JP2008310672A - 業務支援システム、業務支援方法及び業務支援プログラム - Google Patents

業務支援システム、業務支援方法及び業務支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】業務支援システム、業務支援方法及び業務支援プログラムにおいて、業務の効率化を図る。
【解決手段】業務を支援する業務支援システム1において、業務プロセスで行われた作業を表す作業情報を記録する作業記録手段30と、作業記録手段30に記録された作業情報によって表される作業を、指定された条件で集計する作業集計手段40と、この作業集計手段40により集計された集計結果をランキング形式で表示させるランキング表示手段50と、を備える構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、業務の効率化を図ることができる業務支援システム、業務支援方法及び業務支援プログラムに関する。
従来、ある業務プロセスにおいて作業を行う場合、その業務プロセスで過去に行った作業を参考にすることが多い。過去に行った作業を参照する方法としては、例えば特許文献1に記載されているように、業務プロセスで作成された資料にその業務プロセスを表す情報及びその時に参考にした資料のデータ(リンク)が添付され、その業務プロセスで作成された資料と参考にした資料とを参照する方法や、操作ログを保存して、ログから過去に行った作業を参照する方法などがある。
特開2003−296369号公報
しかしながら、上述の従来の方法では、過去に行った作業や参考にした資料を知ることができるだけであり、その中から有効な作業を見極めることが難しいという問題点があった。
また、上述の従来の方法では、その業務プロセスに関してのみの情報しか参照できず、その参照情報に関連する情報を知ることができないという問題点もあった。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、業務の効率化を図ることができる業務支援システム、業務支援方法及び業務支援プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の業務支援システムは、業務を支援する業務支援システムにおいて、業務プロセスで行われた作業を表す作業情報を記録する作業記録手段と、この作業記録手段に記録された作業情報によって表される作業を、指定された条件で集計する作業集計手段と、この作業集計手段により集計された集計結果をランキング形式で表示させるランキング表示手段と、を備える構成とする。
また、業務プロセスの種別を特定できる業務プロセス名を業務の内容によって定義する業務プロセス定義手段を更に備え、上記作業記録手段は、上記作業情報を上記定義された業務プロセス名に紐付けて記録する構成とするとよい。
また、上記業務プロセス定義手段は、上記業務プロセス名に加え、上記業務プロセスを一意に特定できるプロセスコードを定義し、上記作業記録手段は、上記作業情報を上記業務プロセス名及び上記プロセスコードに紐付けて記録する構成とするとよい。
また、上記作業の少なくとも作業名を定義する作業定義手段を更に備え、上記作業記録手段は、上記定義された作業名を含む作業情報を記録する構成とするとよい。
また、上記作業記録手段は、作業者情報を含む前記作業情報を記録し、作業者の人材情報を記録する人材情報記録手段と、上記作業記録手段により記録された作業者情報に対応する人材情報を上記人材情報記録手段から取得する人材情報取得手段と、を更に備え、上記作業集計手段は、上記人材情報を含む条件で上記作業を集計する構成とするとよい。
また、上記ランキング表示手段による表示内容を任意に選択させる表示内容選択手段を更に備え、上記作業集計手段は、上記表示内容選択手段にて選択された表示内容に応じた条件で上記作業を集計し、上記ランキング表示手段は、上記作業集計手段により集計された集計結果を、上記表示内容選択手段にて選択された表示内容に応じたランキング形式で表示させる構成とするとよい。
また、上記表示内容選択手段にて選択された表示内容を記録する表示内容記録手段を更に備え、上記表示内容選択手段は、上記表示内容記録手段に記録された過去の表示内容を表示して上記表示内容を任意に選択させる構成とするとよい。
上記課題を解決するために、本発明の業務支援方法は、業務の支援をコンピュータにより行う業務支援方法において、業務プロセスで行われた作業を表す作業情報を記録し、上記記録された作業情報によって表される作業を、指定された条件で集計し、上記集計された集計結果をランキング形式で表示させるようにする。
上記課題を解決するために、本発明の業務支援プログラムは、業務の支援をコンピュータに行わせるための業務支援プログラムにおいて、業務プロセスで行われた作業を表す作業情報を記録する機能と、上記記録された作業情報によって表される作業を、指定された条件で集計する機能と、上記集計された集計結果をランキング形式で表示させる機能と、を実現させるようにする。
