JP2004246480A - 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツ検索処理を的確に効率的に実行する装置および方法を提供する。
【解決手段】コンテンツ提供サーバが、コンテンツの属性情報であるメタデータをコンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理し、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを各クラス個別に定義したクラス別検索情報を保持する。クライアントからの検索情報取得要求に応じて、クラス別検索情報を提供する。本構成により、クライアントは、サーバの保有するコンテンツについての検索処理を実行する際、クラス毎に設定された検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報を取得することが可能となり、検索式の設定を誤りなく的確に実行することができ、効率的に正確なコンテンツ検索処理を実行することが可能となる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに、詳細には、例えばホームネットワーク等のネットワーク接続されたサーバクライアント構成において、クライアントによるサーバ保有コンテンツの検索処理、いわゆるサーチ処理を効率的にかつ的確に実行することを可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今のデータ通信ネットワークの普及に伴い、家庭内においても家電機器やコンピュータ、その他の周辺機器をネットワーク接続し、各機器間での通信を可能とした、いわゆるホームネットワークが浸透しつつある。ホームネットワークは、ネットワーク接続機器間で通信を行なうことにより各機器のデータ処理機能を共有したり、機器間でコンテンツの送受信を行なう等、ユーザに利便性・快適性を提供するものであり、今後、ますます普及することが予測される。
【0003】
このようなホームネットワークの構成に適するプロトコルとしてユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP:Universal Plug and Play)が知られている。ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)は、複雑な操作を伴うことなく容易にネットワークを構築することが可能であり、困難な操作や設定を伴うことなくネットワーク接続された機器において各接続機器の提供サービスを受領可能とするものである。また、UPnPはデバイス上のOS(オペレーティングシステム)にも依存せず、容易に機器の追加ができるという利点を持つ。
【0004】
UPnPは、接続機器間で、XML(eXtensible Markup Language)に準拠した定義ファイルを交換し、機器間において相互認識を行なう。UPnPの処理の概要は、以下の通りである。
(1)IPアドレス等の自己のデバイスIDを取得するアドレッシング処理。
(2)ネットワーク上の各デバイスの検索を行ない、各デバイスから応答を受信し、応答に含まれるデバイス種別、機能等の情報を取得するディスカバリ処理。
(3)ディスカバリ処理で取得した情報に基づいて、各デバイスにサービスを要求するサービス要求処理。
【0005】
上記処理手順を行なうことで、ネットワーク接続された機器を適用したサービスの提供および受領が可能となる。ネットワークに新たに接続される機器は、上記のアドレッシング処理によりデバイスIDを取得し、ディスカバリ処理によりネットワーク接続された他のデバイスの情報を取得して、取得情報に基づいて他の機器にサービスの要求が可能となる。
【0006】
例えばサーバに格納された音楽データ、画像データ等のコンテンツをクライアント側デバイスにおいて再生しようとする場合には、クライアントは、サーバの保有するコンテンツについての情報を取得することが必要である。このコンテンツ情報取得のためには、クライアントは、コンテンツ検索、すなわちサーチ処理を実行する。
【0007】
サーバは、コンテンツを記憶部に格納するとともに、格納コンテンツに対する属性情報を併せて格納する。属性情報には、例えばコンテンツとしての例えば曲や映画のタイトル、アーティスト名、記録日時、さらにデータの圧縮態様等に関する情報など様々である。これらの属性情報はメタデータあるいはメタ情報と呼ばれる。
【0008】
サーバは、このような様々なメタデータに基づいてクライアントからのサーチ要求に対する処理を行うことになる。例えばタイトルにクリスマスを含む曲を検索する、あるいはタイトルに運動会を含む写真を検索するなどの各種の検索要求をクライアントからサーバに対して送信すると、サーバは、検索条件に従ってメタデータの検索を実行し、マッチしたコンテンツに関する情報、すなわちタイトル等のメタデータからなる[コンテンツ情報]をクライアントに送信する。
【0009】
クライアントは、サーバから取得したコンテンツ情報に基づいて所定の表示プログラムに従ってクライアントデバイスのディスプレイにコンテンツ情報リストを表示する。例えばアーティスト名、タイトル等からなる曲目リストなどがディスプレイに表示される。ユーザは、表示リストに基づいて、再生対象コンテンツを確認あるいは選択して、コンテンツの送信要求をサーバに送信する。サーバはクライアントからのコンテンツリクエストを受信し、受信リクエストに応じてサーバからクライアントに対するコンテンツの送信が行われ、クライアント側において受信コンテンツの再生が行われる。
【0010】
このようにサーバに格納されたコンテンツは、ネットワーク接続された他の機器(クライアント)からの検索が可能である。
【0011】
