JP2007200202A - 監査支援システムおよび監査支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】監査支援システムは、業務を複数の活動要素と該活動要素間の連携情報とで構成する業務フローを保持し、前記活動要素に対する監査項目である監査要素と前記活動要素とを対応付けた第1の対応情報を保持し、前記活動要素における文書情報と前記活動要素とを対応付けた第2の対応情報を保持し、前記監査項目に対応する文書情報特定の指示を受け、前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素の文書情報を特定し、前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記連携情報と前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報を特定する。
【選択図】図1
Description
[1] 業務を複数の活動要素と該活動要素間の連携情報とで構成する業務フローを保持する業務フロー保持手段と、
前記活動要素に対する監査項目である監査要素と前記活動要素とを対応付けた第1の対応情報を保持する第1の情報保持手段と、
前記活動要素における文書情報と前記活動要素とを対応付けた第2の対応情報を保持する第2の情報保持手段と、
前記監査項目に対応する文書情報特定の指示を受ける指示入力手段と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素の文書情報を特定する第1の特定手段と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記連携情報と前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報を特定する第2の特定手段と
を有することを特徴とする監査支援システム。
前記監査項目に対応する活動要素の文書情報と前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報とが表示される制御を行う表示制御手段と
をさらに有することを特徴とする[1]記載の監査支援システム。
前記活動要素に対する監査項目である監査要素と前記活動要素とを対応付けた第1の対応情報を保持する第1の情報保持手段と、
前記活動要素における文書情報と前記活動要素とを対応付けた第2の対応情報を保持する第2の情報保持手段と、
前記監査項目に対応する文書情報特定の指示を、通信回線を通して受信する指示受信手段と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素の文書情報を特定する第1の特定手段と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記連携情報と前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報を特定する第2の特定手段と、
前記監査項目に対応する活動要素の文書情報と前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報とを前記通信回線を通して送信する送信手段と
を有することを特徴とする監査支援システム。
業務を複数の活動要素と該活動要素間の連携情報とで構成する業務フローを保持する業務フロー保持機能と、
前記活動要素に対する監査項目である監査要素と前記活動要素とを対応付けた第1の対応情報を保持する第1の情報保持機能と、
前記活動要素における文書情報と前記活動要素とを対応付けた第2の対応情報を保持する第2の情報保持機能と、
前記監査項目に対する監査の指示を受ける指示入力機能と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素の文書情報を特定する第1の特定機能と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記連携情報と前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報を特定する第2の特定機能と
を実現させることを特徴とする監査支援プログラム。
監査支援システムでは、業務フロー保持手段は、業務を複数の活動要素と該活動要素間の連携情報とで構成する業務フローを保持し、第1の情報保持手段は、前記活動要素に対する監査項目である監査要素と前記活動要素とを対応付けた第1の対応情報を保持し、第2の情報保持手段は、前記活動要素における文書情報と前記活動要素とを対応付けた第2の対応情報を保持し、指示入力手段は、前記監査項目に対応する文書情報特定の指示を受け、第1の特定手段は、前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素の文書情報を特定し、第2の特定手段は、前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記連携情報と前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報を特定する。これによって、操作者からの監査のための文書情報特定の指示により、監査項目に対応する活動要素の文書情報及び連携される活動要素の文書情報を特定することができるようになる。
