JP4510040B2 - インストール支援装置及びインストール支援プログラム及びインストール支援方法 - Google Patents
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Description
(1)特定の技術や製品に固定化されるリスクが小さい。
(2)セキュリティ上の欠陥などへの対応が誰でも迅速に実施できる。
(3)他の情報システムにも再利用できる。
(4)情報システムにかかる経費の削減が期待できる。
そこで、わが国では、国内のIT(情報技術)産業の競争力強化のため、Linux(登録商標)をはじめとするOSSの活用政策が推進されている。従来、OSSをインストールする際には、直接、設定ファイルをエディタで書き換えたり、環境変数を設定したり、といったチューニングを手動で行っていた。
(1)ライセンス面の課題(著作権や特許権などの知的財産権の侵害リスク)
(2)品質面の課題(トラブル発生時の迅速な対応、瑕疵担保責任への対応リスク)
(3)技術面の課題(拡張性や性能などのアーキテクチャ設計リスク)
つまり、OSSをインストールする際には、上記3種類のリスクを評価し、その評価に基づいてチューニングを行わなければならない(上記3種類のリスクの詳細については、後述する)。特に、複数のOSSをインストールする場合(例えば、OSSの基本ソフト、ミドルソフト、業務ソフトを組み合わせる場合)、どのOSSを組み合わせるかによっても異なるチューニングが必要となる。しかしながら、従来は、チューニングを手動で行っていたため、多様なリスクの評価に合わせて適切なチューニングを行うことが難しいという課題があった。また、従来の方法では、ソフトウェアを自動的にインストールする際にリスクの評価を行っていなかったため、OSSのインストール後にライセンス面、品質面、技術面での多様な問題が生じる可能性が高いという課題があった。
ソフトウェアのインストール対象の環境条件と前記ソフトウェアのインストール時の設定条件とをそれぞれ複数の項目に分けて表し、前記環境条件を表す項目の各々がとる値に基づいて、前記設定条件を表す項目の各々の推奨値を決定するインストール支援装置であって、
前記環境条件を表す項目の各々がとり得る値である環境候補値と前記設定条件を表す項目の各々がとり得る値である設定候補値との組み合わせの各々に対応させて、各設定候補値が表す設定条件と各環境候補値が表す環境条件との下で前記ソフトウェアの実行時に障害が発生するリスクを表すリスク評価値を記憶装置に記憶するリスク評価値記憶部と、
少なくとも1つの環境候補値を入力装置から入力する環境候補値入力部と、
前記リスク評価値記憶部により記憶されたリスク評価値のうち、前記環境候補値入力部により入力された環境候補値に対応するリスク評価値を記憶装置から読み取り、読み取ったリスク評価値を、対応する設定候補値ごとに処理装置で集計するリスク評価値集計部と、
前記リスク評価値集計部により集計されたリスク評価値のうち、より低いリスクを表すリスク評価値を、前記設定条件を表す項目ごとに処理装置で選択するリスク評価値選択部と、
前記リスク評価値選択部により選択されたリスク評価値に対応する設定候補値を、前記設定条件を表す項目の各々の推奨値として出力装置へ出力する推奨値出力部とを備えることを特徴とする。
図1は、本実施の形態に係るOSS自動インストールシステム100(オープンソースソフトウェア自動インストールシステム)を含むコンピュータネットワーク全体の構成を示すブロック図である。
(1)OSS自動インストールシステム100が、各OSSのインストールファイルとして、OSS基本ソフトインストールバッチ111、OSSミドルソフトインストールバッチ112、OSS業務ソフトインストールバッチ113をインターネットなどからダウンロードする。
(2)OSS自動インストールシステム100が、OSSの障害に関するOSS障害情報114をインターネットなどから取得し、データベースなどに蓄積する。
(3)OSS自動インストールシステム100が、業務システム104のOSSの組み合わせや設定に関するOSS業務システム導入テンプレート115などを入力する。OSS業務システム導入テンプレート115は、業務システム104の種類(例えば、文書管理システム、人事給与システム、施設予約システム、電子申請システム、税業務システム、住民記録システム、住民支援システム、福祉業務システム)に応じて予め決められるものである。
(4)OSS自動インストールシステム100が、業務システム104の利用環境、端末環境、ネットワーク環境などを示す業務システム外部環境条件ファイル116を保存する。
