JP2014099350A - キースイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】トラップドキータイプのキースイッチにおいて、危険エリアに閉じ込められた作業者が内側からロックを解除できるキースイッチを提供する。
【解決手段】電磁ソレノイド25の駆動により移動する第1スライド部材47Aと、第1スライド部材の一方向の移動により移動不能となり、他方向の移動により移動可能となる第2スライド部材48Aと、第2スライド部材の移動に連動して、ロック位置とアンロック位置とに移動するロック部材49と、ドアの外側から操作可能に設けられ、第2スライド部材をロック位置とアンロック位置とに移動させるロックアンロック操作手段4,50とを有するキースイッチ1Aにおいて、ドアの内側から操作可能に設けられ、操作の第1段階により第1スライド部材をアンロック位置に移動させるとともに、操作の第2段階により第2スライド部材をアンロック位置に移動させる背面ロック解除部材51Aを設ける。
【選択図】図13

Description

本発明は安全柵で囲まれ内側で作業ロボット等が稼働する危険エリアの出入り口のドアに設けられるキースイッチに関する。
作業者が作業ロボットの点検などにために危険エリアに侵入する場合、作業者がロボット等の機械に巻き込まれて負傷するのを回避する必要がある。このために、特許文献1、2に記載のようなキースイッチが危険エリアのドアに設けられ、ドアが完全に閉まっていないときにロボットなどの機械を停止している。
この種のキースイッチが設けられていても、作業者が危険エリアに立ち入っているのに、作業者がいないと判断して外側からドアがロックされたような場合、作業者が危険エリアの内部に閉じ込められるのを防止するキースイッチが種々提案されている。このようなキースイッチには、背面リリースボタンタイプとトラップドキータイプがある。
背面リリースボタンタイプは、特許文献3、4に記載のように、キースイッチの背面に危険エリアの内側から操作可能な背面リリースボタンが設けられ、キースイッチがロック状態にあっても、危険エリアの内側から背面リリースボタンを押すことで、キースイッチをアンロック状態にし、ドアを開放して外側に脱出することができる。
トラップドキータイプとしては、特許文献5に記載のように、駆動部により作動体がアンロック位置にあるときに、切換部をロック、アンロック位置に回動させる操作体(トラップドキー)を設けたものや、特許文献6に記載のように、ソレノイドにより連結ピースがアンロック位置にあるときに、スライド部材をピースロック部材を介してロック、アンロック方向に摺動させるトラップドキーを設けたものがある。このタイプのキースイッチでは、トラップドキーによりアンロック操作し、トラップドキーを持って危険エリアに立ち入った後、誤ってドアが閉じられたとしても、トラップドキーを取り外していればロック状態とならず、ドアを開くことができ、危険エリアに閉じ込められるのを防止することができる。
特開平6−76675号公報 特開平10−334772号公報 特開平10−302580号公報 国際公開2007−066803号公報 特開2000−207979号公報 特開2006−228616号公報
しかし、トラップドキータイプでは、複数の作業者が危険エリアに立ち入り、そのうちトラップドキーを所持していた作業者が危険エリアの外に出て、全員外に出たと誤認してドアをロックした場合、危険エリアに残った作業者は危険エリアに閉じ込められてしまうことがある。このため、危険エリアに閉じ込められた作業者が内側からロックを解除できるようなキースイッチが要請されている。
このため、トラップドキータイプにおいても、背面リリースボタンタイプのように、キースイッチの背面に危険エリアの内側から操作可能なレバーやボタンが設けることが考えられるが、トラップドキータイプでは、ソレノイドにより駆動される部材と、トラップドキーにより操作される部材との2部材を有し、それらの移動方向が異なるため、背面リリースボタンを設けて、これらの2部材を同時に移動させることが困難であった。
そこで、本発明は、トラップドキータイプのキースイッチにおいて、危険エリアに閉じ込められた作業者が内側からロックを解除できるキースイッチを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、
ドア閉鎖時にドアに設けられたドア開閉部材を受け入れ、ドア開放時に前記ドア開閉部材を解放するラッチ機構の動作に連動してドアの開閉を検出する第1スイッチと、
ドア開信号又はドア閉信号に基づいて駆動する駆動手段によるロック及びアンロックを検出する第2スイッチと、
前記駆動手段の駆動により移動する第1スライド部材と、