各図は本発明の一実施の形態を示している。図1は、本発明の一実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。この実施の形態は、業務プロセスと証憑(エビデンス)文書記録管理の統合を図るために、従来の業務支援システムに監査用のポータルを設け、その業務システムを利用することで、特別に監査用の文書作成等をすることなく、監査を容易にするものであり、証跡へのアクセスを容易にし、リスク発生を未然に防止する統制方法であるコントロールを容易に知ることができるようにし、監査用のテスト対象のサンプリング、テスト結果の集計ができるようにしたものである。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータによって実現される場合も含まれる。
なお、ここで文書とは、オブジェクトであり、コンピュータが処理対象にできるものである。より具体的には、内容には、テキスト、画像、音声、動画等が含まれる。
リスクコントロールマトリクスDB313は、アクション毎にそのアクションに発生し得るリスクと該リスク発生を未然に防止する統制方法であるコントロールを記憶する。例えば、リスクとしては、法令遵守というリスク分類内のリスク概要(統制目標)である「契約文書が中央リポジトリにおいて受領、維持されておらず、許諾者以外の者によってアクセス可能である」というものであり、その寄与要因として「電子フォルダがコンピュータ上の誤った場所に置かれる」、「無許可の利用者が電子フォルダを削除できる」等があり、その統制方法としては、「システム管理者が契約書および注文書を含む電子フォルダを作成する」がある。より具体的には、図5に示すようなデータ構造になっている。リスクコントロールマトリクスDB313は、アクションNo.欄3131、リスク欄3132、コントロールNo.欄3133、コントロール内容欄3134の各項目からなるテーブル構造を有している。アクションNo.欄3131は、業務フローDB311で記憶されているアクションNo.欄3111に対応するものであり、アクション要素から、そのアクション要素毎に発生し得るリスク項目、コントロール項目を取得するために、業務フローDB311と対応付けるものである。リスク欄3132は、そのアクションNo.に対応するリスクが記載されている。コントロールNo.欄3133は、そのリスクに対応するコントロール項目をシステム内で一意に識別できる番号である。コントロール内容欄3134は、そのリスクに対応するコントロール(統制方法)が記載されている。
指示入力モジュール322は、操作者が表示装置331に表示された処理結果等を見て、本システムに対する指示が与えられる。
テスト文書選択モジュール324は、コントロール表示モジュール323により表示されるテストすべき文書のリンクを乱数を用いて選択する。
テスト入力モジュール326は、コントロール表示モジュール323により表示されたテストすべき文書に対して、操作者の指示により適格であるか否かを入力できる。
監査報告書生成モジュール327は、テスト入力モジュール326により入力された結果に応じて、監査報告を生成する。
再テスト文書選択モジュール325は、テスト入力モジュール326により入力された結果が適格ではない場合に、さらにテストすべき文書を選択する。
文書格納システム200は、文書記憶210を管理するシステムであり、主に大容量のリポジトリである。イントラネットまたはインターネット600と接続しており、他の機器からの文書入力、文書出力、文書検索等を行う。
業務システム300は、業務フロー表示モジュール321、指示入力モジュール322、コントロール表示モジュール323、テスト文書選択モジュール324、再テスト文書選択モジュール325、テスト入力モジュール326、監査報告書生成モジュール327があり、各種の業務を遂行するためのものである。イントラネットまたはインターネット600と接続されており、他の機器からの指示を入力し、または他の機器への指示を行う。具体的には、バックエンド処理を行うサーバ装置であり、主にクライアント500の操作者からの指示をイントラネットまたはインターネット600を通して受信し、その指示により処理を実行し、その処理結果をクライアント500のディスプレイ606に表示するためにイントラネットまたはインターネット600を通して送信することを行う。
基幹システム400は、業務システム300と連携して、全社的な処理(例えば、積算等)を行う。イントラネットまたはインターネット600と接続されており、業務システム300等からの指示を入力し、または他の機器への指示を行う。
