JP4939290B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
財務報告業務では、連結対象会社ほぼ全てを対象に、その業務プロセスの内部統制評価が求められる。販売管理、購買管理等の業務プロセスの内部統制評価については、重要な組織(連結売上高に占める割合が高い組織)に限定して評価を実施すればよいが、期末決算、連結決算、財務報告業務(以下、これらをまとめて財務報告プロセスともいう)については、グループ会社(連結会社)ほぼ全てを対象に、その業務プロセスの内部統制評価が求められる。
このような中で、財務報告プロセスの内部統制を整備していくためには、次の3点の制約、又は課題があり、これらを解決することが重要である。
1.法で求められる運用状況評価タイミングの制約
財務報告プロセスは、その業務の実施時期が期末時期に限定されている。
したがって、その運用状況の評価も期末業務の最中又は直後に限定される。
2.財務報告プロセスの特性からの課題
購買プロセス、販売プロセス等は、多数の取引について同様の処理を行うものであることから、業務の確からしさを確認するには、幾つかのサンプルを抽出し、ミス率から統計的に全体の業務の確からしさを確認することになる。しかしながら、財務報告プロセスは同じ業務を多数行うのではなく、多数の業務を一回ずつ行うというものであるため、一回のミスが内部統制上、不備、欠陥評価に直結しやすい。このことから、決められた手続通りに必ず業務を実行するという業務環境を整えることが必要となってくる。
3.人材確保上の課題
決算業務の内部統制を確認できる人材は、決算業務に詳しく、また統制の考え方に詳しい専門家でなければならない。更に子会社の評価も行うとなれば、期末の限られた期間に評価を行うことが求められ、評価を行うことができる人材を多数確保しなければならない。しかし、財務部門はコストセンターであることから、通常、多くの会社では、こういった人材を潤沢に擁しているとは考えにくい。
このことから、多数の評価者の確保なくとも、内部統制を確認できる仕組みが切望される。
特開2004−110102号公報
従来からあるプロジェクトマネジメントツールを使って財務報告業務に関する計画策定を行う方法が考えられるが、その場合、
1.タスクの詳細化と、スケジュールの定義とによる財務報告業務全体の整理
2.タスク毎の成果物と、工期との見積もり
の2つを別々に整理し、整理した後に全体の整合性、負荷バランスを確認、調整しなければならない。しかしながら、通常、一つの財務報告業務に関するタスクの数も多く、更にタスク毎の成果物も多岐に渡る。また、複数の作業者が関わる場合も多く、計画の策定は用意ではない。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、財務報告プロセスの内部統制向上を簡単且つ確実に実現することを目的とする。
そこで、本発明は、財務報告業務の内部統制を支援する情報処理装置であって、前記財務報告業務に関する個々のタスク毎に開始日、審査日に関するタスク情報を設定するタスク情報設定手段と、前記タスク情報設定手段で設定されたタスク毎にタスクの実行に必要となる元資料を対応付けた諸元定義情報を設定する諸元情報設定手段と、前記タスク情報設定手段で設定されたタスク毎にタスクの実行の結果得られる成果物を対応付けたタスク別成果物定義情報を設定するタスク別成果物情報設定手段と、前記タスク情報設定手段で設定されたタスク情報と、前記諸元情報設定手段で設定された諸元定義情報と、前記タスク別成果物情報設定手段で設定されたタスク別成果物定義情報と、に基づいて、財務報告業務進捗に関する画面を表示装置に表示させる表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記タスク情報に含まれる、タスクの開始日、審査日の情報に基づいて、前記画面上に前記タスクの開始から審査までの期間を前記画面に表示すると共に、前記諸元定義情報の元資料に関する情報と、前記タスク別成果物定義情報の成果物に関する情報と、の一致判定を行うことにより、タスク間の関係を把握し、タスク間の関係を前記画面に表示することを特徴とする。
かかる構成とすることにより、例えば、タスクの実行に用いられるデータ(例えば資料等)と、タスクの実行の結果、作成されるデータ(例えば、資料等)と、に基づいて、タスク間の関係を把握し、画面上にタスク間の線を描画し、例えば全体のスケジュール表を自動的に作成するので、タスク間の前後関係や日程の前後関係が逆転していないか、直ぐに把握することができる。よって、財務報告プロセスの内部統制向上を簡単且つ確実に実現することができる。
また、本発明は、情報処理方法及びプログラムとしてもよい。
本発明によれば、財務報告プロセスの内部統制向上を簡単且つ確実に実現することができる。
以下、本実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、システム構成の一例を示す図である。図1に示されるように、本実施形態に係るシステムは、AP(アプリケーション)サーバ1と、DB(データベース)サーバ2と、文書管理サーバ3と、複数のクライアント4と、がネットワーク5を介して接続されている。
