JPH10334077A - 行為実行管理装置およびその装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

行為実行管理装置およびその装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH10334077A
JPH10334077A JP14501897A JP14501897A JPH10334077A JP H10334077 A JPH10334077 A JP H10334077A JP 14501897 A JP14501897 A JP 14501897A JP 14501897 A JP14501897 A JP 14501897A JP H10334077 A JPH10334077 A JP H10334077A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータを使用して行う作業の内容に基
づいて、特定のアプリケーションプログラムや文書を自
動的に選択できるようにすること。 【解決手段】 任意の内容の業務を遂行するために行う
べきユーザの行為を表した文字列からなる行為情報を任
意の数の業務毎に用意して格納すると共に、行為情報と
行為を行う際に必要な文書とを関連づけた第1の関連情
報および文書とアプリケーションプログラム105〜1
08とを関連づけた第2の関連情報を少なくとも格納し
た情報格納部201と、画面表示した行為情報のいずれ
かが選択されると、第1の関連情報を参照して、選択さ
れた行為情報に関連する文書を選択すると共に、第2の
関連情報を参照して、選択した文書に関連するアプリケ
ーションプログラムを選択し、選択したアプリケーショ
ンプログラムを用いて実行される一連の行為を管理する
アクション管理部202と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを使
用して行う作業(仕事)の内容に基づいて、特定のアプ
リケーションプログラムや文書を選択できると共に、作
業の内容に応じた処理の全てまたは一部をコンピュータ
に自動的に実行させることができる行為実行管理装置お
よびその装置としてコンピュータを機能させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを用いて作業を行う際に
は、作業の内容に応じたアプリケーションプログラムを
選択して実行するという操作が必要である。例えば、文
書を作成する際にはワードプロセッサを、インターネッ
トのホームページを見る際にはブラウザを選択して起動
し、所望の処理を行うことになる。
【0003】また、予め作成しておいたドキュメントを
利用するような場合には、例えば、ファイル名の一覧を
表示し、一覧表示されたファイル名の中から所望のファ
イル名を選択してドキュメントを画面表示し、所望の処
理を行うことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、作業の内容に適したアプリケーシ
ョンプログラムはいずれであるかという知識が必要とな
るため、作業を行う際に、どのアプリケーションプログ
ラムを用いたら良いかという判断に迷うことがあるとい
う問題があった。
【0005】また、上記従来の技術においては、ファイ
ル名を中心としてドキュメントを管理しているため、所
望の作業を開始するには、ドキュメントの内容や用途が
いかなるものであるかを確認してファイル名を選択する
必要があり、直ちに作業に取り掛かることができないと
いう問題があった。すなわち、従来においては、ドキュ
メントの内容や用途を直ちに把握するできるようにファ
イル名やファイル管理の方法を工夫する必要があると共
に、ファイル名からドキュメントの内容や用途を直ちに
把握できない場合には、一々ファイルを開いて確認する
必要があった。したがって、従来では、使用したいドキ
ュメントと異なるドキュメントを選択してしまうという
ことが多々あり、操作上、非常に不便であるという問題
があった。
【0006】さらに、所望のドキュメントを選択した後
は、そのドキュメントをメールとして送信したり、印刷
したりすることが通常である。すなわち、ドキュメント
を検索等によって探し出すのは、そのドキュメントを用
いて何らかの作業を行うことを目的としているからであ
る。しかしながら、従来の技術においては、ドキュメン
トの使い道とは全くかけ離れた次元でドキュメントを管
理しているため、所望のドキュメントを探し出したとし
ても、ユーザはある目的を達成するためにコンピュータ
(アプリケーションプログラム)に何らかの指示を与え
なければならず、複数回の操作が必要であるという問題
があった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、コンピュータを使用して行う作業(仕事)の内容に
基づいて、特定のアプリケーションプログラムや文書を
自動的に選択できると共に、作業の内容に応じた処理の
全てまたは一部をコンピュータに自動的に実行させるこ
とができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の行為実行管理装置は、任意の内容の業務
を遂行するために行うべきユーザの行為を表した文字列
を行為情報と定義して、前記行為情報を任意の数の業務
毎に用意すると共に、前記用意された行為情報を、特定
のアプリケーションプログラムの実行を指定する第1の
行為情報と、前記第1の行為情報を指定する第2の行為
情報とに分類して格納し、かつ、前記第1の行為情報と
対応する特定のアプリケーションプログラムを関連付け
る第1の関連情報と、前記第2の行為情報と前記第1の
行為情報を関連付ける第2の関連情報とを格納する情報
格納手段と、前記第1および第2の行為情報のうち、予
め定められた前記第1または/および第2の行為情報を
前記情報格納手段から読み出して表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示された前記第1の行為情報が
選択された場合に、前記第1の関連情報を参照して、該
当するアプリケーションプログラムの実行制御を行い、
前記第2の行為情報が選択された場合に、前記第2の関
連情報を参照して、該当する第1の行為情報の表示制御
を行う行為実行制御手段と、を備えたものである。
【0009】すなわち、請求項1の行為実行管理装置に
おいては、任意の内容の業務を遂行するために行うべき
ユーザの行為を表した文字列を行為情報と定義して、行
為情報を任意の数の業務毎に用意すると共に、用意され
た行為情報を、特定のアプリケーションプログラムの実
行を指定する第1の行為情報と、第1の行為情報を指定
する第2の行為情報とに分類して格納し、かつ、第1の
行為情報と対応する特定のアプリケーションプログラム
を関連付ける第1の関連情報と、第2の行為情報と第1
の行為情報を関連付ける第2の関連情報とを格納してお
く。そして、第1および第2の行為情報のうち、予め定
められた第1または/および第2の行為情報を読み出し
て表示し、表示された第1の行為情報が選択された場合
に、第1の関連情報を参照して、該当するアプリケーシ
ョンプログラムの実行制御を行い、第2の行為情報が選
択された場合に、第2の関連情報を参照して、該当する
第1の行為情報の表示制御を行う。
【0010】また、請求項2の行為実行管理装置は、任
意の内容の業務を遂行するために行うべきユーザの行為
を表した文字列を行為情報と定義して、前記行為情報を
任意の数の業務毎に用意すると共に、前記用意された行
為情報を、特定のアプリケーションプログラムの実行お
よび使用する文書を指定する第1の行為情報と、前記第
1の行為情報を指定する第2の行為情報とに分類して格
納し、かつ、前記第1の行為情報と対応する特定のアプ
リケーションプログラムおよび文書を関連付ける第1の
関連情報と、前記第2の行為情報と前記第1の行為情報
を関連付ける第2の関連情報とを格納する情報格納手段
と、前記第1および第2の行為情報のうち、予め定めら
れた前記第1または/および第2の行為情報を前記情報