(5)業務システム104を設計するシステムエンジニアなどが、(2)のOSS障害情報114、(3)のOSS業務システム導入テンプレート115、(4)の業務システム外部環境条件ファイル116に基づいて、チューニングを行うために必要となる業務システム導入テンプレート設定ファイル117を作成する。
(6)OSS自動インストールシステム100は、(1)のOSS基本ソフトインストールバッチ111、OSSミドルソフトインストールバッチ112、OSS業務ソフトインストールバッチ113を展開し、各OSSの環境変数/設定ファイル106,108,110を参照する。
(7)OSS自動インストールシステム100のOSS自動チューニング装置200は、(5)の業務システム導入テンプレート設定ファイル117、(6)の環境変数/設定ファイル106,108,110に基づいて、自動的にチューニングを実行する。
(8)OSS自動インストールシステム100のOSS自動チューニング装置200は、(7)のチューニングの結果をチューニング結果出力画面118に出力する。
(9)OSS自動インストールシステム100のOSS自動インストール実行装置119は、チューニング結果出力画面118に対して所定の入力があった場合、あるいは、自律的に、(7)のチューニングの結果を(6)の環境変数/設定ファイル106,108,110に反映し、(1)のOSS基本ソフトインストールバッチ111、OSSミドルソフトインストールバッチ112、OSS業務ソフトインストールバッチ113を用いて、各OSSのインストールを実行する。
(1)図13のリスク・環境判定表601で“△”が設定された項目のうち、「リスク」が“ライセンスリスク”、「評価対象」が“知的財産権侵害”となる項目に対応する外部環境条件値としては、「環境種別」が“(i)利用環境”、「環境条件」が“(1)契約形態”、「選択肢」が“商用利用”となるものが該当する。そのため、リスク評価値集計部205は、この外部環境条件値(“商用利用”の「選択肢」)をキーとして、図12の環境・障害判定表501の行データをCPU911で抽出する。該当する行データは、左から“○”、“○”、“○”、“○”、“○”、“○”となっている。そのため、リスク評価値集計部205は、図14のリスク・障害判定表701の1行目であって、「リスク」が“ライセンスリスク”、「評価対象」が“知的財産権侵害”となる行データに、左から“1”(=1点×1倍)、“1”(=1点×1倍)、“1”(=1点×1倍)、“1”(=1点×1倍)、“1”(=1点×1倍)、“1”(=1点×1倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(2)図13のリスク・環境判定表601で“△”が設定された項目のうち、「リスク」が“品質リスク”、「評価対象」が“利用形態”となる項目に対応する外部環境条件値としては、「環境種別」が“(i)利用環境”、「環境条件」が“(2)利用形態”、「選択肢」が“単独利用”となるものが該当する。そのため、リスク評価値集計部205は、この外部環境条件値(“単独利用”の「選択肢」)をキーとして、図12の環境・障害判定表501の行データをCPU911で抽出する。該当する行データは、左から“○”、“○”、“○”、無印、“○”、無印となっている。そのため、リスク評価値集計部205は、図14のリスク・障害判定表701の2行目であって、「リスク」が“品質リスク”、「評価対象」が“利用形態”となる行データに、左から“3”(=1点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“6”(=2点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“6”(=2点×3倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(3)上記(2)と同様に、リスク評価値集計部205は、図14のリスク・障害判定表701の3行目であって、「リスク」が“品質リスク”、「評価対象」が“接続端末数”となる行データに、左から“3”(=1点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“6”(=2点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“6”(=2点×3倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(4)上記(2)と同様に、リスク評価値集計部205は、図14のリスク・障害判定表701の4行目であって、「リスク」が“品質リスク”、「評価対象」が“特殊プロトコル”となる行データに