JP2007334568A - 業務プロセス統制テスト計画作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】会社が定期的に求められる内部統制について、維持・継続性を評価し、テスト・評価過程の作業負荷・コストの軽減を図る業務プロセス統制テスト計画作成システム。
【解決手段】業務プロセスサーバ109が、業務プロセス統制の情報、過去のテスト結果・評価結果の情報、関連する統制の状況に関する基準情報をデータベース117〜120として保持し、業務プロセスサーバ内にテスト計画作成手段113を有する。テスト計画作成手段は、業務プロセス統制の情報の前記過去のテスト結果のデータを取得し、業務プロセス統制の情報に変更があったか否か、業務プロセスで取扱ったデータに標準外データが含まれているか否か、テスト結果データの前回テスト結果の不備割合が0か否か、前回テスト結果の不備評価の軽重、上位統制の有無の確認、重要度の判定を行い、統制の維持・継続性を評価し、維持・継続性の評価結果に基づき、基準情報を参照することにより、正当性を維持したテスト計画を作成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、業務プロセス統制テスト計画作成システムに係り、特に、コンピュータを用いて、会社の業務プロセス統制を評価するためのテスト計画の作成を、登録された情報を基に支援する業務プロセス統制テスト計画作成システムに関する。
一般に、企業の経営者は、内部統制のプロセスを整備し、適切に運用していくことが求められている。ここで、内部統制とは、「業務の有効性及び効率性、財務報告の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守(コンプライアンス)並びに資産の保全の4つの目的が達成されていると合理的な保証を得るために、業務に組み込まれ、組織内の全ての者によって遂行されるプロセス」と定義されている。なお、この内部統制をどのように整備し、運用するかについては、非特許文献1等に記述されており、ここでは、経営者及び組織内の者が、内部統制の機能と役割とを効果的に達成し得るよう工夫していくべきものであるとされている。
内部統制は、そのプロセスの整備、運用が求められるものであり、整備、運用が行われていることを示す実務的な手段として、整備状況のテスト・評価(Testing and Evaluating Design Effectiveness)と運用状況のテスト・評価(Testing and Evaluating Operating Effectiveness)とが定期的に(毎年)実施されることが要求され、同一の項目について、繰り返しテスト・評価を行う必要のあるものである。また、運用状況のテスト・評価を行う手法として、サンプリング手法が利用されることが多く、サンプリングを行う母集団について、予め評価するものである(非特許文献2(88項〜107項)、非特許文献3(第7章内部統制のモニタリング)参照)。
また、内部統制は、その目的達成のために複数のコントロールが存在しており、テスト・評価を行う際に、各コントロールが補完的に機能しているか否かを確認し、内部統制のプロセスが有効に機能していることを確認することが必要である(非特許文献3(第7章内部統制のモニタリング)参照)。
前述したようなテスト評価について、システム開発におけるテスト計画作成を効率化することを可能にした従来技術として、例えば、特許文献1、特許文献2等に記載された技術が知られている。これらの従来技術は、システム機能、開発方式等による過去の実績を基にした想定テストケースの作成、テスト計画の作成等を、システム開発過程で行われる開発時点でのテストの効率化を図ることができるようにしたものである。
金融庁企業会計審議会内部統制部会「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準案」(http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/siryou/naibu/20051208/01.pdf) Public Company Accounting Oversight Board(PCAOB)「Auditing Standard No. 2 −An Audit of Internal Control Over Financial Reporting Performed in Conjunction with An Audit of Financial Statements」(http://www.pcaobus.org/Rules/Rules_of_the_Board/Auditing_Standard_2.pdf) 88項〜107項 あずさ監査法人/KPMG「内部統制ガイドブック」(東洋経済新報社) 第7章内部統制のモニタリング 特開2004−220269号公報 特開2003−256206号公報
前述したように、内部統制は、そのプロセスに含まれる全ての統制について、定期的なテスト・評価活動の実施が求められている。企業における統制は、通常、企業の各業務プロセスに組み込まれており、また、プロセス毎に異なるタイミング、異なる手段で行われている。そのため、テスト・評価についても、各業務プロセスのつくりや統制のタイミング、手段に合わせて行う必要がある。このことは、例えば、ある企業が100 の業務プロセスを抱えており、各プロセスに10個の統制があるとした場合、1000個(100 プロセス×10統制)の統制に対してテスト・評価を行う必要があることを意味している。また、その手法として、サンプリング手法を用いる場合、各統制から仮に30件のサンプリングを行うと、3万件(1000統制×30件)のサンプリングが必要となり、実施のためには、母集団の整理等の準備作業を含め、膨大な時間と人手とが必要となる。このようなテスト・評価を定期的に繰り返すことは、業務プロセスに変更がなく、また、毎年問題なく、設計された手順通りに運用がなされている(評価されている)企業にとって、多大に負担を強いられることになる。また、業務において1つの処理を行う際には、複数の統制により、その正当性が維持される必要があるが、関連のある複数の統制で、同様のテスト・評価活動を繰り返すことは、同様に作業負荷、コストの増加を招くことになる。
本発明の目的は、前述したような点に鑑み、会社が定期的に求められる内部統制のテスト・評価について、その維持・継続性を評価し、テスト・評価過程の作業負荷・コストの軽減を図ることを可能にした業務プロセス統制テスト計画作成システムを提供することにある。