クライアント500は、表示装置331を有しており、操作者が操作するためのPC(パソコン)である。操作者は、クライアント500を用いて、イントラネットまたはインターネット600を介して、業務システム300等の機器に対して指示を行い、結果等を表示させることができる。
このうち、操作者によって「一般貸倒引当金計上プロセス」がクリックされると、業務フロー表示ウインド901に示すように該当するプロセスのフローチャートが示される。このフローチャートはアクション毎に処理ボックス、判断ボックス等のボックスが用いられて、表現されている。そして、アクション間の関係は、ボックスとボックスとをつないでいる矢印付きの線で表示されている。これらは、アクション間が連携していることを表している。これらのデータは業務フローDB311に記憶されており、業務フロー表示モジュール321が業務フローDB311を検索し表示装置331に表示することを行っている。その際、アクション欄3113、前アクション欄3114、後アクション欄3115をたどっていくことによってアクション間の連携を矢印で図示することができる。
ここで、操作者がリスクコントロールマトリクス表示ウインド902に表示されている規定の文書へのリンクをクリックすると、図11に示すように、規程表示ウインド903が表示される。規程表示ウインド903には、例えば、「貸倒引当金」に関する規程のさらに該当する部分(図11では、預託消耗品の評価金額に関する基準を規定している章である)を表示している。これは、キーコントロールDB315内の規定の文書へのリンクによって、文書記憶210に記憶されている該当する規程に関する文書にアクセスされるものである。このことによって、業務支援システムに監査用のポータルを設け、リスク発生を未然に防止する統制方法であるコントロールを容易に知ることができ、キーコントロールとそれ以外の一般的なコントロールとを容易に区別することができるようになる。
次に操作者がテスト対象コントロール表示ウインド904を用いて監査指示を行うと、図13に示すようにテスト実施表示ウインド905が表示される。テスト実施表示ウインド905内には、テストすべき文書となるサンプル文書名、テスト日付、テスト結果等が表示されている。テストすべき文書は、予め定められていると、その文書に対してのみ正当なデータにすること等の偽装をすることができてしまうので、操作者からの指示がある都度に、この文書は乱数を用いて選択するようにしてもよい。これによって、テスト文書を監査する者の恣意によることなく適切な文書を選択することができ、監査の正当性を担保することができる。
さらに、このテスト結果を用いて、監査報告を作成することもできる。つまり、テスト結果が記載されたテスト実施表示ウインド905又はテスト対象コントロール表示ウインド904がそのまま監査報告書になる。これによって、監査報告書の作成が更に容易になる。
上記の参照情報919、920は役割およびその文書の押印時にその役割にあった社員名の情報であり、職務分離表DB314および図1に記載の人事DBによって特定される。人事DBは過去および現在の社員名、入社から退職までの社員の在籍期間を含む人事情報を職務情報または役割情報をキーとして抽出可能なデータベースとしてコンピュータに実装されるソフトウェアである。コントロール表示モジュール323が該当するアクションNo.を職務分離表DB314から検索し、職務分離表DB314の対応するアクションNo.の役割と文書記憶21に記憶された文書の生成時間情報とに対応する人事情報、つまりその文書の生成時にその役割にいた社員の氏名などが人事DBから検索され、表示装置331に表示する。
[1] コンピュータに、財務の統制を支援させる財務統制支援プログラムであって、
前記コンピュータに、
法人毎に必要とする財務諸表の勘定科目に対応するプロセスのアクションに関する業務フローを記憶する業務フロー記憶機能と、
アクション毎にそのアクションに発生し得るリスクと該リスク発生を未然に防止する統制方法であるコントロールを記憶するリスクコントロールマトリクス記憶機能と、
前記リスクコントロールマトリクス記憶機能によって記憶されているコントロールのうち、監査を行うべきものであるキーコントロールに対して、チェック項目であるコントロール内容とそのキーコントロールに関する規定を対応させて記憶するキーコントロール記憶機能と、
前記業務フロー記憶機能によって記憶されている業務フロー、前記リスクコントロールマトリクス記憶機能によって記憶されているコントロールおよび前記キーコントロール記憶機能によって記憶されているキーコントロールに応じて、該業務フローをアクションとそのアクション間の連携として表示し、そのアクションに対応するコントロール識別子を表示し、キーコントロール識別子を該コントロール識別子とは異なる形態で表示する業務フロー表示機能と、
前記業務フロー表示機能によって表示されているキーコントロールに対して、操作者の指示により、前記キーコントロール記憶機能によって記憶されているコントロール内容と規定を表示するコントロール表示機能
