JP5511413B2 - キャビネットハンドル用ロック機構 - Google Patents
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Description
図1において、1はキャビネット等の扉に固定される中空のハンドル本体、2はハンドル本体1に対して起伏可能なハンドル取手である。中空のハンドル本体1の内部には、ハンドルハウジングが圧入等の適宜の手段により固定されている。この実施形態では、第1ハウジング3と第2ハウジング4とを別個にハンドル本体1に固定する構造としているが、このようにハンドルハウジングを分割することは本発明の要部ではなく、一体型のハンドルハウジングとしても差し支えない。
図3、図6に示されるように、ハンドル取手2の先端部はハンドル本体1側に屈曲され、その内側に凹状の係合部12が形成されている。また第2ハウジング4には、ハンドル取手2を開放不能に鎖錠するロック部材13が下部の軸14によって揺動可能に枢着されている。このロック部材13は先端部にハンドル取手2の凹状の係合部12と係合する係合爪15を備えている。このため図6に示す係合状態ではハンドル取手2はロックされており、図7に示すようにロック部材13を倒して係合爪15をハンドル取手2の凹状の係合部12から外さなければ、ハンドル取手2を持ち上げることはできない。
シリンダ錠30は図5に示すように円筒部31で覆われており、その下部の偏心位置に突起32を備えている。円筒部31は第2ハウジング4の筒状部33に固定されているが、突起32はベース部材16の端部に形成された長孔34に嵌合されている。
先ず図3、図6に示すように、ロック部材13の係合爪15をハンドル取手2の凹状の係合部12と係合させた状態では、ハンドル取手2は持ち上げることはできないロック状態にある。ロックを解除する際には管理室から電源スイッチを予め投入し開錠が可能な状態にする。この段階では、まだロック部材13の係合爪15はハンドル取手2の係合部12と係合している。次に操作者がハンドル取手2に形成した操作ボタン22を押すと、ソレノイド20が励磁され、ロック部材13が図7のように回動してハンドル取手2の係合部12と係合が外れる。この状態において操作者がハンドル取手2を引き起こせば、扉を開くことが可能となる。なお、ロック解除用の制御信号はタイマーリレー等によって所定時間だけ継続してロックが外れるものとし、所定時間経過語には再びロック部材が係合位置に復帰するように設定しておくことが好ましい。
上記構造により、一定時間内にハンドル取手を操作しないと開錠できないためセキュリティが向上するものである。
しかし図9に示す他の実施形態のように、ベース部材16に代えて、腕状部材40によりロック部材13を押圧する構造としてもよい。すなわち、シリンダ錠30の下部の偏心位置に形成した突起32と係合する腕状部材40を、ベース部材の場合と同様にスライドさせロック部材13を押圧するものである。この場合にはロック部材13の軸14はソレノイドを搭載したハンドルハウジングに固定される。なお、腕状部材40がロック部材13を押圧する位置は、プランジャ21がロック部材13に連結位置と同じにすることが好ましい。また、押圧する位置を調整することによって、レバー比を調節してロック部材13に作用する位置を異なるものとし、ソレノイド20及びシリンダ錠30のストロークの差を吸収するものとしてもよい。
2 ハンドル取手
3 第1ハウジング
4 第2ハウジング
6 軸
7 鎖錠用フック
8 軸
9 ピン
10 リンク
11 ピン
12 係合部
13 ロック部材
14 軸
15 係合爪
16 ベース部材
17 手動解除部
18 長孔
19 ピン
20 ソレノイド
21 プランジャ
22 操作ボタン
30 シリンダ錠
31 円筒部
32 突起
33 筒状部
34 長孔
40 腕状部材
50 センサ
Claims (4)
- キャビネットハンドルに組み込まれハンドル取手を閉鎖位置で鎖錠するキャビネットハンドル用ロック機構であって、
軸を中心として回動してハンドル取手を開放不能に鎖錠するロック部材と、
制御信号によりこのロック部材を回動させるソレノイドと、
このロック部材を挟んでソレノイドの反対側に位置し、ロック部材を機械的に回動させるシリンダ錠とを、ハンドル本体のハウジングに取付けたことを特徴とするキャビネットハンドル用ロック機構。 - ロック部材はベース部材に軸支され、シリンダ錠はこのベース部材を駆動してロック部材を回動させることを特徴とする請求項1記載のキャビネットハンドル用ロック機構。
- ロック部材はソレノイドを搭載したハウジングに軸支され、シリンダ錠は該シリンダ錠の下部と係合する腕状部材を駆動してロック部材を回動させることを特徴とする請求項1記載のキャビネットハンドル用ロック機構。
- ロック部材の端部をベース部材の裏面に突出させ、手動解除部としたことを特徴とする請求項2又は3記載のキャビネットハンドル用ロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010020832A JP5511413B2 (ja) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | キャビネットハンドル用ロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010020832A JP5511413B2 (ja) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | キャビネットハンドル用ロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011157739A JP2011157739A (ja) | 2011-08-18 |
JP5511413B2 true JP5511413B2 (ja) | 2014-06-04 |
Family
ID=44589916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010020832A Active JP5511413B2 (ja) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | キャビネットハンドル用ロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5511413B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6525549B2 (ja) * | 2014-10-27 | 2019-06-05 | 河村電器産業株式会社 | 外付け電気錠 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3515083B2 (ja) * | 2001-04-23 | 2004-04-05 | タキゲン製造株式会社 | 引き出し回転操作型扉用ロックハンドル装置 |
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2010
- 2010-02-02 JP JP2010020832A patent/JP5511413B2/ja active Active
Also Published As
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---|---|
JP2011157739A (ja) | 2011-08-18 |
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