JP5195108B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
財務内部統制において、その財務内部統制の文書(業務記述書、業務フロー図、RCM(リスク・コントロール・マトリックス)、職務分離表の4文書)通りに運用されているかを証跡を用いてテストする評価を実施する必要がある。
そして、業務プロセス毎にその業務における文書を作成するステップである文書化、その文書の評価を行うステップである整備評価、実際の業務プロセスがその文書通りに行われているかを評価するステップである運用評価がある。
請求項1の発明は、年度と作業とを少なくとも含み、該作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態とを対応付けて記憶する状態記憶手段と、年度切替を行うべき時期であるか否かを切り替えフラグを確認して判断する判断手段と、前記判断手段によって年度切替を行うべき時期であると判断された場合は、年度切替画面の表示を、第1の年度から該第1の年度の次の年度である第2の年度への年度切替の指示を受け付け可能な表示とし、操作者の操作による該指示を受け付ける指示受付手段と、前記指示受付手段によって受け付けられた年度切替の指示に応じて、前記状態記憶手段に記憶されている年度を第1の年度から第2の年度に更新し、該更新した第2の年度に対応した作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態を第1の年度に対応した作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態に応じて、更新する対象の状態の選択肢を、予め定められた規則にしたがって制限して表示する表示手段と、前記表示手段によって表示された選択肢を前記操作者の操作に応じて選択し、該選択された状態に、前記状態記憶手段に記憶されている状態を更新する更新手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
まず、文書化対象の内部統制の「基本4文書」について説明する。
基本4文書とは、財務内部統制の対象となる業務プロセス毎に作成される基本文書のことをいい、具体的には、前述の通り業務記述書、業務フロー図、RCM、職務分離表がある。
業務記述書は、ナラティブとも呼ばれる。取引の開始から最終的な総勘定元帳への記帳、報告へ至るまでの一連の業務の流れを文書化したものである。人事規定、経理業務規定などの規定書類は、業務記述書の上位文書であり、その改訂は、業務記述書に影響を与える。また、業務マニュアルは、業務記述書の下位文書であり、その改訂により影響を受ける。
業務フロー図とは、取引の開始から最終的な総勘定元帳への記帳、報告へ至るまでの一連の業務の流れを視覚的にフローチャート化したものである。リスクとコントロールもこのフロー上に配置される。
RCMとは、業務プロセスに関連する内部統制活動について、達成されるべき統制上の要点(アサーション)、想定されるリスク、対応する内部統制活動を一覧表としてまとめたものである。
職務分離表とは、業務プロセスの流れのなかで、財務統制上問題となるような、同一の担当者による処理の重複が発生していないかをチェックするためのものである。
なお、アサーションとは、財務情報が信頼性のある情報といえるための前提条件となるものであり、具体的には、実在性、網羅性、評価、権利と義務、期間/配分、表示の6項目が一般的には使用される。しかし、各社又は監査法人により一部変更つまりカスタマイズされる場合もあり、前述の6項目に限られる必要はない。
リスクとは、業務プロセス上で想定されるアサーションに対する阻害要因のことをいう。
コントロール(統制)とは、リスクに対する内部統制活動のことをいい、統制のタイプとして、防止的、発見的等がある。
このように前年度のプロセスを再利用することにより、文書作成、運用評価結果以外のプロセスの状態の再作成の労力を軽減し、当年度処理を開始するプロセスと前年度の評価を行うプロセスが混在するという状況を並行的に生成するものである。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、一つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、一つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。また、「予め定められた」とは、対象としている処理の前であることをいい、本実施の形態による処理が始まる前、本実施の形態による処理が始まった後であっても、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
年度切替部100は、年度更新部110、状態更新部120、評価結果クリア部130を有しており、年度マスタテーブル記憶部140、プロセス年度テーブル記憶部150、状態管理テーブル記憶部160、評価テーブル記憶部170にアクセスする。年度切替の指示を受け付ける。そして、年度更新部110、状態更新部120、評価結果クリア部130を利用して年度切替を行うように制御する。また、年度切替の指示として、全てのプロセスに対して年度切替を行わせる指示とプロセス毎に年度切替を行わせる指示がある。
年度更新部110は、年度切替部100によって受け付けられた年度切替の指示に応じて、年度マスタテーブル記憶部140に記憶されている年度を次年度に更新する。
状態更新実行部121は、年度切替部100によって受け付けられた年度切替の指示に応じて、年度切替すべきプロセスのプロセス年度テーブル記憶部150に記憶されている年度を次年度に更新し、状態管理テーブル記憶部160に記憶されている更新した次年度に対応したプロセスの状態を前年度におけるプロセスの状態に応じて更新する。また、更新制限部122による制限に応じて、プロセスの状態の更新を行うようにしてもよい。
