JPH07114467A - システム監査支援用システム - Google Patents
システム監査支援用システムInfo
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- JPH07114467A JPH07114467A JP26105793A JP26105793A JPH07114467A JP H07114467 A JPH07114467 A JP H07114467A JP 26105793 A JP26105793 A JP 26105793A JP 26105793 A JP26105793 A JP 26105793A JP H07114467 A JPH07114467 A JP H07114467A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Stored Programmes (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】システム設計の開発過程において一貫した進捗
管理を行なうと共に、各工程毎にシステム開発計画を見
直しながらバランスのとれた質の高いシステム設計を可
能にする。 【構成】システム開発における日程や作業規模等の予定
と実績を進捗管理表やスケジュールバーチャートにより
管理するスケジュール作成管理手段100と、品質設計
尺度に対する品質規定を品質規定設定表に設定する品質
規定設定手段200と、スケジュールの予定と実績およ
び品質の計画値と実績値からレーダチャート図を作成す
るリスク分析手段300と、進捗管理表やスケジュール
バーチャート、品質規定設定表およびレーダチャート図
を出力する出力手段400とから構成される。
管理を行なうと共に、各工程毎にシステム開発計画を見
直しながらバランスのとれた質の高いシステム設計を可
能にする。 【構成】システム開発における日程や作業規模等の予定
と実績を進捗管理表やスケジュールバーチャートにより
管理するスケジュール作成管理手段100と、品質設計
尺度に対する品質規定を品質規定設定表に設定する品質
規定設定手段200と、スケジュールの予定と実績およ
び品質の計画値と実績値からレーダチャート図を作成す
るリスク分析手段300と、進捗管理表やスケジュール
バーチャート、品質規定設定表およびレーダチャート図
を出力する出力手段400とから構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はソフトウェア開発に際し
てのシステム監査を行なうシステムに関し、特にスケジ
ュール作成、スケジュール管理、リスク分析およびシス
テム評価を行なうシステムに関する。
てのシステム監査を行なうシステムに関し、特にスケジ
ュール作成、スケジュール管理、リスク分析およびシス
テム評価を行なうシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】システム監査は、コンピュータシステム
の信頼性、安全性および効率性を確保するために行われ
る。従来、このシステム監査を行なうためには、例え
ば、『1985年8月、日本情報処理開発協会発行、システ
ム監査基準解説書』に示されるような監査基準に従っ
て、開発者リーダが取捨選択して基準を設定し、自身ま
たは第三者がそのチェックを行なっていた。また、ソフ
トウェア開発の各フェーズ毎の実績については机上計算
もしくは汎用の表計算ソフトを流用することにより行な
っていた。
の信頼性、安全性および効率性を確保するために行われ
る。従来、このシステム監査を行なうためには、例え
ば、『1985年8月、日本情報処理開発協会発行、システ
ム監査基準解説書』に示されるような監査基準に従っ
て、開発者リーダが取捨選択して基準を設定し、自身ま
たは第三者がそのチェックを行なっていた。また、ソフ
トウェア開発の各フェーズ毎の実績については机上計算
もしくは汎用の表計算ソフトを流用することにより行な
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のシステム
監査方法では、各基準が多岐にわたるためこれらを完全
に把握することは困難であった。また、システム設計に
おける各工程毎の実績についてもシステム監査特有の計
算を必要とするため、定量的なシステム評価やリスク分
析を体系的に行なうことはできなかった。さらに、シス
テムの上位概念であるプロジェクトに関しても、プロジ
ェクト間にまたがった一元管理をすることができなかっ
た。
監査方法では、各基準が多岐にわたるためこれらを完全
に把握することは困難であった。また、システム設計に
おける各工程毎の実績についてもシステム監査特有の計
算を必要とするため、定量的なシステム評価やリスク分
析を体系的に行なうことはできなかった。さらに、シス
テムの上位概念であるプロジェクトに関しても、プロジ
ェクト間にまたがった一元管理をすることができなかっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るため本発明のシステム監査支援用システムは、システ