格納手段から読み出して表示する表示手段と、前記表示
手段によって表示された前記第1の行為情報が選択され
た場合に、前記第1の関連情報を参照して、該当する文
書を用いて該当するアプリケーションプログラムの実行
制御を行い、前記第2の行為情報が選択された場合に、
前記第2の関連情報を参照して、該当する第1の行為情
報の表示制御を行う行為実行制御手段と、を備えたもの
である。
【0011】すなわち、請求項2の行為実行管理装置に
おいては、任意の内容の業務を遂行するために行うべき
ユーザの行為を表した文字列を行為情報と定義して、行
為情報を任意の数の業務毎に用意すると共に、用意され
た行為情報を、特定のアプリケーションプログラムの実
行および使用する文書を指定する第1の行為情報と、第
1の行為情報を指定する第2の行為情報とに分類して格
納し、かつ、第1の行為情報と対応する特定のアプリケ
ーションプログラムおよび文書を関連付ける第1の関連
情報と、第2の行為情報と第1の行為情報を関連付ける
第2の関連情報とを格納しておく。そして、第1および
第2の行為情報のうち、予め定められた第1または/お
よび第2の行為情報を読み出して表示し、表示された第
1の行為情報が選択された場合に、第1の関連情報を参
照して、該当する文書を用いて該当するアプリケーショ
ンプログラムの実行制御を行い、第2の行為情報が選択
された場合に、第2の関連情報を参照して、該当する第
1の行為情報の表示制御を行う。
【0012】また、請求項3の行為実行管理装置は、請
求項1または2に記載の行為実行管理装置において、さ
らに、第1および第2の行為情報を表示するか否かを選
択するための表示選択手段を備え、前記表示選択手段
が、前記第2の行為情報のみを一覧表示し、一覧表示し
た第2の行為情報のうち、ユーザによって選択された第
2の行為情報に表示選択情報を付与し、前記表示手段
が、前記表示選択情報が付与された第2の行為情報を表
示するものである。
【0013】すなわち、請求項3の行為実行管理装置に
おいては、さらに、第1および第2の行為情報を表示す
るか否かを選択することができるようにするために、第
2の行為情報のみを一覧表示し、一覧表示した第2の行
為情報のうち、ユーザによって選択された第2の行為情
報に表示選択情報を付与し、表示選択情報が付与された
第2の行為情報を表示する。第1の行為情報は、第2の
行為情報が選択されることにより、第2の関連情報に基
づいて表示されることになる。
【0014】また、請求項4の行為実行管理装置は、請
求項1または2に記載の行為実行管理装置において、前
記第1の行為情報に、該当するアプリケーションプログ
ラムの実行手順を規定した行為実行情報が付与され、前
記行為実行管理手段が、前記行為実行情報に基づいて、
該当するアプリケーションプログラムの実行制御を行う
ものである。
【0015】すなわち、請求項4の行為実行管理装置に
おいては、第1の行為情報に、該当するアプリケーショ
ンプログラムの実行手順を規定した行為実行情報を付与
し、その行為実行情報に基づいて、該当するアプリケー
ションプログラムの実行制御を行う。
【0016】また、請求項5の行為実行管理装置は、任
意の内容の業務を遂行するために行うべきユーザの行為
を表した文字列を行為情報と定義して、前記行為情報を
任意の数の業務毎に用意すると共に、前記用意された行
為情報に対応する行為の内容に基づいて、前記行為情報
を、特定のアプリケーションプログラムの実行を指定す
る第1の行為情報と、特定のアプリケーションプログラ
ムの実行および使用する文書を指定する第2の行為情報
と、前記第1の行為情報または第2の行為情報を指定す
る第3の行為情報とに分類して格納し、かつ、前記第1
の行為情報と対応する特定のアプリケーションプログラ
ムを関連づける第1の関連情報と、前記第2の行為情報
と対応する特定のアプリケーションプログラムおよび文
書を関連づける第2の関連情報と、前記第3の行為情報
と前記第1または第2の行為情報を関連づける第3の関
連情報とを格納した情報格納手段と、前記第1,第2お
よび第3の行為情報のうち、予め定められた前記第1,
第2または/および第3の行為情報を前記情報格納手段
から読み出して表示する表示手段と、前記表示手段によ
って表示された前記第1の行為情報が選択された場合
に、前記第1の関連情報を参照して、該当するアプリケ
ーションプログラムの実行制御を行い、前記第2の行為
情報が選択された場合に、前記第2の関連情報を参照し
て、該当する文書を用いて該当するアプリケーションプ
ログラムの実行制御を行い、前記第3の行為情報が選択
された場合に、前記第3の関連情報を参照して、該当す
る第1または第2の行為情報の表示制御を行う行為実行
制御手段と、を備えたものである。
【0017】すなわち、請求項5の行為実行管理装置に
おいては、任意の内容の業務を遂行するために行うべき
ユーザの行為を表した文字列を行為情報と定義して、行
為情報を任意の数の業務毎に用意すると共に、用意され
た行為情報に対応する行為の内容に基づいて、行為情報
を、特定のアプリケーションプログラムの実行を指定す
る第1の行為情報と、特定のアプリケーションプログラ
ムの実行および使用する文書を指定する第2の行為情報
と、第1の行為情報または第2の行為情報を指定する第
3の行為情報とに分類して格納し、かつ、第1の行為情
報と対応する特定のアプリケーションプログラムを関連
づける第1の関連情報と、第2の行為情報と対応する特
定のアプリケーションプログラムおよび文書を関連づけ
る第2の関連情報と、第3の行為情報と第1または第2
の行為情報を関連づける第3の関連情報とを格納してお
く。そして、第1,第2および第3の行為情報のうち、
予め定められた第1,第2または/および第3の行為情
報を読み出して表示し、表示された第1の行為情報が選
択された場合に、第1の関連情報を参照して、該当する
アプリケーションプログラムの実行制御を行い、第2の
行為情報が選択された場合に、第2の関連情報を参照し
て、該当する文書を用いて該当するアプリケーションプ
ログラムの実行制御を行い、第3の行為情報が選択され
た場合に、第3の関連情報を参照して、該当する第1ま
たは第2の行為情報の表示制御を行う。
【0018】また、請求項6の行為実行管理装置は、請
求項5に記載の行為実行管理装置において、さらに、前
記第1,第2および第3の行為情報を表示するか否かを
選択するための表示選択手段を備え、前記表示選択手段
が、前記第3の行為情報のみを一覧表示し、一覧表示し
た第3の行為情報のうち、ユーザによって選択された第
3の行為情報に表示選択情報を付与し、前記表示手段
が、前記表示選択情報が付与された第3の行為情報を表
示するものである。
【0019】すなわち、請求項6の行為実行管理装置に
おいては、第1,第2および第3の行為情報を表示する
か否かを選択することができるようにするため、第3の
行為情報のみを一覧表示し、一覧表示した第3の行為情
報のうち、ユーザによって選択された第3の行為情報に
表示選択情報を付与し、表示選択情報が付与された第3
の行為情報を表示する。そして、第3の行為情報が選択
されると、第1または第2の行為情報が第3の関連情報
に基づいて表示されることになる。
【0020】また、請求項7の行為実行管理装置は、請
求項5に記載の行為実行管理装置において、前記第1お
よび第2の行為情報に、該当するアプリケーションプロ
グラムの実行手順を規定した行為実行情報が付与され、
前記行為実行管理手段が、前記行為実行情報に基づい
て、該当するアプリケーションプログラムの実行制御を
行うものである。
【0021】すなわち、請求項7の行為実行管理装置に
おいては、第1および第2の行為情報に、該当するアプ
リケーションプログラムの実行手順を規定した行為実行
情報を付与し、行為実行情報に基づいて、該当するアプ
リケーションプログラムの実行制御を行う。
【0022】また、請求項8のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、前記請求項1〜7のいずれか一つに記
載の行為実行管理装置の各手段としてコンピュータを機