、左から“3”(=1点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“6”(=2点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“6”(=2点×3倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(5)図13のリスク・環境判定表601で“△”が設定された項目のうち、「リスク」が“技術リスク”、「評価対象」が“利用形態”となる項目に対応する外部環境条件値としては、「環境種別」が“(i)利用環境”、「環境条件」が“(2)利用形態”、「選択肢」が“共同利用”となるものが該当する。そのため、リスク評価値集計部205は、この外部環境条件値(“共同利用”の「選択肢」)をキーとして、図12の環境・障害判定表501の行データをCPU911で抽出する。該当する行データは、左から“○”、無印、“○”、無印、“○”、無印となっている。そのため、リスク評価値集計部205は、図14のリスク・障害判定表701の5行目であって、「リスク」が“技術リスク”、「評価対象」が“利用形態”となる行データに、左から“2”(=1点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“2”(=1点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“2”(=1点×2倍)、“4”(=2点×2倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(6)図13のリスク・環境判定表601で“△”が設定された項目のうち、「リスク」が“技術リスク”、「評価対象」が“利用形態”となる項目に対応する外部環境条件値としては、「環境種別」が“(ii)端末環境”、「環境条件」が“(1)接続端末数”、「選択肢」が“1,000台以上5,000台未満”あるいは“5,000台以上”となるものが該当する。そのため、リスク評価値集計部205は、この外部環境条件値の一方(“1,000台以上5,000台未満”の「選択肢」)をキーとして、図12の環境・障害判定表501の行データをCPU911で抽出する。該当する行データは、左から無印、無印、無印、無印、無印、無印となっている。そのため、リスク評価値集計部205は、図14のリスク・障害判定表701の6行目であって、「リスク」が“技術リスク”、「評価対象」が“利用形態”、「選択肢」が“1,000台以上5,000台未満”となる行データに、左から“4”(=2点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“4”(=2点×2倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(7)リスク評価値集計部205は、上記(6)の外部環境条件値の他方(“5,000台以上”の「選択肢」)についても同様の処理を行い、図14のリスク・障害判定表701の7行目であって、「リスク」が“技術リスク”、「評価対象」が“利用形態”、「選択肢」が“5,000台以上”となる行データに、左から“4”(=2点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“4”(=2点×2倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(8)上記(3)と同様に、リスク評価値集計部205は、図14のリスク・障害判定表701の8行目であって、「リスク」が“技術リスク”、「評価対象」が“特殊プロトコル”となる行データに、左から“2”(=1点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“2”(=1点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“2”(=1点×2倍)、“4”(=2点×2倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(9)リスク評価値集計部205は、上記(1)〜(8)で設定した点数を、Apacheのバージョンと「障害種別」との組み合わせごとにCPU911で集計する。
(a)Apacheのバージョンが“2.0”で「障害種別」が“(A)端末フリーズ”となる列データは、上から順に加算すると、1点+3点+3点+3点+2点+4点+4点+2点=22点となる。一方、Apacheのバージョンが“2.2”の場合は、1点+3点+3点+3点+4点+4点+4点+4点=26点となる。