業務プロセス統制を評価するためのテスト計画の作成を行う業務プロセス統制テスト計画作成システムにおいて、業務プロセスサーバが、業務プロセス統制の情報、過去のテスト結果・評価結果の情報、関連する統制の状況に関する基準情報をデータベースとして保持し、業務プロセスサーバ内にテスト計画作成手段を有し、該テスト計画作成手段が、業務プロセス統制の前記過去のテスト結果のデータを取得し、業務プロセス統制の情報に変更があったか否か、業務プロセスで取扱ったデータに標準外データが含まれているか否か、テスト結果データの前回テスト結果の不備割合が0か否か、前回テスト結果の不備評価の軽重、上位統制の有無の確認、重要度の判定を行い、統制の維持・継続性を評価し、維持・継続性の評価結果に基づき、基準情報を参照することにより、正当性を維持したテスト計画を作成することにより達成される。
本発明によれば、会社が定期的に求められる内部統制のテスト・評価について、その維持・継続性を評価し、テスト・評価過程の作業負荷・コストの軽減図ることができる。
以下、本発明による業務プロセス統制テスト計画作成システムの実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による業務プロセス統制テスト計画作成システムの構成を示すブロック図である。図1において、101は端末、102はネットワーク、103はWEBサーバ、104はメニュー画面プログラム、105は業務プロセス統制登録・変更画面プログラム、106はテスト結果登録画面プログラム、107は基準登録画面プログラム、108はテスト計画作成画面プログラム、109は業務プロセスサーバ、110は業務プロセス統制登録・変更プログラム、111はテスト結果登録プログラム、112は基準登録プログラム、113はテスト計画作成プログラム、114は他システム連携プログラム、115は会社テキスト、116は最低テスト件数、117は業務プロセス統制DB、118はテスト結果DB、119は基準DB、120は財務数値・処理件数DB、121は他システム、122、124はCPU、123、125はメモリである。
本発明の一実施形態による業務プロセス統制テスト計画作成システムは、業務プロセスサーバ109、端末101、WEBサーバ103がネットワーク102により接続され、また、ネットワーク102を介して他システム121と接続されて構成されている。
業務プロセスサーバ109は、サーバ計算機またはPC等であってよく、よく知られているように、CPU、主メモリ、ハードディスク等による記憶装置等がバスにより接続されて構成されている。図1には、CPU、主メモリを、CPU124、メモリ125として示している。メモリ125上には、業務プロセス統制登録・変更プログラム110、テスト結果登録プログラム111、基準登録プログラム112、テスト計画作成プログラム113、他システム連携プログラム114、会社テキスト115、最低テスト件数116の各プログラム及び各テキストが格納される。これらのプログラム及びテキストは、ハードディスク等の記憶装置に格納され、メモリ125にロードされた後に、業務プロセスサーバ109のCPU124によって実行され、本発明で必要な各種の機能を実施する。また、業務プロセスサーバ109の記憶装置上には、業務プロセス統制DB117、テスト結果DB118、基準DB119、財務数値・処理件数DB120が格納される。
WEBサーバ103は、業務プロセスサーバ109と同様に、サーバ計算機またはPC等であってよく、よく知られているように、CPU、主メモリ、ハードディスク等による記憶装置等がバスにより接続されて構成されている。WEBサーバ103のメモリ123上には、メニュー画面プログラム104、業務プロセス統制登録・変更画面プログラム105、テスト結果登録画面プログラム106、基準登録画面プログラム107、テスト計画作成画面プログラム108の各プログラムが格納される。これらのプログラムは、記憶装置に格納され、メモリ123にロードされた後に、WEBサーバ103のCPU122によって実行され、本発明で必要な各種の機能を実施する。
次に、本発明の実施形態での処理を実施するプログラムの処理動作を説明するが、その前に、処理の中でユーザに表示される表示画面の例、各DBの構成について説明する。
図7はメニュー画面の例を示す図である。メニュー画面は、本発明の実施形態によるシステムにユーザがアクセスして何らかの処理を行わせようとするときに、メニュー画面プログラム104により作成されて表示される画面である。図示メニュー画面には、アクセス時に入力される会社名701が表示されると共に、本発明の実施形態によるシステムに行わせる処理を選択するボタンとして、「業務プロセス統制登録・変更」702、「テスト結果登録」703、「基準登録」704、「テスト計画作成」705の各ボタンが表示される。
図8は業務プロセス統制登録・変更画面の例を示す図である。この業務プロセス統制登録・変更画面は、業務プロセス統制登録・変更画面プログラム105が、業務プロセスサーバ109の業務プロセス統制DB117内から取得した業務プロセス統制を受け取って作成する画面であり、会社名801、プロセスNO803、サブプロセスNO804、統制NO805、最終更新日806、基本情報807(重要度808、上位統制809、標準財務数値810、標準処理件数811、サンプリング件数812)を表示すると共に、全件更新を指示する「全件更新」813のボタンと、項目を選択しての更新を指示する「選択項目更新」814のボタンを表示する。
図9はテスト結果登録画面の例を示す図である。このテスト結果登録画面は、テスト結果登録画面プログラム106が生成して部門端末101に表示する画面であり、会社名901、テスト年度902、プロセスNO903、サブプロセスNO904、統制NO905、テスト実施日906、勘定数値907、処理件数908、テスト件数909、不備件数910、不備割合911、不備評価912を表示すると共に、「登録」913のボタンを表示する。
図10はテスト計画作成画面の例を示す図である。このテスト計画作成画面は、テスト計画作成画面プログラム109が生成して部門端末101に表示する画面であり、会社名1001、プロセスNO1002、サブプロセスNO1003、統制NO1004、テスト件数1005を表示すると共に、「テスト計画作成」1006のボタンを表示する。但し、作成開始時、各項目の内容はない。
