JP2003030390A - ワークフロー管理方法およびシステムその処理プログラム - Google Patents

ワークフロー管理方法およびシステムその処理プログラム

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JP2003030390A
JP2003030390A JP2001210147A JP2001210147A JP2003030390A JP 2003030390 A JP2003030390 A JP 2003030390A JP 2001210147 A JP2001210147 A JP 2001210147A JP 2001210147 A JP2001210147 A JP 2001210147A JP 2003030390 A JP2003030390 A JP 2003030390A
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Toyohito Suzuki
豊人 鈴木
Nobuo Kureyama
伸夫 紅山
Takahito Kusama
草間  隆人
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークフロー管理システムを使用して業務のビ
ジネスプロセス制御・管理を行い、複数のアプリケーシ
ョンによって処理される複数の作業からなる業務全体の
機能を提供するASPにおいて、プロバイダによる木目
細かな設定が可能で、かつユーザにとって理解しやす
い、課金方式の定義を可能とし、また、プロバイダでの
課金情報の管理を容易にする。 【解決手段】業務における複数の作業と該作業間の処理
順序とを定義するプロセス定義情報を保持し、該プロセ
ス定義情報に基づいて前記作業の実行管理を行い、前記
作業の実行履歴をワークフロー実行履歴情報として記録
するワークフロー管理方法において、前記プロセス定義
情報の任意の部分フローと該部分フローの実行に対する
課金方式とを対応付けて格納する部分フロー課金方式定
義情報を保持し、該部分フロー課金方式定義情報に基づ
き、前記ワークフロー実行履歴情報から課金額を算定す

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークフロー管理
システムを基盤とした業務アプリケーションサービス提
供における課金計算に係わるワークフロー管理技術に関
する
【0002】
【従来の技術】近年、企業における業務アプリケーショ
ンの早期立ち上げ、導入時の初期投資や運用にかかるコ
スト削減を実現する解として、ASP(Applica
tion Service Provider)の利用が
一般的になりつつある。
【0003】図12は基本的なASPシステムの構成を
示す図である。プロバイダは、自社あるいは他社のコン
ピュータセンタでユーザ向けのアプリケーション180
2を搭載したプロバイダ計算機環境0171を運用管理
し、ユーザは、ユーザ計算機環境0172からネットワ
ーク0104経由でプロバイダと契約したアプリケーシ
ョン1802へアクセスし、業務処理1801を実行す
る。このシステムにより、ユーザは自身でサーバマシン
を導入してアプリケーションシステムを運用管理する必
要がなくなり、また、OSやアプリケーションのバージ
ョンアップなどもプロバイダに任せることが可能とな
る。
【0004】また、ASPでは、個々のアプリケーショ
ン機能の提供だけでなく、図13に示すように、ワーク
フロー管理システム1902を基盤として使用して業務
プロセス全体のビジネスプロセス制御・管理を行い、複
数のアプリケーションによって処理される複数の作業か
らなる業務プロセス1901全体の機能を提供したり、
業務処理自体をプロバイダ側で実行する(プロバイダ実
行業務AP1903)等、より高付加価値なサービスも
提供され始めている。こうしたケースでは、個々の案件
に対して、使用したサービスの量や質に応じて、詳細か
つ適切な課金を行うのが望ましい。
【0005】ワークフロー管理システムは、複数の作業
からなる業務プロセスの流れをプロセス定義として事前
定義し、この定義に基づいて作業実行と業務プロセスの
進行状態の管理を支援する技術である。プロセス定義
は、業務プロセスの流れである業務フローをモデル化し
たものと言える。各作業における処理は、人が行う場合
や、業務APにより自動的に実行される場合があるが、
ワークフロー管理システムは、これらの作業の人への割
当てや業務APによる処理の実行制御を行い、かつ業務
フロー全体としての状態管理、進捗管理を行うものであ
る。ワークフロー管理システムを使用した課金計算に関
する公知例としては、特開平10-326314号広報
「アウトソーシング向けワークフロー管理システム」が
あるが、該公知例はワークフロー管理システムそのもの
のアウトソーシングの際の課金計算について述べたもの
であるため、課金の対象をワークフロー管理システムに
よるビジネスプロセス制御・管理についてのみとしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現状、ASPにおける
課金方法としては、業務プロセス単位での課金(期間ご
との定額制・処理案件数の従量制など)、または使用す
るアプリケーション機能単位での課金が一般的である。
【0007】業務プロセス単位での課金は、ユーザの理
解が得られやすいという利点がある。しかし、業務フロ
ーに分岐が存在する場合、分岐する方向により、実際に
ユーザに提供されるサービスの質・量が異なる場合があ
り、また、プロバイダでのサービス提供のための消費リ
ソース量も異なる。特に業務フローの一部に高付加価値
なサービス(高度なアプリケーション、コンサルティン
