JP5009706B2 - 安全スイッチ - Google Patents
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Description
アクチュエータ引張り時に、前記ロック解除手段が操作されても、前記複数のロック接点部間において接点信号の不一致が生じないようにする接点信号一致手段が設けられ、
前記接点信号一致手段は、前記複数のロック接点部の接点状態を共にON状態又はOFF状態のいずれかに保持させて接点信号の不一致の状態が生じないようにしたことを要旨とする。
また、本発明は、スイッチ本体の操作部に進入・後退自在なアクチュエータと、アクチュエータの進入・後退に応じて回動する駆動カムと、アクチュエータがスイッチ本体の操作部に進入した場合に前記駆動カムの回動を規制してアクチュエータをロック状態とするロック手段と、アクチュエータのロック状態及びロック解除状態を検出する複数のロック接点部と、アクチュエータのロック状態を解除するロック解除手段とを備え、ロック解除手段の操作により前記ロック手段はロック状態を解除し、且つ前記ロック接点部の接点状態を切換えるように構成されたロック付き安全スイッチであって、
アクチュエータ引張り時に、前記ロック解除手段が操作されても、前記複数のロック接点部間において接点信号の不一致が生じないようにする接点信号一致手段が設けられ、
前記接点信号一致手段は、前記複数のロック接点部の接点状態を共に、ロック状態時におけるON状態又はOFF状態のいずれか一方の状態から他方の状態に切り換えさせて接点信号の不一致の状態が生じないようにしたことを要旨とする。
ここで、「接点信号の不一致が生じない」とは、制御回路が判定しうる時間レベル内で接点信号の不一致が生じないという意味である。即ち、厳密なミクロレベルで見れば、接点信号の完全な一致はあり得ず、必ず接点信号の不一致は生じているが、ここでの「接点信号の不一致が生じない」とは上記の意味として用いるものである。
(実施の形態1)
先ず、安全スイッチの概略構造を図1を参照しつつ説明する。
この例の安全スイッチは、部屋に設置される産業機械に電気的に接続されるスイッチで、スイッチ本体101とアクチュエータ102を主として構成されており、そのスイッチ本体101には、操作部111、スイッチ部112、及び、操作部111に設けられた機械的なロック手段(後述)の解除を行うためのソレノイド機構部113が配置されている。
そして、アクチュエータ102の進入により、スイッチ部112に内蔵の接点ブロック(図示せず)の接続接点が切り換わり、部屋内の機械が駆動可能な状態となる。一方、扉103の開放によりアクチュエータ102が操作部111から抜けたときには元の状態に復帰して機械への電源供給がオフされる。
また、スイッチ本体101には、先の挿入孔101aに加えて、本体上面側にも挿入孔101bが設けられており、設置場所の状況に応じていずれかの挿入孔101aもしくは101bを選択することができる。
また、作動オフ信号に応じてソレノイド機構部113が作動した時点で、プランジャー90aの後退に連動して作動ロッド61も後退して、作動ロッド61の接点押圧部61aが作動部44を押圧する。この結果、2つのロック接点部10がOFF状態となる。
上記のロック解除操作において、アクチュエータ102に引張りが生じている場合は、従来例において説明したように、ロックレバー50(ロック部材)と駆動カム1との間に摩擦力が発生して、ロック解除操作しても、ロックレバー50が中途半端な位置で止まり、ロック接点部の不一致が生じる。そこで、かかる問題を解決するために、本発明の特徴部分として、以下の構成が設けられている。
なお、上記の例では、アクチュエータ102の引張りを解消するために作業者が扉を閉じるようにしたけれども、駆動カム1に吸込み方向(図3における矢印M1方向)の回転力を持たせると、作業者が扉を閉じなくてもアクチュエータ102の引張力を解消するだけでロックレバー50の係合を解除し、ロック接点部10をOFF状態にする事も可能である。
図6はソレノイドがOFF時の実施の形態2に係る安全スイッチの駆動カムの構成を示す断面図、図7はソレノイドがOFF時の操作板62付近の平面図、図8は図7のX2−X2線矢視断面図、図9はソレノイドがON時の操作板62付近の平面図、図10は図9のX3−X3線矢視断面図である。この実施の形態2では駆動カム1に凹部20が形成されておらず、凹部20に代えて、ロックレバー50(より具体的には作動片50c)と操作板62との間の連結部に大きな隙間21を設け、さらに作動ロッド80と作動部44との間に隙間21より小さい間隔の隙間21Aを設けるようしている。即ち、本実施の形態2は、この隙間21,21Aを設けることにより、アクチュエータ102の引張り時にロック解除操作されても、2つのロック接点部10間で接点信号の不一致が生じないように構成したことを特徴とするものである。
