(+Y)方向に直接的に押す。以下、カム22がロック部材25を押す方向を「押圧方向」という。ロック部材25の軸部259は、押圧方向に僅かに移動可能な状態(すなわち、押圧方向に遊びがある状態)でヘッドケース21により支持される。したがって、ロック本体252の(+Y)側の端面255が、ヘッドケース21の内面の一部29に当接し、当該一部29を押圧方向に直接的に押す。このとき、軸部259に対して押圧方向と反対方向に作用する力は、当該端面255に対して押圧方向と反対方向に作用する力よりも十分に小さい。以下の説明では、ヘッドケース21の内面において押圧方向の力が作用する領域、すなわち、上記内面の一部29を「被押圧領域29」という。
図12は、ロック状態におけるロック部材25の近傍を示す図である。図12では、操作ロッド321、ヘッドケース21およびロックカム24については、XY平面に平行かつロック部材25と重なる面における断面を示している。また、ロック部材25の軸部259の図示を省略している(後述の図24および図25において同様)。安全スイッチ1では、ロックカム24によるロック本体252の押圧方向に沿って見た場合に、ロック本体252の端面254において凸部244の対向面245により押される部位が、ヘッドケース21の被押圧領域29と部分的に重なる。したがって、ロック本体252において押圧方向の圧縮荷重が作用する。中実の部材は圧縮荷重に対して高い強度を有するため、安全スイッチ1では、上記抜取動作によりロック状態を強制的に解除するのに要する力(以下、「ロック強度」という。)を高くすることが可能となる。
また、凸部244の対向面245、および、ロック本体252の端面254は、押圧方向にほぼ垂直となり、当該端面254の広い領域が対向面245により押される。さらに、ロック本体252の端面255、および、ヘッドケース21の被押圧領域29も、押圧方向にほぼ垂直となり、端面255のほぼ全体がヘッドケース21の内面を押す。その結果、ロック状態でのアクチュエータ10の抜取動作により、ロック部材25において局所的に大きな力が作用してロック部材25が損傷することが抑制される。
図10および図11に示す状態からアクチュエータ10を正常に抜き取る際には、ロック解除部33におけるソレノイドへの通電が行われる。これにより、図13に示すように、操作ロッド321が(−Z)方向に移動し、先端面322が操作カム23の外周面から離れる。このように、ロック解除部33による、カム22の回転とは独立した操作ロッド321の移動(すなわち、操作カム23の外周面に従わない移動)によりアクチュエータ10のロックが解除される。操作ロッド321の移動により、接点ブロックの接続状態も切り換わる。図13および図14では、ロック状態を解除した直後における操作カム23およびロックカム24をそれぞれ示している。
その後、アクチュエータ10の抜取動作が行われる。これにより、操作カム23およびロックカム24が図13および図14中の時計回りに回転し、図5および図6に示す状態となる。アクチュエータ10の先端部101が開口部214に差し込まれる場合も、上記と同様の動作となる。なお、安全スイッチ1では、手動により作動するロック解除部も設けられており、当該ロック解除部により、アクチュエータ10のロックが解除されてもよい。
ここで、操作ロッドをロック部材として用いて、アクチュエータをロックする比較例の安全スイッチを想定する。比較例の安全スイッチでは、ロック状態においてアクチュエータの抜取動作が行われる場合に、当該操作ロッドに対してせん断または曲げ荷重が作用する。その結果、比較的小さい力でのアクチュエータの抜き取りにより、当該操作ロッドが損傷してアクチュエータのロックが解除されてしまう。上記操作ロッドを太くして強度を高めることも考えられるが、この場合、安全スイッチの外形が大きくなってしまう。
これに対し、図11の安全スイッチ1では、カム22がロック部材25を押す押圧方向に沿って見た場合に、ロック部材25が、ヘッドケース21の被押圧領域29と重なる。したがって、ロック部材25に押圧方向の圧縮荷重が作用し、操作ロッドにせん断または曲げ荷重が作用する上記比較例の安全スイッチに比べて、安全スイッチ1におけるロック強度を向上することができる。また、簡単な構造でロック強度を向上することが可能であるため、安全スイッチ1の小型化を容易に図ることができる。