前記第1スライド部材の一方向の移動により移動不能となり、他方向の移動により移動可能となる第2スライド部材と、
前記第2スライド部材の移動に連動して、ロック位置とアンロック位置とに移動するロック部材と、
ドアの外側から操作可能に設けられ、前記第2スライド部材をロック位置とアンロック位置とに移動させるロックアンロック操作手段と、
からなるキースイッチにおいて、
ドアの内側から操作可能に設けられ、操作の第1段階により前記第1スライド部材をアンロック位置に移動させるとともに、操作の第2段階により前記第2スライド部材をアンロック位置に移動させる背面ロック解除部材を設けたものである。
具体的には、前記第1スライド部材は、前記駆動手段の駆動により第1軸に沿って第1方向と該第1方向と反対の第2方向に移動するように形成され、
前記第2スライド部材は、前記第1スライド部材の第1方向の移動により、前記第1軸に垂直な第2軸に沿って第3方向と該第3方向と反対の第4方向に移動可能で、前記第1スライド部材の第2方向の移動により、前記第3方向及び前記第4方向に移動不能となるように形成され、
前記ロック部材は、前記第2スライド部材が前記第3方向に移動するのに連動して、前記ラッチ機構が前記ドア開閉部材を受け入れた状態に前記ラッチ機構をロックするロック位置と、前記第2スライド部材が前記第4方向に移動するのに連動して、前記ラッチ機構が前記ドア開閉部材を解放可能な状態にするアンロック位置とに移動するように形成され、
前記ロックアンロック操作手段は、前記第2スライド部材を前記第3方向及び前記第4方向に移動させるように形成され、
前記背面ロック解除部材は、操作の第1段階により前記第1スライド部材を第1方向に移動させるとともに、操作の第2段階により前記第2スライド部材を第3方向に移動させるように形成されている。
前記構成では、作業者がドアの内側にいるにも拘わらずドアがロックされた場合、作業者が背面ロック解除部材をドアの内側から操作すると、操作の第1段階により第1スライド部材が第1方向に移動し、操作の第2段階により第2スライド部材が第3方向に移動する結果、ロック部材がアンロック位置に移動し、アンロック状態となるので、作業者はドアを開放して外側に脱出することができる。
前記背面ロック解除部材は、押し込み操作可能に設けられてもよい。
この場合、前記第1スライド部材又は前記背面ロック解除部材の少なくともいずれかに、前記背面ロック解除部材の操作の第1段階により前記第1スライド部材を第1方向に移動させる第1傾斜面を設け、
前記第2スライド部材又は前記背面ロック解除部材の少なくともいずれかに、前記背面ロック解除部材の操作の第2段階により前記第2スライド部材を第3方向に移動させる第2傾斜面を設けることができる。
前記構成では、作業者が背面ロック解除部材をドアの内側から操作すると、操作の第1段階により、背面ロック解除部材と第1スライド部材の少なくともいずれかに設けた第1傾斜面上を他方の部材が摺動して、第1スライド部材が第1方向に移動し、続いて操作の第2段階により、背面ロック解除部材と第1スライド部材の少なくともいずれかに設けた第2傾斜面上を他方の部材が摺動して、第2スライド部材が第3方向に移動する結果、ロック部材がアンロック位置に移動し、アンロック状態となるので、作業者はドアを開放して外側に脱出することができる。
前記背面ロック解除部材は、回転操作可能に設けられてもよい。
この場合、前記背面ロック解除部材に、前記背面ロック解除部材の操作の第1段階により前記第1スライド部材を押圧して第1方向に移動させる第1押圧部を設け、
前記背面ロック解除部材に、前記背面ロック解除部材の操作の第2段階により前記第2スライド部材を押圧して第3方向に移動させる第2押圧部を設けることができる。
前記構成では、作業者が背面ロック解除部材をドアの内側から操作すると、操作の第1段階により、背面ロック解除部材に設けた第1押圧部が第1スライド部材を押圧して第1方向に移動し、続いて操作の第2段階により、背面ロック解除部材に設けた第2押圧部が第2スライド部材を押圧して、第2スライド部材が第3方向に移動する結果、ロック部材がアンロック位置に移動し、アンロック状態となるので、作業者はドアを開放して外側に脱出することができる。
前記背面ロック解除部材を操作する操作レバーを設けてもよい。
前記構成では、閉じ込められた作業者は操作レバーにより背面ロック解除部材の操作を迅速に行うことができる。
本発明にかかるキースイッチによれば、トラップドキータイプのキースイッチにおいて、作業者がドアの内側にいるにも拘わらずドアがロックされた場合、作業者が背面ロック解除部材をドアの内側から操作すると、操作の第1段階、第2段階により第1スライド部材と第2スライド部材が移動する結果、アンロック状態となるので、危険エリアに閉じ込められた作業者が内側からロックを解除し、ドアを開放して外側に脱出することができ、安全性を確保することができる。