ム開発における各作業工程の日程や作業内容に関してあ
らかじめ予定値を進捗管理表に設定し、システム開発が
進行するに従って日程や作業内容に関する実績値を前記
進捗管理表に入力し、これら進捗管理表に入力された日
程の予定値と実績値とから各工程毎に係る期間を図示し
たスケジュールグラフを作成するスケジュール作成管理
手段と;システム開発におけるシステムの品質に関する
規定を設定し、この規定を記載した品質規定設定表を作
成する品質規定設定手段と;前記スケジュール作成管理
手段により作成された進捗管理表の値と前記品質規定設
定手段により作成された品質規定設定表の値とからシス
テム開発における指標として前記実績値を抽出して前記
予定値により正規化し、この正規化された実績値に関す
る許容範囲を示す上限値と下限値を入力し、前記正規化
された実績値と前記上限値と下限値とを図示したリスク
分析図を作成するリスク分析手段と;前記スケジュール
作成管理手段により作成された進捗管理表またはスケジ
ュールグラフ、前記品質規定設定手段により作成された
品質規定設定表、または、前記リスク分析手段により作
成されたリスク分析図を出力する出力手段とを有し、前
記リスク分析手段において、前記正規化された実績値が
前記許容範囲を超えている場合には前記スケジュール作
成管理手段を起動してシステム開発の計画を見直す。
るため本発明のシステム監査支援用システムは、システ
ム開発における各作業工程の日程や作業内容に関してあ
らかじめ予定値を進捗管理表に設定し、システム開発が
進行するに従って日程や作業内容に関する実績値を前記
進捗管理表に入力し、これら進捗管理表に入力された日
程の予定値と実績値とから各工程毎に係る期間を図示し
たスケジュールグラフを作成するスケジュール作成管理
手段と;システム開発におけるシステムの品質に関する
規定を設定し、この規定を記載した品質規定設定表を作
成する品質規定設定手段と;前記スケジュール作成管理
手段により作成された進捗管理表の値と前記品質規定設
定手段により作成された品質規定設定表の値とからシス
テム開発における指標として前記実績値を抽出して前記
予定値により正規化し、この正規化された実績値に関す
る許容範囲を示す上限値と下限値を入力し、前記正規化
された実績値と前記上限値と下限値とを図示したリスク
分析図を作成するリスク分析手段と;前記スケジュール
作成管理手段により作成された進捗管理表またはスケジ
ュールグラフ、前記品質規定設定手段により作成された
品質規定設定表、または、前記リスク分析手段により作
成されたリスク分析図を出力する出力手段とを有し、前
記リスク分析手段において、前記正規化された実績値が
前記許容範囲を超えている場合には前記スケジュール作
成管理手段を起動してシステム開発の計画を見直す。
【0005】
【実施例】次に本願発明のシステム監査支援用システム
の一実施例について図面を参照して詳細に説明する。
の一実施例について図面を参照して詳細に説明する。
【0006】図1を参照すると、本願発明の一実施例で
あるシステム監査支援用システムは、スケジュール作成
管理手段100と、品質規定設定手段200と、リスク
分析手段300と、出力手段400とを有している。
あるシステム監査支援用システムは、スケジュール作成
管理手段100と、品質規定設定手段200と、リスク
分析手段300と、出力手段400とを有している。
【0007】スケジュール作成管理手段100は、シス
テム開発における日程や作業規模等の予定を入力する機
能を有し、また、システム開発の進行に従って上記予定
に対する実績を入力する機能を有する。さらに、スケジ
ュール作成管理手段100は、上記予定と実績を表わす
スケジュールバーチャートを作成して用紙に出力する機
能を有する。
テム開発における日程や作業規模等の予定を入力する機
能を有し、また、システム開発の進行に従って上記予定
に対する実績を入力する機能を有する。さらに、スケジ
ュール作成管理手段100は、上記予定と実績を表わす
スケジュールバーチャートを作成して用紙に出力する機
能を有する。
【0008】品質規定設定手段200は、システムの品
質を表わすいくつかの尺度を目標値および計画値として
対話的に設定入力する機能を有する。また、システム開
発の各工程の終了時に上記品質尺度の実績値を入力する
機能を有する。
質を表わすいくつかの尺度を目標値および計画値として
対話的に設定入力する機能を有する。また、システム開
発の各工程の終了時に上記品質尺度の実績値を入力する
機能を有する。
【0009】リスク分析手段300は、スケジュール作
成管理手段100により入力されたスケジュールの予定
と実績、および、品質規定設定手段200により入力さ
れた品質の計画値と実績値から、レーダチャート図を作
成してリスク分析結果と共に表示する機能を有する。そ
して、このリスク分析結果に基づいて、再びスケジュー
ル作成管理手段100でシステム設計の計画見直しを行
なう。
成管理手段100により入力されたスケジュールの予定
と実績、および、品質規定設定手段200により入力さ
