JP2007213509A - 業務フロー管理システム及び業務フロー管理方法及び業務フロー管理プログラム - Google Patents

業務フロー管理システム及び業務フロー管理方法及び業務フロー管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】フローチャート作成ソフトウェアなどで作成したフローチャート図などのように、業務フロー管理システム用に作成されたものでない処理フロー定義情報に基づいて、業務フローを管理する。
【解決手段】処理フロー定義情報を、処理フロー定義情報記憶部3が記憶装置を用いて記憶する。フロー付加情報設定部4が処理装置を用いて、処理フロー定義情報に関連する付加情報を設定し、処理フロー付加情報記憶部5が記憶装置を用いて記憶する。フロー付加情報制御部8が処理装置を用いて、付加情報を取得する。業務ロジック部7が処理装置を用いて、フロー付加情報制御部8が取得した付加情報に基づいて、業務ロジックを実行する。
【選択図】図3

Description

この発明は、定義された業務フローにしたがって処理を行う業務フロー管理システムに関する。
従来、業務フロー管理システムは、あらかじめ処理フローを設計し、業務フローエンジンがその設計情報を取り込み設計内容にしたがって、処理を実行する。また、業務フローの内容や処理の状態を利用者に表示するやり方として業務フローの処理階層で表示を切り替えたり、利用者の行う内容を選択して表示したりする方式が提案されている。(例えば、特許文献1、特許文献2)。
他方、コンピュータなどを利用して業務フロー管理を行わない場合であっても、業務の流れを把握するために、フローチャート図などが作成されている。
特開平09−251432号公報 特開平09−305668号公報 特開平09−022433号公報 特開2001−084305号公報 特開2002−041744号公報 特開2003−108732号公報 特開2004−021490号公報
従来の業務フロー管理システムは、そのシステムのために設計された形式にしたがって、処理フローを定義しなければならず、ある業務フロー管理システムのために作成された処理フローの定義情報を、他のアプリケーションなどで利用することはできないという課題がある。
また、フローチャート作成ソフトウェアなどによって作成したフローチャート図などを、業務フロー管理システムが利用することができないという課題がある。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたもので、フローチャート作成ソフトウェアなどによって作成したフローチャート図など、従来の業務フロー図では利用できなかった情報を利用して、業務フローを管理できるようにすることを目的とする。
この発明にかかる業務フロー管理システムは、
情報を記憶する記憶装置と、
情報を処理する処理装置と、
上記記憶装置を用いて、業務の流れを定義する処理フロー定義情報を記憶する処理フロー定義情報記憶部と、
上記記憶装置を用いて、上記業務の実行に必要な付加情報を記憶する処理フロー付加情報記憶部と、
上記処理装置を用いて、上記処理フロー定義情報記憶部が記憶した処理フロー定義情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記処理フロー定義情報によって定義される業務に関連して上記処理フロー付加情報記憶部が記憶した付加情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記付加情報に基づいて上記業務を実行し、上記記憶装置を用いて、実行した上記業務の実行結果を記憶する業務ロジック部と、
を有することを特徴とする。
この発明にかかる業務フロー管理システムによれば、例えば、業務ロジック部が、処理装置を用いて、実行する業務に関連して、処理フロー付加情報記憶部が記憶装置を用いて記憶した付加情報に基づいて、業務ロジック(業務)を実行するので、処理フロー定義情報記憶部が記憶装置を用いて記憶した処理フロー定義情報だけではできない業務を、実行することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1を、図1〜図9を用いて説明する。
図1は、この実施の形態におけるクライアントアプリケーション装置1及びサーバアプリケーション装置2の外観の一例を示す図である。
図1において、クライアントアプリケーション装置1及びサーバアプリケーション装置2は、システムユニット910、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(液晶)の表示画面を有する表示装置901、キーボード902(K/B)、マウス903、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907などのハードウェア資源を備え、これらはケーブルや信号線で接続されている。
システムユニット910は、コンピュータであり、ファクシミリ機932、電話器931とケーブルで接続され、また、ローカルエリアネットワーク942(LAN)、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。
図2は、この実施の形態におけるクライアントアプリケーション装置1及びサーバアプリケーション装置2のハードウェア資源の一例を示す図である。
図2において、クライアントアプリケーション装置1及びサーバアプリケーション装置2は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置ともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信ボード915、キーボード902、スキャナ装置907、FDD904などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力部、出力装置の一例である。
通信ボード915は、ファクシミリ機932、電話器931、LAN942等に接続されている。通信ボード915は、LAN942に限らず、インターネット940、ISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。インターネット940或いはISDN等のWANに接続されている場合、ゲートウェイ941は不用となる。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」、「〜手段」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明するデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」、「〜手段」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」、「〜手段」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」、「〜手段」の手順をコンピュータに実行させるものである。
図3は、この実施の形態における業務フロー管理システム800の機能ブロックの構成の一例を示すブロック図である。
業務フロー管理システム800は、クライアントアプリケーション装置1、サーバアプリケーション装置2を有する。
クライアントアプリケーション装置1は、表示部9、業務入力部13を有する。
サーバアプリケーション装置2は、処理フロー定義情報記憶部3、フロー付加情報設定部4、処理フロー付加情報記憶部5、処理フロー実行制御部6、業務ロジック部7、フロー付加情報制御部8、フロー付加情報制御設定情報記憶部10を有する。
クライアントアプリケーション装置1は、クライアントアプリケーションプログラムを実行するコンピュータである。
サーバアプリケーション装置2は、サーバアプリケーションプログラムを実行するコンピュータである。
クライアントアプリケーション装置1とサーバアプリケーション装置2とは、例えば、インターネットやLANなどのネットワークを介して接続している。
しかし、これは一例にすぎず、1台のコンピュータが、クライアントアプリケーション装置1兼サーバアプリケーション装置2であってもよい。また、逆に、クライアントアプリケーション装置1やサーバアプリケーション装置2が、複数のコンピュータによって構成されてもよい。
処理フロー定義情報記憶部3は、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、処理フロー定義情報を記憶する。
処理フロー定義情報は、例えば、フローチャート作成ソフトウェアなどにより作成されたフローチャート図、UML(Unified Modeling Language)図、アクティビティ図などを表す情報である。
処理フロー定義情報は、例えば、処理の開始を示す円、処理を示す長方形、遷移を示す矢印、条件分岐を示す菱形、処理の終了を示す円などの図形について、その表示位置、大きさなどを表す情報である。
処理フロー定義情報は、業務フローを設計する際に、例えば、フローチャート作成ソフトウェアなどを用いて作成される。
従来は、これらの情報を用いて、例えば、フローチャート図を生成し、印刷するなどして、業務の実施に利用される。処理フロー定義情報は、このように、印刷する図面を生成するために用いられるが、それ以外には利用されていなかった。
処理フロー定義情報には、例えば、どの長方形(処理)からどの長方形(処理)に向けて矢印(遷移)が伸びているかといった情報が含まれている。これを利用すれば、例えば、ある処理が終わったあとにどの処理を行えばよいかがわかるので、業務フローを管理することができる。
しかし、処理フロー定義情報には、その処理を実行できる作業者の制限など、業務の実施に必要な情報や、その処理を画面に表示する場合の表示名や、表示を省略するかなど、業務結果を表示する際に必要な情報は、含まれていない場合がある。