本発明の第1実施形態によるキースイッチの正面斜め上から見た斜視図。 図1のキースイッチの背面斜め上から見た斜視図。 図1のキースイッチのロックアンロック操作キー、カバー、内カバー、ヘッドカバーを取り外した斜視図。 図1のキースイッチの正面図。 ラッチ機構の部分断面図。 ロック・アンロック機構の斜視図。 第1スライド部材の一方向及び他方向から見た斜視図。 第2スライド部材の一方向及び他方向から見た斜視図。 ロック部材の一方向及び他方向から見た斜視図。 ロックアンロック操作レバーの斜視図。 背面ロック解除部材の斜視図。 ロックアンロック操作レバーによるロック・アンロック機構の動作を示す正面図。 背面ロック解除部材によるロック・アンロック機構の動作を示す正面図。 本発明の第2実施形態によるキースイッチの背面斜め上から見た斜視図。 図14のキースイッチのロック・アンロック機構の斜視図。 第1スライド部材の斜視図。 第2スライド部材の斜視図。 背面ロック解除部材の斜視図。 背面ロック解除部材によるロック・アンロック機構の動作を示す正面図。 本発明の第3実施形態によるキースイッチの背面斜め上から見た斜視図。 図20のキースイッチの操作レバーの断面図。
次に、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
<第1実施形態>
図1、図2は、本発明の第1実施形態に係るキースイッチ1Aの外観を示す。キースイッチ1Aは、生産工場で安全柵に囲まれて作業ロボットなどが配置された危険エリアの出入口に取り付けられる。キースイッチ1Aは、スイッチケース2と、ドア開閉部材3と、ロックアンロック操作手段の一部であるロックアンロック操作キー4とを備えている。以下の説明において、ロックアンロック操作キー4が装着される面を前面とし、この前面に対して上下、左右、裏の各側の面を、上面、底面、左側面、右側面、背面といい、前面から背面に向かう方向をX方向、左側面から右側面に向かう方向をY方向、底面から上面に向かう方向をZ方向いい、これらの方向にX,Y,Z軸を設定する。
スイッチケース2は、ドアの可動端に隣接する安全柵の外側に取り付けられている。このスイッチケース2は、ケース本体5と、カバー6と、ヘッドカバー7とで構成されている。ケース本体5は、図3に示すように前面に開口部8を有する箱形である。ケース本体5の背面には、図2に示すように、円形孔9が形成され、この円形孔9に後述する背面ロック解除部材51Aが取り付けられるスリーブ10が一体に形成されている。カバー6は、図3に示すように、ケース本体5の開口部8を覆うように形成されている。カバー6の略中央には、ロックアンロック操作キー4が着脱可能なキーホルダ11が挿入されている。このキーホルダ11はナット20によりカバー6に固定されている。ヘッドカバー7は、底面及び左側面が開口し、ケース本体5の上方右角部を覆う箱形である。ヘッドカバー7の前面及び天面には、ドア開閉部材3が挿入される挿入口12a,12bが形成されている。ドア開閉部材3の取付け方向に応じて、いずれかの挿入口12a,12bを選択できるようになっている。
ドア開閉部材3は、図1に示すように、安全柵のドアに取り付けられる取付部13と、この取付部13に対して90°屈曲し、ヘッドカバー7の挿入口12a,12bに挿入さる挿入部14とを有している。挿入部14には、後述するラッチ機構24の係合部37と係合する矩形の係合孔15が形成されている。
ロックアンロック操作キー4は、図3に示すように、先端に係合突起16を有する筒状のキー本体17と、後端に取り付けられたグリップ18とからなる公知のキーである。
スイッチケース2の内側には、図3に示すように、カバー6に重なるように内カバー19がケース本体5に取り付けられている。
ケース本体5の内側には、図4に示すように、第1スイッチ21、第2スイッチ22、ターミナル基板23、ラッチ機構24、駆動手段としての電磁ソレノイド25、ロックアンロック機構26が配設されている。
第1スイッチ21は、ケース本体5の正面から見て、下部右側に配設され、上方に突出する操作体27が下方に押されると内部の接点が閉成又は開成し、操作体27の押圧が解除されると復帰ばね(不図示)により上方に復帰して接点が開成又は閉成するように構成されている。第1スイッチ21は、3対の接点を有し、本実施形態では2つの接点が使用されているが、用途に応じて少なくともいずれかの接点が使用される。