能させるためのプログラムを記録したものである。
【0023】すなわち、請求項8のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体によれば、記録されたプログラムをコ
ンピュータに実行させることにより、上記行為実行管理
装置としてコンピュータを機能させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の行為実行管理装置
およびその装置としてコンピュータを機能させるための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体の実施の形態について、添付の図面を参照しつつ詳
細に説明する。
【0025】〔本発明の概要〕本発明の行為実行管理装
置およびその装置としてコンピュータを機能させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体は、例えば、ユーザが行わなければならない業務
の内容に基づいて、特定のアプリケーションプログラム
を起動させて所定の処理を実行させることを可能とする
と共に、特定のドキュメントに対する処理を特定のアプ
リケーションプログラムで実行させることを可能とする
ものであり、ユーザ自身がアプリケーションプログラム
やドキュメントを直接選択する必要をなくすものであ
る。
【0026】ここにいう業務とは、例えば、「出張に行
く」という業務や「出張に行く」という業務から派生す
る「出張申請書を作成する」という作業、「出張報告書
を作成する」という作業等を含むものである。本発明で
は、これらの業務や作業のことをアクション(行為)と
定義し、かつ、「出張に行く」,「出張申請書を作成す
る」をアクションのアクション名(行為情報)と定義す
ることにする。そして、これらのアクション名を階層構
造で管理し、例えば、出張に行くことになった場合に
は、アクション名「出張に行く」から下位の階層に向か
ってアクション名を選択していくことにより、出張前後
に行わなければならない作業がアクション名として表示
される。そこで、例えば、アクション名「出張申請書を
作成する」を選択すると、自動的に出張申請書のフォー
ムがコンピュータの画面上に表示され、作成を終了する
と、出張申請書を届け出なければならない部署に自動的
にメール送信される。
【0027】すなわち、本発明では、アクション名を選
択することにより、特定のアプリケーションプログラム
が起動され、直ちに所望の作業を行うことができる状態
となり、また、アクション名を選択することにより、ア
プリケーションプログラムに所望の処理を実行させるこ
とができる。
【0028】続いて、〔行為実行管理装置のハードウェ
ア構成〕,〔行為実行管理装置のソフトウェア構成〕,
〔行為実行管理装置の動作〕の順で、本発明の行為実行
管理装置およびその装置としてコンピュータを機能させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体をさらに詳細に説明していくことにする。
【0029】〔行為実行管理装置のハードウェア構成〕
図1は、本実施の形態の行為実行管理装置を実現するた
めのコンピュータのハードウェア構成を示すブロック構
成図である。図1において、100はCPUを、101
はROMを、102はRAMを、103はハードディス
ク装置を、109はキーボードやマウス等の入力装置
を、110はCRT等のディスプレイを、111はネッ
トワーク112に接続された他のコンピュータとの通信
を制御する通信装置をそれぞれ示している。
【0030】ハードディスク装置103には、上述した
アクション名やアクションを管理するアクション管理ソ
フト104と、ワードプロセッサ105,表計算ソフト
106,データベースソフト107,TV会議ソフト1
08等のアプリケーションプログラムと、OS(オペレ
ーティングシステム)109とが格納されている。これ
らは、CPU100に読み出されて実行される。
【0031】〔行為実行管理装置のソフトウェア構成〕
図2は、本実施の形態の行為実行管理装置のブロック構
成図であり、アクション管理ソフト104,ワードプロ
セッサ105,表計算ソフト106,データベースソフ
ト107,TV会議ソフト108およびOS109の関
係を示したものである。
【0032】(1)OS OS109は、ユーザに対して図1に示す装置を効率良
く活用することができる環境を提供し、アクション管理
ソフト104,ワードプロセッサ105,表計算ソフト
106,データベースソフト107,TV会議ソフト1
08等の管理,データの入出力の管理,メモリの割り当
ての管理,画面表示等の処理を行うものである。
【0033】(2) アプリケーションプログラム 本実施の形態においては、後述するアクション管理ソフ
ト104以外のアプリケーションプログラムの例とし
て、ワードプロセッサ105,表計算ソフト106,デ
ータベースソフト107およびTV会議ソフト108を
挙げることにするが、これらに限定するものではない。
なお、ワードプロセッサ105は、文書作成機能を有す
るだけでなく、電子メールの送受信機能をも有するもの
とする。
【0034】(3)アクション管理ソフト アクション管理ソフト104は、情報格納部201と、
アクション管理部202とを備えている。
【0035】 情報格納部201 情報格納部201は、以下に図を用いて説明するアクシ
ョン名関連情報(図3)と、アクション実行関連情報
(図4)を格納している。
【0036】a.アクション名関連情報 図3は、アクション名関連情報を示す説明図である。図
3に示すアクション名関連情報は、予め設定されたアク
ション名同士の関係を規定し、各アクション名を階層構
造を用いて管理するものである。
【0037】図3において、「アクション名」という列
は、ある業務を遂行するための各行為を表したアクショ
ン名を格納するものである。「選択」という列は、後述
するアクション登録処理においてアクション名が選択さ
れているか否かを示すものであり、「1」が選択された
アクション名であることを示しており、このアクション
名のみが画面表示されることになる。「ルート」という
列は、各アクション名が階層構造の最上位に位置するも
のであるか否かを示し、「1」の場合は最上位に位置す
るものを示し、「0」の場合はそれ以外の階層に位置す
るものを示している。また、「サブアクションへのポイ
ンタ」という列は、各アクション名の下位に位置するア
クション名がある場合には、どのアクション名が下位に
位置しているのかを示すものである。
【0038】なお、上記アクション名は、特定のアプリ
ケーションプログラムの実行を指定するもの(例:アク
ション名「東京支社とTV会議をする」,後述する図4
参照),特定のアプリケーションプログラムの実行およ
び使用するドキュメントを指定するもの(例:アクショ
ン名「作成して送信する」,後述する図4参照),およ
び他のアクション名を指定するもの(「サブアクション
へのポインタ」の列にポインタが表示されているもの、
例えば、アクション名「出張申請をする」)に分類され
る。
【0039】ここで、3番のアクション名「出張に行
く」を例に取って各アクション名の関係を具体的に説明
する。アクション名「出張に行く」は、「ルート」の列
に「1」が格納されていることから、階層構造の最上位
に位置するものである。そして、「サブアクションへの
ポインタ」の列を見ると、「6,7,8,9,10」と
表示されているため、アクション名「出張に行く」の下
位にアクション名が登録されていることがわかる。そこ
で、「サブアクションへのポインタ」の列の表示に従っ
て、例えば6番のアクション名を見ると、「出張申請を
する」というアクション名を見つけることができる。こ
のアクション名「出張申請をする」は、アクション名
「出張に行く」の下位に当たるため、「ルート」の列に
は「0」と表示されている。続いて、「サブアクション
へのポインタ」の列を見ると、「12,13」と表示さ
れているため、アクション名「出張申請をする」の下位
にはさらにアクション名が登録されていることがわか