(b)Apacheのバージョンが“2.0”で「障害種別」が“(B)サーバエラー”となる列データは、上から順に加算すると、1点+3点+3点+3点+2点+4点+4点+2点=22点となる。一方、Apacheのバージョンが“2.2”の場合は、1点+6点+6点+6点+4点+4点+4点+4点=35点となる。
(c)Apacheのバージョンが“2.0”で「障害種別」が“(C)画面白表示”となる列データは、上から順に加算すると、1点+3点+3点+3点+2点+4点+4点+2点=22点となる。一方、Apacheのバージョンが“2.2”の場合は、1点+6点+6点+6点+4点+4点+4点+4点=35点となる。
(10)リスク評価値集計部205は、上記(9)で集計した点数を、さらに、ApacheのバージョンごとにCPU911で集計する。Apacheのバージョンが“2.0”の場合は、左から順に加算すると、22点+22点+22点=66点となる。一方、Apacheのバージョンが“2.2”の場合は、26点+35点+35点=96点となる。
(1)図16のリスク・障害判定表702の1行目については、第1の例と同様である。
(2)図16のリスク・障害判定表702の2行目については、第1の例と同様である。
(3)図13のリスク・環境判定表601で“△”が設定された項目のうち、「リスク」が“品質リスク”、「評価対象」が“接続端末数”となる項目に対応する外部環境条件値としては、「環境種別」が“(ii)端末環境”、「環境条件」が“(1)接続端末数”、「選択肢」が“300台以上1,000台未満”となるものが該当する。そのため、リスク評価値集計部205は、この外部環境条件値(“300台以上1,000台未満”の「選択肢」)をキーとして、図15の環境・障害判定表502の行データをCPU911で抽出する。該当する行データは、左から“×”、“○”、“×”、“○”、“×”、“○”となっている。そのため、リスク評価値集計部205は、図16のリスク・障害判定表702の3行目であって、「リスク」が“品質リスク”、「評価対象」が“接続端末数”となる行データに、左から“9”(=3点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“9”(=3点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“9”(=3点×3倍)、“3”(=1点×3倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(4)上記(3)と同様に、リスク評価値集計部205は、図16のリスク・障害判定表702の4行目であって、「リスク」が“品質リスク”、「評価対象」が“特殊プロトコル”となる行データに、左から“9”(=3点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“9”(=3点×3倍)、“3”(=1点×3倍)、“9”(=3点×3倍)、“3”(=1点×3倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(5)図16のリスク・障害判定表702の5行目については、第1の例と同様である。
(6)図13のリスク・環境判定表601で“△”が設定された項目のうち、「リスク」が“技術リスク”、「評価対象」が“接続端末数”となる項目に対応する外部環境条件値としては、「環境種別」が“(ii)端末環境”、「環境条件」が“(1)接続端末数”、「選択肢」が“1,000台以上5,000台未満”となるものが該当する。そのため、リスク評価値集計部205は、この外部環境条件値(“1,000台以上5,000台未満”の「選択肢」)をキーとして、図15の環境・障害判定表502の行データをCPU911で抽出する。該当する行データは、左から無印、“○”、無印、“○”、無印、“○”となっている。そのため、リスク評価値集計部205は、図16のリスク・障害判定表702の6行目であって、「リスク」が“技術リスク”、「評価対象」が“接続端末数”となる行データに、左から“4”(=2点×2倍)、“2”(=1点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“2”(=1点×2倍)、“4”(=2点×2倍)、“2”(=1点×2倍)を設定して磁気ディスク装置920に記憶する。
(7)図16のリスク・障害判定表702の7行目については、第1の例と同様である。
(8)図16のリスク・障害判定表702の8行目については、第1の例と同様である。
(9)リスク評価値集計部205は、上記(1)〜(8)で設定した点数を、Timeoutの値と「障害種別」との組み合わせごとにCPU911で集計する。