第2スイッチ22は、ケース本体5の正面から見て、下部左側に配置されている。第2スイッチ22は、第1スイッチ21と同様に、上方に突出する操作体28が下方に押されると内部の接点が閉成又は開成し、操作体の押圧が解除されると復帰ばね(不図示)により上方に復帰して接点が開成又は閉成するように構成されている。第2スイッチ22は、3対の接点を有するが、用途に応じて少なくともいずれかの接点が使用される。第2スイッチ22の接点は、バスバー29a,29bにより第1接点21の接点と直列に接続されている。
ターミナル基板23は、ケース本体の正面から見て上部左側に配設されている。ターミナル基板23は、図示しない表示灯、電磁ソレノイド25への通電端子30a〜30dを備えている。
ラッチ機構24は、ケース本体5の上部右側に設けられ、図3に示すように、ヘッドカバー7により覆われている。ラッチ機構24は、大略、ベース部材31と、カム体32と、プランジャ33とで構成されている。
ベース部材31は、両側に突出部34を有し、ケース本体5の正面から見てU字形になるように、ケース本体5に取り付けられている。両側の突出部34の間にはシャフト35がY方向に掛け渡されている。
カム体32は、ベース部材35の突出部34の間に位置するようにシャフト35に取り付けられ、Y軸の周りに回動可能になっている。カム体32は、図5に示すように、上半分の周縁に、ヘッドカバー7の挿入口12aから挿入されるドア開閉部材3の挿入部14が進入する2つの凹部36と、この凹部36に隣接して位置し、ドア開閉部材3の係合孔15に係合する2つの係合部37とが形成され、下半分には、シャフト35を囲むように略U字形のカム溝38が形成され、カム溝38の底壁がカム面となっている。カム溝38の両側壁には、カム面に沿って略U字形のガイド孔39が形成されている。
プランジャ33は、上半分に大径部40、下半分に小径部41を有する。プランジャ33の上端、すなわち大径部40の上端は、カム体32のカム面に摺接する摺接部42と、カム体32のガイド孔39に係合する摺動ピン43とを有している。プランジャ33の下端、すなわち小径部41の下端は、第1スイッチ21の操作体27に係合する係合部44が形成されている。
駆動手段としての電磁ソレノイド25は、図4に示すように、ケース本体5の上部左側に設けられている。電磁ソレノイド25は、Z軸方向に移動可能なプランジャ45を有している。プランジャ45の下端には、係合部46が形成されている。
ロックアンロック機構26は、図6に示すように、第1スライド部材47Aと、第2スライド部材48Aと、ロック部材49とから構成され、さらにロックアンロック操作手段としてのロックアンロック操作レバー50と、背面ロック解除部材51Aとを有している。
第1スライド部材47Aは、図4に示すように、電磁ソレノイド25と第2スイッチ22との間に配設されている。図7に示すように、第1スライド部材47Aの上端には、電磁ソレノイド25のプランジャ45の係合部46が係合するプランジャ係合溝52が形成され、下端には、第2スイッチ22の操作体28に係合するスイッチ係合溝53が形成されている。第1スライド部材47Aの背面には、係合突起54が形成されている。第1スライド部材47Aの右側面下部には、Y方向に延びる延長部55が形成され、この延長部55の背面には、Y軸に平行な上角部から斜め下方に45°で傾斜する傾斜面56が形成されている。すなわち、この傾斜面56は、Y軸に平行でX軸及びZ軸に対して45°をなす。第1スライド部材47Aは、電磁ソレノイド25の駆動により、Y方向及びY方向と反対の方向にスライド可能になっている。
第2スライド部材48Aは、図4に示すように、第1スライド部材47Aの背後で第1スライド部材47Aと部分的に重なるように配置されている。図8に示すように、第2スライド部材48Aは、前面を見て左側にスライド孔57、右側にピン挿入孔58が形成されている。スライド孔57は、正面からみてL字形で、Z方向に延びる縦スライド部57aと、Y方向に延びる横スライド部57bとからなっている。第2スライド部材48Aの前面の中間には、X方向と反対方向に突出する突出部59が形成されている。この突出部59の正面には係合凹部60が形成されている。また、突出部59の右側面下部からY方向に延びる延長部61が形成され、この延長部61の下面にZ方向と反対方向に突出する係合突出部62が形成されている。この係合突出部62の背面には、Z軸に平行な右角部から斜め後方に45°で傾斜する傾斜面63が形成されている。すなわち、この傾斜面63は、Z軸に平行でX軸及びY軸に対して45°をなす。
