JP2004234157A - 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004234157A
JP2004234157A JP2003019818A JP2003019818A JP2004234157A JP 2004234157 A JP2004234157 A JP 2004234157A JP 2003019818 A JP2003019818 A JP 2003019818A JP 2003019818 A JP2003019818 A JP 2003019818A JP 2004234157 A JP2004234157 A JP 2004234157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
content
data
client
property
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003019818A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004234157A5 (ja
Inventor
Yoshimi Tanaka
義己 田中
Yoichi Kobori
洋一 小堀
Norifumi Yoshikawa
典史 吉川
Toshihiro Morita
利広 森田
Takehiko Morita
岳彦 森田
Takuya Igarashi
卓也 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003019818A priority Critical patent/JP2004234157A/ja
Priority to AU2003289111A priority patent/AU2003289111A1/en
Priority to US10/543,468 priority patent/US7953748B2/en
Priority to CN2010101515897A priority patent/CN101833573B/zh
Priority to EP03778956.7A priority patent/EP1589435B1/en
Priority to KR1020057013802A priority patent/KR20050104356A/ko
Priority to PCT/JP2003/016085 priority patent/WO2004068354A1/ja
Priority to CN2003801093094A priority patent/CN1745369B/zh
Publication of JP2004234157A publication Critical patent/JP2004234157A/ja
Publication of JP2004234157A5 publication Critical patent/JP2004234157A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/2803Home automation networks
    • H04L12/2807Exchanging configuration information on appliance services in a home automation network
    • H04L12/2812Exchanging configuration information on appliance services in a home automation network describing content present in a home automation network, e.g. audio video content
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • G06F16/17Details of further file system functions
    • G06F16/176Support for shared access to files; File sharing support
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/2803Home automation networks
    • H04L2012/2847Home automation networks characterised by the type of home appliance used
    • H04L2012/2849Audio/video appliances

Abstract

【課題】サーバからクライアントに対するコンテンツ情報の送信処理に基づく情報更新処理およびコンテンツ再生処理を効率的に的確に実行する装置および方法を提供する。
【解決手段】コンテンツ属性情報を保有するサーバが、クライアントからの情報取得要求に基づいて、メタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づくコンテンツ情報を生成するとともに、プロパティ情報各々に許容されるデータ編集情報を各プロパティ毎に設定してクライアントに送信する。さらに、コンテンツのデータ態様情報としてレコードクオリティレベル情報、コーデック情報等、クライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報を含むコンテンツ情報を生成しクライアントに送信する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに、詳細には、例えばホームネットワーク等、ネットワーク接続された機器間での通信を実行する構成において、コンテンツ提供サーバの有するコンテンツの属性情報としてのメタデータの詳細をクライアントに提供し、クライアント側においてメタデータの更新あるいは、メタデータに基づくより的確なコンテンツ取得、再生処理を可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今のデータ通信ネットワークの普及に伴い、家庭内においても家電機器やコンピュータ、その他の周辺機器をネットワーク接続し、各機器間での通信を可能とした、いわゆるホームネットワークが浸透しつつある。ホームネットワークは、ネットワーク接続機器間で通信を行なうことにより各機器のデータ処理機能を共有したり、機器間でコンテンツの送受信を行なう等、ユーザに利便性・快適性を提供するものであり、今後、ますます普及することが予測される。
【0003】
このようなホームネットワークの構成に適するプロトコルとしてユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP:Universal Plug and Play)が知られている。ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)は、複雑な操作を伴うことなく容易にネットワークを構築することが可能であり、困難な操作や設定を伴うことなくネットワーク接続された機器において各接続機器の提供サービスを受領可能とするものである。また、UPnPはデバイス上のOS(オペレーティングシステム)にも依存せず、容易に機器の追加ができるという利点を持つ。
【0004】
UPnPは、接続機器間で、XML(eXtensible Markup Language)に準拠した定義ファイルを交換し、機器間において相互認識を行なう。UPnPの処理の概要は、以下の通りである。
(1)IPアドレス等の自己のデバイスIDを取得するアドレッシング処理。
(2)ネットワーク上の各デバイスの検索を行ない、各デバイスから応答を受信し、応答に含まれるデバイス種別、機能等の情報を取得するディスカバリ処理。
(3)ディスカバリ処理で取得した情報に基づいて、各デバイスにサービスを要求するサービス要求処理。
【0005】
上記処理手順を行なうことで、ネットワーク接続された機器を適用したサービスの提供および受領が可能となる。ネットワークに新たに接続される機器は、上記のアドレッシング処理によりデバイスIDを取得し、ディスカバリ処理によりネットワーク接続された他のデバイスの情報を取得して、取得情報に基づいて他の機器にサービスの要求が可能となる。
【0006】
例えばサーバに格納された音楽データ、画像データ等のコンテンツをクライアント側デバイスにおいて再生しようとする場合には、クライアント側からサーバに対してサーバに格納されたコンテンツ情報、例えば曲や映画のタイトルやアーティスト名、さらにデータの圧縮態様情報(ATRAC:adaptive transform acoustic coding, MPEG:moving picture experts group等)、さらに必要に応じて著作権情報などの様々なコンテンツの属性情報の取得要求を送信する。これらの属性情報はメタデータあるいはメタ情報と呼ばれる。
【0007】
サーバは、クライアントからの要求に応じてサーバの保有するコンテンツに関するメタデータ(属性情報)をクライアントに送信する。クライアントは、サーバから取得したメタデータに基づいて所定の表示プログラムに従ってクライアントデバイスのディスプレイにコンテンツ情報を表示する。例えばアーティスト名、タイトル等からなる曲目リストなどがディスプレイに表示される。ユーザは、表示情報に基づいて、再生対象コンテンツを確認あるいは選択して、コンテンツの送信要求をサーバに送信する。サーバはクライアントからのコンテンツリクエストを受信し、受信リクエストに応じてサーバからクライアントに対するコンテンツの送信が行われ、クライアント側において受信コンテンツの再生が行われる。
【0008】
このようにホームネットワーク内のサーバに格納されたコンテンツは、ネットワーク接続された他の機器からアクセス可能となる。例えば、上述の簡易な機器接続構成であるUPnP接続を実行した機器によってコンテンツを取得することが可能となる。コンテンツが映画データや音楽データの場合、ネットワーク接続機器としてTV、あるいはプレーヤ等を接続すれば、映画を視聴したり、音楽を聴いたりすることが可能となる。
【0009】
しかし、UPnPにおいて規定されたデバイス間、例えばサーバとクライアント間で送受信するメタデータは画一的であり、様々な機能を有するデバイスにおいては、サーバから受信するメタデータが不十分なものである場合がある。
【0010】
例えば、サーバから受信したメタデータの中には、書き換え、削除、追加等の更新処理が許容されるデータが存在する場合があるが、サーバから受信したメタデータに基づいてクライアントデバイスに例えばコンテンツリストを表示した場合、現行のUPnPにおいてはどのデータの書き換えが許容されているか否か、また削除、追加処理が可能か否かを判別するデータの送受信が行われないため、ユーザは、各データフィールドに実際にデータ入力を実行してみるといったトライアンドエラー型の処理でメタデータ更新処理を実行することが要求される。
【0011】
なお、メタデータの書き換え、追加等の処理について開示した従来技術として、例えば特許文献1がある。特許文献1には、ニュース番組の制作会社などにおいて、映像・音声を取材、編集・加工、保管する画像処理システムで、作業工程ごとにメタデータを書き込んでいく構成が示されている。例えば中継車が取材場所に移動する間に計画工程で検討されたメタデータが放送局のデータ管理装置から、取材先の撮像装置に送信され、取材工程において、放送局から送信されたメタデータの他に自動的に発生したメタデータを記録媒体に記録する。このように、記録再生装置、編集装置など、各工程で様々なメタデータを書き込む処理を可能とした構成が示されている。しかし、この従来技術においては、各工程、あるいは装置において許容される書き換え、追加、削除等のメタデータ更新可能な範囲を明示する手段については示されていない。
【0012】
また、メタデータ中には、タイトル、演奏時間、データ記録日時等の様々なデータ項目が含まれるが、それぞれのデータ項目毎に入力可能なデータ態様、例えばテキストデータのみが入力可能であるとか、数値データのみ、あるいは、整数データのみといった入力可能なデータ態様が規定されている。また数値データであれば入力可能な値の範囲が規定されている場合もある。テキストデータであれば入力文字数等が規定される場合もある。しかし、現行のUPnPにおいては、デバイス間においてメタデータの送受信時に入力可能なデータ態様等についての通知処理がなされないため、上述と同様トライアンドエラー型の処理が必要となってしまう。
【0013】
また、クライアントに対してコンテンツを提供するサーバは、画像データ提供サーバ、音声データ提供サーバ等、それぞれの提供可能なコンテンツ毎に設けられることが多い。これらの各サーバは、それぞれ異なるデータ態様でコンテンツを保有する。例えばATRAC3、ATRAC3plus、MPEG1、MPEG2、MPEG4等である。
【0014】
クライアント側では、サーバが保有するコンテンツの種類は、UPnPにおけるディスカバリ処理などにおいて取得可能であるが、そのデータ態様の詳細については取得する手段が充分ではない。MPEGデータであることは通知されてもMPEG2であるのかMPEG4であるのかといった詳細についての通知処理が充分になされず、クライアント側のユーザによる誤ったデータ選択、データ送信要求を生じさせるという問題がある。
【0015】
【特許文献1】
特許公開2001−292413号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の従来技術における各問題点に鑑みてなされたものであり、様々なコンテンツを格納したサーバの保有するコンテンツの属性情報をクライアントが、より詳細な態様で取得し、クライアント側でサーバからの送信情報に基づいて表示されるデータの更新を行う場合に、予め許容された更新処理内容を把握可能とし、ユーザに負担を強いることなく、容易にかつ的確に属性情報の更新を可能とする情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
【0017】
さらに、本発明は、画像データ提供サーバ、音声データ提供サーバ等、それぞれの提供可能なコンテンツ毎に設けられるサーバの保有あるいは提供可能なコンテンツの詳細なデータ態様、例えばATRAC3、ATRAC3PLUS、MPEG1、MPEG2、MPEG4等の詳細情報をクライアントの要求に基づいて取得することを可能として、クライアントのもつ機能等に合致した最適なデータの送信、再生処理を実現する情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面は、
コンテンツ情報送信処理を実行する情報処理装置であり、
