JP4389149B2 - 管理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

管理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、例えば、業務の処理手順を定義するとともに、定義された内容をデータベース化することができるようにした管理システム、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、業務の担当者は、紙ベース、あるいは、任意の管理ソフトウェアを利用して、業務の処理手順(フローチャート)を作成し、その手順に基づいて、各業務を行っている。
【0003】
しかしながら、作成されたフローチャートは、その出来栄えに個人差があるだけでなく、他の作業者にとって、参照し難いものであった。
【0004】
そこで、作業工程設定者が入力した項目の内容と、データベースに格納された行程データに基づいて、製品の開発・設計業務に関する工程書を自動的に作成するようにしているものがある(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−15719号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、作業者が、作成された工程書を参照したとしても、その工程の進捗状況を容易に把握したり、必要に応じて詳細なコメントなどの情報を入力することができない課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、業務の処理手順の作成を標準化することができ、さらに各処理の詳細な情報を設定することができるようにするものである。また設定された各処理の詳細な情報をデータベース化することにより、それらを容易に管理することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の管理システムは、ネットワークを介して接続される情報管理サーバと情報処理装置からなる管理システムにおいて、前記情報管理サーバは、業務フローチャートに関する情報を記憶するデータベースと、前記情報処理装置からの要求に応じて、前記データベースに記憶されている情報を送信する送信手段と、前記情報処理装置から送信されてきた情報に基づいて、前記データベースに記憶されている情報を更新する更新手段とを備え、前記情報処理装置は、業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面を表示させる表示制御手段と、前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルを作成し、前記タスクのファイル内に作成した第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報を設定し、前記タスクのファイル内に作成した第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報を設定する設定手段と、ネットワークを介して接続される前記情報管理サーバに前記業務ファイルを送信し、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させる送信手段と、前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求し、前記第1のファイルを取得する取得手段とを備え、前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させ、前記取得手段は、再構築して表示された前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、前記表示制御手段は、さらに、前記取得手段により取得された前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報を表示させ、前記送信手段は、前記取得手段により取得された前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報を前記情報管理サーバに送信し、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースを更新させることを特徴とする。
【0011】
本発明の情報処理装置は、業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面を表示させる表示制御手段と、前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルを作成し、前記タスクのファイル内に作成した第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報を設定し、前記タスクのファイル内に作成した第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報を設定する設定手段と、ネットワークを介して接続される情報管理サーバに前記業務ファイルを送信し、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させる送信手段と、前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求し、前記第1のファイルを取得する取得手段とを備え、前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させ、前記取得手段は、再構築して表示された前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、前記表示制御手段は、さらに、前記取得手段により取得された前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報を表示させ、前記送信手段は、前記取得手段により取得された前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報を前記情報管理サーバに送信し、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースを更新させることを特徴とする。
【0013】
前記取得手段には、再構築して表示された前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得させ、前記送信手段には、さらに、前記プロパティ情報が更新された場合、更新されたプロパティ情報を前記情報管理サーバに送信して前記データベースを更新させることができる。
【0014】
本発明の情報処理方法は、業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面を表示させ、前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルを作成し、前記タスクのファイル内に作成した第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報を設定し、前記タスクのファイル内に作成した第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報を設定し、ネットワークを介して接続される情報管理サーバに前記業務ファイルを送信し、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させ、前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求し、前記第1のファイルを取得し、取得した前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させ、再構築して表示させた前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、取得した前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報を表示させ、取得した前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報を前記情報管理サーバに送信し、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースを更新させるステップを含むことを特徴とする。
【0015】