れた品質の計画値と実績値から、レーダチャート図を作
成してリスク分析結果と共に表示する機能を有する。そ
して、このリスク分析結果に基づいて、再びスケジュー
ル作成管理手段100でシステム設計の計画見直しを行
なう。
【0010】図2を参照すると、スケジュール作成管理
手段100においてシステム開発における日程や作業規
模等の予定および実績を入力する進捗管理表の一例は、
各システムの工程について日程や作業規模等の予定と実
績を記入できるようになっている。工程としては、設計
工程、製造工程、結合テスト、総合テストおよびリリー
スの5段階の工程に区分されており、あるXシステム全
体、および、そのXシステムの一部であるAサブシステ
ムとBサブシステムの各々が各工程に区分されている。
そして、この各工程毎に、作業開始日、作業終了日、プ
ログラム規模(行数)、工数(人数)、ドキュメント枚
数、レビュー回数およびバグ件数等について予定値と実
績値を記入できるようになっている。作業開始日と作業
終了日はそれぞれ当該工程の作業にとりかかった日と当
該工程の作業を完了した日をいう。プログラム規模は、
当該システムまたはサブシステムに要したプログラムの
行数を表すものであり、基本的には各工程で同一の値を
示すことになる。工数は、一般的には期間と人数を乗じ
たものであるが、ここでは期間について別に項目を設け
ているため、ここでいう工数は人数と同義としてよい。
ドキュメント枚数は、各工程に対応した設計仕様書やリ
リースメモ等のドキュメントの頁数をいう。レビュー回
数は、上記ドキュメントの見直しに係る回数をいう。バ
グ件数は、当該工程において発見されたプログラム中の
誤りの個数をいう。システム監査にあたっては、まずあ
らかじめこれらの予定値を入力しておき、システム開発
が進行するに従って、実績値を入力していくことにな
る。
手段100においてシステム開発における日程や作業規
模等の予定および実績を入力する進捗管理表の一例は、
各システムの工程について日程や作業規模等の予定と実
績を記入できるようになっている。工程としては、設計
工程、製造工程、結合テスト、総合テストおよびリリー
スの5段階の工程に区分されており、あるXシステム全
体、および、そのXシステムの一部であるAサブシステ
ムとBサブシステムの各々が各工程に区分されている。
そして、この各工程毎に、作業開始日、作業終了日、プ
ログラム規模(行数)、工数(人数)、ドキュメント枚
数、レビュー回数およびバグ件数等について予定値と実
績値を記入できるようになっている。作業開始日と作業
終了日はそれぞれ当該工程の作業にとりかかった日と当
該工程の作業を完了した日をいう。プログラム規模は、
当該システムまたはサブシステムに要したプログラムの
行数を表すものであり、基本的には各工程で同一の値を
示すことになる。工数は、一般的には期間と人数を乗じ
たものであるが、ここでは期間について別に項目を設け
ているため、ここでいう工数は人数と同義としてよい。
ドキュメント枚数は、各工程に対応した設計仕様書やリ
リースメモ等のドキュメントの頁数をいう。レビュー回
数は、上記ドキュメントの見直しに係る回数をいう。バ
グ件数は、当該工程において発見されたプログラム中の
誤りの個数をいう。システム監査にあたっては、まずあ
らかじめこれらの予定値を入力しておき、システム開発
が進行するに従って、実績値を入力していくことにな
る。
【0011】図3を参照すると、スケジュール作成管理
手段100において作成されるスケジュールバーチャー
トの一例は、システムやサブシステムの各々についてあ
らかじめ設定された各工程に該当する期間を表してい
る。このスケジュールバーチャートの示す期間は、上記
作業開始日および作業終了日の予定値に基づいて作成さ
れる。
手段100において作成されるスケジュールバーチャー
トの一例は、システムやサブシステムの各々についてあ
らかじめ設定された各工程に該当する期間を表してい
る。このスケジュールバーチャートの示す期間は、上記
作業開始日および作業終了日の予定値に基づいて作成さ
れる。
【0012】図4を参照すると、スケジュール作成管理
手段100において作成される実績値を含むスケジュー
ルバーチャートの一例は、図3のバーチャートにスケジ
ュールの実績が付加されたものになっている。このスケ
ジュールの実績は、上記作業開始日および作業終了日の
実績値に基づいて作成される。
手段100において作成される実績値を含むスケジュー
ルバーチャートの一例は、図3のバーチャートにスケジ
ュールの実績が付加されたものになっている。このスケ
ジュールの実績は、上記作業開始日および作業終了日の
実績値に基づいて作成される。
【0013】上記スケジュール作成管理手段100で作
成された進捗管理表およびスケジュールバーチャート
は、信号線104を介して出力手段400に指示するこ
とにより、用紙に出力される。また、進捗管理表に入力
された情報は信号線103を介してリスク分析手段30
0に伝えられる。さらに、スケジュールを作成した旨は
信号線102を介して品質規定設定手段200に伝えら
れ、この品質規定設定手段200では品質設計尺度に対
