JP2004234380A - テーブル表示切替方法,テキストデータ変換プログラム及びタグプログラム - Google Patents

テーブル表示切替方法,テキストデータ変換プログラム及びタグプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004234380A
JP2004234380A JP2003022668A JP2003022668A JP2004234380A JP 2004234380 A JP2004234380 A JP 2004234380A JP 2003022668 A JP2003022668 A JP 2003022668A JP 2003022668 A JP2003022668 A JP 2003022668A JP 2004234380 A JP2004234380 A JP 2004234380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
text data
information
data
client machine
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003022668A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Matsuzaki
智広 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2003022668A priority Critical patent/JP2004234380A/ja
Priority to PCT/JP2003/016018 priority patent/WO2004068352A1/ja
Priority to KR1020057005615A priority patent/KR100732134B1/ko
Publication of JP2004234380A publication Critical patent/JP2004234380A/ja
Priority to US11/087,241 priority patent/US20050198568A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/12Use of codes for handling textual entities
    • G06F40/14Tree-structured documents
    • G06F40/143Markup, e.g. Standard Generalized Markup Language [SGML] or Document Type Definition [DTD]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting
    • G06F40/177Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】テーブルに対してスクロール操作を可能にする機能をテキストデータ内に組み込む場合おいて、その機能用のプログラミングを各テーブルに対していちいち行うという手間を省くことを可能にするテーブル表示切替方法と、このようなテーブル表示切替方法を実現するための装置としてネットワーク上のコンピュータを機能させるテキストデータ変換プログラムと、このようなテキストデータ変換プログラムによる機能のうちの主要な機能を実現させる装置としてコンピュータを動作させるタグプログラムとを、提供する。
【解決手段】テーブルの一部であるブロックを表示させるための情報(<TABLE>…</TABLE>)と、そのブロックに隣接するブロックについての入力手段である「前」ボタン及び「次」ボタンを表示させるための情報(二つの<INPUT type=“submit”>タグ)とを、テキスト内に組み込む処理を実行するように、拡張タグ(<uji:tableView …>)を構成する。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェブページ上のテーブルをスクロール表示させる際のテーブル表示切替方法と、このようなテーブル表示切替方法を実現するための装置としてネットワーク上のコンピュータを機能させるテキストデータ変換プログラムと、このテキストデータ変換プログラムによる機能のうちの主要な機能を実現させる装置としてコンピュータを動作させるタグプログラムとに、関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウェブクライアントマシンに表示されたウェブページ内で所定の入力が行われるとウェブサーバマシンがその入力に応じて様々な処理を行ってその処理結果を応答として返すというコンピュータネットワークシステムが、開発されている。この種のシステムの多くでは、マークアップ言語で記述されたテキストの内部にスクリプトと呼ばれるプログラムのプログラム文を含有するテキストデータが、ウェブサーバマシンに用意されている。
【0003】
このようなシステムでは、ウェブサーバマシンは、ウェブクライアントマシンに指定されたファイルのデータ内にスクリプト文が含まれていない場合、そのデータをウェブページデータとしてそのままウェブクライアントマシンへ送信する。また、ウェブサーバマシンは、ウェブクライアントマシンに指定されたファイルのデータ内にスクリプト文が含まれている場合、そのスクリプトを実行し、マークアップ言語で表現された実行結果をそのスクリプトの記述位置に記述することによって、ウェブページデータを生成し、そのウェブページデータをウェブクライアントマシンへ送信する。
【0004】
なお、このスクリプトは、ウェブサーバマシンによって実行されるものであるので、一般に、サーバサイドスクリプトと称される。サーバサイドスクリプトの代表的なものには、米国サンマイクロシステムズ社により開発されたJSP(Java Server Pages:サンマイクロシステムズ社商標),米国マイクロソフト社により開発されたASP(Active Server Pages:マイクロソフト社商標),オープンソースで開発されたPHP(Personal HomePage:Hypertext Processor)などがある。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−237976号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したようなサーバサイドスクリプトを用いると、一画面内に収まりきらないテーブル(幾つかの行と幾つかの列とからなる二次元の表)をウェブクライアントマシンに表示させる場合に、そのテーブルに対してあたかもスクロール操作ができるように、上記テキストデータを作成することができる。
【0007】
より具体的には、一画面に収まらないテーブルを一画面に収まる大きさの幾つかのブロックに分割することによって、そのうちの一つのブロックを表示させるとともに、そのブロックの前又は後のブロックを表示させるためのクリッカブルな「前」ボタン又は「次」ボタンを表示させるという専用のプログラムのプログラム文(スクリプト文)を、上記テキストデータ内に組み込めば良い。
【0008】
ところが、ウェブページ内に多数のテーブルを一度に表示させるようなテキストデータを作成する場合、開発者は、上述したようなスクロール操作用の専用プログラム文をテーブル毎に記述せねばならなかった。そのため、テキストデータの作成に手間が掛かっていた。
【0009】
本発明は、上述したような従来の事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、テーブルに対してスクロール操作を可能にする機能をテキストデータ内に組み込む場合おいて、その機能用のプログラミングを各テーブルに対していちいち行うという手間を省くことを可能にするテーブル表示切替方法と、このようなテーブル表示切替方法を実現するための装置としてネットワーク上のコンピュータを機能させるテキストデータ変換プログラムと、このようなテキストデータ変換プログラムによる機能のうちの主要な機能を実現させる装置としてコンピュータを動作させるタグプログラムとを、提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明によるテーブル表示切替方法は、以下のような構成を採用した。
【0011】
すなわち、本発明によるテーブル表示切替方法は、ウェブクライアントマシンとネットワークを介して繋がれたウェブサーバマシンが、ウェブクライアントマシンからファイルを指定したHTTPリクエストを受けると、そのファイル中のデータに基づいてウェブページデータを生成し、そのウェブページデータを要求元のウェブクライアントマシンへ送信するコンピュータネットワークシステムにおいて、前記ウェブサーバマシンが、HTTPリクエスト受信時にウェブクライアントマシンの指定したファイルの中のデータが、テーブルを表示するための拡張的記述情報を含むテキストデータである場合には、その拡張的記述情報に従って、そのテーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたウェブページデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とが組み込まれたウェブページデータを、生成し、生成したウェブページデータを含むHTTPレスポンスを要求元のウェブクライアントマシンへ送信するとともに、そのHTTPレスポンスを送信したウェブクライアントマシンから前記指示を含むHTTPリクエストを受信した場合には、その指示及び前記拡張的記述情報に従って、隣接ブロックを表示させるための情報と、その隣接ブロックに隣接するブロックについての入力手段を表示させるための情報とが組み込まれたウェブページを生成し、生成したウェブページデータを含むHTTPレスポンスを要求元のウェブクライアントマシンへ送信することを、特徴としている。