換言すれば、ロック手段(ロックレバー50)と、ロック解除手段(作動ロッド61、操作板62など)とは、隙間21により緩やかな連結状態とされており、ロック手段が動かなくても、ロック解除手段(特に作動ロッド61)を大きく動かせることにより、2つのロック接点部10をOFF状態に切り換えて、2つのロック接点部10間で接点信号の不一致が生じないように構成したものである。
図11は実施の形態3に係る安全スイッチのロック手段及びロック解除手段の簡略化した構成図である。この実施の形態3に係る安全スイッチでは、ロック手段としては、駆動カム1の凹部200に嵌まり込む操作ロッド30と、その操作ロッド30の動きをロックするロック部材31とで構成されている。そして、操作ロッド30に突部30aが形成され、ロック部材31には突部30aに係合する凹部31aが形成されている。なお、本実施の形態3においては、ロック部材31はロック手段とロック解除手段の両方の機能を有している。
図12及び図13は実施の形態4に係る安全スイッチのロック手段及びロック解除手段の簡略化した構成図である。なお、図12はソレノイドがOFF時の場合、図13はソレノイドがON時の場合を示している。
(1)上記実施の形態では、ソレノイドが励磁してロック機構によるロックを解除するように構成されていたけれども、本発明はこれに限定されず、ソレノイドの励磁によりロックされ、ソレノイドを非励磁してロックを解除するタイプの安全スイッチにも適用することができる。
21:隙間 31A:第1リンク部
31B:第2リンク部 101:スイッチ本体
102:アクチュエータ
Claims (4)
- スイッチ本体の操作部に進入・後退自在なアクチュエータと、アクチュエータの進入・後退に応じて回動する駆動カムと、アクチュエータがスイッチ本体の操作部に進入した場合に前記駆動カムの回動を規制してアクチュエータをロック状態とするロック手段と、アクチュエータのロック状態及びロック解除状態を検出する複数のロック接点部と、アクチュエータのロック状態を解除するロック解除手段とを備え、ロック解除手段の操作により前記ロック手段はロック状態を解除し、且つ前記ロック接点部の接点状態を切換えるように構成されたロック付き安全スイッチであって、
アクチュエータ引張り時に、前記ロック解除手段が操作されても、前記複数のロック接点部間において接点信号の不一致が生じないようにする接点信号一致手段が設けられ、
前記接点信号一致手段は、前記複数のロック接点部の接点状態を共にON状態又はOFF状態のいずれかに保持させて接点信号の不一致の状態が生じないようにしたことを特徴とするロック付き安全スイッチ。 - スイッチ本体の操作部に進入・後退自在なアクチュエータと、アクチュエータの進入・後退に応じて回動する駆動カムと、アクチュエータがスイッチ本体の操作部に進入した場合に前記駆動カムの回動を規制してアクチュエータをロック状態とするロック手段と、アクチュエータのロック状態及びロック解除状態を検出する複数のロック接点部と、アクチュエータのロック状態を解除するロック解除手段とを備え、ロック解除手段の操作により前記ロック手段はロック状態を解除し、且つ前記ロック接点部の接点状態を切換えるように構成されたロック付き安全スイッチであって、
アクチュエータ引張り時に、前記ロック解除手段が操作されても、前記複数のロック接点部間において接点信号の不一致が生じないようにする接点信号一致手段が設けられ、
前記接点信号一致手段は、前記複数のロック接点部の接点状態を共に、ロック状態時におけるON状態又はOFF状態のいずれか一方の状態から他方の状態に切り換えさせて接点信号の不一致の状態が生じないようにしたことを特徴とするロック付き安全スイッチ。 - 前記接点信号一致手段は、前記ロック手段が動かないことによって、前記ON状態又はOFF状態のいずれかの状態を保持することを特徴とする請求項1記載のロック付き安全スイッチ。
- 前記接点信号一致手段は、前記ロック手段と前記ロック解除手段とは緩やかな連結状態とされており、ロック手段が動かなくても、ロック解除手段を大きく動かせることにより、前記複数のロック接点部の接点状態を共に、ロック状態時におけるON状態又はOFF状態のいずれか一方の状態から他方の状態に切り換えさせることを特徴とする請求項2記載のロック付き安全スイッチ。
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Family Applications (1)
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