APサーバ1は、クライアント4からの指示に応じて、タスクに関する定義情報(以下、タスク定義情報という)をDBサーバ2の後述する図5〜図7に示されるようなテーブルに格納(又は記憶)したり、クライアント4からの指示に応じて、テーブルに格納したテスク定義情報等に基づいて、クライアント4の表示装置(例えばディスプレイ等)に後述する図8に示すような画面を表示したりする。
また、APサーバ1は、タスクを実行したユーザ(資料を作成したユーザ)のクライアント4からの指示に応じて、タスクの実行の結果作成された資料を文書管理サーバ3に格納(又は記憶)したり、開始日、終了日(実績)等のタスクの実行結果に関する情報をDBサーバ2の該当するテーブルのレコードの項目に格納したりする。
また、APサーバ1は、資料の審査を行うユーザのクライアント4からの指示に応じて、文書管理サーバ3から資料を取得し、前記クライアント4に提供したり、資料の審査を行ったユーザのクライアント4からの指示に応じて、審査者名や審査日付等の審査結果に関する情報を前記資料に付加し、審査者名や審査日付等の情報を付加した資料を文書管理サーバ3に格納したり、審査者名、審査日(実績)等のタスクの審査結果に関する情報をDBサーバ2の該当するテーブルのレコードの項目に格納したりする。
図2は、APサーバ1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示されるように、APサーバ1は、ハードウェア構成として、記録媒体ドライブ装置13と、ROM(Read Only Memory)15と、RAM(Random Access Memory)16と、CPU(Central Processing Unit)17と、インターフェース装置18と、HD(Hard Disk)19と、を含む。
インターフェース装置18は、APサーバ1を、ネットワーク5を介して、DBサーバ2や、文書管理サーバ3、クライアント4等に接続するネットワーク接続装置である。後述するAPサーバ1のAPに係るプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体14によってAPサーバ1に提供されるか、ネットワーク等を通じてダウンロードされる。記録媒体14は、記録媒体ドライブ装置13にセットされ、プログラムが記録媒体14から記録媒体ドライブ装置13を介してHD19にインストールされる。
ROM15は、APサーバ1の電源投入時に最初に読み込まれるプログラム等を記録する。RAM16は、APサーバ1のメインメモリである。CPU17は、必要に応じて、HD19よりAPに係るプログラムを読み出して、RAM16に格納し、プログラムを実行することで、後述するAPサーバ1の機能の全て又は一部を提供したり、後述するフローチャートに係る処理を実行したりする。
なお、APサーバ1は、APサーバ1の操作者が操作するキーボード及びマウス等で構成され、APサーバ1に各種操作情報等を入力するのに用いられる入力装置や、APサーバ1の操作者が利用するディスプレイ等で構成され、各種情報(又は画面)等を表示するのに用いられる表示装置12をハードウェア構成として含んでもよい。
ここで、財務報告プロセスは、各種計算、会計処理、各種資料作成等(例えば、各組織や自社の一次損益確定、貸倒引当金計算、賞与引当金計算等)、多岐に渡っており、これら全てが最終的には対外開示資料作成を目的とした業務となっている。
財務報告プロセスに関する個々の業務は、本実施形態では「タスク」とよび、以下に特性を整理する。
・多数ある全てのタスクは対外開示資料(決算短信、決算発表資料、有価証券報告書等)作成のために存在する
・全てのタスクについて成果物である資料が存在する
・全てのタスクは、成果物資料作成にあたって、元資料(諸元)の収集、計算資料等成果物作成、作成した成果物のチェックという手順を踏む
・成果物資料が対外開示資料そのものではないタスクには、その後続タスクがかならず存在し、その後続タスクのための元資料(諸元)となる
図3は、タスクと、諸元(元資料)と、成果物と、の関係の一例を示す図である。図3に示されるように、あるタスク(例えばタスク1)の実行の結果、作成される成果物(例えば成果物X)は、あるタスク(例えばタスク2)の実行に用いられるデータ(諸元)となる。
図4は、APサーバ1の機能構成の一例を示す図である。図4に示されるように、APサーバ1は、機能構成として、タスク定義設定部21と、表示制御部22と、タスク実行制御部23と、審査制御部24と、を含む。
タスク定義設定部21は、タスク定義情報の設定者のクライアント4からの指示に応じて、タスク定義情報を、DBサーバ2の図5〜図7に示されるようなテーブルに格納(又は設定)する。
ここで、図5は、タスク一覧テーブル30の一例を示す図である。図5に示されるように、タスク一覧テーブル30は、タスク名(又はタスクID)31と、開始日(予定)32と、終了日(予定)33と、審査日(予定)34と、開始日(実績)35と、終了日(実績)36と、審査日(実績)37と、作業実施者38と、審査者39と、を項目として含む。
タスク名31には、タスクの名前(又はタスクを識別するタスクID)が設定される。開始日(予定)32には、タスクの予定開始日が設定される。終了日(予定)33には、タスクの終了日の予定終了日が設定される。審査日(予定)34には、タスクの予定審査日が設定される。開始日(実績)35には、タスクの実績開始日が設定される。終了日(実績)36には、タスクの実績終了日が設定される。審査日(実績)37には、タスクの実績審査日が設定される。作業実施者38には、タスクを実行したユーザ名(又はユーザID)が設定される。審査者39には、タスクの実行結果、作成される資料の審査を実行したユーザ名(又はユーザID)が設定される。