【0012】
このように構成されると、拡張的記述情報が含まれるデータがウェブクライアントマシンによって指定された場合には、ウェブサーバマシンは、その拡張的記述情報に従って、ウェブページデータを生成する。この拡張的記述情報は、テーブルの一部であるブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックについての入力手段を表示させるための情報とを、テキストデータ内に組み込む処理を実行するように、構成されている。このため、テキストデータの開発者は、この拡張的記述情報を利用することにより、テーブルの一部であるブロックを切替表示させるための機能を、テキストデータに簡単に組み込むことができる。
【0013】
また、上記の課題を解決するために、本発明によるテキストデータ変換プログラムは、以下のような構成を採用した。
【0014】
すなわち、本発明によるテキストデータ変換プログラムは、ウェブクライアントマシンとネットワークを介して繋がれるコンピュータに対し、前記ウェブクライアントマシンからHTTPリクエストが送信されてくるまで待機させ、前記HTTPリクエストを受信した際には、前記ウェブクライアントマシンの指定したファイルの中のデータが、テーブルを表示するための拡張的記述情報を含むテキストデータであるか否かを判別させ、前記データが拡張的記述情報を含むテキストデータであった場合には、その拡張的記述情報に従って、そのテーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたテキストデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とを、前記テキストデータに組み込ませ、前記各情報が組み込まれた前記テキストデータをウェブページデータとしてボディに組み込んだHTTPレスポンスを、要求元のウェブクライアントマシンへ送信させ、そのHTTPレスポンスを送信したウェブクライアントマシンから前記指示を含むHTTPリクエストが送信されてくるまで待機させ、そのHTTPリクエストを受信した際には、その指示及び前記拡張的記述情報に従って、隣接ブロックを表示させるための情報と、その隣接ブロックに隣接するブロックについての入力手段を表示させるための情報とを、テキストデータに組み込ませ、前記各情報が組み込まれたテキストデータをウェブページデータとしてボディに組み込んだHTTPレスポンスを、要求元のウェブクライアントマシンへ送信させることを、特徴としている。
【0015】
従って、本発明によるテキストデータ変換プログラムは、上述したような本発明によるテーブル表示切替方法を実現するための装置としてネットワーク上のコンピュータを機能させることができることになる。
【0016】
また、上記の課題を解決するために、本発明によるタグプログラムは、以下のような構成を採用した。
【0017】
すなわち、本発明によるタグプログラムは、ウェブページデータの基として多数のタグから構成されるテキストデータ,及び、ウェブページ上のテーブルに記述されるためのデータが格納された記録装置に対して繋がれるコンピュータに対し、前記テキストデータ中の各タグが順次読み込まれる間に、拡張的記述情報である特定タグが読み込まれた場合には、前記テーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたウェブページデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とを、テキストデータに出力させることを、特徴としている。
【0018】
従って、本発明によるタグプログラムによれば、上述したような本発明によるテキストデータ変換プログラムによる機能のうちの主要な機能を実現させる装置としてコンピュータを動作させることができることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
【0020】
図1は、本発明が適用されたコンピュータネットワークシステムを概略的に示す構成図である。このコンピュータネットワークシステムは、ウェブクライアントマシン10とウェブサーバマシン20とを備えており、これらマシン10,20は、インターネットNを介して相互に接続されている。
【0021】
図2は、ウェブクライアントマシン10及びウェブサーバマシン20を概略的に示す構成図である。ウェブクライアントマシン10は、セントラルプロセッシングユニット(CPU)10a,通信制御装置10b,記録装置10cを、備えている。
【0022】
CPU10aは、ウェブクライアントマシン10全体を制御する中央処理装置である。通信制御装置10bは、ネットワークを介して他のコンピュータに繋がれたルータと有線又は無線にてデータの送受信を司る装置であり、例えば、LAN(Local Area Network)接続ボード,ターミナルアダプタ,モデム,ラジオフリークエンシー回路などである。
【0023】
記録装置10cは、ランダムアクセスメモリ,ハードディスクドライブ,フラッシュメモリなどである。この記録装置10cには、ハードウエアとソフトウエアを総合的に管理するためのオペレーションシステムプログラムや、各種のデータ及びプログラムが、格納されている。この記録装置10cに格納されているプログラムには、ウェブブラウザ11が含まれる。
【0024】
ウェブブラウザ11は、CPU10aによって実行されている状態で、操作者から入力操作を受け付けると、CPU10aに対し、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に従って、その時点で設定されているURL(Uniform Resource Locator)を含むHTTPリクエストを生成させ、URL中のドメイン名により示されるウェブサーバマシン20へそのHTTPリクエストを送信させる。そして、ウェブブラウザ11は、HTTPリクエストに応じてHTTPレスポンスが送信されてきた場合、CPU10aに対し、そのHTTPレスポンスの本体中のデータによって示されるウェブページやイメージを示したウェブブラウザ画面をディスプレイに表示させる。
【0025】
ウェブサーバマシン20は、CPU20a,通信制御装置20b,記録装置20cを、備えている。CPU20a,通信制御装置20b,記録装置20cは、ウェブクライアントマシン10のそれと同じものである。ウェブサーバマシン20の記録装置20cには、ハードウエアとソフトウエアを総合的に管理するためのオペレーションシステムプログラムや、各種のデータやプログラムが、記録されている。
【0026】
この記録装置20cに記録されているデータには、多数の業務テーブル21,一覧テーブル22,及び多数のテキストデータ23が、含まれている。また、この記録装置20cに記録されているプログラムには、ウェブサーバプログラム24,ディスパッチプログラム25,スクリプトエンジンプログラム26,及びタグプログラム27が、含まれている。
【0027】
業務テーブル21は、ウェブサーバマシン20を利用してサービスを提供する業者が例えば顧客情報を管理するためのものである。図3は、そのデータ構造を説明するために作成した論理的な表である。この図3に示されるように、業務テーブル21は、「会員番号」,「氏名」,「性別」,「生年月日」,「趣味」,及び「プロフィール」の項目欄(フィールド)からなるレコードをユーザ毎に作成することによって、構成されている。
【0028】
「会員番号」には、上記業者が多数のユーザの中から一ユーザを識別するための識別番号である会員番号が、記録される。「氏名」,「性別」,「生年月日」,及び「趣味」には、ユーザの氏名,性別,生年月日,及び趣味が、記録される。「プロフィール」には、例えばユーザ自身のコメントが、記録される。但し、ユーザ自身のコメントが無い場合には、「プロフィール」は空欄となる。
【0029】
ところで、図3に示されるように、業務テーブル21は、上記六つの項目欄の他に、「表示開始行」を有している。この「表示開始行」には、表示開始行番号が記録されている。この表示開始行番号は、業務テーブル21に蓄積されている多数のレコードを幾つかのブロックに分割するとともにそのうちの何れか一つのブロックを用いたテーブルを後述のウェブページへ表示させる際に、そのブロックを指定するために用いられる番号であり、具体的には、そのブロック中の先頭のレコードについての全レコード中での行番号である。例えば、自然数の行番号が割り振られている業務テーブル21中の全レコードを、三つのレコードを有するブロックに分割したとき、そのうちの二番目のブロックの表示開始行番号は「4」である。なお、この「表示開始行」中の表示開始行番号は、後述のディスパッチプログラム25によって増加又は減少されることにより、異なる番号へと書き換えられる。
【0030】
一覧テーブル22は、多数の業務テーブル21を一括管理するためのテーブルである。図4は、そのデータ構造を説明するために作成した論理的な表である。この図4に示されるように、一覧テーブル22は、「テーブル名」及び「テーブル格納位置」の項目欄からなるレコードを業務テーブル21毎に作成することによって、構成されている。
【0031】
「テーブル名」には、業務テーブル21の名称が、記録される。「テーブル格納位置」には、業務テーブル21の記録装置20c内での記録位置が、記録される。
【0032】