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面を表示させ、前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルを作成し、前記タスクのファイル内に作成した第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報を設定し、前記タスクのファイル内に作成した第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報を設定し、ネットワークを介して接続される情報管理サーバに前記業務ファイルを送信し、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させ、前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求し、前記第1のファイルを取得し、取得した前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させ、再構築して表示させた前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、取得した前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報を表示させ、取得した前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報を前記情報管理サーバに送信し、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースを更新させるステップを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0016】
本発明のプログラムは、業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面を表示させ、前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルを作成し、前記タスクのファイル内に作成した第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報を設定し、前記タスクのファイル内に作成した第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報を設定し、ネットワークを介して接続される情報管理サーバに前記業務ファイルを送信し、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させ、前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求し、前記第1のファイルを取得し、取得した前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させ、再構築して表示させた前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、取得した前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報を表示させ、取得した前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報を前記情報管理サーバに送信し、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースを更新させるステップを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】
第1の本発明においては、その情報管理サーバにおいて、業務フローチャートに関する情報がデータベースに記憶され、情報処理装置からの要求に応じて、前記データベースに記憶されている情報が送信され、前記情報処理装置から送信されてきた情報に基づいて、前記データベースに記憶されている情報が更新される。また、前記情報処理装置において、業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面が表示され、前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルが作成され、前記タスクのファイル内に作成された第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報が設定され、前記タスクのファイル内に作成された第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報が設定される。さらに、ネットワークを介して接続される前記情報管理サーバに前記業務ファイルが送信され、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させることが行われ、前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信が前記情報管理サーバに要求され、前記第1のファイルが取得され、取得された前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させることが行われる。また、再構築して表示された前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルが取得され、取得された前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報が表示され、取得された前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報が前記情報管理サーバに送信され、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースが更新される。
【0018】
第2の本発明においては、業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面が表示され、前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルが作成され、前記タスクのファイル内に作成された第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報が設定され、前記タスクのファイル内に作成された第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報が設定される。また、ネットワークを介して接続される情報管理サーバに前記業務ファイルが送信され、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させることが行われる。前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信が前記情報管理サーバに要求され、前記第1のファイルが取得され、取得された前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させることが行われる。また、再構築して表示された前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルが取得され、取得された前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報が表示され、取得された前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報が前記情報管理サーバに送信され、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースが更新される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
図1は、本発明を適用した業務管理システムの構成例を示す図である。この業務管理システムにおいては、ネットワーク3に、業務管理サーバ1、企業4のパーソナルコンピュータ11,12、および企業5のパーソナルコンピュータ21,22が接続されている。また業務管理サーバ1には、データベース2が接続されており、そこには、各業務の担当者によって作成された業務の処理手順(以下、業務フローチャートと称する)に関する情報が記録されている。
【0021】
業務管理サーバ1は、コンピュータであって、そのCPU(Central Processing Unit)41(図2)が、記憶部48に記憶されているサーバプログラムに基づいて、所定の処理を実行する。例えば、業務管理サーバ1は、業務フローチャートを作成するための業務管理プログラムを、ネットワーク3を介して、もしくはオフラインで企業4,5に提供するとともに、企業4,5において業務管理プログラムを用いて作成された業務フローチャートに関する情報を、ネットワーク3を介して取得し、それをデータベース2に記録することで各企業の業務を管理する。
【0022】
また業務管理サーバ1は、企業4,5からの要求に基づいて、データベース2で管理している業務フローチャートに関する情報を、ネットワーク3を介して送信する。さらに業務管理サーバ1は、データベース2に既に記録されている業務フローチャートの情報に関連する新たな情報を、企業4,5からネットワーク3を介して取得し、取得した新たな情報に基づいてデータベース2を更新する。
