JPH11175379A - 構造化ワークフォルダ - Google Patents

構造化ワークフォルダ

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JPH11175379A
JPH11175379A JP10273836A JP27383698A JPH11175379A JP H11175379 A JPH11175379 A JP H11175379A JP 10273836 A JP10273836 A JP 10273836A JP 27383698 A JP27383698 A JP 27383698A JP H11175379 A JPH11175379 A JP H11175379A
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JP10273836A
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Mordechai M Beizer
モーデチャイ・エム・ベイザー
Daniel Berg
ダニエル・バーグ
Rand Scullard
ランド・スカラード
Pradeep R Simha
プラディープ・アール・シーマ
Mark A Solomon
マーク・エイ・ソロモン
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Kodak Ltd
Original Assignee
Kodak Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/23Updating
    • G06F16/2308Concurrency control
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99944Object-oriented database structure
    • Y10S707/99945Object-oriented database structure processing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99951File or database maintenance
    • Y10S707/99952Coherency, e.g. same view to multiple users
    • Y10S707/99954Version management

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1単位の仕事と関連する、全てのドキュメン
ト、サポーティングデータ、ヒストリがグループ化され
たデータ環境を提供する。 【解決手段】 電子ドキュメントを系統立てる構造化ワ
ークフォルダは、関連するドキュメントをグループ化す
るセクションと、ワークフォルダ内に配置される予定の
ドキュメントを指示するプレースホルダを、備える。ワ
ークフォルダは、分散データ環境ユーザに多重ユーザか
らの同時アクセス・更新が可能な単一データオブジェク
ト内でのドキュメントとサポーティングメタデータを収
集し系統立てることを許容する。ワークフォルダは、1
つのワークフォルダに関連する仕事の進捗の追跡に用い
られるタスク入力をも備えることができる。さらに、ワ
ークフォルダへの全変更の詳細なヒストリログに加え
て、タスク形式のサポーティングメタデータ、情報フィ
ールド、連続ディスカッションが、蓄えられ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は一般的には文書の
系統立てに関するものであり、特に電子ドキュメントの
系統立てのための構造化ワークフォルダに関する。
【0002】
【発明の背景】多くのビジネス取引において、取引を行
うために複雑な一連のドキュメントを整理することがし
ばしば必要になる。フォルダはそのようなドキュメント
を系統立てる一般的な方法である。取引の最初から利用
され得るドキュメントもあれば、他方で取引が進むにつ
れ受け取られたり作られたりするものもある。さまざま
な取引関連の仕事上で、作業を始めるに先立って利用可
能でなくてはならないドキュメントもあり得る。加え
て、多くの人々がその取引に同時に取り組む必要がある
こともあり、その場合その全ての人たちが、その取引の
情報に同時にアクセスする必要がある。1つの取引に関
連するドキュメントの全てが探知されることが必要であ
り、取引の完成に必要なドキュメントは紛失しないこと
が必要である。
【0003】従来の電子ファイルシステムを用いると、
ドキュメントは、他のフォルダまたはドキュメントが置
かれる名前のついたフォルダすなわちディレクトリの階
層式の配列を利用して系統立てられる。典型的には、デ
ィレクトリは、内容またはカスタマIDのような通常の
基準により、配列されドキュメントをグループ化する。
それからドキュメントは、ユーザにディレクトリツリー
を探索し所望のドキュメントを選択するプログラムであ
るファイルマネジャのような基本的ツールを使ってユー
ザが直接アクセスしうる。
【0004】ドキュメントを系統立てる階層式ファイル
システムを利用することの重大な欠点は、トランザクシ
ョンフォルダは独立のエンティティではなく、電子記憶
装置の記憶階層に堅くリンクされていることである。こ
のことは、系統立ての外部に存在するユーザにフォルダ
を配給することを排除する。またそれは、分類処理環境
のような、すべてのユーザが同じ電子記憶装置にアクセ
スするとは限らない状況では、複数のユーザ間で取引ド
キュメントを共有する場合に問題がある。さらに欠点と
して、ファイルシステムフォルダは相対的に構造化され
てないことがあげられ、そのため、トランザクションか
らトランザクションへの処理の整合性を保証するのが困
難である。
【0005】共同環境にて利用する共有構造化データオ
ブジェクトのため、いくつかのプログラムが供給されて
いる。たとえば、ロータス・ノーツは情報を“フォー
ム”として系統立てる。そこでは、それぞれのフォーム
は、テキスト、数字、タイム、そして豊富なテキストの
ような特別なデータタイプにより構成されるフィールド
で作られている。電子ドキュメントは埋め込みドキュメ
ントとしてまたは連結ドキュメントとして、ロータスフ
ォームにアタッチすることができる。しかしながら、ロ
ータスノーツは、特定のタイプのドキュメントが蓄えら
れる場所のみならず、とりわけ将来作成されると予想さ
れるドキュメントを識別することについても、前もって
条件を指定しておくことがユーザに許されるメカニズム
を与えていない。さらに、ロータスノーツは、トランザ
クション・ドキュメントの選択を最適に系統立てかつ管
理するほど十分にフレッキシブルな構造を提供するもの
ではない。
【0006】
【発明の概要】1ユニットの仕事と関連付けられた、全
てのドキュメント、支持するデータ、そしてヒストリが
ひとつにグループ化されたデータ環境を提供することが
本発明の目的である。
【0007】1ユニットの仕事と関連する全てのデータ
が多くの異なるユーザから容易にアクセスできるデータ
環境を提供することも本発明の目的である。プロセスマ
ネジメントやデータフローと関連するさまざまな制御段
階すなわちガイダンスを供給するデータ環境をもたらす
ことも、さらに本発明の目的である。
【0008】関連ドキュメントをグループ化するセクシ
ョンと、内部に置かれると予想されるドキュメントを指
し示すプレイスホルダとを備えた、電子ドキュメントを
系統立てる構造化ワークフォルダをもたらすことで、上
記のさらに他の目的は達成し得るものである。ワークフ
ォルダにより、ユーザは、多くのユーザが同時にアクセ
スし更新し得るシングルデータオブジェクト中のサポー
ティングメタデータと、ドキュメントとのコレクション
を収集し系統立てることが可能になる。
【0009】本発明によると、ワークフォルダのドキュ
メントは、イメージ、ワープロファイル、スプレッドシ
ート、電子フォーム、ボイス、ビデオまたは他のどんな
タイプのフォーマットであってもかまわない。ドキュメ
ントはワークフォルダにアタッチしてもよく、その内容
はワークフォルダに蓄えられる。あるいは、ワークフォ
ルダはファイルシステムレファランスを経由して“外
部”ドキュメントと関連付けられる。オープンドキュメ
ントマネジメントアプリケーションプログラムインター