テキストデータ23は、所定のコンテンツを持つウェブページをウェブクライアントマシン10へ提供するために利用されるデータである。具体的には、このテキストデータ23は、マークアップ言語のみで記述されたテキストデータ、或いは、スクリプト言語で記述されたプログラム文(スクリプト文)をマークアップ言語のテキスト中に有するテキストデータである。
【0033】
ここで、上記のマークアップ言語は、HTML(HyperText Mark−up Language),XML(eXtesible Mark−up Language),XHTML(eXtesible HyperText Mark−up Language),コンパクトHTML,MML(Mobile Mark−up Language),及び、HDML(Hand−held Device Mark−up Language)などである。
【0034】
また、上記のスクリプト言語は、Java(サンマイクロシステムズ社商標)言語,VBScript(米国マイクロソフト社商標)言語,JavaScript(サンマイクロシステムズ社及びネットスケープコミュニケーションズ社商標)言語,及び、PHP(Personal HomePage:Hypertext Processor)言語などである。
【0035】
なお、本発明は、スクリプト文を含有するテキストデータ23を利用するものであるので、記録装置20cには、少なくとも1つのスクリプト含有テキストデータ23が、記録されているものとする。図5は、本発明が適用されたスクリプト含有テキストデータ23の一例を示す説明図である。
【0036】
図5に示されるスクリプト含有テキストデータ23は、HTMLで記述されたテキスト(<html>…</html>)を有している。また、HTMLで記述されたテキストより前には、JSP技術に係る拡張タグの使用を宣言するタグ(<% @taglib uri=”uji−taglib” prefix=”uji” %>)が、挿入されており、更に、HTMLで記述されたテキスト中には、拡張的記述情報であるいわゆる拡張タグ(<uji:tableView …>)が使用されている。
【0037】
ところで、記録装置20cには、テキストデータ23とともに、上述したウェブページのコンテンツを構成するイメージ,サウンド,及びビデオを出力させるためのデータも、格納されていても良い。この場合、これら各データに定義付けられたURLが、上述したテキストデータ23中に記述される。
【0038】
ウェブサーバプログラム24は、CPU20aに対し、ウェブクライアントマシン10からHTTPリクエストを受信すると、そのHTTPリクエスト中のURLに基づいて、他のプログラムによる機能を呼び出すか否かを判別させ、呼び出さない場合には、そのURLにて示されるファイルの中のデータをウェブクライアントマシン10へそのまま送信させ、呼び出す場合には、その機能を呼び出させて処理を実行させた後に、処理後のデータをウェブクライアントマシン10へ送信させるプログラムである。
【0039】
なお、このウェブサーバプログラム24には、HTTPリクエスト中のURLとそのURLに対応して呼び出される機能との対応関係を設定するための機能が、設けられている。どのURLがどの機能を利用するかは、ウェブサーバマシン20に記録される各アプリケーション(ウェブアプリケーション)の開発者によって事前に設定される。本実施形態では、マークアップ言語のみで記述されたテキストデータ23のURLについては、どの機能も呼び出さず、図5に示されたようなスクリプト含有テキストデータ23のURLについてのみ、ディスパッチプログラム25による機能が呼び出されるように、設定されている。
【0040】
ディスパッチプログラム25は、ウェブサーバプログラム24による機能から処理要求を受け付けると、CPU20aに対し、その要求内容に応じて適切な処理を実行する機能を選択させ、選択した機能を呼び出させるプログラムである。なお、このディスパッチプログラム25による機能に呼び出される機能は、実際には、多数存在するが、以下では、本発明に関連するスクリプトエンジンプログラム26による機能についてのみ、詳しく説明する。
【0041】
スクリプトエンジンプログラム26は、ディスパッチプログラム25による機能から処理要求を受け付けると、CPU20aに対し、HTTPリクエスト中のURLにて示されるファイルの中のスクリプト含有テキストデータ23を読み出させ、そのスクリプト含有テキストデータ23中のスクリプトを実行させるプログラムである。このプログラム26の実行時には、スクリプト文中のタグがCPU20aによって一つ一つ順に解釈され、タグが一つ読まれる毎に、そのタグに対応する処理が実行される。従って、上述したスクリプト含有テキストデータ23中のスクリプトは、サーバサイドスクリプトである。
【0042】
なお、このスクリプトエンジンプログラム26は、スクリプト含有テキストデータ23中のスクリプトの言語に対応したプログラムでなければならない。具体的には、このスクリプトエンジンプログラム26は、スクリプト言語がJava言語である場合にはJSP(Java Server Pages:サンマイクロシステムズ社商標)エンジンプログラムであり、スクリプト言語がVBScript言語或いはJavaScript言語である場合にはASP(Active Server Pages:マイクロソフト社商標)エンジンプログラムであり、スクリプト言語がPHP言語である場合にはPHPエンジンプログラムである。
【0043】
タグプログラム27は、拡張タグに対応するプログラム(タグハンドラ)であり、スクリプト含有テキストデータ23中の拡張タグがCPU20aによって読み込まれた場合に限り、スクリプトエンジンプログラム26による機能に呼び出されて実行される。
【0044】
以下、以上のように構成されるコンピュータネットワークシステムにおいて実行される処理について説明する。
【0045】
最初に、ウェブサーバマシン20では、ウェブサーバプログラム24,ディスパッチプログラム25,及びスクリプトエンジンプログラム26がCPU20aによって読み込まれることによって、各プログラム24〜26による機能が常駐した状態となっている。
【0046】
そして、ウェブクライアントマシン10の利用者が、そのマシン10を操作して、ウェブブラウザ11を立ち上げ、URLを入力すると、ウェブクライアントマシン10からウェブサーバマシン20へHTTPリクエストが送信される。すると、HTTPリクエストの受信を待機していたウェブサーバマシン20では、ウェブサーバプログラム24による機能が、リクエストメッセージ受信後の処理を開始する。図6は、このウェブサーバ処理の内容を示すフローチャートである。
【0047】
ウェブサーバ処理の開始後、最初のS101では、CPU20aは、上述したように、HTTPリクエストが何れかのウェブクライアントマシン10から送られてくるまで、待機する。そして、HTTPリクエストを受信した場合には、CPU20aは、処理をS102へ進める。
【0048】
S102では、CPU20aは、そのHTTPリクエスト中のURLがディスパッチプログラム25による機能を呼び出さねばならないURLであるか否かを、判別する。そして、HTTPリクエスト中のURLが、例えばその拡張子が“.html”や“.jpeg”であるURLのように、ディスパッチプログラム25による機能を呼び出さねばなくてよいURLであった場合、CPU20aは、処理をS103へ進める。
【0049】
S103では、CPU20aは、HTTPリクエスト中のURLにより示されるファイルの中からデータを読み出し、処理をS105へ進める。
【0050】
一方、S102において、HTTPリクエスト中のURLが、例えばその拡張子が“.jsp”であるURLのように、ディスパッチプログラム25による機能を呼び出さねばならないURLであった場合、CPU20aは、処理をS104へ進める。
【0051】
S104では、CPU20aは、ディスパッチプログラム25による機能を呼び出し、その機能にディスパッチ処理を実行させる。図7は、ディスパッチ処理の内容を示すフローチャートである。
【0052】
ディスパッチ処理の開始後、最初のS201では、CPU20aは、アップデータプログラムによる機能を呼び出す。なお、このアップデータプログラムによる機能は、ディスパッチプログラム25による機能により呼び出され得る多数の機能のうちの一つである。そして、CPU20aは、アップデータプログラムによる機能を呼び出した後、その機能にアップデータ処理を実行させる。図8は、アップデータ処理の内容を示すフローチャートである。
【0053】
アップデータ処理の開始後、最初のS301では、CPU20aは、S101において受信したHTTPリクエストとともにリクエストパラメータをも受信したか否かを、判別する。
【0054】
なお、このリクエストパラメータは、ウェブブラウザ画面内に表示されたウェブページにおいて入力操作があった場合に、そのウェブページの内部コンテンツであるフォームという機能により、HTTPリクエストとともにGETメソッド又はPOSTメソッドによりウェブサーバマシン20へ送信される情報である。
【0055】
より具体的には、このリクエストパラメータは、ウェブクライアントマシン10へ送信されたウェブページデータ中の<INPUT>タグに記述されているname属性の値とvalue属性の値である。このリクエストパラメータは、name属性値=value属性値の形にて、ウェブクライアントマシン10からウェブサーバマシン20へ送られてくる。
【0056】
そして、S301において、HTTPリクエストとともにリクエストパラメータを受信していなかった場合には、CPU20aは、アップデータ処理を終了し、図7のディスパッチ処理のS202へ処理を進める。
【0057】