【0023】
企業4の管理者は、業務管理サーバ1から提供される業務管理プログラムをパーソナルコンピュータ11,12にインストールする。同様に、企業5の管理者も、業務管理サーバ1から提供される業務管理プログラムをパーソナルコンピュータ21,22にインストールする。
【0024】
企業4のパーソナルコンピュータ11,12、および企業5のパーソナルコンピュータ21,22は、業務の担当者の操作に基づいて、インストールされた業務管理プログラムを起動し、ネットワーク3を介して業務管理サーバ1にアクセスする。
【0025】
例えば、各担当者は、業務管理プログラムの起動に応じて表示されるエディタ画面100(図6)を操作し、業務フローチャートを作成する。これにより、パーソナルコンピュータ11,12、およびパーソナルコンピュータ21,22は、作成された業務フローチャートに関する情報を、ネットワーク3を介して業務管理サーバ1にそれぞれ送信することができる。
【0026】
また例えば、各担当者は、業務管理プログラムの起動に応じて表示されるエディタ画面100を操作し、既に作成され、データベー2に記録されている業務フローチャートに関する情報を参照する。これにより、パーソナルコンピュータ11,12、およびパーソナルコンピュータ21,22は、業務管理サーバ1から提供される業務フローチャートに関する情報を取得し、それを再構築してエディタ画面100にそれぞれ表示させることができる。
【0027】
さらに例えば、各担当者は、再構築された業務フローチャートを参照し、必要に応じて業務結果などを入力する。これにより、パーソナルコンピュータ11,12、およびパーソナルコンピュータ21,22は、新たに入力された業務フローチャートに関する情報を、ネットワーク3を介して業務管理サーバ1に送信することができる。
【0028】
このように、業務管理サーバ1から提供される業務管理プログラムは、その起動に応じて、業務管理サーバ1と通信可能になされ、各種情報の送受信を行うことができる。
【0029】
ネットワーク3は、公衆回線網、ローカルエリアネットワーク、またはインターネットなどのネットワーク、デジタル衛星放送といった、有線または無線のいずれでもよい。
【0030】
ここでは、企業4と企業5しか図示していないが、複数の企業がネットワーク3に接続されることは言うまでもない。
【0031】
また、企業4内のパーソナルコンピュータ11,12、および企業5内のパーソナルコンピュータ21,22は、同様の構成であるため、以下、パーソナルコンピュータ11を例に挙げ、説明する。
【0032】
図2は、業務管理サーバ1の構成例を示すブロック図である。同図に示されるように、バス44を介して、CPU41、ROM(Read Only Memory)42、およびRAM(Random Access Memory)43が相互に接続されているとともに、入出力インターフェース45も接続されている。
【0033】
CPU41は、ROM42に記憶されているサーバプログラム、または記憶部48からRAM43にロードされたサーバプログラムに従って、各種の処理を実行する。RAM43にはまた、CPU41が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0034】
入出力インターフェース45には、ボタン、スイッチ、キーボードあるいはマウスなどで構成される入力部46、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ、並びにスピーカなどで構成される出力部47、ハードディスクドライブなどで構成される記憶部48、およびモデムやターミナルアダプタなどで構成される通信部49が接続されている。通信部49は、インターネットを含むネットワーク3を介して通信処理を行う。
【0035】
入出力インターフェース45にはまた、必要に応じてドライブ50が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどのリムーバブルメディア51が適宜装着され、そこから読み出されたサーバプログラムが、必要に応じて記憶部48にインストールされる。
【0036】
図3は、パーソナルコンピュータ11の構成例を示すブロック図である。このパーソナルコンピュータ11は、基本的に、図2における業務管理サーバ1と同様の構成とされている。すなわち、図3のパーソナルコンピュータ11は、図2の業務管理サーバ1のCPU41乃至リムーバブルメディア51に対応する、CPU61乃至リムーバブルメディア71を有している。また、記憶部68には、業務管理サーバ1から提供された業務管理プログラムがインストールされている。
【0037】
図4は、データベース2が記録する情報の例を示している。同図に示されるように、データベース2には、各企業の業務の担当者によって作成された業務フローチャートに関する情報の業務ファイルが記録されており、それらがIDで管理されている。
【0038】
各業務ファイルには、複数のタスクファイルがそれぞれ関連付けられて記録されている。図4は、企業4の例を表し、この例の場合、IDが0001の業務ファイル1には、タスクAファイル、タスクBファイル、タスクCファイル、およびタスクDファイルが関連付けられている。
【0039】
タスクファイルとは、業務の担当者によって作成された業務の処理手順のうちの1つの処理(すなわちタスク)に関する情報が記載されたファイルであり、タスクファイルの集合が、1つの業務フローチャートを構成する。
【0040】
また各タスクファイルには、タスク定義ファイルおよびタスクプロパティファイルがそれぞれ関連付けられて記録されている。図4の例の場合、タスクAファイルに関連付けて、タスク定義ファイルAおよびタスクプロパティファイルAが記録され、タスクBファイルに関連付けて、タスク定義ファイルBおよびタスクプロパティファイルBが記録され、タスクCファイルに関連付けて、タスク定義ファイルCおよびタスクプロパティファイルCが記録され、タスクDファイルに関連付けて、タスク定義ファイルDおよびタスクプロパティファイルDが記録されている。
【0041】
タスク定義ファイルとは、タスク(処理)を定義するための情報が記載されたファイルであり、タスクのタイトル、位置情報、およびタスク間の関連付け情報が関連付けられて記録されている。
【0042】
タスクプロパティファイルとは、タスクの属性に関する情報が記載されたファイルであり、目的、方法、期間、実行者、条件、参照情報、コメント、および結果などの項目が関連付けられて記録されている。
【0043】
ここで、「目的」の項目には、そのタスクの目的が文字列で記録され、「方法」の項目には、そのタスクの方法がファイルで関連付けられるか、もしくは、文字列で記録され、「期間」の項目には、そのタスクの開始日および終了期限が記録され、「実行者」の項目には、そのタスクの実行者名が記録され、「条件」の項目には、そのタスクの条件がファイルで関連付けられ、「参照情報」の項目には、そのタスクの参照情報がファイルやURL(Uniform Resource Locator)などで関連付けられ、「コメント」の項目には、そのタスクのコメントが文字列で記録され、「結果」の項目には、そのタスクの結果がファイルで関連付けられる。
【0044】
このように、データベース2では、各業務ファイルの下位の階層に、複数のタスクファイルが格納され、各タスクファイルの下位の階層に、タスク定義ファイルおよびタスクプロパティファイルがそれぞれ格納され、さらに、タスク定義ファイルおよびタスクプロパティファイルの下位の階層に、各種情報が格納されるといったように、階層構造で記録されるため、その管理が容易となるとともに、所望の情報を短時間で検索することができる。
【0045】
次に、図5のフローチャートを参照して、業務フローチャート作成処理について説明する。なお、この処理を開始するにあたり、パーソナルコンピュータ11の記憶部68には、業務管理サーバ1から取得した業務管理プログラムがインストールされているものとする。
【0046】
ステップS1において、パーソナルコンピュータ11のCPU61は、業務の担当者により入力部66が操作され、業務管理プログラムが起動されたか否かを判定し、業務管理プログラムが起動されるまで待機する。
【0047】
ステップS1において、業務管理プログラムが起動されたと判定された場合、ステップS2に進み、CPU61は、記憶部68から業務管理プログラムを読み出して実行し、通信部69、およびネットワーク3を介して業務管理サーバ1にアクセスする。ステップS3において、CPU61は、業務管理プログラムの起動に応じて、例えば、図6に示されるような、業務フローチャート作成のためのエディタ画面100を出力部67のディスプレイに表示させる。このとき、データベース2に記録するための業務ファイルが作成され、記憶部68に一時的に記憶される。