本発明では、業務プロセスで行われた作業を表す作業情報を記録し、記録された作業情報によって表される作業を、指定された条件で集計し、この集計結果をランキング形式で表示させるようにしている。そのため、過去に行った作業に関する情報から有効な情報を容易に見つけることができる。よって、本発明によれば、業務の効率化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る業務支援システム、業務支援方法及び業務支援プログラムについて、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る業務支援システム1を示すブロック図である。
同図に示すように、業務支援システム1は、業務プロセス定義手段10と、作業定義手段20と、作業記録手段30と、作業集計手段40と、ランキング表示手段50と、人材情報記録手段60と、人材情報取得手段70と、表示内容選択手段80と、表示内容記録手段90とを備えている。
なお、業務プロセス定義手段10、作業定義手段20、作業記録手段30、作業集計手段40、人材情報記録手段60、人材情報取得手段70、表示内容選択手段80及び表示内容記録手段90は、各々独立したハードウェアとしてもよいが、ランキング表示手段50を含んだ1つの業務支援システム1(例えば、図7に示すコンピュータ100)のハードウェア上で動作するソフトウェアとすることもできる。
業務プロセス定義手段10は、図2(作業記録手段30により記録される作業情報の参考データ41)に示すように、「技術調査」、「構想設計」、「デザインレビュー」等のような、業務プロセスの種別を特定できるプロセス名(業務プロセス名)11を業務の内容によって定義している。
また、業務プロセス定義手段10は、図2に示す「1001」、「1002」、・・・のような、各業務プロセスを一意に特定できるプロセスコード12を定義している。
なお、業務プロセス定義手段10には、例えば、プロセス名11及びプロセスコード12を定義するための情報を格納するデータベース等を用いることができる。
作業定義手段20は、図2の参考データ41に示す「検索」・「参照」のような、各業務プロセスで行われる1又は2以上の作業の作業名13を定義している。なお、作業名13としては、「検索」、「参照」以外にも、例えば、資料の「作成」等も挙げられる。
また、作業定義手段20は、参照した「検索式1」、「資料1」、「Web1」(例えば、URL)等の作業内容14を定義している。この場合、作業内容14の「資料1」・「資料2」を「資料」という大きな括りでも認識できるように定義するとよい。なお、作業定義手段20には、例えば、作業名13及び作業内容14を定義する情報を格納するためのデータベース等を用いることができる。
作業記録手段30は、業務支援システム1に接続された業務端末110等において行われた各プロセスの中で実行された1又は2以上の作業を表す作業情報を、プロセス名11及びプロセスコード12に紐付けて記録している。本実施形態では、作業記録手段30は、図2に示すような、作業名13、作業内容14、作業した日時15、及び、作業者(作業者情報)16を記録している。なお、同図に示すプロセス名11及びプロセスコード12は、業務プロセス定義手段10によって定義されたものであり、作業名13及び作業内容14は作業定義手段20によって定義されたものである。
人材情報記録手段60は、作業者の氏名、作業者を一意に特定できる作業者コード、作業者の所属組織、作業者の資格等を人材情報として記録している。
また、人材情報取得手段70は、作業記録手段30により記録された作業者16に対応する人材情報を、人材情報記録手段60から取得することが可能となっている。そのため、人材情報記録手段60には、作業記録手段30により記録される作業者(作業者情報)16に対応する識別情報と、この識別情報に関連付けた上記人材情報とを記録しておくとよい。
表示内容選択手段80は、プロセス名11、プロセスコード12、作業名13、作業内容14、作業した日時15、作業者16及び、人材情報取得手段70により取得された人材情報、のうちから、表示項目(集計の条件)又は表示項目の組み合わせを任意に選択させる画面を業務端末110等のモニタに表示させる。この際、ユーザには、各項目を選択入力させたり直接入力させたりすることで表示内容を選択させればよい。
なお、表示内容選択手段80においては、数の多い順或いは少ない順などのように表示順を選択させることもできる。また、表示内容記録手段90に、表示内容選択手段80にて選択された表示内容を記録しておき、表示内容選択手段80により表示される選択画面等において、過去の表示内容を表示して表示内容を任意に選択させるようにするとよい。
作業集計手段40は、作業記録手段30に記録された作業情報(例えば、図2の参考データ41)によって表される作業を、指定された条件、即ち本実施形態においては表示内容選択手段80において選択された条件で、集計することが可能となっている。
例えば、表示内容選択手段80において、プロセス名11「技術調査」における作業内容14が指定された場合には、作業集計手段40は、図3(作業集計手段40により集計される作業情報の参考データ42)に示す、プロセス名11「技術調査」における作業を集計し、作業内容14毎のカウントを抽出することが可能となっている。