る。この「サブアクションへのポインタ」の列の表示に
従って、例えば13番のアクション名を見ると、「作成
して送信する」というアクション名を見つけることがで
きる。このアクション名「作成して送信する」は、「ル
ート」の列に「0」が表示されており、かつ、「サブア
クションへのポインタ」には下位のアクション名を示す
ポインタが表示されていないため、階層構造の最下位に
位置するものであることがわかる。このように、「サブ
アクションへのポインタ」を各アクション名に付与する
ことにより、ある業務毎にアクション名をグループ化
(以下「アクショングループ」とする)とすることがで
き、さらに、アクショングループ中のアクション名を階
層構造を用いて管理することができるようになる。
【0040】なお、図3において、「サブアクションへ
のポインタ」の表示は任意に変更することができる。例
えば、アクション名「出張に行く」の「サブアクション
へのポインタ」の列に、「14」を登録することによ
り、アクション名「企画書を作成する」を新たに関連づ
けすることができる。
【0041】b.アクション実行関連情報図4は、アク
ション実行関連情報を示す説明図である。図4に示すア
クション実行関連情報は、図3を用いて説明した「サブ
アクションへのポインタ」が表示されていないアクショ
ン名、即ち、特定のアプリケーションプログラムの実行
を指定するアクション名と、特定のアプリケーションプ
ログラムの実行および使用するドキュメントを指定する
アクション名に関するものである。
【0042】図4において、特定のアプリケーションプ
ログラムの実行を指定するアクション名に対しては、対
応する特定のアプリケーションプログラムと、その特定
のアプリケーションプログラムに行わせる一連の処理手
順を規定した実行情報(または実行情報の格納アドレ
ス)とが関連づけられている。一方、特定のアプリケー
ションプログラムの実行および使用するドキュメントを
指定するアクション名に対しては、ドキュメントと、そ
のドキュメントを扱うことができるアプリケーションプ
ログラムと、アプリケーションプログラムにドキュメン
トを用いて行わせる一連の処理手順を規定した実行情報
(または実行情報の格納アドレス)が関連づけられてい
る。なお、単に、アプリケーションプログラムを起動さ
せるためのアクション名の場合等には、実行情報を関連
づけておく必要はない。
【0043】例えば、上述した13番のアクション名
「作成して送信する」には、ドキュメント「出張申請
書」,「ワードプロセッサ」および実行情報「A」が関
連づけられている。例えば、アクション名「作成して送
信する」の実行情報「A」は、ドキュメント「出張申請
書」を作成して終了する際に、担当者に作成した出張申
請書をメール送信するための手順を規定したものであ
る。
【0044】したがって、上述したようにアクション名
「出張に行く」から順にアクション名を選択していき、
最後にアクション名「作成して送信する」を選択する
と、自動的にワードプロセッサ105が起動して出張申
請書を作成することができる状態となる。そして、出張
申請書の作成が完了すると、作成した出張申請書を自動
的にメール送信することができる。
【0045】なお、上記情報格納部201は、RAM1
02やハードディスク装置103等の読み書き可能な記
憶媒体中に設けられる。また、アクション名に関連づけ
られたドキュメントについても同様に、読み書き可能な
記憶媒体中に設けられる。
【0046】 アクション管理部 再び図2に戻って、アクション管理ソフト104のアク
ション管理部202について説明する。アクション管理
部202は、上述した図3のアクション名関連情報を管
理すると共に、図4のアクション実行関連情報に基づい
て、アプリケーションプログラムの起動から終了までの
処理を管理するものである。また、アクション管理部2
02は、図3に示したアクション名を画面表示するため
の処理を制御する。なお、どのように画面表示を行うか
については、後に詳細に説明する。
【0047】〔行為実行管理装置の動作〕次に、上述し
た行為実行管理装置の動作について、(1)アクション
名の登録処理,(2)アクション実行処理の順で説明す
る。
【0048】(1)アクション名の登録処理 図3に示すアクション名関連情報中のアクション名を全
て画面表示することにしても良いが、アクション名を選
択可能にしておくことにより、ユーザが通常行うアクシ
ョンに関するアクション名のみを画面表示することがで
きるようになる。図5は、アクション名の登録処理を示
すフローチャートである。
【0049】ここでは、アクション管理ソフト104が
起動された状態にあるものとする。アクション管理部2
02は、入力装置109からアクション名の登録を要求
する命令を入力すると、図6に示すようなアクション登
録リスト600を画面表示する(S501)。
【0050】ステップS501で画面表示されたアクシ
ョン登録リスト600に表示されたアクション名は、図
3で説明した階層構造の最上位に位置するアクション名
とする。ただし、下位のアクション名を表示できないと
するものではなく、例えば、全てのアクション名をツリ
ー状にして表示することにしても良い。
【0051】そして、ユーザは、画面表示されたアクシ
ョン登録リスト600中のチェックボックス601をマ
ウス等でクリックし、チェックマークを表示させること
により、画面表示するアクション名を選択する(S50
2)。もちろん、選択したアクション名を削除したい場
合には、チェックボックス601をマウス等でクリック
し、チェックマークを消去すれば良い。
【0052】その後、アクション登録リスト600中の
「OK」というボックスがマウス等でクリックされる
と、アクション管理部202は、ユーザの選択結果に基
づいて、図3に示したアクション名関連情報に選択結果
を書き込む(S503)。具体的には、上記ステップS
502において、例えば、アクション名「出張に行く」
の登録が選択された場合には、対応する図3の「選択」
の列の表示を「0」から「1」に書き換える。そして、
アクション名「出張に行く」の下位に関連するアクショ
ン名が存在するか否かを「サブアクションへのポイン
タ」の列の情報で確認し、存在する場合には、そのアク
ション名に対応する「選択」の列の表示を「0」から
「1」に書き換える。一方、例えば、アクション名「特
許明細書を作成する」の削除が選択された場合には、上
記登録の場合の逆の処理、即ち、図3の「選択」の列の
表示を「1」から「0」に書き換える。
【0053】このように、最上位のアクション名を用い
て、画面表示するか否かを選択するのみで、最上位のア
クション名が属するアクショングループ全体を画面表示
するか否かを選択することができ、登録処理の容易化を
図ることができる。
【0054】なお、上述した説明においては、最上位の
アクション名以外のアクション名についても、図3に示
す「選択」の列に「1」または「0」を表示することに
したが、この表示は最上位のアクション名に対してのみ
行うことにしても良い。このようにした場合であって
も、「サブアクションへのポインタ」の列の表示を用い
て、下位のアクション名を表示することが可能であるか
らである。ただし、下位のアクション名に対しても「選
択」の列に「1」または「0」を表示することにより、
下位のアクション名を画面表示するか否かの設定を行う
ことも可能となる。
【0055】また、詳細な説明は省略するが、図3のア
クション名関連情報および図4のアクション実行関連情
報に新規のアクション名や文書等を登録することができ
ることはいうまでもない。
【0056】(2)アクション実行処理 次に、上述したアクション名の登録処理で登録されたア
クション名を用いて、アクションを実行するための処理
を説明する。図7は、本実施の形態の行為実行管理装置
の動作を示すフローチャートである。
【0057】まず、図1に示すコンピュータの起動によ
り、または、入力装置109からの命令により、アクシ
ョン管理ソフト104が起動する(S701)。アクシ
ョン管理ソフト104が起動すると、アクション管理部
202は、図3に示すアクション名関連情報の「ルー