コンテンツおよびコンテンツ属性情報としてのメタデータを記憶した記憶部と、
コンテンツ情報要求装置としてのクライアントとのデータ送受信処理を実行するデータ送受信部と、
クライアントからのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部からメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成する制御部とを有し、
前記制御部は、前記プロパティ情報各々に許容されるデータ編集情報を、各プロパティ毎に定義して前記コンテンツ情報を生成し、該生成コンテンツ情報を前記データ送受信部を介して送信する構成を有することを特徴とする情報処理装置にある。
【0019】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記データ編集情報を各プロパティ毎に記述したXML(eXtended Markup Language)データの生成により、コンテンツ情報の生成処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0020】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、前記制御部は、前記クライアントからのクラス指定のコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部から指定クラス対応のメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するプロパティ情報毎のデータ編集情報を含むコンテンツ情報を生成する処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0021】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、前記制御部は、前記クライアントからのクラス指定なしのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、情報処理装置において管理するクラスの一覧情報をクライアントに対する送信情報として生成する処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ編集情報は、プロパティ情報の書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理の可否を設定した情報を含むことを特徴とする。
【0023】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ編集情報は、プロパティ情報の許容データ値を定義した情報を含むことを特徴とする。
【0024】
さらに、本発明の第2の側面は、
コンテンツ情報の取得処理を行う情報処理装置であり、
コンテンツ情報を保有するサーバとのデータ送受信処理を実行するデータ送受信部と、
前記データ送受信部を介して前記サーバから受信するコンテンツ情報に基づいて出力部に表示する表示情報を生成する制御部と、
前記制御部の生成した表示情報を出力表示する表示部とを有し、
前記制御部は、前記サーバから受信するコンテンツ情報の構成要素としてのプロパティ情報毎にデータ編集情報を認識可能とした表示情報の生成処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置にある。
【0025】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記サーバから受信するコンテンツ情報は、前記データ編集情報を各プロパティ毎に記述したXML(eXtended Markup Language)データであり、前記制御部は、前記XMLデータの解析により、プロパティ情報毎のデータ編集情報を認識可能な表示情報の生成処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0026】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ編集情報は、プロパティ情報の書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理の可否を設定した情報を含み、前記制御部は、前記プロパティ情報毎に、書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理可否を識別可能な態様を持つ表示情報の生成処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0027】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ編集情報は、プロパティ情報の許容データ値を定義した情報を含み、前記制御部は、前記プロパティ情報毎に、許容データ値を識別可能な態様を持つ表示情報の生成処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0028】
さらに、本発明の第3の側面は、
コンテンツ情報送信処理を実行する情報処理装置であり、
コンテンツおよびコンテンツ属性情報としてのメタデータを記憶した記憶部と、
コンテンツ情報要求装置としてのクライアントとのデータ送受信処理を実行するデータ送受信部と、
クライアントからのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部からメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成する制御部とを有し、
前記制御部は、
クライアントに対して送信可能なコンテンツデータのデータ態様情報としてクライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報を含むコンテンツ情報を生成し、該生成コンテンツ情報を前記データ送受信部を介して送信する構成を有することを特徴とする情報処理装置にある。
【0029】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、前記制御部は、前記クライアントからのクラス指定のコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部から指定クラス対応のメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツデータのデータ態様情報を含むコンテンツ情報を生成する処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0030】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、前記制御部は、前記クライアントからのクラス指定なしのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、情報処理装置において管理するクラスの一覧情報をクライアントに対する送信情報として生成する処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0031】
さらに、本発明の第4の側面は、
コンテンツ情報送信処理を実行する情報処理方法であり、
クライアントからのコンテンツ情報取得要求を受信するコンテンツ情報取得要求受信ステップと、
記憶部からコンテンツ属性情報としてのメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成するコンテンツ情報生成ステップと、
生成したコンテンツ情報をデータ送受信部を介してクライアントに対して送信するコンテンツ情報送信ステップとを有し、
前記コンテンツ情報生成ステップにおいては、前記プロパティ情報各々に許容されるデータ編集情報を各プロパティ毎に定義したコンテンツ情報の生成処理を実行することを特徴とする情報処理方法にある。
【0032】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記コンテンツ情報生成ステップは、前記データ編集情報を各プロパティ毎に記述したXML(eXtended Markup Language)データの生成により、コンテンツ情報の生成処理を実行することを特徴とする。
【0033】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、前記コンテンツ情報生成ステップは、前記クライアントからのクラス指定のコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部から指定クラス対応のメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するプロパティ情報毎のデータ編集情報を含むコンテンツ情報を生成する処理を実行することを特徴とする。
【0034】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、前記コンテンツ情報生成ステップは、前記クライアントからのクラス指定なしのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、情報処理装置において管理するクラスの一覧情報をクライアントに対する送信情報として生成する処理を実行することを特徴とする。
【0035】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ編集情報は、プロパティ情報の書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理の可否を設定した情報を含むことを特徴とする。
【0036】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ編集情報は、プロパティ情報の許容データ値を定義した情報を含むことを特徴とする。
【0037】
さらに、本発明の第5の側面は、
コンテンツ情報の取得処理を行う情報処理方法であり、
データ送受信部を介してサーバから受信するコンテンツ情報に基づいて出力部に表示する表示情報を生成する表示情報生成ステップと、
前記表示情報を出力表示する表示ステップとを有し、
前記表示情報生成ステップは、前記サーバから受信するコンテンツ情報の構成要素としてのプロパティ情報毎にデータ編集情報を認識可能とした表示情報の生成処理を実行することを特徴とする情報処理方法にある。
【0038】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記サーバから受信するコンテンツ情報は、前記データ編集情報を各プロパティ毎に記述したXML(eXtended Markup Language)データであり、前記表示情報生成ステップは、前記XMLデータの解析により、プロパティ情報毎のデータ編集情報を認識可能な表示情報の生成処理を実行することを特徴とする。
【0039】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ編集情報は、プロパティ情報の書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理の可否を設定した情報を含み、前記表示情報生成ステップは、前記プロパティ情報毎に、書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理可否を識別可能な態様を持つ表示情報の生成処理を実行することを特徴とする。
【0040】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ編集情報は、プロパティ情報の許容データ形式を定義した情報を含み、前記表示情報生成ステップは、前記プロパティ情報毎に、許容データ形式を識別可能な態様を持つ表示情報の生成処理を実行することを特徴とする。
【0041】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ編集情報は、プロパティ情報の許容データ値を定義した情報を含み、前記表示情報生成ステップは、前記プロパティ情報毎に、許容データ値を識別可能な態様を持つ表示情報の生成処理を実行することを特徴とする。
【0042】
さらに、本発明の第6の側面は、
コンテンツ情報送信処理を実行する情報処理方法であり、
クライアントからのコンテンツ情報取得要求を受信するコンテンツ情報取得要求受信ステップと、
記憶部からコンテンツ属性情報としてのメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成するコンテンツ情報生成ステップと、
生成したコンテンツ情報をデータ送受信部を介してクライアントに対して送信するコンテンツ情報送信ステップとを有し、
前記コンテンツ情報生成ステップにおいては、クライアントに対して送信可能なコンテンツデータのデータ態様情報としてクライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報を含むコンテンツ情報の生成処理を実行することを特徴とする情報処理方法にある。
【0043】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、前記コンテンツ情報生成ステップは、前記クライアントからのクラス指定のコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部から指定クラス対応のメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツデータのデータ態様情報を含むコンテンツ情報を生成する処理を実行することを特徴とする。
【0044】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、前記コンテンツ情報生成ステップは、前記クライアントからのクラス指定なしのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、情報処理装置において管理するクラスの一覧情報をクライアントに対する送信情報として生成する処理を実行することを特徴とする。
【0045】
さらに、本発明の第7の側面は、
コンテンツ情報送信処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
クライアントからのコンテンツ情報取得要求を受信するコンテンツ情報取得要求受信ステップと、
記憶部からコンテンツ属性情報としてのメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成するコンテンツ情報生成ステップと、
生成したコンテンツ情報をデータ送受信部を介してクライアントに対して送信するコンテンツ情報送信ステップとを有し、