そこで、このような情報を付加情報として設定することにより、処理フロー定義情報を制御情報として有効活用する。
フロー付加情報設定部4は、キーボード902などの入力装置を用いて、付加情報を設定(入力)する。
付加情報は、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報を、業務フロー管理に利用するために必要な情報である。
例えば、その業務を作業者が実行して、実行結果をコンピュータに入力することで、業務フローの進捗状況を管理する場合、入力できる選択肢として、業務画面に表示する項目のリストを、その処理に関連する付加情報として設定する。
また、そのようにして入力した実行結果によって、処理の流れが分岐する条件分岐がある場合、処理を分岐する条件を、その条件分岐に関連する付加情報として設定する。
付加情報は、このように処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報によって表される個々の処理(長方形)や、条件分岐(菱形)などの図形に関連して設定する。また、処理開始(円)から処理終了(円)まで、遷移(矢印)で結合した図形全体(一連の処理、以下「処理フロー」という)に関連して設定する場合もある。
フロー付加情報設定部4は、CPU911などの処理装置を用いて、入力した付加情報を、処理フロー付加情報記憶部5に対して通知する。
処理フロー付加情報記憶部5は、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、付加情報を記憶する。
付加情報は、フロー付加情報設定部4が入力したデータであり、処理フロー定義情報に付加するデータである。
処理フロー付加情報記憶部5は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー付加情報設定部4が入力した付加情報を取得する。
処理フロー付加情報記憶部5は、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、取得した付加情報を記憶する。
処理フロー実行制御部6は、CPU911などの処理装置を用いて、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報に基づいて、処理フローにおいて次に実行すべき処理を判断するなど、処理の実行を制御する。
例えば、処理フローを開始する場合、処理フロー実行制御部6は、CPU911などの処理装置を用いて、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報を、記憶装置から取得する。
処理フロー実行制御部6は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した処理フロー定義情報から、処理開始を示す図形(円)を検索する。
次に、処理フロー実行制御部6は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した処理フロー定義情報から、処理開始を示す図形から伸びる矢印(遷移)を検索する。
更に、処理フロー実行制御部6は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した処理フロー定義情報から、処理開始を示す図形から伸びる矢印の先端に結合した図形(処理)を検索する。
こうして、処理フロー実行制御部6は、次に実行すべき処理を判断する。
業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、業務ロジックを実行する。
業務ロジックとは、処理フロー実行制御部6が実行すべきと判断した処理に対応して、コンピュータの内部で行うべき処理を記述したプログラムである。
例えば、次に実行すべき処理が、人間が行うべき業務であれば、業務ロジック部7は、その処理の実行を促す業務画面や、実行した実行結果を入力するための業務画面を生成するなどの処理を行う。
あるいは、次に実行すべき処理が、コンピュータ内部で自動化された処理であれば、業務ロジック部7は、その実際にその処理を行う。
フロー付加情報制御部8は、業務ロジック部7が業務ロジックを実行するにあたって、その処理に関連して設定された付加情報が必要な場合に、CPU911などの処理装置を用いて、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した付加情報を、記憶装置から取得する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した付加情報から、業務ロジック部7が実行している業務ロジックに対応する処理に関連して設定された付加情報を検索する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、検索した付加情報を、業務ロジック部7に対して通知する。
表示部9は、クライアントアプリケーション装置1のCRTなどの表示装置901を用いて、業務画面を表示する。
業務画面には、上記説明したもののほか、例えば、処理フロー全体の流れのなかで、現在の処理の位置づけ(進捗状況、遅延があるか、今後行うべき業務量など)を示す画面(業務フロー図など)や、業務ロジック部7が実行した処理など既に実行した処理の実行結果を表示する画面などがある。
表示部9は、CPU911などの処理装置を用いて、業務ロジック部7が生成した業務画面を取得し、CRTなどの表示装置901を用いて、表示する。
フロー付加情報制御設定情報記憶部10は、フロー付加情報制御設定情報を記憶する。
フロー付加情報制御設定情報とは、例えば、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した処理フロー付加情報の所在を示す情報である。
業務入力部13は、クライアントアプリケーション装置1のマウス903などの入力装置を用いて、次に実施する業務(処理)を入力する。
業務入力部13は、RAM914などの記憶装置を用いて、入力した業務を、実施業務として記憶する。
例えば、次に実行すべき処理が複数ある場合、利用者が実施する処理を選択し、入力する。
あるいは、利用者が全体の流れを把握するために業務フロー図を見るなど、実行すべき個々の処理とは異なる業務をしたい場合に、その業務を入力する。
次に、動作について説明する。
図4は、この実施の形態における処理フロー付加情報記憶部5が記憶する付加情報の構成の一例を示す図である。
この例では、XML(Extensible Markup Language)形式で付加情報を記述しているが、これは一例にすぎず、他の形式でもよい。また、ここに示した付加情報の構成も、一例にすぎず、他の構成でもよい。
ノード「処理フロー付加情報リスト」は、複数の付加情報を一まとめにして管理するための単位を示す。
ノード「処理フロー付加情報リスト」は、ノード「処理フロー付加情報」を子ノードとして有する。
ノード「処理フロー付加情報リスト」は、属性「ID(Identifier)」を有する。
ノード「処理フロー付加情報リスト」の属性「ID」は、子孫ノードが示す付加情報を、識別するための識別情報である。
ノード「処理フロー付加情報」は、一つの処理に関連した複数の付加情報を一まとめにして管理するための単位を示す。
ノード「処理フロー付加情報」は、ノード「付加データ」を子ノードとして有する。
ノード「処理フロー付加情報」は、属性「フローID」、属性「ノードID」、属性「type」を有する。
ノード「処理フロー付加情報」の属性「フローID」は、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報によって示される処理フロー(処理開始から処理終了までの一連の処理)が複数ある場合、どの処理フローに関連して付加された付加情報であるかを識別するための識別情報である。
ノード「処理フロー付加情報」の属性「ノードID」は、属性「フローID」で識別される処理フローのなかで、どの処理に関連して付加された付加情報であるかを識別するための識別情報である。
ノード「処理フロー付加情報」の属性「type」は、属性「ノードID」で識別される処理の種別を示す。
属性「type」の値には、例えば、「処理」を示す「プロセス」、「遷移」、「条件分岐」を示す「ジャッジ」などがある。
ノード「付加データ」は、一つの付加情報を示す。
ノード「付加データ」は、子ノードを持たない。
ノード「付加データ」は、属性「ID」、属性「name」、属性「value」を有する。
ノード「付加データ」の属性「ID」は、その付加情報を識別するための識別情報である。
ノード「付加データ」の属性「name」は、その付加情報の種別を示すデータ名である。
属性「name」の値には、例えば、属性「type」が「プロセス」(処理)の処理に関連した付加情報であれば、実行結果を入力するために業務画面に表示する選択肢のリストを示す「結果リスト」や、処理実行中に表示する業務画面を構成する画面データの識別情報を示す「実施画面」などがある。
あるいは、属性「type」が「遷移」の処理に関連した付加情報であれば、前のプロセス(処理)がどのような状態になったら次のプロセス(処理)へ移行するかを示す「移行条件」などがある。
ノード「付加データ」の属性「value」は、その付加情報の内容を示すデータである。
属性「value」の値は、例えば、属性「name」が「結果リスト」である付加情報であれば、業務画面に表示するボタンやプルダウンメニューなどの選択肢に表示する文字列を「,」で区切って並べたものである。
あるいは、属性「name」が「移行条件」である付加情報であれば、前の処理の実行結果がその値になったときに、次の処理へ移行することができることを示す。