ト」の列を参照し、「ルート」の列に「1」が表示され
ているアクション名を読み出して、これらをアクション
リスト800として画面表示する(S702)。
【0058】図8(a)〜図8(c)は、アクション名
の表示例を示すと共に、アクション名が選択されていく
様子を示す説明図である。アクション管理部202は、
まず、図8(a)に示すように、アクション名を画面表
示する。ユーザは、表示されたアクションリスト800
を参照して、所望のアクションを実行する。ここでは、
業務上必要な調査を行うために出張に行く必要が生じて
いる者をユーザとし、このユーザが上司に対して出張の
申請を行うというアクションを例に取って説明する。
【0059】図8(a)に示すようにアクションリスト
800が表示されると、次に、アクション名の選択処理
が行われる(S703)。まず、図8(a)に示すアク
ションリスト800において、アクション名「出張に行
く」が選択された場合、アクション管理部202は、図
3のアクション名関連情報を参照し、「サブアクション
へのポインタ」の列に表示されたポインタに該当するア
クション名を図8(b)に示すように画面表示する。
【0060】続いて、図8(b)に示すアクションリス
ト800において、アクション名「出張申請をする」が
選択された場合、アクション管理部202は、図3のア
クション名情報を参照し、「サブアクションへのポイン
タ」の列に表示されたポインタに該当するアクション名
を図8(c)に示すように画面表示する。
【0061】さらに、図8(c)に示すアクションリス
ト800において、アクション名「作成して送信する」
が選択された場合、アクション管理部202は、図3の
アクション名関連情報において、アクション名「作成し
て送信する」に対応する「サブアクションへのポイン
タ」の列を参照する。ところが、「サブアクションへの
ポインタ」の列には、下位のアクション名を示すポイン
タが表示されていないため、アクション管理部202
は、図4のアクション実行関連情報を参照する。図4に
おいて、アクション名「作成して送信する」には、ドキ
ュメントとして「出張申請書」が関連づけられていると
共に、ドキュメント「出張申請書」には、ワードプロセ
ッサが関連づけられている。さらに、アクション名「作
成して送信する」には実行情報「A」も設定されてい
る。
【0062】そこで、図7のステップS704におい
て、アクション管理部202は、図4に示すアクション
実行関連情報に従って、ドキュメントとして「出張申請
書」を選択すると共に、ステップS705において、ワ
ードプロセッサ105を選択する。そして、ワードプロ
セッサ105を起動させ、図9に示す出張申請書を画面
表示し、アクション名「作成して送信する」によって示
されたアクションを実行する(S706)。
【0063】ここで、ステップS706におけるアクシ
ョンの実行について、アクション名「作成して送信す
る」によって示されるアクションの実行を例に取って説
明する。
【0064】アクション名「作成して送信する」が選択
されることによって、図9に示すドキュメント「出張申
請書」が画面表示されると、ユーザは、ワードプロセッ
サ105を用いて出張申請書を完成させる。出張申請書
の作成が完了すると、ユーザは、ワードプロセッサ10
5の終了を指示する。ここで、アクション名「作成して
送信する」には、ワードプロセッサ105を終了する際
に、作成したドキュメント「出張申請書」をメール送信
するための処理手順が記述された実行情報「A」が関連
づけられている。
【0065】アクション管理部202は、実行情報
「A」を参照し、ワードプロセッサ105から終了指示
を入力すると、図10に示すように、メールを送信する
か否かを確認するためのダイアログボックス1000を
表示する。ここで、「No」のボタンがマウスでクリッ
クされた場合には、ワードプロセッサ105を終了させ
る。一方、「Yes」のボタンがクリックされた場合に
は、図11に示すように、メールの送信先を選択するた
めのダイアログボックス1100を表示する。
【0066】図11において、送信先が選択され、送信
ボタンがクリックされると、ワードプロセッサ105
は、選択された送信先に作成された出張申請書を送信す
る。これにより、アクション名「作成して送信する」で
示されたアクションの実行が完了する。
【0067】なお、図3に示すアクション名関連情報中
の各アクション名に時間情報、即ち、アクションを行わ
なければならない日付を付与して管理することもでき
る。図12(a)および図12(b)は、アクション名
に時間情報を付与した場合のアクションリスト800の
表示例を示す説明図である。
【0068】アクション名に時間情報を付加した場合、
アクション管理部202は、日付順にアクション名を並
べてアクションリスト800を表示する。時間情報は、
アクション名をアクションリスト800に登録する際に
付加することができ、階層構造の最上位に位置するアク
ション名だけでなく、下位の階層に位置するアクション
名にも付加することができる(図12(b)参照)。
【0069】ここで、アクション名に時間情報を付加し
た場合における行為実行管理装置の動作を説明する。ア
クション管理部202は、各アクション名に付加された
時間情報(日付)が満了する前に、期日が迫っているこ
とを通知する表示を行うことができる。まず、現在の日
付が5月31日である場合、ユーザは、予定の時刻にア
クション名「TV会議をする」を選択する。
【0070】アクション名「TV会議をする」が選択さ
れると、アクション管理部202は、図3のアクション
名関連情報を参照し、「サブアクションへのポインタ」
の列に表示されたポインタに該当するアクション名を、
付加された時間情報と共に図12(b)に示すように画
面表示する。
【0071】図12(b)に示すように、5月31日に
行わなければならないアクションは、アクション名「東
京支社とTV会議をする」である。ユーザによってアク
ション名「東京支社とTV会議をする」が選択される
と、アクション管理部202は、図4のアクション実行
関連情報を参照して、関連づけられたTV会議ソフト1
08を選択し、実行情報「D」に従ってアクションの実
行の制御を行う。ここでは、例えば、TV会議用の機器
の設定や回線の接続等の処理である。
【0072】そして、アクション管理部202は、アク
ションが終了した場合に、対応するアクション名「東京
支社とTV会議をする」に関するアクションが終了した
旨をアクションリストに表示する。例えば、アクション
名「東京支社とTV会議をする」に終了マークを付与し
たり、選択することができないようにしたり、さらに、
アクション名「東京支社とTV会議をする」をアクショ
ンリスト800から削除するといった処理を行う。加え
て、例えば、情報格納部201に終了情報として、アク
ションを行ったアクション名と時間情報とを格納してお
くようにしても良い。
【0073】なお、上述した時間情報によるアクション
名の管理については、一例を示したのみであり、他の管
理方法を用いることにしても良い。
【0074】このように、本実施の形態の行為実行管理
装置によれば、ユーザが行う行為(アクション)を表示
したアクション名を選択することにより、アクションに
対応した処理をコンピュータに実行させることができ
る。すなわち、アプリケーションプログラムの実行およ
び使用するドキュメントを指定するアクション名(例:
「作成して送信する」)を選択した場合には、直ちに使
用するドキュメントを扱うことができるアプリケーショ
ンプログラムが起動されて、作業を開始できる状態とな
る。また、アプリケーションプログラムの実行を指定す
るアクション名(例:「東京支社とTV会議をする)を
選択した場合には、直ちにアプリケーションプログラム
が起動されて、アクションに対応した処理が自動的に実
行される。
【0075】したがって、本実施の形態の行為実行管理
装置によれば、アクション名を選択することによってコ
ンピュータを用いた作業を開始することができるため、
ユーザは、いずれのアプリケーションプログラムがこれ
から行おうとする作業に最適なのかを考えたり、使用し