する品質規定を設定する。
成された進捗管理表およびスケジュールバーチャート
は、信号線104を介して出力手段400に指示するこ
とにより、用紙に出力される。また、進捗管理表に入力
された情報は信号線103を介してリスク分析手段30
0に伝えられる。さらに、スケジュールを作成した旨は
信号線102を介して品質規定設定手段200に伝えら
れ、この品質規定設定手段200では品質設計尺度に対
する品質規定を設定する。
【0014】図5を参照すると、品質規定設定手段20
0において各品質設計尺度に関する目標値、計画値およ
び実績値を入力する品質規定設定表の一例には、品質設
計尺度として6項目が例示されている。この例示されて
いる品質設計尺度について説明すると、まず、完全性は
当該工程で規定された機能が正しく実現された度合をい
う。精度とは要求された計算精度を満足する度合をい
い、特に科学技術計算において変数の属性や計算アルゴ
リズムの適切さについての度合を示す。簡潔性とは冗長
でない度合をいい、プログラムに関しては実行されない
コードがなく、必要以上にデータ領域を確保していない
か等が観点になる。汎用性はその機能を部品として再利
用可能なように一般性を持たせて開発している度合をい
い、パターン化やパッケージ化が観点になる。拡張性は
機能追加に対して考慮されている度合をいう。操作性は
使用者からみて簡単かつ統一的な操作ができる度合をい
い、コマンドの適切さ等が観点になる。
0において各品質設計尺度に関する目標値、計画値およ
び実績値を入力する品質規定設定表の一例には、品質設
計尺度として6項目が例示されている。この例示されて
いる品質設計尺度について説明すると、まず、完全性は
当該工程で規定された機能が正しく実現された度合をい
う。精度とは要求された計算精度を満足する度合をい
い、特に科学技術計算において変数の属性や計算アルゴ
リズムの適切さについての度合を示す。簡潔性とは冗長
でない度合をいい、プログラムに関しては実行されない
コードがなく、必要以上にデータ領域を確保していない
か等が観点になる。汎用性はその機能を部品として再利
用可能なように一般性を持たせて開発している度合をい
い、パターン化やパッケージ化が観点になる。拡張性は
機能追加に対して考慮されている度合をいう。操作性は
使用者からみて簡単かつ統一的な操作ができる度合をい
い、コマンドの適切さ等が観点になる。
【0015】品質規定設定表における目標値は、例えば
品質管理部門などの専門部門で設定され、主に過去の実
例などから統計的に求められることが多い。計画値は、
当該システムの開発責任者などの開発部門で設定され、
主に現在の開発要員の開発能力や利用可能な資源などを
踏まえて定められることが多い。実績値は、各工程の終
了時に、例えば開発部門などで評価してその値を設定す
る。
品質管理部門などの専門部門で設定され、主に過去の実
例などから統計的に求められることが多い。計画値は、
当該システムの開発責任者などの開発部門で設定され、
主に現在の開発要員の開発能力や利用可能な資源などを
踏まえて定められることが多い。実績値は、各工程の終
了時に、例えば開発部門などで評価してその値を設定す
る。
【0016】これら品質規定設定表における目標値、計
画値および実績値の各々は、評価値とこの評価値に対応
する重み付けとを乗じたものになっている。評価値は1
から5の5段階評価により定められる。また、重み付け
は0.5から1.5までで0.1刻みで定められる。こ
れら評価値と重み付けのための基準はそのシステムの性
質に応じて定める必要がある。なお、図5に示している
のはXシステムのみであるが、同様にAサブシステムや
Bサブシステムについても品質規定が設定されることは
いうまでもない。
画値および実績値の各々は、評価値とこの評価値に対応
する重み付けとを乗じたものになっている。評価値は1
から5の5段階評価により定められる。また、重み付け
は0.5から1.5までで0.1刻みで定められる。こ
れら評価値と重み付けのための基準はそのシステムの性
質に応じて定める必要がある。なお、図5に示している
のはXシステムのみであるが、同様にAサブシステムや
Bサブシステムについても品質規定が設定されることは
いうまでもない。
【0017】上記品質規定設定手段200で作成された
品質規定設定表は、信号線204を介して出力手段40
0に指示することにより、用紙に出力される。また、設
定した品質規定は信号線203を介してリスク分析手段
300に伝えられる。
品質規定設定表は、信号線204を介して出力手段40
0に指示することにより、用紙に出力される。また、設
定した品質規定は信号線203を介してリスク分析手段
300に伝えられる。
【0018】図6を参照すると、リスク分析手段300
で作成されるリスク分析図は、納期、工数、規模、品質
および品質規定設定の5つの指標によるレーダチャート
になっている。納期は進捗管理表の作業開始日と作業終
了日の欄から求められる作業期間である。工数は上記作
業期間に作業した人数の平均値であり、進捗管理表の工
数の欄から求められる。規模はプログラム行数で換算