を実現させることを特徴とする財務統制支援プログラム。
前記コンピュータに、
法人毎に必要とする財務諸表の勘定科目に対応するプロセスのアクションに関する業務フローを記憶する業務フロー記憶機能と、
アクション毎にそのアクションに発生し得るリスクと該リスク発生を未然に防止する統制方法であるコントロールを記憶するリスクコントロールマトリクス記憶機能と、
アクション毎に役割とその役割を果たすべき職務を記憶する職務分離表記憶機能と、
前記リスクコントロールマトリクス記憶機能によって記憶されているコントロールのうち、監査を行うべきものであるキーコントロールに対して、チェック項目であるコントロール内容とそのキーコントロールに関する規定とテストすべき文書のリンクとテスト結果を対応させて記憶するキーコントロール記憶機能と、
前記業務フロー記憶機能によって記憶されている業務フロー、前記リスクコントロールマトリクス記憶機能によって記憶されているコントロールおよび前記キーコントロール記憶機能によって記憶されているキーコントロールに応じて、該業務フローをアクションとそのアクション間の連携として表示し、そのアクションに対応するコントロール識別子を表示し、キーコントロール識別子を該コントロール識別子とは異なる形態で表示する業務フロー表示機能と、
前記業務フロー表示機能によって表示されているキーコントロールに対して、操作者の指示により、前記キーコントロール記憶機能によって記憶されているテストの内容とテストすべき文書のリンクとテスト結果を前記職務分離表記憶機能によって記憶されている役割と職務に関連付けて表示するコントロール表示機能
を実現させることを特徴とする財務統制支援プログラム。
を実現させることを特徴とする[2]記載の財務統制支援プログラム。
ことを特徴とする[2]または[3]記載の財務統制支援プログラム。
を実現させることを特徴とする[2]〜[4]記載の財務統制支援プログラム。
を実現させることを特徴とする[5]記載の財務統制支援プログラム。
を実現させることを特徴とする[5]または[6]記載の財務統制支援プログラム。
法人毎に必要とする財務諸表の勘定科目に対応するプロセスのアクションに関する業務フローを記憶する業務フロー記憶手段と、
アクション毎にそのアクションに発生し得るリスクと該リスク発生を未然に防止する統制方法であるコントロールを記憶するリスクコントロールマトリクス記憶手段と、
前記リスクコントロールマトリクス記憶手段によって記憶されているコントロールのうち、監査を行うべきものであるキーコントロールに対して、チェック項目であるコントロール内容とそのキーコントロールに関する規定を対応させて記憶するキーコントロール記憶手段と、
前記業務フロー記憶手段によって記憶されている業務フロー、前記リスクコントロールマトリクス記憶手段によって記憶されているコントロールおよび前記キーコントロール記憶手段によって記憶されているキーコントロールに応じて、該業務フローをアクションとそのアクション間の連携として表示し、そのアクションに対応するコントロール識別子を表示し、キーコントロール識別子を該コントロール識別子とは異なる形態で表示する業務フロー表示手段と、
前記業務フロー表示手段によって表示されているキーコントロールに対して、操作者の指示により、前記キーコントロール記憶手段によって記憶されているコントロール内容と規定を表示するコントロール表示手段
を具備することを特徴とする財務統制支援システム。
法人毎に必要とする財務諸表の勘定科目に対応するプロセスのアクションに関する業務フローを記憶する業務フロー記憶手段と、
アクション毎にそのアクションに発生し得るリスクと該リスク発生を未然に防止する統制方法であるコントロールを記憶するリスクコントロールマトリクス記憶手段と、
アクション毎に役割とその役割を果たすべき職務を記憶する職務分離表記憶手段と、
前記リスクコントロールマトリクス記憶手段によって記憶されているコントロールのうち、監査を行うべきものであるキーコントロールに対して、チェック項目であるコントロール内容とそのキーコントロールに関する規定とテストすべき文書のリンクとテスト結果を対応させて記憶するキーコントロール記憶手段と、
前記業務フロー記憶手段によって記憶されている業務フロー、前記リスクコントロールマトリクス記憶手段によって記憶されているコントロールおよび前記キーコントロール記憶手段によって記憶されているキーコントロールに応じて、該業務フローをアクションとそのアクション間の連携として表示し、そのアクションに対応するコントロール識別子を表示し、キーコントロール識別子を該コントロール識別子とは異なる形態で表示する業務フロー表示手段と、
前記業務フロー表示手段によって表示されているキーコントロールに対して、操作者の指示により、前記キーコントロール記憶手段によって記憶されているテストの内容とテストすべき文書のリンクとテスト結果を前記職務分離表記憶手段によって記憶されている役割と職務に関連付けて表示するコントロール表示手段