フェイス(ODMA)はドキュメントマネジメントシス
テムと連結しており、ユニバーサルリソースロケイタは
ウエッブベースのリポジトリに向いている。外部データ
源とのリンクをサポートする他のどんなメカニズムによ
ってもよい。
【0010】ワークフォルダは、ワークフォルダと関連
する仕事の進捗を探知するのに用いられる1つのもしく
はより多くのタスクエントリをも備える。さらに、ワー
クフォルダにもたらされたすべての変更の詳細なヒスト
リログに加えて、情報フィールドの形式のサポーティン
グメタデータ、連続した議論がワークフォルダに蓄えら
れる。割当と締切を含んだ、仕事の探知を維持すること
により、要求に応じてまたはさまざまなイベントに応答
してスクリプトマクロを実行することにより、そして1
人以上のユーザが同じワークフォルダを更新するときに
データ更新の対立の和解の備えをすることによって、ワ
ークフォルダは処理関連の機能性をもたらす。
【0011】ワークフォルダは、自動化インタフェイス
の利用によるサードパーティのアプリケーションのみな
らず、プログラムユーザインタフェイスの援助を得たユ
ーザによって、系統立てられ、形成され、アクセスされ
る特殊なデータオブジェクトとして実行される。コンピ
ューティング環境は、コンピュータが間断無くあるいは
断続的に相互連結される、ローカルエリアネットワーク
(LAN)、イントラネット、インタネットを含む1つ
のまたはそれ以上のネットワークによって接続された1
台の又は多数のコンピュータである。従来技術のグラフ
ィカルユーザインタフェイス(GUI)要素に基づくユ
ーザインタフェイスを備え、オブジェクト連結埋込(O
LE)オートメーションまたはコモンオブジェクトモデ
ル(COM)のような従来技術標準に基づく自動化イン
ターフェイスを備えた、マイクロソフトウインドウズの
ような従来技術のオペレーティングシステムにて、ワー
クフォルダのプログラムが実行されるのが好ましい。ワ
ークフォルダデータオブジェクトは、ネットワークを通
じて蓄えられ、転送され、分配され、種々の異なるプラ
ットフォームで稼動するソフトウエアによってアクセス
され修正される、という方法で、持続して蓄えられる。
好ましい持続性の表現とは、広範に受け入れられている
メッセージング標準への1準拠である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかるワークフォ
ルダ内の種々のデータ要素の構造関係を示す図である。
好適な実施形態では、ワークフォルダは単一構造化デー
タオブジェクト5として形成されており、データ要素は
お互いに結びついていて秩序だったツリーを形作る。ツ
リーの根部分はワークフォルダノード10である。ワー
クフォルダノード10はコンテントノード12への連結
路を含んでおり、コンテントノード12がワークフォル
ダのデータと構造の主要部分に連結している。ワークフ
ォルダノード10は、1つ又はそれ以上の、タスクデー
タ要素20、ディスカッションデータ要素16、ヒスト
リデータ要素18、フィールドデータ要素20そしてス
クリプトデータ要素22をも、含んでいる。これらの要
素は、コンテントノード12の下に蓄えられた第一次の
データに関連するメタデータを含む。これらノードの各
々は、以下にて議論される。ワークフォルダ10は構造
データ要素として系統立てられるので、オブジェクトや
ノードは、連結リスト、ツリー、その他類似のものと関
連する従来技術のプログラミング技術を用いると、追加
したり移動させたりさらに削除したりすることができ
る。
【0013】コンテントノード12は、ワークフォルダ
10の構造要素が連結するベースとして役目を果たす。
コンテントノード122連結する可能性のある3つの第
一次の要素がある。ドキュメント28、プレースホルダ
24そしてセクション26である。これら要素を追加し
形成することにより、ユーザは、非常にさまざまな異な
るビジネス取引に関係するドキュメントを管理し蓄える
のに適切な構造を備えたワークフォルダデータオブジェ
クトをつくることができる。
【0014】ドキュメント要素28は、添付のドキュメ
ントかもしくはワークフォルダ10の外部に存するドキ
ュメントへの経路である。作業は異なる場所の蓄えられ
たさまざまなドキュメントタイプを使用して為されるの
で、ワークフォルダプログラムは、ワークフォルダ内部
に含まれるドキュメントタイプ、ドキュメントタイプが
蓄えられる場所に、制限を加えることがない。換言すれ
ば、あらゆるドキュメントファイルは、ワークフォルダ
によって同様に扱われる。ドキュメント28は、従っ
て、イメージ、ワープロファイル、スプレッドシート、
ボイス、ビデオ、あるいは他のあらゆるタイプのデータ
フォーマット、であってよい。
【0015】ドキュメントがコンテントノード12に添
付されると、埋め込みファイルデータとしてドキュメン
ト内容を含んだドキュメント要素28が作成される。こ
のようにして、ドキュメントとその内容がワークフォル
ダ10の一部となる。これに代えて、ドキュメント要素
28を外部ドキュメントへの経路としてもよい。経路
は、計算機環境により認識されるファイルアドレスのい
かなるタイプのものであってもよい。典型的に支持され
るファイルアドレスは、ローカルファイルシステムやネ
ットワークファイルシステムに蓄えられるドキュメント
への参照、ドキュメント管理システム内部に蓄積される
項目のためのODMAドキュメント・アイデンティファ
イヤ、またはWEBベースのイントラネット若しくはイ
ンターネット・ドキュメント・リポジトリのためのUR
Lアドレス、を含む。計算機プラットフォームやその構
成に依存するが、他のロケーションもサポートされてい
る。
【0016】後でドキュメントがユーザによりアクセス
されると、ドキュメントデータがワークフォルダプログ
ラムによってドキュメント要素28から抜き出される
か、もしくは、適切な記憶領域からファイルを検索する
オペレーティングシステムにまで、ドキュメントリンク
が通される。ドキュメントが抜き出され、または検索さ
れた後、ワークフォルダプログラムはドキュメントをオ
ペレーティングシステムに渡し、そしてオペレーティン
グシステムはドキュメントタイプを決定し、ドキュメン
トを処理する適切なアプリケーションを決定する。
【0017】コンテントノード12に添付される第2の
主要な要素であり、本発明の第一次的な形態は、プレー
スホルダ24である。プレースホルダ24は、まだ作成
も受信もされていない、1つの又はそれ以上の特定のド
キュメントのために予約されたスロットである。1つの
又はそれ以上のプレースホルダ24がコンテントノード
12と連結可能であり、プレースホルダ24は命令リス
トに従ってコンテントノード12に連結されるのが望ま
しい。ワークフォルダが与えられた作業項目のためにド
キュメントを系統立てる目的で用いられるとき、ワーク
フォルダ内部のプレースホルダ24の存在は、ユーザに
対し、特定のドキュメントがその部分に形成されるかま
たは蓄えられると予想されるということを、示すもので
ある。
【0018】プレースホルダデータ要素24の構造の例
示が図2に示されている。おのおののプレースホルダ2
4は、プレースホルダ24の中に置かれるはずのドキュ
メントのデータ内容を指す名前30と、現実のファイル
が後に添付されるかまたは連結されるファイルオブジェ
クトフック34を備える。複数のプレースホルダが命令
リストに従って実行されるとき、リスト中でプレースホ
ルダ24がどこに位置するかを示すポジション32もそ
の特定のプレースホルダ24が有することもある。さら
に、プログラミング環境に依存するが、プレースホルダ
24は唯一の内部符号36を有することがある。
【0019】本発明の好適な実施形態では、どんなタイ
プのドキュメントでも、ファイルオブジェクトフック3
4の条件を満たし得る。別の実施形態では、プレースホ
ルダ24は、ユーザにより設計される特定のファイルネ
ームおよび/またはタイプに制限され得る。上記で論じ
たようにドキュメント要素28を追加するのと同様の方
法で、ファイルオブジェクトフック34に(埋め込んで
または連結して)ドキュメントを添付することによりプ
レースホルダ24は“満たさ”れる。好適な実施形態で
は、プレースホルダ24は1つだけのドキュメントに対
し予約される。しかしながら、プレースホルダ24は、
添付されるドキュメントのコレクションが行えるように