ランキング表示手段50は、作業集計手段40により集計された集計結果(ここでは、作業内容14毎のカウント)を、業務端末110等のモニタにランキング形式で表示させることが可能となっている。例えば、表示内容選択手段80においてプロセス名11「技術調査」における作業内容14を多い方から表示するように選択された場合には、ランキング表示手段50は、作業集計手段40により集計された作業内容14毎のカウントを、多い順から図4のランキング表示領域51に示すようにランキング形式で表示する。
図3に示す参考データ42(集計対象)においては作業内容「資料1」が3件で一番多いため、図4のランキング表示領域51では、ランキング表示手段50により、頻度21「1」・カウント24「3」と表示される。また、作業内容「Web2」は、2件で2番目に多いため頻度「2」・カウント24「2」と表示される。そして、他の作業内容22は、いずれも1件であるため、頻度21「3」・カウント24「1」と表示される。
なお、図4においては、ランキング表示する対象が作業内容であるため、併せて作業名23(13)を表示する例について説明したが、ランキング表示する対象が作業内容14以外である場合には、作業名23(13)以外の項目が表示されることも、ランキング対象の項目のみが表示されることもあり得る。
図5は、本実施形態に係る作業に関する情報を管理する流れを示す概略フローチャートである。
図6は、本実施形態に係る作業に関する過去の情報を参照する流れを示す概略フローチャートである。
図7は、上記業務支援システム1として機能するコンピュータ100の一例を示すブロック図である。
図5及び図6に示す処理には、ごく標準的な構成を有するコンピュータ100、すなわち、図7に示すように、制御プログラムを実行することで各構成要素を制御するCPU101と、ROMやRAM及び磁気記憶装置などからなり、CPU101に各構成要素を制御させる制御プログラムの記憶やCPU101が制御プログラムを実行する際のワークエリアあるいは各種データの記憶領域として使用される記憶部102と、ユーザによる操作に対応する各種のデータが取得される入力部103と、ディスプレイなどに各種のデータを提示してユーザに通知する出力部104と、他の機器とのデータ授受のためのインタフェース機能を提供するI/F部105とを備えているコンピュータ100を用いることができる。
なお、業務支援処理をコンピュータ100に行わせるには、例えば、図5及び図6に示した手順の処理及び後述する具体的な処理をコンピュータ100に行わせる制御プログラムを作成してコンピュータ100で読み取り可能な記録媒体に記録させておき、その制御プログラムを記録媒体からコンピュータ100に読み出させて実行させればよく、この結果、コンピュータ100は業務支援システム1として機能する。
本実施の形態に係る作業に関する図5に示す情報の管理は、以下のようにして処理される。
まず、業務端末110等において、業務プロセス定義手段10が定義する「技術調査」、「構想設計」、「デザインレビュー」等の業務プロセスが行われた場合に(S11)、作業記録手段30は、業務端末110からネットワーク等を介して取得された作業情報13〜16を、業務プロセス定義手段10により定義されたプロセス名11及びプロセスコード12に紐付けて記録する(S12)。
なお、作業情報13〜16のうち作業名13及び作業内容14については、作業記録手段30は、作業定義手段20により定義された情報を記録する。
また、業務プロセス定義手段10が定義不可能な業務プロセスであっても、プロセス名11を定義せずに、各作業を表す作業情報を記録するようにするとよい。その場合には、新たな定義情報を加えることで、プロセス名11を後から定義することもできる。
次に、人材情報取得手段70は、作業記録手段30により記録された作業者16に対応する人材情報を、人材情報記録手段60から取得する(S13)。
作業集計手段40は、プロセス名11及びプロセスコード12に紐付けられた作業情報13〜16を例えば図2に示すようにテーブル等を作成して管理する(S14)。なお、作業集計手段40は、人材情報取得手段70により取得された人材情報も上記テーブル等と同一テーブルにおいて又は他のテーブルにおいて管理する。
なお、人材情報の取得(S13)及び情報管理(S14)については、表示内容選択手段80において表示内容が選択された後に行うようにしてもよい。その際、表示内容選択手段80において、集計条件として人材情報が選択されていない場合には、人材情報の取得(S13)は不要となる。また、情報管理(S14)については、作業集計手段40が直接的に作業記録手段30に記録された作業情報を集計する場合には、必ずしも行う必要はない。
本実施形態に係る作業に関する図6に示す過去の情報の参照は、概ね以下のように処理される。
まず、ユーザが技術調査を開始する際に技術調査の情報を知りたい場合、表示内容選択手段80等において、ユーザによりプロセス名「技術調査」が入力される(S21)。
また、ユーザが参照された資料を知りたい場合、表示内容選択手段80等において、ユーザにより作業内容「資料」も入力される(S22)。