グサービス、プロバイダでの業務処理実行など)が含ま
れている場合には、その影響は大きい。
【0008】使用するアプリケーション機能単位での課
金は、実際にユーザに提供されるサービスの質・量、お
よびプロバイダでの消費リソース量を課金に反映するこ
とが可能であるが、業務プロセス単位で契約しているユ
ーザには理解されづらく、またプロバイダでの課金管理
が煩雑になるという問題がある。
【0009】本発明の目的は、プロバイダによる木目細
かな設定が可能な課金の定義を可能とするワークフロー
管理方法およびシステムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記課題を
解決するために、業務フローの任意の部分フローごとに
課金方式の定義を行う。また本発明では、ユーザごとの
課金計算を、業務フローの任意の部分フローごとに定義
した課金方式に基づいて、ワークフロー実行履歴情報か
ら算出する。また本発明では、業務フローの任意の部分
フローごとに複数の課金方式を定義し、ユーザが、おの
おのの業務プロセスの特性を考慮し、部分フローごとの
課金方式を選択する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を説明する。プロバイダによる木目細かな設定が可
能な課金の定義を可能とすることを目的とする。また、
プロバイダでの課金情報の管理を容易にすることを他の
目的とする。また、ユーザがそれぞれの業務プロセスの
特性を考慮して、課金方式をカスタマイズすることを可
能とすることをさらなる目的とする。
【0012】以下の実施例におけるワークフロー管理シ
ステムの例は、本発明の説明に不要な機能や詳細は省略
している為、一般的なワークフロー管理システムに比べ
て単純化されているが、本発明の適用範囲が制限される
ものではない。
【0013】図1は、本発明におけるワークフロー管理
システムの構成の一例である。プロバイダ計算機013
1はプロバイダ計算機環境0171に、ユーザ計算機0
132はユーザ計算機環境0172にそれぞれ配置され
ている。
【0014】プロバイダ計算機0131は、表示装置0
151、CPU0152、通信装置0153、補助記憶
装置0154、メモリ0155、キーボード0156、
マウス0157、の各ハードウェアで構成される。図中
では簡単の為、プロバイダ計算機0131の一部に関し
てのみ計算機内部の構成の詳細を記しているが、他のプ
ロバイダ計算機0131およびユーザ計算機0132に
ついても同様のハードウェア構成でよい。ワークフロー
実行制御エンジン0101、ユーザ操作業務AP010
2、自動実行業務AP0103はソフトウェアプログラ
ムであり、プロバイダ計算機0131上で動作する。こ
れらのソフトウェアプログラムは補助記憶装置0154
に格納されているが、実行時にメモリ0155に読込ま
れ、CPU0152により実行される。また、これらの
ソフトウェアプログラムは、表示装置0151や、キー
ボード0156、マウス0157等の入力装置を用い
て、人である作業者と対話を行ったり、通信装置015
3を用いて他の計算機上で動作するソフトウェアプログ
ラムと互いに通信する事が可能である。また、これらの
各プログラムは、同一のプロバイダ計算機0131上に
配置しても、ネットワーク0104で相互に接続された
異なるプロバイダ計算機0131上に配置しても構わな
い。
【0015】ワークフロー実行制御エンジン0101
は、事前定義された作業の処理手順を記述したプロセス
定義0121に基づいて、作業や業務フローの実行状態
管理を行う。また、ワークフロー実行制御エンジン01
01は、自動実行業務AP0103または自動実行業務
AP0103の処理要求を受付ける。またワークフロー
実行制御エンジン0101は、必要に応じて自動実行業
務AP0103に対して処理要求を送信する。ワークフ
ロー実行制御エンジン0101の動作については後述す
る。
【0016】ユーザ操作業務AP0102は、作業者が
ユーザ計算機0132からネットワーク0104を通し
て操作する事で、その作業者に割当てられた作業のリス
トをワークフロー実行制御エンジン0101から取得し
表示したり、割当てられた作業に対する処理を行う。自
動実行業務AP0103は、ワークフロー実行制御エン
ジン0101より作業に対する処理の実行要求を受付
け、作業に対する処理を人手を介さずに実行する。ま
た、ユーザ操作業務AP0102および自動実行業務A
P0103は、ワークフロー実行制御エンジン0101
に対し、作業に関する処理の開始・一時停止・再開・完
了をそれぞれ通知する。
【0017】課金計算プログラム0161は、システム
の使用に対する課金方式およびユーザとの契約内容を事
前定義した課金定義情報0124に基づいて、ユーザご
との課金計算を行う。課金計算プログラム0161の動
作については後述する。
【0018】事前定義されたプロセス定義0121は、
補助記憶装置0154に複数格納出来る。図2に、プロ
セス定義0121の定義イメージを示す。プロセス定義
0121は、複数の作業定義0202をアロー0201
で連結した有効グラフとして表現される。グラフの開始
点や終了点、分岐点や合流点は、制御ノードと呼ぶ有効
グラフ上の特殊なノードを用いて表現する。図2中の開
始ノード0203、終了ノード0204、分岐ノード0
205、合流ノード0206が制御ノードである。有効
グラフは、開始ノード0203で始まり、終了ノード0
204で終了する。図2に示すプロセス定義0121の
詳細と、補助記憶装置0154への格納形式を図3に示
す。プロセス定義0121は、プロセス定義0121内
に含まれる作業定義0202の定義情報を格納する作業
定義情報テーブル0311、プロセス定義0121内に
含まれる制御ノードの定義情報を格納する制御ノード定