実行し得る。すなわち、追加ファイルオブジェクトフッ
ク34を加えることによってドキュメントは添付又は連
結される。
【0020】さまざまな追加データ項目もプレースホル
ダ24に連結され得る。好適な実施形態では、プレース
ホルダ24はステータス要素38を含み、ドキュメント
ファイリングプレースホルダ24のステータスをユーザ
に示すために利用される。ステータス38は“not
started(開始せず)”、“in progre
ss(進行中)”、“complete(完了)”のよ
うな意味が割り当てられた状況を含む。アサインメント
要素40に(eメールアドレスのような)ユニークなユ
ーザIDを蓄えることにより、1つのプレースホルダが
特定ユーザに割り当てられることもある。好適な実施形
態では、1ユーザにプレースホルダを割り当てると、割
り当てられたユーザに割り当てについて知らせるために
eメールを生成し送信するプログラムイベントを作成す
る。より好適な実施形態では、通知メッセージは、問題
の特定のワークフォルダ10への経路と割り当てられた
プレースホルダについての情報を含む。
【0021】プレースホルダ24は、そのプレースホル
ダに関する付加的なフリーフォームの情報を与えるため
に用いられるコメント要素44をも含む。さらに、プレ
ースホルダ24は、トリガ状況と、デッドラインがそれ
までに満たされねばならない期間とを示す、デッドライ
ン要素42を含み得る。デッドラインについては、以下
にタスクと関連してより詳細に論じられる。
【0022】コンテントノード12に添付され得る第3
の主要要素はセクション要素26である。セクション2
6は、追加のプレースホルダ24とドキュメント28と
に対するアンカポイントとして役目を果たし、さらに別
の実施形態では、サブセクションをもふくむこともあ
る。セクション要素26は、ワークフォルダ10のコン
テント12が広範なカテゴリに従って系統立てられるの
を許容する構造要素として役目を果たす。おのおののセ
クション要素26は指定された内容を表す名前を持つ。
好適な実施形態では、1つのセクション26の内部に位
置するドキュメント28とプレースホルダ24は順序の
あるリスト要素として蓄えられる。
【0023】本発明の別の実施形態として、ワークフォ
ルダ10は、1単位の作業を完成するのに要求される一
連のステップを定義するタスクを含み、各々がユーザに
割り当てられデッドラインを持つ、タスクデータ要素1
4を有する。タスクデータ要素14の内部に蓄えられる
各々のタスクは名前を持ち、為されるべき作業とステー
タスを示す。ステータスは、“not started
(開始せず)”、“in progress(進行
中)”、“complete(完了)”を意味するよう
定義された状況を含むグループから選択されるのが望ま
しい。
【0024】さらに、タスクデータ要素14の内部のお
のおのの作業は、作業請負者、コメントフィールド、デ
ッドラインを含む属性を備えるのが望ましい。上述し
た、プレースホルダ24に対するデッドラインと同様
に、タスクに対するデッドラインは絶対的な満了日でも
よいしトリガイベントに関する期間でもよい。関連する
日付を条件として指定することは、デッドラインの時計
がトリガ状況に合致するまでスタートしないことを示
す。デッドラインの満了は、当業者には公知の従来技術
であるイベントハンドラルーチンを利用して処理される
満了イベントをいわば発火することになる。より好適な
実施形態では、トリガ状況は、タスクまたはプレースホ
ルダの終結はもちろん、プレースホルダの条件満足、タ
スクの完了、タスクまたはプレースホルダの割当を含
む、ワークフォルダデータの追加、削除、修正のなんで
もかまわない。イベントのセッティングとハンドリング
は以下図3と図4を参照しつつ論じられる。
【0025】第一次のコンテントノード12とタスクデ
ータ要素14に加えて、ワークフォルダはいくつかの付
加的なメタデータ要素をも含むことがある。本発明の1
つの実施形態によると、ヒストリデータ要素16がワー
クフォルダ10の内部に位置する。ヒストリデータ要素
16は、ワークフォルダ10の内部の他のあらゆるデー
タ要素に対する付加、修正、削除のログを含む。変更が
ユーザインタフェイスを通したものであっても自動化イ
ンタフェイスを通したものであっても、ヒストリはワー
クフォルダプログラムによって自動的に生成される。お
のおののヒストリ入力は、変更前と変更後のデータ要素
の値に加えて、変更がいつ為されたか、誰によるのか、
どんなタイプの変更が為されたのかというような情報を
含むことが望ましい。周期的に、ワークフォルダは、統
合リポートのための一点集中リポジトリへの最新ヒスト
リ入力のコピーを送信する。好適な実施形態では、ワー
クフォルダがセーブされるときはいつでも、ヒストリを
eメール経由で知られた場所へ送信することにより、こ
のことはなされる。ワークフォルダ10自体は、ワーク
フォルダ10に蓄えられまたはワークフォルダ10によ
って連結されるドキュメントを作成し修正するのに用い
るソフトウエアからは独立したものであるから、ドキュ
メント変更のヒストリは一般にはドキュメント変更の実
体部についての詳細を含まない、ということを銘記すべ
きである。
【0026】ヒストリデータは、作業項目の進展を追跡
し、作業プロセスについての重大情報を引き出すのに利
用され得る。パフォーマンスを計測しモニタし、ボトル
ネックを識別し訂正し、全体構成が絶えず自らの全体の
ビジネスプロセスを改良する助けをする、源としても利
用され得る。ヒストリログの各々の入力は、プレースホ
ルダ24、セクション28またはドキュメント28のよ
うな特定のノードまたはデータ要素と調和し、入力は単
一の繋がれたリストとして蓄えられる、のが好ましい。
従って、ヒストリログはワークフォルダ10全体のため
に眺めても良い。その一方で、プレースホルダ24のよ
うな、ワークフォルダ10の内部の単一のオブジェクト
のヒストリを眺めても良い。この情況では、ワークフォ
ルダプログラムは、所望のオブジェクトに関する情報の
みを含むヒストリログのサブセットを提供する。
【0027】好適な実施形態では、ワークフォルダ10
は、1つ又はそれ以上のワークフォルダの特性に関する
ユーザが定義可能なメタデータを収容するフィールドデ
ータ要素20をも含む。好適な実施形態では、フィール
ド要素20は、データ要素を形成するためにユーザに装
入させ、消去させ、再命令を出させ、さまざまな特性を
割り当てさせるユーザインタフェイスと共に定義される
従来技術のフォーム処理データ要素を含む。それぞれの
データ要素は名前、(日付、通貨、またはテキストスト
リングのような)データタイプを持ち、さらに適当なデ
ータ値を持つことがある。フィールド20は、ワークフ
ォルダ10レベルで定義されるのが望ましい。しかしな
がら、フィールド20は、より低いレベル、すなわちそ
れぞれのセクション26、プレースホルダ24、または
ドキュメント28の内部にても、定義されることもあ
る。フィールドが追加され、編集され、そして/または
削除されると、ヒストリデータ要素18にて維持されて
いるヒストリログは、それに従って更新される。
【0028】本発明の1つの実施形態によると、フィー
ルドデータ要素20のデータ内容のいくぶんかまたは全
ては、オペレーティングシステムにさらされそしてオペ
レーティングシステムを通じ、標準的メカニズムを経由
して他のアプリケーションプログラムにさらされる。好
適な実施形態では、このことは、公開データフィールド
をMAPI(“messaging applicat
ion programming interfac
e”)と名の付く特性により説明を加えることで、なさ
れる。利用される特定メカニズムはオペレーティング環
境に依存するものである。このように、フィールドデー
タ要素20の内部に蓄えられたデータは、サードパーテ
ィサーチエンジンにより検索可能であり、ワークフォル
ダプログラムの外部から拾い読み可能である。本発明の
別の実施形態によると、ディスカッションデータ項目1
6がワークフォルダ10の内部に蓄えられる。ディスカ
ッションデータ項目16は進行中の作業に関係する幾数
個ものトピックに関する進行中のコミュニケーションの
ための場所を提供する。好適な実施形態では、コメント
は、誰がコメントをいつ書いたかを識別するデータに加
えてコメントの主題を記述する主題識別子を含む。簡易
利用のため、コメントは従来技術の連続ディスカッショ