たい文書の保存先を探したりしなければならないといっ
たことを不要とすることができ、作業性の向上を図るこ
とができる。
【0076】なお、本実施の形態においては、ワードプ
ロセッサ105にメール送信機能が設けられていること
を前提として説明したが、ワードプロセッサ105にメ
ール送信機能がない場合には、アクション管理ソフト1
04自身がメール送信することにしても良い。
【0077】そのため、アクション管理ソフト104に
メール送受信機能を持たせておくことが望ましい。この
メール送受信機能には、受信したメールを一覧表示でき
るだけではなく、メールに対する返信,通知メールをツ
リー状に表示することができる機能を付加することがで
きる。これにより、メールのやり取りや情報の交換履歴
を容易に確認することができるようになる。また、受信
したメールの内容を簡易ビューアで表示する機能や、メ
ールに添付されたファイルの内容を確認する機能を設け
ることもできる。さらに、送信者や受信者等の条件を設
定することにより、メールを検索する機能を設けること
もできる。
【0078】また、アクション管理部202に、第3者
からの電子メールに基づいて、アクションリスト800
に新規なアクション名を登録することができる機能を設
けても良い。例えば、ユーザAがユーザBに出張を命ず
るような場合、ユーザAは、出張を命ずる旨のメールを
作成すると共に、アクション管理部202にアクション
名「出張に行く」の登録処理を行わせるためのフラグを
セットしてユーザBに送信する。そして、ユーザBのコ
ンピュータのアクション管理部202は、ユーザAから
のメールにアクション名「出張に行く」の登録処理を命
ずるフラグがセットされていることを確認し、アクショ
ンリスト800にアクション名「出張に行く」を登録す
る。アクション名「出張に行く」をアクションリスト8
00に登録する際には、アクション名「出張に行く」が
属するアクショングループ全てのアクション名がアクシ
ョンリスト800に登録されることになる。
【0079】また、図4に示すアクション実行関連情報
として、一つのアクション名に対して一つのドキュメン
トを関連付けるようにしたものについて説明したが、一
つのドキュメントとしてではなく、あらゆる種類のドキ
ュメントを関連付けた一つのドキュメント群(バイン
ダ)を関連付けるようにしても良い。
【0080】また、アクション管理ソフト104には、
上述したアクションの管理だけでなく、以下に説明する
〜のような様々な機能を持たせることができる。
【0081】 種類の異なる情報の一元表示機能 この機能は、メール,スケジュール,ファイル,URL
といった種類の異なる情報ドキュメントを一覧表示する
ためのものである。表示の際には、例えば、情報ドキュ
メントをツリー状に表示し、各情報ドキュメントに関連
性をつけて管理することができる。
【0082】 収集条件設定・表示機能 この機能は、上記情報ドキュメントを一覧表示する際
に、収集条件を設定することができ、設定された収集条
件を満たす情報ドキュメントを自動的に収集して表示す
るためのものである。
【0083】 収集条件の複数設定によるマルチビュ
ー機能 この機能は、複数の収集条件を設定することにより、ハ
ードディスク上のドキュメントを条件毎に分類して一覧
表示するためのものである。例えば、「営業部から来た
メール一覧」,「経理部から来たメール一覧」という条
件を設定することにより、営業部からのメールを表示す
るウィンドウと経理部からのメールを表示する2つのウ
ィンドウが開いて、それぞれのウィンドウに受信したメ
ールが一覧表示される。
【0084】 検索・抽出機能 この機能は、任意の条件を設定することにより、大量の
情報の中から目的の情報を取得するためのものである。
例えば、「〜会議の資料」という条件に対しては、オフ
ィスという場面を想定し、「資料」という言葉を「議事
録・報告書・アジェンダ」等の言葉にまで展開し、ユー
ザの意図に合った検索処理を行うようにすることができ
る。また、入力された条件の意味が曖昧で、意味を特定
することが困難な場合には、ユーザに対して適切な問い
返しを行うようにすることもできる。
【0085】 履歴機能 この機能は、上述したように一覧表示された情報ドキュ
メントが起動された履歴を一覧表示するためのものであ
る。履歴の生成・削除については、自動的に行うように
設定することができる。削除については、古い情報から
順に削除することになるが、削除のタイミングはユーザ
が設定することができる。また、履歴には、TO DO
や重要度等の属性を定義することができる。
【0086】 ファイラー機能 この機能は、アクション管理ソフト104で管理してい
る文書ファイルを、実データやショートカットと共に一
覧表示するためのものである。
【0087】 インターネットドキュメント機能 この機能は、インターネットから収集した情報を管理す
るためのものである。収集した情報は、リンクの親子関
係で表示することができ、ドキュメントの見出しには、
HTMLから自動的に取得した<TITLE>を用い
る。
【0088】 スケジューラ機能 この機能は、上述したアクション名の時間情報による管
理の他に、通常のスケジュール管理を行うためのもので
ある。また、ネットワークを介して、第3者のスケジュ
ールを参照することもできる。
【0089】 テロップ表示機能 この機能は、インターネットや、サーバ、ローカルディ
スクからの情報をテロップとして画面表示するための機
能である。さらに、この機能は、イントラネットにおい
て、届出書類の催促等、企業内情報の一斉同報を可能と
すると共に、チャネルを切り替えることにより、特定の
グループ間での同報通知を可能とする。
【0090】さらに、以上説明したアクション管理ソフ
ト104を、ハードディスク装置103以外のフロッピ
ーディスク,CD−ROM,MO,DVD等のコンピュ
ータで読み取り可能な記録媒体に格納し、プログラムの
配布や実行に用いることもできる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の行為実行
管理装置(請求項1)によれば、任意の内容の業務を遂
行するために行うべきユーザの行為を表した文字列を行
為情報と定義して、行為情報を任意の数の業務毎に用意
すると共に、用意された行為情報を、特定のアプリケー
ションプログラムの実行を指定する第1の行為情報と、
第1の行為情報を指定する第2の行為情報とに分類して
格納し、かつ、第1の行為情報と対応する特定のアプリ
ケーションプログラムを関連付ける第1の関連情報と、
第2の行為情報と第1の行為情報を関連付ける第2の関
連情報とを格納する情報格納手段と、第1および第2の
行為情報のうち、予め定められた第1または/および第
2の行為情報を情報格納手段から読み出して表示する表
示手段と、表示手段によって表示された第1の行為情報
が選択された場合に、第1の関連情報を参照して、該当
するアプリケーションプログラムの実行制御を行い、第
2の行為情報が選択された場合に、第2の関連情報を参
照して、該当する第1の行為情報の表示制御を行う行為
実行制御手段と、を備えたため、第1の行為情報が選択
された場合には、直ちに特定のアプリケーションプログ
ラムが起動されて作業を開始することができ、作業性,
操作性の向上を図ることができる。したがって、第1の
行為情報を選択することのみでコンピュータを用いた作
業を開始することができるため、ユーザは、いずれのア
プリケーションプログラムがこれから行おうとする作業
に最適なのかを考える必要をなくすることができ、作業
性の向上を図ることができる。また、第2の行為情報を
設けたため、複数の行為情報を効率よく管理することが
できる。
【0092】また、本発明の行為実行管理装置(請求項
2)によれば、任意の内容の業務を遂行するために行う
べきユーザの行為を表した文字列を行為情報と定義し
て、行為情報を任意の数の業務毎に用意すると共に、用
意された行為情報を、特定のアプリケーションプログラ
ムの実行および使用する文書を指定する第1の行為情報
と、第1の行為情報を指定する第2の行為情報とに分類
して格納し、かつ、第1の行為情報と対応する特定のア