安全スイッチ1では、ロック部材25が、ヘッドケース21により軸部259を中心として回転可能に支持されるが、ロック状態でのアクチュエータ10の抜取動作において、軸部259に作用する力は、ロック部材25における被押圧領域29側の面(ここでは、端面255であり、軸部259は含まない。)に作用する力よりも小さい。したがって、カム22からの大きな力が軸部259に作用して、軸部259が損傷することが防止される。
また、カム22により押されるロック部材25の部位が、押圧方向に沿って見た場合に、ヘッドケース21の被押圧領域29と重なる。これにより、安全スイッチ1におけるロック強度をより確実に向上することができる。ヘッドケース21の被押圧領域29が押圧方向に垂直であり、ロック状態でのアクチュエータ10の抜取動作において、ロック部材25における押圧方向に垂直な端面255が被押圧領域29に接触する。その結果、ロック部材25において局所的に過度な応力が発生することを防止して、ロック部材25の強度を向上することができる。
ロック部材25では、操作ロッド321に連結して操作ロッド321と共に移動する連結部26が設けられる。したがって、操作ロッド321がカム22の回転軸221に近づく差込状態において、より確実に、ロック部材25をカム22の一部(凸部244)と係合させる、すなわち、アクチュエータ10をロックすることができる。また、ロック解除部33が操作ロッド321をカム22から離間させる際に、より確実に、ロック部材25をカム22から離間させる、すなわち、アクチュエータ10のロックを解除することができる。このように、安全スイッチ1では、ロック部材25によるロック状態およびアンロック状態を、操作ロッド321の位置に一致させることができ、ロック部材25の動作の信頼性を向上することができる。
また、連結部26が、操作ロッド321を中心として回転可能な状態で操作ロッド321に対して連結する。これにより、安全スイッチ1を取付面に取り付けていない状態において、連結部26を操作ロッド321に係合させたままで、ヘッドケース21を本体ケース31に対して回転させることが可能となる。
ここで、安全スイッチ1の組立において、ロック部材25と操作ロッド321とを連結させる作業について説明する。図15および図16は、ロック部材25と操作ロッド321との連結作業を説明するための図である。図15では、操作ロッド321に垂直、かつ、ロック部材25の軸部259に沿う方向から見たロック部材25および操作ロッド321を示し、ヘッドケース21および本体ケース31を破線にて示している。図16では、図15の上側から下方を向いて見たロック部材25を示している。図示の都合上、図16では、操作ロッド321における先端部324、中間部325および環状溝部323を二点鎖線にて示し、軸部259の図示を省略している。
図16に示すように、連結部26の連結凹部261は、幅狭部262と、幅広部263とを有する。図16中の上下方向における幅狭部262の幅は、環状溝部323における操作ロッド321の直径よりも大きく、先端部324の直径よりも小さい。同方向における幅広部263の幅は、先端部324の直径よりも大きく、中間部325の直径よりも小さい。
ロック部材25と操作ロッド321との連結作業は、カム22およびロック部材25が取り付けられたヘッドケース21と、スイッチ部32が取り付けられた本体ケース31とを、操作ロッド321に沿って真っ直ぐに近づけることにより行われる。このとき、ヘッドケース21が、本体ケース31よりも鉛直方向の上方に配置される。ロック部材25は、軸部259に設けられた突起258がヘッドケース21の内面の一部に当接することより、図15に示す姿勢で支持されており、図16に示すように、連結凹部261の幅広部263の面と、操作ロッド321の先端部324とが接触または近接する。
幅広部263を形成する連結部26の部位が中間部325に当接するまで、ヘッドケース21と本体ケース31とが近づくと、その後、ロック部材25が軸部259を中心として回動しつつ、当該部位が中間部325の上面を摺動し、幅狭部262が、環状溝部323内に配置される。これにより、ロック部材25と操作ロッド321との連結作業が完了する。以上のように、安全スイッチ1では、ヘッドケース21と本体ケース31とを操作ロッド321に沿って真っ直ぐに近づけることにより、ロック部材25の連結部26と操作ロッド321の環状溝部323とを容易に係合させることが可能である。