一方、S301において、HTTPリクエストとともにリクエストパラメータを受信していた場合には、CPU20aは、S302〜S310の処理を実行する。なお、このS302〜S310の処理については、ここで説明するよりも、後述したほうが理解し易いので、これらの処理の説明を後回しにする。CPU20aは、S302〜S310の処理の実行後、アップデータ処理を終了し、図7のディスパッチ処理におけるS202へ処理を進める。
【0058】
S202では、CPU20aは、”scroll”という文字列をname属性値として有するリクエストパラメータが存在するか否かを、判別する。そして、CPU20aは、当該リクエストパラメータが存在していなかった場合には、処理をS204へ進め、当該リクエストパラメータが存在していた場合には、処理をS203へ進める。
【0059】
S203では、CPU20aは、ユーザ定義プログラムによる機能を呼び出し、その機能にユーザ定義処理を実行させる。なお、このユーザ定義プログラムによる機能は、ディスパッチプログラム25による機能により呼び出され得る多数の機能のうちの一つである。そして、CPU20aは、ユーザ定義プログラムによる機能を呼び出した後、その機能にユーザ定義処理を実行させる。
【0060】
このユーザ定義プログラムは、本発明とは直接関係ないので、その概略だけを簡単に説明すると、このユーザ定義プログラムは、上述したウェブアプリケーションの開発者によって作成されたプログラムである。このようなプログラムの作成は、ウェブアプリケーション開発者の間では一般に行われている。
【0061】
例えば、ウェブアプリケーションがショッピングサイトにおける受注アプリケーションである場合においては、ユーザ定義プログラムは、以下のような処理をCPU20aに実行させるように、作成される。すなわち、ユーザ定義プログラムは、ウェブクライアントマシン10に表示された発注伝票画面に入力された情報をウェブサーバマシン20がリクエストパラメータとして受信したときに、CPU20aに対し、その情報を受注伝票データベースに記録するといった処理を実行させるように、作成される。
【0062】
本実施形態では、このS203において、ウェブアプリケーションの開発者によって事前に作成されたユーザ定義プログラムによる機能が、例えば会員情報や伝票情報の蓄積やデータの編集整理のために、業務テーブル21を読み出し、追加記録し、或いは、上書き更新するといった処理を、実行する。ウェブクライアントマシン10に表示されたテーブル(図14参照)の中のテキストボックス等に入力された情報は、後述のアップデータ処理により業務テーブル21に上書き更新されるため、S203において実行されるユーザ定義プログラムによる機能は、ウェブクライアントマシン10に表示されたテーブルの中のテキストボックス等に入力された情報を、取得することができる。CPU20aは、このようなユーザ定義プログラムによる機能を呼び出して実行させた後、処理をS204へ進める。
【0063】
S204では、CPU20aは、スクリプトエンジンプログラム26による機能を呼び出し、その機能にウェブページデータ生成処理を実行させる。図9及び図10は、そのウェブページデータ生成処理の内容を示すフローチャートである。
【0064】
ウェブページデータ生成処理の開始後、最初のS401では、CPU20aは、HTTPリクエスト中のURLにより示されるファイルの中からテキストデータ23を読み出す。なお、このS401において読み出されるテキストデータ23は、図5に示されるようなスクリプト含有テキストデータ23である。
【0065】
次のS402では、CPU20aは、読み出したスクリプト含有テキストデータ23の中から最初のタグを処理対象として特定する。
【0066】
次のS403では、CPU20aは、処理対象タグが、拡張タグを規定する<uji:tableView>タグであるか否かを、判別する。そして、処理対象タグが<uji:tableView>タグでなかった場合には、CPU20aは、処理をS404へ進める。
【0067】
S404では、CPU20aは、処理対象タグに応じた処理を実行する。例えば、処理対象タグがHTMLタグであれば、CPU20aは何もせず、処理対象タグがスクリプトタグであれば、CPU20aは、そのスクリプトタグに応じたタグプログラムを実行する。そして、CPU20aは、S404の実行後、処理をS416へ進める。
【0068】
一方、S403において、処理対象タグが<uji:tableView>タグであった場合には、CPU20aは、処理をS405へ進める。
【0069】
S405では、CPU20aは、<uji:tableView>タグ中の“uji”をprefix属性値として持つtaglibディレクティブを通じて、<uji:tableView>タグ中の“tableView”に対応するタグプログラム27を読み出して実行する。以下、S406〜S415の処理は、このタグプログラム27による処理である。なお、図11は、S406〜S415の処理の説明に利用されるプログラム例である。
【0070】
次のS406では、CPU20aは、S401において読み出したスクリプト含有テキストデータ23における処理対象の<uji:tableView>タグを削除し、その<uji:tableView>タグの記載位置に<TABLE>タグを出力(記述)する。
【0071】
次のS407では、CPU20aは、処理対象の<uji:tableView>タグ中におけるtable属性値,pageSize属性値,及びcellType属性値を、テーブル名,表示行数,及び表示形式として読み出す。
【0072】
なお、テーブル名は、ウェブページ上に表示されるテーブル(図14参照)に記述されるデータが格納されている業務テーブル21を指定するためのテーブル名である。また、表示行数は、ウェブページ上に表示されるテーブル全体の表示行数を規定する値である。
【0073】
また、表示形式は、ウェブページ上に表示されるテーブルの一行に含まれるセル数と、各セル中に記載されるコンテンツとを、規定する。例えば、このパラメータがdata;data;dataであれば、上記テーブルの一行中の三つのセル内に、業務テーブル21から読み出された三個のデータが、表示される。また、このパラメータがdata;data;input;radioであれば、上記テーブルの一行中の四つのセル内に、業務テーブル21から読み出された二個のデータとテキストボックスとラジオボタンとが、表示される。
【0074】
次のS408では、CPU20aは、一覧テーブル22を参照して、当該テーブル名に対応する業務テーブル21を読み出す。
【0075】
次のS409では、CPU20aは、読み出した業務テーブル21から表示開始行番号を読み出す。
【0076】
次のS410では、CPU20aは、S409において読み出した表示開始番号の示すレコードを先頭レコードとして、S407において読み出した表示行数の数だけ、当該業務テーブル21からレコードを読み出す。なお、ここで読み出される各レコードは、上記の表示形式にて規定されるデータ数と同じ数だけの項目欄(フィールド)しか、有していない。
【0077】
次のS411では、CPU20aは、S410において読み出した各レコードのデータを、<TABLE>タグ以後に出力(記述)する。具体的には、CPU20aは、ウェブページ上に表示される二次元の表の各行の位置を規定する<TR>タグとその表の各セル中のコンテンツを規定する<TD>タグとを利用して、全セル中のコンテンツに関する情報を出力(記述)する。なお、業務テーブル21から読み出されたデータをセル中のコンテンツとする場合には、<TD>タグ以後にはそのデータがそのまま記述される。また、テキストボックスやラジオボタンをセル中のコンテンツとする場合には、<TD>タグ以後には、type属性が“text”や“radio”である<INPUT>タグが記述される。
【0078】
次のS412では、CPU20aは、S411において出力された<TD>タグ以後に、</TABLE>タグを出力(記述)する。
【0079】
次のS413では、CPU20aは、</TABLE>タグ以後に二つの<INPUT>タグを出力(記述)する。これら二つの<INPUT>タグは、ウェブページにスクロール操作ボタンを表示させるためのものであり、それらのtype属性には、“submit”という文字列が設定される。
【0080】
なお、このS413において、CPU20aは、一方の<INPUT>タグのvalue属性には、“前”という文字列を、そのonclick属性には、ウェブクライアントマシン10により実行されるサブルーチンであるJavaScript関数のメソッドとして後に規定する“My_Table_set(’Backward’)”という文字列を、それぞれ代入する。また、CPU20aは、他方の<INPUT>タグのvalue属性には、“次”という文字列を、そのonclick属性には、JavaScript関数のメソッドとして後に規定する“My_Table_set(’Forward’)”という文字列を、それぞれ代入する。さらに、CPU20aは、両方の<INPUT>タグのname属性には、“SCROLL”という文字列を代入する。
【0081】
次のS414では、CPU20aは、S413において出力された二つの<INPUT>タグの後に、<INPUT>タグを出力(記述)する。この<INPUT>タグは、スクロール操作に利用されるパラメータを設定するためのものであり、このtype属性には、“hidden”という文字列が設定される。なお、このS414では、CPU20aは、この<INPUT>タグのname属性には、“My_Table.scroll”の文字列を、value属性には、“”(空欄)を代入する。
【0082】