タスク定義設定部21は、タスク定義情報の設定者のクライアント4からの指示に応じて、図5に示されるタスク一覧テーブル30の、該当するタスクのタスク名(又はタスクID)31と、開始日(予定)32と、終了日(予定)33と、審査日(予定)34と、作業実施者38と、審査者39と、に情報を設定する。
なお、図5に示されるタスク一覧テーブル30は、DBサーバ2のHDに格納されているものとする。
次に、図6は、タスク別諸元テーブル40の一例を示す図である。図6に示されるように、タスク別諸元テーブル40は、タスク名41と、収集すべき情報42と、収集元組織43と、収集予定日44と、収集実績日45と、を項目として含む。
タスク名41には、タスクの名前(又はタスクを識別するタスクID)が設定される。収集すべき情報42には、タスクの実行(つまり、本タスクの資料を作成する)に際して、必要となる元資料を識別する資料名(又は資料ID)が設定される。収集元組織43には、前記資料名(又は資料ID)の資料の入手先(入手元)の情報が設定される。収集予定日44には、前記資料名(又は資料ID)の資料を収集する予定日が設定される。収集実績日45には、前記資料名(又は資料ID)の資料を収集した実績日が設定される。
タスク定義設定部21は、タスク定義情報の設定者のクライアント4からの指示に応じて、図6に示されるタスク別諸元テーブル40の、該当するタスクのタスク名41と、収集すべき情報42と、収集元組織43と、収集予定日44と、に情報を設定する。
なお、図5に示されるタスク別諸元テーブル40は、DBサーバ2のHDに格納されているものとする。
次に、図7は、タスク別成果物テーブル50の一例を示す図である。図7に示されるように、タスク別成果物テーブル50は、タスク名51と、作成すべき資料52と、作成日53と、審査日54と、を項目として含む。
タスク名51には、タスクの名前(又はタスクを識別するタスクID)が設定される。作成すべき資料52には、タスクの実行の結果、作成すべき資料名(又は資料ID)が設定される。作成日53には、前記資料名(又は資料ID)の資料を作成した作成日が設定される。審査日54には、前記資料名(又は資料ID)の資料を審査した審査日が設定される。
タスク定義設定部21は、タスク定義情報の設定者のクライアント4からの指示に応じて、図7に示されるタスク別成果物テーブル50の、該当するタスクのタスク名51と、作成すべき資料52と、に情報を設定する。
なお、図7に示されるタスク別成果物テーブル50は、DBサーバ2のHDに格納されているものとする。
再び、図4の説明に戻り、表示制御部22は、クライアント4からの指示に応じて、テーブルに設定されている情報に基づき、図3に示されるようなタスク間の関係を把握し、例えば後述する図8に示されるような画面等をクライアント4の表示装置(例えばディスプレイ等)に表示する。また、表示制御部22は、クライアント4からの指示に応じて、テーブルに設定されている情報に基づき、例えば後述する図11〜図13に示されるような画面等をクライアント4の表示装置に表示する。また、表示制御部22は、画面を介して入力等されたユーザの指示をタスク実行制御部23や、審査制御部24等に渡す。
タスク実行制御部23は、タスクの実行を開始するユーザのクライアント4からの指示に応じて、文書管理サーバ3から収集すべき情報(又は資料)を取得し、例えば表示制御部22を介して前記クライアント4に提供する。また、タスク実行制御部23は、タスクの実行を開始したユーザ(資料を作成したユーザ)のクライアント4からの指示に応じて、タスク一覧テーブル30の該当するタスクの開始日(実績)35に日付情報を設定したり、タスク別諸元テーブル40の該当するタスクの収集すべき資料の収集実績日45に日付情報を設定したりする。
また、タスク実行制御部23は、タスクを実行したユーザ(資料を作成したユーザ)のクライアント4からの指示に応じて、タスク一覧テーブル30の該当するタスクの終了日(実績)36に日付情報を設定したり、タスク別成果物テーブル50の該当するタスクの作成すべき資料の作成日53に日付情報を設定したりする。また、タスク実行制御部23は、タスクを実行したユーザ(資料を作成したユーザ)のクライアント4からの指示に応じて、タスクの実行の結果作成された資料を文書管理サーバ3に格納(又は記憶)する。
審査制御部24は、資料の審査を行うユーザのクライアント4からの指示に応じて、文書管理サーバ3から審査に関する資料を取得し、例えば表示制御部22を介して前記クライアント4に提供する。また、審査制御部24は、資料の審査を行ったユーザのクライアント4からの指示に応じて、審査者名や審査日付等の審査結果に関する情報を前記資料に付加し、審査者名や審査日付等の情報を付加した資料を文書管理サーバ3に格納する。
また、審査制御部24は、資料の審査を行ったユーザのクライアント4からの指示に応じて、タスク一覧テーブル30の該当するタスクの審査日(実績)37に日付情報を設定したり、タスク別成果物テーブル50の該当するタスクの作成すべき資料の審査日54に日付情報を設定したりする。