図11は基準登録画面の例を示す図である。この基準登録画面は、ユーザの要求に基基準DB登録プログラム112が基準DB119の情報から生成するものであり、会社名1202とその増減基準1608(対象統制1609、上位統制1610)と基準登録画面プログラム107が生成した基準登録画面情報とをもと作成される画面であり、会社名1101、上位統制の有無1102、変更の有無1103、特異データの有無1104、前年度不備割合1105、前年度不備評価1106、重要度1107、増減基準1108(対象統制1109、上位統制1110)を表示すると共に、「登録」1111のボタンを表示する。
図12は会社テキスト115の構成例を示す図である。会社テキスト115は、会社のID1201と対応する会社名1202とにより構成され、業務プロセスサーバ109内に保持されている。
図13はシステムとして定めた最低テスト件数116の例を示す図である。最低テスト件数は、上位統制の有無と重要度とにより予め定められたものであり、業務プロセスサーバ109内に保持されている。
図14は業務プロセス統制DB117の構成を示す図である。この業務プロセス統制DB117には、実施している業務プロセス統制が格納されており、各統制は、会社ID1401、プロセスNO1402、サブプロセスNO1403、統制NO1404、最終更新日1405、基本情報1406からなり、また、基本情報1406には、重要度1407、上位統制1408、標準財務数値1409、標準処理件数1410、前回のテスト件数としてのサンプリング件数1411がある。
図15はテスト結果DB118の構成を示す図である。このテスト結果DB118には、業務プロセス統制のテスト結果が格納されており、各テスト結果のレコードは、会社ID1501、テスト年度1502、プロセスNO1503、サブプロセスNO1504、統制NO1505、テスト実施日1506、勘定数値1507、処理件数1508、テスト件数1509、不備件数1510、不備割合1511、不備評価1512からなる。
図16は基準DB119の構成を示す図である。基準DB119の各基準のレコードは、会社ID1601、上位統制の有無1602、変更の有無1603、特異データの有無1604、前年度不備割合1605、前年度不備評価1606、重要度1607、増減基準1108(対象統制1109、上位統制1110)からなる。
図17は財務数値・処理件数DB120の構成を示す図である。財務数値・処理件数DB120の各レコードは、会社ID1701、プロセスNO1702、サブプロセスNO1703、統制NO1704、処理金額1705、処理件数1706からなる。
図18はテスト計画を作成する処理で業務プロセスサーバ109のメモリ125内に一時保存される第1のデータの例を示す図である。この一時保存データは、会社ID1801、プロセスNO1802、サブプロセスNO1803、統制NO1804、最終更新日1805、基本情報1806(重要度1807、上位統制1808、標準財務数値1809、標準処理件数1810、サンプリング件数1811)、対象期間内の処理金額1812及び処理件数1812’、前回テスト結果であるテスト結果のテスト実施日1813、勘定数値1814、処理件数1815、テスト件数1816、不備件数1817、不備割合1818、不備評価1819から構成される。
図19はテスト計画を作成する処理で業務プロセスサーバ109のメモリ125内に一時保存される第2のデータの例を示す図である。この一時保存データは、会社ID1901、上位統制有無1905、変更有無1906、特異データ有無1907、前年度の不備割合1908、前年度の不備評価1909、重要度1910、判定結果としてのテスト件数1911及び関連統制1〜4(1912〜1915)、総合判定結果1916、最低件数確認1917から構成される。
図2は本発明の実施形態でテスト計画を作成するために必要な業務プロセス統制の基本情報を登録する処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここで説明するフローの処理は、図1の業務プロセス統制登録・変更プログラム110による処理である。
(1)本発明の実施形態によるシステムを利用して基本情報を登録しようとするユーザは、まず、部門端末101から会社のID1201とパスワード(PW)とを入力する。この入力された会社のID1201とPWとは、業務プロセスサーバ109に送信され、業務プロセスサーバ109が認証を行う(ステップ201、202)。
(2)業務プロセスサーバ109は、ステップ202の認証処理で認証がOKであった場合、入力された会社のID1201に適合する会社名1202を、図12により説明した業務プロセスサーバ109内の会社テキスト115から取得する(ステップ203)。
(3)業務プロセスサーバ109は、ステップ203の処理で取得した会社名1202をWEBサーバ103に送信するので、これを受信したWEBサーバ103は、メニュー画面プログラム104が、その会社名1202とメニュー情報とをもとに、図7により説明した会社名701を記載したメニュー画面を部門端末110に送信して表示させる(ステップ204、205)。
(4)ステップ205で部門端末110に表示されているメニューの「業務プロセス統制登録・変更」702のボタンが押下されると、業務プロセスサーバ109は、業務プロセス統制DB117からステップ202の認証処理で認証された会社のID1201に適合する全てのプロセスNO1402、サブプロセスNO1403、統制NO1404、最終更新日1405、基本情報1406(重要度1407、上位統制1408、標準財務数値1409、標準処理件数1410、サンプリング件数1411)を図14により説明した業務プロセス統制DB117から取得する(ステップ206)。
(5)ステップ206の処理で取得した業務プロセス統制の情報は、WEBサーバ103に送信され、WEBサーバ103の業務プロセス登録・変更画面プログラム105が受け取った業務プロセス統制の情報から業務プロセス登録・変更画面情報を生成して、部門端末101に表示させる。ここで表示される業務プロセス登録・変更画面は、ステップ206で業務プロセス統制DB117から取得した会社のID1201に適合する会社名1202とそのプロセスNO1402、サブプロセスNO1403、統制NO1404、最終更新日1405、基本情報1406(重要度1407、上位統制1408、標準財務数値1409、標準処理件数1410、サンプリング件数1411)と業務プロセス統制登録・変更画面情報とをもとに、業務プロセス統制登録・変更プログラム105が生成するもので、図8に示したように、会社名801、プロセスNO803、サブプロセスNO804、統制NO805、最終更新日806、基本情報807(重要度808、上位統制809、標準財務数値810、標準処理件数811、サンプリング件数812)を記載したものである(ステップ207、208)。