次のS415では、CPU20aは、S414において出力された<INPUT>タグの後に、スクリプト文を出力(記述)する。このスクリプト文は、S414において出力された<INPUT>タグのvalue属性に対し、スクロール方向規定用の’Forward’又は’Backward’の文字列をセットするためのものである。具体的な出力方法としては、CPU20aは、まず、<SCRIPT>タグを出力(記述)し、次に、その<SCRIPT>タグ以後に、JavaScript関数であるfunction My_Table_set(cmd)[…]を記述する。なお、図11では、JavaScript関数の[]の中には、コメントが記述されているが、実際には、プログラムが記述される。そして、CPU20aは、スクリプト関数の後に、</SCRIPT>タグを出力(記述)する。
【0083】
次のS416では、CPU20aは、S401において読み出したスクリプト含有テキストデータ23中に未処理のタグが存在するか否かを、判別する。そして、未処理のタグが存在した場合には、CPU20aは、処理をS417へ進める。
【0084】
S417では、CPU20aは、未処理のタグのうち、次のタグを処理対象として特定し、処理をS403へ戻す。
【0085】
S403〜S417の処理ループを実行中に、処理すべきタグがなくなった場合には、CPU20aは、処理をS416から分岐させ、ウェブページデータ生成処理を終了する。その後、CPU20aは、図7のディスパッチ処理を終了し、図6のウェブサーバ処理におけるS105へ処理を進める。
【0086】
S105では、CPU20aは、S103において読み出したデータ、又は、S104(S204)において生成したデータをボディに格納したHTTPレスポンスを、HTTPリクエストを送信してきたウェブクライアントマシン10へ、送信する。その後、CPU20aは、処理をS101へ戻し、何れかのウェブクライアントマシン10から次のHTTPリクエストが送信されてくるまで、待機する。
【0087】
以上に示されたウェブサーバ処理がウェブサーバマシン20において実行されるので、ウェブサーバマシン20には、図5に示されるようなスクリプト含有テキストデータ23において<uji:tableView>タグの部分が図11のようなテキストに置換されたものが、生成され、この生成されたテキストデータが、ウェブページデータとしてウェブクライアントマシン10へ送信される。
【0088】
このようなウェブページデータがボディに格納されているHTTPレスポンスを受信したウェブクライアントマシン10では、ウェブブラウザ11が、CPU10aに対し、そのウェブページデータに基づいてウェブページを表示させる。そして、ウェブクライアントマシン10では、ウェブブラウザ11によってウェブページが表示されると、入力受付処理が開始される。図12は、この入力受付処理の内容を示すフローチャートである。
【0089】
入力受付処理の開始後、最初のS501では、CPU10aは、ボタンのクリック等のイベントが発生するまで、待機する。そして、イベントが発生した場合には、CPU10aは、処理をS502へ進める。
【0090】
S502では、CPU10aは、イベントがスクロール操作ボタンのクリックであるか否かを、判別する。そして、イベントがスクロール操作ボタンのクリックでなかった場合には、CPU20aは、処理をS503へ進める。
【0091】
S503では、CPU10aは、S501においてそのイベントに応じた処理を実行する。例えば、イベントが、ウェブブラウザ画面のURL入力用テキストボックスにURLが入力された後におけるエンターキーの押下であった場合、CPU10aは、そのURLを含むHTTPリクエストを生成し、そのURL中のドメイン名により示されるウェブサーバマシン20へそのHTTPリクエストを送信する。そして、CPU10aは、このような処理の実行後、入力受付処理を終了する。
【0092】
一方、S502において、イベントがスクロール操作ボタンのクリックであった場合には、CPU10aは、処理をS504へ進める。
【0093】
S504では、CPU10aは、クリックされたスクロール操作ボタンに係る<INPUT>タグのonclick属性の値を、読み出す。なお、ここで読み出される値は、図11に示されるように、JavaScript関数のメソッドを規定する文字列である。
【0094】
次のS505では、CPU10aは、S504において読み出された文字列に対応するスクリプトを、実行する。ここで実行されるスクリプトは、図11に示されるように、三つの<INPUT>タグの後に記述されているスクリプトである。具体的には、CPU10aは、非表示テキストのフォームである三番目の<INPUT>タグのvalue属性に対し、スクロール方向(’Forward’又は’Backward’の文字列)+ドット(.)+表示行数を、セットする。なお、ここでセットされるスクロール方向は、クリックされたスクロール操作ボタンが「前」ボタンであれば’Backward’であり、「次」ボタンであれば’Forward’である。
【0095】
次のS506では、CPU10aは、三番目の<INPUT>タグのname属性の値(“My_Table.SCROLL”)とvalue属性の値(’Forward’又は’Backward’+.+表示行数)を読み出し、“My_Table.SCROLL”=“’Forward’又は’Backward’.表示行数”というパラメータを、HTTPリクエストとともにGETメソッド又はPOSTメソッドにてウェブサーバマシン20へ送信する。なお、このHTTPリクエストに含まれるURLは、図5のスクリプト含有テキストデータ23のURLと同じものである。そして、HTTPリクエストの送信後、CPU10aは、入力受付処理を終了する。
【0096】
以上に示されるような入力受付処理が実行されるので、ウェブページ上の「前」ボタン又は「次」ボタン(図14参照)がクリックされた場合には、リクエストパラメータがウェブサーバマシン20へ送信される。
【0097】
これに対し、ウェブサーバマシン20のCPU20aは、このようなリクエストパラメータを有するHTTPリクエストを受信すると(図6のS101)、このHTTPリクエスト中のURLがディスパッチプログラム25による機能を呼び出さねばならないURLであると判別し(図6のS102;YES)、図8のアップデータ処理を開始する(図6のS104及び図7のS201)。そして、CPU20aは、HTTPリクエストにリクエストパラメータが有ると判別し(図8のS301;YES)、処理をS302へ進める。以下、後回しにしていたアップデータ処理のS302〜S310について、説明する。
【0098】
S302では、CPU20aは、HTTPリクエストとともに送られてきたリクエストパラメータのうちの最初のものを、処理対象として特定する。
【0099】
次のS303では、CPU20aは、処理対象のリクエストパラメータの種別が何であるかを、判別する。なお、図13は、リクエストパラメータの種別を説明するための説明図である。
【0100】
この図13に示されるように、リクエストパラメータが、「テーブル名.行番号.列番号=値」である場合、このリクエストパラメータは、ウェブページ上のテーブル(図14参照)の中のテキストボックスに入力されている文字列データを、ウェブサーバマシン20へ送信するためのものである。また、リクエストパラメータが、「テーブル名.“radio”.列番号=行番号」である場合、このリクエストパラメータは、ウェブページ上のテーブルの中のラジオボタンがオンに設定されている行番号を、ウェブサーバマシン20へ送信するためのものである。
【0101】
また、リクエストパラメータが、「“scroll”=“前”又は“次”」である場合、このリクエストパラメータは、スクロール操作ボタンがクリックされた旨を、ウェブサーバマシン20へ送信するためのものである。また、リクエストパラメータが、「テーブル名.“scroll”=’Forward’又は’Backward’.表示行数」である場合、このリクエストパラメータは、スクロール方向とスクロール行数とを、ウェブサーバマシン20へ送信するためのものである。
【0102】
そして、このS303において、CPU20は、リクエストパラメータが「テーブル名.行番号.列番号=値」である場合、処理をS304へ進め、リクエストパラメータが「テーブル名.“radio”.列番号=行番号」である場合、処理をS306へ進め、リクエストパラメータが「テーブル名.“scroll”=’Forward’又は’Backward’.表示行数」である場合、処理をS308へ進め、リクエストパラメータが「テーブル名.“scroll”=“”」又はその他である場合、処理をS310へ進める。
【0103】
S304では、CPU20aは、一覧テーブル22を参照して、リクエストパラメータ中のファイル名に対応する業務テーブル21を読み出す。
【0104】
次のS305では、CPU20aは、リクエストパラメータ中の行番号及び列番号により示される当該業務テーブル21のセルに、リクエストパラメータ中の値(文字列データ)を記録し、処理をS310へ進める。
【0105】
また、S306では、CPU20aは、一覧テーブル22を参照して、リクエストパラメータ中のファイル名に対応する業務テーブル21を読み出す。
【0106】
次のS307では、CPU20aは、リクエストパラメータ中の列番号により示される当該業務テーブル21のフィールドにおける全セルのうち、リクエストパラメータ中の行番号により示されるセルにはtrueを、それ以外のセルにはfalseを記録し、処理をS310へ進める。
【0107】
また、S308では、CPU20aは、一覧テーブル22を参照して、リクエストパラメータ中のファイル名に対応する業務テーブル21を読み出す。
【0108】