ンツリーの中に分類され、インターネットUSENET
告示板システムにより維持されるディスカッションと同
様の方法で処理される。
【0029】ワークフォルダ10と連結するのが望まし
い、追加のデータ要素はスクリプトデータ要素22であ
る。本発明の1つの形態によると、ワークフォルダプロ
グラムは、ユーザにワークフォルダの機能を拡張させ
る、手書きのインターフェースを含む。スクリプトデー
タ要素22はワークフォルダ10の内部で1人またはそ
れ以上のユーザのスクリプトが埋め込まれる位置を提供
する。それぞれのスクリプトは要求により実行し得る
し、アクセス可能なスクリプトエンジンによりサポート
されるならばどんなスクリプト言語で書かれていてもよ
い。典型的に支持されるスクリプト言語は、VBScr
iptとJavaScriptを含む。本発明の1つの
形態では、スクリプトはワークフォルダそれ自身の内容
と構造を修正し、OLE自動インターフェースを通して
他のアプリケーションソフトウエアとも通信しうる。ス
クリプトデータ要素22はイベントハンドラと共に用い
るのが望ましい。好適な実施形態では、スクリプトデー
タ要素22は、何のイベントがイベントハンドラにより
モニタされるべきか、どのスクリプトを種々のトリガイ
ベントに応答して実行すべきか、を決するマスタイベン
トスクリプトを含む。マスタイベントスクリプトは追加
のスクリプトコードを含むことができ、すなわち最も単
純な形式では、それはスクリプトディスパッチャに過ぎ
ない。
【0030】図3と図4とは、本発明の1つの実施形態
にかかる、イベントの生成と処理を示すフローチャート
である。図3は、本発明の1つの実施形態にかかる、ワ
ークフォルダイベントのセッティングを示すフローチャ
ートである。1つのワークフォルダへの更新を基にした
ワークフォルダイベントはワークフォルダがセーブされ
るときにのみ始められるのが望ましい。ワークフォルダ
がセーブされるとき(ブロック250)、ワークフォル
ダプログラムは何らかの変更が為されたか確定するため
にワークフォルダを調査する。(ブロック252)。こ
の調査は、セーブされるワークフォルダと上書きされる
ワークフォルダとの間の、1要素ずつの比較であること
が望ましい。ワークフォルダが変更されていたら、変更
部のリストが生成され(ブロック254)各々の変更は
モニタすべきイベントと対応するのかどうか確定するた
めに調査される(ブロック256)。ワークフォルダの
どんな変更もモニタすべきイベントとして対応させるこ
とができる。典型的な例としては、タスクの割当やプレ
ースホルダを満たすことが含まれる。1つの変更がモニ
タすべきイベントであるとすると、適切なプログラムイ
ベントインジケータがセットされイベントハンドラにど
のイベントが発生したかを通知する。(ブロック25
8)。調査は、ワークフォルダへの全ての変更が調査さ
れ全て適切なイベントがセットされるまで続く。(ブロ
ック260)。デッドラインの終結のような、他のワー
クフォルダイベントは、当業者に公知の、従来技術のス
ケジューラルーチンを利用してセットされる。
【0031】図4は、本発明の1つの実施形態にかかる
ワークフォルダイベントのモニタリングを示すフローチ
ャートである。典型的には、ワークフォルダイベント
は、イベントがセットされたかどうかを常にチェックす
るイベントハンドラルーチンによりモニターされる。
(ブロック262)。イベントがセットされれば、その
イベントに割り当てられた、予め定義されたワークフォ
ルダアクションが存在するか否かを確定するために、イ
ベントデータが調査される。(ブロック264)。予め
定義されたアクションが割り当てられていれば、そのア
クションが実行される。(ブロック266)。典型的な
予め定義されたアクションは、タスクアサインイベント
に応答して、情報を与えるe―メイルを生成し送信す
る。ユーザ定義スクリプトと異なり予め定義されたアク
ションは特にワークフォルダ内部に含ませておく必要が
ないことが認められる。予め定義されたアクションがイ
ベントに割り当てられないならば、イベントハンドラチ
ェックはユーザ定義スクリプトがそのイベントに割り当
てられたかをチェックする。(ブロック268)。そう
であれは、ユーザ定義スクリプトがワークフォルダから
引き出され、適切なスクリプティングエンジンを用いて
実行される。
【0032】本発明のさらなる形態によると、プレース
ホルダ24、セクション26、ドキュメント28の要素
の適切な構造と配置を、ワークフォルダ10中にユーザ
がいったん定義すると、ワークフォルダ10はワークフ
ォルダテンプレートとして公開されることができる。テ
ンプレートは、埋め込みタスク14、フィールド20、
スクリプト22に加えて、コンテントノード12中のプ
レースホルダ24とセクション26の、名前と順序を含
めて、ワークフォルダ10の構造を保存する。ワークフ
ォルダがテンプレートとして公開されたときは、埋め込
みのまたは連結のファイルやフィールド値のような、特
定データを求めに応じて残したり削除したりする選択権
がユーザにあるのが望ましい。ディスカッション16と
ヒストリ18データは特定のワークフォルダオブジェク
ト10に属するのであり、新しく作られるテンプレート
に属するものではないから、落とされる。(そのテンプ
レート自身に関連するヒストリログは、ユーザがさらに
進んで以下のようにテンプレートを編集すれば作成され
る。)いったん1つのテンプレートが作成されると、そ
のテンプレートと同じ構造を持つが特定の作業項目を指
し示す、多重ワークフォルダオブジェクトインスタンス
を作成するのに用いられる。
【0033】ワークフォルダプログラム初期化データの
一部として、コンテントノード12と、望ましくはタス
ク14、ディスカッション16、ヒストリ18、フィー
ルド20、スクリプト22データ要素とを、含む基本的
なワークフォルダテンプレートが供給される。基本的な
テンプレートのコンテントノード12は、予め定義され
たプレースホルダ24、セクション26、ドキュメント
28を備えないし、データ要素14−22は空である。
このワークフォルダテンプレートは、上述のように、さ
まざまなタスク14、スクリプト22、フィールド20
だけでなく、プレースホルダ24、セクション26、ド
キュメント28を加えることにより、ユーザがカスタマ
イズ化されたワークフォルダを作成するスタートポイン
トとして、役目を果たす。
【0034】このように、本発明によると、ワークフォ
ルダ10は、単一データファイルとして蓄えられ処理さ
れる(外部連結ドキュメント以外の)特定作業項目に関
連するあらゆるデータについての、自らをも包含するデ
ータリポジトリである。ワークフォルダ10の構造は、
特別に順序付けられたプレースホルダ要素24、セクシ
ョン要素26、そしてドキュメント28により定義付け
られ、それらは全てコンテントノード12の下に蓄えら
れる。好適な実施形態では、ワークフォルダ全体は、オ
ペレーティング環境の内部で他のプログラムにアクセス
可能である。ワークフォルダは、後述のようにワークフ
ォルダユーザインタフェイスを通じて、または自動イン
タフェイスを経た他のプログラムによって、操作するこ
とができる。
【0035】構造化ワークフォルダ環境はスタンドアロ
ーンコンピュータ環境上で構築可能であるが、構造化ワ
ークフォルダとワークフォルダプログラムはネットワー
クシステム上で実行されるのが望ましい。図5は、本発
明にかかる共有化ワークフォルダを利用したネットワー
クコンピュータ環境の基本図である。ワークフォルダと
ワークフォルダテンプレートは、ネットワーク52に、
従って多数のユーザ54−59に繋がれた電子記憶装置
50上で維持される。ユーザ端末は、スタンドアローン
コンピュータ(ユーザ56)や、ローカルプロセッサ6
0に繋がれた端末(ユーザ54)や、リモートプロセッ
サ62に繋がれたダム端末(ユーザ58)や、インター
ネットサーバ61に繋がれた“Webブラウザ”(ユー
ザ59)であってよい。ネットワーク52は1つの又は
それ以上の“外部”ドキュメントリポジトリ64へのア
クセスをも与える。図5に示される要素間のデータ接続
は、物質的な接続と、遠隔データ連結たとえばセルラモ
デムのようなワイヤレス技術によるものとの両方を、含
むことを認識させられる。
【0036】ワークフォルダ記憶装置50は独立の共有
ハードウエア要素として示されているが、当業者なら
ば、この記憶装置要素が物理的に独立した実在物か、ネ