図17および図18は、他の例に係る安全スイッチ1aを示す図である。図17は、安全スイッチ1aの正面図であり、図18は、図17中の矢印XVIII−XVIIIの位置における安全スイッチ1aの断面図である。安全スイッチ1aでは、図1の安全スイッチ1と比較して、ロック部材51およびスイッチ部32aの構造が相違する。他の構成は、図1の安全スイッチ1と同様であり、同じ構成に同じ符号を付す。
図19および図20は、ロック部材51を示す図である。図19は、ロック部材51の平面図であり、図20は、ロック部材51の正面図である。ロック部材51はX方向およびY方向に広がる略板状部材であり、(+Z)方向に対して凹状となるように、僅かに湾曲している。X方向におけるロック部材51の幅は、Y方向の中央近傍において最小であり、Y方向の両端部に向かうに従って漸次大きくなる。
ロック部材51には、貫通孔511が形成される。貫通孔511は、X方向におけるロック部材51の中央に配置される。また、貫通孔511は、Y方向におけるロック部材51の中央近傍から(+Y)側の端部近傍まで広がる。X方向における貫通孔511の幅は、Y方向におけるロック部材51の中央近傍で最大であり、(+Y)方向に向かうに従って漸次小さくなる。したがって、ロック部材51において、貫通孔511および後述の連結部52を除いた残りの部分におけるX方向の幅の合計は、Y方向の中央近傍において最小となる。また、ロック部材51の(−Z)側の面には、切欠部512が形成される。切欠部512は、Y方向の中央近傍に配置され、貫通孔511を除き、X方向におけるロック部材51の幅全体に亘って延びる。上記構造により、Y方向におけるロック部材51の中央近傍の部位は、ロック部材51に対してY方向に沿う方向に過度な圧縮荷重が作用した場合に、ロック部材51の破壊が生じる弱化部513となる。弱化部513の構造は、適宜変更されてよく、例えば貫通孔511を省略し、切欠部512のみが設けられてもよい。また、貫通孔511に代えて、凹部が設けられてもよい。
ロック部材51における(+Y)側の端部においてX方向を向く両側面には、軸部514が設けられる。ロック部材51は軸部514を中心としてヘッドケース21により回転可能に支持される。ロック部材51における(−Y)側の端部において、X方向における中央には、連結部52が設けられる。連結部52は、操作ロッド321の環状溝部323に係合する連結凹部521を有し、上記ロック部材25の連結部26と同様に、操作ロッド321を中心として回転可能な状態で操作ロッド321に直接的に連結する。
図18に示すように、スイッチ部32aは、操作ロッド321と、複数のスイッチ326と、操作端部327とを備える。スイッチ部32aでは、操作ロッド321が、図示省略の弾性部材により(+Z)方向に、すなわち、カム22に向けて付勢される。操作端部327は、操作ロッド321の(−Z)側の端部に設けられる。複数のスイッチ326は、操作端部327の(+Y)側および(−Y)側のそれぞれにおいてX方向に並ぶ。図18では、操作端部327の(+Y)側および(−Y)側にそれぞれ配置される2つのスイッチ326のみを示している。各スイッチ326の内部には、接点が設けられており、スイッチ326において操作端部327に対向する部位(以下、「対向部」という。)が押し込まれることにより、接点がOFF状態となる。操作端部327は、図18中の(+Y)側のスイッチ326に対向する凸部328と、(−Y)側のスイッチ326に対向する凹部329とを備える。