次のS309では、CPU20aは、当該業務テーブル21から表示開始行番号を読み出し、その表示開始行番号に対してリクエストパラメータ中の表示行数を減算又は加算する。このとき、CPU20aは、リクエストパラメータ中のスクロール方向が’Forward’であった場合には、表示開始行番号に表示行数を加算し、リクエストパラメータ中のスクロール方向が’Backward’であった場合には、表示開始行番号から表示行数を減算する。そして、CPU20aは、減算又は加算後の表示開始行番号を、当該業務テーブル21に記録し、処理をS310へ進める。
【0109】
S310では、CPU20aは、未処理のリクエストパラメータが存在するか否かを、判別する。そして、CPU20aは、未処理のリクエストパラメータが存在した場合には、処理をS302へ戻して、次の処理対象リクエストパラメータを特定し、未処理のリクエストパラメータが存在しなくなった場合には、アップデータ処理を終了する。
【0110】
このようなアップデータ処理がウェブサーバマシン20において実行されるとともに、スクリプト含有テキストデータ23に基づいて作成されるウェブページデータが、図5のスクリプト含有テキストデータ23の拡張タグの部分を図11のテキストで置換したもののように、構成されているので、本実施形態のコンピュータネットワークシステムによれば、以下のような作用がある。
【0111】
すなわち、図5のスクリプト含有テキストデータ23に基づいて作成されたウェブページがウェブクライアントマシン10に表示されている場合において、ウェブページ上の「前」ボタン又は「次」ボタンがクリックされると、ウェブサーバマシン20には、図5のスクリプト含有テキストデータ23のURLを含むHTTPリクエストが、送信される。このとき、HTTPリクエストとともに、スクロール方向と表示行数とを示すリクエストパラメータが送信され、既にウェブクライアントマシン10に表示されているウェブページ上の表の内容に隣接する内容の表を表示させるためのウェブページデータが、このリクエストパラメータに基づいて生成され、このウェブページデータがHTTPレスポンスとしてウェブクライアントマシン10へ送信される。従って、ウェブクライアントマシン10の操作者は、ウェブページ上の「前」ボタン又は「次」ボタンをクリックすることにより、ウェブページ上の表の内容の後の部分や、その前の部分を表示させることができるので、図14に示されるように、この操作者にとっては、あたかも、ウェブページ上の表がスクロールしているように見える。
【0112】
本実施形態によれば、スクリプト含有テキストデータ23に、拡張タグ(<uji:tableView …>)が含まれることにより、上述したようにテーブルのスクロール表示が機能する。この拡張タグは、テーブルの一部であるブロックを表示させるための情報(<TABLE>…</TABLE>)と、そのブロックに隣接するブロックについての入力手段である「前」ボタン及び「次」ボタンを表示させるための情報(二つの<INPUT type=“submit”>タグ)とを、テキスト内に組み込む処理を実行するように、構成されている(図9のS405〜S415)。このため、スクリプト含有テキストデータ23の開発者は、この拡張タグを利用することにより、テーブルの一部であるブロックを切替表示させるための機能を、スクリプト含有テキストデータ23に簡単に組み込むことができる。
【0113】
(付記1)
ウェブクライアントマシンとネットワークを介して繋がれたウェブサーバマシンが、ウェブクライアントマシンからファイルを指定したHTTPリクエストを受けると、そのファイル中のデータに基づいてウェブページデータを生成し、そのウェブページデータを要求元のウェブクライアントマシンへ送信するコンピュータネットワークシステムにおいて、
前記ウェブサーバマシンが、
HTTPリクエスト受信時にウェブクライアントマシンの指定したファイルの中のデータが、テーブルを表示するための拡張的記述情報を含むテキストデータである場合には、その拡張的記述情報に従って、そのテーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたウェブページデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とが組み込まれたウェブページデータを、生成し、
生成したウェブページデータを含むHTTPレスポンスを要求元のウェブクライアントマシンへ送信するとともに、
そのHTTPレスポンスを送信したウェブクライアントマシンから前記指示を含むHTTPリクエストを受信した場合には、その指示及び前記拡張的記述情報に従って、隣接ブロックを表示させるための情報と、その隣接ブロックに隣接するブロックについての入力手段を表示させるための情報とが組み込まれたウェブページを生成し、
生成したウェブページデータを含むHTTPレスポンスを要求元のウェブクライアントマシンへ送信する
ことを特徴とするテーブル表示切替方法。
【0114】
(付記2)
前記HTTPリクエストを通じてウェブクライアントマシンに指定されるファイルのデータは、マークアップ言語で記述されたテキストの内部にサーバサイドスクリプトを含むテキストデータである
ことを特徴とする付記1記載のテーブル表示切替方法。
【0115】
(付記3)
前記入力手段は、type属性に“submit”を持つHTMLの<INPUT>タグを有する
ことを特徴とする付記1又は2記載のテーブル表示切替方法。
【0116】
(付記4)
前記入力手段は、type属性に“hidden”を持つHTMLの<INPUT>タグを有し、そのname属性及びvalue属性に、表示中のブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれる
ことを特徴とする付記3記載のテーブル表示切替方法。
【0117】
(付記5)
前記入力手段は、JavaScript関数であるfunctionを利用して、前記<INPUT type=“hidden”>タグにおけるvalue属性に対して表示中のブロックに隣接するブロックに関する情報を、組み込む
ことを特徴とする付記4記載のテーブル表示切替方法。
【0118】
(付記6)
ウェブクライアントマシンとネットワークを介して繋がれるコンピュータに対し、
前記ウェブクライアントマシンからHTTPリクエストが送信されてくるまで待機させ、
前記HTTPリクエストを受信した際には、前記ウェブクライアントマシンの指定したファイルの中のデータが、テーブルを表示するための拡張的記述情報を含むテキストデータであるか否かを判別させ、
前記データが拡張的記述情報を含むテキストデータであった場合には、その拡張的記述情報に従って、そのテーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたテキストデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とを、前記テキストデータに組み込ませ、
前記各情報が組み込まれた前記テキストデータをウェブページデータとしてボディに組み込んだHTTPレスポンスを、要求元のウェブクライアントマシンへ送信させ、
そのHTTPレスポンスを送信したウェブクライアントマシンから前記指示を含むHTTPリクエストが送信されてくるまで待機させ、
そのHTTPリクエストを受信した際には、その指示及び前記拡張的記述情報に従って、隣接ブロックを表示させるための情報と、その隣接ブロックに隣接するブロックについての入力手段を表示させるための情報とを、テキストデータに組み込ませ、
前記各情報が組み込まれたテキストデータをウェブページデータとしてボディに組み込んだHTTPレスポンスを、要求元のウェブクライアントマシンへ送信させる
ことを特徴とするテキストデータ変換プログラム。
【0119】
(付記7)
前記コンピュータは、マークアップ言語で記述されたテキストの内部にサーバサイドスクリプトを含むテキストデータが格納された記録装置に繋がれ、
テーブルを表示するための拡張的記述情報を含むテキストデータは、前記記録装置に格納されているテキストデータのうちの一つである
ことを特徴とする付記6記載のテキストデータ変換プログラム。
【0120】
(付記8)
前記コンピュータに対し、
type属性に“submit”を持つHTMLの<INPUT>タグと、type属性に“hidden”を持つHTMLの<INPUT>タグとを、入力手段としてテキストデータに出力させる
ことを特徴とする付記6又は7記載のテキストデータ変換プログラム。
【0121】
(付記9)
前記コンピュータに対し、
前記<INPUT type=“hidden”>タグにおけるvalue属性に対して表示中のブロックに隣接するブロックに関する情報を組み込ませるJavaScript関数のfunctionを、テキストデータ内に出力させる
ことを特徴とする付記8記載のテキストデータ変換プログラム。
【0122】
(付記10)
前記入力手段は、JavaScript関数であるfunctionを利用して、前記<INPUT type=“hidden”>タグにおけるvalue属性に対して表示中のブロックに隣接するブロックに関する情報を、組み込む
ことを特徴とする付記9記載のテキストデータ変換プログラム。
【0123】
(付記11)
ウェブクライアントマシンとネットワークを介して繋がれるコンピュータに対し、
前記ウェブクライアントマシンからHTTPリクエストが送信されてくるまで待機させ、
前記HTTPリクエストを受信した際には、前記ウェブクライアントマシンの指定したファイルの中のデータが、テーブルを表示するための拡張的記述情報を含むテキストデータであるか否かを判別させ、