ロック部材49は、図4に示すように、ラッチ機構24と第1スイッチ21の間に配設されている。図9に示すように、ロック部材49は、右端に切欠き部64が形成され、左端にはY方向と反対方向に延び、屈曲してX方向に延びるアーム部65が形成されている。切欠き部64は、ラッチ機構24のプランジャ33の大径部40が係合する大切欠き部64aと、この大切欠き部64aに連続してラッチ機構24のプランジャ33の小径部41が係合する小切欠き部64bとからなっている。アーム部65の先端には、X方向に突出して、第2スライド部材48Aのピン挿入孔58に挿入される係合ピン66が形成されている。
ロックアンロック操作手段としてのロックアンロック操作レバー50は、図10に示すように、キーホルダ11に挿入されて回動可能に保持される保持軸67と、この保持軸67の先端にねじ68により固定された回動プレート69とから構成されている。保持軸67は、ロックアンロック操作キー4の係合突起16に係合する係合凹部70を有している。回動プレート69は、保持軸67の軸方向、すなわちX方向と平行に延びる指部71を有し、この指部71の先端には、第2スライド部材48Aの係合凹部60に係合する係合部72が形成されている。
背面ロック解除部材51Aは、図11に示すように、円形断面の棒状形状の本体部73を有している。背面ロック解除部材51Aは、X方向の先端に人が押し操作可能なボタン部74とキー75が形成され、X方向と反対方向の先端部に第1押圧部76と第2押圧部77とが形成されている。第1押圧部76は、本体部73の上下部分を切り欠いて板状に形成されている。第2押圧部77は、第1押圧部75よりX方向後側の本体部73の周4分の1の部分を切り欠いて形成されている。背面ロック解除部材51Aは、図2に示すように、ケース本体5の背面に形成されたスリーブ10にX方向に移動可能に、かつキー75によりX軸周りに回転不能に取り付けられている。背面ロック解除部材51Aは、図示しないばね部材によりX方向に付勢されることが好ましい。そして、背面ロック解除部材51Aの第1押圧部76は、X軸と反対方向の先端が第1スライド部材47Aの傾斜面56を押圧するように形成され、第2押圧部77は、Z軸に平行な角部が第2スライド部材48Aの傾斜面63を押圧するように形成されている。
次に、以上の構成からなるキースイッチ1Aの動作を説明する。
いま、安全柵のドアが閉じられ、ロックアンロック操作キー4によりロックアンロック操作レバー50がロック位置に移動し、電磁ソレノイド25が駆動していないロック状態にあるとする。
安全柵のドアが閉じられた状態では、図5において、ドア開閉部材3がラッチ機構24のカム体32の凹部36に進入し、カム体32がシャフト35の回りに時計回りに回動し、係合部37がドア開閉部材3の係合孔15に係合する一方、プランジャ33の摺動ピン43がガイド孔39に沿って移動する結果、プランジャ33がZ方向に引き上げられて、大径部40と小径部41の間の段部40aがロック部材49より上方に位置して、ロック部材49の小切欠き部64bと係合可能な状態になっている。また、プランジャ33のZ方向への引き上げにより、第1スイッチ21の操作体27が引き上げられ、第1スイッチ21は閉成している。
ロックアンロック操作キー4によりロックアンロック操作レバー50が時計回り方向に回動されてロック位置に移動している状態では、第2スライド部材48AはY方向(図12において右方向)に移動し、これに伴いロック部材49もY方向(図12において右方向)に移動し、小切欠き部64bがプランジャ33の小径部41に係合している。また第1スライド部材47Aは、その係合突起54が第2スライド部材48Aの縦スライド部57aに位置して、Z方向及びこれと反対方向にスライド可能になっている。第2スイッチ22は、その操作体28が復帰ばねによる付勢力で押し上げられて閉成している。また、第2スイッチ22の操作体28の押し上げにより、第1スライド部材47AはZ軸方向に移動して第2スライド部材48Aの縦スライド部57aの上端に位置している。この結果、第2スライド部材48Aは、Y方向及びこれと反対方向の移動が阻止されている。また、ラッチ機構24のプランジャ33はZ方向と反対方向の移動が阻止され、これに伴いラッチ機構24のカム体32は反時計回りの回動が阻止されている。この結果、ドア開閉部材3は引き抜き不能となり、ロック状態になっている。また、第1スイッチ21と第2スイッチ22の閉成により、ロボットなどの電源回路がオンして、安全柵内に配置されたロボットなどが駆動可能な状態になっている。