し、進捗管理表の規模の欄から求められる。品質は発見
されたバグの件数を表わし、進捗管理表のバグ件数の欄
から求められる。品質規定設定については、品質規定設
定手段200で定められた各値に基づいて求められる。
上記5つの指標は実績値を予定値で割って正規化したも
のを使用する。正規化しておくのは、異なるシステムや
異なるプロジェクトのリスク分析図同士を比較する場合
の便宜のためである。
で作成されるリスク分析図は、納期、工数、規模、品質
および品質規定設定の5つの指標によるレーダチャート
になっている。納期は進捗管理表の作業開始日と作業終
了日の欄から求められる作業期間である。工数は上記作
業期間に作業した人数の平均値であり、進捗管理表の工
数の欄から求められる。規模はプログラム行数で換算
し、進捗管理表の規模の欄から求められる。品質は発見
されたバグの件数を表わし、進捗管理表のバグ件数の欄
から求められる。品質規定設定については、品質規定設
定手段200で定められた各値に基づいて求められる。
上記5つの指標は実績値を予定値で割って正規化したも
のを使用する。正規化しておくのは、異なるシステムや
異なるプロジェクトのリスク分析図同士を比較する場合
の便宜のためである。
【0019】このリスク分析図にあたっては、各指標に
関して定めた上限値と下限値、および、計画値を入力す
る。この上限値と下限値は、例えば品質管理部門などの
専門部門で設定され、各指標に関して客観的に許容され
る範囲を表わす。計画値は、当該システムの開発責任者
などの開発部門で設定され、各指標に関して開発現場の
事情を加味した値を表わす。
関して定めた上限値と下限値、および、計画値を入力す
る。この上限値と下限値は、例えば品質管理部門などの
専門部門で設定され、各指標に関して客観的に許容され
る範囲を表わす。計画値は、当該システムの開発責任者
などの開発部門で設定され、各指標に関して開発現場の
事情を加味した値を表わす。
【0020】リスク分析手段300では、上記実績値が
上記上限値と下限値の範囲を逸脱している場合には、リ
スク分析図において赤色で表示することで注意を喚起す
る。そして、信号線301を介してスケジュール作成管
理手段100が再び起動され、当該システム開発の計画
を見直すことになる。この計画の見直しは通常各工程の
終了時に次工程に対して行われる。例えば、概要設計に
おいて仕様変更によりプログラム規模が増加した場合に
は、それ以降の製造工程の期間を延ばすことなどがあ
る。
上記上限値と下限値の範囲を逸脱している場合には、リ
スク分析図において赤色で表示することで注意を喚起す
る。そして、信号線301を介してスケジュール作成管
理手段100が再び起動され、当該システム開発の計画
を見直すことになる。この計画の見直しは通常各工程の
終了時に次工程に対して行われる。例えば、概要設計に
おいて仕様変更によりプログラム規模が増加した場合に
は、それ以降の製造工程の期間を延ばすことなどがあ
る。
【0021】上記リスク分析手段300で作成されたリ
スク分析図は、信号線304を介して出力手段400に
指示することにより用紙に出力される。このリスク分析
図は、上述のように正規化されているため、他のシステ
ムやプロジェクトの開発の際にも有効に使用することが
できる。
スク分析図は、信号線304を介して出力手段400に
指示することにより用紙に出力される。このリスク分析
図は、上述のように正規化されているため、他のシステ
ムやプロジェクトの開発の際にも有効に使用することが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本願発明のシステム
監査支援用システムによれば、システム設計の開発過程
において一貫した進捗管理が可能となると共に、各部門
間の立場からシステムの品質を規定して、各工程毎に実
績値と目標値/計画値とを比較することでシステム開発
計画を見直しながらバランスのとれた質の高いシステム
設計を可能にするという効果がある。
監査支援用システムによれば、システム設計の開発過程
において一貫した進捗管理が可能となると共に、各部門
間の立場からシステムの品質を規定して、各工程毎に実
績値と目標値/計画値とを比較することでシステム開発
計画を見直しながらバランスのとれた質の高いシステム
設計を可能にするという効果がある。
【図1】本願発明のシステム監査支援用システムの一実
施例の構成図である。
施例の構成図である。
【図2】本願発明の一実施例における進捗管理表の一例
である。
である。
【図3】本願発明の一実施例における予定のスケジュー
ルバーチャートの一例である。
ルバーチャートの一例である。
【図4】本願発明の一実施例における予定と実績のスケ
ジュールバーチャートの一例である。
ジュールバーチャートの一例である。
【図5】本願発明の一実施例における品質規定設定表の
一例である。
一例である。
【図6】本願発明の一実施例におけるリスク分析図の一
例である。
例である。
100 スケジュール作成管理手段 200 品質規定設定手段 300 リスク分析手段 400 出力手段
Claims (2)