義情報テーブル0411、作業定義0202及び制御ノ
ード0203〜0206間を接続するアロー0201の
定義情報を格納するアロー定義情報テーブル0511、
から構成される。何れのテーブルも複数のプロセス定義
0121に関する情報を格納する為、どのプロセス定義
0121に属する定義情報かを特定する為のプロセス定
義名を第1カラムに持つ(図中のカラム、0301、0
401、0501)。以下、各テーブル毎にカラムの詳
細を説明する。
【0019】作業定義情報テーブル0311において、
作業定義名0302はプロセス定義名同一の各作業定義
0202を一意に特定する為の名称である。作業種別0
303は、「作業者実行」および「自動実行」の2種類
の値をとり、該作業定義における作業の処理を、人であ
る作業者がユーザ操作業務AP0102を操作すること
で行うか(「作業者実行」)、ワークフロー実行制御エ
ンジン0101が自動実行業務AP0103へ処理要求
を行うことで人手を介さずに実行するか(「自動実
行」)、を指定する。業務AP情報0304は、作業を
処理すべき業務APを特定するための情報を指定する。
作業者0305は、作業種別が「作業者実行」の場合
の、作業に対する処理を実行すべき作業者を特定するた
めの情報を指定する。制御ノード定義情報テーブル04
11において、制御ノード名0402はプロセス定義名
同一の各制御ノード0203〜0206の定義情報を一
意に特定する為の名称である。ノード種別0403は、
「開始」、「終了」、「分岐」、「合流」の4種類の値
をとり、該制御ノードの種類を示す。
【0020】アロー定義情報テーブル0511におい
て、遷移元0502及び遷移先0503は、2つの作業
定義0202または制御ノード0203〜0206間を
アロー0201で接続した際に、接続されたノードの作
業定義名0302もしくは制御ノード名0402を指定
する。案件情報0122は、ワークフロー実行制御エン
ジン0101による作業や業務フローの実行状態管理に
おいて、それらの実行状態および実行履歴を補助記憶装
置0154に格納するものである。案件情報0122の
格納形式の詳細を図4に示す。状態管理テーブル061
1の各レコードは、案件内の各作業の状態を保持してい
る。ユーザ名0601は、各案件を投入したユーザ名で
ある。案件名0602は、ユーザ名同一の各案件を一意
に特定する名称である。プロセス定義名0603は、該
案件の雛型であるプロセス定義0121を示す。作業定
義名0604は、状態を保持している作業の雛型である
作業定義0202を特定する。状態0605は、作業の
実行状態を表し、「Initial」、「Read
y」、「Performing」、「Suspende
d」、「Completed」の5種類の値をとる。
「Initial」状態は、作業の初期状態であり、案
件開始時点で全作業の状態はこの状態である。「Rea
dy」状態は、作業に対する処理が実行開始可能である
事を示す状態である。「Performing」状態
は、作業に対する処理が実行中であることを示す状態で
ある。「Suspended」状態は、作業に対する処
理を一時停止していることを示す状態である。「Com
pleted」状態は、作業に対する処理が完了してい
ることを示す状態である。作業者0606は作業種別が
「作業者実行」の場合の、作業に対する処理を実行すべ
き作業者を特定するための情報である。
【0021】履歴テーブル0711の各レコードは、ワ
ークフロー実行制御エンジン0101による実行状態管
理において、発生したイベントに関する情報を保持して
いる。ユーザ名0701は、イベントが発生した案件を
投入したユーザ名である。案件名0702は、ユーザ名
同一の各案件を一意に特定する名称である。プロセス定
義名0703は、該案件の雛型であるプロセス定義01
21を示す。作業定義名0704は、イベントが発生し
た作業の雛型である作業定義0202を特定する。発生
イベント0705は、発生したイベントの種類を表し、
「WorkActivated」、「WorkStar
ted」、「WorkSuspended」、「Wor
kResumed」、「WorkCompleted」
の5種類の値をとる。「WorkActivated」
は「Initial」から「Ready」へ、「Wor
kStarted」は「Ready」から「Perfo
rming」へ、「WorkSuspended」は
「Performing」から「Suspended」
へ、「WorkResumed」は「Suspende
d」から「Performing」へ、「WorkCo
mpleted」は「Performing」から「C
ompleted」へ、それぞれ作業の状態0605が
変更されたことを示す。発生日時0706は、イベント
が発生した日時である。
【0022】次に、ワークフロー実行制御エンジン01
01の動作について説明する。図1に示す通り、ワーク
フロー実行制御エンジン0101は、ワークフロー実行
状態制御部0111、クライアント要求処理部011
2、の各サブプログラムから構成される。クライアント
要求処理部0112は、作業リスト取得コマンド「Ge
tWorkList」、作業開始通知コマンド「Sta
rtWork」、作業一時停止通知コマンド「Susp
endWork」、作業再開通知コマンド「Resum
eWork」、作業完了通知コマンド「Complet
eWork」、及び案件開始コマンド「StartPr
ocess」の6種類のコマンドを、ユーザ操作業務A
P0102および自動実行業務AP0103より受け付
ける。
【0023】「GetWorkList」コマンドは、
ユーザ名、作業者名を入力として受取り、その作業者に
割当てられた作業の作業名リストを出力する。「Sta
rtProcess」コマンドは、ユーザ名、案件名、