前記コンテンツ情報生成ステップは、前記プロパティ情報各々に許容されるデータ編集情報を各プロパティ毎に定義したコンテンツ情報の生成処理を実行するステップであることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
【0046】
さらに、本発明の第8の側面は、
コンテンツ情報の取得処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
データ送受信部を介してサーバから受信するコンテンツ情報に基づいて出力部に表示する表示情報を生成する表示情報生成ステップと、
前記表示情報を出力表示する表示ステップとを有し、
前記表示情報生成ステップは、前記サーバから受信するコンテンツ情報に含まれるコンテンツ情報の構成要素としてのプロパティ情報毎にデータ編集情報を認識可能とした表示情報の生成処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
【0047】
さらに、本発明の第9の側面は、
コンテンツ情報送信処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
クライアントからのコンテンツ情報取得要求を受信するコンテンツ情報取得要求受信ステップと、
記憶部からコンテンツ属性情報としてのメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成するコンテンツ情報生成ステップと、
生成したコンテンツ情報をデータ送受信部を介してクライアントに対して送信するコンテンツ情報送信ステップとを有し、
前記コンテンツ情報生成ステップは、クライアントに対して送信可能なコンテンツデータのデータ態様情報としてクライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報を含むコンテンツ情報の生成処理を実行するステップであることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
【0048】
【作用】
本発明の構成によれば、コンテンツの属性情報を保有するサーバが、クライアントからのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、コンテンツ対応のメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づくコンテンツ情報を生成するとともに、プロパティ情報各々に許容されるデータ編集情報を各プロパティ毎に設定してクライアントに送信する構成としたので、クライアントにおいて、受信情報に基づくプロパティ情報の正しい編集処理を効率的に確実に実行することが可能となる。
【0049】
さらに、本発明の構成によれば、サーバからコンテンツ情報を受信するクライアント側において、受信コンテンツ情報の構成要素としてのプロパティ情報毎にデータ編集情報を認識可能とした表示情報の生成処理を実行してディスプレイに表示する構成としたので、クライアントにおいて、受信情報に基づくプロパティ情報の正しい編集処理を効率的に確実に実行することが可能となる。
【0050】
さらに、本発明の構成によれば、サーバからクライアントに対して送信可能なコンテンツデータのデータ態様情報としてコンテンツ記録品質を示すレコードクオリティレベル情報、またはコンテンツ符号化態様を示すコーデック情報等、クライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報を含むコンテンツ情報を生成しクライアントに送信する構成としたので、クライアントにおいて、受信情報に基づく的確なコンテンツ選択処理を効率的に実行することが可能となる。
【0051】
さらに、本発明の構成によれば、サーバ側で管理するコンテンツ属性情報としてのメタデータを、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理する構成としたので、クライアント側から、クラスを指定したプロパティ情報の取得処理が可能となり、曲、アルバム、ジャンル、複数のアルバムを集積したアルバムキャビネットなど、様々なクラスを指定してプロパティ情報を取得することが可能となる。
【0052】
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
【0053】
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づく、より詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
【0054】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
【0055】
[システム概要]
まず、図1を参照して、本発明の適用可能なネットワーク構成例について説明する。図1は、様々なクライアント装置からの処理要求に応じて処理を実行するサーバ101と、サーバ101に対して処理要求を行なうクライアント装置としてのPC121,モニター122,携帯電話123、再生機124、PDA125がネットワーク100を介して接続された構成、例えばホームネットワーク構成を示している。クライアント装置としては、この他にも様々な電子機器、家電機器が接続可能である。
【0056】
サーバ101がクライアントからの要求に応じて実行する処理は、例えばサーバ101の保有するハードディスク等の記憶手段に格納されたコンテンツの提供、あるいはサーバの実行可能なアプリケーションプログラムの実行によるデータ処理サービス等である。なお、図1においては、サーバ101と、クライアント装置とを区別して示しているが、クライアントからの要求に対するサービスを提供する機器をサーバとして示しているものであり、いずれのクライアント装置も、自己のデータ処理サービスを他のクライアントに提供する場合には、サーバとしての機能を提供可能となる。従って、図1に示すネットワーク接続されたクライアント装置もサーバとなり得る。
【0057】
ネットワーク100は、有線、無線等いずれかのネットワークであり、各接続機器は、例えばイーサネット(登録商標)フレーム等の通信パケットをネットワーク100を介して送受信する。すなわち、クライアントは、イーサネットフレームのデータ部に処理要求情報を格納したフレームをサーバ101に送信することにより、サーバ101に対するデータ処理要求を実行する。サーバ101は、処理要求フレームの受信に応じて、データ処理を実行し、必要に応じてデータ処理結果としての結果データを通信パケットのデータ部に格納し、各クライアントに送信する。
【0058】
ネットワーク接続機器は、例えばユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP:Universal Plug and Play)対応機器によって構成される。従って、ネットワークに対する接続機器の追加、削除が容易な構成である。ネットワークに新たに接続する機器は、
(1)IPアドレス等の自己のデバイスIDを取得するアドレッシング処理。
(2)ネットワーク上の各デバイスの検索を行ない、各デバイスから応答を受信し、応答に含まれるデバイス種別、機能等の情報を取得するディスカバリ処理。
(3)ディスカバリ処理で取得した情報に基づいて、各デバイスにサービスを要求するサービス要求処理。
上記処理手順を行なうことで、ネットワーク接続された機器を適用したサービスを受領することが可能となる。
【0059】
図1に示すサーバおよびクライアント装置を構成する情報処理装置の一例としてPCのハードウェア構成例について図2を参照して説明する。
【0060】
CPU(Central Processing Unit)201は、ROM(Read Only Memory)202、またはHDD204等に記憶されているプログラムに従って、各種の処理を実行し、データ処理手段、あるいは通信制御処理手段として機能する。RAM203には、CPU201が実行するプログラムやデータが適宜記憶される。CPU201、ROM202、およびRAM203、HDD204は、バス205を介して相互に接続されている。
【0061】
バス205には、入出力インタフェース206が接続されており、この入出力インタフェース206には、例えば、ユーザにより操作されるキーボード、スイッチ、ボタン、あるいはマウス等により構成される入力部207、ユーザに各種の情報を提示するLCD、CRT、スピーカ等により構成される出力部208が接続される。さらに、データ送受信手段として機能する通信部209、さらに、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体211を装着可能で、これらのリムーバブル記録媒体211からのデータ読み出しあるいは書き込み処理を実行するドライブ210が接続される。
【0062】
図2に示す構成は、図1に示すネットワーク接続機器の一例としてのサーバ、パーソナルコンピュータ(PC)の例であるが、ネットワーク接続機器はPCに限らず、図1に示すように携帯電話、PDA等の携帯通信端末、その他、再生装置、ディスプレイ等の様々な電子機器、情報処理装置によって構成することが可能である。従って、それぞれの機器固有のハードウェア構成を持つことが可能であり、そのハードウェアに従った処理を実行する。
【0063】
[メタデータ]
次にクライアントに提供するコンテンツを格納したサーバが保有するメタデータについて説明する。サーバは、自己の記憶部に格納した静止画、動画等の画像データ、音楽等の音声データ等のコンテンツ各々に対応する属性情報をメタデータとして保有している。
【0064】
なお、サーバの保有する静止画、動画等の画像データ、音楽等の音声データ等のコンテンツを総称してAVコンテンツと呼ぶ。サーバにおいて、AVコンテンツは、階層構成を有するコンテンツディレクトリによって管理される。
【0065】
コンテンツディレクトリは、個々のAVコンテンツあるいは複数のAVコンテンツを格納したフォルダによって構成される階層構成を持つ。コンテンツディレクトリの個々の要素、すなわち、個々のAVコンテンツあるいは複数のAVコンテンツを格納したフォルダの各々はオブジェクト(Object)と呼ばれる。なお、オブジェクトとは、サーバによって処理されるデータ単位の総称であり、個々のAVコンテンツあるいは複数のAVコンテンツを格納したフォルダ以外にも様々なオブジェクトが存在する。
【0066】
なお、AVコンテンツの最小単位、すなわち1つの楽曲データ、1つの動画データ、1つの静止画データ等をアイテム(item)とよぶ。
【0067】
オブジェクトは、その種類、例えば音楽(Audio)、ビデオ(Video)、写真(Photo)等、その種類によりクラスに分類されクラスラベリングがなされる。クライアントは、例えば特定のクラスを指定して、特定の分類に属するオブジェクトのみを対象としたサーチを要求し実行することができる。なお、サーバにおいては、クラスも階層構成で管理されており、1つのクラスの下にサブクラスの設定が可能である。
【0068】
メタデータは、サーバの持つコンテンツに対応した属性情報、クラスの定義情報、コンテンツディレクトリを構成する階層構成に関する情報等を含むさまざまな管理情報である。個々のオブジェクトに対応付けて定義されたコンテンツの属性情報としてのメタデータには、コンテンツの識別子(ID)、データサイズ、リソース情報、タイトル、アーティスト名、著作権情報等、様々な情報が含まれる。メタデータに含まれる個々の情報をプロパティと呼ぶ。なお、音楽(Audio)、ビデオ(Video)、写真(Photo)等、前述したクラス毎にどのようなプロパティからなるメタデータを持つかが予め規定されている。
【0069】
[クライアントによるプロパティ情報取得に基づく処理]
例えばコンテンツを再生しようとするクライアントは、サーバに対してコンテンツ要求を行い、要求コンテンツをサーバから受信してコンテンツの再生を行うことができる。一般的なコンテンツ再生の手順について図3を参照して説明する。まず、ステップS11において、クライアントは、サーバの保有するコンテンツ情報の取得要求を行う。ステップS12で、サーバは、クライアントの要求に従ってコンテンツ対応のメタデータに基づいて、タイトル、アーティスト名などのコンテンツ情報をXML(eXtended Markup Language)データにより生成してクライアントに送信する。
【0070】
クライアントは、ステップS13において、受信XML情報に従って、コンテンツ情報をディスプレイに表示する。例えば音楽コンテンツであれば、サーバの保有する複数の音楽に対応する曲名、アーティスト名、再生時間等からなるリストとして表示される。
【0071】
次に、クライアントはステップS14において、クライアント装置において、サーバから受信し再生する曲を選択し、コンテンツ指定情報(例えばコンテンツID)をサーバに送信する。サーバは受信したコンテンツ指定情報に基づいてコンテンツを記憶手段から取得して、送信する。ステップS16において、クライアントはサーバから受信したコンテンツを再生する。なお、コンテンツがATRAC、MPEG等の圧縮処理がなされている場合は、クライアント側で復号処理を行った後に再生処理を行う。
【0072】
通常のコンテンツ再生手順は、上述したとおりである。クライアントは、様々なコンテンツ属性情報、すなわち、サーバの保有するコンテンツ対応のメタデータに含まれるプロパティ情報を取得することができる。このプロパティ情報には、書き換え可能な項目が含まれる。従って、ユーザは、サーバから受信したXML情報に基づいてクライアントデバイスに表示したコンテンツ情報、たとえばコンテンツリストについてデータの書き換えを行ったり、データの追加あるいは削除処理を行うことが可能である。
【0073】
(プロパティ情報の編集)
本発明の構成においては、ユーザ、すなわちクライアントからサーバに対するコンテンツ情報の要求に応じて、コンテンツに対応するメタデータに含まれるプロパティ情報毎に許容されるデータ編集情報、具体的には、プロパティ情報の書き換え処理、追加処理、削除処理の可否、入力許容データ値、例えば入力許容データ形式の種別、許容数値範囲等からなる各種のデータ更新可否情報としてのデータ編集情報を含むXMLデータを生成して、クライアントに送信する。
【0074】
クライアントマシンは、サーバから受信するプロパティ情報からなるXMLデータに基づいて、プロパティ情報毎に、その書き換え処理等の可否、入力許容データの種別、入力可能データの数値範囲等の各種編集情報を識別可能な表示情報(UI:ユーザインタフェース)を生成し、ディスプレイにコンテンツリスト等の表示情報として提示する。従って、ユーザは、編集情報を識別可能なコンテンツリスト等のコンテンツ情報に基づいて的確なデータ更新を行うことが可能となる。
【0075】