- 【請求項1】システム開発における各作業工程の日程や
作業内容に関してあらかじめ予定値を進捗管理表に設定
し、システム開発が進行するに従って日程や作業内容に
関する実績値を前記進捗管理表に入力し、これら進捗管
理表に入力された日程の予定値と実績値とから各工程毎
に係る期間を図示したスケジュールグラフを作成するス
ケジュール作成管理手段と;システム開発におけるシス
テムの品質に関する規定を設定し、この規定を記載した
品質規定設定表を作成する品質規定設定手段と;前記ス
ケジュール作成管理手段により作成された進捗管理表の
値と前記品質規定設定手段により作成された品質規定設
定表の値とからシステム開発における指標として前記実
績値を抽出して前記予定値により正規化し、この正規化
された実績値に関する許容範囲を示す上限値と下限値を
入力し、前記正規化された実績値と前記上限値と下限値
とを図示したリスク分析図を作成するリスク分析手段
と;前記スケジュール作成管理手段により作成された進
捗管理表またはスケジュールグラフ、前記品質規定設定
手段により作成された品質規定設定表、または、前記リ
スク分析手段により作成されたリスク分析図を出力する
出力手段と;を有し、前記リスク分析手段において、前
記正規化された実績値が前記許容範囲を超えている場合
には前記スケジュール作成管理手段を起動してシステム
開発の計画を見直すようにすることを特徴とするシステ
ム監査支援用システム。 - 【請求項2】前記システム開発における指標は、システ
ム開発に要した作業期間と、システム開発に要した作業
者数と、システム開発において作成したプログラムの行
数と、システム開発において発見されたプログラム中の
誤りの数と、システム開発に係る結果物の品質とを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム監査支援用
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26105793A JPH07114467A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | システム監査支援用システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26105793A JPH07114467A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | システム監査支援用システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07114467A true JPH07114467A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17356477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26105793A Pending JPH07114467A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | システム監査支援用システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07114467A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003345918A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-05 | Nec Corp | ソフトウェア品質管理システムおよびソフトウェア品質管理方法 |
JP2007122174A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Olympus Medical Systems Corp | 手術予定表示システム |
JP2008269320A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Ns Solutions Corp | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
JP2013196257A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Pfu Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05100840A (ja) * | 1991-10-04 | 1993-04-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子的成果物開発管理装置 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP26105793A patent/JPH07114467A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980113 |