ットワークに接続されたローカルプロセッサまたはリモ
ートプロセッサの内部に含まれるか、分散記憶システム
かは、大した問題ではない。要求されるのは、記憶領域
50がユーザ各々からアクセス可能であることのみであ
る。ネットワーク52はどんな構成でもよく、特に、従
来技術のLANでも、イントラネットでも、インターネ
ットでも、異なるネットワーク構成のいかなる組み合わ
せでもよい、ということも認識される。電子ドキュメン
トリポジトリ64は、1つまたはそれ以上の、ローカル
ドキュメントマネジメントシステムでも、CD−ROM
ジュークボックスのようなデータアーカイブでも、その
URLアドレスによりアクセス可能なインターネットサ
ーバのような他のどんなアクセス可能なデータサーバで
あっても、かまわない。
【0037】本発明のさらなる形態によると、ワークフ
ォルダ環境は移動データ環境に設定可能である。したが
って、1人のまたはそれ以上のユーザが、ワークフォル
ダを後でネットワークから切り離せるリモートコンピュ
ータまたは移動コンピュータにダウンロードでき、ワー
クフォルダ内部のデータだけではなく遠隔連結ファイル
の内容にもアクセスできることが、必要である。本発明
によると、ワークフォルダは、中央記憶領域から遠隔記
憶領域まで従来技術のネットワークファイル転送プロト
コルを用いて最初に転送される。リモートユニットは、
ワークフォルダが転送されていると検出されるとワーク
フォルダを開始するよう形成されている。そしてリモー
トユニットで稼動するワークフォルダプログラムは、外
部ドキュメントを指し示すワークフォルダ内の全ての連
結を引き出す。それからワークフォルダは、連結された
ドキュメントの一部または全てのネットワークからの取
り出しを開始する。取り出されたドキュメントはリモー
トシステム上の指定領域に蓄えられる。ワークフォルダ
のリモートコピー中のドキュメントリンクは変更され、
それらリンクはリモートシステム上の取り出されたファ
イルを指し示しネットワーク上のファイルを指し示さな
い。リモートユーザがワークフォルダをメインシステム
に転送し返したら、処理は逆に為される。競合チェック
もまた求めに応じて為され得る。
【0038】特別に好適な実施形態では、WFXと名づ
けられたワークフォルダ環境は、1つまたはそれ以上の
ワークフォルダを含んでサポートし、マイクロソフト・
エクスチェンジ・メッセージング(Microsoft
Exchange Messaging)インフラス
トラクチャと連結された、マイクロソフト・ウインドウ
ズ95(Microsoft Windows95)ま
たはウインドウズNT4.0(Windows NT
4.0)環境にて、稼動する。エクスチェンジ・メッセ
ージング(Exchange Messaging)イ
ンフラストラクチャは、パブリックフォルダとして知ら
れる共有メッセージリポジトリ、グローバルにアクセス
可能なアドレスブック、グローバルアドレスブックのど
のユーザにもどんなメッセージをも送信できる能力、と
いうような機能を含んだサポートを、多重ユーザ環境に
対し即座に供給する。マイクロソフト・エクスチェンジ
・メッセージング(Microsoft Exchan
ge Messaging) インフラストラクチャ
は、マイクロソフト・バックオフィス・ソフトウエア・
ディベロップメント・キット(Microsoft B
ackOfficeSoftware Develop
ment Kit)(SDK)にて、特にマイクロソフ
ト・エクスチェンジ・ソフトウエア・ディベロップメン
ト・キット(Microsoft Exchange
Software Development Kit)
とMAPIソフトウエア・ディベロップメント・キット
{MAPI(工業標準Messaging API)S
oftware Development Kit}に
て、定義される。マイクロソフト・エクスチェンジ・ソ
フトウエア・ディベロップメント・キット(Micro
soft Exchange Software De
velopment Kit)とMAPIソフトウエア
・ディベロップメント・キット(MAPI Softw
are Development Kit)の両方は米
国ワシントン・レッドモンドのマイクロソフトコーポレ
ーションから利用できる。重要なサポーティングドキュ
メンテーションがマイクロソフト・ディベロッパーズ・
ネットワーク・ライブラリ(Microsoft De
velopers’ Network librar
y)の技術記事に見出せる。しかしながら、これらの機
能はすべて、要求すれば、WFXプログラムに直接に組
みこむこともできる。
【0039】ハードウエア環境は、マイクロソフト・エ
クスチェンジ・サーバ5.0(Microsoft E
xchange Server 5.0)(またはそれ
以上のバージョン)が稼動するハイエンドネットワーク
サーバと、マイクロソフト・ウインドウズ95(Mic
rosoft Windows95)またはマイクロソ
フト・ウインドウズNT4.0(Microsoft
Windows NT4.0)(またはそれ以上のバー
ジョン)およびマイクロソフト・エクスチェンジ(Mi
crosoft Exchange)またはマイクロソ
フト・アウトルック(Microsoft Outlo
ok)クライアントが稼動する1台またはそれ以上のク
ライアントワークステーションとを備えるのが、望まし
い。WFXワークフォルダプログラムはC++プログラ
ミング言語で書かれている。もっとも他のプログラミン
グ言語で書かれていてもよいことは認識される。
【0040】特に望ましい実施形態では、WFXプログ
ラムはMAPI(工業標準Messaging AP
I)フォームハンドラであり、それは一連のMAPIメ
ッセージクラスのためのビューアプリケーションとして
エクスチェンジ環境に登録される。この登録されたプロ
セスは、WFXが引き出すメッセージクラスのあるセッ
トの中のメッセージを、ユーザがビューしようとすると
き、エクスチェンジを指図しそのポイントから前方へい
つもWFXプログラムを引き出す、従来技術のMAPI
ファンクションコールを生成するWFXプログラムから
構成される。いったん引き出されると、WFXプログラ
ムは実際のワークフォルダデータをロードするため追加
のMAPIファンクションコールを作成する。該ファン
クションコールはマイクロソフト・エクスチェンジ(M
icrosoft Exchange)サーバ上のMA
PIメッセージ内に蓄えられる。ユーザがワークフォル
ダの種々のデータ要素を変更しまたは追加し、ワークフ
ォルダをセーブする要求をした後で、WFXプログラム
は、マイクロソフト・エクスチェンジ(Microso
ft Exchange)サーバに対しMAPIメッセ
ージとしてワークフォルダを書き戻すMAPIファンク
ションコールを生成する。
【0041】ユーザがワークフォルダメッセージと取り
組む際に、WFXプログラムがエクスチェンジとやりと
りをする場所である、追加のインスタンスがある。これ
らは、アサインメントフィーチャ、デッドラインフィー
チャ、ヒストリエクスポートフィーチャ、センドアンド
ムーブトゥフォルダフィーチャ、レコンサイリエイショ
ンフィーチャを含み、それら全てはWFXプログラムに
含まれるのが望ましく、また以下にて論じられる。上記
にてさらに下記にて述べられた全てのケースにおいて、
WFXプログラムは、従来技術を備えたプログラマには
公知の、従来からあるMAPIファンクションコール、
そして/または、マイクロソフト・エクスチェンジ・ソ
フトウエア・ディベロップメント・キット(Micro
softExchange Software Dev
elopment Kit)ファンクションコールを、
利用する。
【0042】本発明のこの特定の実施形態では、WFX
は、ワークフォルダの機能性を増加させる幾つかのビル
トイン(すなわち予め定義された)イベントスクリプト
を備える。アサインメントフィーチャは、プレースホル
ダやタスクがユーザに割り当てられたとき検出するよう
に、与えられる。このイベントに応答して、e−メイル
メッセージが生成され割り当てられた者に対し割当を知
らせる。デッドラインフィーチャは、ワークフォルダデ
ッドラインが計算されたり変更されたとき検出するよ
う、与えられる。これに応答して、e−メイルメッセー
ジが生成され(マイクロソフト・エクスチェンジ・メイ
ルボックスのような)予め定義されたe−メイルアドレ