(A1)年度更新部110が、年度マスタテーブル200の当年度情報欄204を2008年から2009年へ変更する。つまり、年度識別子が「2008ID」の行にある当年度情報欄204の値を「1」から「0」へ、同様に「2009ID」の行にある当年度情報欄204の値を「0」から「1」へ変更する。
(A2)状態更新実行部121が、年度マスタテーブル200の当年度情報欄204を参照して、プロセス年度テーブル300の年度ID欄301を「2008ID」を「2009ID」へ更新する。
(A4)評価結果クリア部130が、プロセス年度テーブル300の内部統制ID欄302を参照して、該当するプロセス識別子を有する評価テーブル500の評価者欄502、評価結果欄503をクリアする。つまり、評価者欄502の「富士太郎」等、評価結果欄503の「○」、「×」等をヌル等に置換する。ただし、このクリアは、整備評価には行わずに、運用評価に対してのみ行うようにしてもよい。運用評価は、毎年行われる必要があるが、整備評価は、文書が変更されていない場合は、再度評価し直す必要がない場合があるためである。
年度切替部100は、内部統制の当年度内での全体フロー610を次年度内での全体フロー650に変換(又は複製)する。つまり、内部統制のフロー内のプロセスにおいては、前年度のものを次年度に流用することができるものが多い。
(B1)年度内では当年度内での全体フロー610に従って、各プロセスでの文書作成、整備評価、運用評価を行う。
(B2)運用評価を終えた年度末に、操作者の操作に応じて年度切替を実施する。
(B3)年度切替処理では、各プロセスの状態に応じて、次年度のプロセスの状態を変更して、プロセスの再利用を実施する。前述の統制文書作成S611Aから承認S618A、母集団と証憑の関連付けS621A、テスト作成S622Aのように、前年度から文書や評価に変更がない場合に、その前年度のデータを活用する。
また、操作者の操作に応じて、次年度で開始する状態を変更するようにしてもよい。なお、ここでの「状態を変更する」とは、例えば、前年度から文書の変更が無い場合は「承認」状態とすること、前年度の整備評価の実施可否によって、そのプロセスの状態を「承認」から「編集中」の状態に変更すること、又はすぐに評価を開始するように状態変更をすること等がある。
なお、前年度のプロセスを複製するとは、より具体的には、プロセス情報(プロセスの状態を含む)と定義情報(母集団定義、証憑名、チェックリスト名等)の複製が含まれる。
(B3−2)整備評価:前年度のプロセスの状態が「承認」の場合には、前年度の定義情報及びプロセス情報を複製して、再評価を実施しなくても済むようにする。「承認」状態以外の場合には、設定した定義情報は複製するが、評価結果をクリアして次年度において再評価を実施するようにしてもよい。
(B3−3)運用評価:前年度のプロセスの状態に関わらず、運用評価は年度末に実施しなければならない処理のため、設定した定義情報は複製するが、前年度固有の評価結果はクリアする。
ステップS702では、年度切替部100が、年度切替が可能であるか否かを示す切り替えフラグを確認する。つまり、年度切替は、年度末に行われるのが一般的であり、年度切替を行うべきでない時期に年度切替の処理が行われるのを防止する。かかる判断において不可であると判断するとステップS704へ進み、それ以外の場合はステップS706へ進む。なお、年度切替の指示を行うのは、その権利を有している者、例えば、PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)メンバーである。
ステップS704では、初期画面である年度切替画面の表示において、年度切替を指示するボタンである「適用」ボタンを非活性化状態にする。つまり、年度切替の指示ができない状態にする。その後、終了する(ステップS799)。
ステップS708では、操作者の操作による「状態変更指示」を受け付ける。
ステップS710では、ステップS706とステップS708で受け付けた指示は、「同じ母集団を参照しているプロセス単位での切り替え指示」を受け付けたか否かを判断する。つまり、参照している母集団毎の切り替え指示であるか否かを判断する。かかる判断においてそのような切り替え指示であると判断した場合はステップS714へ進み、それ以外の場合はステップS712へ進む。
ステップS712では、プロセス選択前の状態である年度切替画面、つまりステップS706へ戻る。
ステップS716では、「運用評価の状態が実施中又は未承認」、又は「整備評価の状態が承認以外」のプロセスが存在するか否かを判断する。かかる判断において存在すると判断した場合はステップS720へ進み、それ以外の場合はステップS718へ進む。
ステップS718では、初期画面である年度切替画面へ戻り、ステップS702へ戻る。
ステップS720では、操作者に対して年度切替の処理を行うか否かの最終確認を行う。その結果、最終確認が行われた場合はステップS722へ進み、それ以外の場合はステップS718へ進む。
ステップS722では、年度切替の内部処理を開始する。かかる処理は、図8を用いて説明する。
ステップS802では、状態更新実行部121が、プロセス年度テーブル300の切替対象のプロセスの行の年度ID欄301を次年度の年度識別子に変更する。
ステップS804では、状態更新実行部121が、状態管理テーブル400の対象とするプロセスの行の状態(文書化、整備評価、運用評価の状態)を、指定した状態(操作者の操作による変更指定又は本実施の形態による変更指定)へ変更する。
ステップS806では、評価結果クリア部130が、評価テーブル500の対象とするプロセスの行の評価者欄502と評価結果欄503をクリアする。
年度切替画面900は、全プロセスタブ910、業務統制タブ940、IT全般統制タブ950を有している。図9は全プロセスタブ910が選択された場合の年度切替画面900の状態を示している。