安全柵内でロボットなどが駆動している状態で点検などのためにドアを開ける場合、外部からのドア開信号または機械停止信号に基づいて電磁ソレノイド25が通電される。電磁ソレノイド25への通電により、図12(a)においてプランジャ45が下方に突出し、第1スライド部材47AをZ方向と反対方向に押し下げる。これにより、図12(b)に示すように、第1スライド部材47Aの係合突起54が第2スライド部材48Aのスライド孔57の縦スライド部57aを下方に移動し、第2スライド部材48Aは横スライド部57b内をY方向と反対方向に移動可能な状態となる。また、第1スライド部材47Aの下方への移動により、第2スイッチ22の操作体28が押されて、第2スイッチ28が開成する。この結果、電源回路がオフして、ロボットなどが停止状態となる。
次に、ロックアンロック操作キー4を反時計回り方向に回動し、ロックアンロック操作レバー50をアンロック位置に回動させると、図12(c)に示すように、第2スライド部材48Aの係合凹部60に係合しているロックアンロック操作レバー50の係合部72が第2スライド部材48AをY方向と反対方向に移動し、これに伴いロック部材49もY方向と反対方向に移動し、ロック部材49の小切欠き部64bがラッチ機構24のプランジャ33の小径部41から外れて、プランジャ33が上下に移動可能な状態となり、アンロック状態となる。
この状態で、作業者がロックアンロック操作キー4をキースイッチ1Aから引き抜いて所持し、ドアを開けると、ドア開閉部材3の係合孔15の縁がカム体32の係合部37を押し、ドア開閉部材3がラッチ機構24のカム体32の凹部36から離脱し、カム体32がシャフト35の回りに反時計回りに回動する一方、プランジャ33の摺動ピン43がガイド孔39に沿って移動する結果、プランジャ33がZ方向と反対方向に押し下げられて、大径部40と小径部41の間の段部40aがロック部材49より下方に位置して、ロック部材49の大欠き部64aと係合する。また、プランジャ33のZ方向と反対方向への押し下げにより、第1スイッチ21の操作体27が押し下げられ、第1スイッチ21は開成する。なお、ドア開閉部材3が凹部36から完全に離脱すると、カム体32は図示しない復帰ばねにより、図5の状態に保持される。
ロックアンロック操作キー4がアンロック状態で引き抜かれている限り、ドアが閉じられても、第2スライド部材48Aはアンロック位置のままである。したがって、安全柵の危険エリアに立ち入った作業者は、ロックアンロック操作キー4を所持していれば、ロボットなどの機械が駆動することはないし、危険エリアに閉じ込められることもない。
しかし、複数の作業者が危険エリアに立ち入り、そのうちロックアンロック操作キー4を所持した1人の作業者が所用を済ませて危険エリアから出て、他の作業者がまだ危険エリアに残っていることを確認せず、あるいは、全員外に出たと勘違いして、ロックアンロック操作キー4をキースイッチ1Aに差し込んでロック位置に操作した場合、他の作業者は危険エリアに閉じ込められる。また、引き続きドア閉鎖信号が発せられて電磁ソレノイド25がオフされてしまうと、電源回路がオンして、安全柵内に配置されたロボットなどが駆動され、作業者が極めて危険な状態に晒される。
このような場合、本発明では、キースイッチ1Aに背面ロック解除部材51Aを有しているために、簡単に危険エリアから脱出することができる。この背面ロック解除部材51Aの動作を以下に説明する。
図13(a)に示すように、第2スライド部材48Aがロック位置にあり、第1スライド部材47Aもロック位置にある状態から、危険エリアの内部に取り残された作業者がキースイッチ1Aの背面にある背面ロック解除部材51Aを押すと、背面ロック解除部材51Aは、X方向と反対方向に移動する。
背面ロック解除部材51Aの押し操作の第1段階では、背面ロック解除部材51Aの第1押圧部76が第1スライド部材47Aの傾斜面56を押圧するため、図13(b)に示すように、第1スライド部材47Aは押し下げられてZ方向と反対方向にアンロック位置に移動する。
続いて、背面ロック解除部材51Aの押し操作の第2段階では、背面ロック解除部材51Aの第2押圧部77が第2スライド部材48Aの傾斜面63を押圧するため、図13(c)に示すように、第1スライド部材47Aは押し寄せられてY方向と反対方向にアンロック位置に移動する。これに伴い、ロック部材49もY方向と反対方向にアンロック位置に移動する。
これにより、ロック部材49の小切欠き部64bがラッチ機構24のプランジャ33の小径部41から外れ、プランジャ33は上下に移動可能な状態となる。この結果、危険エリアに閉じ込められた作業者は内側からドアを開放して、脱出することができる。
<第2実施形態>
図14は、本発明の第2実施形態に係るキースイッチ1Bの背面からの外観を示す。このキースイッチ1Bは、第1実施形態の背面ロック解除部材51Aが押しボタン形であるのに対して、回転ノブ形の背面ロック解除部材51Bとし、これに伴って図15に示すように、第1スライド部材47Bと第2スライド部材48Bの形状を変更した以外は第1実施形態と同一であり、対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。