【0048】
図6に示すエディタ画面100には、エレメントリスト101、作成領域102、「保存する」と名前が付されたボタン103、および「保存しない」と名前が付されたボタン104が表示されている。
【0049】
エレメントリスト101には、業務フローチャートを作成するための、各種の処理に対応するシンボルとしてのエレメント111乃至116が表示されている。「開始」と名前が付されたエレメント111は、業務フローチャートの開始を規定する場合に選択され、「終了」と名前が付されたエレメント112は、業務フローチャートの終了を規定する場合に選択され、「タスク」と名前が付されたエレメント113,114は、業務フローチャートを構成するタスク(処理)を規定する場合に選択され、エレメント115,116は、規定されたタスクを結合する場合に選択される。
【0050】
作成領域102は、業務フローチャートを作成するための作業領域であり、業務の担当者によって、選択され配置されたエレメントが描画される。ボタン103は、作成領域102に描画された業務フローチャートをデータベース2に保存する場合に選択され、ボタン104は、作成領域102に描画された業務フローチャートの保存をキャンセルする場合に選択される。
【0051】
図5の説明に戻る。ステップS4において、CPU61は、エレメント配置処理を実行する。ここで、図7のフローチャートを参照して、エレメント配置処理の詳細について説明する。
【0052】
ステップS21において、CPU61は、業務の担当者により入力部66が操作され、エレメントリスト101から必要なエレメントが選択され、所定位置に配置されたか否かを判定し、その一連の操作がなされるまで待機する。
【0053】
ステップS21において、エレメントリスト101から必要なエレメントが選択され、所定位置に配置されたと判定された場合、ステップS22に進み、CPU61は、いま、業務の担当者によって所定位置に配置されたエレメントの位置情報をタスク定義ファイルに設定する。
【0054】
具体的には、例えば、表示されているエディタ画面100において、業務の担当者が、マウスなどの入力部66を操作し、エレメントリスト101から、エレメント111乃至114のうち、所望のエレメント(例えば、エレメント111)をクリック(選択)し、それを作成領域102の所望位置までドラッグ(移動)し、そこで離す(ドロップする)。この操作がなされたとき、CPU61は、そのエレメントのコピーを作成領域102に描画するとともに、ステップS3の処理で作成され、記憶部68に記憶されている業務ファイル内に、そのエレメントのタスクファイルを作成し、さらに、タスクファイル内に、タスク定義ファイルを作成し、そこに、配置されたエレメントの位置情報(例えば、座標値など)を設定する等して、そのエレメントにタスク定義ファイルを関連付ける。
【0055】
ステップS23において、CPU61は、必要なエレメントが全て配置されたか否かを判定し、必要なエレメントがまだ配置されていないと判定した場合、ステップS21に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。なお、必要なエレメントが全て配置されたか否かを判断する方法としては、例えば、終了エレメント112が作成領域102に配置されたことをトリガにするようにしてもよい。
【0056】
このように、CPU61は、作成領域102の所定位置に所定のエレメントを配置する操作が繰り返されることで、記憶部68に記憶されている業務ファイル内に各エレメントのタスクファイルを作成し、さらに、各タスクファイル内にタスク定義ファイルを作成し、そこに、それぞれ配置されたエレメントの位置情報を設定することができる。
【0057】
すなわち、例えば、図8に示されるように、開始エレメント111のコピーである開始エレメント111c、タスクエレメント113のコピーであるタスクエレメント113−1c乃至113−3c、タスクエレメント114のコピーであるタスクエレメント114c、および終了エレメント112のコピーである終了エレメント112cが配置された場合、開始エレメント111c、タスクエレメント113−1c乃至113−3c、タスクエレメント114c、および終了エレメント112cに対応する6つのタスクファイルが業務ファイル内に作成され、さらに、各タスクファイル内にタスク定義ファイルが作成され、そこに、それぞれ位置情報が設定される。
【0058】
なお、開始エレメント111および終了エレメント112は、それらが選択されることで、「業務フローチャートの開始」または「業務フローチャートの終了」を規定するものであると判断されるため、開始エレメント111cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に位置情報が設定される際に、タスク情報である「開始」が設定され、終了エレメント112に対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に位置情報が設定される際に、タスク情報である「終了」が設定される。ただし、それ以外のタスクエレメント113,114に関しては、業務の担当者によって、タスク情報が設定(入力)される。
【0059】
ステップS23において、必要なエレメントが全て配置されたと判定された場合、処理は、図5のステップS5にリターンする。
【0060】
ステップS5において、CPU61は、エレメント結合処理を実行する。ここで、図9のフローチャートを参照して、エレメント結合処理の詳細について説明する。
【0061】
ステップS31において、CPU61は、業務の担当者により入力部66が操作され、ステップS4(図7)の処理により配置されたエレメントが結合されたか否かを判定し、エレメントが結合されるまで待機する。
【0062】
ステップS31において、エレメントが結合されたと判定された場合、ステップS32に進み、CPU61は、いま、業務の担当者によって結合されたエレメント(タスク)間の関連付け情報をタスク定義ファイルに設定する。
【0063】
具体的には、例えば、図8に示したエディタ画面100において、業務の担当者が、入力部66を操作し、エレメントリスト101から結合エレメント115を選択した後、作成領域102に配置(描画)されているエレメントのうち、所望の2つのエレメント(例えば、開始エレメント111cとタスクエレメント113−1c)を結合する。これにより、CPU61は、ステップS4の処理で作成されたタスクファイルのタスク定義ファイル内に、タスク間の関連付け情報(例えば、ポインタなど)を設定する。
【0064】
ステップS33において、CPU61は、作成領域102に配置された全てのエレメントが結合されたか否かを判定し、結合されていないエレメントがまだあると判定した場合、ステップS31に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
【0065】
このように、CPU61は、作成領域102に配置されたエレメントを結合する操作が繰り返されることで、記憶部68に記憶されている業務ファイルの各タスクファイルのタスク定義ファイル内に、それぞれタスク間の関連付け情報を設定することができる。
【0066】
すなわち、例えば、図10に示されるように、各エレメントが結合された場合、開始エレメント111cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に、タスクエレメント113−1cへの関連付け情報(ポインタ)が設定され、タスクエレメント113−1cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に、タスクエレメント114cへの関連付け情報が設定され、タスクエレメント114cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に、タスクエレメント113−2c,113−3cへの関連付け情報が設定され、タスクエレメント113−2cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に、タスクエレメント112cへの関連付け情報が設定され、タスクエレメント113−3cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に、タスクエレメント112cへの関連付け情報が設定される。
【0067】
ステップS33において、作成領域102に配置された全てのエレメントが結合されたと判定された場合、処理は、図5のステップS6にリターンする。
【0068】
ステップS6において、CPU61は、タスク情報設定処理を実行する。ここで、図11のフローチャートを参照して、タスク情報設定処理の詳細について説明する。
【0069】