およびプロセス定義名を入力として受取り、指定された
プロセス定義の案件を指定された案件名で開始する事を
ワークフロー実行状態制御部0111へ依頼する。「S
tartWork」、「SuspendWork」、
「ResumeWork」、「CompleteWor
k」各コマンドは、それぞれ、ユーザ名、案件名および
作業定義名を入力として受取り、指定された案件の指定
された作業定義名に対する作業の処理の開始、一時停
止、再開、完了をワークフロー実行状態制御部0111
へ通知する。
【0024】ワークフロー実行状態制御部0111は、
クライアント要求処理部0112の受付けた「Star
tProcess」コマンド、および「StartWo
rk」、「SuspendWork」、「Resume
Work」、「CompleteWork」各コマンド
に応じて、プロセス定義0121に従い状態管理テーブ
ル0611を適切に変更し、関連して発生したイベント
を履歴テーブル0711に記録する。履歴テーブル07
11へのイベントの記録は、イベントが発生した作業の
ユーザ名0601、案件名0602、プロセス定義名0
603、作業定義名0604、発生したイベントの種
類、イベントが発生した時点の現在日時を、履歴テーブ
ル0711へ挿入することで実現する。現在日時は、た
とえばオペレーティングシステムの提供するシステムコ
ールを呼び出すことで取得することができる。「Sta
rtProcess」コマンド受付け時には、指定され
たプロセス定義0121において定義された各作業定義
0202の情報を作業定義情報テーブル0311からプ
ロセス定義名0301をキーに検索し、作業定義020
2に対応する作業のレコードを状態管理テーブル061
1へ挿入する。この時、各作業の状態0605は「In
itial」状態としておく。また、ユーザ名060
1、案件名0602、およびプロセス定義名0603の
各カラムには、夫々コマンド受付け時に指定されたユー
ザ名、案件名、およびプロセス定義名を設定し、作業定
義名0604および作業者0606の各カラムには該レ
コードに対応する作業定義0202の属性情報である作
業定義名0302および作業者0305を設定する。更
に、プロセス定義0121の有効グラフに従って開始ノ
ード0203から辿って最初に実行すべき作業定義02
02を決定し、対応する作業の状態0605を「Ini
tial」状態から「Ready」状態に変更して、該
作業に関する「WorkActivated」イベント
を履歴テーブル0711に記録する。この時、作業種別
0303が「自動実行」の場合、業務AP情報0304
で特定される自動実行業務AP0103へ、該作業に対
する処理の実行要求を送信する。実行要求には該作業に
関する情報(ユーザ名0601、案件名0602、プロ
セス定義名0603、作業定義名0604)が含まれ
る。また、業務AP情報0304は、プロセス定義名0
301および作業定義名0302をキーに、作業定義情
報テーブル0311から該作業に関する作業定義情報を
検索することで取得できる。「StartWork」、
「SuspendWork」、「ResumeWor
k」の各コマンド受付け時には、指定された作業の状態
を、「StartWork」の場合は「Ready」か
ら「Performing」へ、「SuspendWo
rk」の場合は「Performing」から「Sus
pended」へ、「ResumeWork」の場合
は、「Suspended」から「Performin
g」へそれぞれ変更し、該作業に関する、実行した状態
変更に対応するイベントを履歴テーブル0711に記録
する。「CompleteWork」コマンド受付け時
には、指定された案件の指定された作業定義に対する作
業の状態を「Performing」状態から「Com
pleted」状態にして、該作業に関する「Work
Activated」イベントを履歴テーブル0711
に記録し、更に、プロセス定義0121の有効グラフに
従って該作業定義の次に実行すべき作業定義を決定し、
次に実行すべき作業定義に対する作業の状態0605を
「Initial」状態から「Ready」状態に変更
して、該作業に関する「WorkActivated」
イベントを履歴テーブル0711に記録する。この時、
作業種別0303が「自動実行」の場合、前述したよう
に業務AP情報0304で特定される自動実行業務AP
0103へ、該作業に対する処理の実行要求を送信す
る。
【0025】次に、課金計算プログラム0161の動作
について説明する。課金計算プログラム0161は、必
要に応じてプロバイダによりプロバイダ計算機0131
から、または、ユーザによりユーザ計算機0132から
ネットワーク0104を通して、起動され、システムの
使用に対する課金方式およびユーザとの契約内容を事前
定義した課金定義情報0124に基づき、ワークフロー
実行制御の履歴である履歴テーブル0711を参照し、
ユーザごとの課金計算を行う。
【0026】図5に、本実施例における課金定義情報0
124の定義方法と具体的な定義例を示す。課金定義情
報0124は、ワークフロー管理システムにおいて定義
され登録されているプロセス定義0121の任意の部分
フローの実行に対する課金方式を定義するものである。
まず、課金方式設定単位0801と呼ぶ1つ以上の作業
定義0202の集合からなるプロセス定義0121の部
分フローを定義する。次に各課金方式設定単位0801
に対応する部分フローの実行に対する課金方式を指定す
る。課金方式の指定では、課金種別と料金を指定する。
課金種別としては、「通過回数従量制(部分フローの通
過回数に応じて課金する)」、「作業時間従量制(部分
フロー内の作業実行時間に応じて課金する)」、「定額
制(部分フローの実行にかかわらず契約ごとに課金す