を具備することを特徴とする財務統制支援システム。
前記財務統制支援システムは、
法人毎に必要とする財務諸表の勘定科目に対応するプロセスのアクションに関する業務フローを記憶する業務フロー記憶手段と、
アクション毎にそのアクションに発生し得るリスクと該リスク発生を未然に防止する統制方法であるコントロールを記憶するリスクコントロールマトリクス記憶手段と、
前記リスクコントロールマトリクス記憶手段によって記憶されているコントロールのうち、監査を行うべきものであるキーコントロールに対して、チェック項目であるコントロール内容とそのキーコントロールに関する規定とテストすべき文書のリンクとテスト結果を対応させて記憶するキーコントロール記憶手段
を具備し、
前記業務フロー記憶手段によって記憶されている業務フロー、前記リスクコントロールマトリクス記憶手段によって記憶されているコントロールおよび前記キーコントロール記憶手段によって記憶されているキーコントロールに応じて、該業務フローをアクションとそのアクション間の連携として表示し、そのアクションに対応するコントロール識別子を表示し、キーコントロール識別子を該コントロール識別子とは異なる形態で表示し、
前記表示されているキーコントロールに対して、操作者の指示により、前記キーコントロール記憶手段によって記憶されているコントロール内容と規定を表示する
ことを特徴とする財務統制支援方法。
前記財務統制支援システムは、
法人毎に必要とする財務諸表の勘定科目に対応するプロセスのアクションに関する業務フローを記憶する業務フロー記憶手段と、
アクション毎にそのアクションに発生し得るリスクと該リスク発生を未然に防止する統制方法であるコントロールを記憶するリスクコントロールマトリクス記憶手段と、
アクション毎に役割とその役割を果たすべき職務を記憶する職務分離表記憶手段と、
前記リスクコントロールマトリクス記憶手段によって記憶されているコントロールのうち、監査を行うべきものであるキーコントロールに対して、チェック項目であるコントロール内容とそのキーコントロールに関する規定とテストすべき文書のリンクとテスト結果を対応させて記憶するキーコントロール記憶手段
を具備し、
前記業務フロー記憶手段によって記憶されている業務フロー、前記リスクコントロールマトリクス記憶手段によって記憶されているコントロールおよび前記キーコントロール記憶手段によって記憶されているキーコントロールに応じて、該業務フローをアクションとそのアクション間の連携として表示し、そのアクションに対応するコントロール識別子を表示し、キーコントロール識別子を該コントロール識別子とは異なる形態で表示し、
前記表示されているキーコントロールに対して、操作者の指示により、前記キーコントロール記憶手段によって記憶されているテストの内容とテストすべき文書のリンクとテスト結果を前記職務分離表記憶手段によって記憶されている役割と職務に関連付けて表示する
ことを特徴とする財務統制支援方法。
コンピュータに、
業務を複数の活動要素と該活動要素間の連携情報とで構成する業務フローを保持する業務フロー保持機能と、
前記活動要素に対する監査項目である監査要素と前記活動要素とを対応付けた第1の対応情報を保持する第1の情報保持機能と、
前記活動要素における文書情報と前記活動要素とを対応付けた第2の対応情報を保持する第2の情報保持機能と、
前記監査項目に対する監査の指示を受ける指示入力機能と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素の文書情報を特定する第1の特定機能と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記連携情報と前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報を特定する第2の特定機能と
を実現させることを特徴とする監査支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
101,102…紙文書または電子文書
200…文書格納システム
210…文書記憶
300…業務システム
311…業務フローDB
312…業務フロー説明DB
313…リスクコントロールマトリクスDB
314…職務分離表DB
315…キーコントロールDB
316…人事DB
321…業務フロー表示モジュール
322…指示入力モジュール
323…コントロール表示モジュール
324…テスト文書選択モジュール
325…再テスト文書選択モジュール
326…テスト入力モジュール
327…監査報告書生成モジュール
331…表示装置
400…基幹システム
410…表示画面
412…リスト表示ウインド
414…テーブル表示及び編集ウインド
416…タブ列
418…組織構造タブ
419…資源タブ
420…知識情報タブ
421…活動タブ
422…プロセスタブ
423…プロジェクトタブ
424…実行ワークフロータブ
425…財務内部統制文書化タブ
500…クライアント
600…イントラネットまたはインターネット