図8は、業務進捗確認画面の一例を示す図である。表示制御部22は、クライアント4からの指示に応じて、例えば、タスク一覧テーブル30の予定日情報(つまり、開始日(予定)32と、審査日(予定)34と、)に基づいて、横線を描画する。なお、横線はタスクに係る日数を表している。次に、表示制御部22は、タスク別諸元テーブル40の収集すべき情報42と、タスク別成果物テーブル50の作成すべき資料52と、の一致判定(一致チェック)を行い、タスク間の関係を把握し(つまり、どのタスクの成果物がどのタスクの諸元となっているかを把握し)、矢印線の描画を行う。
ここで、上述したように、表示制御部22が予定日情報に基づき、横線を描画した場合は、計画線となる。
また、表示制御部22は、クライアント4からの指示に応じて、例えば、タスク一覧テーブル30の実績日情報(つまり、開始日(実績)35と、審査日(実績)37と)に基づいて、横線を描画する。次に、同様に、表示制御部22は、タスク別諸元テーブル40の収集すべき情報42と、タスク別成果物テーブル50の作成すべき資料52と、の一致判定(一致チェック)を行い、タスク間の関係を把握し(つまり、どのタスクの成果物がどのタスクの諸元となっているかを把握し)、矢印線の描画を行う。
ここで、上述したように、表示制御部22が実績日情報に基づき、横線を描画した場合は、実績線となる。
表示制御部22は、クライアント4からの指示に応じて、計画線や、実績線を切り替えて表示してもよいし、クライアント4からの指示に応じて、計画線及び実績線を表示してもよい。例えば、表示制御部22が計画線及び実績線両方を表示した場合、ユーザは、計画と実績との差異を確認することができ、この差異を分析することによって、次回の業務時のスケジュールの見直しに役立てることができる。
また、表示制御部22は、クライアント4からの指示に応じて、実績日情報に基づき、開始したばかりのタスクと、タスクの実行は終了したが審査がまだのタスクと、審査も終了したタスクと、を色分けして表示する。より具体的に説明すると、表示制御部22は、クライアント4からの指示に応じて、タスク一覧テーブル30の、開始日(実績)35と、終了日(実績)36と、審査日(実績)37と、を用いて、開始したばかりのタスクか、タスクの実行は終了したが審査がまだのタスクか、審査も終了したタスクか、を判断して、判断結果に応じて、色分けしてタスクを表示する。
表示制御部22がこのような表示を行うことによって、ユーザは、どこまでタスクが進んでいるのか一目で確認することができる。
また、表示制御部22は、クライアント4からの指示に応じて、所定の作業実施者に関するタスクを画面に表示する。より具体的に説明すると、表示制御部22は、クライアント4からの指示に応じて、例えばこの指示に含まれるユーザIDに基づき、タスク一覧テーブル30の作業実施者38を検索し、該当するタスクを画面に表示する。
同様に、表示制御部22は、クライアント4からの指示に応じて、例えばこの指示に含まれるユーザIDに基づき、タスク一覧テーブル30の審査者39を検索し、該当するタスクを画面に表示する。
表示制御部22がこのような表示を行うことによって、タスクの実行者(作業実施者)、又は審査者は、自身が実行すべきタスク、又は自身が審査すべきタスクを認識し、タスクの実行、又は審査を実行することができる。
また、表示制御部22は、後続処理が進んでいるのにも関わらず、前工程のタスクに関して修正が行われた場合、この修正が行われたタスクを基点に、タスク別諸元テーブル40の収集すべき情報42及び/又は作成すべき資料52に基づき、修正に伴い、影響を与えるタスクを選出し、例えば、所定の色等で注意表示する。
表示制御部22がこのような表示を行うことによって、ユーザは、再確認が必要なタスクを一目で確認することができる。
また、表示制御部22は、横線と、矢印線と、が交差している場合、例えば、所定の色等で注意表示する。表示制御部22がこのような表示を行うことによって、ユーザは、タスクの前後関係が誤っていないか一目で確認することができる。
図9は、タスク定義情報の設定処理の一例を示すフローチャートである。ステップS10において、タスク定義設定部21は、タスク定義情報の設定者のクライアント4からの指示に応じて、図5に示されるタスク一覧テーブル30の、該当するタスクのタスク名(又はタスクID)31と、開始日(予定)32と、終了日(予定)33と、審査日(予定)34と、作業実施者38と、審査者39と、に情報を設定する。
続いて、ステップS11において、タスク定義設定部21は、タスク定義情報の設定者のクライアント4からの指示に応じて、図6に示されるタスク別諸元テーブル40の、該当するタスクのタスク名41と、収集すべき情報42と、収集元組織43と、収集予定日44と、に情報を設定する。
続いて、ステップS12において、タスク定義設定部21は、タスク定義情報の設定者のクライアント4からの指示に応じて、図7に示されるタスク別成果物テーブル50の、該当するタスクのタスク名51と、作成すべき資料52と、に情報を設定する。
図10は、業務進捗確認画面に関する描画処理の一例を示すフローチャートである。なお、表示制御部22は、クライアント4からの指示(描画指示)に基づき、以下の処理を実行する。
ステップS20において、表示制御部22は、クライアント4からの指示(描画指示)が、計画線の描画であった場合は、タスク一覧テーブル30の開始日(予定)32と、審査日(予定)34と、に基づいて、横線を描画する。また、表示制御部22は、クライアント4からの指示(描画指示)が、実績線の描画であった場合は、タスク一覧テーブル30の開始日(実績)35と、審査日(実績)37とに基づいて、横線を描画する。