る)」の3種類が指定可能である。課金方式として「通
過回数従量制」を指定した場合は、更に、部分フローの
通過をカウントするタイミングである課金契機を指定す
る。課金契機としては、「遷移(部分フローに含まれる
最初の作業が初期開始可能となったタイミング)」、
「完了(部分フローに含まれる最後の作業が完了された
タイミング)」の2種類が指定可能である。図5中で
は、課金方式の指定内容を各課金方式設定単位0801
の上側に記述した。
【0027】図6に、課金定義情報0124の補助記憶
装置0154への格納形式と、図5に示した定義例の格
納状態を示す。課金定義情報0124は課金定義情報0
124に含まれる課金方式設定単位0801の定義情報
を格納する課金方式設定単位定義情報テーブル091
1、各課金方式設定単位0801と構成する作業定義0
202との対応情報を格納する課金方式設定単位作業対
応情報テーブル1011、ユーザ名と該ユーザが契約し
ているプロセス定義0121との対応を保持する契約管
理情報テーブル1111、から構成される。課金方式設
定単位定義情報テーブル0911において、課金方式設
定単位名0901はプロセス定義名同一の課金方式設定
単位0801を一意に特定する為の名称である。プロセ
ス定義名0902は課金方式設定単位0801が含まれ
るプロセス定義0121を表す。課金種別0903は、
課金方式の種類の指定値であり、「通過回数従量制」、
「作業時間従量制」、「定額制」の3種類の値をとる。
料金0904は、課金種別0903での指定により決定
される課金の一単位に対する課金額を表す。課金契機0
905は、課金種別0903での指定が「通過回数従量
制」である場合に、部分フローの通過をカウントするタ
イミングの指定値であり、「遷移」、「完了」の2種類
の値をとる。
【0028】課金方式設定単位作業対応情報テーブル1
011において、課金方式設定単位名1001はプロセ
ス定義名同一の課金方式設定単位0801を一意に特定
する為の名称である。プロセス定義名1002および作
業定義名1003は、課金方式設定単位0801に含ま
れる作業定義0202を一意に特定する為のものであ
る。
【0029】契約管理情報テーブル1111の各レコー
ドは、ユーザ名と、該ユーザが契約しているプロセス定
義0121との対応を保持している。ユーザ名1101
は、契約しているユーザを表す。プロセス定義名110
2は該ユーザが契約している業務プロセスに対応するプ
ロセス定義0121を一意に特定する名称である。
【0030】以下、図7〜図8のフローチャートを用
い、課金計算プログラム0161の詳細な処理手順を示
す。図7に示す処理手順では、ユーザ名から該ユーザが
契約している業務プロセスに対応するプロセス定義01
21の集合を特定し、各プロセス定義0121に含まれ
る課金方式設定単位0801ごとに課金計算を行い、ユ
ーザに対する課金額を決定する。以下、各ステップを追
って詳細に説明する。(ステップ1201)課金計算プ
ログラム0161は、起動時に、課金計算対象のユーザ
名、および計算対象期間(計算対象期間開始日時、計算
対象期間終了日時)の指定を受け取る。(ステップ12
02)計算対象の課金額を保持する変数領域(課金額合
計)を確保し、0に初期化する。(ステップ1203)
契約管理情報テーブル1111を検索しステップ120
1で指定されたユーザ名に対応するプロセス定義名11
02のリストを取得する。(ステップ1204)ステッ
プ1203で取得したプロセス定義名のリストからプロ
セス定義名を1つ選択肢、リストから削除する。(ステ
ップ1205)課金方式設定単位定義情報テーブル09
11を検索しステップ1204で選択したプロセス定義
名に対応する課金方式設定単位定義情報のリストを取得
する。(ステップ1206)ステップ1205で取得し
た課金方式設定単位定義情報のリスト内の各課金方式設
定単位ごとに課金額を計算し、課金額合計に加算する。
このステップの処理は、図8のフローチャートにおいて
後ほど詳しく説明する。(ステップ1207)プロセス
定義名のリストが空か否か判定し、空である場合はステ
ップ1208へ進む。空でない場合はステップ1204
へ進む。(ステップ1208)課金合計額を呼び出し元
に返して終了する。
【0031】図8に示す処理では、図7で取得した課金
方式設定単位0801の集合内の各課金方式設定単位0
801について課金額を計算し、課金合計額に加算す
る。図8の処理フローは、図7のステップ1206の処
理を詳細に示したものである。以下、各ステップごとに
説明する。(ステップ1301)課金方式設定単位定義
情報のリストから、課金方式設定単位定義情報を1つ選
択し(以降Xとする)リストから削除する。(ステップ
1302)Xの課金種別0903を判定し、「定額制」
である場合はステップ1303へ進む。「通過回数従量
制」または「作業時間従量制」である場合はステップ1
305へ進む。(ステップ1303)Xの料金0904
を課金額合計に加算する。(ステップ1304)課金方
式設定単位定義情報のリストが空か否かを判定し、空で
ない場合はステップ1301へ進む。空である場合は終
了。(ステップ1305)課金方式設定単位作業対応情
報テーブル1011を検索し、Xの課金方式設定単位名
0901に対応する作業定義名のリストを取得する。
(ステップ1306)Xの課金種別0903を判定し、
「通過回数従量制」である場合はステップ1307へ進
む。「作業時間従量制」である場合はステップ1314
へ進む。(ステップ1307)Xの課金契機0905を
判定し、「遷移」である場合はステップ1308へ進
む。「完了」である場合はステップ1311へ進む。
(ステップ1308)履歴テーブル0711を検索し、
ステップ1201で指定されたユーザ名、ステップ12