(6)ステップ208で表示された図8に示す画面から、プロセスNO803、サブプロセスNO804、統制NO805、最終更新日806、基本情報807(重要度808、上位統制809、標準財務数値810、標準処理件数811、サンプリング件数812)のうち、登録・変更を行う項目の入力を受け付ける。図14に示した業務プロセス統制DB117のステップ202での認証処理で認証された会社のID1201に適合する全ての項目の更新は、「全件更新」813のボタンの押下により実行される。また、業務プロセス統制DB117のステップ202の認証処理で認証された会社のID1201に適合する項目のうち、一部のみの更新は、選択802にチェックをした上で、「選択項目更新」814のボタンの押下を受け付けて実行される。これらのボタンの操作が行われると、業務プロセスサーバ109の業務プロセス統制登録・変更プログラム110が、ステップ208の処理でオペレータが行った操作に併せ、業務プロセス統制DB117を更新する(ステップ209)。
(7)その後、WEBサーバの業務プロセス統制登録・変更画面プログラム105は、業務プロセスサーバ109からの更新完了の情報を受けて、部門端末101に更新完了を通知する(ステップ210、211)。
図3は本発明の実施形態でテスト結果を登録する処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここでの処理は、図1のテスト結果登録プログラム111による処理である。
(1)本発明の実施形態によるシステムを利用してテスト結果を登録しようとするユーザは、まず、部門端末101から会社のID1201とパスワード(PW)とを入力する。この入力された会社のID1201とPWとは、業務プロセスサーバ109に送信され、業務プロセスサーバ109が認証を行う(ステップ301、302)。
(2)業務プロセスサーバ109は、ステップ302の認証処理で認証がOKであった場合、入力された会社のID1201に適合する会社名1202を、図12により説明した業務プロセスサーバ109内の会社テキスト115から取得する(ステップ303)。
(3)業務プロセスサーバ109は、ステップ303の処理で取得した会社名1202をWEBサーバ103に送信するので、これを受信したWEBサーバ103は、メニュー画面プログラム104が、その会社名1202とメニュー情報とをもとに、図7により説明した会社名701を記載したメニュー画面を部門端末110に送信して表示させる(ステップ304、305)。
(4)ステップ305で部門端末110に表示されているメニューの「テスト結果登録」703のボタンが押下されると、WEBサーバ103はこの情報を受け取り、テスト結果登録画面プログラム106が図9に示して説明した会社名901を記載したテスト結果登録画面を生成して部門端末101に送信して表示させる(ステップ306、307)。
(5)部門端末101は、表示されたテスト結果登録画面からテスト年度902、プロセスNO903、サブプロセスNO904、統制NO905、テスト実施日906、勘定数値907、処理件数908、テスト件数909、不備件数910、不備割合911、不備評価912の入力を受け付け、登録ボタン913の押下により受付が実行される。登録ボタン913の押下による受付の実行は、業務プロセスサーバ109に送信され、業務プロセスサーバ109は、テスト結果登録画面からの入力結果をもとにテスト結果DB118を更新する(ステップ308)。
(6)その後、WEBサーバのテスト結果登録画面プログラム106は、業務プロセスサーバ109からの更新完了の情報を受けて、部門端末101に更新完了を通知する(ステップ309、310)。
図4は本発明の実施形態でテスト計画を作成する基準を登録する処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここでの処理は、図1の基準登録プログラム112による処理である。
(1)本発明の実施形態によるシステムを利用してテスト計画を作成する基準を登録しようとするユーザは、まず、部門端末101から会社のID1201とパスワード(PW)とを入力する。この入力された会社のID1201とPWとは、業務プロセスサーバ109に送信され、業務プロセスサーバ109が認証を行う(ステップ401、402)。
(2)業務プロセスサーバ109は、ステップ402の認証処理で認証がOKであった場合、入力された会社のID1201に適合する会社名1202を、図12により説明した業務プロセスサーバ109内の会社テキスト115から取得する(ステップ403)。
(3)業務プロセスサーバ109は、ステップ403の処理で取得した会社名1202をWEBサーバ103に送信するので、これを受信したWEBサーバ103は、メニュー画面プログラム104が、その会社名1202とメニュー情報とをもとに、図7により説明した会社名701を記載したメニュー画面を部門端末110に送信して表示させる(ステップ404、405)。
(4)ステップ405で部門端末110に表示されているメニューの「基準登録」704のボタンが押下されると、業務プロセスサーバ109は、図16により説明した基準DB119からステップ402の認証処理で認証された会社のID1201に適合する増減基準1608(対象統制1609、上位統制1610)を初期情報として取得する(ステップ406)。
(5)ステップ206の処理で取得した増減基準の情報は、WEBサーバ103に送信され、WEBサーバ103の基準登録画面プログラム106が受け取った増減基準の情報から基準登録画面情報を生成して、部門端末101に図11に示すような基準登録画面を表示させる。ここで表示される基準登録画面は、会社名1202とその増減基準1608(対象統制1609、上位統制1610)と前述で生成した基準登録画面情報とをもとに、図11における会社名1101、増減基準1108(対象統制1109、上位統制1110)を記載した画面である(ステップ407、408)。
(6)そして、表示された基準登録画面から増減基準1108(対象統制1109、上位統制1110)のうち登録・変更を行う項目の入力を受け付け、登録ボタン1111の押下により受付が実行される。登録ボタン1111の押下による受付の実行は、業務プロセスサーバ109に送信され、業務プロセスサーバ109は、基準登録画面からの入力結果をもとに基準DB119を更新する(ステップ409)。
(7)その後、WEBサーバの基準登録プログラム112は、業務プロセスサーバ109からの更新完了の情報を受けて、部門端末101に更新完了を通知する(ステップ410、411)。