ステップS41において、CPU61は、業務の担当者により入力部66が操作され、ステップS4(図7)およびステップS5(図9)の処理により配置および結合されたエレメントにタスクの内容が入力されたか否かを判定し、エレメントにタスクの内容が入力されるまで待機する。
【0070】
ステップS41において、エレメントにタスクの内容が入力されたと判定された場合、ステップS42に進み、CPU61は、いま、業務の担当者によって入力されたタスクの内容(タスク情報)をタスク定義ファイルに設定する。
【0071】
具体的には、例えば、図10に示したエディタ画面100において、業務の担当者が、入力部66を操作し、作成領域102に配置されているエレメントのうち、所望のエレメント(例えば、タスクエレメント113−1c)を選択し、そこに所望の内容(例えば、タスクA)を入力する。これにより、CPU61は、ステップS4の処理で作成されたタスクファイルのタスク定義ファイル内に、タスク情報(タスクのタイトル)を設定する。
【0072】
ステップS43において、CPU61は、作成領域102に配置された、開始エレメント111cおよび終了エレメント112cを除く全てのエレメントにタスクの内容が入力されたか否かを判定し、タスクの内容が入力されていないエレメントがまだあると判定した場合、ステップS41に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
【0073】
このように、CPU61は、作成領域102に配置されたエレメントにタスクの内容を入力する操作が繰り返されることで、記憶部68に記憶されている業務ファイルの各タスクファイルのタスク定義ファイル内に、それぞれタスクのタイトルを設定することができる。
【0074】
すなわち、例えば、図12に示されるように、タスクエレメント113−1cに「タスクA」が入力され、タスクエレメント114cに「タスクB」が入力され、タスクエレメント113−2cに「タスクC」が入力され、タスクエレメント113−3cに「タスクD」が入力された場合、タスクエレメント113−1cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に「タスクA」が設定され、タスクエレメント114cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に、「タスクB」が設定され、タスクエレメント113−2cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に「タスクC」が設定され、タスクエレメント113−3cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内に「タスクD」が設定される。
【0075】
なお、開始エレメント111cおよび終了エレメント112cに対応するタスクファイルのタスク定義ファイル内には、上述したステップS4の処理において、既に、「開始」または「終了」が設定されている。
【0076】
ステップS43において、作成領域102に配置された全てのエレメントにタスクの内容が入力されたと判定された場合、処理は、図5のステップS7にリターンする。
【0077】
なお、例えば、ユーザが、エレメント上にカーソルが位置する状態で、マウスを左クリックすると、タスク定義ファイルのウインドウ(図示せず)を表示させ、そのウインドウ内に定義情報を入力させるようにしてもよい。
【0078】
ステップS7において、CPU61は、プロパティ情報設定処理を実行する。ここで、図13のフローチャートを参照して、プロパティ情報設定処理の詳細について説明する。
【0079】
ステップS51において、CPU61は、業務の担当者により入力部66が操作され、ステップS6(図11)の処理によりタスク情報(タスクのタイトル)が設定されたタスクが選択され、プロパティ表示が指示されたか否かを判定し、プロパティ表示が指示されるまで待機する。
【0080】
具体的には、例えば、図12に示したエディタ画面100において、業務の担当者が、入力部66を操作して、作成領域102に配置されているタスクのうち、所望のタスク(例えば、「タスクA」と名前が付されたエレメント113−1c)を選択し、マウスを右クリックし、「プロパティ」の項目を選択することで、プロパティ表示を行うことができる。
【0081】
ステップS51において、プロパティ表示が指示されたと判定された場合、ステップS52に進み、CPU61は、選択されたタスクの近傍に、例えば、図14に示されるようなプロパティ121を表示させる。
【0082】
その拡大図を図15に示す。プロパティウインドウ121には、目的、方法、期間、実行者、条件、参照情報、コメント、および結果が入力可能になされている。また、入力された情報をデータベース2に登録する場合に選択される「登録する」と名前が付されたボタン122、および、入力された情報の登録をキャンセルする場合に選択される「登録しない」と名前が付されたボタン123が表示されている。
【0083】
業務の担当者は、プロパティウインドウ121に、そのタスクに関する各種情報(プロパティの内容)を入力することができる。例えば、「目的」の項目には、そのタスク(処理)の目的が文字列で入力され、「方法」の項目には、そのタスクの方法が文字列で入力されるか、もしくは、そのタスクの方法を示すファイルが関連付けられ、「期間」の項目には、そのタスクの開始日および終了期限が入力され、「実行者」の項目には、そのタスクの実行者名が入力され、「条件」の項目には、そのタスクの条件を示すファイルが関連付けられ、「参照情報」の項目には、そのタスクの参照情報を示す文書もしくはURLが関連付けられ、「コメント」の項目には、そのタスクについてのコメントが文字列で入力され、「結果」の項目には、そのタスク終了時に、結果を示すファイルが関連付けられる。
【0084】
なお、これらの項目は、担当者に直接入力させるようにしてもよいし、ファイルやURLを関連付けるような場合には、例えば、プルダウンメニューを表示させ、そこから選択させるようにしてもよい。
【0085】
図13の説明に戻る。ステップS53において、CPU61は、業務の担当者により入力部66が操作され、表示されているプロパティウインドウ121にプロパティの内容が入力されたか否かを判定し、プロパティウインドウ121にプロパティの内容が入力されるまで待機する。
【0086】
ステップS53において、プロパティウインドウ121にプロパティの内容が入力されたと判定された場合、ステップS54に進み、CPU61は、いま、業務の担当者によって入力されたプロパティの内容(プロパティ情報)をタスクプロパティファイルに設定する。
【0087】
具体的には、例えば、図15に示したプロパティウインドウ121において、業務の担当者が、入力部66を操作し、「目的」の項目に、“〇〇の解析”を入力し、「方法」の項目に、“××を用いての解析”を入力し、「期間」の項目に、“2003/1/20から5日間”を入力し、「実行者」の項目に、“ユーザA”を入力し、「条件」の項目に、“Data***.case”を入力し、「参照情報」の項目に、“111.doc”、“222.doc”、“http://infra/kaiseki/xxx.html”を入力し、登録するボタン122を選択する。これにより、CPU61は、ステップS4の処理で作成されたタスクファイル内に、タスクプロパティファイルを作成し、そこにプロパティ情報(目的、方法、期間、実行者、条件、および参照情報など)を設定する。
【0088】
なお、「コメント」の項目は、予め、あるいはタスク(業務)の進捗状況に応じて入力され、「結果」の項目は、タスクの終了時に入力される。
【0089】
ステップS55において、CPU61は、作成領域102に配置された全てのタスクにプロパティの内容が入力されたか否かを判定し、プロパティの内容が入力されていないタスクがまだあると判定した場合、ステップS51に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
【0090】
このように、CPU61は、作成領域102に配置されたタスクにプロパティの内容を入力する操作が繰り返されることで、記憶部68に記憶されている業務ファイルの各タスクファイル内にタスクプロパティファイルを作成し、そこに、それぞれタスクのプロパティ情報を設定することができる。
【0091】
すなわち、例えば、図12に示した業務フローチャートにおいては、タスクエレメント113−1c乃至113−3c、およびタスクエレメント114cに対応する各タスクファイル内に、それぞれタスクプロパティファイルが作成され、そこに、プロパティ情報が設定される。
【0092】
ステップS55において、作成領域102に配置された全てのタスクにプロパティの内容が入力されたと判定された場合、処理は、図5のステップS8にリターンする。
【0093】