コンテンツの属性情報としてのメタデータに含まれるプロパティ情報を、サーバからクライアントに対して送信し、クライアントトマシンにおいて受信情報に基づくコンテンツ情報を表示し、データ更新処理を実行する一連のシーケンスについて説明する。
【0076】
プロパティ情報の更新処理におけるサーバクライアント間における一連の処理シーケンスを図4に示す。
【0077】
まず、ステップS21において、クライアントは、サーバの保有するコンテンツ情報要求を行う。ここでは、コマンド[X_GETSchema]をサーバに対して送信する。コマンド[X_GETSchema]は、本発明のシステムを構成するデバイスにおいて解釈可能なコマンドであり、コマンドを受信したサーバは、要求に従ってコンテンツ等、様々なオブジェクト対応のメタデータを構成するプロパティ情報に基づくXMLデータを生成してクライアントに送信する。
【0078】
なお、クライアントは、プロパティ情報の要求に際して、どのオブジェクト、すなわち、どの種類のコンテンツに関するプロパティ情報を取得するかを指定可能である。例えば音楽(Audio)、ビデオ(Video)、写真(Photo)等、前述したクラスから1つのクラスを指定して、指定クラスに含まれるオブジェクトのプロパティ情報の取得要求を実行する。この場合、コマンド[X_GETSchema]にクラスネームを付加してサーバに送信する。
【0079】
サーバは、クライアントからのプロパティ情報の取得要求を受信すると、例えば指定されたクラスに対応するコンテンツの対応メタデータを記憶手段から取得し、取得したメタデータに基づいて、クライアントに送信するプロパティ情報を含むXMLデータを生成する。サーバは、ステップS22において、生成したXMLデータをクライアントに送信する。
【0080】
本発明の構成においては、ユーザ、すなわちクライアントからサーバに対するコンテンツ情報の要求に応じて、サーバは、コンテンツに対応するメタデータに含まれるプロパティ情報毎に、その書き換え処理、追加、削除等の可否、入力許容データ形式、入力可能データ値等からなる各種のデータ更新可否情報としてのデータ編集情報を含むXMLデータを生成して、クライアントに送信する。
【0081】
クライアントマシンは、サーバから受信するプロパティ情報からなるXMLデータに基づいて、プロパティ情報毎に、その書き換え処理、追加、削除等の可否、入力許容データ形式、入力可能データ値等を識別可能な表示画面(UI:ユーザインタフェース)を生成し、ディスプレイにコンテンツ情報として提示する。従って、ユーザは、コンテンツリスト等のコンテンツ情報をディスプレイに表示し、的確なデータ更新を行うことが可能となる。
【0082】
図5にサーバからクライアントに対して送信するコンテンツ対応のメタデータに含まれる複数のプロパティ情報からなるXMLデータの例を示す。図5の構成において、データ部301、302、303、304の各々がメタデータを構成する個々のプロパティ情報に関するXMLデータである。
【0083】
例えばデータ部301は、下記の構成を持つ。
av:PropertyInfo>
av:PropertyName>dc:title</av:PropertyName>
av:MinOccurred>1</av:MinOccurred>
av:MaxOccurred>1</av:MaxOccurred>
av:OperationCode>rcw</av:OperationCode>
</av:PropertyInfo>
【0084】
XMLデータの各記述データの意味の詳細を図6に示す。<av:PropertyInfo>は、プロパティ情報の開始を示す。<av:PropertyName>dc:title</av:PropertyName>は、プロパティの名前がタイトル(title)であることを示す。<av:MinOccurred>1</av:MinOccurred>は、このプロパティ情報の存在最小値を示す。<av:MaxOccurred>1</av:MaxOccurred>は、このプロパティ情報の存在最大値を示す。上記の場合、プロパティ[タイトル]は、最小1つ、最大1つ、すなわち必ず1つ存在していることを示す。<av:OperationCode>rcw</av:OperationCode>は、このプロパティの編集情報を含む処理コードであり、以下の意味を持つ。
r...ochBrowseやSearchなど、サーバから返すオブジェクトに存在する
c...ochCreateObject時に指定可能
w...ochUpdateObjectで書き換え可能
a...ochUpdateObjectで増加可能
d...ochUpdateObjectで消去可能
s...Browse/SearchでSortCriteriaに含めることが可能
【0085】
上記プロパティ[タイトル]については、<av:OperationCode>rcw</av:OperationCode>であり、[w]の設定があるので、更新処理(UpdateObject)において、ユーザによる書き換えが可能なデータであることがわかる。</av:PropertyInfo>は、プロパティ情報の終了を示す。
【0086】
図5のデータ部302は、以下の構成を持つ。
av:PropertyInfo>
av:PropertyName>upnp:artist</av:PropertyName>
av:MinOccurred>0</av:MinOccurred>
av:MaxOccurred>1</av:MaxOccurred>
av:OperationCode>rcwad</av:OperationCode>
</av:PropertyInfo>
【0087】
上記プロパティ情報は、プロパティネームが[アーティスト(artist)]でありアーティストのプロパティ情報であることを示している。<av:OperationCode>rcwad</av:OperationCode>には、[r,c,w,a,d]が設定され、更新処理(UpdateObject)において、ユーザによる書き換えが可能なデータであるとともに、増加可能(a)であり、また消去可能(d)であることがわかる。
【0088】
図5のデータ部303は、以下の構成を持つ。
av:PropertyInfo>
av:PropertyName>av:recordQualityLevel</av:PropertyName>
av:MinOccurred>1</av:MinOccurred>
av:MaxOccurred>1</av:MaxOccurred>
av:OperationCode>rcw</av:OperationCode>
av:AllowedValueRange>
av:Minimum>3</av:Minimum>
av:Maximum>5</av:Maximum>
av:Step>1</av:Step>
</av:AllowedValueRange>
</av:PropertyInfo>
【0089】
上記データは、プロパティ[レコードクオリティレベル]について示している。このデータ構成中、
av:AllowedValueRange>
av:Minimum>3</av:Minimum>
av:Maximum>5</av:Maximum>
av:Step>1</av:Step>
</av:AllowedValueRange>
はプロパティ[レコードクオリティレベル]のとり得る値の範囲とそのステップ(間隔)を示したデータである。すなわち、プロパティ[レコードクオリティレベル]は、3〜5の値を設定可能であり、そのステップは1である。従って、3,4,5の各値を[レコードクオリティレベル]として設定可能であることがわかる。
【0090】
図5のデータ部304は、以下のデータ構成を持つ。
av:PropertyInfo>
av:PropertyName>av:recordStatus</av:PropertyName>
av:MinOccurred>1</av:MinOccurred>
av:MaxOccurred>1</av:MaxOccurred>
av:OperationCode>r</av:OperationCode>
av:AllowedValueList>
av:AllowedValue>NotYet</av:AllowedValue>
av:AllowedValue>Timed</av:AllowedValue>
av:AllowedValue>Recording</av:AllowedValue>
av:AllowedValue>Recorded</av:AllowedValue>
</av:AllowedValueList>
</av:PropertyInfo>
【0091】
上記データは、プロパティ[記録ステータス(recordStatus)]に関するデータである。上記データ中、
av:AllowedValueList>
av:AllowedValue>NotYet</av:AllowedValue>
av:AllowedValue>Timed</av:AllowedValue>
av:AllowedValue>Recording</av:AllowedValue>
av:AllowedValue>Recorded</av:AllowedValue>
</av:AllowedValueList>
は、プロパティ[記録ステータス(recordStatus)]のとり得る値のリストデータである。プロパティ[記録ステータス(recordStatus)]は、設定可能な値として、4つの値(NotYet)、(Timed)、(Recording)、(Recording)をとり得ることがわかる。
【0092】
このように、サーバからクライアントに対して送信されるプロパティ情報には、その更新処理可能な態様や、設定可能な値に関する情報が含まれる。
【0093】
図4に戻り、サーバクライアント間の処理シーケンスについての説明を続ける。サーバが、上述した例えば図5に示すようなXMLデータを送信しクライアントが受信すると、クライアントマシンでは、XMLデータに基づいてコンテンツ情報リストをクライアントマシンのディスプレイに表示する。
【0094】
このコンテンツ情報リストに表示処理においては、上述したプロパティ情報毎に設定された更新処理可能な態様や、設定可能な値に関する情報に基づくリスト表示が実行される。コンテンツ情報リストの表示例を図7に示す。
【0095】
例えば書き換え可能な領域を白、不可領域をグレー等にするなどの異なる表示設定により、ユーザは、どのフィールドが書き換え可能であるかが理解できる。図7に示す例は一例であり、カラー表示により、書き換え、追加、削除可能なフィールドをそれぞれ異なる色彩に設定する構成としてもよい。さらに色のみならず様々なグラフィック処理により、夫々のフィールドの編集可能態様を識別可能に設定してもよい。
【0096】
例えば図7に示すフィールド351は書き換え可能なプロパティ情報のデータフィールドであり、フィールド352は書き換えの許容されないプロパティ情報のデータフィールドである。さらに、設定可能な数値が規定されたプロパティのデータフィールド353には、設定可能な数値データ1.2.3を明示したり、さらに、設定可能な値として、4つの値(NotYet)、(Timed)、(Recording)、(Recording)が規定されたフィールド354には、コンボボックスとして設定可能な値を提示する構成とするなどの表示処理が可能である。これはクライアントマシンにおいて、サーバから受信したXMLデータ(図5参照)に基づいて実行される。
【0097】
図7に示すコンテンツリストの表示処理態様は一例であり、この表示処理態様以外にも様々な表示が可能である。ただし、サーバから受信する各プロパティ情報に対応する編集情報、すなわち、書き換えの可否、追加、削除の可否、入力可能なデータ形式、設定可能な値等の各情報をユーザが認識可能な態様で表示する。この表示処理により、ユーザは、正確なデータ更新を効率的に実行できる。
【0098】
図5のサーバクライアント間の処理シーケンスに戻り説明を続ける。クライアントはサーバから受信したプロパティ情報(XMLデータ)に基づいて、ステップS23において、コンテンツ情報表示(例えば図7)を実行し、必要に応じて各フィールドにおいて、データ書き換え、追加、削除等のデータ更新を実行する。
【0099】
さらに、ステップS25において、更新データを含むプロパティ情報をサーバに対して送信する。サーバは、更新されたプロパティ情報を自己の記憶部に格納する。すなわち、更新プロパティ情報に対応するコンテンツ対応のメタデータを更新されたプロパティ情報で上書きし、メタデータの更新処理を行う。サーバにおいて更新処理が完了すると、ステップS26において、更新完了通知がクライアントに送信され、プロパティ情報更新処理が完了する。
【0100】
クライアント装置におけるプロパティ情報の取得処理、更新処理手順について、図8の処理フローを参照して説明する。
【0101】
クライアント装置は、ステップS111において、サーバに対してプロパティ情報の取得要求を行う。これは前述したように例えばクラス指定を付加したコマンド[X_GETSchema]をサーバに対して送信する処理として実行する。
【0102】
クライアントは、ステップS112において、サーバからのプロパティ情報をXMLデータとして受信し、ステップS113において、受信プロパティ情報に基づいて、更新可否態様、すなわち、書き換え処理、追加処理、削除処理の可否、許容データ形式、許容データ値を識別可能な表示情報(UI)を生成して、ディスプレイに表示する。例えば図7を参照して説明したコンテンツリストである。
【0103】
ユーザは、ステップS114において、クライアント装置のディスプレイに表示されたコンテンツ情報に対するデータ更新処理を実行し、ステップS115において、更新情報をサーバに対して送信し、サーバでの更新処理が完了すると、ステップS116において、更新処理完了通知としての応答(Ack)を受信し、処理を終了する。
【0104】
上述したように、本発明の構成においては、コンテンツの属性情報としてのメタデータを構成する個々の要素、すなわちプロパティ情報毎にその許容される編集情報をXMLデータに付加してサーバからクライアントに対して送信し、クライアント装置において、受信XMLデータに基づいて、プロパティ情報毎の編集許可態様を識別可能なコンテンツ情報リストをユーザインタフェースとして生成して表示する構成としたので、ユーザは各プロパティ情報について、正しい編集処理を効率的に確実に実行することが可能となる。
【0105】
(プロパティ情報取得に基づく再生コンテンツ指定)
上述したように、本発明の構成においては、サーバからクライアントに対して詳細なプロパティ情報が送信される。上述した説明は、クライアントにおけるプロパティ情報の編集処理を中心として説明したが、クライアントは詳細なプロパティ情報をサーバから受信することで、より的確にコンテンツの再生処理を実行することができる。
【0106】