図21は、安全スイッチ1aの断面図である。図21は、差込状態におけるロックカム24を示し、図11に対応する。図21では、アクチュエータ10の図示を省略している。安全スイッチ1aでは、差込状態においてロック部材51がロックカム24の凸部244と係合し、ロック部材51によりアクチュエータ10がロックされたロック状態が形成される。ロック状態では、凸部244の(+Y)側の対向面245がロック部材51の(−Y)側の端面515と対向する。スイッチ部32aでは、操作ロッド321の移動により、差込状態が検出される。通常の差込状態では、図18に示すように、操作ロッド321の先端面322が操作カム23から僅かに離れた位置(以下、「通常保持位置」という。)で、操作ロッド321がロック部材51により保持される。このとき、図18中の(+Y)側のスイッチ326では、対向部が操作端部327の凸部328と当接する(押し込まれる)ことにより、当該スイッチ326の接点がOFF状態となっている。また、(−Y)側のスイッチ326では、対向部が操作端部327の凹部329内に配置されている。したがって、当該スイッチ326では、接点がON状態となっている。
ロック状態において、仮にアクチュエータ10の抜取動作が行われる場合、図21に示すロックカム24の対向面245が、ロック部材51の(−Y)側の端面515を(+Y)方向(すなわち、押圧方向)に直接的に押す。このとき、軸部514(図19参照)は、押圧方向に遊びがある状態でヘッドケース21により支持されており、ロック部材51の(+Y)側の端面516が、ヘッドケース21の内面の被押圧領域29に当接し、被押圧領域29を押圧方向に直接的に押す。安全スイッチ1aでは、押圧方向に沿って見た場合に、ロック部材51の端面515において凸部244の対向面245により押される部位が、ヘッドケース21の被押圧領域29と部分的に重なる。したがって、安全スイッチ1aでは、ある程度のロック強度を確保することが可能となる。
アクチュエータ10を正常に抜き取る際には、ロック解除部33におけるソレノイドへの通電により、操作ロッド321が(−Z)方向に移動する。これにより、図21に示すロック部材51が回動し、ロック部材51の(−Y)側の端面515が、凸部244の対向面245から離れ、アクチュエータ10のロックが解除される。その後、アクチュエータ10の抜取動作が行われる。
差込状態において、ロック強度を超える力が安全スイッチ1aに対して作用した場合には、ロック部材51における弱化部513(図20参照)が破壊される。安全スイッチ1aでは、弱化部513がロックカム24よりも先に破壊されるように、ロック部材51の材料および形状等が選択および設計されている。ロック部材51の破壊により、安全スイッチ1aでは、アクチュエータ10が抜き取られる。このとき、図18に示す操作ロッド321の先端面322が操作カム23の外周面に接触し、操作カム23の回転により操作ロッド321が(−Z)方向に移動する。これにより、スイッチ部32aは、アクチュエータ10を正常に抜き取った場合と同じ状態となる。
図22および図23は、ロック部材51が破壊された安全スイッチ1aの断面図であり、図18および図21にそれぞれ対応する。弱化部513の破壊後、アクチュエータ10の再度の差し込みにより差込状態が形成される場合、図23に示すように、ロックカム24の凸部244とヘッドケース21の内面との間にロック部材51は挟持されておらず、操作ロッド321もロック部材51により保持されない。したがって、図22に示すように、操作ロッド321の先端面322が操作カム23の外周面に当接する。すなわち、操作ロッド321が、図18に示す通常保持位置よりも操作カム23に近い位置に配置される。
このとき、図22中の(+Y)側のスイッチ326では、図18と同様に、対向部が操作端部327の凸部328と当接することにより、当該スイッチ326の接点がOFF状態となる。一方、(−Y)側のスイッチ326では、対向部が操作端部327における凹部329の(−Z)側の部位と当接する。これにより、当該スイッチ326の接点がOFF状態となり、ロック部材51の破壊がスイッチ部32aにおいて検出される。なお、ロック部材51の破壊を検出するスイッチ部32aの構成は、ロック部材51による保持の有無による操作ロッド321の位置の相違を利用するものであるならば、適宜変更されてよい。