全プロセスタブ910は、当年度欄911、次年度欄915、プロセス状態表示領域920、適用ボタン991、閉じるボタン992を有している。
当年度欄911は、年度欄912、開始日欄913、終了日欄914を有しており、現在の年度を表示している。
次年度欄915は、年度欄916、開始日917、終了日918を有しており、次年度を表示している。
全てのプロセスに対して年度切替を行う場合は、適用ボタン991が選択され、それ以外の場合は閉じるボタン992が選択される。
プロセス状態表示領域1020は、切替対象欄1021、プロセス名欄1022、プロセスID欄1023、文書化欄1024、整備評価欄1027、運用評価欄1030を有している。業務統制タブ940が選択されているので、区分としては業務統制のみのプロセスを表示している。
切替対象欄1021は、操作者の操作に応じて、年度切替の対処となるプロセスが選択される。例えば、年度末において、運用評価が終了したプロセスが選択され、次年度へ切り替えられる。また、選択されていないプロセス、つまり運用評価が終了していないプロセスは前年度のままとなる。これによって、年度切替が行われた次年度のプロセスと年度切替が行われずに前年度のままのプロセスが混在することになる。
図12(a)の例に示すプロセス単位年度切替画面1200は、文書化タブ1210、整備評価タブ1240、運用評価タブ1250を有している。文書化タブ1210は、文書化の対象となっているプロセスを木構造にして示している文書化1220と、その文書化1220内で選択されている一つのプロセスAの属性を示している属性表示タブ1230を有している。そして、属性表示タブ1230は、そのプロセスAの属性である年度(会社)欄1231、年度(プロセス)欄1232、プロセス名欄1233、プロセスID欄1234等を有している。年度(プロセス)欄1232は、そのプロセスAの年度を示している。なお、年度(会社)欄1231は、その会社における現在の年度を示している。
図12(b)の例は、そのプロセスAの年度を更新した後の状態、つまり、年度(プロセス)欄1232を「2008」から「2009」へと変更している。この状態では、年度切替の処理が実行されて、プロセス群1120は、2009年度に切り替えられた切替後プロセス群1121(プロセスA1122からプロセスE1126)と2008年度のままである決算プロセス1127、連結決算プロセス1128が混在している。
文書化欄1314は、現在の状態欄1315、切替後の状態欄1316を有しており、切替後の状態欄1316は、状態選択欄1317を有している。整備評価欄1318は、現在の状態欄1319、切替後の状態欄1320を有しており、切替後の状態欄1320は、状態選択欄1321を有している。運用評価欄1322は、現在の状態欄1323、切替後の状態欄1324を有しており、切替後の状態欄1324は、状態選択欄1325を有している。
また、状態更新実行部121は、前年度から文書の変更があるか否かを判断し、変更がない場合は「承認」の状態とするようにしてもよい。また、前年度の整備評価が「承認」ではない場合に、文書化における状態を「編集中」にするようにしてもよい。
システム全体は、クライアント1410、内部統制処理サーバー1420から構成されている。なお、それぞれの構成は複数であってもよい。クライアント1410と内部統制処理サーバー1420の間は、通信回線1430を介して接続されている。そして、クライアント1410と内部統制処理サーバー1420との間は、XML(eXtensible Markup Language)等を用いてデータを記述し、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等の通信プロトコルを用いて接続されている。
クライアント1410は、操作者が、内部統制処理サーバー1420を用いるためのユーザインタフェースの機能を有している。
内部統制における年度切替をするために、内部統制処理サーバー1420では年度切替処理を行うための指示を受けるための表示、その結果を表示等するための画面(年度切替画面900、プロセス単位年度切替画面1200、年度切替画面1300等)をクライアント1410に表示する。
なお、このシステムは、会社単位で構築してもよいし、関連会社(子会社、親会社等を含む)の間で一つのシステムを構築するようにしてもよい。
なお、図15に示すハードウェア構成は、一つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図15に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図15に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blue−ray Disk)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
前述の実施の形態は、次のような発明としてとらえてもよい。
[1] 年度と作業と該作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態とを対応付けて記憶する状態記憶手段と、
第1の年度から該第1の年度の次の年度である第2の年度への年度切替の指示を受け付ける指示受付手段と、
前記指示受付手段によって受け付けられた年度切替の指示に応じて、前記状態記憶手段に記憶されている年度を第2の年度に更新し、該更新した第2の年度に対応した作業の状態を第1の年度における作業の状態に応じて更新する状態更新手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。
[2] 前記状態記憶手段は、作業毎に年度及び該作業の状態を記憶しており、
前記指示受付手段は、作業毎に年度切替の指示を受け付ける
ことを特徴とする[1]に記載の情報処理装置。
[3] 前記状態更新手段による作業の状態の更新を制限する更新制限手段
をさらに具備し、