ステップS8において、CPU61は、業務の担当者により入力部66が操作され、エディタ画面100において、保存ボタン103が選択されたか否かを判定し、保存ボタン103が選択されたと判定した場合、ステップS9に進み、ステップS4乃至S7の処理で設定された複数のタスクファイルを含む業務ファイルを記憶部68から読み出し、通信部69およびネットワーク3を介して、業務管理サーバ1に送信する。業務管理サーバ1は、送信されてきた業務ファイルを取得し、それを階層構造でデータベース2に保存する(図4)。
【0094】
以上においては、エレメントの配置処理、配置されたエレメントの結合処理、タスク情報の設定処理、およびプロパティ情報の設定処理を順番に行うようにしたが、これは、あくまで一例である。
【0095】
すなわち、例えば、1つのエレメントが配置された際に、タスク情報およびプロパティ情報を設定することもできる。また、2つのエレメントが配置され、タスク情報およびプロパティ情報が設定された後、その2つのエレメントを結合することもできる。さらに、必要なエレメントが全て配置され、タスク情報およびプロパティ情報が設定された後、最後にエレメントを結合することもできる。従って、担当者により、業務フローチャート作成の操作の順番が異なったとしても、作成終了時には、業務ファイルが階層構造でデータベース2に記録される。
【0096】
このように、業務の担当者は、業務管理プログラムの起動にともなって表示されるエディタ画面100を用いて、容易に、業務フローチャートを作成することができる。また、業務管理サーバ1のCPU41は、各企業からネットワーク3および通信部49を介して送信されてきた、業務フローチャートの業務ファイルを取得し、それを階層構造でデータベース2に記録することにより、容易に、各業務を管理することができる。
【0097】
次に、図16のフローチャートを参照して、業務フローチャート表示処理について説明する。なお、この処理を開始するにあたり、図5に示した業務フローチャート作成処理によって作成された業務ファイルがデータベース2に記録されているものとする。
【0098】
ステップS61において、パーソナルコンピュータ11のCPU61は、業務の担当者により入力部66が操作され、業務管理プログラムが起動され、所定の業務フローチャートの表示が指示されたか否かを判定し、所定の業務フローチャートの表示が指示されるまで待機する。
【0099】
ステップS61において、所定の業務フローチャートの表示が指示されたと判定された場合、ステップS62に進み、CPU61は、記憶部68から業務管理プログラムを読み出して実行し、エディタ画面100を出力部67のディスプレイに表示させる。そして、CPU61は、通信部69、およびネットワーク3を介して業務管理サーバ1にアクセスし、データベース2から、担当者より指示された業務フローチャートに対応する業務ファイル内のタスク定義ファイルを取得する。
【0100】
実際には、業務管理サーバ1のCPU41が、パーソナルコンピュータ11のCPU61からの要求(すなわち、担当者より指示された業務フローチャートに対応する業務ファイル内のタスク定義ファイルの送信要求)に基づいて、データベース2から所定の業務ファイルを検索し、その業務ファイル内に含まれるタスク定義ファイルを全て読み出し、通信部49およびネットワーク3を介して、パーソナルコンピュータ11に送信(提供)する。
【0101】
ステップS63において、CPU61は、ステップS62の処理で取得したタスク定義ファイルに含まれるタスクのタイトル、位置情報、およびタスク間の関連付け情報に基づいて、業務フローチャートを再構築する。ステップS64において、CPU61は、ステップS63の処理で再構築された業務フローチャートをエディタ画面100に表示させる(図12)。
【0102】
ここで、担当者は、エディタ画面100に表示された業務フローチャートを参照し、業務フローチャートを構成する複数のタスク(業務)のうち、自分の担当しているタスク(例えば、「タスクA」と名前が付されたエレメント113−1c)を、入力部66を操作して選択し、さらに、マウスを右クリックし、「プロパティ」の項目を選択することにより、そのタスクのプロパティを表示させることができる。
【0103】
ステップS65において、CPU61は、担当者により入力部66が操作され、所定のタスクが選択され、プロパティの表示が指示されたか否かを判定し、プロパティ表示が指示されたと判定した場合、ステップS66に進み、業務管理サーバ1にアクセスし、データベース2から、担当者により選択されたタスクに対応するタスクファイル内のタスクプロパティファイルを取得する。
【0104】
実際には、業務管理サーバ1のCPU41が、パーソナルコンピュータ11のCPU61からの要求(すなわち、担当者より選択されたタスクに対応するタスクファイル内のタスクプロパティファイルの送信要求)に基づいて、データベース2から所定のタスクファイル内のタスクプロパティファイルを読み出し、通信部49およびネットワーク3を介して、パーソナルコンピュータ11に送信(提供)する。
【0105】
ステップS67において、CPU61は、ステップS66の処理で取得したタスクプロパティファイル内の情報に基づいて、例えば、図17に示されるように、選択されたタスク(例えば、タスクA)の近傍にプロパティウインドウ121を表示させる。
【0106】
その拡大図を図18に示す。プロパティウインドウ121には、「目的」の項目に、“〇〇の解析”、「方法」の項目に、“××を用いての解析”、「期間」の項目に、“2003/1/20から5日間”、「実行者」の項目に、“ユーザA”、「条件」の項目に、“Data***.case”、「参照情報」の項目に、“111.doc”、“222.doc”、“http://infra/kaiseki/xxx.html”が登録されている。
【0107】
このように、担当者は、自分の担当しているタスクのプロパティ表示を行うことにより、そのタスクに関する、「目的」、「方法」、「期間」、「実行者」、「条件」、あるいは「参照情報」といった有益な詳細情報を得ることができる。
【0108】
そして、担当者は、タスクの進捗状況に応じて、「参照情報」の項目に登録されているファイルやURLを、入力部66を操作して選択することにより、ファイルを開いたり、あるいは、URLにより指定されるWebページを表示させることができるため、これらの情報を参照して、適確に作業を進めることができる。
【0109】
このとき、CPU61は、「参照情報」(例えば、“111.doc”のファイル)が参照されたことをトリガに、日時や参照者などの履歴情報を作成し、通信部69およびネットワーク3を介して、業務管理サーバ1に送信する。業務管理サーバ1は、送信されてきた履歴情報を取得し、それを、対応するタスクプロパティファイルの参照情報(いまの場合、“111.doc”のファイル)に関連付けて登録(追加)する。すなわち、「参照情報」の項目に登録されているファイルやURLに対応するWebページが参照されると、その入力に対する履歴情報に基づいて、リアルタイムにデータベース2が書き換えられる。
【0110】
これにより、次回、このタスクのプロパティ表示が行われた場合、「参照情報」の項目に、以前にこの情報が参照されたことを示す履歴情報(日時や参照者など)も表示されるため、管理者は、ほぼリアルタイムに、各担当者の作業の進捗状況を把握することができる。換言すれば、「参照情報」の項目に履歴情報が表示されていない場合、管理者は、未だその作業が進行していないと判断することができる。
【0111】
また、担当者は、タスクの進捗状況から、必要に応じて、例えば、図19に示されるように、「コメント」の項目に、“××を用いての解析によれば、・・・”を入力し、「結果」の項目に、“Result.Doc”を入力することができる。そして、担当者は、入力内容を確認し、登録するボタン122を選択することにより、プロパティファイルに新たなプロパティ情報(コメントや結果など)を設定(登録)することができる。
【0112】
図16の説明に戻る。ステップS68において、CPU61は、業務の担当者により入力部66が操作され、上述したようにして、プロパティに結果などが登録されたか否かを判定し、結果などが登録されたと判定した場合、ステップS69に進み、「コメント」や「結果」の項目に登録されたプロパティ情報を、通信部69およびネットワーク3を介して、業務管理サーバ1に送信する。業務管理サーバ1のCPU41は、送信されてきた新たなプロパティ情報を取得し、それを、データベース2の対応するタスクプロパティファイルに登録(追加)する。すなわち、「コメント」や「結果」の項目に新たに入力されたプロパティ情報に基づいて、リアルタイムにデータベース2が書き換えられる。
【0113】
これにより、次回、このタスクのプロパティ表示が行われた場合、「コメント」や「結果」の項目などに、前回登録された情報が表示されるため、管理者は、ほぼリアルタイムに、各担当者の作業の進捗状況を把握することができる。そして、「結果」に情報が表示されていない場合、管理者は、未だその作業が完了していないと判断することができる。
【0114】