04で選択したプロセス定義名、ステップ1305で取
得した作業定義名のリスト中で最初の作業定義名(アロ
ー定義情報テーブル0511を検索して取得)、に対応
し、発生イベント0705が「WorkActivat
ed」であり、発生日時0706がステップ1201で
指定された(計算対象期間開始日時、計算対象期間終了
日時)の範囲内の履歴情報数を取得し、Xの料金090
4を乗じた結果を課金額合計に加算し、ステップ130
4に進む。(ステップ1311)履歴テーブル0711
を検索し、ステップ1201で指定されたユーザ名、ス
テップ1204で選択したプロセス定義名、ステップ1
305で取得した作業定義名のリスト中で最後の作業定
義名(アロー定義情報テーブル0511を検索して取
得)、に対応し、発生イベント0705が「WorkC
ompleted」であり、発生日時0706がステッ
プ1201で指定された(計算対象期間開始日時、計算
対象期間終了日時)の範囲内の履歴情報数を取得し、X
の料金0904を乗じた結果を課金額合計に加算し、ス
テップ1304に進む。(ステップ1314)ステップ
1305で取得した作業定義名のリストから作業定義名
を1つ選択し、リストから削除する。履歴テーブル07
11を検索し、ステップ1201で指定されたユーザ
名、ステップ1204で選択したプロセス定義名、選択
した作業定義名に対応し、発生日時0706がステップ
1201で指定された計算対象期間終了日時より早く、
案件名0702ごとに最も発生日時0706が遅い履歴
情報のリストを取得する。(ステップ1316)ステッ
プ1316で取得した履歴情報のリストから、履歴情報
を1つ選択し(以降Hとする)リストから削除する。
(ステップ1317)Hの発生日時0706がステップ
1201で指定された計算対象期間終了日時以前か否か
判定し、以前である場合はステップ1318へ進む。以
前でない場合はステップ1322へ進む。(ステップ1
318)Hの発生イベント0705を判定し、「Wor
kActivated」または「WorkSuspen
ded」または「WorkCompleted」である
場合はステップ1319へ進む。「WorkStart
ed」または「WorkResumed」である場合は
ステップ1321へ進む。(ステップ1319)履歴情
報のリストが空か否かを判定し、空である場合はステッ
プ1320へ進む。空でない場合はステップ1316へ
進む。(ステップ1320)作業定義名のリストが空か
否かを判定し、空である場合はステップ1304へ進
む。空でない場合はステップ1314へ進む。(ステッ
プ1321)ステップ1201で指定された、計算対象
期間開始日時から計算対象期間終了日時までの時間にX
の料金0904を乗じた結果を課金額合計に加算する。
(ステップ1322)Hの発生イベント0705を判定
し、「WorkActivated」である場合はステ
ップ1319へ進む。「WorkStarted」また
は「WorkResumed」である場合はステップ1
323へ進む。「WorkSuspended」または
「WorkCompleted」である場合はステップ
1325へ進む。(ステップ1323)Hの発生日時0
706からステップ1201で指定された、計算対象期
間終了日時までの時間にXの料金0904を乗じた結果
を課金額合計に加算しステップ1324へ進む。(ステ
ップ1324)履歴テーブル0711を検索し、Hのユ
ーザ名0701、案件名0702、プロセス定義名07
03、作業定義名0704に対応し、発生日時0706
がHの発生日時0706より早く、最も発生日時070
6が遅い履歴情報を取得して履歴情報のリストに追加す
る。(ステップ1325)履歴テーブル0711を検索
し、Hのユーザ名0701、案件名0702、プロセス
定義名0703、作業定義名0704に対応し、発生日
時0706がHの発生日時0706より早く、最も発生
日時0706が遅い履歴情報(以降H1とする)を取得
する。ステップ1201で指定された、計算対象期間開
始日時とH1の発生日時0706とを比較して、より遅
い日時からHの発生日時0706までの時間にXの料金
0904を乗じた結果を課金額合計に加算しH1をHと
する。
【0032】以上に示したように、本発明によれば、課
金方式が、業務フローに関連付けられて定義されている
ため、ユーザにとって理解しやすく、また、業務フロー
の任意の部分フローに対して定義可能であるため、プロ
バイダによる木目細かい設定が可能である。また、本発
明によれば、課金情報はワークフロー実行履歴情報とし
て一元管理されるため、プロバイダによる管理が容易と
なる。
【0033】次に、ユーザによる、おのおのの業務プロ
セスの特性を考慮した、課金方式のカスタマイズが可能
な、課金方式定義および課金計算に関する実施例を示
す。説明の冗長を避けるため、ここでは第一の実施例と
の差分のみ示すこととする。
【0034】図9は、本実施例における課金定義情報0
124の定義方法と具体的な定義例を示す。課金定義情
報0124は、ワークフロー管理システムにおいて定義
され登録されているプロセス定義0121の任意の部分
フローの実行に対する課金方式を定義または課金方式の
複数の選択肢を定義し、ユーザと該ユーザが契約してい
る業務プロセスおよび各業務プロセスについての課金方
式との対応関係を管理する。本実施例では、部分フロー
B、Cに対し、課金方式選択肢1401{UF2−1
(「作業時間従量制」),UF2−2(「定額制」)}
を、部分フローDに対し、課金方式選択肢1401{U
F3−1(「通過回数従量制」),UF3−2(「定額
制」)}をそれぞれ定義している。図10は、図9に示
した定義例の格納状態を示す図である。
【0035】契約管理情報テーブル1611の各レコー
ドは、ユーザ名と、該ユーザが契約しているプロセス定