コンテンツに対応するメタデータを構成するプロパティを取得する場合、前述したように、クライアントは、サーバの有するコンテンツのクラスを指定してプロパティ情報の取得が可能である。
【0107】
サーバにおいては、クラスについて階層化構成によって管理し、1つのクラスの子クラスとしてのサブクラスの設定が可能であり、例えば音楽(Music)関連のクラスにも多様なクラスが設定される。音楽(Music)関連のクラスとしては、例えば図9に示すようなクラスが設定される。
【0108】
図9に示すように、曲、アルバム、ジャンル、複数のアルバムを集積したアルバムキャビネットなど、様々なクラスが設定され、クライアントはこれらのクラスを指定して前述のプロパティ情報取得要求としてのコマンド[X_GETSchema]をサーバに対して送信することで、指定クラスに対応するコンテンツのプロパティ情報を取得することができる。
【0109】
クラスを指定すると、そのクラスでどのようなプロパティを扱えるかについての情報を得ることができる。指定クラスの全てのオブジェクトが、共通のプロパティをいつも持っているとは限らないが、この場合、サーバは共通のプロパティのみを返す。例えば指定クラスのサブクラス(1)がプロパティAとBとを持ち、サブクラス(2)がプロパティAとCを持つ場合、両者に共通するプロパティAのみをクライアントに返す。
【0110】
なお、クライアントは、クラスを指定しないプロパティ情報取得要求としてのコマンド[X_GETSchema]をサーバに対して送信することも可能である。サーバは、クラス指定のない[X_GETSchema]を受信すると、サーバで管理するクラスの一覧情報をクライアントに送信する。クライアントは、この処理によって、サーバの管理するクラス情報を取得することができる。このようにクライアントはサーバで管理するクラス情報を取得した後、特定のクラスを指定したコマンド[X_GETSchema]をサーバに対して送信することが可能となるので、サーバでの管理クラスを正確に指定したプロパティ情報取得が可能となる。
【0111】
図9に示すように、クラスは様々な分類がなされており、ユーザは任意のクラスを指定して、指定クラスのプロパティ情報を取得することが可能である。
【0112】
音楽コンテンツや画像コンテンツは、サーバにおいて様々な態様で保管されている。すなわち、ATRAC3、ATRAC3plus、MPEG2、MPEG4等の圧縮データ態様が格納コンテンツによって異なっている。またコンテンツの記録品質、いわゆるレコードクオリティレベルも異なっている。
【0113】
一方、クライアント装置の各々は、自デバイスで処理可能なデータ態様は、それぞれ異なっている。各クライアントは、自デバイスにおいて処理可能で、かつ最も高品質なデータを受信して再生処理を行うことが好ましい。
【0114】
本発明の構成において、サーバからクライアントに送信するプロパティ情報には、コンテンツのデータ品質に関する情報も含まれる。サーバは、コンテンツデータのデータ態様情報としてクライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報を含むコンテンツ情報を生成し、生成コンテンツ情報をクライアントに送信する。
【0115】
サーバは、例えば図10に示すような、コンテンツのデータに関する情報をプロパティ情報としてコンテンツ対応メタデータとして格納しており、クライアントからのプロパティ情報取得要求に応じてクライアントに提示される。
【0116】
図10は、クライアントに提示されるプロパティ情報の一部の例を示した図である。プロパティ名(Property Name)、数値、文字列等のデータタイプ(Type)、複数存在可能か否かを示すマルチプル(Multiple)、およびプロパティの内容(Property Description)を示してある。トータルサイズ(total Size)は、オリジナルコンテンツのサイズーデータを示す。なお、コンテナとは、コンテンツを格納したフォルダとしてのオブジェクトを示す。トータルデュレーション(total Duration)は、コンテンツの総時間を示す。レコードクオリティレベル(record Quality Level)は、コンテンツの記録品質であるクオリティレベルを示すデータであり、例えば1〜7の各整数値をとり、3=2Mbps、4=4Mbps、5=8Mbps等として設定される。
【0117】
オリジナルファイルフォーマット(original File Format)は、変換前のオリジナルコンテンツデータのフォーマットを示す。例えばMIMETypeとして示される。オリジナルコーデック(Original Codec)は、変換前のオリジナルコンテンツデータの符号化データ態様としてのコーデックを示す。
【0118】
プロパティとしてのオリジナルコーデック(Original Codec)として設定可能な値、すなわち許容値(Allowed Value)は、予め設定されており、図11に示す通りである。すなわち、様々なデータ圧縮処理態様を示すMPEG1L3、ATRAC3、ATRAC3plus・・JPEG、・・MPEG4V等、様々な設定許容値が予め定められている。それぞれの許容値(Allowed Value)に対応するデータ圧縮処理態様は、図11のデスクリプション(Description)に示す通りである。
【0119】
図10に戻りプロパティ情報についての説明を続ける。オリジナルリゾルーション(original Resolution)は、画像データのオリジナルデータについての解像度情報である。リソースプロトコル情報(res@protocol Info)は、リソースのファイルフォーマットに関する情報である。なお、[res]は、リソース情報であることを示す。サーバは、オリジナルデータを様々な態様で変換した情報をオリジナルデータとは別にリソースデータとして持つことが可能であり、これらの変換後のデータがリソースデータである。
【0120】
リソースコーデック(res@av:codec)は、リソースデータに関する符号化データ態様情報であり、図11に示すデータ圧縮処理態様を示すMPEG1L3、ATRAC3、ATRAC3plus・・JPEG、・・MPEG4V等、様々な設定許容値が予め定められている。リソースサイズ(res@size)は、リソースデータのサイズを示す。
【0121】
図10に示すプロパティ情報は、サーバがコンテンツに対応する属性情報として保持している情報であり、クライアントに提供可能な情報の一部を示したものである。この図に示す以外にも様々なコンテンツ情報がクライアントからのプロパティ情報取得要求に従ってサーバからクライアントに対して提供される。
【0122】
クライアントは、再生しようとするコンテンツのデータ記録品質であるレコードクオリティレベルや、符号化態様としてのコーデック情報の詳細を受領し、認識することが可能となり、クライアントデバイスにおいて最適なデータ態様を選択して、送信要求を行うことができるので、クライアントに応じた最適コンテンツデータの受信および再生が可能となる。
【0123】
なお、サーバからクライアントに対して、プロパティ情報が送信されると、クライアントは、プロパティ情報に基づいて、自デバイスにおいて最適なデータ態様を予め格納されたプログラムに従って識別し、その識別されたデータ態様でのコンテンツデータ送信をサーバに対して送信する。
【0124】
コンテンツの送受信処理シーケンスについて、図12を参照して説明する。まず、ステップS31において、クライアントは、サーバの保有するコンテンツ情報要求を行う。前述したように、コマンド[X_GETSchema]をサーバに対して送信する。なお、クライアントは、音楽(Audio)、ビデオ(Video)、写真(Photo)等、前述したクラスから1つのクラスを指定して、指定クラスに含まれるオブジェクトのプロパティ情報の取得要求を実行する。例えば、コマンド[X_GETSchema]にクラスネームを付加してサーバに送信する。
【0125】
サーバは、クライアントからのプロパティ情報の取得要求を受信すると、例えば指定されたクラスに対応するコンテンツの対応メタデータを記憶手段から取得し、取得したメタデータに基づいて、クライアントに送信するプロパティ情報を含むXMLデータを生成し、ステップS32において、生成したXMLデータをクライアントに送信する。
【0126】
本発明の構成においては、ユーザ、すなわちクライアントからサーバに対するコンテンツ情報の要求に応じて、コンテンツに対応するメタデータからコンテンツのレコードクオリティレベルや、符号化態様としてのコーデック情報の詳細をプロパティ情報に含めてXMLデータとしてクライアントに送信する。すなわち、サーバはコンテンツデータのデータ態様情報としてクライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報、すなわちレコードクオリティレベルや、符号化態様としてのコーデック情報を含むコンテンツ情報を生成し、生成コンテンツ情報をクライアントに送信する。
【0127】
クライアント装置は、ステップS33において、サーバから受信するプロパティ情報からなるXMLデータに基づいて、自デバイスのコーデック、すなわち復号処理機能等に基づいて高品質データとしての再生可能な最適データ態様、例えば、
レコードクオリティレベル=3、
コーデック=MPEG4
等を決定する。なお、この送信コンテンツデータ態様の決定処理は、クライアントに予め格納したプログラムに従って、サーバから受信したコンテンツ対応のプロパティ情報と自デバイスとの機能比較に基づいて自動的に決定する。
【0128】
ただし、プロパティ情報に基づくデータ態様情報を、先に図7を参照して説明したコンテンツ情報リストとしてディスプレイに表示し、ユーザがコンテンツリソース情報に基づいて、送信コンテンツデータ態様を選択する構成としてもよい。
【0129】
ステップS34において、決定したコンテンツデータ態様情報がクライアントからサーバに送信され、サーバは、受信情報に基づいて、リソースコンテンツを選択し、ステップS35において、クライアントに対してコンテンツを送信する。ステップS36において、クライアントは、サーバから受信したコンテンツの再生処理を実行する。
【0130】
このように、クライアントは、サーバの保有するコンテンツ情報として、コンテンツのレコードクオリティレベルや、符号化態様としてのコーデック情報の詳細をプロパティ情報として受信することができるので、自デバイスの機能に適合した最適なデータ選択が可能となり、高品質なデータ再生が実現される。
【0131】
[サーバおよびクライアントの機能構成]
サーバおよびクライアント装置のハードウェア構成については、先に図2を参照して説明した通りであり、上述した各種の処理は、サーバクライアントそれぞれの記憶部に格納されたプログラムに従って制御部としてのCPUが実行する。
【0132】
CPUによって実行される処理は、例えばサーバ側では、クライアントからの要求に従って、コンテンツ対応のメタデータを取得しプロパティ情報に基づくXMLデータを生成する処理、さらにクライアントからの要求データ態様に応じたコンテンツを送信する処理等である。クライアント側の処理としては、サーバから受信するプロパティ情報からなるXMLデータに基づいてディスプレイにコンテンツ情報リストを表示する処理。なお、この処理には、コンテンツ情報の構成要素としてのプロパティ情報毎にデータ編集情報を認識可能とした表示情報の生成処理が含まれる。さらに、自デバイスの機能と、コンテンツリソース情報とに基づいて、サーバに対して要求すべきコンテンツのデータ態様を決定する処理、さらに受信コンテンツの再生制御処理などを実行する。
【0133】
基本的にこれらの処理は、サーバ、クライアント装置の制御部としてのCPUの制御の下に実行されるが、上述した処理を実行するために必要となるサーバの機能構成とクライアントの機能構成について図13および図14を参照して説明する。
【0134】
図13は、サーバの主要機能構成を示すブロック図である。パケット送受信部501は、クライアントに対するパケット、クライアントからのパケットを受信する。パケット生成、解析部502は、送信パケットの生成処理、受信パケットの解析処理を行う。パケットのアドレス設定、アドレス認識、データ部に対するデータ格納、データ部からのデータ取得処理などである。
【0135】
コンテンツ記憶部503は、サーバの保有するコンテンツを格納する。なお、コンテンツにはオリジナルコンテンツと、オリジナルコンテンツをデータ変換したコンテンツデータも含まれる。メタデータ記憶部504は、コンテンツに対応する属性情報としてのメタデータを格納した記憶部である。
【0136】
メタデータ記憶部504には、前述したように、メタデータを構成するプロパティ情報が格納され、プロパティ情報各々についての編集可否情報、例えば書き換えの許容可否、追加、削除可否等の情報、入力許容データ形式情報、入力許容データ値情報等のデータ編集情報が含まれる。
【0137】
さらに、前述したように、コンテンツのデータ態様、すなわち、レコードクオリティレベルや、コーデック情報等のコンテンツデータ態様を示すプロパティ情報も含まれる。
【0138】
プロパティ情報取得部505は、クライアントから受信したプロパティ情報取得要求、例えばコマンド[X_GETSchema]にクラスネームを付加したパケットに基づいて、指定クラスに対応するメタデータをメタデータ記憶部504から取り出す処理を実行する。
【0139】
XMLデータ生成部506は、プロパティ情報取得部505の取得したメタデータに基づいて、クライアントに送信するXMLデータを生成する。例えば図5に示すXMLデータである。コーデック507は、オリジナルコンテンツデータの符号化処理、復号処理を実行する。例えばATRAC3、MPEG4に基づくデータ変換を実行する。サーバ各々において、所有するコーデック機能は異なり、その機能に従って、クライアントに提供可能なリソースデータも異なることになる。
【0140】
次に、クライアント装置の機能構成について、図14を参照して説明する。パケット送受信部601は、サーバに対するパケット、サーバからのパケットを受信する。パケット生成、解析部602は、送信パケットの生成処理、受信パケットの解析処理を行う。パケット内の格納データ解析のみならず、パケットのアドレス設定、アドレス認識、データ部に対するデータ格納、データ部からのデータ取得処理なども含む。
【0141】
記憶部603は、サーバから受信したパケットに含まれるコンテンツ、クライアントのコーデック情報等を格納する。
【0142】
出力部604は、コンテンツ再生処理に適用するスピーカ、ディスプレイを含む。なお、ディスプレイは、先に図7を参照して説明したコンテンツ情報リストの出力にも利用される。入力部605は、例えば、コンテンツ情報リストに対する編集情報の入力、すなわちプロパティ情報の書き換え、追加、削除処理を実行するためのキーボード、その他のデータ入力手段である。
【0143】