前記状態更新手段は、前記更新制限手段による制限に応じて、作業の状態の更新を行う
ことを特徴とする[1]又は[2]に記載の情報処理装置。
[4] コンピュータを、
年度と作業と該作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態とを対応付けて記憶する状態記憶手段と、
第1の年度から該第1の年度の次の年度である第2の年度への年度切替の指示を受け付ける指示受付手段と、
前記指示受付手段によって受け付けられた年度切替の指示に応じて、前記状態記憶手段に記憶されている年度を第2の年度に更新し、該更新した第2の年度に対応した作業の状態を第1の年度における作業の状態に応じて更新する状態更新手段
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
110…年度更新部
120…状態更新部
121…状態更新実行部
122…更新制限部
130…評価結果クリア部
140…年度マスタテーブル記憶部
150…プロセス年度テーブル記憶部
160…状態管理テーブル記憶部
170…評価テーブル記憶部
180…プロセス作成部
200…年度マスタテーブル
300…プロセス年度テーブル
400…状態管理テーブル
500…評価テーブル
Claims (6)
- 年度と作業とを少なくとも含み、該作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態とを対応付けて記憶する状態記憶手段と、
年度切替を行うべき時期であるか否かを切り替えフラグを確認して判断する判断手段と、
前記判断手段によって年度切替を行うべき時期であると判断された場合は、年度切替画面の表示を、第1の年度から該第1の年度の次の年度である第2の年度への年度切替の指示を受け付け可能な表示とし、操作者の操作による該指示を受け付ける指示受付手段と、
前記指示受付手段によって受け付けられた年度切替の指示に応じて、前記状態記憶手段に記憶されている年度を第1の年度から第2の年度に更新し、該更新した第2の年度に対応した作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態を第1の年度に対応した作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態に応じて、更新する対象の状態の選択肢を、予め定められた規則にしたがって制限して表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示された選択肢を前記操作者の操作に応じて選択し、該選択された状態に、前記状態記憶手段に記憶されている状態を更新する更新手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記状態記憶手段は、作業毎に年度及び該作業の状態を記憶しており、
前記指示受付手段は、作業毎に年度切替の指示を受け付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記表示手段による制限処理は、前記状態記憶手段に記憶された作業の文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態によって異なる制限を行う
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記表示手段による制限処理は、更新の対象が作業の文書化の状態である場合は、第2の年度における該作業の文書化の状態を、第1の年度における該作業の文書化の状態とすることを妨げない
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記表示手段による制限処理は、更新の対象が作業の運用評価の状態である場合は、第2の年度における該作業の運用評価の状態を、第1の年度における該作業の運用評価の状態とすることを制限する
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
年度と作業とを少なくとも含み、該作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態とを対応付けて記憶する状態記憶手段と、
年度切替を行うべき時期であるか否かを切り替えフラグを確認して判断する判断手段と、
前記判断手段によって年度切替を行うべき時期であると判断された場合は、年度切替画面の表示を、第1の年度から該第1の年度の次の年度である第2の年度への年度切替の指示を受け付け可能な表示とし、操作者の操作による該指示を受け付ける指示受付手段と、
前記指示受付手段によって受け付けられた年度切替の指示に応じて、前記状態記憶手段に記憶されている年度を第1の年度から第2の年度に更新し、該更新した第2の年度に対応した作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態を第1の年度に対応した作業における文書化の状態、整備評価の状態又は運用評価の状態のいずれか一つ以上の状態に応じて、更新する対象の状態の選択肢を、予め定められた規則にしたがって制限して表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示された選択肢を前記操作者の操作に応じて選択し、該選択された状態に、前記状態記憶手段に記憶されている状態を更新する更新手段
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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JP2008183536A JP5195108B2 (ja) | 2008-07-15 | 2008-07-15 | 情報処理装置及び情報処理プログラム |
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