(a)Timeoutの値が“300秒”で「障害種別」が“(A)端末フリーズ”となる列データは、上から順に加算すると、1点+3点+9点+9点+2点+4点+4点+2点=34点となる。一方、Timeoutの値が“60秒”の場合は、1点+3点+3点+3点+4点+2点+4点+4点=24点となる。
(b)Timeoutの値が“300秒”で「障害種別」が“(B)サーバエラー”となる列データは、上から順に加算すると、1点+3点+9点+9点+2点+4点+4点+2点=34点となる。一方、Timeoutの値が“60秒”の場合は、1点+6点+3点+3点+4点+2点+4点+4点=27点となる。
(c)Timeoutの値が“300秒”で「障害種別」が“(C)画面白表示”となる列データは、上から順に加算すると、1点+3点+9点+9点+2点+4点+4点+2点=34点となる。一方、Timeoutの値が“60秒”の場合は、1点+6点+3点+3点+4点+2点+4点+4点=27点となる。
(10)リスク評価値集計部205は、上記(9)で集計した点数を、さらに、Timeoutの値ごとにCPU911で集計する。Timeoutの値が“300秒”の場合は、左から順に加算すると、34点+34点+34点=102点となる。一方、Timeoutの値が“60秒”の場合は、24点+27点+27点=78点となる。
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
Claims (10)
- ソフトウェアのインストール対象の環境条件と前記ソフトウェアのインストール時の設定条件とをそれぞれ複数の項目に分けて表し、前記環境条件を表す項目の各々がとる値に基づいて、前記設定条件を表す項目の各々の推奨値を決定するインストール支援装置であって、
前記環境条件を表す項目の各々がとり得る値である環境候補値と前記設定条件を表す項目の各々がとり得る値である設定候補値との組み合わせの各々に対応させて、各環境候補値が表す環境条件における各設定候補値が表す設定条件の適用実績及び適用時の障害の発生有無によって評価されるリスクを表すリスク評価値を記憶装置に記憶するリスク評価値記憶部と、
少なくとも1つの環境候補値を入力装置から入力する環境候補値入力部と、
前記リスク評価値記憶部により記憶されたリスク評価値のうち、前記環境候補値入力部により入力された環境候補値に対応するリスク評価値を記憶装置から読み取り、読み取ったリスク評価値を、対応する設定候補値ごとに処理装置で集計するリスク評価値集計部と、
前記リスク評価値集計部により集計されたリスク評価値のうち、最も低いリスクを表すリスク評価値を、前記設定条件を表す項目ごとに処理装置で選択するリスク評価値選択部と、
前記リスク評価値選択部により選択されたリスク評価値に対応する設定候補値を、前記設定条件を表す項目の各々の推奨値として出力装置へ出力する推奨値出力部とを備えることを特徴とするインストール支援装置。 - 前記リスク評価値記憶部は、前記環境条件を表す項目の各々がとり得る環境候補値と前記設定条件を表す項目の各々がとり得る設定候補値と前記障害として発生し得る現象との組み合わせの各々に対応させて、各環境候補値が表す環境条件における各設定候補値が表す設定条件の適用実績及び適用時の各現象の発生有無によって評価されるリスクを表すリスク評価値を記憶装置に記憶し、
前記リスク評価値集計部は、前記リスク評価値記憶部により記憶されたリスク評価値のうち、前記環境候補値入力部により入力された環境候補値に対応するリスク評価値を記憶装置から読み取り、読み取ったリスク評価値を、対応する設定候補値と現象との組み合わせごとに集計し、集計したリスク評価値を、さらに、対応する設定候補値ごとに処理装置で集計することを特徴とする請求項1に記載のインストール支援装置。 - 前記インストール支援装置は、さらに、
過去に前記障害が発生したときの環境条件を表す値と設定条件を表す値と発生した現象との組み合わせを、障害情報として記憶装置に記憶する障害記憶部を備え、
前記リスク評価値記憶部は、前記障害記憶部により障害情報が記憶されている環境候補値と設定候補値と現象との組み合わせに対応するリスク評価値を、前記障害記憶部により障害情報が記憶されていない環境候補値と設定候補値と現象との組み合わせに対応するリスク評価値より高いリスクを表すリスク評価値として記憶装置に記憶することを特徴とする請求項2に記載のインストール支援装置。 - 前記インストール支援装置は、さらに、
前記設定条件を表す項目の各々のデフォルト値を記憶装置に記憶するデフォルト値記憶部を備え、