スに送られる。同様に、デッドラインの終了が検出され
たとき、e−メイルメッセージがWFXプログラムによ
って生成され1人またはそれ以上の予め定義されたユー
ザ(すなわち終結を迎えたタスクまたはプレースホルダ
を割り当てられた者)に送られ、終了を知らせる。
【0043】ヒストリエクスポートフィーチャは、ワー
クフォルダヒストリを蓄積し、エクスポートするため
に、望ましくは予め定義されたユーザアドレスに送るe
−メイルメッセージとして、ワークフォルダヒストリを
フォーマットするために、与えられる。メッセージは、
蓄積されたヒストリが、一点に収集してのレポーティン
グや統計収集のためにデータベースの中にインポートさ
れ得るように、フォーマットされるのが望ましい。
【0044】センドフィーチャも、1ユーザが別のユー
ザにワークフォルダをe−メイルメッセージとして配送
することを許容するために、与えられる。ワークフォル
ダの内容はe−メイルメッセージに埋め込まれてもよい
し、メッセージが、より簡単に引き出されるようにワー
クフォルダとのリンクを含んでいてもよい。
【0045】これらのフィーチャは、異なる内容のe−
メイルメッセージをマイクロソフト・エクスチェンジ
(Microsoft Exchange)グローバル
アドレスブックのメイルアドレスに送信するマイクロソ
フト・エクスチェンジ(Microsoft Exch
ange)e−メイルサブシステムを利用して、実行さ
れる。全てのケースで、従来技術のMAPIファンクシ
ョンコールはこれらフィーチャを成し遂げるために利用
される。
【0046】センドトゥフォルダフィーチャは、ユーザ
にワークフォルダをマイクロソフト・エクスチェンジ
(Microsoft Exchange)メッセージ
記憶領域内部の別の位置に移動させる。このことは、マ
イクロソフト・エクスチェンジ・ソフトウエア・ディベ
ロップメント・キット(Microsoft Exch
ange Software Development
Kit)に詳述されている従来技術のファンクション
コールを通じて、なされる。
【0047】特に好適な実施形態では、ワークフォルダ
テンプレートは、あらゆるフォルダフォームライブラリ
に加えてオーガニゼーションアンドパーソナルフォーム
ライブラリを含んだマイクロソフト・エクスチェンジ
(Microsoft Exchange)フォームサ
ブシステムのどこでも、蓄積可能なマイクロソフト・エ
クスチェンジ(Microsoft Exchang
e)フォームとして実行される。どんなワークフォルダ
メッセージも、WFXプログラムに与えられたメカニズ
ムを利用して、ワークフォルダメッセージをユーザ仕様
のフォームライブラリ中のマイクロソフト・エクスチェ
ンジ(Microsoft Exchange)フォー
ムとして公開することにより、ワークフォルダテンプレ
ートに成り得る。これらのメカニズムは、ワークフォル
ダメッセージ中に目下存在するワークフォルダデータを
取りだし、さらにユーザが新しいワークフォルダメッセ
ージのテンプレートとして利用できる新しいマイクロソ
フト・エクスチェンジ(Microsoft Exch
ange)フォームを作成するために、ディベロップメ
ント・キット(Development Kit)に記
述されているような、マイクロソフト・エクスチェンジ
・ソフトウエア(Microsoft Exchang
e Software)に対するファンクションコール
を生成する。
【0048】フォームはマイクロソフト・エクスチェン
ジ(Microsoft Exchange)に対し公
開されるので、ユーザが“public(公開)”とし
て印を付けたワークフォルダフィールドは、マイクロソ
フト・エクスチェンジ(Microsoft Exch
ange)環境においては、ネームドプロパティにな
る。フォームを公開しそれらが公開されるべきことを指
示する経過の間に、これらのフィールド名やデータタイ
プをマイクロソフト・エクスチェンジ(Microso
ft Exchange)に供給することにより、この
ことは為される。いったんフォームが公開されフィール
ドがネームドプロパティになると、フィールドはそれか
らサードパーティのアプリケーションによって検索可能
となり、さらに表示可能になりユーザのマイクロソフト
・エクスチェンジ(Microsoft Exchan
ge)クライアント中のワークフォルダメッセージをグ
ループ化しフィルタをかけ分類するのに用いられる。
【0049】WFXワークフォルダプログラムは、ワー
クフォルダメッセージがなくとも、ワークフォルダをベ
ースとしたマイクロソフト・エクスチェンジ(Micr
osoft Exchange)フォームをビューし編
集するのにも用いることができる。これはテンプレート
エディティングモードと呼ばれる。上述のメカニズムを
通してワークフォルダをロードするよりも、WFXワー
クフォルダプログラムは、ユーザ仕様のワークフォルダ
ベースのフォームを編集のため直接ロードするマイクロ
ソフト・エクスチェンジ・ソフトウエア(Micros
oft Exchange Software)ファン
クションコールを生成する。いったんロードされると、
WFXプログラム内で利用可能なセーブと公開の機能
は、再びマイクロソフト・エクスチェンジ・ソフトウエ
ア(Microsoft Exchange Soft
ware)ファンクションコールの利用を通じて、マイ
クロソフト・エクスチェンジ(Microsoft E
xchange)フォームサブシステムの同じ位置かま
たは異なる位置にフォームを再び発行(公開)する。
【0050】この特定の実施形態では、WFXプログラ
ムは、各々のワークフォルダをエクスチェンジメッセー
ジとしてフォーマットする。したがって、多重ユーザが
同時に同じワークフォルダにアクセスし作業できるよう
に、ワークフォルダはエクスチェンジパブリックフォル
ダに置くことができる。WFXはエクスチェンジメイル
インフラストラクチャを作業の分配と処理のために利用
する。このように、ワークフォルダは、1ユーザから他
のユーザに直接転送することもできる。フィールドデー
タ要素は、エクスチェンジネームドプロパティとして定
義することにより、サードパーティアプリケーションに
も利用可能になる。ワークフォルダテンプレートはエク
スチェンジフォームサブシステムの内部に蓄積される。
各々のワークフォルダテンプレートは、ユーザがワーク
フォルダテンプレートを用いてドキュメントを作成する
ときエクスチェンジにWFXプログラムをコールさせる
アプリケーションデータによってタグ付けされている。
【0051】本発明の好ましい実施形態では、上記レコ
ンサイリエイションフィーチャには、サーバサイドの実
行と、クライアントサイドの実行とがある。両構成と
も、マイクロソフト・エクスチェンジ・ソフトウエア
(Microsoft Exchange Softw
are)ファンクションコールとMAPIファンクショ
ンコールとの組み合わせを利用する。それは以下の目的
のためである。(1)ワークフォルダメッセージがエク
スチェンジ競合メッセージを生成したことを検出するた
め。(2)競合情報を抽出しユーザに差し出すため。そ
して(3)競合を解決するため。ワークフォルダが競合
を調停するのが好ましいのであるから、標準的なマイク
ロソフト・エクスチェンジ(Microsoft Ex
change)競合ハンドリングメカニズムを放棄する
ことが必要である。当業者には明らかな、マイクロソフ
ト・エクスチェンジ(Microsoft Excha
nge)とMAPIソフトウエア・ディベロップメント
・キット(MAPI Software Develo
pment Kits)との標準的主要点を利用するこ
とにより、このことは容易に達成し得る。
【0052】特定の好ましい実施形態が、WFXプログ
ラムにより生成される種々のコンピュータスクリーン表
示を示す図6−図15を参照しつつ、論じられる。一般
に、WFXプログラムは、ワークフォルダ情報をユーザ
に、プルダウンメニューとツールバーを備えた従来技術
のマイクロソフト・ウインドウズ(Microsoft
Windows)GUIプロトコルを通じて提供す
る。ワークフォルダは、挿入、削除、複写、切取、貼付
のような標準的コマンドを用いて、作成し編集すること
ができる。
【0053】望ましい実施形態は、ユーザにワークフォ
ルダへの間違った変更を訂正させる訂正オペレーション