図5は本発明の実施形態でテスト計画作成する際に使用する財務数値・処理件数を蓄積するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここでの処理は、図1の他システム連携プログラム114による処理である。ここでいう他システムとは、財務処理システム等の企業内に構築されている他の処理システムである。
(1)勘定数値等を含む財務数値と関連のある他システム121は、財務数値と関連する処理を行うと、その処理に含まれる財務数値を、他システム121を保有している会社のID1701、他システム121が関わるプロセスNO1702、サブプロセスNO1703と共に、本発明の実施形態による業務プロセス統制テスト計画作成システムの業務プロセスサーバ109に送信する(ステップ501、502)。
(2)業務プロセスサーバ109内の他システム連携プログラム114は、他システム121から財務数値が送信されてきたことにより起動され、他システム121から送信された財務数値を、図17により説明した財務数値・処理件数DB120の処理金額1705に、会社のID1701、他システム121が関わるプロセスNO1702、サブプロセスNO1703をキーとして加算(更新)する。その際、他システム連携プログラム114は、加算(更新)した回数として、処理件数1706にも1件を加算(更新)する(ステップ503、504)。
図2〜図5に示すフローにより説明した処理を実行することにより、テスト計画を作成するために必要な情報が、業務プロセス統制DB117、テスト結果DB118、基準DB119、財務数値・処理件数DB120内に格納されることになる。
図6は本発明の実施形態でテスト計画を作成する処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここでの処理は、図1のテスト計画作成プログラム113による処理である。
(1)本発明の実施形態によるシステムを利用してテスト計画を作成しようとするユーザは、まず、部門端末101から会社のID1201とパスワード(PW)とを入力する。この入力された会社のID1201とPWとは、業務プロセスサーバ109に送信され、業務プロセスサーバ109が認証を行う(ステップ601、602)。
(2)業務プロセスサーバ109は、ステップ602の認証処理で認証がOKであった場合、入力された会社のID1201に適合する会社名1202を、図12により説明した業務プロセスサーバ109内の会社テキスト115から取得する(ステップ603)。
(3)業務プロセスサーバ109は、ステップ603の処理で取得した会社名1202をWEBサーバ103に送信するので、これを受信したWEBサーバ103は、メニュー画面プログラム104が、その会社名1202とメニュー情報とをもとに、図7により説明した会社名701を記載したメニュー画面を部門端末110に送信して表示させる(ステップ604、605)。
(4)ステップ605で部門端末110に表示されているメニューの「テスト計画作成」705のボタンが押下されると、WEBサーバ103はこの情報を受け取り、テスト計画作成画面プログラム108が図10に示して説明した会社名1001を記載したテスト計画作成画面を生成して部門端末101に送信して表示させる(ステップ606、607)。
(5)部門端末101に表示されているテスト計画作成画面の「テスト計画作成」1006のボタン1006が押下されると、これを受けた業務プロセスサーバ109は、図14により説明した業務プロセス統制DB117から、ステップ602の認証処理で認証された会社のID1201に適合する企業の、プロセスNO1402、サブプロセスNO1403、統制NO1404、最終更新日1405、基本情報1406(重要度1407、上位統制1408、標準財務数値1409、標準処理件数1410、サンプリング件数1411)を取得し、業務プロセスサーバ109内のメモリ125に一時的に保存する。ここで保存されるのは、図18に示す会社ID1801、プロセスNO1802、サブプロセスNO1803、統制NO1804、最終更新日1805、基本情報1806(重要度1807、上位統制1808、標準財務数値1809、標準処理件数1810、サンプリング件数1811)である(ステップ608)。
(6)次に、業務プロセスサーバ109は、財務数値・処理件数DB120から、ステップ602の認証処理で認証された会社のID1201に適合する企業のプロセスNO1702、サブプロセスNO1703、統制NO1704、処理金額1705、処理件数1706を取得し、業務プロセスサーバ109内のメモリ125に一時的に保存する。ここで保存されるのは、図18に示す対象期間内における処理金額1812、処理件数1812’である(ステップ609)。
(7)さらに、業務プロセスサーバ109は、テスト結果DB118から、ステップ602の認証処理で認証された会社のID1201に適合する企業の情報のうち、テスト年度1502が最新のプロセスNO1503、サブプロセスNO1504、統制NO1505、テスト実施日1506、勘定数値1507、処理件数1508、テスト件数1509、不備件数1510、不備割合1511、不備評価1512を取得し、業務プロセスサーバ109内のメモリ125に一時的に保存する。ここで保存されるのは、図18に示すテスト結果のテスト実施日1813、勘定数値1814、処理件数1815、テスト件数1816、不備件数1817、不備割合1818、不備評価1819である(ステップ610)。
(8)次に、業務プロセスサーバ109は、テスト結果データに変更があったか否かを判定し、変更があった場合、後述するステップ615の処理に移行する。なお、ここでの処理の詳細については、図20に示すフローにより後述する(ステップ611)。
(9)ステップ611の判定で、テスト結果データに変更がなかった場合、業務プロセスサーバ109は、テスト結果データに標準外データが含まれているか否かの判定を行い、標準外データが有った場合、後述するステップ615の処理に移行する。なお、ここでの処理の詳細については、図21に示すフローにより後述する(ステップ612)。
(10)ステップ612の判定で、テスト結果データに標準外データが無かった場合、業務プロセスサーバ109は、テスト結果データの前回テスト結果の不備割合が0か否かを判定し、不備割合が0であった場合、後述するステップ615の処理に移行する。なお、ここでの処理の詳細については、図22に示すフローにより後述する(ステップ613)。