義0121および契約時にユーザが選択した課金方式を
表す課金方式設定単位0801との対応を保持してい
る。ユーザ名1601は、契約しているユーザを表す。
プロセス定義名1602は該ユーザが契約している業務
プロセスに対応するプロセス定義0121を一意に特定
する名称である。課金方式設定単位名1603はプロセ
ス定義名同一の課金方式設定単位0801を一意に特定
する名称である。
【0036】ユーザからの視点では、一般に、使用頻度
の高い部分フローについては定額制の課金方式を選択
し、使用頻度の低い部分フローについては、従量制の課
金方式を選択することが費用効率上有利である。本実施
例のワークフロー管理システムでは、ユーザが、おのお
のの業務プロセスの特性(案件数、分岐による部分フロ
ーの通過頻度、部分フロー内の作業時間など)を考慮し
て、契約内容をカスタマイズすることが可能である。
【0037】以下、図11のフローチャートを用い、課
金計算プログラム0161の詳細な処理手順を示す。図
11に示す処理手順では、ユーザ名から該ユーザが契約
している業務プロセスに対応するプロセス定義0121
に含まれる該ユーザが選択した課金方式を表す課金方式
設定単位0801ごとに課金計算を行い、ユーザに対す
る課金額を決定する。以下、各ステップを追って詳細に
説明する。(ステップ1701)課金計算プログラム0
161は、起動時に、課金計算対象のユーザ名、および
計算対象期間(計算対象期間開始日時、計算対象期間終
了日時)の指定を受け取る。(ステップ1702)計算
対象の課金額を保持する変数領域(課金額合計)を確保
し、0に初期化する。(ステップ1703)契約管理情
報テーブル1611を検索しステップ1201で指定さ
れたユーザ名に対応する(プロセス定義名1602,課
金方式設定単位名1603)のリストを取得する。(ス
テップ1704)ステップ1703で取得した(プロセ
ス定義名,課金方式設定単位名)のリストに対応する課
金方式設定単位定義情報のリストを取得する。(ステッ
プ1705)ステップ1704で取得した課金方式設定
単位定義情報のリスト内の各課金方式設定単位ごとに課
金額を計算し、課金額合計に加算する。このステップの
処理の詳細は、第一の実施例において図8のフローチャ
ートを用いて説明した処理と同様である。(ステップ1
706)課金合計額を呼び出し元に返して終了する。
【0038】以上に示したように、課金方式が、業務フ
ローに関連付けられて定義されているため、ユーザにと
って理解しやすく、また、業務フローの任意の部分フロ
ーに対して定義可能であるため、プロバイダによる木目
細かい設定が可能である。
【0039】また、ユーザは、部分フローごとの課金方
式を選択できるため、おのおのの業務プロセスの特性を
考慮した、課金方式のカスタマイズが可能である。課金
方式の定義が業務に関連づいているためユーザにとって
理解しやすく、また任意の部分フローに対して課金方式
の定義が可能であるためプロバイダによる課金方式の木
目細かな設定が可能である。
【0040】また、課金情報がワークフロー実行履歴情
報に一元的に格納されるため、プロバイダでの管理が容
易となる。
【0041】また、ユーザは、部分フローごとの課金方
式を選択できるため、おのおのの業務プロセスの特性を
考慮した、課金方式のカスタマイズが可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、課金方式の定義が業務
に関連づいているためプロバイダによる木目細かな設定
が可能な課金の定義が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるワークフロー管理シ
ステムのシステム構成図
【図2】本発明の一実施例におけるワークフロー管理シ
ステムのプロセス定義の例
【図3】図1に示すプロセス定義0121のテーブル構
【図4】図1に示す案件情報0122のテーブル構成
【図5】第一の実施例における課金方式定義の例
【図6】第一の実施例における、図1に示す課金定義情
報0124のテーブル構成および内容
【図7】第一の実施例における課金計算プログラム01
61の動作を示すフロー図
【図8】課金計算プログラム0161の処理における課
金方式設定単位0801ごとの課金額計算の動作を示す
フロー図
【図9】第二の実施例における課金方式定義の例
【図10】第二の実施例における、図1に示す課金定義
情報0124のテーブル構成および内容
【図11】第二の実施例における課金計算プログラム0
161の動作を示すフロー図
【図12】基本的なASPシステムの構成図
【図13】より高付加価値なサービスを提供するASP
システムの構成図
【符号の説明】
0111・・・ワークフロー実行状態制御部 0112・・・クライアント要求処理部 0101・・・ワークフロー実行制御部 0102・・・ユーザ操作業務AP 0103・・・自動実行業務AP 0161・・・課金計算プログラム 0121・・・プロセス定義 0122・・・案件情報 0124・・・課金定義情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紅山 伸夫 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所ビジネスソリューション事 業部内 (72)発明者 草間 隆人 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所ビジネスソリューション事 業部内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】業務における複数の作業と該作業間の処理
    順序とを定義するプロセス定義情報を保持し該プロセス