続いて、ステップS21において、表示制御部22は、タスク別諸元テーブル40の収集すべき情報42と、タスク別成果物テーブル50の作成すべき資料52と、の一致判定(一致チェック)を行い、タスク間の関係を把握し(つまり、どのタスクの成果物がどのタスクの諸元となっているかを把握し)、矢印線の描画を行う。
なお、図8に示されるような業務進捗確認画面において、タスクが選択されたことを検知すると、表示制御部22は、選択されたタスクに関して、図11に示すようなタスク別進捗状況確認画面を、タスクを選択したクライアント4の表示装置に表示する。図11は、タスク別進捗状況確認画面の一例を示す図である。
なお、より具体的に説明すると、表示制御部22は、選択されたタスクのタスク名(又はタスクID)に基づき、タスク一覧テーブル30より作業実施者38、審査者39に設定されている情報を取得する。また、表示制御部22は、選択されたタスクのタスク名(又はタスクID)に基づき、タスク一覧テーブル30の開始日(実績)35、終了日(実績)36、審査日(実績)37に情報が設定されていればその情報も取得する。
また、表示制御部22は、選択されたタスクのタスク名(又はタスクID)に基づき、タスク別諸元テーブル40より収集すべき情報42に設定されている情報を取得する。また、表示制御部22は、選択されたタスクのタスク名(又はタスクID)に基づき、タスク別諸元テーブル40の収集実績日45に情報が設定されていればその情報も取得する。
また、表示制御部22は、選択されたタスクのタスク名(又はタスクID)に基づき、タスク別成果物テーブル50より作成すべき資料52に設定されている情報を取得する。また、表示制御部22は、選択されたタスクのタスク名(又はタスクID)に基づき、タスク別成果物テーブル50の作成日53、審査日54に情報が設定されていればその情報も取得する。
表示制御部22は、選択されたタスクのタスク名(及び/又はタスクID)と、これら取得した情報と、を用いて、図11に示されるようなタスク別進捗状況確認画面を、タスクを選択したクライアント4の表示装置に表示する。
表示制御部22は、タスクを実行(実施)するユーザのクライアント4からタスク別進捗状況確認画面上において作成すべき資料(例えば「A会社連結データ(BS)」101)をクリックされたことを検知すると、図12に示されるような確認画面を前記クライアント4の表示装置に表示する。ここで、図12は、確認画面の一例を示す図である。
表示制御部22は、図12に示される確認画面において、登録ボタン102が押下されたことを検知すると、図13に示されるような資料登録画面を前記クライアント4の表示装置に表示する。ここで、図13は、資料登録画面の一例を示す図である。
表示制御部22は、図13に示されるような資料登録画面において資料(例えば「A会社連結データ(BS)」)104が選択され、保存ボタン105が押下されたことを検知すると、選択された資料を該当するクライアント4から受け取り、タスク実行制御部23に渡す。タスク実行制御部23は、表示制御部22より受け取った資料を、文書管理サーバ3に登録する。
なお、審査を行うユーザは、後述するように、図12に示されるような確認画面において審査ボタン103を押下して、審査を開始することもできる。また、例えば、タスクを実行するユーザは、図11に示されるタスク別進捗状況確認画面において、収集情報追加ボタン106を押下して、収集すべき情報を追加したり、作成資料追加ボタン107を押下して、作成すべき資料を追加したりすることができる。
なお、より具体的に説明すると、表示制御部22は、収集情報追加ボタン106が押下され、収集すべき情報が追加されると、タスク別諸元テーブル40にレコードを追加する。また、表示制御部22は、作成資料追加ボタン107が押下され、作成すべき資料が追加されると、タスク別成果物テーブル50にレコードを追加する。
このような機能を有することによって、実際の財務報告プロセスの途中でタスクを変更することができる。また、追加した情報はテーブルにおいて保持されているため、次回の業務設計に反映させることにより業務設計精度を向上させることもできる。
次に、図14を用いて、タスクの開始に関する処理の一例を説明する前に、タスクのより具体的な例を示す。
タスクには主に以下に示す2つが存在する
(1)仕訳入力等、数値、勘定確定作業
(2)数値の加工、資料の作成のための転記作業
まず、(1)仕訳入力等、数値、勘定確定作業の作業内容は、以下の通りである。
・タスクの実行者は、評価計算、勘定処理のルールに基づき、業務を行うため、諸元(例えば、他部門で作成した資料等)を収集する
・タスクの実行者は、収集した諸元を使用して、ルールに基づき、評価計算を実施する
・タスクの実行者は、計算結果をチェックし、仕訳伝票を作成する
また、(2)数値の加工、資料の作成のための転記作業の作業内容は、以下の通りである。
・タスクの実行者は、諸元(例えば、伝票の入力結果データ等)を収集する
・タスクの実行者は、諸元のデータの加工、転記により資料を作成する
図14は、タスクの開始に関する処理の一例を示すフローチャートである。
諸元の収集には2通りの方法がある。一つは当該タスクの前段のタスクにて作成、審査が終了し、文書管理サーバに登録済のものを呼び出して収集する場合、もう一つは他部署で作成された資料を電子メールや媒体等で入手、収集する場合がある。