前記推奨値出力部は、前記デフォルト値記憶部により記憶されたデフォルト値を記憶装置から前記設定条件を表す項目ごとに読み取り、読み取ったデフォルト値が前記リスク評価値選択部により選択されたリスク評価値に対応する設定候補値と異なる場合、前記設定条件を表す項目の各々のデフォルト値と推奨値との両方を出力装置へ出力することを特徴とする請求項1に記載のインストール支援装置。 - 前記環境候補値入力部は、前記環境条件を表す項目の1つがとり得る環境候補値のうち、前記ソフトウェアのインストール時の環境条件を表す値と当該環境条件が前記ソフトウェアのインストール後に変更された場合の環境条件を表す値との両方を入力することを特徴とする請求項1に記載のインストール支援装置。
- 前記設定条件を表す項目のいくつかは、複数のソフトウェアの各々のインストールに用いられる設定ファイルで設定されるパラメータであり、
前記推奨値出力部は、各パラメータの推奨値を、各パラメータが設定される設定ファイルごとにタブが設けられた表示画面の、対応するタブ内に出力することを特徴とする請求項1に記載のインストール支援装置。 - 前記設定条件を表す項目の1つは、前記ソフトウェアのバージョンであることを特徴とする請求項1に記載のインストール支援装置。
- 前記インストール支援装置は、さらに、
前記リスク評価値選択部により選択されたリスク評価値に対応する設定候補値を、前記設定条件を表す項目の各々に設定し、前記ソフトウェアのインストールを処理装置で実行するインストール実行部を備えることを特徴とする請求項1に記載のインストール支援装置。 - ソフトウェアのインストール対象の環境条件と前記ソフトウェアのインストール時の設定条件とをそれぞれ複数の項目に分けて表し、前記環境条件を表す項目の各々がとる値に基づいて、前記設定条件を表す項目の各々の推奨値を決定するインストール支援プログラムであって、
前記環境条件を表す項目の各々がとり得る値である環境候補値と前記設定条件を表す項目の各々がとり得る値である設定候補値との組み合わせの各々に対応させて、各環境候補値が表す環境条件における各設定候補値が表す設定条件の適用実績及び適用時の障害の発生有無によって評価されるリスクを表すリスク評価値を記憶装置に記憶するリスク評価値記憶処理と、
少なくとも1つの環境候補値を入力装置から入力する環境候補値入力処理と、
前記リスク評価値記憶処理により記憶されたリスク評価値のうち、前記環境候補値入力処理により入力された環境候補値に対応するリスク評価値を記憶装置から読み取り、読み取ったリスク評価値を、対応する設定候補値ごとに処理装置で集計するリスク評価値集計処理と、
前記リスク評価値集計処理により集計されたリスク評価値のうち、最も低いリスクを表すリスク評価値を、前記設定条件を表す項目ごとに処理装置で選択するリスク評価値選択処理と、
前記リスク評価値選択処理により選択されたリスク評価値に対応する設定候補値を、前記設定条件を表す項目の各々の推奨値として出力装置へ出力する推奨値出力処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするインストール支援プログラム。 - ソフトウェアのインストール対象の環境条件と前記ソフトウェアのインストール時の設定条件とをそれぞれ複数の項目に分けて表し、前記環境条件を表す項目の各々がとる値に基づいて、前記設定条件を表す項目の各々の推奨値を決定するインストール支援方法であって、
コンピュータのリスク評価値記憶部が、前記環境条件を表す項目の各々がとり得る値である環境候補値と前記設定条件を表す項目の各々がとり得る値である設定候補値との組み合わせの各々に対応させて、各環境候補値が表す環境条件における各設定候補値が表す設定条件の適用実績及び適用時の障害の発生有無によって評価されるリスクを表すリスク評価値を記憶装置に記憶し、
コンピュータの環境候補値入力部が、少なくとも1つの環境候補値を入力装置から入力
し、
コンピュータのリスク評価値集計部が、前記リスク評価値記憶部により記憶されたリスク評価値のうち、前記環境候補値入力部により入力された環境候補値に対応するリスク評価値を記憶装置から読み取り、読み取ったリスク評価値を、対応する設定候補値ごとに処理装置で集計し、
コンピュータのリスク評価値選択部が、前記リスク評価値集計部により集計されたリスク評価値のうち、最も低いリスクを表すリスク評価値を、前記設定条件を表す項目ごとに処理装置で選択し、
コンピュータの推奨値出力部が、前記リスク評価値選択部により選択されたリスク評価値に対応する設定候補値を、前記設定条件を表す項目の各々の推奨値として出力装置へ出力することを特徴とするインストール支援方法。
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