プリケーションプログラムおよび文書を関連付ける第1
の関連情報と、第2の行為情報と第1の行為情報を関連
付ける第2の関連情報とを格納する情報格納手段と、第
1および第2の行為情報のうち、予め定められた第1ま
たは/および第2の行為情報を情報格納手段から読み出
して表示する表示手段と、表示手段によって表示された
第1の行為情報が選択された場合に、第1の関連情報を
参照して、該当する文書を用いて該当するアプリケーシ
ョンプログラムの実行制御を行い、第2の行為情報が選
択された場合に、第2の関連情報を参照して、該当する
第1の行為情報の表示制御を行う行為実行制御手段と、
を備えたため、第1の行為情報が選択された場合には、
直ちに使用する文書を扱うことができるアプリケーショ
ンプログラムが起動されると共に、文書が画面表示され
て作業を開始できる状態になることから、作業性,操作
性の向上を図ることができる。したがって、第1の行為
情報を選択することのみでコンピュータを用いた作業を
開始することができるため、ユーザは、作業に用いる文
書の保存先を探すことや、いずれのアプリケーションプ
ログラムがこれから行おうとする作業に最適なのかを考
える必要をなくすることができ、作業性の向上を図るこ
とができる。また、第2の行為情報を設けたため、複数
の行為情報を効率よく管理することができる。
【0093】また、本発明の行為実行管理装置(請求項
3)によれば、請求項1または2に記載の行為実行管理
装置において、さらに、第1および第2の行為情報を表
示するか否かを選択するための表示選択手段を備え、表
示選択手段は、第2の行為情報のみを一覧表示し、一覧
表示した第2の行為情報のうち、ユーザによって選択さ
れた第2の行為情報に表示選択情報を付与し、表示手段
は、表示選択情報が付与された第2の行為情報を表示す
るため、1回の選択処理で、第1および第2の行為情報
を画面表示するか否かを選択することができ、処理の容
易化を図ることができる。また、最初に第2の行為情報
が表示手段で表示されることになるが、第2の行為情報
が選択されると、第2の関連情報に基づいて、第1の行
為情報が画面表示されることになる。
【0094】また、本発明の行為実行管理装置(請求項
4)によれば、請求項1または2に記載の行為実行管理
装置において、第1の行為情報は、該当するアプリケー
ションプログラムの実行手順を規定した行為実行情報が
付与され、行為実行管理手段は、行為実行情報に基づい
て、該当するアプリケーションプログラムの実行制御を
行うため、ユーザがコンピュータに何回も指示を与える
必要をなくすことができ、第1の行為情報に対応した処
理の全てまたは一部をコンピュータ側で自動的に行うこ
とが可能となる。
【0095】また、本発明の行為実行管理装置(請求項
5)によれば、任意の内容の業務を遂行するために行う
べきユーザの行為を表した文字列を行為情報と定義し
て、行為情報を任意の数の業務毎に用意すると共に、用
意された行為情報に対応する行為の内容に基づいて、行
為情報を、特定のアプリケーションプログラムの実行を
指定する第1の行為情報と、特定のアプリケーションプ
ログラムの実行および使用する文書を指定する第2の行
為情報と、第1の行為情報または第2の行為情報を指定
する第3の行為情報とに分類して格納し、かつ、第1の
行為情報と対応する特定のアプリケーションプログラム
を関連づける第1の関連情報と、第2の行為情報と対応
する特定のアプリケーションプログラムおよび文書を関
連づける第2の関連情報と、第3の行為情報と第1また
は第2の行為情報を関連づける第3の関連情報とを格納
した情報格納手段と、第1,第2および第3の行為情報
のうち、予め定められた第1,第2または/および第3
の行為情報を情報格納手段から読み出して表示する表示
手段と、表示手段によって表示された第1の行為情報が
選択された場合に、第1の関連情報を参照して、該当す
るアプリケーションプログラムの実行制御を行い、第2
の行為情報が選択された場合に、第2の関連情報を参照
して、該当する文書を用いて該当するアプリケーション
プログラムの実行制御を行い、第3の行為情報が選択さ
れた場合に、第3の関連情報を参照して、該当する第1
または第2の行為情報の表示制御を行う行為実行制御手
段と、を備えたため、第1の行為情報が選択された場合
には、直ちに特定のアプリケーションプログラムが起動
されて作業を開始することができ、また、第2の行為情
報が選択された場合には、直ちに使用する文書を扱うこ
とができるアプリケーションプログラムが起動されると
共に、文書が画面表示されて作業を開始できる状態にな
ることから、作業性,操作性の向上を図ることができ
る。したがって、第1および第2の行為情報を選択する
ことのみでコンピュータを用いた作業を開始することが
できるため、ユーザは、作業に用いる文書の保存先を探
すことや、いずれのアプリケーションプログラムがこれ
から行おうとする作業に最適なのかを考える必要をなく
することができ、作業性の向上を図ることができる。ま
た、第3の行為情報を設けたため、複数の行為情報を効
率よく管理することができる。
【0096】また、本発明の行為実行管理装置(請求項
6)によれば、請求項5に記載の行為実行管理装置にお
いて、さらに、第1,第2および第3の行為情報を表示
するか否かを選択するための表示選択手段を備え、表示
選択手段は、第3の行為情報のみを一覧表示し、一覧表
示した第3の行為情報のうち、ユーザによって選択され
た第3の行為情報に表示選択情報を付与し、表示手段
は、表示選択情報が付与された第3の行為情報を表示す
るため、1回の選択処理で、第1および第2の行為情報
を画面表示するか否かを選択することができ、処理の容
易化を図ることができる。また、最初に第3の行為情報
が表示手段で表示されることになるが、第3の行為情報
が選択されると、第3の関連情報に基づいて、第1また
は/および第2の行為情報が画面表示されることにな
る。
【0097】また、本発明の行為実行管理装置(請求項
7)によれば、請求項5に記載の行為実行管理装置にお
いて、第1および第2の行為情報は、該当するアプリケ
ーションプログラムの実行手順を規定した行為実行情報
が付与され、行為実行管理手段は、行為実行情報に基づ
いて、該当するアプリケーションプログラムの実行制御
を行うため、ユーザがコンピュータに何回も指示を与え
る必要をなくすことができ、第1の行為情報に対応した
処理の全てまたは一部をコンピュータ側で自動的に行う
ことが可能となる。
【0098】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体(請求項8)によれば、請求項1〜7のいず
れか一つに記載の行為実行管理装置の各手段としてコン
ピュータを機能させるためのプログラムを記録したた
め、このプログラムをコンピュータに実行させることに
より、ユーザは、作業に用いる文書の保存先を探すこと
や、いずれのアプリケーションプログラムがこれから行
おうとする作業に最適なのかを考える必要をなくするこ
とができ、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の行為実行管理装置を実現するた
めのコンピュータのハードウェア構成を示すブロック構
成図である。
【図2】本実施の形態の行為実行管理装置のブロック構
成図である。
【図3】本実施の形態の行為実行管理装置において、情
報格納部に格納されたアクション名関連情報を示す説明
図である。
【図4】本実施の形態の行為実行管理装置において、情
報格納部に格納されたアクション実行関連情報を示す説
明図である。
【図5】本実施の形態の行為実行管理装置において、ア
クション名の登録処理を示すフローチャートである。
【図6】図4に示すアクション名の登録処理において、
アクション登録リストを画面表示した例を示す説明図で
ある。
【図7】本実施の形態の行為実行管理装置の動作を示す
フローチャートである。
【図8】本実施の形態の行為実行管理装置において、ア
クション名の表示例を示すと共に、アクション名が選択
されていく様子を示す説明図である。