601…CPU
602…ブートROM
603…RAM
604…ハードディスク
605…ネットワークインタフェース
606…ディスプレイ
607…キーボード、マウス
608…印刷装置
609…バス
901…業務フロー表示ウインド
902…リスクコントロールマトリクス表示ウインド
903…規程表示ウインド
904…テスト対象コントロール表示ウインド
905…テスト実施表示ウインド
906…発注伝票
907…納品伝票
908…請求書
909…OKボタン
910…NOボタン
911…証憑確認ウインド
919…参照情報
920…参照情報
3111…アクションNo.欄
3112…財務諸表勘定科目名欄
3113…アクション欄
3114…前アクション欄
3115…後アクション欄
3131…アクションNo.欄
3132…リスク欄
3133…コントロールNo.欄
3134…コントロール内容欄
3141…アクションNo.欄
3142…役割欄
3143…職務欄
3151…キーコントロールNo.欄
3152…テスト欄
3153…規程欄
3154…テスト要文書リンク欄
3155…テスト結果欄
9011…コントロールA
9012…コントロールB
9013…キーコントロール
9061,9071,9081…作成者印
9062,9072,9082…承認者印
Claims (4)
- 業務を複数の活動要素と該活動要素間の連携情報とで構成する業務フローを保持する業務フロー保持手段と、
前記活動要素に対する監査項目である監査要素と前記活動要素とを対応付けた第1の対応情報を保持する第1の情報保持手段と、
前記活動要素における文書情報と前記活動要素とを対応付けた第2の対応情報を保持する第2の情報保持手段と、
前記監査項目に対応する文書情報特定の指示を受ける指示入力手段と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素の文書情報を特定する第1の特定手段と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記連携情報と前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報を特定する第2の特定手段と
を有することを特徴とする監査支援システム。 - 前記指示入力手段はさらに画面に表示された監査項目に対する指示を解釈して前記文書情報特定の指示の入力として受け、
前記監査項目に対応する活動要素の文書情報と前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報とが表示される制御を行う表示制御手段と
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の監査支援システム。 - 業務を複数の活動要素と該活動要素間の連携情報とで構成する業務フローを保持する業務フロー保持手段と、
前記活動要素に対する監査項目である監査要素と前記活動要素とを対応付けた第1の対応情報を保持する第1の情報保持手段と、
前記活動要素における文書情報と前記活動要素とを対応付けた第2の対応情報を保持する第2の情報保持手段と、
前記監査項目に対応する文書情報特定の指示を、通信回線を通して受信する指示受信手段と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素の文書情報を特定する第1の特定手段と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記連携情報と前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報を特定する第2の特定手段と、
前記監査項目に対応する活動要素の文書情報と前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報とを前記通信回線を通して送信する送信手段と
を有することを特徴とする監査支援システム。 - コンピュータに、
業務を複数の活動要素と該活動要素間の連携情報とで構成する業務フローを保持する業務フロー保持機能と、
前記活動要素に対する監査項目である監査要素と前記活動要素とを対応付けた第1の対応情報を保持する第1の情報保持機能と、
前記活動要素における文書情報と前記活動要素とを対応付けた第2の対応情報を保持する第2の情報保持機能と、
前記監査項目に対する監査の指示を受ける指示入力機能と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素の文書情報を特定する第1の特定機能と、
前記文書情報特定の指示を受けた場合、前記連携情報と前記第1の対応情報と前記第2の対応情報とを用いて前記監査項目に対応する活動要素から連携される活動要素の文書情報を特定する第2の特定機能と
を実現させることを特徴とする監査支援プログラム。
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