この第2実施形態で使用する第1スライド部材47Bは、図16に示すように、延長部55の背面に第1実施形態の第1スライド部材47Aにあるような傾斜面56が設けられていない。
第2スライド部材47Bは、図17に示すように、突出部62に第1実施形態の第2スライド部材47Aにあるような傾斜面63が設けられていない。
背面ロック解除部材51Bは、図18に示すように、円形断面の棒状形状の本体部78を有している。背面ロック解除部材51Bは、X方向の先端に人が回動操作可能なノブ部79とストッパ80が形成され、X方向と反対方向の先端部に第1押圧部81と第2押圧部82とが形成されている。第1押圧部81は、本体部78の図18において上半分を切り欠いて半円柱状に形成されている。第2押圧部82は、第1押圧部81よりX方向後側の本体部78の図18において下半分を切り欠いて半円柱状に形成されている。背面ロック解除部材51Bは、図14に示すように、スイッチケース2の背面に形成されたスリーブ10に挿入され、スリーブ10の内面に設けた段部(不図示)にストッパ80が係止することで、X軸回りに180°回動可能に取り付けられている。背面ロック解除部材51Bは、図示しないばね部材によりX軸回りの一方向に付勢されることが好ましい。そして、背面ロック部材51Bの第1押圧部81は、半円柱の一側端及び周面が第1スライド部材47Bの延長部55の上面を押圧するように形成され、第2押圧部82は、半円柱の一側端及び周面が第2スライド部材48Bの係合突出部62を押圧するように形成されている。
第2実施形態においても、キースイッチ1Bの背面ロック解除部材51Bにより、危険エリアにとり残された作業者は簡単に危険エリアから脱出することができる。この背面ロック解除部材51Bの動作を以下に説明する。
図19(a)に示すように、第2スライド部材48Bがロック位置にあり、第1スライド部材47Bもロック位置にある状態から、危険エリアの内部に取り残された作業者がキースイッチ1Bの背面にある背面ロック解除部材51Bを回動すると、背面ロック解除部材51Bは、X軸回りに回動する。
背面ロック解除部材51Bの回動操作の第1段階では、背面ロック解除部材51Bの第1押圧部81が第1スライド部材47Bの延長部55の上面を押圧するため、図19(b)に示すように、第1スライド部材47Bは押し下げられてZ方向と反対方向にアンロック位置に移動する。
続いて、背面ロック解除部材51Bの回動操作の第2段階では、背面ロック解除部材51Bの第2押圧部82が第2スライド部材48Bの係合突出部62の側面を押圧するため、図19(c)に示すように、第2スライド部材48Bは押し寄せられてY方向と反対方向にアンロック位置に移動する。これに伴い、ロック部材49もY方向と反対方向にアンロック位置に移動する。
これにより、ロック部材49の小切欠き部64bがラッチ機構24のプランジャ33の小径部41から外れ、プランジャ33は上下に移動可能な状態となる。この結果、危険エリアに閉じ込められた作業者は内側からドアを開放して、脱出することができる。
<第3実施形態>
図20は、本発明の第3実施形態に係るキースイッチ1Cの背面からの外観を示す。このキースイッチ1Cは、第1実施形態の背面ロック解除部材51Aに操作レバー83を設けた以外は第1実施形態と同一であり、対応する部分には同一符号を付して説明を省略する。
操作レバー83は、図21に示すように、スイッチケース2のスリーブ10の先端に取り付けられたケース84と、このケース84の内部にY軸方向に延び両端がケース84の両側壁に支持された作動軸85と、この作動軸85のケース84から突出する一端に取り受けられたハンドル86とから構成されている。作動軸85の中央には周半分が切り欠かれた半円柱状の押動部87が形成されている。ハンドル86は90°回動可能に設けられ、半円柱状の押動部87の平面部87aが背面ロック解除部材51Aの先端に当接する初期位置と、半円柱状の押動部87の周面部87bの一端が背面ロック解除部材51Aの先端に当接するロック解除位置とに回動可能であり、図示しないばねにより初期位置に付勢されている。
危険エリアにとり残された作業者は、操作レバー83を初期位置からロック解除位置に押し下げると、作動軸85の押動部87が回動して背面ロック解除部材51Aの先端を押動する。このため、既に説明したように、ロックアンロック機構26が作動し、内側からドアを開放して、脱出することができる。