あるいは、属性「name」が「実施画面」である付加情報であれば、その処理を実行しているときに表示する業務画面を構成する画面データを示すID、ファイル名などの識別情報を示す。
図5は、この実施の形態におけるフロー付加情報設定部4などによる付加情報設定処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
ST101において、フロー付加情報設定部4は、処理フロー定義情報を読み込み、画面に処理フローを表示する。
すなわち、フロー付加情報設定部4は、CPU911などの処理装置を用いて、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報を、記憶装置から取得する。
次に、フロー付加情報設定部4は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した処理フロー定義情報から、業務フロー図(例えば、フローチャート図など)を生成する。処理フロー定義情報は、フローチャート図などを示す図形データであるから、業務フロー図を作成することは容易であり、詳細についての説明は省略する。
その後、フロー付加情報設定部4は、CRTなどの表示装置901を用いて、生成した業務フロー図を、画面に表示する。
業務フロー図には、例えば、一連の処理の開始及び終了を示す図形である丸(処理開始、処理終了)、一連の処理を構成する一つ一つの処理を示す図形である長方形(処理)、条件により処理が分岐することを示す図形である菱形(条件分岐)、処理を行う順序を示す図形である矢印(遷移)などが含まれている。
ST102において、フロー付加情報設定部4は、処理フローの中で付加したい付加情報を設定する。
すなわち、利用者がマウス903などの入力装置を操作し、CRTなどの表示装置901が表示した業務フロー図のなかから、付加情報を付加したい処理を表す図形を選択する。
なお、ここで選択できる図形は、通常の処理を示す長方形に限らず、業務フロー図の他のノード(処理、遷移、条件分岐、処理開始、処理終了などを示す図形)も選択できる。
フロー付加情報設定部4は、マウス903などの入力装置を用いて、利用者が選択した図形に対応する処理を入力する。
次に、フロー付加情報設定部4は、キーボード902などの入力装置を用いて、入力した処理に関連して設定する付加情報を入力する。
例えば、フロー付加情報設定部4は、CPU911などの処理装置を用いて、付加情報の名前と値を入力する入力画面を生成し、CRTなどの表示装置901を用いて、生成した入力画面を表示する。利用者がキーボード902などの入力装置を操作して、入力画面に、付加情報の名前と値を入力する。
フロー付加情報設定部4は、RAM914などの記憶装置を用いて、入力した処理のフローID、ノードID、種別(type)、入力した付加情報の名前(name)、値(value)を記憶する。
ST102の処理は、付加情報を設定したい処理がなくなるまで繰り返される。付加情報を設定したい処理がなくなった場合、例えば、利用者が入力終了を示すアイコンをクリックする。これを受けて、フロー付加情報設定部4が、マウス903などの入力装置を用いて、入力終了を入力し、ST103へ進む。
ST103において、フロー付加情報設定部4は、設定内容をファイルに出力する。
すなわち、フロー付加情報設定部4は、CPU911などの処理装置を用いて、ST102で入力した付加情報を、記憶装置から取得する。
次に、フロー付加情報設定部4は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した付加情報から(例えばXML形式の)データを生成し、設定結果とする。
フロー付加情報設定部4は、CPU911などの処理装置を用いて、生成した設定結果を、処理フロー付加情報記憶部5に対して通知する。
処理フロー付加情報記憶部5は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー付加情報設定部4が通知した設定結果を取得する。
処理フロー付加情報記憶部5は、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、取得した設定結果を、付加情報をして(例えばファイルなどに)記憶する。
図6は、この実施の形態における表示部9などによる業務画面処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
ST201において、利用者が該当業務の画面を表示する。ここで、「利用者が該当業務の画面を表示」とは、業務画面に表示された選択肢のなかから、利用者が次に実施したい業務を選択することをいう。
すなわち、表示部9は、CRTなどの表示装置901を用いて、業務画面を表示する。
なお、最初に表示する業務画面として、初期画面をあらかじめ生成しておくなどしておく。
業務画面には、その時点で実施できる業務の一覧がボタンやプルダウンメニューの形で表示され、利用者がマウス903などの入力装置を操作して、次に実施する業務を選択できる。
実施できる業務には、処理フローにおける処理に対応する業務のほか、全体の流れを把握するために、業務フロー図や、その他の情報を表示する業務なども含まれる。
また、処理の実行結果を入力する業務画面においては、次の処理への移行条件を満たす実行結果を入力することにより、次の処理を実施する業務として選択したことになる場合もある。
業務入力部13は、マウス903などの入力装置を用いて、次に実施する業務を入力する。
業務入力部13は、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、入力した業務を、実施業務として記憶する。
なお、業務入力部13は、例えば、クライアントアプリケーション装置1が有する磁気ディスク装置920に実施業務を記憶してもよいし、サーバアプリケーション装置2が有する磁気ディスク装置920にLAN942などを介してアクセスし、実施業務を記憶してもよい。
ST202において、該当業務ロジック部7に該当業務に必要なデータを要求する。ここで、「該当業務に必要なデータを要求」とは、業務ロジック部7を呼び出して、選択した業務についての実行結果を生成させることをいう。
すなわち、業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、ST201で業務入力部13が入力した実施業務を、記憶装置から取得する。
業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した実施業務に対応する業務ロジックを実行する。
業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、業務ロジックを実行した実行結果(例えば、業務画面に表示すべきデータなど)を生成する。
業務ロジック部7は、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、生成した実行結果を記憶する。
なお、業務ロジック部7は、例えば、サーバアプリケーション装置2が有する磁気ディスク装置920に実行結果を記憶してもよいし、クライアントアプリケーション装置1が有する磁気ディスク装置920にLAN942などを介してアクセスし、実行結果を記憶してもよい。
ST203において、表示部9は、受信したデータを画面に表示する。
すなわち、表示部9は、CPU911などの処理装置を用いて、ST202で業務ロジック部7が生成した実行結果を、記憶装置から取得する。
表示部9は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した実行結果から、業務画面を生成する。
その後、ST201に戻り、表示部9が、CRTなどの表示装置901を用いて、ST203で生成した業務画面を表示する。
図7は、この実施の形態における業務ロジック部7などによる業務実行処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
業務実行処理は、業務ロジック工程の一例である。
ST301において、業務ロジック部7は、業務入力部13からの要求を待つ。
例えば、業務入力部13は、業務ロジック部7に対して、実施業務を入力したことを示すデータを通知して、業務ロジック部7を呼び出す。
業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、業務入力部13が入力した実施業務を、記憶装置から取得する。
ST302において、業務ロジック部7は、業務に応じた処理を実施する。
すなわち、業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した実施業務に対応する業務ロジックを選択する。
業務ロジックは、例えば、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて記憶されているプログラムである。業務ロジックは、個々の業務に対応するものがあらかじめ用意されている。
業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、磁気ディスク装置920などの記憶装置が記憶した業務ロジックのなかから、取得した実施業務に対応する業務ロジックを検索して、取得する。
ST303において、業務ロジック部7は、付加情報を使用するかを判断する。
すなわち、業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、業務ロジックを実行するにあたり、付加情報を使用するか否かを判断する。
業務ロジックには、どのような付加情報を使用するかが、あらかじめプログラムのなかに組み込まれている。
したがって、業務ロジック部7は、例えば、業務ロジックのヘッダーから、使用する付加情報を示す情報を取得することにより、付加情報を使用する必要があるか否かを判断することができる。