以上に説明したように、安全スイッチ1aのロック部材51では、操作ロッド321に連結して操作ロッド321と共に移動する連結部52が設けられる。これにより、ロック部材51によるロック状態およびアンロック状態を、操作ロッド321の位置に一致させることができ、ロック部材51の動作の信頼性を向上することができる。また、差込状態において、カム22の一部と係合するロック部材51により、操作ロッド321がカム22との間で隙間を設けた通常保持位置にて保持される。これにより、差込状態において、操作ロッド321の先端部324に対して不必要に力が作用することを防止し、操作ロッド321の損傷を抑制することができる。さらに、ロック部材51において弱化部513が設けられる。そして、ロック状態におけるアクチュエータ10の抜取動作により弱化部513が破壊された場合に、次の差込状態において、操作ロッド321が通常保持位置よりもカム22に近い位置に配置される。これにより、スイッチ部32aにおいて弱化部513の破壊を検出することが容易に可能となる。
安全スイッチ1aでは、カム22がロック部材51を押す押圧方向に沿って見た場合に、ロック部材51においてロックカム24により押される部位が、ヘッドケース21の被押圧領域29と重なる。これにより、安全スイッチ1aにおけるロック強度を向上することができる。
上記安全スイッチ1,1aでは様々な変形が可能である。
図24に示すように、ロック部材25とヘッドケース21との間に補助部材27が設けられ、ロック部材25が、補助部材27を介して間接的にヘッドケース21の内面の一部を押圧方向に押してもよい。図24の例では、ヘッドケース21の内面に凹部28が形成されるが、当該内面において凹部28の周囲における被押圧領域29の一部が、押圧方向((+Y)方向)に沿って見た場合にロック部材25と重なる。したがって、ロック部材25において押圧方向の圧縮荷重が作用し、安全スイッチ1におけるロック強度を向上することが実現される。以上のように、安全スイッチ1では、押圧方向に沿って見た際に、ロック部材25が被押圧領域29と少なくとも部分的に重なることが好ましい。
また、図12の例では、ロック部材25においてロックカム24により押される部位の全体が、ヘッドケース21の被押圧領域29と押圧方向に重なる。また、図24の例では、ロック部材25においてロックカム24により押される部位の一部が、ヘッドケース21の被押圧領域29と押圧方向に重なる(図24中の範囲A1参照)。このように、ロックカム24により押されるロック部材25の部位が、押圧方向に沿って見た場合に、被押圧領域29と少なくとも部分的に重なることにより、ロック強度をより確実に向上することが可能となる。
一方、ロック部材25の設計によっては、図25に示すように、ロック部材25においてロックカム24により押される部位が、被押圧領域29と押圧方向に重ならなくてもよい(図25中の範囲A2参照)。図25のロック部材25では、押圧方向における深さが小さい凹部が端面255に形成される。この場合でも、ロック部材25をある程度の強度が確保される形状とすることにより、安全スイッチ1におけるロック強度を向上することが可能である。
また、図26に示すように、ロック部材25が補助部材27を介して間接的にヘッドケース21の一部(被押圧領域29)を押す場合に、X方向に関して、ロック部材25の幅よりも大きい幅の凹部28が、ヘッドケース21の内面に形成されてもよい。図26の例では、補助部材27が、ある程度の強度を有している。安全スイッチ1では、ロック状態において、ロック部材25におけるカム22の一部(凸部244)側の面256が、押圧方向に沿って見た場合に、ロック部材25における被押圧領域29側の面257と重なることにより、安全スイッチ1におけるロック強度を向上することができる。図12、図24および図25のいずれの場合も、ロック部材25におけるカム22の一部(凸部244)側の面が、押圧方向に沿って見た場合に、ロック部材25における被押圧領域29側の面と重なっている。なお、図25において、ロック部材25における被押圧領域29側の面は、端面255に形成される凹部の表面を含む。ロック部材25における凸部244側の面も同様である。
さらに、図27に示すように、ロック部材25における凸部244側の面256と、ロック部材25における被押圧領域29側の面257とが、X方向にずれた位置となるように、ロック部材25の形状が変更されてもよい。安全スイッチ1において、ロック強度をより確実に向上するには、ロック部材25における凸部244側の面256が、押圧方向に沿って見た場合に、ロック部材25における被押圧領域29側の面257と少なくとも部分的に重なることが好ましい。図24ないし図27を参照して説明した変形例は、安全スイッチ1aにおいても同様に採用することが可能である。