XMLデータ解析部606は、サーバから受信したプロパティ情報からなるXMLデータを解析し、解析データに基づいて、先に図7を参照して説明したコンテンツ情報リストを生成し、出力部としてのディスプレイに出力する処理を実行する。
【0144】
受信データ態様決定部607は、サーバから受信したプロパティ情報、すなわち、コンテンツのレコードクオリティレベルや、符号化態様としてのコーデック情報等のプロパティ情報と自デバイスの機能との比較に基づいて、サーバから受信すべき最適なデータ態様を決定する処理を実行する。
【0145】
コーデック608は、サーバから受信したコンテンツデータの復号処理等を実行する。例えばATRAC3、MPEG4に基づくデータ変換を実行する。なお、復号データの再符号化処理を実行し、再符号化データを記憶部603に格納する処理を実行する構成としてもよい。
【0146】
サーバ、およびクライアントは、機能的には図13、図14に示す各機能を有し、上述した各処理を実行する。ただし、図13、図14に示すブロック図は、機能を説明するブロック図であり、実際には、図2に示すPC等のハードウェア構成におけるCPUの制御の下に各種の処理プログラムが実行される。
【0147】
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0148】
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
【0149】
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
【0150】
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
【0151】
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
【0152】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の構成によれば、コンテンツの属性情報を保有するサーバが、クライアントからのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、コンテンツ対応のメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づくコンテンツ情報を生成するとともに、プロパティ情報各々に許容されるデータ編集情報を各プロパティ毎に設定してクライアントに送信する構成としたので、クライアントにおいて、受信情報に基づくプロパティ情報の正しい編集処理を効率的に確実に実行することが可能となる。
【0153】
さらに、本発明の構成によれば、サーバからコンテンツ情報を受信するクライアント側において、受信コンテンツ情報の構成要素としてのプロパティ情報毎にデータ編集情報を認識可能とした表示情報の生成処理を実行してディスプレイに表示する構成としたので、クライアントにおいて、受信情報に基づくプロパティ情報の正しい編集処理を効率的に確実に実行することが可能となる。
【0154】
さらに、本発明の構成によれば、サーバからクライアントに対して送信可能なコンテンツデータのデータ態様情報としてコンテンツ記録品質を示すレコードクオリティレベル情報、またはコンテンツ符号化態様を示すコーデック情報等、クライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報を含むコンテンツ情報を生成しクライアントに送信する構成としたので、クライアントにおいて、受信情報に基づく的確なコンテンツ選択処理を効率的に実行することが可能となる。
【0155】
さらに、本発明の構成によれば、サーバ側で管理するコンテンツ属性情報としてのメタデータを、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理する構成としたので、クライアント側から、クラスを指定したプロパティ情報の取得処理が可能となり、曲、アルバム、ジャンル、複数のアルバムを集積したアルバムキャビネットなど、様々なクラスを指定してプロパティ情報を取得することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用可能なネットワーク構成例を示す図である。
【図2】ネットワーク接続機器の構成例について説明する図である。
【図3】コンテンツデータ再生処理におけるサーバクライアント間の処理シーケンスについて説明する図である。
【図4】プロパティ情報更新処理におけるサーバクライアント間の処理シーケンスについて説明する図である。
【図5】サーバからクライアントに送信されるプロパティ情報からなるXMLデータ構成例について説明する図である。
【図6】コンテンツデータに対応して設定されるメタデータを構成するプロパティ情報の構成について説明する図である。
【図7】サーバからクライアントに送信されるプロパティ情報からなるXMLデータに基づいてディスプレイに表示されるコンテンツ情報リストの例を示す図である。
【図8】サーバからクライアントに送信されるプロパティ情報のデータ更新処理におけるクライアント装置の処理手順を説明するフローチャートを示す図である。
【図9】サーバに対して送信するプロパティ情報の指定情報として利用可能なクラスについて説明する図である。
【図10】サーバからクライアントに送信されるプロパティ情報の例を示す図である。
【図11】プロパティ情報中のコーデックの許容値について示す図である。
【図12】プロパティ情報に基づく再生データ指定処理におけるサーバクライアント間の処理シーケンスについて説明する図である。
【図13】サーバの処理機能を説明するブロック図である。
【図14】クライアントの処理機能を説明するブロック図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク
101 サーバ
121 PC
122 モニター
123 携帯電話
124 再生機
125 PDA
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 バス
206 入出力インタフェース
207 入力部
208 出力部
209 通信部
210 ドライブ
211 リムーバブル記録媒体
501 パケット送受信部
502 パケット生成、解析部
503 コンテンツ記憶部
504 メタデータ記憶部
505 プロパティ情報取得部
506 XMLデータ生成部
507 コーデック
601 パケット送受信部
602 パケット生成、解析部
603 記憶部
604 出力部
605 入力部
606 XMLデータ解析部
607 受信データ態様決定部
608 コーデック

Claims (30)

  1. コンテンツ情報送信処理を実行する情報処理装置であり、
    コンテンツおよびコンテンツ属性情報としてのメタデータを記憶した記憶部と、
    コンテンツ情報要求装置としてのクライアントとのデータ送受信処理を実行するデータ送受信部と、
    クライアントからのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部からメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記プロパティ情報各々に許容されるデータ編集情報を、各プロパティ毎に定義して前記コンテンツ情報を生成し、該生成コンテンツ情報を前記データ送受信部を介して送信する構成を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記データ編集情報を各プロパティ毎に記述したXML(eXtended Markup Language)データの生成により、コンテンツ情報の生成処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、
    前記制御部は、前記クライアントからのクラス指定のコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部から指定クラス対応のメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するプロパティ情報毎のデータ編集情報を含むコンテンツ情報を生成する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、
    前記制御部は、前記クライアントからのクラス指定なしのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、情報処理装置において管理するクラスの一覧情報をクライアントに対する送信情報として生成する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記データ編集情報は、プロパティ情報の書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理の可否を設定した情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記データ編集情報は、プロパティ情報の許容データ値を定義した情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. コンテンツ情報の取得処理を行う情報処理装置であり、
    コンテンツ情報を保有するサーバとのデータ送受信処理を実行するデータ送受信部と、
    前記データ送受信部を介して前記サーバから受信するコンテンツ情報に基づいて出力部に表示する表示情報を生成する制御部と、
    前記制御部の生成した表示情報を出力表示する表示部とを有し、
    前記制御部は、前記サーバから受信するコンテンツ情報の構成要素としてのプロパティ情報毎にデータ編集情報を認識可能とした表示情報の生成処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記サーバから受信するコンテンツ情報は、前記データ編集情報を各プロパティ毎に記述したXML(eXtended Markup Language)データであり、
    前記制御部は、
    前記XMLデータの解析により、プロパティ情報毎のデータ編集情報を認識可能な表示情報の生成処理を実行する構成であることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記データ編集情報は、プロパティ情報の書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理の可否を設定した情報を含み、
    前記制御部は、
    前記プロパティ情報毎に、書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理可否を識別可能な態様を持つ表示情報の生成処理を実行する構成であることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 前記データ編集情報は、プロパティ情報の許容データ値を定義した情報を含み、
    前記制御部は、
    前記プロパティ情報毎に、許容データ値を識別可能な態様を持つ表示情報の生成処理を実行する構成であることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  11. コンテンツ情報送信処理を実行する情報処理装置であり、
    コンテンツおよびコンテンツ属性情報としてのメタデータを記憶した記憶部と、
    コンテンツ情報要求装置としてのクライアントとのデータ送受信処理を実行するデータ送受信部と、
    クライアントからのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部からメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成する制御部とを有し、
    前記制御部は、
    クライアントに対して送信可能なコンテンツデータのデータ態様情報としてクライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報を含むコンテンツ情報を生成し、該生成コンテンツ情報を前記データ送受信部を介して送信する構成を有することを特徴とする情報処理装置。
  12. 前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、
    前記制御部は、前記クライアントからのクラス指定のコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部から指定クラス対応のメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツデータのデータ態様情報を含むコンテンツ情報を生成する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、
    前記制御部は、前記クライアントからのクラス指定なしのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、情報処理装置において管理するクラスの一覧情報をクライアントに対する送信情報として生成する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  14. コンテンツ情報送信処理を実行する情報処理方法であり、
    クライアントからのコンテンツ情報取得要求を受信するコンテンツ情報取得要求受信ステップと、
    記憶部からコンテンツ属性情報としてのメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成するコンテンツ情報生成ステップと、
    生成したコンテンツ情報をデータ送受信部を介してクライアントに対して送信するコンテンツ情報送信ステップとを有し、
    前記コンテンツ情報生成ステップにおいては、前記プロパティ情報各々に許容されるデータ編集情報を各プロパティ毎に定義したコンテンツ情報の生成処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
  15. 前記コンテンツ情報生成ステップは、
    前記データ編集情報を各プロパティ毎に記述したXML(eXtended Markup Language)データの生成により、コンテンツ情報の生成処理を実行することを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  16. 前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、