前記データが拡張的記述情報を含むテキストデータであった場合には、その拡張的記述情報に従って、そのテーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたテキストデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とを、前記テキストデータに組み込ませ、
前記各情報が組み込まれた前記テキストデータをウェブページデータとしてボディに組み込んだHTTPレスポンスを、要求元のウェブクライアントマシンへ送信させ、
そのHTTPレスポンスを送信したウェブクライアントマシンから前記指示を含むHTTPリクエストが送信されてくるまで待機させ、
そのHTTPリクエストを受信した際には、その指示及び前記拡張的記述情報に従って、隣接ブロックを表示させるための情報と、その隣接ブロックに隣接するブロックについての入力手段を表示させるための情報とを、テキストデータに組み込ませ、
前記各情報が組み込まれたテキストデータをウェブページデータとしてボディに組み込んだHTTPレスポンスを、要求元のウェブクライアントマシンへ送信させる
テキストデータ変換プログラム
を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【0124】
(付記12)
ウェブページデータの基として多数のタグから構成されるテキストデータ,及び、ウェブページ上のテーブルに記述されるためのデータが格納された記録装置に対して繋がれるコンピュータに対し、
前記テキストデータ中の各タグが順次読み込まれる間に、拡張的記述情報である特定タグが読み込まれた場合に、前記テーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたウェブページデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とを、テキストデータに出力させる
ことを特徴とするタグプログラム。
【0125】
(付記13)
ウェブページデータの基として多数のタグから構成されるテキストデータ,及び、ウェブページ上のテーブルに記述されるためのデータが格納された記録装置に対して繋がれるコンピュータに対し、
前記テキストデータ中の各タグが順次読み込まれる間に、拡張的記述情報である特定タグが読み込まれた場合に、前記テーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたウェブページデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とを、テキストデータに出力させる
タグプログラム
を格納したことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【0126】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、テーブルに対してスクロール操作を可能にする機能をテキストデータ内に組み込む場合おいて、その機能用のプログラミングを各テーブルに対していちいち行うという手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を概略的に示す構成図
【図2】ウェブクライアントマシン及びウェブサーバマシンを概略的に示す構成図
【図3】業務テーブルのデータ構造を説明するために作成された表
【図4】一覧テーブルのデータ構造を説明するために作成された表
【図5】スクリプト含有テキストデータの一例を示す説明図
【図6】ウェブサーバ処理の内容を示すフローチャート
【図7】ディスパッチ処理の内容を示すフローチャート
【図8】アップデータ処理の内容を示すフローチャート
【図9】ウェブページデータ生成処理の内容を示すフローチャート
【図10】ウェブページデータ生成処理の内容を示すフローチャート
【図11】拡張タグにより出力されるプログラムのプログラム例
【図12】入力受付処理の内容を示すフローチャート
【図13】リクエストパラメータの種別を説明するための説明図
【図14】「前」ボタン又は「次」ボタンのクリック前後においてウェブクライアントマシンに表示されるテーブルの画面例
【符号の説明】
10 ウェブクライアントマシン
10a CPU
10b 通信制御装置
10c 記録装置
11 ウェブブラウザ
20 ウェブサーバマシン
20a CPU
20b 通信制御装置
20c 記録装置
21 業務テーブル
22 一覧テーブル
23 テキストデータ
24 ウェブサーバプログラム
25 ディスパッチプログラム
26 スクリプトエンジンプログラム
27 タグプログラム

Claims (10)

  1. ウェブクライアントマシンとネットワークを介して繋がれたウェブサーバマシンが、ウェブクライアントマシンからファイルを指定したHTTPリクエストを受けると、そのファイル中のデータに基づいてウェブページデータを生成し、そのウェブページデータを要求元のウェブクライアントマシンへ送信するコンピュータネットワークシステムにおいて、
    前記ウェブサーバマシンが、
    HTTPリクエスト受信時にウェブクライアントマシンの指定したファイルの中のデータが、テーブルを表示するための拡張的記述情報を含むテキストデータである場合には、その拡張的記述情報に従って、そのテーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたウェブページデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とが組み込まれたウェブページデータを、生成し、
    生成したウェブページデータを含むHTTPレスポンスを要求元のウェブクライアントマシンへ送信するとともに、
    そのHTTPレスポンスを送信したウェブクライアントマシンから前記指示を含むHTTPリクエストを受信した場合には、その指示及び前記拡張的記述情報に従って、隣接ブロックを表示させるための情報と、その隣接ブロックに隣接するブロックについての入力手段を表示させるための情報とが組み込まれたウェブページを生成し、
    生成したウェブページデータを含むHTTPレスポンスを要求元のウェブクライアントマシンへ送信する
    ことを特徴とするテーブル表示切替方法。
  2. 前記HTTPリクエストを通じてウェブクライアントマシンに指定されるファイル中のデータは、マークアップ言語で記述されたテキストの内部にサーバサイドスクリプトを含むテキストデータである
    ことを特徴とする請求項1記載のテーブル表示切替方法。
  3. 前記入力手段は、type属性に“submit”を持つHTMLの<INPUT>タグを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のテーブル表示切替方法。
  4. 前記入力手段は、type属性に“hidden”を持つHTMLの<INPUT>タグを有し、そのname属性及びvalue属性に、表示中のブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれる
    ことを特徴とする請求項3記載のテーブル表示切替方法。
  5. 前記入力手段は、JavaScript関数であるfunctionを利用して、前記<INPUT type=“hidden”>タグにおけるvalue属性に対して表示中のブロックに隣接するブロックに関する情報を、組み込む
    ことを特徴とする請求項4記載のテーブル表示切替方法。
  6. ウェブクライアントマシンとネットワークを介して繋がれるコンピュータに対し、
    前記ウェブクライアントマシンからHTTPリクエストが送信されてくるまで待機させ、
    前記HTTPリクエストを受信した際には、前記ウェブクライアントマシンの指定したファイルの中のデータが、テーブルを表示するための拡張的記述情報を含むテキストデータであるか否かを判別させ、
    前記データが拡張的記述情報を含むテキストデータであった場合には、その拡張的記述情報に従って、そのテーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたテキストデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とを、前記テキストデータに組み込ませ、
    前記各情報が組み込まれた前記テキストデータをウェブページデータとしてボディに組み込んだHTTPレスポンスを、要求元のウェブクライアントマシンへ送信させ、
    そのHTTPレスポンスを送信したウェブクライアントマシンから前記指示を含むHTTPリクエストが送信されてくるまで待機させ、
    そのHTTPリクエストを受信した際には、その指示及び前記拡張的記述情報に従って、隣接ブロックを表示させるための情報と、その隣接ブロックに隣接するブロックについての入力手段を表示させるための情報とを、テキストデータに組み込ませ、
    前記各情報が組み込まれたテキストデータをウェブページデータとしてボディに組み込んだHTTPレスポンスを、要求元のウェブクライアントマシンへ送信させる
    ことを特徴とするテキストデータ変換プログラム。
  7. 前記コンピュータは、マークアップ言語で記述されたテキストの内部にサーバサイドスクリプトを含むテキストデータが格納された記録装置に繋がれ、
    テーブルを表示するための拡張的記述情報を含むテキストデータは、前記記録装置に格納されているテキストデータのうちの一つである
    ことを特徴とする請求項6記載のテキストデータ変換プログラム。
  8. 前記コンピュータに対し、
    type属性に“submit”を持つHTMLの<INPUT>タグと、type属性に“hidden”を持つHTMLの<INPUT>タグとを、入力手段としてテキストデータに出力させる