(11)ステップ613の判定で、前回テスト結果の不備割合が0より大きかった場合、業務プロセスサーバ109は、前回テスト結果の不備評価を参照し、不備評価の軽重を判定する。なお、ここでの処理の詳細については、図23に示すフローにより後述する(ステップ614)。
(12)ステップ611の判定でテスト結果データに変更があった場合、ステップ612の判定でテスト結果データに標準外データが有った場合、ステップ613の判定で前回テスト結果の不備割合が0であった場合、または、ステップ614の処理の後、業務プロセスサーバ109は、図18により説明したメモリ125に一時保存した情報の上位統制の有無の確認、重要度の参照を行う。なお、ここでの処理の詳細については、図24に示すフローにより後述する(ステップ615)。
前述したステップ611〜615の処理は、図18に示す保存された対象データの全てのレコードについて行われる。
(13)次に、業務プロセスサーバ109は、メモリ125に一時保存した図19に示す情報により基準DB119を検索して増減基準を取得する。なお、ここでの処理の詳細については、図25に示すフローにより後述する(ステップ616)。
(14)次に、業務プロセスサーバ109は、メモリ125に一時保存した図19に示す情報の各レコードについて個別にテスト件数を判定する個別判定の処理を行う。なお、ここでの処理の詳細については、図26に示すフローにより後述する(ステップ617)。
(15)その後、業務プロセスサーバ109は、前述までの処理によりメモリ125に一時保存した図19に示す情報の各レコードについての総合判定を行う。なお、ここでの処理の詳細については、図27に示すフローにより後述する(ステップ618)。
(16)次に、業務プロセスサーバ109は、前述までの処理によりメモリ125に一時保存した図19に示す情報の各レコードの総合判定の結果と最低テスト件数116の件数1303とを比較して、最低件数確認の処理を行う。なお、ここでの処理の詳細については、図28に示すフローにより後述する(ステップ619)。
(17)その後、WEBサーバ103は、最低件数確認1917の件数を含むテスト計画作成の情報を受け取り、テスト計画作成画面プログラム108が作成したテスト計画作成画面情報に付加して端末101に送信し、端末101に図10に示すようなテスト計画を表示させる(ステップ620、621)。
図20は図6のフローにおけるステップ611での業務プロセス統制の情報の変更の有無を判定する処理の詳細を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)この処理が開始されると、業務プロセスサーバ109は、図18により説明したメモリ125に一時保存した情報の1レコード目を読み込み、最終更新日1805とテスト実施日1813を比較し、最終更新日1805がテスト実施日1813よりも新しい日付であるときに変更有りとし、そうでないときに変更なしとして、前回テスト実施日からの変更の有無を判定する(ステップ2001〜2003)。
(2)ステップ2003での判定の結果が変更が有りであった場合、ステップ615の処理に移行し、変更がなかった場合、ステップ612の処理に移行する。その際、ステップ611での判定結果を、業務プロセスサーバ109内のメモリ125に一時的に保存する。ここで保存されるのは、図19に示すデータ例の変更有無1906のデータである(ステップ2004〜2006)。
図21は図6のステップ612での標準外データ判定の処理の詳細を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)この処理が開始されると、業務プロセスサーバ109は、図18により説明したメモリ125に一時保存した情報の前述と同一のレコードを読み込み、処理金額1812、処理件数1812’のそれぞれを、標準財務数値1809、標準処理件数1810と比較し、処理金額1812が標準財務数値1809の範囲外または処理件数1812’が標準処理件数1810の範囲外にあるときに標準外データ有りとし、そうでないときに標準外データなしとして、標準外データの有無を判定する(ステップ2101〜2103)。
(2)ステップ2013での判定の結果が標準外データ有りであった場合、ステップ615の処理に移行し、標準外データ無しであった場合、ステップ613の処理に移行する。その際、ステップ612での判定結果を、業務プロセスサーバ109内のメモリ125に一時的に保存する。ここで保存されるのは、図19に示すデータ例の特異データ有無1907のデータである(ステップ2104〜2106)。
図22は図6のステップ613での過去不備割合を判定する処理の詳細を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)この処理が開始されると、業務プロセスサーバ109は、図18により説明したメモリ125に一時保存した情報の前述と同一のレコードを読み込み、前回テスト結果の不備割合1818を参照し、前回テスト時の不備の割合を0%、5%未満、5%以上の三段階に分類する(ステップ2201〜2203)。
(2)そして、ステップ2203での分類の結果、不備割合が0の場合にはステップ615の処理に移行し、不備割合が0ではないの場合にはステップ614の処理に移行する。その際、ステップ613での分類結果を、業務プロセスサーバ109内のメモリ125に一時的に保存する。ここで保存されるのは、図19に示す不備割合1908のデータである(ステップ2204〜2206)。
図23は図6のステップ614での過去不備評価を判定する処理の詳細を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)この処理が開始されると、業務プロセスサーバ109は、図18により説明したメモリ125に一時保存した情報の前述と同一のレコードを読み込み、前回テスト結果の不備評価1819を参照してステップ615の処理に移行する。その際、参照した結果(不備評価の軽重)を、業務プロセスサーバ109内のメモリ125に一時的に保存する。ここで保存されるのは、図19に示す不備評価1909のデータである(ステップ2301〜2304)。
図24は図6のステップ615での上位統制有無確認、重要度参照の処理の詳細を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)この処理が開始されると、業務プロセスサーバ109は、図18により説明したメモリ125に一時保存した情報の前述と同一のレコードを読み込み、上位統制1808を参照し、該当欄に値の入力があれば上位統制有りと判断し、また、重要度1807を参照する(ステップ2401〜2403)。