なお、第3実施形態の操作レバー83は、第2実施形態の背面ロック解除部材51Bにも適用することができるが、この場合、操作レバー83は、第2実施形態の背面ロック解除部材51BをX軸回りに回動することができるように、背面ロック解除部材51BにX軸回りに回動するように取り付ければよい。
1A,1B,1C キースイッチ
2 スイッチケース
3 ドア開閉部材
4 ロックアンロック操作キー
21 第1スイッチ
22 第2スイッチ
25 電磁ソレノイド
47A、47B 第1スライド部材
48A、48B 第2スライド部材
49 ロック部材
50 ロックアンロック操作レバー
51A,51B 背面ロック解除部材
56 傾斜面
63 傾斜面
76 第1押圧部
77 第2押圧部
81 第1押圧部
82 第2押圧部
83 操作レバー

Claims (7)

  1. ドア閉鎖時にドアに設けられたドア開閉部材を受け入れ、ドア開放時に前記ドア開閉部材を解放するラッチ機構の動作に連動してドアの開閉を検出する第1スイッチと、
    ドア開信号又はドア閉信号に基づいて駆動する駆動手段によるロック及びアンロックを検出する第2スイッチと、
    前記駆動手段の駆動により移動する第1スライド部材と、
    前記第1スライド部材の一方向の移動により移動不能となり、他方向の移動により移動可能となる第2スライド部材と、
    前記第2スライド部材の移動に連動して、ロック位置とアンロック位置とに移動するロック部材と、
    ドアの外側から操作可能に設けられ、前記第2スライド部材をロック位置とアンロック位置とに移動させるロックアンロック操作手段と、
    からなるキースイッチにおいて、
    ドアの内側から操作可能に設けられ、操作の第1段階により前記第1スライド部材をアンロック位置に移動させるとともに、操作の第2段階により前記第2スライド部材をアンロック位置に移動させる背面ロック解除部材を設けたことを特徴とするキースイッチ。
  2. 前記第1スライド部材は、前記駆動手段の駆動により第1軸に沿って第1方向と該第1方向と反対の第2方向に移動するように形成され、
    前記第2スライド部材は、前記第1スライド部材の第1方向の移動により、前記第1軸に垂直な第2軸に沿って第3方向と該第3方向と反対の第4方向に移動可能で、前記第1スライド部材の第2方向の移動により、前記第3方向及び前記第4方向に移動不能となるように形成され、
    前記ロック部材は、前記第2スライド部材が前記第3方向に移動するのに連動して、前記ラッチ機構が前記ドア開閉部材を受け入れた状態に前記ラッチ機構をロックするロック位置と、前記第2スライド部材が前記第4方向に移動するのに連動して、前記ラッチ機構が前記ドア開閉部材を解放可能な状態にするアンロック位置とに移動するように形成され、
    前記ロックアンロック操作手段は、前記第2スライド部材を前記第3方向及び前記第4方向に移動させるように形成され、
    前記背面ロック解除部材は、操作の第1段階により前記第1スライド部材を第1方向に移動させるとともに、操作の第2段階により前記第2スライド部材を第3方向に移動させるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキースイッチ。
  3. 前記背面ロック解除部材は、押し込み操作可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキースイッチ。
  4. 前記第1スライド部材又は前記背面ロック解除部材の少なくともいずれかに、前記背面ロック解除部材の操作の第1段階により前記第1スライド部材を第1方向に移動させる第1傾斜面を設け、
    前記第2スライド部材又は前記背面ロック解除部材の少なくともいずれかに、前記背面ロック解除部材の操作の第2段階により前記第2スライド部材を第3方向に移動させる第2傾斜面を設けたことを特徴とする請求項3に記載のキースイッチ。
  5. 前記背面ロック解除部材は、回転操作可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキースイッチ。
  6. 前記背面ロック解除部材に、前記背面ロック解除部材の操作の第1段階により前記第1スライド部材を押圧して第1方向に移動させる第1押圧部を設け、
    前記背面ロック解除部材に、前記背面ロック解除部材の操作の第2段階により前記第2スライド部材を押圧して第3方向に移動させる第2押圧部を設けたことを特徴とする請求項5に記載のキースイッチ。
  7. 前記背面ロック解除部材を操作する操作レバーを設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のキースイッチ。
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