まず、文書管理サーバに登録済のものを呼び出して収集する場合であるが、図14中、ステップS30において、表示制御部22は、タスクを実行(実施)するユーザのクライアント4からタスク別進捗状況確認画面上において収集すべき情報にリストアップされている情報の何れかがクリックされたことを検知すると、タスク実行制御部23に、ユーザによって選択された収集すべき情報を識別する諸元名(或いは諸元ID)等を渡す。タスク実行制御部23は、この諸元名に基づき、文書管理サーバ3より登録されている資料(つまり、収集すべき情報(諸元))を取得する。
続いて、ステップS31において、タスク実行制御部23は、取得した資料を表示制御部22に渡す。表示制御部22は、資料を渡されると、例えばこの資料を前記クライアント4の表示装置に表示させる。
続いて、ステップS32において、タスク実行制御部23は、タスク別諸元テーブル40の該当するタスク(図11の例ではタスクID「c0012」のタスク)の収集すべき情報42が、前記諸元名と一致するレコードの収集実績日45に前段タスクの終了日付情報を設定する。
次に他部署で作成された資料を電子メールや媒体等で入手、収集する場合は、図14中、ステップS35において、表示制御部22は、タスクを実行(実施)するユーザのクライアント4が他部署等から取得した資料を受信する。
続いて、ステップS36において、表示制御部22は、タスク別進捗状況確認画面上に収集すべき情報にリストアップされている情報の何れかがクリックされたことを感知し、タスク実行制御部23に、ユーザによって選択された収集すべき情報を識別する諸元名(或いは諸元ID)等を渡す。タスク実行制御部23は、この諸元名に基づき、文書管理サーバ3に他部署等から取得した資料を登録する。
続いて、ステップS37において、タスク実行制御部23は、タスク別諸元テーブル40の該当するタスク(図11の例ではタスクID「c0012」のタスク)の収集すべき情報42が、前記諸元名と一致するレコードの収集実績日45にステップS36の登録時の日付情報を設定する。
以上が、文書管理サーバに登録済のものを呼び出して収集する場合と、他部署で作成された資料を電子メールや媒体等で入手、収集する場合のフローチャートである。
続いて、ステップS33において、タスク実行制御部23は、タスク一覧テーブル30の該当するタスク(図11の例ではタスクID「c0012」のタスク)の開始日(実績)35に日付情報が設定されているか否かを判定する。タスク実行制御部23は、タスク一覧テーブル30の該当するタスク(図11の例ではタスクID「c0012」のタスク)の開始日(実績)35に日付情報が設定されていると判定すると、図14に示す処理を終了する。一方、タスク実行制御部23は、タスク一覧テーブル30の該当するタスク(図11の例ではタスクID「c0012」のタスク)の開始日(実績)35に日付情報が設定されていないと判定すると、ステップS34に進む。
ステップS34において、タスク実行制御部23は、タスク一覧テーブル30の該当するタスク(図11の例ではタスクID「c0012」のタスク)の開始日(実績)35に日付情報を設定する。
次に、図15を用いて、タスクの終了に関する処理の一例を説明する。図15は、タスクの終了に関する処理の一例を示すフローチャートである。
図14のステップS31において、資料(諸元)を収集し、上述したようなタスクを実行したユーザが、図13に示されるような資料登録画面において作成した資料(例えば「A会社連結データ(BS)」)104を選択し、保存ボタン105を押下したことを表示制御部22が検知すると、以下に示す処理が開始される。
ステップS40において、表示制御部22は、選択された資料を該当するクライアント4から受け取り、タスク実行制御部23に渡す。タスク実行制御部23は、表示制御部22より受け取った資料を、文書管理サーバ3に登録する。
続いて、ステップS41において、タスク実行制御部23は、タスク別成果物テーブル50の該当するタスクの作成すべき資料の作成日53に日付情報を設定する。続いて、ステップS42において、タスク実行制御部23は、タスク一覧テーブル30の該当するタスク(図11の例ではタスクID「c0012」のタスク)の終了日(実績)36に日付情報を設定する。なお、ステップS42において、タスク実行制御部23は、既にタスク一覧テーブル30の該当するタスクの終了日(実績)36に日付情報が設定されていた場合は、新たな日付情報を上書きして設定する。
次に、図16を用いて、審査に関する資料をクライアント4に提供する処理の一例を説明する前に、審査のより具体的な例を示す。
上述したように、タスクには主に、
(1)仕訳入力等、数値、勘定確定作業
(2)数値の加工、資料の作成のための転記作業
が存在する。(1)仕訳入力等、数値、勘定確定作業の作業で作成された計算書類が成果物である。また、(2)数値の加工、資料の作成のための転記作業の作業で作成された成果物が、例えばデータの加工、転記によって作成された資料である。
審査では、このような成果物が正しいか否か(誤りがないか否か)等を審査する。
図16は、審査に関する資料を提供する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS50において、表示制御部22は、資料の審査を行うユーザのクライアント4からタスク別進捗状況確認画面上において作成すべき資料(例えば「A会社連結データ(PL)」)をクリックされたことを検知すると、図12に示されるような確認画面を前記クライアント4の表示装置に表示する。表示制御部22は、図12に示される確認画面において、審査ボタン103が押下されたことを検知すると、審査制御部24に選択された収集すべき情報を識別するタスク名(又はタスクID)等を渡す。タスク実行制御部23は、このタスク名に基づき、文書管理サーバ3より登録されている資料(つまり、収集すべき情報)を取得する。