(2)その後、ステップ615での上位統制の有無、参照した重要度を、業務プロセスサーバ109内のメモリ125に一時的に保存する。ここで保存するのは、図19に示す上位統制有無1905、重要度1910のデータである(ステップ2404、2405)。
(3)次に、図18により説明したメモリ125に一時保存した情報の未読み込みレコードの有無を判定し、未読み込みレコードがあった場合、ステップ611からの処理に戻って、未読み込みレコードがなくなるまで、ステップ611〜615の処理を繰り返し実行し、未読み込みレコードがなくなった場合、ステップ616の処理に移行する(ステップ2406)。
図25は図6のステップ616での基準取得の処理の詳細を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)この処理が開始されると、業務プロセスサーバ109は、メモリ125に一時保存した図19に示す情報の1レコード目を読み込み、会社ID1901、上位統制有無1905、変更有無1906、特異データ有無1907、不備割合1908、不備評価1909及び重要度1910をキーとして基準DB119を検索し、該当する増減基準1608(対象統制1609、上位統制1610)を読み込み、ステップ617の処理に移行する(ステップ2501〜2505)。
図26は図6のステップ617での個別判定の処理の詳細を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)この処理が開始されると、業務プロセスサーバ109は、メモリ125に一時保存した図19に示す情報の前述と同一のレコードを読み込み、プロセスNO1902、サブプロセスNO1903、統制NO1904をキーとして、業務プロセスサーバ109のメモリ125内に一時保存されている図18に示す情報からテスト件数1816を取得する(ステップ2601〜2605)。
(2)次に、業務プロセスサーバ109は、図19に示す情報の上位統制有無1905が有となっているか否かを判定し、有の対象レコードの場合、図18に示す情報から上位統制1807を同時に読み込み、上位統制1807に記載されているレコード(上位統制1807に「業1−1−3」と入力がある場合には、「業1」がプロセスNO1802、「業1−」の後の「1」がサブプロセスNO1803、最後の「3」が統制NO1804)のテスト件数1816を同時に取得する(ステップ2606〜2609)。
(3)ステップ2609の処理の後、または、ステップ2606の判定で上位統制有無1905が無となっていた場合、業務プロセスサーバ109は、ステップ616で基準DB119から読み込んだ増減基準1608(対象統制1609)が初期設定であるか否かを判定し、初期設定でなかった場合、ステップ616の処理で基準DB119から読み込んだ増減基準1608(対象統制1609、上位統制1610)を、参照した対象統制、上位統制のテスト件数1816にそれぞれ加減する(ステップ2610、2614)。
(4)ステップ2610の判定で、ステップ616で基準DB119から読み込んだ増減基準1608(対象統制1609)が初期設定と判定された場合、図18に示す一時保存データのサンプリング件数1811の件数を参照、取得し、その件数をてテスト件数とする(ステップ2611〜2614)。
(5)ステップ2614の処理での結果は、プロセスNO1902、サブプロセスNO1903、統制NO1904をキーとして、業務プロセスサーバ109のメモリ125内に一時保存される。保存場所は、対象統制が、図19に示す一時保存データのテスト件数1911、上位統制が、図19に示す一時保存データの関連統制1〜4(1912〜1915)の空いているエリアである(ステップ2615、2616)。
(6)図25、図26により説明したステップ616、617の処理が、業務プロセスサーバ109のメモリ125に保存された図19に示すデータの全てのレコードについて処理を終了したか否か、すなわち、未読み込みレコードの有無を判定し、未読み込みレコードが有の場合、ステップ616の処理に戻って処理を続け、未読み込みレコードが無くなった場合、ステップ618の処理に移行する(ステップ2617)。
図27は図6のステップ618での総合判定の処理の詳細を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)この処理が開始されると、業務プロセスサーバ109は、メモリ125に一時保存した図19に示す情報の1つのレコードを読み込み、テスト件数1911、関連統制1〜4(1912〜1915)を参照、比較して、最大の数値のものを選択する(ステップ2701〜2703)。
(2)次に、業務プロセスサーバ109は、ステップ2703の処理で選択した結果をメモリ125に一時保存した図19に示す情報のそのレコードの総合判定結果1916に保存する(ステップ2704、2705)。
(3)その後、業務プロセスサーバ109は、メモリ125に一時保存した図19に示す情報の全てのレコードについて処理を終了したか否か、すなわち、未読み込みレコードの有無を判定し、未読み込みレコードが有の場合、ステップ2701からの処理に戻って、次のレコードについての処理を続け、未読み込みレコードが無くなった場合、ステップ619の処理に移行する(ステップ2706)。
図28は図6のステップ619での最低件数確認の処理の詳細を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)この処理が開始されると、業務プロセスサーバ109は、メモリ125に一時保存した図19に示す情報の1つのレコードから、総合判定結果1916、上位統制有無1905、重要度1910を読み込み、上位統制有無1905、重要度1910をキーとして、業務プロセスサーバ109が持つ図13に示す最低テスト件数116の件数1303を取得する(ステップ2801〜2804)。
(2)次に、業務プロセスサーバ109は、上位統制有無1905、重要度1910別に総合判定結果1916を、取得した最低テスト件数116の件数1303と比較し、総合判定結果≧最低テスト件数であれば、総合判定結果の数を最低件数確認の結果とし、総合判定結果<最低テスト件数であれば、最低テスト件数の数を最低件数確認の結果として決定する(ステップ2805)。
(3)次に、業務プロセスサーバ109は、ステップ22805の処理で決定した結果をメモリ125に一時保存した図19に示す情報のそのレコードの最低件数確認1917に保存する(ステップ2806、2807)。