付加情報を使用しない場合は、ST306へ進む。
付加情報を使用する場合は、ST304へ進む。
ST306において、業務ロジック部7は、業務処理の結果を表示部9に返す。
すなわち、業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、ST302で実施業務に対応して選択した業務ロジックを実行する。
業務ロジック部7は、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、業務ロジックを実行した実行結果を記憶する。
表示部9がこの実行結果を取得することにより、実行結果が表示部9に返される。
ST307において、業務ロジック部7は、業務ロジックの実行結果を、表示部9に返すだけではなく、処理フロー実行制御部6に対しても通知する。
これにより、処理フロー実行制御部6は、その処理が完了したことを知り、その処理の次に実行すべき処理を判断できる。また、実行結果によって処理が分岐する場合などでは、業務ロジックの実行結果を処理フロー実行制御部6に通知することで、処理フロー実行制御部6は、次にどちらの分岐を実行すべきか判断できる。
このようにして、処理フロー実行制御部6が次に実行すべき処理を判断できるので、処理の実行に伴って、処理フロー実行制御部6は、処理フローにしたがって順番に処理を呼び出すことができる。
これによって、処理フローの自動実行が実施される。
その後、ST301に戻る。
ST303において、処理に設定した付加情報が必要な場合、ST304へ進む。
ST304において、業務ロジック部7は、フロー付加情報制御部8に対して、例えば、付加情報にアクセスするために必要な情報(フロー名、処理名、フロー付加データ名など)を指定し、付加情報にアクセスして、付加したデータ値を取得する。
すなわち、業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー付加情報制御部8に対して、実施業務に対応する処理を含む処理フローを識別するフローID(業務を指定するデータの一例)、実施業務に対応する処理を識別するノードID(業務を指定するデータの一例)、使用する付加情報の名前を、フロー付加情報制御部8に対して、通知する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、業務ロジック部7が通知したフローID、ノードID、付加情報の名前(「name」)を取得する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した付加情報を取得する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した付加情報のなかから、取得したフローID、ノードID、付加情報の名前に合致する付加情報を検索する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、検索した付加情報の値(「value」)を取得し、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、記憶する。
フロー付加情報制御部8は、取得した付加情報の値を、業務ロジック部7に対して通知する。
ST305において、業務ロジック部7は、例えば、業務処理の結果と付加情報の結果をもとに表示データを生成し、表示部9に返す。
すなわち、業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、ST304でフロー付加情報制御部8が通知した付加情報の値を取得する。
そして、業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、ST302で選択した業務ロジックを実行する。このとき、取得した付加情報の値(付加データ)を使用する。
業務ロジック部7は、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、業務ロジックの実行結果を記憶する。
業務ロジック部7が記憶装置を用いて記憶した実行結果は、表示部9が取得することにより、表示部9に返される。
その後、ST307へ進む。
図8は、この実施の形態におけるフロー付加情報制御設定情報記憶部10が記憶するフロー付加情報制御設定情報の構成の一例を示す図である。
この例では、XML形式でフロー付加情報制御設定情報を記述しているが、これは一例に過ぎず、他の形式でもよい。
ノード「処理フロー付加情報制御」は、処理フロー付加情報制御設定情報を示す。
ノード「処理フロー付加情報制御」は、ノード「付加情報」を子ノードとして有する。
ノード「付加情報」は、付加情報の所在を示す。
ノード「付加情報」は、子ノードを持たない。
ノード「付加情報」は、属性「FILENAME」を有する。
ノード「付加情報」の属性「FILENAME」は、処理フロー付加情報記憶部5が、付加情報を磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて記憶した場合において、付加情報を保存したファイルのファイル名を示す。
処理フロー付加情報記憶部5は、あらかじめ定められたフロー付加情報制御設定情報によって示される場所に、付加情報を記憶してもよい。あるいは、処理フロー付加情報記憶部5が付加情報を記憶した場所を示す情報を、フロー付加情報制御設定情報として、フロー付加情報制御設定情報記憶部10が記憶してもよい。
図9は、この実施の形態におけるフロー付加情報制御部8による付加情報取得処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
ST401において、フロー付加情報制御部8は、フロー付加情報制御設定情報を読み込み、関連する処理フロー定義情報、処理フロー付加情報を読み込む。
すなわち、フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー付加情報制御設定情報記憶部10が記憶したフロー付加情報制御設定情報を、記憶装置から取得する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した付加情報を、取得したフロー付加情報制御設定情報によって示される記憶装置から取得する。
また、フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報を、記憶装置から取得する。
ST402において、フロー付加情報制御部8は、業務ロジック部7からの要求を待つ。
フロー付加情報制御部8は、業務ロジック部7からの要求を受け、CPU911などの処理装置を用いて、付加情報を指定するために業務ロジック部7が通知したフローID、ノードID、付加情報の名前を取得する。
ST403において、フロー付加情報制御部8は、指定されたフロー名、処理名、付加データ名から該当する付加データを探す。
すなわち、フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、ST401で取得した付加情報のなかから、ST402で取得したフローID、ノードID、付加情報の名前と合致する付加情報を検索する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、探し出した付加情報の値を取得し、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、取得した付加情報の値を記憶する。
ST404において、フロー付加情報制御部8は、その結果(該当する値)を業務ロジック部7に返す。
すなわち、フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、ST403で取得した付加情報の値を、記憶装置から取得する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、取得した付加情報の値を、業務ロジック部7に対して通知する。
これにより、以下のような処理をすることが可能となる。
例えば、処理フローにおける処理を利用者が実行し、業務フロー管理システム800に、実行結果を入力する場合がある。このとき、表示部9がCRTなどの表示装置901を用いて表示する業務画面に、選択することが可能な実行結果をボタンやプルダウンメニューの形で表示し、そのなかから利用者に実行結果を選択させるようにすれば、入力の手間がかからない。
その場合、フロー付加情報設定部4が、キーボード902などの入力装置を用いて、選択可能な実行結果を表示するデータのリストを、付加情報「結果リスト」として入力し、処理フロー付加情報記憶部5が、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて記憶しておく。
表示部9が、CRTなどの表示装置901を用いて、その処理についての業務画面を表示する場合、フロー付加情報制御部8が、付加情報「結果リスト」の値を取得し、業務ロジック部7に通知する。業務ロジック部7は、通知された付加情報「結果リスト」を、実行結果のうち、業務画面に表示すべきデータとして、表示部9に返す。表示部9は、実行結果を取得し、付加情報「結果リスト」によって示される選択肢をボタンあるいはプルダウンメニューなどの形で利用者が選択することができる業務画面を生成し、生成した業務画面を表示する。
あるいは、実行している処理について、その内容や、実行手順についての詳しい説明を画面に表示すれば、処理を実行する利用者が戸惑うことなく、処理を進めることができ、作業効率を高くすることが可能となる。
その場合、フロー付加情報設定部4が、キーボード902などの入力装置を用いて、業務画面に表示すべき文字列を、付加情報「詳細説明」として入力し、処理フロー付加情報記憶部5が、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて記憶しておく。