更には、ユーザが「X氏」の参照した資料を知りたい場合、表示内容選択手段80等において、ユーザにより作業者「X氏」が入力される(S23)。
次に、作業集計手段40は、入力された条件に基づいて作業を集計する(S24)。具体的には、作業集計手段40は、図2の参考データ41のうち、プロセス名11「技術調査」、作業内容14「資料」及び作業者16「X氏」の条件を充たす作業を集計し、作業内容14毎のカウントを抽出する。
そして、ランキング表示手段50は、作業集計手段40により集計された作業内容14毎のカウントを、業務端末110等のモニタに、例えば図8のランキング表示領域52に示すようにランキング形式で表示する(S25)。
なお、図8に示すランキング表示領域52では、頻度21、作業内容22、作業名23及びカウント24の4つが表示されている。作業集計手段40が図2に示す参考データ41から作業を集計した場合、抽出される作業は、カウント24がいずれも「1」の2つの作業であるため、図8のランキング表示領域52において、頻度21は、2つの作業とも「1」と表示されている。また、ランキング表示領域52には、作業内容22(14)に加えて、作業名23(13)も表示されている。
図6に示す例においては、一例として、プロセス名11、作業内容14及び作業者16を選択する場合について説明したが、選択の順序及び選択する項目数(集計の条件)は本実施形態の例に限定されず、例えば選択する項目は1つとすることも2つとすることもできる。
以上説明した本実施形態では、業務プロセスで行われた作業の作業情報13〜16を記録し、記録された作業を指定された条件で集計し、この集計結果を図4又は図8に示すランキング表示領域51,52のようなランキング形式で表示させるようにしている。そのため、過去に行った作業に関する情報から有効な情報を容易に見つけることができる。よって、本実施形態によれば、業務の効率化を図ることができる。
また、本実施形態では、業務プロセス定義手段10は、業務プロセスの種別を特定できるプロセス名11を業務の内容によって定義し、作業記録手段30は、作業情報13〜16を、定義されたプロセス名11に紐付けて記録するようにしている。そのため、プロセス名11を含む条件で有効な情報を見つけることができる。
更には、本実施形態では、業務プロセス定義手段10は、プロセス名11に加え業務プロセスを一意に特定できるプロセスコード12を定義し、作業記録手段30は、作業情報13〜16を、定義されたプロセス名11及びプロセスコード12に紐付けて記録するようにしている。そのため、プロセス名11に加え、プロセスコード12を含む条件で有効な情報を見つけることができる。
また、本実施形態では、作業定義手段20は作業の少なくとも作業名13を定義し、作業記録手段30は、定義された作業名13を含む作業情報13〜16を記録するようにしている。そのため、定義した作業名13等を特定しやすく、より容易に有効な情報を見つけることができる。
また、本実施形態では、人材情報取得手段70によって、作業記録手段30により記録された作業者16に対応する人材情報を、人材情報記録手段60から取得するようにしている。そのため、例えば作業者の所属組織別に作業を集計することもでき、より容易に有効な情報を見つけることができる。
また、本実施形態では、表示内容選択手段80によってランキング表示手段50による表示項目(集計の条件)、表示項目の組み合わせ、又は表示順を任意に選択させるようにしている。そのため、有効な情報をユーザがより容易に見つけることができる。
更には、本実施形態では、表示内容選択手段80は、表示内容記録手段90に記録された過去の表示内容を表示して表示内容を任意に選択させるようにしている。そのため、有効な情報をユーザがより一層容易に見つけることができる。
<第2実施形態>
本実施形態では、作業集計手段40が集計する条件のみ上記第1実施形態と相違するため、詳細な説明は省略する。
なお、上記第1実施形態では、実行しようとするプロセス名11の中での情報入手方法について述べたが、本実施形態では異なるプロセス名11間でのランキング表示について述べる。これは、異なるプロセス名11でも同じ内容の作業を行っている場合もあるためである。
図9は、図2に示す作業情報のうち、作業内容14「検索式1」による検索作業が行われているプロセスコードの作業情報のみを抽出したデータ43を示す参考図である。
図2に示す参考データ41を見ると、例えば作業内容14「検索式1」は、プロセス名11「技術調査」でも「デザインレビュー」でも行われている。このことから、プロセス名11を選択しないでも同一の作業内容14を抽出できることがわかる。
図2から、作業内容14「検索式1」による検索作業が行われているプロセスコード12は、「1001」、「1003」及び「1005」であることがわかる。これらのプロセスコード12の作業のみを抽出したものが図9に示す参考データ43である。
図9に示す参考データ43を基に上記第1実施形態で説明したように集計し、その集計結果をランキング形式で表示すると、作業内容14「検索式1」と同時に行われる作業内容14で最も多いのが「Web1」であることを知ることができる。このような条件でランキング形式の表示をする場合には、作業内容14において「検索式1」はカウントしないようにする。