(4)その後、業務プロセスサーバ109は、メモリ125に一時保存した図19に示す情報の全てのレコードについて処理を終了したか否か、すなわち、未読み込みレコードの有無を判定し、未読み込みレコードが有の場合、ステップ2801からの処理に戻って、次のレコードについての処理を続け、未読み込みレコードが無くなった場合、ステップ620の処理に移行する(ステップ2808)。
前述した処理により、統制の重要性から必要な最低限のテスト件数を決定することができ、正当性を確保することができる。そして、統制の維持・継続性の評価の結果、常時有効に機能している統制については、最低限のテスト件数とすることができ、有効性に疑問が発生した統制については、テスト件数の増加を図ることができ、トータル的なテスト件数を低減して、効果的、効率的なテスト計画の作成を行うことができる。
前述した本発明の実施形態での各処理は、プログラムにより構成し、本発明が備えるCPUに実行させることができ、また、それらのプログラムは、FD、CDROM、DVD等の記録媒体に格納して提供することができ、また、ネットワークを介してディジタル情報により提供することができる。
本発明の一実施形態による業務プロセス統制テスト計画作成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態でテスト計画を作成するために必要な業務プロセス統制の基本情報を登録する処理動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態でテスト結果を登録する処理動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態でテスト計画を作成する基準を登録する処理動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態でテスト計画作成する際に使用する財務数値・処理件数を蓄積するフローチャートである。 本発明の実施形態でテスト計画を作成する処理動作を説明するフローチャートである。 メニュー画面の例を示す図である。 業務プロセス統制登録・変更画面の例を示す図である。 テスト結果登録画面の例を示す図である。 テスト計画作成画面の例を示す図である。 基準登録画面の例を示す図である。 会社テキストの構成例を示す図である。 システムとして定めた最低テスト件数テキストの例を示す図である。 業務プロセス統制DBの構成を示す図である。 テスト結果DBの構成を示す図である。 基準DBの構成を示す図である。 財務数値・処理件数DBの構成を示す図である。 テスト計画を作成する処理で業務プロセスサーバのメモリ内に一時保存される第1のデータの例を示す図である。 テスト計画を作成する処理で業務プロセスサーバのメモリ内に一時保存される第2のデータの例を示す図である。 図6のフローにおけるステップ611での業務プロセス統制の情報の変更の有無を判定する処理の詳細を説明するフローチャートである。 図6のステップ612での標準外データ判定の処理の詳細を説明するフローチャートである。 図6のステップ613での過去不備割合を判定する処理の詳細を説明するフローチャートである。 図6のステップ614での過去不備評価を判定する処理の詳細を説明するフローチャートである。 図6のステップ615での上位統制有無確認、重要度参照の処理の詳細を説明するフローチャートである。 図6のステップ616での基準取得の処理の詳細を説明するフローチャートである。 図6のステップ617での個別判定の処理の詳細を説明するフローチャートである。 図6のステップ618での総合判定の処理の詳細を説明するフローチャートである。 図6のステップ619での最低件数確認の処理の詳細を説明するフローチャートである。
符号の説明
101 端末
102 ネットワーク
103 WEBサーバ
104 メニュー画面プログラム
105 業務プロセス統制登録・変更画面プログラム
106 テスト結果登録画面プログラム
107 基準登録画面プログラム
108 テスト計画作成画面プログラム
109 業務プロセスサーバ
110 業務プロセス統制登録・変更プログラム
111 テスト結果登録プログラム
112 基準登録プログラム
113 テスト計画作成プログラム
114 他システム連携プログラム
115 会社テキスト
116 最低テスト件数
117 業務プロセス統制DB
118 テスト結果DB
119 基準DB
120 財務数値・処理件数DB
121 他システム
122、124 CPU
123、125 メモリ

Claims (6)

  1. 業務プロセス統制を評価するためのテスト計画の作成を行う業務プロセス統制テスト計画作成システムにおいて、業務プロセスサーバが、業務プロセス統制の情報、過去のテスト結果・評価結果の情報、関連する統制の状況に関する基準情報をデータベースとして保持し、業務プロセスサーバ内にテスト計画作成手段を有し、該テスト計画作成手段は、業務プロセス統制の情報の前記過去のテスト結果のデータを取得し、業務プロセス統制の情報に変更があったか否か、業務プロセスで取扱ったデータに標準外データが含まれているか否か、テスト結果データの前回テスト結果の不備割合が0か否か、前回テスト結果の不備評価の軽重、上位統制の有無の確認、重要度の判定を行い、統制の維持・継続性を評価し、維持・継続性の評価結果に基づき、基準情報を参照することにより、正当性を維持したテスト計画を作成することを特徴とする業務プロセス統制テスト計画作成システム。
  2. 前記業務プロセス統制に含まれる複数の統制の関係から、関連する統制への影響を評価することを特徴とする請求項1記載の業務プロセス統制テスト計画作成システム。
  3. 前記統制の維持、継続性の評価結果から、当該統制のテスト件数を算出することを特徴とする請求項1記載の業務プロセス統制テスト計画作成システム。
  4. 前記関連する統制への影響の評価結果から、当該統制に関連する統制のテスト件数を算出することを特徴とする請求項2記載の業務プロセス統制テスト計画作成システム。
  5. 前記テスト件数の算出により、1つの統制に対して複数のテスト件数が算出された場合に、1つのテスト件数を選択することを特徴とする請求項3または4記載の業務プロセス統制テスト計画作成システム。
  6. 前記テスト件数の算出により算出されたテスト件数を基準と比較し、最終的なテスト件数を決定することを特徴とする請求項3または4記載の業務プロセス統制テスト計画作成システム。
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