表示部9が、CRTなどの表示装置901を用いて、その処理についての業務画面を表示する場合、フロー付加情報制御部8が、付加情報「詳細説明」の値を取得し、業務ロジック部7に通知する。業務ロジック部7は、通知された付加情報「詳細説明」を、実行結果のうち、業務画面に表示すべきデータとして、表示部9に返す。表示部9は、実行結果を取得し、付加情報「詳細説明」によって示される文字列を表示した業務画面を生成し、生成した業務画面を表示する。
あるいは、ある処理について、その処理を実行できる利用者が一部の者に限られている場合には、その処理を実行できない利用者のクライアントアプリケーション装置1の表示装置901には、その処理を表示しないこととすれば、利用者が、どの処理を実行すべきかの判断が容易となり、作業効率が高くなる。
その場合、フロー付加情報設定部4が、キーボード902などの入力装置を用いて、業務画面を表示すべき利用者のIDを、付加情報「表示可能利用者」として入力し、処理フロー付加情報記憶部5が、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて記憶しておく。
表示部9が、CRTなどの表示装置901を用いて、その処理についての業務画面を表示する場合、フロー付加情報制御部8が、付加情報「表示可能利用者」の値を取得し、業務ロジック部7に通知する。業務ロジック部7は、通知された付加情報「表示可能利用者」を、実行結果のうち、業務画面を表示できる利用者のIDとして、表示部9に返す。表示部9は、実行結果を取得し、付加情報「表示可能利用者」によって示されるIDと、クライアントアプリケーション装置1にログインしている利用者のIDとが一致しない場合には、生成した業務画面を表示しないようにする。
以上のように、あらかじめ、フロー付加情報設定部4が、処理フロー定義情報に関連する付加情報を設定しておき、業務実施時に、業務ロジック部7が、その付加情報にアクセスし、付加情報を利用して業務ロジックを実行することにより、処理フロー定義情報によって表される図形をそのまま表示したのではわかりにくい内容を、わかりやすく表示することができる。
例えば、実施する処理と関連したデータ項目を、業務画面に表示することが可能となる。
また、表示する内容は付加情報により定まるので、フロー付加情報設定部4が付加情報のデータを変更すれば、業務ロジック部7が実行する業務ロジックを変更する事なしに、業務画面の表示を変更する事が可能となる。
これにより、例えば、利用者の好みに合わせて業務画面の表示を変更するなど、GUI(Graphical User Interface)をカスタマイズしたいという要求に対し、柔軟に対応することが可能となる。
なお、この例では、主に、画面表示に対して付加情報を活用する例について説明したが、画面表示とは関係なく業務ロジック部7の中だけで利用しても構わない。
例えば、コンピュータの内部で処理できる業務を実施する場合、業務ロジック部7は、その業務を実施するための業務ロジックを実行する。業務ロジックの実行に必要な入力の値があらかじめ定まっている場合には、あらかじめフロー付加情報設定部4がその処理の付加情報として入力値を設定しておけば、業務実施時に、利用者が入力をする必要がないので、作業を効率化できる。
この実施の形態における業務フロー管理システム800によれば、業務ロジック部7が、実行する業務に関連して、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した付加情報に基づいて、業務ロジック(業務)を実行するので、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報だけではできない業務を、実行することができるという効果を奏する。
この実施の形態における業務フロー管理システム800によれば、フロー付加情報設定部4が、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報によって示される業務に関連した付加情報を入力するので、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した付加情報を容易に設定、変更することができるという効果を奏する。
この実施の形態における業務フロー管理システム800によれば、業務ロジック部7が、実施する業務に関連する付加情報に基づいて業務ロジック(業務)を実行した実行結果から、表示部9が業務画面を生成し、CRTなどの表示装置901を用いて表示するので、処理フロー定義情報によって示される図形をそのまま表示する場合と比較して、よりわかりやすい表示とすることができ、利用者の作業効率を高めることができるという効果を奏する。
この実施の形態における業務フロー管理システム800によれば、業務ロジック部7が実施する業務に関連する付加情報を取得して実行結果とし、表示部9が生成する業務画面に、業務ロジック部7の実行結果として取得した付加情報を表示するので、業務画面の表示がわかりやすくなり、利用者の作業効率を高めることができるという効果を奏する。
この実施の形態における業務フロー管理システム800によれば、フロー付加情報制御部8が、指定した業務に関連する付加情報を検索し、検索した付加情報の値を業務ロジック部7に対して通知するので、付加情報の検索が容易になるという効果を奏する。
なお、ここで説明した業務フロー管理システム800は、上記説明した工程からなる業務フロー管理方法を、上記説明した各部が行うことにより、実現することができる。
この実施の形態における業務フロー管理システム800が行う業務フロー管理方法によれば、業務ロジック工程において、業務ロジック部7が、実行する業務に関連して、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した付加情報に基づいて、業務ロジック(業務)を実行するので、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報だけではできない業務を、実行することができるという効果を奏する。
なお、ここで説明した業務フロー管理システム800は、コンピュータを上記説明した各部として機能させる業務フロー管理プログラムを、コンピュータが実行することにより、実現することができる。
この実施の形態における業務フロー管理システム800としてコンピュータを機能させる業務フロー管理プログラムによれば、業務フロー管理プログラムを実行するコンピュータにおいて、業務ロジック部7が、実行する業務に関連して、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した付加情報に基づいて、業務ロジック(業務)を実行するので、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報だけではできない業務を、実行することができるという効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態2を、図10〜図13を用いて説明する。
この実施の形態におけるクライアントアプリケーション装置1及びサーバアプリケーション装置2のハードウェア構成は、実施の形態1で説明したものと同様なので、ここでは説明を省略する。
図10は、この実施の形態における業務フロー管理システム800の機能ブロックの構成の一例を示すブロック構成図である。
なお、実施の形態1で説明した業務フロー管理システム800の機能ブロックと共通するブロックについては、同一の符号を付し、説明を省略する。
この実施の形態の業務フロー管理システム800は、実施の形態1のブロック構成に加え、フロー変換ロジック記憶部11、処理実行結果記憶部12が追加された構成となっている。
フロー変換ロジック記憶部11は、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、フロー変換ロジックを記憶する。
フロー変換ロジックとは、例えば、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報や、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した付加情報や、処理実行結果記憶部12が記憶した処理実行結果などに基づいて、付加情報を変換するプログラムである。
処理実行結果記憶部12は、業務ロジック部7が処理を実行した結果を処理実行結果として記憶する。
処理実行結果は、実行結果の一例である。
次に、動作について説明する。
図11は、この実施の形態におけるフロー付加情報制御設定情報記憶部10が記憶するフロー付加情報制御設定情報の構成の一例を示す図である。
実施の形態1において説明したフロー付加情報制御設定情報(図8)と比較して、ノード「処理フロー付加情報制御」の子ノードとして、ノード「変換モジュール」が追加されている点が異なる。
ノード「変換モジュール」は、子ノードを持たない。
ノード「変換モジュール」は、属性「ID」、属性「class」を有する。
ノード「変換モジュール」の属性「ID」は、フロー変換ロジックを識別するための識別情報である。
ノード「変換モジュール」の属性「class」は、フロー変換ロジックのクラス名である。なお、この例では、フロー変換ロジックが、Java(登録商標)のクラスとして定義されている。しかし、これは一例にすぎず、フロー変換ロジックは、他のプログラミング言語によって組まれたプログラムでもよい。
図12は、この実施の形態における業務ロジック部7などによる業務実行処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
なお、実施の形態1で説明した業務ロジック部7の業務実行処理(図7)の工程と共通する工程については、同一の符号を付し、説明を省略する。