    ことを特徴とする請求項6又は7記載のテキストデータ変換プログラム。
  9. 前記コンピュータに対し、
    前記<INPUT type=“hidden”>タグにおけるvalue属性に対して表示中のブロックに隣接するブロックに関する情報を組み込ませるJavaScript関数のfunctionを、テキストデータ内に出力させる
    ことを特徴とする請求項8記載のテキストデータ変換プログラム。
  10. ウェブページデータの基として多数のタグから構成されるテキストデータ,及び、ウェブページ上のテーブルに記述されるためのデータが格納された記録装置に対して繋がれるコンピュータに対し、
    前記テキストデータ中の各タグが順次読み込まれる間に、拡張的記述情報である特定タグが読み込まれた場合には、前記テーブルを幾つかのブロックに分割したうちの一ブロックを表示させるための情報と、そのブロックに隣接するブロックに関する情報が組み込まれたウェブページデータの取得を指示するための入力手段を表示させるための情報とを、テキストデータに出力させる
    ことを特徴とするタグプログラム。
JP2003022668A 2003-01-30 2003-01-30 テーブル表示切替方法,テキストデータ変換プログラム及びタグプログラム Pending JP2004234380A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003022668A JP2004234380A (ja) 2003-01-30 2003-01-30 テーブル表示切替方法,テキストデータ変換プログラム及びタグプログラム
PCT/JP2003/016018 WO2004068352A1 (ja) 2003-01-30 2003-12-15 テーブル表示切替方法,テキストデータ変換プログラム及びタグプログラム
KR1020057005615A KR100732134B1 (ko) 2003-01-30 2003-12-15 테이블 표시 전환 방법, 텍스트 데이터 변환 프로그램 및 태그 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
US11/087,241 US20050198568A1 (en) 2003-01-30 2005-03-23 Table display switching method, text data conversion program, and tag program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003022668A JP2004234380A (ja) 2003-01-30 2003-01-30 テーブル表示切替方法,テキストデータ変換プログラム及びタグプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004234380A true JP2004234380A (ja) 2004-08-19

Family

ID=32820696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003022668A Pending JP2004234380A (ja) 2003-01-30 2003-01-30 テーブル表示切替方法,テキストデータ変換プログラム及びタグプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20050198568A1 (ja)
JP (1) JP2004234380A (ja)
KR (1) KR100732134B1 (ja)
WO (1) WO2004068352A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8087058B2 (en) * 2004-01-19 2011-12-27 Comcast Cable Holdings, Llc HDTV subscriber verification
CN100426295C (zh) * 2006-03-04 2008-10-15 李勇坚 数据分页显示的方法
US7779346B2 (en) * 2006-10-03 2010-08-17 Research In Motion Limited System and method for freezing columns and rows in a UI table
JP6271838B2 (ja) * 2013-01-25 2018-01-31 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
KR20180079759A (ko) * 2017-01-02 2018-07-11 삼성전자주식회사 텍스트를 인식하는 방법 및 단말기
CN110020359B (zh) * 2017-11-08 2024-04-05 亿阳信通股份有限公司 应用在网页前端的数据处理方法、装置及存储介质
CN110968744B (zh) * 2018-09-30 2023-09-05 中国移动通信有限公司研究院 一种资源查询方法及装置、设备、存储介质

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297440A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Fujitsu Ltd 情報提供方法、情報提供装置及びその装置での処理をコンピュータに行なわせるためのプログラムを格納した記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004068352A1 (ja) 2004-08-12
KR100732134B1 (ko) 2007-06-27
US20050198568A1 (en) 2005-09-08
KR20050097912A (ko) 2005-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008021002A (ja) Webサーバ装置、表示情報音声合成装置及びプログラム
JP2003150542A (ja) デジタル・コンテンツに付加されるアノテーション情報を共有するための方法、プログラムおよびコンピュータ・システム
US20030177202A1 (en) Method and apparatus for executing an instruction in a web page
US20050198568A1 (en) Table display switching method, text data conversion program, and tag program
CN113360211A (zh) 基于控件的加载显示方法及相关设备
JP2011039668A (ja) Webページの表示方法、計算機システム及びプログラム
JP4772880B2 (ja) アプリケーション実行方法、アプリケーション変更装置、及びアプリケーション変更プログラム
US7117431B2 (en) Dialog boxes to simplify web-based forms
JP2001195397A (ja) 情報処理装置,情報処理方法および情報処理のためのコンピュータープログラムを記録した記録媒体
US9942287B2 (en) Information processing system, terminal device, and method
US20050234838A1 (en) Method and apparatus for providing in place editing within static documents
JP2005070830A (ja) プログラム生成装置およびプログラム生成方法およびプログラムおよび記録媒体
JP4844253B2 (ja) 別ドメインの情報を取得する方法並びにこの方法に用いるサーバシステム及びサーバ用プログラム
JP4976783B2 (ja) プログラム生成装置およびプログラム生成方法およびプログラムおよび記録媒体
JP2000222326A (ja) 学習支援方法及びシステム及び学習支援プログラムを格納した記憶媒体
KR102181579B1 (ko) 환자정보 스티커 서비스 제공방법 및 이를 위한 치과용 보험청구 시스템
JP2010191908A (ja) 分散処理システム、分散処理方法、分散処理システムの開発支援装置および開発支援方法
JP2002297488A (ja) パーソナルバナー作成プログラム
JP2010049294A (ja) 画面情報管理方法
JP2007035021A (ja) サーバー装置及びデータ取得方法
JPH11265397A (ja) 記憶媒体、情報アクセス方法、および情報アクセス装置
US20040189684A1 (en) Method and apparatus for guiding a less experienced user
JP2024100388A (ja) 情報処理システムおよびプログラム
JP2006059295A (ja) コンテンツ管理システム、コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、コンテンツ管理システム、およびプログラム
JP2008059221A (ja) 画面遷移制御方法、画面提供システム、遷移実行装置及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070626