安全スイッチ1では、操作ロッド321と連結しないロック部材25が用いられてもよい(安全スイッチ1aにおいて同様)。このような安全スイッチ1では、例えば、ばね等の付勢部によりロック部材25がカム22の外周面に向けて付勢される。これにより、アクチュエータ10の差込状態において、ロック部材25がカム22の一部と係合し、アクチュエータ10がロックされる。また、操作ロッド321とは別に、ロック部材25と係合する部材が設けられ、ロック解除部が当該部材を移動することにより、ロック部材25とカム22との係合が解除される。
ロック部材25,51の回転軸である軸部は、ヘッドケース21の内面に設けられてもよい。この場合、例えば、ロック部材25,51の側面に、当該軸部と係合する溝部等が設けられる。このように、軸部をヘッドケース21に設ける場合も、軸部と溝部との間において、押圧方向における遊びが設定されることが好ましい。これにより、ロック状態でのアクチュエータ10の抜取動作において、軸部に対して押圧方向に作用する力が、ロック部材25,51における被押圧領域29側の面に作用する力よりも小さくなり、軸部が損傷することが防止される。
カム22においてロックカム24が省略されてもよい。この場合、アクチュエータ10の差込状態において、ロック部材25,51が操作カム23の一部と係合することにより、アクチュエータ10がロックされる。また、操作カム23とロックカム24とが回転軸221の方向に離れて設けられてもよい。この場合も、操作ロッド321と連結しないロック部材25,51(例えば、付勢部によりロックカム24の外周面に向けて付勢されるロック部材25)が用いられる。
ロック部材25,51において操作ロッド321に連結する連結部26,52を設けることにより、ロック部材25,51の動作の信頼性を向上する手法は、様々な安全スイッチにおいて採用されてもよい。また、連結部26,52の構造は適宜変更されてよく、例えば、操作ロッド321において、環状溝部323に代えて、環状突起部が設けられ、環状突起部に係合する溝部が、連結部26,52に設けられてもよい。この場合も、操作ロッド321を中心として回転可能な状態で、連結部26,52を操作ロッド321に対して連結させることが可能である。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
発明を詳細に描写して説明したが、既述の説明は例示的であって限定的なものではない。したがって、本発明の範囲を逸脱しない限り、多数の変形や態様が可能であるといえる。
1,1a 安全スイッチ
10 アクチュエータ
21 ヘッドケース
22 カム
25,51 ロック部材
26,52 連結部
29 被押圧領域
31 本体ケース
32,32a スイッチ部
33 ロック解除部
102 押圧片
213,214 開口部
221 回転軸
244 凸部
254,255 (ロック本体の)端面
259,514 軸部
261,521 連結凹部
321 操作ロッド
322 (操作ロッドの)先端面
323 環状溝部
513 弱化部
515,516 (ロック部材の)端面

Claims (10)

  1. 安全スイッチであって、
    アクチュエータが差込可能な開口部が設けられるケースと、
    前記ケース内に配置され、前記アクチュエータの一部と係合することにより、前記アクチュエータの前記開口部に対する差込動作、および、抜取動作に伴って回転軸を中心として回転するカムと、
    前記カムの回転角に応じて往復移動するロッドを有し、前記アクチュエータが前記開口部に差し込まれた差込状態を検出するスイッチ部と、
    前記差込状態において前記カムの一部と係合することにより、前記アクチュエータをロックするロック部材と、
    前記ロック部材による前記アクチュエータのロックを解除するロック解除部と、
    を備え、
    前記アクチュエータがロックされたロック状態において前記アクチュエータの前記抜取動作が行われる場合に、前記カムが前記ロック部材を一の方向に押し、前記ロック部材が直接的または間接的に前記ケースの一部を前記一の方向に押す。