【図9】本実施の形態の行為実行管理装置において、ア
クション名「作成して送信する」で示されたアクション
を実行する際に用いられるドキュメント「出張申請書」
の例を示す説明図である。
【図10】本実施の形態の行為実行管理装置において、
アクション名「作成して送信する」で示されたアクショ
ンの実行中の様子を示す説明図である。
【図11】本実施の形態の行為実行管理装置において、
アクション名「作成して送信する」で示されたアクショ
ンの実行中の様子を示す説明図である。
【図12】本実施の形態の行為実行管理装置において、
時間情報を付与したアクション名の表示例を示す説明図
である。
【符号の説明】
104 アクション管理ソフト 105 ワードプロセッサ 106 表計算ソフト 107 データベースソフト 108 TV会議ソフト 109 OS 201 情報格納部 202 アクション管理部 600 アクション登録リスト 800 アクションリスト 1000,1100 ダイアログボックス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の内容の業務を遂行するために行う
    べきユーザの行為を表した文字列を行為情報と定義し
    て、前記行為情報を任意の数の業務毎に用意すると共
    に、前記用意された行為情報を、特定のアプリケーショ
    ンプログラムの実行を指定する第1の行為情報と、前記
    第1の行為情報を指定する第2の行為情報とに分類して
    格納し、かつ、前記第1の行為情報と対応する特定のア
    プリケーションプログラムを関連付ける第1の関連情報
    と、前記第2の行為情報と前記第1の行為情報を関連付
    ける第2の関連情報とを格納する情報格納手段と、 前記第1および第2の行為情報のうち、予め定められた
    前記第1または/および第2の行為情報を前記情報格納
    手段から読み出して表示する表示手段と、 前記表示手段によって表示された前記第1の行為情報が
    選択された場合に、前記第1の関連情報を参照して、該
    当するアプリケーションプログラムの実行制御を行い、
    前記第2の行為情報が選択された場合に、前記第2の関
    連情報を参照して、該当する第1の行為情報の表示制御
    を行う行為実行制御手段と、 を備えたことを特徴とする行為実行管理装置。
  2. 【請求項2】 任意の内容の業務を遂行するために行う
    べきユーザの行為を表した文字列を行為情報と定義し
    て、前記行為情報を任意の数の業務毎に用意すると共
    に、前記用意された行為情報を、特定のアプリケーショ
    ンプログラムの実行および使用する文書を指定する第1
    の行為情報と、前記第1の行為情報を指定する第2の行
    為情報とに分類して格納し、かつ、前記第1の行為情報
    と対応する特定のアプリケーションプログラムおよび文
    書を関連付ける第1の関連情報と、前記第2の行為情報
    と前記第1の行為情報を関連付ける第2の関連情報とを
    格納する情報格納手段と、 前記第1および第2の行為情報のうち、予め定められた
    前記第1または/および第2の行為情報を前記情報格納
    手段から読み出して表示する表示手段と、 前記表示手段によって表示された前記第1の行為情報が
    選択された場合に、前記第1の関連情報を参照して、該
    当する文書を用いて該当するアプリケーションプログラ
    ムの実行制御を行い、前記第2の行為情報が選択された
    場合に、前記第2の関連情報を参照して、該当する第1
    の行為情報の表示制御を行う行為実行制御手段と、 を備えたことを特徴とする行為実行管理装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記第1および第2の行為情報
    を表示するか否かを選択するための表示選択手段を備
    え、前記表示選択手段は、前記第2の行為情報のみを一
    覧表示し、一覧表示した第2の行為情報のうち、ユーザ
    によって選択された第2の行為情報に表示選択情報を付
    与し、 前記表示手段は、前記表示選択情報が付与された第2の
    行為情報を表示することを特徴とする請求項1または2
    に記載の行為実行管理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の行為情報は、該当するアプリ
    ケーションプログラムの実行手順を規定した行為実行情
    報が付与され、 前記行為実行管理手段は、前記行為実行情報に基づい
    て、該当するアプリケーションプログラムの実行制御を
    行うことを特徴とする請求項1または2に記載の行為実
    行管理装置。
  5. 【請求項5】 任意の内容の業務を遂行するために行う
    べきユーザの行為を表した文字列を行為情報と定義し
    て、前記行為情報を任意の数の業務毎に用意すると共
    に、前記用意された行為情報に対応する行為の内容に基
    づいて、前記行為情報を、特定のアプリケーションプロ
    グラムの実行を指定する第1の行為情報と、特定のアプ
    リケーションプログラムの実行および使用する文書を指
    定する第2の行為情報と、前記第1の行為情報または第
    2の行為情報を指定する第3の行為情報とに分類して格
    納し、かつ、前記第1の行為情報と対応する特定のアプ
    リケーションプログラムを関連づける第1の関連情報
    と、前記第2の行為情報と対応する特定のアプリケーシ
    ョンプログラムおよび文書を関連づける第2の関連情報
    と、前記第3の行為情報と前記第1または第2の行為情
    報を関連づける第3の関連情報とを格納した情報格納手
    段と、 前記第1,第2および第3の行為情報のうち、予め定め
    られた前記第1,第2または/および第3の行為情報を
    前記情報格納手段から読み出して表示する表示手段と、 前記表示手段によって表示された前記第1の行為情報が
    選択された場合に、前記第1の関連情報を参照して、該
    当するアプリケーションプログラムの実行制御を行い、
    前記第2の行為情報が選択された場合に、前記第2の関
    連情報を参照して、該当する文書を用いて該当するアプ
    リケーションプログラムの実行制御を行い、前記第3の
    行為情報が選択された場合に、前記第3の関連情報を参
    照して、該当する第1または第2の行為情報の表示制御
    を行う行為実行制御手段と、 を備えたことを特徴とする行為実行管理装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記第1,第2および第3の行
    為情報を表示するか否かを選択するための表示選択手段
    を備え、前記表示選択手段は、前記第3の行為情報のみ
    を一覧表示し、一覧表示した第3の行為情報のうち、ユ
    ーザによって選択された第3の行為情報に表示選択情報
    を付与し、 前記表示手段は、前記表示選択情報が付与された第3の
    行為情報を表示することを特徴とする請求項5に記載の
    行為実行管理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の行為情報は、該当
    するアプリケーションプログラムの実行手順を規定した
    行為実行情報が付与され、 前記行為実行管理手段は、前記行為実行情報に基づい
    て、該当するアプリケーションプログラムの実行制御を
    行うことを特徴とする請求項5に記載の行為実行管理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1〜7のいずれか一つに記載
    の行為実行管理装置の各手段としてコンピュータを機能
    させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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