ST304aにおいて、業務ロジック部7は、フロー付加情報制御部8に対して、例えば、フロー変換メソッド名、メソッドに必要な情報(フロー名、処理名、付加データ名など)を指定して、フロー付加情報制御部8を呼び出す。フロー付加情報制御部8がフロー変換ロジックを実行する。業務ロジック部7は、その実行結果を受け取る(取得する)。
すなわち、業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー付加情報制御部8に対して、実施業務に対応する処理を含むフローを識別するフローID(業務を指定するデータの一例)、実施業務に対応する処理を識別するノードID(業務を指定するデータの一例)、使用する付加情報の名前、付加情報の変換に使用するフロー変換ロジックの名前(メソッド名)などを、フロー付加情報制御部8に対して、通知する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、業務ロジック部7が通知したフローID、ノードID、付加情報の名前、フロー変換ロジックの名前などを取得する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、指定されたフロー変換ロジックを実行し、付加情報を変換する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、変換した付加情報を、業務ロジック部7に対して、通知する。
図13は、この実施の形態におけるフロー付加情報制御部8によるフロー変換処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
なお、実施の形態1で説明したフロー付加情報制御部8の付加情報取得処理(図9)の工程と共通する工程については、同一の符号を付し、説明を省略する。
ST401aにおいて、フロー付加情報制御部8は、フロー付加情報制御設定情報記憶部10が記憶したフロー付加情報制御設定情報を読み込み、関連する処理フロー定義情報、処理フロー付加情報、フロー変換ロジックなどを読み込む。
すなわち、フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー付加情報制御設定情報記憶部10が記憶したフロー付加情報制御設定情報を、記憶装置から取得する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した付加情報を、取得したフロー付加情報制御設定情報によって示される記憶装置から取得する。
また、フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、処理フロー定義情報記憶部3が記憶した処理フロー定義情報を、記憶装置から取得する。
更に、フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー変換ロジック記憶部11が記憶したフロー変換ロジックのうち、取得したフロー付加情報制御設定情報によって指定されたフロー変換ロジックを、記憶装置から取得する。
ST402aにおいて、フロー付加情報制御部8は、業務ロジック部7からの要求を待つ。
フロー付加情報制御部8は、業務ロジック部7からの要求を受け、CPU911などの処理装置を用いて、フロー変換ロジックを指定するために業務ロジック部7が通知したフロー変換ロジックの名前と、指定されたフロー変換ロジックを実行する上で必要となるフローID、ノードID、付加情報の名前などを取得する。
ST403aにおいて、フロー付加情報制御部8は、指定されたフロー変換ロジックを呼び出す。
すなわち、フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、ST401aで取得したフロー変換ロジックのなかから、ST402aで取得したフロー変換ロジックの名前に合致するフロー変換ロジックを検索する。
フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、検索したフロー変換ロジックを実行する。
このとき、フロー付加情報制御部8は、ST401aで取得した処理フロー定義情報や付加情報から、CPU911などの処理装置を用いて、ST402aで取得したフローID,ノードID、付加情報の名前と合致する処理や付加情報の値を取得して、フロー変換ロジックの実行に利用する。
また、業務ロジック部7がそれまでに実行した業務ロジックの実行結果を、処理実行結果記憶部12が磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて記憶しているので、フロー付加情報制御部8が、CPU911などの処理装置を用いて、処理実行結果記憶部12が記憶した処理実行結果を、記憶装置から取得して、フロー変換ロジックの実行に活用してもよい。
これにより、フロー付加情報制御部8は、フロー付加情報設定部4があらかじめ設定した付加情報の値ではなく、処理の進行状況等にあわせて変化する柔軟な値を、業務ロジック部7に通知することができる。
これは、業務ロジック部7が実行する業務ロジックの実行結果に反映されるので、それに基づいて表示部9が生成する業務画面も、更にわかりやすいものとなる。
また、処理フロー実行制御部6の処理にもこれを反映することにより、状況に即した処理フローの制御ができる。
これにより、以下のような処理をすることが可能となる。
例えば、全体の流れを把握するために業務画面に表示する業務フロー図にあまり細かい処理まで表示されると、全体の流れを把握しにくくなるので、おおまかな流れだけを表示して、それ以外は表示しないようにしたい。そうすれば、利用者が全体の流れを把握しやすくなり、作業の効率が高くなる。
その場合、フロー付加情報設定部4は、マウス903などの入力装置を用いて、処理フローにおける処理開始から処理終了までの一連の処理のうちから、業務フロー図に表示したい処理だけを選択して入力する。フロー付加情報設定部4は、CPU911などの処理装置を用いて、それぞれの処理について、業務フロー図に表示するか否かを付加情報として設定し、処理フロー付加情報記憶部5が、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、記憶する。
業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、業務フロー図に表示すると設定された処理だけを抽出するフロー変換ロジックを指定して、フロー付加情報制御部8を呼び出す。フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、指定されたフロー変換ロジックを実行し、処理フローのなかで、付加情報として業務フロー図に表示すると設定された処理だけを抽出する。業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー付加情報制御部8が抽出した処理から、業務フロー図を生成する。表示部9は、CPU911などの処理装置を用いて、業務ロジック部7が生成した業務フロー図を使用して業務画面を生成し、CRTなどの表示装置901を用いて、生成した業務画面を表示する。
これにより、業務画面上には、表示する必要がある処理だけが示された業務フロー図が表示される。
あるいは、今後実施すべき業務の量を把握したい場合には、既に完了した処理は表示せず、まだ終わっていない処理だけを表示する業務フロー図を表示するほうが、利用者にわかりやすく、作業効率が高くなる。
その場合、業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、処理実行結果が「完了」でない処理だけを抽出するフロー変換ロジックを指定して、フロー付加情報制御部8を呼び出す。フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、指定されたフロー変換ロジックを実行し、処理実行結果記憶部12が記憶している処理実行結果を取得して、処理フローのなかで、実行結果が「完了」となっていない処理だけを抽出する。業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー付加情報制御部8が抽出した処理から、業務フロー図を生成する。表示部9は、CPU911などの処理装置を用いて、業務ロジック部7が生成した業務フロー図を使用して業務画面を生成し、CRTなどの表示装置901を用いて、生成した業務画面を表示する。
なお、以上の例では、業務フロー図に表示すると設定された処理だけを選択するフロー変換ロジックの例について説明したが、フロー変換ロジック記憶部11が記憶するフロー変換ロジックは、他の処理を行うプログラムであってもよい。
例えば、フロー付加情報制御部8が、CPU911などの処理装置を用いて、フロー変換ロジックを実行することにより、処理フローの進捗状態(処理実行結果)に基づいて、それぞれの処理が実行可能であるか否かを判定し、処理のリストに判定結果をつけて、業務ロジック部7に返す。業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、これを取得し、業務画面に表示される処理実行のボタンを制御する。すなわち、実行可能な処理については、処理実行ボタンを選択可能状態とし、実行不可の処理については、処理実行ボタンを選択不能状態とした業務画面を、表示部9が、CRTなどの表示装置901を用いて、表示する。
これにより、利用者が、まだ実行できない処理を選択しようとしても選択できなくなり、利用者が業務画面を見て、実行できる処理を容易に把握できるので、間違った順序で、処理を実行しようとすることがなく、作業効率を高めることができる。