続いて、ステップS51において、タスク実行制御部23は、取得した資料を表示制御部22に渡す。表示制御部22は、資料を渡されると、例えばこの資料を前記クライアント4の表示装置に表示させる。
次に、図17を用いて、審査結果に関する情報等を設定する処理の一例を説明する。図17は、審査結果に関する情報等を設定する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS60において、表示制御部22は、例えばステップS51で資料を表示装置に表示させたクライアント4から、審査が終了し、審査がOK(つまり、適切な資料)であった旨の情報を受け取ると、前記資料と、前記情報と、を審査制御部24に渡す。審査制御部24は、前記資料と、前記情報と、を受け取ると、前記資料に審査者名と、審査日付と、を記録(又は付加)する。
続いて、ステップS61において、審査制御部24は、審査者名と、審査日付と、を記録した資料を変更ができないよう全てのページにパスワードを設定し、ロックをかけるか、前記資料をPDF化して、変更不可能にする。
続いて、ステップS62において、審査制御部24は、変更不可能にした資料を文書管理サーバ3にアップロード(又は登録)する。続いて、ステップS63において、審査制御部24は、タスク別成果物テーブル50の該当するタスクの作成すべき資料の審査日54に日付情報を設定する。
続いて、ステップS64において、審査制御部24は、タスク一覧テーブル30の該当するタスクの審査日(実績)に日付情報を設定する。
このようにして、全てのタスクが完了(タスクが実行され、審査も終了)した場合に、例えば、ユーザが図8に示されるような業務進捗確認画面を表示させると、全てのタスクが審査も終了したタスクであることを示す色になって表示される。これは、全ての財務報告プロセスが設計された通りの手順で実行されたことを示している。よって、進捗によって色分けしていることや、何色になればタスクが完了したことを意味するのかを監査人等に説明すると共にこのような仕様になっていることを証明するテスト結果を監査人等に提示することによって、完了の色に染まった図8に示されるような業務進捗確認画面(又はこの画面を印刷したもの)が、財務報告プロセスに関する証明資料となる。
以上、上述したように本実施形態におけるAPサーバ1は、業務の体系化、可視化を支援し、業務を必ず決められたとおりに行うことを制御すると共に、実行結果を保存(記録)するので、運用評価実施時期制約の解消と、確保すべき運用評価者数の削減とが可能となることに加えて、財務報告プロセスの特性を起因とした不備、欠陥発生を抑制し、企業の財務報告プロセスの内部統制向上を簡単且つ確実に実現することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
システム構成の一例を示す図である。 APサーバ1のハードウェア構成の一例を示す図である。 タスクと、諸元(元資料)と、成果物と、の関係の一例を示す図である。 APサーバ1の機能構成の一例を示す図である。 タスク一覧テーブル30の一例を示す図である。 タスク別諸元テーブル40の一例を示す図である。 タスク別成果物テーブル50の一例を示す図である。 業務進捗確認画面の一例を示す図である。 タスク定義情報の設定処理の一例を示すフローチャートである。 業務進捗確認画面に関する描画処理の一例を示すフローチャートである。 タスク別進捗状況確認画面の一例を示す図である。 確認画面の一例を示す図である。 資料登録画面の一例を示す図である。 タスクの開始に関する処理の一例を示すフローチャートである。 タスクの終了に関する処理の一例を示すフローチャートである。 審査に関する資料を提供する処理の一例を示すフローチャートである。 審査結果に関する情報等を設定する処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 APサーバ
2 DBサーバ
3 文書管理サーバ
4 クライアント
5 ネットワーク
13 記録媒体ドライブ装置
14 記録媒体
15 ROM
16 RAM
17 CPU
18 インターフェース装置
19 HD
21 タスク定義設定部
22 表示制御部
23 タスク実行制御部
24 審査制御部

Claims (7)

  1. 財務報告業務の内部統制を支援する情報処理装置であって、
    前記財務報告業務に関する個々のタスク毎に開始日、審査日に関するタスク情報を設定するタスク情報設定手段と、
    前記タスク情報設定手段で設定されたタスク毎にタスクの実行に必要となる元資料を対応付けた諸元定義情報を設定する諸元情報設定手段と、
    前記タスク情報設定手段で設定されたタスク毎にタスクの実行の結果得られる成果物を対応付けたタスク別成果物定義情報を設定するタスク別成果物情報設定手段と、