    前記コンテンツ情報生成ステップは、前記クライアントからのクラス指定のコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部から指定クラス対応のメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するプロパティ情報毎のデータ編集情報を含むコンテンツ情報を生成する処理を実行することを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  17. 前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、
    前記コンテンツ情報生成ステップは、前記クライアントからのクラス指定なしのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、情報処理装置において管理するクラスの一覧情報をクライアントに対する送信情報として生成する処理を実行することを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  18. 前記データ編集情報は、プロパティ情報の書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理の可否を設定した情報を含むことを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  19. 前記データ編集情報は、プロパティ情報の許容データ値を定義した情報を含むことを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法。
  20. コンテンツ情報の取得処理を行う情報処理方法であり、
    データ送受信部を介してサーバから受信するコンテンツ情報に基づいて出力部に表示する表示情報を生成する表示情報生成ステップと、
    前記表示情報を出力表示する表示ステップとを有し、
    前記表示情報生成ステップは、前記サーバから受信するコンテンツ情報の構成要素としてのプロパティ情報毎にデータ編集情報を認識可能とした表示情報の生成処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
  21. 前記サーバから受信するコンテンツ情報は、前記データ編集情報を各プロパティ毎に記述したXML(eXtended Markup Language)データであり、
    前記表示情報生成ステップは、
    前記XMLデータの解析により、プロパティ情報毎のデータ編集情報を認識可能な表示情報の生成処理を実行することを特徴とする請求項20に記載の情報処理方法。
  22. 前記データ編集情報は、プロパティ情報の書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理の可否を設定した情報を含み、
    前記表示情報生成ステップは、
    前記プロパティ情報毎に、書き換え処理、追加処理、削除処理の少なくともいずれかの処理可否を識別可能な態様を持つ表示情報の生成処理を実行することを特徴とする請求項20に記載の情報処理方法。
  23. 前記データ編集情報は、プロパティ情報の許容データ形式を定義した情報を含み、
    前記表示情報生成ステップは、
    前記プロパティ情報毎に、許容データ形式を識別可能な態様を持つ表示情報の生成処理を実行することを特徴とする請求項20に記載の情報処理方法。
  24. 前記データ編集情報は、プロパティ情報の許容データ値を定義した情報を含み、
    前記表示情報生成ステップは、
    前記プロパティ情報毎に、許容データ値を識別可能な態様を持つ表示情報の生成処理を実行することを特徴とする請求項20に記載の情報処理方法。
  25. コンテンツ情報送信処理を実行する情報処理方法であり、
    クライアントからのコンテンツ情報取得要求を受信するコンテンツ情報取得要求受信ステップと、
    記憶部からコンテンツ属性情報としてのメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成するコンテンツ情報生成ステップと、
    生成したコンテンツ情報をデータ送受信部を介してクライアントに対して送信するコンテンツ情報送信ステップとを有し、
    前記コンテンツ情報生成ステップにおいては、クライアントに対して送信可能なコンテンツデータのデータ態様情報としてクライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報を含むコンテンツ情報の生成処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
  26. 前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、
    前記コンテンツ情報生成ステップは、前記クライアントからのクラス指定のコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部から指定クラス対応のメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツデータのデータ態様情報を含むコンテンツ情報を生成する処理を実行することを特徴とする請求項25に記載の情報処理方法。
  27. 前記メタデータは、コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、
    前記コンテンツ情報生成ステップは、前記クライアントからのクラス指定なしのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、情報処理装置において管理するクラスの一覧情報をクライアントに対する送信情報として生成する処理を実行することを特徴とする請求項25に記載の情報処理方法。
  28. コンテンツ情報送信処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
    クライアントからのコンテンツ情報取得要求を受信するコンテンツ情報取得要求受信ステップと、
    記憶部からコンテンツ属性情報としてのメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成するコンテンツ情報生成ステップと、
    生成したコンテンツ情報をデータ送受信部を介してクライアントに対して送信するコンテンツ情報送信ステップとを有し、
    前記コンテンツ情報生成ステップは、前記プロパティ情報各々に許容されるデータ編集情報を各プロパティ毎に定義したコンテンツ情報の生成処理を実行するステップであることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  29. コンテンツ情報の取得処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
    データ送受信部を介してサーバから受信するコンテンツ情報に基づいて出力部に表示する表示情報を生成する表示情報生成ステップと、
    前記表示情報を出力表示する表示ステップとを有し、
    前記表示情報生成ステップは、前記サーバから受信するコンテンツ情報に含まれるコンテンツ情報の構成要素としてのプロパティ情報毎にデータ編集情報を認識可能とした表示情報の生成処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  30. コンテンツ情報送信処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
    クライアントからのコンテンツ情報取得要求を受信するコンテンツ情報取得要求受信ステップと、
    記憶部からコンテンツ属性情報としてのメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成するコンテンツ情報生成ステップと、
    生成したコンテンツ情報をデータ送受信部を介してクライアントに対して送信するコンテンツ情報送信ステップとを有し、
    前記コンテンツ情報生成ステップは、クライアントに対して送信可能なコンテンツデータのデータ態様情報としてクライアント側デバイスにおける処理可能性を判定可能なデータ態様情報を含むコンテンツ情報の生成処理を実行するステップであることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
JP2003019818A 2003-01-29 2003-01-29 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Pending JP2004234157A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003019818A JP2004234157A (ja) 2003-01-29 2003-01-29 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
AU2003289111A AU2003289111A1 (en) 2003-01-29 2003-12-16 Information processing device, information processing method, and computer program
US10/543,468 US7953748B2 (en) 2003-01-29 2003-12-16 Information processing apparatus and information processing method, and computer program
CN2010101515897A CN101833573B (zh) 2003-01-29 2003-12-16 信息处理装置和信息处理方法
EP03778956.7A EP1589435B1 (en) 2003-01-29 2003-12-16 Information processing device, information processing method, and computer program
KR1020057013802A KR20050104356A (ko) 2003-01-29 2003-12-16 정보 처리 장치, 및 정보 처리 방법, 및 컴퓨터 프로그램
PCT/JP2003/016085 WO2004068354A1 (ja) 2003-01-29 2003-12-16 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
CN2003801093094A CN1745369B (zh) 2003-01-29 2003-12-16 信息处理装置和信息处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003019818A JP2004234157A (ja) 2003-01-29 2003-01-29 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004234157A true JP2004234157A (ja) 2004-08-19
JP2004234157A5 JP2004234157A5 (ja) 2005-04-07

Family

ID=32820616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003019818A Pending JP2004234157A (ja) 2003-01-29 2003-01-29 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7953748B2 (ja)
EP (1) EP1589435B1 (ja)
JP (1) JP2004234157A (ja)
KR (1) KR20050104356A (ja)
CN (2) CN101833573B (ja)
AU (1) AU2003289111A1 (ja)
WO (1) WO2004068354A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013517674A (ja) * 2010-01-18 2013-05-16 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) コンテンツの展開をサポートする方法及び装置
JP2015002441A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 オリンパスイメージング株式会社 情報機器、サーバ、画像ファイル、画像ファイル生成方法、画像ファイル管理方法およびプログラム

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050149213A1 (en) * 2004-01-05 2005-07-07 Microsoft Corporation Media file management on a media storage and playback device
US7613881B2 (en) * 2004-06-08 2009-11-03 Dartdevices Interop Corporation Method and system for configuring and using virtual pointers to access one or more independent address spaces
JP2006165650A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd メタデータ管理装置
JP2006163877A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Seiko Epson Corp メタデータ生成装置
JP2007156546A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Toshiba Corp コンテンツリスト提供装置およびコンテンツリスト提供方法
US7987160B2 (en) * 2006-01-30 2011-07-26 Microsoft Corporation Status tool to expose metadata read and write queues
JP2008129937A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Sony Corp コンテンツデータ記録再生装置、情報通信システム、コンテンツリスト生成方法、およびプログラム