  2. 請求項1に記載の安全スイッチであって、
    前記ロック状態において、前記ロック部材における前記カムの前記一部側の面が、前記一の方向に沿って見た場合に、前記ロック部材における前記ケースの前記一部側の面と少なくとも部分的に重なる。
  3. 請求項1または2に記載の安全スイッチであって、
    前記ケースの前記一部が、前記一の方向に垂直であり、前記ロック状態での前記抜取動作において前記ロック部材における前記一の方向に垂直な面が前記ケースの前記一部に接触する。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の安全スイッチであって、
    前記ロック部材が、前記回転軸に平行な軸部を中心として前記ケースにより回転可能に支持されており、
    前記ロック状態での前記抜取動作において、前記軸部に作用する力が、前記ロック部材における前記ケースの前記一部側の面に作用する力よりも小さい。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1つに記載の安全スイッチであって、
    前記ロック部材が、前記ロッドに連結して前記ロッドと共に移動する連結部を有し、
    前記ロック解除部が、前記カムの回転とは独立した前記ロッドの移動により前記アクチュエータのロックを解除する。
  6. 安全スイッチであって、
    アクチュエータが差込可能な開口部が設けられるケースと、
    前記ケース内に配置され、前記アクチュエータの一部と係合することにより、前記アクチュエータの前記開口部に対する差込動作、および、抜取動作に伴って回転軸を中心として回転するカムと、
    前記カムの回転角に応じて往復移動するロッドを有し、前記アクチュエータが前記開口部に差し込まれた差込状態を検出するスイッチ部と、
    前記差込状態において前記カムの一部と係合することにより、前記アクチュエータをロックするロック部材と、
    前記ロック部材による前記アクチュエータのロックを解除するロック解除部と、
    を備え、
    前記ロック部材が、前記ロッドに連結して前記ロッドと共に前記ロック部材の本体を回転移動させる連結部を有し、
    前記ロック解除部が、前記カムの回転とは独立した前記ロッドの移動により前記アクチュエータのロックを解除する。
  7. 請求項5または6に記載の安全スイッチであって、
    前記スイッチ部が、前記ロッドを前記カムに向けて付勢しており、
    前記差込状態において、前記カムの前記一部と係合する前記ロック部材により、前記ロッドが前記カムとの間で隙間を設けた所定位置にて保持される。
  8. 請求項7に記載の安全スイッチであって、
    前記ロック部材が、弱化部を有し、
    前記アクチュエータがロックされたロック状態における前記アクチュエータの前記抜取動作により前記弱化部が破壊された場合に、次の前記差込状態において、前記ロッドが前記所定位置よりも前記カムに近い位置に配置され、前記スイッチ部が前記弱化部の破壊を検出する。
  9. 請求項5ないし8のいずれか1つに記載の安全スイッチであって、
    前記ケースが、
    前記カムおよび前記ロック部材を収容するヘッドケースと、
    前記スイッチ部が取り付けられる本体ケースと、
    を有し、
    前記連結部が、前記ロッドを中心として回転可能な状態で前記ロッドに対して連結し、
    前記安全スイッチを取付面に取り付けていない状態において、前記ヘッドケースが前記ロッドを中心として前記本体ケースに対して回転可能である。
  10. 請求項9に記載の安全スイッチであって、
    前記ロッドが、
    前記カムの外周面と摺動する先端面と、
    前記先端面よりも前記カムから離れた位置に設けられる環状溝部と、
    を有し、
    前記ロック部材が、前記回転軸に平行な軸部を中心として前記ヘッドケースにより回転可能に支持されており、
    前記ロック部材の前記連結部が、前記環状溝部に係合する凹部を有する。
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