    前記タスク情報設定手段で設定されたタスク情報と、前記諸元情報設定手段で設定された諸元定義情報と、前記タスク別成果物情報設定手段で設定されたタスク別成果物定義情報と、に基づいて、財務報告業務進捗に関する画面を表示装置に表示させる表示制御手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記タスク情報に含まれる、タスクの開始日、審査日の情報に基づいて、前記画面上に前記タスクの開始から審査までの期間を前記画面に表示すると共に、前記諸元定義情報の元資料に関する情報と、前記タスク別成果物定義情報の成果物に関する情報と、の一致判定を行うことにより、タスク間の関係を把握し、タスク間の関係を前記画面に表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記タスク情報に含まれる、タスクの開始日、審査日の情報に基づいて、前記画面上に前記タスクの開始から審査までの期間を前記画面に横線で描画すると共に、前記諸元定義情報の元資料に関する情報と、前記タスク別成果物定義情報の成果物に関する情報と、の一致判定を行うことにより、どのタスクの成果物がどのタスクの諸元となっているかを把握し、前記タスク間の関係を前記画面に矢印線で描画することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記タスク情報設定手段は、前記財務報告業務に関する個々のタスク毎に開始日(予定)、審査日(予定)に関するタスク情報を設定し、
    前記表示制御手段は、前記タスク情報に含まれる、タスクの開始日(予定)、審査日(予定)の情報に基づいて、前記画面上に前記タスクの開始から審査までの期間を前記画面に横線で計画線として描画することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. タスクの実行を制御するタスク実行制御手段と、
    タスクに関する審査を制御する審査制御手段と、
    を更に有し、
    前記タスク実行制御手段は、前記タスク情報に、前記財務報告業務に関する個々のタスク毎に開始日(実績)を設定し、
    前記審査制御手段は、前記タスク情報に、前記財務報告業務に関する個々のタスク毎に審査日(実績)を設定し、
    前記表示制御手段は、前記タスク情報に含まれる、タスクの開始日(実績)、審査日(実績)の情報に基づいて、前記画面上に前記タスクの開始から審査までの期間を前記画面に横線で実績線として描画することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記横線と、前記矢印線と、が交差している場合、タスクの前後関係が誤っていないか注意表示する請求項2記載の情報処理装置。
  6. 財務報告業務の内部統制を支援する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記財務報告業務に関する個々のタスク毎に開始日、審査日に関するタスク情報を設定するタスク情報設定ステップと、
    前記タスク情報設定ステップで設定されたタスク毎にタスクの実行に必要となる元資料を対応付けた諸元定義情報を設定する諸元情報設定ステップと、
    前記タスク情報設定ステップで設定されたタスク毎にタスクの実行の結果得られる成果物を対応付けたタスク別成果物定義情報を設定するタスク別成果物情報設定ステップと、
    前記タスク情報設定ステップで設定されたタスク情報と、前記諸元情報設定ステップで設定された諸元定義情報と、前記タスク別成果物情報設定ステップで設定されたタスク別成果物定義情報と、に基づいて、財務報告業務進捗に関する画面を表示装置に表示させる表示制御ステップと、
    を有し、
    前記表示制御ステップは、前記タスク情報に含まれる、タスクの開始日、審査日の情報に基づいて、前記画面上に前記タスクの開始から審査までの期間を前記画面に表示すると共に、前記諸元定義情報の元資料に関する情報と、前記タスク別成果物定義情報の成果物に関する情報と、の一致判定を行うことにより、タスク間の関係を把握し、タスク間の関係を前記画面に表示することを特徴とする情報処理方法。
  7. 財務報告業務の内部統制を支援するコンピュータを、
    前記財務報告業務に関する個々のタスク毎に開始日、審査日に関するタスク情報を設定するタスク情報設定手段と、
    前記タスク情報設定手段で設定されたタスク毎にタスクの実行に必要となる元資料を対応付けた諸元定義情報を設定する諸元情報設定手段と、
    前記タスク情報設定手段で設定されたタスク毎にタスクの実行の結果得られる成果物を対応付けたタスク別成果物定義情報を設定するタスク別成果物情報設定手段と、
    前記タスク情報設定手段で設定されたタスク情報と、前記諸元情報設定手段で設定された諸元定義情報と、前記タスク別成果物情報設定手段で設定されたタスク別成果物定義情報と、に基づいて、財務報告業務進捗に関する画面を表示装置に表示させる表示制御手段と、
    して機能させるためのプログラムであって、
    前記表示制御手段は、前記タスク情報に含まれる、タスクの開始日、審査日の情報に基づいて、前記画面上に前記タスクの開始から審査までの期間を前記画面に表示すると共に、前記諸元定義情報の元資料に関する情報と、前記タスク別成果物定義情報の成果物に関する情報と、の一致判定を行うことにより、タスク間の関係を把握し、タスク間の関係を前記画面に表示することを特徴とするプログラム。
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