ステップS65において、所定のタスクが選択され、プロパティの表示が指示されていないと判定された場合、または、ステップS68において、プロパティに結果などが登録されていないと判定された場合、処理は、ステップS70に進む。
【0115】
ステップS70において、CPU61は、業務の担当者により入力部66が操作され、表示されている業務フローチャートの終了が指示されたか否かを判定し、業務フローチャートの終了が指示されていないと判定した場合、ステップS65に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
【0116】
そして、ステップS70において、表示されている業務フローチャートの終了が指示されたと判定された場合、処理は終了される。なお、表示されている業務フローチャートの終了が指示される前に、他の業務フローチャートの表示が指示された場合、ステップS62に戻り、上述した処理を繰り返し実行することもできる。
【0117】
以上のように、業務の担当者は、業務管理サーバ1にアクセスし、データベース2から、所望の業務フローチャートを呼び出し、自分が担当しているタスクのプロパティを参照して、進捗状況を把握したり、そこにコメントや結果などを新たに入力することができる。
【0118】
そして、参照履歴や新たに入力された情報(コメントや結果など)が、リアルタイムにデータベース2に反映されるため、管理者は、各担当者の作業の進捗状況をほぼリアルタイムで管理することができる。
【0119】
また、業務の担当者は、必要に応じて、自分が担当している以外の他のタスクのプロパティを参照して、進捗状況を把握し、その状況に応じて、コメントなどを入力することもできる。
【0120】
なお、上述した例では、プロパティウィンドウ121を表示させ、「結果」の項目に、ファイル名である“Result.Doc”を直接入力させるようにしたが、これに限らず、例えば、担当者は、プロパティウィンドウ121を表示させずに、所望の結果ファイルをクリック(選択)し、それを、結果を入力する所望のタスク(例えば、「タスクA」と名前が付されたエレメント113−1c)上までドラッグ(移動)し、そこで離す(ドロップする)ことにより、結果を入力することもできる。この操作がなされたとき、CPU61は、入力されたプロパティ情報(結果ファイル)を、通信部69およびネットワーク3を介して、業務管理サーバ1に送信し、リアルタイムにデータベース2に反映させることができる。
【0121】
さらに、業務管理サーバ1の業務管理者は、データベース2に記録されている業務ファイルを読み出し、タスクファイルのタスク定義ファイル内の位置情報やタスク間の関連付け情報を参照し、例えば、無効な値が入力されていたり、あるいは、関連先のタスクが存在しないと判断した場合には、必要に応じて修正することもできる。
【0122】
以上においては、業務のフローチャートを作成する場合を例としたが、本発明は、各種の情報の処理手順(ワークフロー)を作成する場合に適用することができる。
【0123】
また、上述した処理は、業務管理サーバ1を介さずに、各パーソナルコンピュータがスタントアロンで実行するようにすることも可能である。
【0124】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0125】
この記録媒体は、図2または図3に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disc)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア51,71により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM42,62や、記憶部48,68に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0126】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0127】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである
【0128】
【発明の効果】
以上のように、第1の本発明によれば、各業務を容易に管理することができる。特に、業務の処理手順を作成するためのプログラムに基づいて設定された処理の詳細な情報をデータベース化することにより、それらを容易に管理することが可能となる。
【0129】
第2の本発明によれば、業務の処理手順を容易に作成することが可能となる。特に、業務の処理手順を作成するためのプログラムを提供することで、業務の処理手順の作成を標準化するとともに、各処理の詳細な情報を設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した業務管理システムの構成例を示す図である。
【図2】業務管理サーバの構成例を示すブロック図である。
【図3】パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
【図4】データベースが記録する情報の例を示す図である。
【図5】業務フローチャート作成処理を説明するフローチャートである。
【図6】エディタ画面の表示例を示す図である。
【図7】図5のステップS4のエレメント配置処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図8】エディタ画面の表示例を示す図である。
【図9】図5のステップS5のエレメント結合処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図10】エディタ画面の表示例を示す図である。
【図11】図5のステップS6のタスク情報設定処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図12】エディタ画面の表示例を示す図である。
【図13】図5のステップS7のプロパティ情報設定処理の詳細を説明するフローチャートである。
【図14】プロパティウィンドウの表示例を示す図である。
【図15】図14のプロパティウィンドウの拡大表示例を示す図である。
【図16】業務フローチャート表示処理を説明するフローチャートである。
【図17】プロパティウィンドウの表示例を示す図である。
【図18】図17のプロパティウィンドウの拡大表示例を示す図である。
【図19】プロパティの表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 業務管理サーバ, 2 データベース, 3 ネットワーク, 4,5 企業, 11,12,21,22 パーソナルコンピュータ, 41 CPU, 42 通信部, 50 ドライブ,51 リムーバブルメディア, 61 CPU, 66 入力部, 67 出力部, 69 通信部, 70 ドライブ, 71 リムーバブルメディア, 100 エディタ画面, 121 プロパティウィンドウ

Claims (6)

  1. ネットワークを介して接続される情報管理サーバと情報処理装置からなる管理システムにおいて、
    前記情報管理サーバは、
    業務フローチャートに関する情報を記憶するデータベースと、
    前記情報処理装置からの要求に応じて、前記データベースに記憶されている情報を送信する送信手段と、
    前記情報処理装置から送信されてきた情報に基づいて、前記データベースに記憶されている情報を更新する更新手段と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面を表示させる表示制御手段と、
    前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルを作成し、前記タスクのファイル内に作成した第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報を設定し、前記タスクのファイル内に作成した第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報を設定する設定手段と、
    ネットワークを介して接続される前記情報管理サーバに前記業務ファイルを送信し、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させる送信手段と、
    前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求し、前記第1のファイルを取得する取得手段と
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させ
    前記取得手段は、再構築して表示された前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、