以上説明した本実施形態によって、プロセス名にかかわらず、一緒に行われていることが多い作業を見ることができ、過去に行った作業に関する情報から有効な情報を容易に見つけることができ、したがって、業務の効率化を図ることができる。
<第3実施形態>
本実施形態も、作業集計手段40が集計する条件のみ上記第1実施形態と相違するため、詳細な説明は省略する。
なお、上記第1実施形態及び上記第2実施形態では、実行しようとする業務プロセスの中で、又は、実行しようとする業務プロセスとは異なる種別の業務プロセスの中で、作業を抽出する方法について述べたが、ある作業がどのプロセスで行われたのかを作業集計手段40により抽出することもできる。
図10は、図2に示す作業情報を作業内容順に整列させたデータ44を示す参考図である。
同図に示すように、作業内容14「資料2」の参照作業は、プロセス名11「技術調査」でも「デザインレビュー」でも行われていることがわかる。一方で、同じ資料でも、作業内容14「資料1」の参照作業は、プロセス名11「技術調査」のみで行われている。
作業内容14「資料1」は、プロセス名11「デザインレビュー」では参照する意味がなく自然な場合もあるが、そうでない場合には作業内容14「資料1」がプロセス名11「デザインレビュー」で参照されない理由を、作業内容14「資料1」と作業内容14「資料2」との比較から分析し、「資料1」も「デザインレビュー」で参照されて情報が有効に活用されるように改善することができる。
このように、あまり参照されていない情報を、上記第1実施形態において説明した作業集計手段40及びランキング表示手段50を用いて分析し、より参照されやすい形態や内容に修正することができる。
また、頻繁に参照されている情報を分析して、その内容をあまり参照されていない情報に反映することもできる。
更には、頻繁に参照されている情報であっても、参照のされ方を分析して、さらに内容を改善して、より有効に参照できるように修正することができる。
以上のような分析は、例えば、表示内容選択手段80において、表示項目として作業内容14「資料1」を選択した場合と「資料2」を選択した場合とのそれぞれで、プロセス名11の多い順から表示するように選択し、「資料1」と「資料2」とのプロセス名11のランキング表示のカウントを比較することで、分析することができる。なお、ランキング表示手段50により「資料1」が行われているプロセス名11及び「資料2」が行われているプロセス名11を同時にランキング表示させることも考えられる。
本実施形態では、作業からその作業が行われているプロセス名11を抽出する例を説明したが、作業者16に応じて参照している情報を抽出することも可能である。
例えば、作業者16「X氏」と「Y氏」との作業内容14の比較から、作業者16「X氏」が頻繁に参照している情報を、別の作業者16「Y氏」が同じ名称のプロセスを実行するときにまったく参照していない場合には、作業者Xが参照している情報の有効性を作業者Y氏に伝えることで、有効な情報の共有化を図ることができる。
更に、人材情報記憶部60に記録された人材情報を、人材情報取得手段70から取得することによって、例えば所属する部門や資格による上述のような参照の傾向を知り、有効な情報の活用を図ることもできる。
また、作業した日時15も記録してあるため、例えば日時の範囲指定等により、最近参照される回数が多い情報を知ることもできる。
以上説明した本実施形態によっても、過去に行った作業に関する情報から有効な情報を容易に見つけることができ、したがって、業務の効率化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る業務支援システムを示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る業務支援システムの作業記録手段により記録される作業情報を示す参考図である。 本発明の第1実施形態に係る業務支援システムの作業集計手段により集計される作業情報を示す参考図である。 本発明の第1実施形態に係る業務支援システムのランキング表示手段により表示されるランキング表示領域の例を示す参考図(その1)である。 本発明の第1実施形態に係る作業に関する情報を管理する流れを示す概略フローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る作業に関する過去の情報を参照する流れを示す概略フローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る業務支援システムとして機能するコンピュータの一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る業務支援システムのランキング表示手段により表示されるランキング表示領域の例を示す参考図(その2)である。 図2に示す作業情報のうち、作業内容「検索式1」による検索作業が行われているプロセスコードの作業情報のみを抽出した例を示す参考図(第2実施形態)である。 図2に示す作業情報を作業内容順に整列させた例を示す参考図(第3実施形態)である。