を、サポートする。訂正オペレーションは、公知技術で
ある。しかしながら、ワークフォルダの修正が訂正され
たとき、そのワークフォルダ内部のヒストリログもま
た、訂正された修正部への言及部分が除去されるよう更
新されなければならない。1レベルだけの訂正機能がサ
ポートされているのが望ましい。しかし、1レベル以上
が、複雑に増大したプログラムコードにより、サポート
可能である。
【0054】図6は基本的なWFXワークフォルダ処理
スクリーン100の図である。スクリーンは上部内容区
画102と下部タブ区画104とから構成される。内容
区画102は、特定のワークフォルダオブジェクト10
のコンテントノード12の下に蓄えられる構造とデータ
を系統立て表示するために利用される。図6では、定義
されたワークフォルダはなく、よって内容区画102は
空である。
【0055】タブ区画104は、ワークフォルダ10に
蓄えられているフィールド20、タスク14、ディスカ
ッション16、ヒストリ18データオブジェクトに蓄え
られる情報を表示する。それぞれのデータオブジェクト
14−20の内容は、適切なフィールド、タスク、ディ
スカッション、またはヒストリのタブを選択することに
よりアクセス可能である。さらに、基本的なワークフォ
ルダスクリーン100は、従来技術のプルダウンメニュ
項目116とアイコンドリブンのツールバーを備える。
ドキュメント28、セクション26、そしてプレースホ
ルダのようなデータオブジェクトは、メニュシステムか
ら選んだ適切な“挿入”や“新しいオブジェクト”など
のコマンドを通してまたは一連のマウスクリックを経
て、ユーザにより追加される。
【0056】図7は、特許出願作業項目を系統立てるた
めに形成されたワークフォルダ10の図である。内容区
画102が全スクリーンを埋めるまで広げられているこ
とを銘記すべきである。該ワークフォルダ10は幾つか
のセクション26を備えるように構成されている。それ
ぞれのセクションウインドウ名120はセクション26
の名前に対応する。この例では、ワークフォルダは、ク
ライアント対応、パテントオフィス対応、図面、そして
外国出願の、セクションに分けられている。
【0057】各々のセクション120内部には、たくさ
んのプレースホルダ24がある。空のプレースホルダ
は、プレースホルダ名124のとなりの空のトレイ12
2として表されている。満たされたプレースホルダ24
は、プレースホルダ24に蓄えられた、またはプレース
ホルダが指し示すドキュメントタイプを表すアイコン1
26をのせたトレイとして表現されている。ユーザは、
適切なプレースホルダを選び加えるべき適切なドキュメ
ントを指し示すことで、たとえばドキュメントのアドレ
スをタイプしたり、ファイルマネジャアプリケーション
からドキュメントを選んだり、カットアンドペースト経
由したりすることで、プレースホルダを満たすことがで
きる。プレースホルダが満たされると、適切なアイコン
イメージが従来技術の手段を通ってオペレーティングシ
ステムにより引き出される。さらに、ドキュメント位置
とドキュメントタイプの情報が、プレースホルダ名に続
いて、ステータスラインすなわち130、132に、与
えられている。
【0058】この例では、プレースホルダ126は外部
インターネットドキュメントへのURLリンクを含んで
おり、プレースホルダ134はユーザの“C”ドライブ
上に位置するマイクロソフト・ワード(Microso
ft word)ドキュメントへのポインタを含む。満
たされていないプレースホルダ128の番号がワークフ
ォルダウインドウ100の底部のステータスライン12
9に示される。
【0059】このように、本発明の1つの形態による
と、WFXプログラムは、満たされないプレースホル
ダ、満たされたプレースホルダ、そしてプレースホルダ
内にないドキュメントとの間には目に見える形の区別が
与えられている。ここで、プレースホルダ内にないドキ
ュメントは、プレースホルダ“basket(バスケッ
ト)”(示されず。)と切り離されたアイコンとして表
示されている。テンプレートから持ちこまれたワークフ
ォルダ要素と“カスタマイズされた”要素との間にも、
これら項目を異なる色で表示することによって、目に見
える区別が与えられている。
【0060】図8は、フィールド・タブ106を選択し
た、タブ区画104を示す。上述で論じたように、フィ
ールド要素20は、従来技術のフォームプロセッサを経
て定義される従来技術のフォーム処理データ要素を含
む。フィールドは、挿入し、削除し、記録し、種々の特
性を割り付けることができる。この例では、フィールド
は、クライアントと特許提出と発行日付とシリアル番号
とに関する情報を定義するのに用いられている。
【0061】さらに、図8は、プレースホルダ137が
ステータスライン138に示されるように添付されたビ
ットマップイメージで満たされたことを示す。“出願時
図面(Draft Application)”プレー
スホルダ139のステータスラインは、プレースホルダ
ステータス140{ここでは“completed(完
了)”}と、プレースホルダがユーザ142に割り当て
られたことと、プレースホルダを満たすデッドライン1
44とを、示す。
【0062】図9は、タスク・タブ108を選択した、
タブ区画104を示す。図9では、2つのタスク14
8、150が定義されている。タスクは、ポップアップ
ダイアログボックスのような従来技術のインプットメカ
ニズムを利用することにより定義可能で更新可能であ
る。この例では、両タスクは“not started
(開始せず)”のステータスである。タスク148
(“出願の準備”)は絶対的デッドラインを有する。対
照的に、タスク150(“出願の提出”)は出願の準備
タスク148の完了日に左右される相対的デッドライン
を有する。タスクは独特のタスクアイコン152により
視覚的に表される。
【0063】図10は、ディスカッション・タブ110
を選択した、タブ区画104を示す。各々のコメント1
56、158は適切な名前のトピックフォルダ154の
下に蓄えられている。コメントは、コメント158に対
する返事が元々のコメント156と繋がるように、連続
したディスカッションとして表される。コメントタイト
ル160が選択されると、コメントのテキスト162が
コメントウインドウに表示される。
【0064】図11は、ヒストリ・タブ112を選択し
た、タブ区画104を示す。上述で論じたように、ワー
クフォルダ10の構造に対する変更の各々は、ヒストリ
データ要素18に記録される。ヒストリタブ112が選
択されると、ヒストリログ164が表示される。ログ1
64における各々の要素のヒストリデータは、カラムヘ
ッダバー166に対応してカラム上に表示される。古い
値と新しい値のみならず、誰が修正をしたか、いつした
か、何を変えたか、を含む、修正作業の全属性は、表示
可能である。全ヒストリログを表示するのに加えて、ユ
ーザは、項目を選びヒストリファンクションを利用する
ことで、セクションやプレースホルダのような、特定の
プレースホルダ要素に関連するヒストリを、引き出すこ
とができる。
【0065】図12は、イベントスクリプトエディタ1
68を示す。イベントスクリプトは、従来技術のテキス
トエディタを利用して編集することができる。一方で、
ビジュアルベーシックスクリプトやジャバスクリプトの
ようなスクリプト言語にて、スクリプトを記述するため
の特別のアプリケーションも利用できる。この単純な例
であるスクリプトは、ビジュアルベーシックにて記述さ
れており、フィールドのデータを変更することにより引
き動かされるワークフォルダイベントに対応してメッセ
ージを送るものである。スクリプトがスクリプトデータ
要素22に蓄えられると、ワークフォルダ・スクリプト
・プロセッサが、イベントデータハンドラと連動して、
選択されたイベントをモニタする。イベントが発生する
と、スクリプトは上述にて論じられたように自動的に実
行される。図13は図12のスクリプトの実行結果を示
す。
【0066】図14は、競合調停手続きの間にユーザに
与えられる競合調停対話ボックス170を示す。本発明
のさらなる形態によると、ワークフォルダプログラム
は、2人またはそれ以上のユーザが1つのワークフォル
ダの内容を更新するときデータの競合を防ぐためのロッ
キングメカニズムを必要としないのが望ましい。本発明
のこの形態によると、2人のユーザが1つのワークフォ
ルダに同時変更をかけその後セーブするとき、それら変