あるいは、フロー付加情報設定部4が、マウス903などの入力装置を用いて、処理フローの付加情報として、実行可能な処理の範囲(利用開始処理名と利用終了処理名)を設定し、処理フロー付加情報記憶部5が、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、記憶しておく。フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー変換ロジックを実行することにより、その付加情報を記憶装置から取得して、処理フローのなかの処理が実行可能な範囲内であるか否かを判定する。業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、判定結果を取得し、取得した判定結果に基づいて、実行ボタンを制御する。すなわち、実行可能な処理については、処理実行ボタンを選択可能状態とし、実行不可の処理については、処理実行ボタンを選択不能状態とした業務画面を、表示部9が、CRTなどの表示装置901を用いて、表示するようにしてもよい。
あるいは、フロー付加情報設定部4が、キーボード902などの入力装置を用いて、利用者名(利用者ID)を付加情報として設定し、処理フロー付加情報記憶部5が、磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて、記憶しておく。フロー付加情報制御部8は、CPU911などの処理装置を用いて、フロー変換ロジックを実行することにより、処理フローのなかで、そのクライアントアプリケーション装置1にログインしている利用者が実行できる処理を判定し、実行できると判定した処理の一覧を、業務ロジック部7に返す。業務ロジック部7は、CPU911などの処理装置を用いて、判定結果を取得し、取得した判定結果を使って、利用者が実行できる処理の一覧表を生成する。表示部9は、CPU911などの処理装置を用いて、業務ロジック部7が生成した、利用者が実行できる処理の一覧表を含む業務画面を生成し、CRTなどの表示装置901を用いて、出力するようにしてもよい。
なお、この例では、フロー変換ロジックがフロー付加情報制御部8とは別に、フロー変換ロジック記憶部11が記憶している場合について説明したが、あらかじめフロー変換ロジックが固定している場合には、フロー付加情報制御部8のなかにフロー変換ロジックを組み込んだ構成とし、フロー変換ロジックがフロー付加情報制御部8と一体になっていてもよい。
また、処理フロー付加情報記憶部5が記憶する付加情報は、1つに限らず、複数あってもよい。
以上のように、フロー変換ロジック記憶部11が磁気ディスク装置920などの記憶装置を用いて記憶したフロー変換ロジックを、フロー付加情報制御部8がCPU911などの処理装置を用いて実行することで、処理フロー付加情報記憶部5が記憶した付加情報を変換し、変換した付加情報に基づいて、業務ロジック部7がCPU911などの処理装置を用いて業務ロジックを実行することにより、業務ロジックのなかに、状況に応じて変更することが可能なフロー変換ロジックを組み込むことができる。これにより、さまざまなフロー変換ロジックを、状況に応じて動的に切り替えることで、例えば、表示部9が表示する業務画面を切り替えることができる。このとき、業務ロジック部7が実行する業務ロジックを変更する必要がなく、あるいは、変更の必要があっても、その必要を最小限に抑えることができるので、表示を切り替えるなど、業務の本質とは関係のない部分を利用者の好みに合わせてカスタマイズすることが容易になり、利用者の作業効率を高めることが可能となる。
この実施の形態の業務フロー管理システム800によれば、フロー変換ロジック記憶部11が記憶したフロー変換ロジックを、フロー付加情報制御部8が実行することで、付加情報を変換し、その結果に基づいて、業務ロジック部7が、業務ロジックを実行するので、フロー変換ロジックを変更すれば業務ロジックを変更しなくても、業務ロジックの実行結果を変更することが容易となり、利用者の作業効率を高めることができるという効果を奏する。
この実施の形態における業務フロー管理システム800によれば、処理フロー画面を表示する業務を業務ロジック部7が実行する場合に、取得した付加情報に基づいて、処理フロー画面に表示する内容を生成して実行結果とし、表示部9が生成する業務画面に、業務ロジック部7の実行結果として取得した処理フロー画面に表示する内容を表示するので、処理フロー画面を柔軟に変更することができ、処理フロー画面の表示がわかりやすくなり、利用者の作業効率を高めることができるという効果を奏する。
以上説明した業務フロー管理システム800は、以下の特徴を備える。
ここで説明した業務フロー管理システム800は、処理フロー定義情報に関係させて付加情報を設定する手段(フロー付加情報設定部4)と、設定した処理フローから設定した付加情報にアクセスする手段(フロー付加情報制御部8)を持ち、要求に応じて設定した付加情報を渡す事で処理フローに関係する処理を行える事を特徴とする。
ここで説明した業務フロー管理システム800は、更に、クライアントアプリケーション(クライアントアプリケーション装置1)のユーザインタフェースを提供する表示部9に付加情報を表示する事を特徴とする。
ここで説明した業務フロー管理システム800は、更に、フローを変換する手段(フロー変換ロジック)を持ち、付加情報を使ってフローを変換し、その結果を要求に応じて渡す事を特徴とする。
ここで説明した業務フロー管理システム800は、更に、複数のフローを変換する手段(フロー変換ロジック)を持ち、指定されたフロー変換手段を使ってその結果を要求に応じて渡す事を特徴とする。
ここで説明した業務フロー管理システム800は、更に、1つの処理フローに識別可能な複数の付加情報を設定する手段(フロー付加情報設定部4)を持ち、要求に応じて設定した付加情報を渡す事で処理フローに関係する処理を行える事を特徴とする。
従来は、あらかじめ処理フロー定義情報の中に設計された情報を使って利用者に分かりやすい表示などを行ってきた。しかし、たとえば、処理が完了している場合に該当処理を行うボタンを押せないようにしたり、設定できる値を処理の状態で切り替えたり等、処理フロー定義情報に含まれない情報を使って表示を分かりやすくしたり、処理に関連させたデータを後から付加して業務処理に付加価値を持たせるという事が従来の方式では実現できなかった。
ここで説明した業務フロー管理システム800によれば、付加情報を処理フローに関係させて別途持たせ、要求に応じて設定した付加情報を取得したり、あらかじめ組み込まれた変換機能を呼びだし、該当処理の付加情報を使って情報を加工することにより、利用する業務内容に最適なGUIの提供や業務処理の実行を提供することができる。
実施の形態1におけるクライアントアプリケーション装置1及びサーバアプリケーション装置2の外観の一例を示す図。 実施の形態1におけるクライアントアプリケーション装置1及びサーバアプリケーション装置2のハードウェア資源の一例を示す図。 実施の形態1における業務フロー管理システム800の機能ブロックの構成の一例を示すブロック図。 実施の形態1における処理フロー付加情報記憶部5が記憶する付加情報の構成の一例を示す図。 実施の形態1における処理フロー付加情報設定部4などによる付加情報設定処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1における表示部9などによる業務画面処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1における業務ロジック部7などによる業務実行処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1におけるフロー付加情報制御設定情報記憶部10が記憶するフロー付加情報制御設定情報の構成の一例を示す図。 実施の形態1におけるフロー付加情報制御部8による付加情報取得処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態2における業務フロー管理システム800の機能ブロックの構成の一例を示すブロック構成図。 実施の形態2におけるフロー付加情報制御設定情報記憶部10が記憶するフロー付加情報制御設定情報の構成の一例を示す図。 実施の形態2における業務ロジック部7などによる業務実行処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態2におけるフロー付加情報制御部8によるフロー変換処理の流れの一例を示すフローチャート図。
符号の説明
1 クライアントアプリケーション装置、2 サーバアプリケーション装置、3 処理フロー定義情報記憶部、4 フロー付加情報設定部、5 処理フロー付加情報記憶部、6 処理フロー実行制御部、7 業務ロジック部、8 フロー付加情報制御部、9 表示部、10 フロー付加情報制御設定情報記憶部、11 フロー変換ロジック記憶部、12 処理実行結果記憶部、13 業務入力部、901 表示装置、902 キーボード、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ装置、907 スキャナ装置、910 システムユニット、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、931 電話器、932 ファクシミリ機、940 インターネット、941 ゲートウェイ、942 LAN。

Claims (9)

  1. 情報を記憶する記憶装置と、
    情報を処理する処理装置と、
    上記記憶装置を用いて、業務の流れを定義する処理フロー定義情報を記憶する処理フロー定義情報記憶部と、
    上記記憶装置を用いて、上記業務の実行に必要な付加情報を記憶する処理フロー付加情報記憶部と、