JP4320673B2 (ja) * 2006-12-08 2009-08-26 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2008167363A (ja) * 2007-01-05 2008-07-17 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
EP1959642B1 (en) * 2007-01-30 2015-05-13 Sony Corporation Content transmission system, content sending apparatus and method, content reception apparatus and method, program, and recording media
JP4247694B2 (ja) * 2007-02-01 2009-04-02 ソニー株式会社 表示制御装置および方法、並びにプログラム
KR20090025607A (ko) * 2007-09-06 2009-03-11 삼성전자주식회사 컨텐트의 메타데이터 업데이트 방법 및 그 장치
AU2008311755A1 (en) * 2007-10-20 2009-04-23 Citrix Systems, Inc. Methods and systems for remoting three dimensional graphical data
KR20100061078A (ko) * 2008-11-28 2010-06-07 삼성전자주식회사 메타 데이터를 이용하는 컨텐츠 소비 방법 및 그 장치
CN101789928B (zh) * 2009-01-23 2012-09-05 北京商纳科技有限公司 一种实现电子杂志数据更新的方法及装置
US20100199262A1 (en) * 2009-02-05 2010-08-05 Wynne Crisman System For Identifying Attributes And Events With Immutable Sequential Numbers
JP5913788B2 (ja) * 2010-03-25 2016-04-27 ソニー株式会社 コンテンツサーバ、コンテンツ提供システム及びコンテンツ提供方法
WO2011132333A1 (ja) * 2010-04-23 2011-10-27 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 コンテンツの受信装置、および、コンテンツの配信システム
CN102480520B (zh) * 2010-11-26 2014-06-11 中国科学院声学研究所 一种基于差量元数据描述性结构的媒体数据同步方法及系统
KR101415424B1 (ko) * 2011-03-02 2014-07-04 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 프로그래머블 표시기 및 작화 데이터의 작성 방법
CN107483279B (zh) * 2017-10-10 2020-06-12 福建星网智慧软件有限公司 一种基于以太网帧的本地批量操作网络设备的方法

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5659732A (en) * 1995-05-17 1997-08-19 Infoseek Corporation Document retrieval over networks wherein ranking and relevance scores are computed at the client for multiple database documents
US5873080A (en) * 1996-09-20 1999-02-16 International Business Machines Corporation Using multiple search engines to search multimedia data
US5897661A (en) * 1997-02-25 1999-04-27 International Business Machines Corporation Logical volume manager and method having enhanced update capability with dynamic allocation of storage and minimal storage of metadata information
US5924090A (en) * 1997-05-01 1999-07-13 Northern Light Technology Llc Method and apparatus for searching a database of records
US6496791B1 (en) * 1997-07-09 2002-12-17 Neville Yates Interfaces for an open systems server providing tape drive emulation
US7447712B2 (en) * 1997-09-28 2008-11-04 Global 360, Inc. Structured workfolder
EP0939545A2 (en) * 1998-02-27 1999-09-01 Hitachi, Ltd. Video service system
US20020138640A1 (en) * 1998-07-22 2002-09-26 Uri Raz Apparatus and method for improving the delivery of software applications and associated data in web-based systems
EP1240578A4 (en) * 1999-12-02 2004-12-15 Zedo Inc DATA PROCESSING SYSTEM FOR TARGETED CONTENT
AU2001233141A1 (en) 2000-02-04 2001-08-14 America Online Incorporated Methods and systems of automated client-server data validation
JP2001265895A (ja) 2000-03-23 2001-09-28 Mitsubishi Electric Corp コンテンツ管理装置、コンテンツ作成支援装置及び記録媒体
JP4613389B2 (ja) 2000-04-10 2011-01-19 ソニー株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
US6757900B1 (en) * 2000-05-18 2004-06-29 Microsoft Corporation State management of server-side control objects
JP2001333410A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Sony Corp メディアデータの提供を最適化するためのメタデータ使用方法及びシステム
JP2002217894A (ja) 2000-09-28 2002-08-02 Hitachi Ltd データ配信サービス方法
JP2002123548A (ja) * 2000-10-12 2002-04-26 Sony Corp 情報提供システム、情報画像管理サーバ、クライアント、並びに情報画像管理プログラムを記録した記録媒体
US7016892B1 (en) * 2000-11-17 2006-03-21 Cnet Networks, Inc. Apparatus and method for delivering information over a network
GB0029893D0 (en) 2000-12-07 2001-01-24 Sony Uk Ltd Video information retrieval
JP2002251350A (ja) 2001-02-22 2002-09-06 Sony Corp 送信装置、受信装置、送受信装置、送信方法および受信方法
EP1263233A3 (en) 2001-05-31 2005-06-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus, method and program for content distribution
US7054867B2 (en) * 2001-09-18 2006-05-30 Skyris Networks, Inc. Systems, methods and programming for routing and indexing globally addressable objects and associated business models
US7870279B2 (en) * 2002-12-09 2011-01-11 Hrl Laboratories, Llc Method and apparatus for scanning, personalizing, and casting multimedia data streams via a communication network and television

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013517674A (ja) * 2010-01-18 2013-05-16 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) コンテンツの展開をサポートする方法及び装置
JP2015144464A (ja) * 2010-01-18 2015-08-06 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) コンテンツのプレイアウトをサポートする方法及び装置
US10958867B2 (en) 2010-01-18 2021-03-23 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and arrangement for supporting playout of content
US11553154B2 (en) 2010-01-18 2023-01-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and arrangement for supporting playout of content
JP2015002441A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 オリンパスイメージング株式会社 情報機器、サーバ、画像ファイル、画像ファイル生成方法、画像ファイル管理方法およびプログラム
US10095713B2 (en) 2013-06-14 2018-10-09 Olympus Corporation Information device, server, recording medium with image file recorded thereon, image file generating method, image file management method, and computer readable recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
EP1589435A4 (en) 2008-03-26
EP1589435B1 (en) 2021-07-14
AU2003289111A1 (en) 2004-08-23
CN1745369B (zh) 2010-05-12
CN101833573B (zh) 2013-01-02
US7953748B2 (en) 2011-05-31
CN101833573A (zh) 2010-09-15
EP1589435A1 (en) 2005-10-26
US20060242152A1 (en) 2006-10-26
KR20050104356A (ko) 2005-11-02
WO2004068354A1 (ja) 2004-08-12
CN1745369A (zh) 2006-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9699245B2 (en) Information processing apparatus and method, and computer program for providing transmission and reception of content in various data schemes
US8782170B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and computer program
US7752202B2 (en) Information processing and, content distribution apparatus method, and program with conversion identification information
JP2004234157A (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2004235739A (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2004234158A (ja) 情報処理装置、およびコンテンツ管理方法、コンテンツ情報管理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2004362099A (ja) サーバ装置、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2004264933A (ja) 情報処理装置、およびコンテンツ情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2004348455A (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2004295569A (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2004246480A (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050812

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060509