更は直接的に競合しているのか、それとも変更はマージ
しうるものなのか、を確定するためにそれら変更が分析
される。たとえば、ユーザ1がドキュメントをプレース
ホルダに加え、ユーザ2が無関係のアドレスフィールド
にデータを入力するのならば、変更は競合しておらずよ
ってマージすることができる。ワークフォルダがセーブ
され別のユーザの変更との競合が検出されると、すなわ
ちユーザ1とユーザ2が同じプレースホルダに異なるド
キュメントを加えたのならば、自らの変更が競合を生じ
たユーザ(典型的には更新されたワークフォルダをセー
ブする第2のユーザ)には、競合が解決し得るような競
合解決データが与えられる。この例では、ユーザの変更
は2つの競合を生じさせた。示されているように、競合
対話ボックス170は、変更されたデータ要素172、
ユーザによりなされた変更174、先のユーザにより入
力された競合する変更176、そしてユーザ達のIDを
示す。この情報を与えられて、ユーザは、2つの値のど
ちらを保存すべきかを選択することにより競合を解決す
ることができる。該選択は個別に行うことができるし、
またはユーザは、IDを与え、そのIDによる変更を全
て、たとえば適切なファンクション・ボタン180を押
すことにより、保存せよというような指示を出すことも
できる。
【0067】その一方で、競合の調停は引き伸ばすこと
ができる。この引き伸ばされた競合の調停は、ネットワ
ーク環境内の、鏡像を作成するさまざまのサイトにわた
って、ワークフォルダが自動複写されるときに、実行さ
れるのが望ましい。この環境では、競合は複写の最中に
検出され得、この最中には影響を受けるユーザは直接の
競合調停対話に参加しようとしても利用不可能である。
この情況では、競合項目は、代替用のサブ項目としてセ
ーブされ競合状態の識別が付けられる。該ワークフォル
ダがアクセスされると、競合状態の項目は、ユーザがど
の変更を保存すべきか選択し得るように識別されてい
る。
【0068】図15は、調停が必要な競合が発生したが
調停が行われないときに(すなわち人手によらない調停
中に)生成される、競合中のサブ項目を示すスクリーン
ディスプレイである。競合要素を備えたワークフォルダ
がビューされると、競合要素の両方の版が、競合ヘディ
ング182の下にサブ要素184、186として与えら
れる。この例では、あるユーザが発明開示プレースホル
ダのステータスを「開始された」と定義したところ、別
のユーザが該ステータスを「開始せず」と定義したため
に、競合が発生した。適正な権限を備えた1人のユーザ
が、2つのサブ項目184、186のいずれを保存すべ
きか選択すれば、競合は解決する。
【0069】本発明は、それについてのある好適な実施
形態を特に参照しながら詳細に述べられた。しかし本発
明の精神と範囲の中で変更修正が可能であることは理解
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる、ワークフォルダ中の種々の
データ要素の構造化された関係を示す図。
【図2】 図1のプレイスホルダデータ項目の構造上
の、かつデータの内容を示す図。
【図3】 本発明の1つの実施形態にかかる、イベント
の生成と処理を示すフローチャート(1)。
【図4】 本発明の1つの実施形態にかかる、イベント
の生成と処理を示すフローチャート(2)。
【図5】 本発明にかかる、共有化されたワークフォル
ダを利用したネットワークコンピュータ環境のシステム
図。
【図6】 本発明の好適な実施形態にかかる、基本的な
ワークフォルダプログラム処理スクリーンの例示図。
【図7】 特許出願作業項目を系統立てるために形成さ
れたワークフォルダを用いた、本発明の好適な実施形態
にかかる、プログラムスクリーン。
【図8】 フィールドタブを備え選択されたタブ区画を
示す、本発明の好適な実施形態にかかるプログラムスク
リーン。
【図9】 タスクタブを備え選択されたタブ区画を示
す、本発明の好適な実施形態にかかるプログラムスクリ
ーン。
【図10】 ディスカッションタブを備え選択されたタ
ブ区画を示す、本発明の好適な実施形態にかかるプログ
ラムスクリーン。
【図11】 ヒストリタブを備え選択されたタブ区画を
示す、本発明の好適な実施形態にかかるプログラムスク
リーン。
【図12】 イベントスクリプトエディタを示す、本発
明の好適な実施形態にかかるプログラムスクリーン。
【図13】 図12に示されたスクリプトを実行した結
果を示すプログラムスクリーン。
【図14】 本発明の好適な実施形態にかかる競合調停
対話ボックス。
【図15】 調停を要求する競合が生じたが調停が為さ
れないときに生成される競合サブ項目を示す、本発明の
好適な実施形態にかかるプログラムスクリーン。
【符号の説明】
10・・・ワークフォルダ、12・・・コンテント、1
4・・・タスク、16・・・ディスカッション、18・
・・ヒストリ、20・・・フィールド、22・・・スク
リプト、24・・・プレースホルダ、26・・・セクシ
ョン、28・・・、ドキュメント、50・・・共有ワー
クフォルダとテンプレート、52・・・ネットワーク、
64・・・電子ドキュメントリポジトリ、100・・・
WFXワークフォルダ処理スクリーン、102・・・上
部内容区画、104・・・下部タブ区画、170・・・
競合調停対話ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597097009 P.O.Box 66,Station R oad,Hemel Hempstea d,Hertfordshire HP11 JU,United Kingdom (72)発明者 ダニエル・バーグ アメリカ合衆国06897コネチカット州ウィ ルトン、アームガード・レイン20番 (72)発明者 ランド・スカラード アメリカ合衆国10024ニューヨーク州ニュ ーヨーク、ウエスト・エイティシックス ス・ストリート340番、アパートメント9 ディ (72)発明者 プラディープ・アール・シーマ アメリカ合衆国11780ニューヨーク州セン ト・ジェイムズ、ジェファーソン・アベニ ュー198ビー番、アパートメント2シー (72)発明者 マーク・エイ・ソロモン アメリカ合衆国11758ニューヨーク州ノー ス・マサペカ、ノース・シラクース・アベ ニュー280番

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にレコードを蓄えるための数多くの
    記憶位置を備えた計算機読み取り可能記憶部において、 電子ドキュメントを蓄積し系統立てるための、少なくと
    も1つの構造化ワークフォルダを備え、 上記ワークフォルダは基本データを蓄積するコンテント
    要素を備え、 上記コンテント要素は1つまたはそれ以上のプレースホ
    ルダを備え、 上記プレースホルダはそれを経由して上記ワークフォル
    ダに付加される予定であるドキュメントを指示するため
    のものである、計算機読み取り可能記憶部。
  2. 【請求項2】 内部にレコードを蓄えるための数多くの
    記憶位置を備えた計算機読み取り可能記憶部において、 電子ドキュメントを蓄積し系統立てるための1つの構造
    化ワークフォルダの1つまたはそれ以上の特定の実例を
    作成するために用いられるテンプレートを備え、 上記テンプレートはコンテント要素を備え、 上記コンテント要素はプレースホルダを備え、 上記プレースホルダは上記ワークフォルダ実例に連結さ
    れる予定であるドキュメントを指示するためのものであ
    り、 上記ドキュメントは上記ワークフォルダ実例中の上記プ
    レースホルダの特定の実例を経由して上記ワークフォル
    ダ実例と連結可能である、計算機読み取り可能記憶部。
  3. 【請求項3】 計算機読み取り可能記憶部内に、電子ド
    キュメントを系統立てるための構造化ワークフォルダを
    作成する方法において、 基本データを蓄積するためのコンテント要素を内部に含
    む、構造化ワークフォルダ・ルート・ノードを作成する
    工程と、 上記ワークフォルダと連結される予定であるドキュメン
    トを指示し、該連結は自らを経由して為される、少なく
    とも1つのプレースホルダを作成する工程と、を備える
    ことを特徴とする、構造化ワークフォルダ作成方法。
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