    定義情報に基づいて前記作業の実行管理を行い、前記作
    業の実行履歴をワークフロー実行履歴情報として保持
    し、 前記プロセス定義情報の任意の部分フローと該部分フロ
    ーの実行に対する課金方式とを対応付けて格納する部分
    フロー課金方式定義情報を保持して、前記部分フロー課
    金方式定義情報に基づき課金額を算定することを特徴と
    するワークフロー管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のワークフロー管理方法にお
    いて、 前記課金額は、前記ワークフロー実行履歴情報を基に算
    定することを特徴とするワークフロー管理方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のワークフロー管理方法にお
    いて、 前記課金額の算定は、前記部分フロー課金方式定義情報
    をユーザごとに保持し、ユーザごとの部分フロー課金方
    式定義情報に基づきユーザごとの課金額を算定すること
    を特徴とするワークフロー管理方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載のワークフロー管理方法にお
    いて、 前記課金は、前記部分フローの通過回数による従量制課
    金を行うことを特徴とするワークフロー管理方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載のワークフロー管理方法にお
    いて、 前記課金は、前記部分フロー内の作業実行時間による従
    量制課金を行うことを特徴とするワークフロー管理方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1記載のワークフロー管理方法にお
    いて、 前記課金は、定額制課金を行うことを特徴とするワーク
    フロー管理方法。
  7. 【請求項7】請求項4記載のワークフロー管理方法にお
    いて、 前記部分フローに含まれる作業のうち、処理順序が最先
    の作業に対する処理が実行開始可能となったことを部分
    フローの通過とみなすことを特徴とするワークフロー管
    理方法。
  8. 【請求項8】請求項4記載のワークフロー管理方法にお
    いて、 前記部分フローに含まれる作業のうち、処理順序が最後
    の作業に対する処理が完了したことを部分フローの通過
    とみなすことを特徴とするワークフロー管理方法。
  9. 【請求項9】業務における複数の作業と該作業間の処理
    順序とを定義するプロセス定義情報を保持し該プロセス
    定義情報に基づいて前記作業の実行管理を行い、前記作
    業の実行履歴をワークフロー実行履歴情報として保持す
    る手段と、 前記プロセス定義情報の任意の部分フローと該部分フロ
    ーの実行に対する課金方式とを対応付けて格納する部分
    フロー課金方式定義情報を保持して、前記部分フロー課
    金方式定義情報に基づき課金額を算定する手段とを備え
    ることを特徴とするワークフロー管理システム。
  10. 【請求項10】請求項9記載のワークフロー管理システ
    ムにおいて、 前記課金額は、前記ワークフロー実行履歴情報を基に算
    定することを特徴とするワークフロー管理システム。
  11. 【請求項11】請求項9記載のワークフロー管理システ
    ムにおいて、 前記課金額の算定は、前記部分フロー課金方式定義情報
    をユーザごとに保持し、ユーザごとの部分フロー課金方
    式定義情報に基づきユーザごとの課金額を算定すること
    を特徴とするワークフロー管理システム。
  12. 【請求項12】請求項9記載のワークフロー管理システ
    ムにおいて、 前記課金は、前記部分フローの通過回数による従量制課
    金を行うことを特徴とするワークフロー管理システム。
  13. 【請求項13】請求項9記載のワークフロー管理システ
    ムにおいて、 前記課金は、前記部分フロー内の作業実行時間による従
    量制課金を行うことを特徴とするワークフロー管理シス
    テム。
  14. 【請求項14】請求項9記載のワークフロー管理システ
    ムにおいて、 前記課金は、定額制課金を行うことを特徴とするワーク
    フロー管理システム。
  15. 【請求項15】請求項12記載のワークフロー管理シス
    テムにおいて、 前記部分フローに含まれる作業のうち、処理順序が最先
    の作業に対する処理が実行開始可能となったことを部分
    フローの通過とみなすことを特徴とするワークフロー管
    理システム。
  16. 【請求項16】請求項12記載のワークフロー管理シス
    テムにおいて、 前記部分フローに含まれる作業のうち、処理順序が最後
    の作業に対する処理が完了したことを部分フローの通過
    とみなすことを特徴とするワークフロー管理システム。
  17. 【請求項17】業務における複数の作業と該作業間の処
    理順序とを定義するプロセス定義情報を保持し該プロセ
    ス定義情報に基づいて前記作業の実行管理を行い、前記
    作業の実行履歴をワークフロー実行履歴情報として保持
    するステップと、 前記プロセス定義情報の任意の部分フローと該部分フロ
    ーの実行に対する課金方式とを対応付けて格納する部分
    フロー課金方式定義情報を保持して、前記部分フロー課
    金方式定義情報に基づき課金額を算定するステップとを
    有することを特徴とするワークフロー管理プログラム。
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