    前記表示制御手段は、さらに、前記取得手段により取得された前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報を表示させ、
    前記送信手段は、前記取得手段により取得された前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報を前記情報管理サーバに送信し、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースを更新させる
    ことを特徴とする管理システム。
  2. 業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面を表示させる表示制御手段と、
    前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルを作成し、前記タスクのファイル内に作成した第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報を設定し、前記タスクのファイル内に作成した第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報を設定する設定手段と、
    ネットワークを介して接続される情報管理サーバに前記業務ファイルを送信し、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させる送信手段と、
    前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求し、前記第1のファイルを取得する取得手段と
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させ
    前記取得手段は、再構築して表示された前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、
    前記表示制御手段は、さらに、前記取得手段により取得された前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報を表示させ、
    前記送信手段は、前記取得手段により取得された前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報を前記情報管理サーバに送信し、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースを更新させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記取得手段は、再構築して表示された前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、
    前記送信手段は、さらに、前記プロパティ情報が更新された場合、更新されたプロパティ情報を前記情報管理サーバに送信して前記データベースを更新させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面を表示させ、
    前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルを作成し、前記タスクのファイル内に作成した第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報を設定し、前記タスクのファイル内に作成した第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報を設定し、
    ネットワークを介して接続される情報管理サーバに前記業務ファイルを送信し、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させ、
    前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求し、前記第1のファイルを取得し、
    取得した前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させ
    再構築して表示させた前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、
    取得した前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報を表示させ、
    取得した前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報を前記情報管理サーバに送信し、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースを更新させる
    ステップを含むことを特徴とする情報処理方法。
  5. 業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面を表示させ、
    前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルを作成し、前記タスクのファイル内に作成した第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報を設定し、前記タスクのファイル内に作成した第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報を設定し、
    ネットワークを介して接続される情報管理サーバに前記業務ファイルを送信し、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させ、
    前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求し、前記第1のファイルを取得し、
    取得した前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させ
    再構築して表示させた前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、
    取得した前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報を表示させ、
    取得した前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報を前記情報管理サーバに送信し、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースを更新させる
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されている記録媒体。
  6. 業務フローチャートを構成するタスクに対応するエレメントのリストが表示される領域であるリスト領域と、前記業務フローチャートの作成に用いられる領域である作業領域とを含む画面を表示させ、
    前記画面に対するユーザの入力に応じて、1つの業務ファイル内に各タスクのファイルを作成し、前記タスクのファイル内に作成した第1のファイルに、タスクのタイトル、前記作業領域における前記エレメントの位置情報、タスク間の関連付けを表す情報を設定し、前記タスクのファイル内に作成した第2のファイルに、タスクにおいて参照される情報である参照情報を含むプロパティ情報を設定し、
    ネットワークを介して接続される情報管理サーバに前記業務ファイルを送信し、前記情報管理サーバが管理するデータベースに保存させ、
    前記業務フローチャートの表示が指示された場合、前記第1のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求し、前記第1のファイルを取得し、
    取得した前記第1のファイルに設定されている情報に基づいて、前記業務フローチャートを再構築して表示させ
    再構築して表示させた前記業務フローチャートの所定のタスクが選択され、前記プロパティ情報の表示が指示された場合、前記所定のタスクの前記プロパティ情報が設定された前記第2のファイルの送信を前記情報管理サーバに要求して前記第2のファイルを取得し、
    取得した前記第2のファイルに基づいて前記プロパティ情報を表示させ、
    取得した前記第2のファイルに設定された前記プロパティ情報に含まれる前記参照情報が参照された場合、日時と参照者を含む履歴情報を前記情報管理サーバに送信し、次に前記所定のタスクの前記プロパティ情報の表示が指示されたときに、日時と参照者が前記履歴情報に基づいて表示されるように、前記履歴情報を前記参照情報に関連付けて前記データベースを更新させる
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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