符号の説明
1 業務支援システム
10 業務プロセス定義手段
11 プロセス名
12 プロセスコード
13 作業名
14 作業内容
15 (作業)日時
16 作業者
20 作業定義手段
30 作業記録手段
40 作業集計手段
41,42,43,44 参考データ
50 ランキング表示手段
51,52 ランキング表示領域
60 人材情報記録手段
70 人材情報取得手段
80 表示内容選択手段
90 表示内容記録手段
100 コンピュータ
101 CPU
102 記憶部
103 入力部
104 出力部
105 I/F部
110 業務端末

Claims (9)

  1. 業務を支援する業務支援システムにおいて、
    業務プロセスで行われた作業を表す作業情報を記録する作業記録手段と、
    該作業記録手段に記録された作業情報によって表される作業を、指定された条件で集計する作業集計手段と、
    該作業集計手段により集計された集計結果をランキング形式で表示させるランキング表示手段と、
    を備えることを特徴とする業務支援システム。
  2. 業務プロセスの種別を特定できる業務プロセス名を業務の内容によって定義する業務プロセス定義手段を更に備え、
    前記作業記録手段は、前記作業情報を前記定義された業務プロセス名に紐付けて記録する、
    ことを特徴とする請求項1記載の業務支援システム。
  3. 前記業務プロセス定義手段は、前記業務プロセス名に加え、前記業務プロセスを一意に特定できるプロセスコードを定義し、
    前記作業記録手段は、前記作業情報を前記業務プロセス名及び前記プロセスコードに紐付けて記録する、
    ことを特徴とする請求項2記載の業務支援システム。
  4. 前記作業の少なくとも作業名を定義する作業定義手段を更に備え、
    前記作業記録手段は、前記定義された作業名を含む作業情報を記録する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の業務支援システム。
  5. 前記作業記録手段は、作業者情報を含む前記作業情報を記録し、
    前記業務支援システムは、
    作業者の人材情報を記録する人材情報記録手段と、
    前記作業記録手段により記録された作業者情報に対応する人材情報を、前記人材情報記録手段から取得する人材情報取得手段と、を更に備え、
    前記作業集計手段は、前記人材情報を含む条件で前記作業を集計する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の業務支援システム。
  6. 前記ランキング表示手段による表示内容を任意に選択させる表示内容選択手段を更に備え、
    前記作業集計手段は、前記表示内容選択手段にて選択された表示内容に応じた条件で前記作業を集計し、
    前記ランキング表示手段は、前記作業集計手段により集計された集計結果を、前記表示内容選択手段にて選択された表示内容に応じたランキング形式で表示させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の業務支援システム。
  7. 前記表示内容選択手段にて選択された表示内容を記録する表示内容記録手段を更に備え、
    前記表示内容選択手段は、前記表示内容記録手段に記録された過去の表示内容を表示して前記表示内容を任意に選択させる、
    ことを特徴とする請求項6記載の業務支援システム。
  8. 業務の支援をコンピュータにより行う業務支援方法において、
    業務プロセスで行われた作業を表す作業情報を記録し、
    前記記録された作業情報によって表される作業を、指定された条件で集計し、
    前記集計された集計結果をランキング形式で表示させる、
    ことを特徴とする業務支援方法。
  9. 業務の支援をコンピュータに行わせるための業務支援プログラムにおいて、
    業務プロセスで行われた作業を表す作業情報を記録する機能と、
    前記記録された作業情報によって表される作業を、指定された条件で集計する機能と、
    前記集計された集計結果をランキング形式で表示させる機能と、
    を実現させることを特徴とする業務支援プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016177719A (ja) * 2015-03-23 2016-10-06 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2018005816A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置
US11150785B2 (en) 2011-12-07 2021-10-19 International Business Machines Corporation Displaying an electronic document

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