    上記処理装置を用いて、上記処理フロー定義情報記憶部が記憶した処理フロー定義情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記処理フロー定義情報によって定義される業務に関連して上記処理フロー付加情報記憶部が記憶した付加情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記付加情報に基づいて上記業務を実行し、上記記憶装置を用いて、実行した上記業務の実行結果を記憶する業務ロジック部と、
    を有することを特徴とする業務フロー管理システム。
  2. 上記業務フロー管理システムは、更に、
    情報を入力する入力装置と、
    情報を表示する表示装置と、
    上記処理装置を用いて、上記処理フロー定義情報記憶部が記憶した処理フロー定義情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記処理フロー定義情報に基づいて上記業務を示す処理フロー画面を生成し、上記表示装置を用いて、生成した上記処理フロー画面を表示し、上記入力装置を用いて、上記処理フロー画面に示した業務に関連する付加情報を入力し、上記処理装置を用いて、入力した上記付加情報を上記処理フロー付加情報記憶部に通知するフロー付加情報設定部と、
    を有し、
    上記処理フロー付加情報記憶部は、
    上記処理装置を用いて、上記フロー付加情報設定部が入力した付加情報を取得し、上記記憶装置を用いて、取得した上記付加情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の業務フロー管理システム。
  3. 上記業務フロー管理システムは、更に、
    情報を入力する入力装置と、
    情報を表示する表示装置と、
    上記入力装置を用いて、実施する業務を示す情報を入力し、上記記憶装置を用いて、入力した上記業務を示す情報を、実施業務として記憶する業務入力部と、
    上記処理装置を用いて、上記業務ロジック部が実行した業務の実行結果を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記実行結果に基づいて上記実行結果を示す業務画面を生成し、上記表示装置を用いて、生成した上記業務画面を表示する表示部と、
    を有し、
    上記業務ロジック部は、
    上記処理装置を用いて、上記業務入力部が入力した実施業務を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記実施業務によって示される業務に関連して上記処理フロー定義情報記憶部が記憶した処理フロー定義情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記処理フロー定義情報によって定義される業務に関連して上記処理フロー付加情報記憶部が記憶した付加情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記付加情報に基づいて上記業務を実行し、上記記憶装置を用いて、実行した上記業務の実行結果を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の業務フロー管理システム。
  4. 上記業務ロジック部は、
    実行した上記業務の実行結果として、取得した上記付加情報を、上記記憶装置を用いて記憶し、
    上記表示部は、
    上記業務ロジック部が実行した上記業務の実行結果として、上記付加情報を、上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、上記付加情報を含む業務画面を生成し、上記表示装置を用いて、生成した業務画面を表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の業務フロー管理システム。
  5. 上記業務入力部は、
    上記実施業務として、処理フロー画面を表示する業務を示す情報を入力し、
    上記業務ロジック部は、
    取得した上記付加情報に基づいて、上記処理フロー画面に表示する内容を生成し、実行した上記業務の実行結果として、上記処理フロー画面に表示する内容を、上記記憶装置を用いて記憶し、
    上記表示部は、
    上記業務ロジック部が実行した上記業務の実行結果として、上記処理フロー画面に表示する内容を、上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、上記処理フロー画面に表示する内容を含む業務画面を生成し、上記表示装置を用いて、生成した業務画面を、上記処理フロー画面として表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の業務フロー管理システム。
  6. 上記業務フロー管理システムは、更に、
    上記処理装置を用いて、上記業務を指定するデータを取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記データによって指定される業務に関連して上記処理フロー付加情報記憶部が記憶した付加情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記付加情報を上記業務ロジック部に通知するフロー付加情報制御部
    を有し、
    上記業務ロジック部は、
    上記処理装置を用いて、上記処理フロー定義情報記憶部が記憶した処理フロー定義情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記処理フロー定義情報によって定義される業務を指定するデータを上記フロー付加情報制御部に通知し、上記処理装置を用いて、上記フロー付加情報制御部が取得した付加情報を取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記付加情報に基づいて上記業務を実行し、上記記憶装置を用いて、実行した上記業務の実行結果を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の業務フロー管理システム。
  7. 上記業務フロー管理システムは、更に、
    上記記憶装置を用いて、上記付加情報を変換するフロー変換ロジックを記憶するフロー変換ロジック記憶部と、
    上記処理装置を用いて、上記業務を指定するデータを取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記データによって指定される業務に関連して上記処理フロー付加情報記憶部が記憶した付加情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、上記フロー変換ロジック記憶部が記憶したフロー変換ロジックを上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記フロー変換ロジックに基づいて取得した上記付加情報を変換し、上記処理装置を用いて、変換した上記付加情報を上記業務ロジック部に通知するフロー付加情報制御部
    を有し、
    上記業務ロジック部は、
    上記処理装置を用いて、上記処理フロー定義情報記憶部が記憶した処理フロー定義情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記処理フロー定義情報によって定義される業務を指定するデータを上記フロー付加情報制御部に通知し、上記処理装置を用いて、上記フロー付加情報制御部が取得した付加情報を取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記付加情報に基づいて上記業務を実行し、上記記憶装置を用いて、実行した上記業務の実行結果を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の業務フロー管理システム。
  8. 情報を記憶する記憶装置と、情報を処理する処理装置と、上記記憶装置を用いて、業務を定義する処理フロー定義情報を記憶する処理フロー定義情報記憶部と、上記記憶装置を用いて、上記業務の実行に必要な付加情報を記憶する処理フロー付加情報記憶部とを有する業務フロー管理システムが、業務フローを管理する業務フロー管理方法において、
    上記処理装置が、上記処理フロー定義情報記憶部が記憶した処理フロー定義情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置が、取得した上記処理フロー定義情報によって定義される業務に関連して上記処理フロー付加情報記憶部が記憶した付加情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置が、取得した上記付加情報に基づいて上記業務を実行し、上記記憶装置が、実行した上記業務の実行結果を記憶する業務ロジック工程
    を有することを特徴とする業務フロー管理方法。
  9. 情報を記憶する記憶装置と、情報を処理する処理装置とを有するコンピュータを、
    上記記憶装置を用いて、業務を定義する処理フロー定義情報を記憶する処理フロー定義情報記憶部と、
    上記記憶装置を用いて、上記業務の実行に必要な付加情報を記憶する処理フロー付加情報記憶部と、
    上記処理装置を用いて、上記処理フロー定義情報記憶部が記憶した処理フロー定義情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記処理フロー定義情報によって定義される業務に関連して上記処理フロー付加情報記憶部が記憶した付加情報を上記記憶装置から取得し、上記処理装置を用いて、取得した上記付加情報に基づいて上記業務を実行し、上記記憶装置を用いて、実行した上記業務の実行結果を記憶する業務ロジック部と、
    を有する業務フロー管理システムとして機能させることを特徴とする業務フロー管理プログラム。
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