サーバが検索処理を実行する場合、例えばコンテンツタイトルについての検索は可能であるが、コンテンツ作成日時についての検索はサーバにおいて実行できないなど検索実行条件はサーバによって様々である。サーバでは、メタデータの中に含まれる各情報、いわゆるプロパティ情報毎に検索の可否が設定されているのが一般的であり、クライアントは、タイトル等、サーバにおいて有効な検索処理が実行可能な特定のプロパティ情報を指定して検索を依頼しないと、検索エラーを発生させてしまうことになる。
【0012】
また、検索式に適用可能な演算子についてもその設定はサーバによってさまざまであり、サーバの検索に許容されない演算子を使用した検索式をクライアント側で生成してサーバに送信するとサーバでは検索エラーを起こしてしまう。
【0013】
サーバに格納されるコンテンツは、音楽データ、映画等の動画像データ、写真等の静止画データ等、様々である。クライアントにおいて、よりきめ細かい検索処理を実行するためには、各コンテンツの種類に応じて検索可能なプロパティ情報、さらに検索式において適用可能な演算子情報を取得することが好ましい。
【0014】
しかしながら、現行のサーバクライアント間で実行されるコンテンツ検索処理、例えば上述したUPnPに従ったコンテンツ検索では、サーバの検索可能なプロパティ情報をクライアントが取得する場合、コンテンツの種類、すなわち、音楽データ、動画像データ、静止画データ等によらず、すべてのカテゴリに共通に使用可能な検索プロパティ情報、すなわち全てのコンテンツにおいて検索キーとして設定可能なプロパティ情報のみしか得られなかった。従って、クライアントがコンテンツ検索を実行する場合には、コンテンツの種類に関係なく共通に設定されたプロパティ情報のみを適用した検索しかできなかった。
【0015】
なお、サーバクライアント間での検索処理について開示した従来技術として、例えば特許文献1がある。特許文献1には、オンデマンド画像配信サーバに対するクライアントからの検索要求を処理する構成として、クライアントからの検索情報をサーバが受領し、サーバにおいて検索を実行し、実行結果として抽出された画像データの簡易画像データをクライアントに送信し、クライアント端末のディスプレイに簡易画像を表示して、ユーザ、さらに配信画像データを選択させる構成が示されている。
【0016】
このように、サーバの提供するデータが画像データに限られるなど、特定のカテゴリの範囲内のデータである場合には、カテゴリに依存した適切な検索プロパティの設定が可能である。しかし、サーバが保有しクライアントに提供するデータの種類が様々である場合には、共通の検索プロパティのみでは、きめ細かい検索が困難となる場合がある。
【0017】
【特許文献1】
特許公開2002−91990号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の従来技術における各問題点に鑑みてなされたものであり、コンテンツを格納したサーバの保有するコンテンツの検索を、効率的にかつ的確に実行することを可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
【0019】
本発明は、音楽、動画像、静止画等、様々なコンテンツを格納したサーバの保有するコンテンツの検索を、コンテンツの種類等に応じて区分されたクラスに対応した検索可能なプロパティ情報および演算子情報を保持し、これをクライアントに提示する構成とすることで、クライアントによるサーバ格納コンテンツの検索処理を効率的にかつ的確に実行することを可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面は、
クライアントからの要求に応じてコンテンツ送信処理を実行するコンテンツ提供サーバとしての情報処理装置であり、
コンテンツおよびコンテンツ属性情報としてのメタデータを記憶した記憶部と、
データ送受信処理を実行するデータ送受信部と、
前記メタデータをコンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理するとともに、クライアントからのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部からメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成する制御部とを有し、
前記記憶部は、
前記クラス毎に設定されたクラス別検索情報をメタデータとして記憶し、
前記制御部は、
前記クライアントからの検索情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部に格納されたメタデータから前記クラス毎に設定された検索情報としてのクラス別検索情報を抽出し、抽出したクラス別検索情報に基づいてクライアントに対する送信データ生成処理を実行する構成を有することを特徴とする情報処理装置にある。
【0021】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記記憶部に格納されたクラス別検索情報は、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含み、前記制御部は、前記クライアントからの検索情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部に格納されたクラス毎に定義された検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを含むクラス別検索情報をクライアントに対する送信データとして生成する処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0022】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記クラス別検索情報をXML(eXtended Markup Language)データとして生成する処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0023】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、前記クラスを階層構成として管理し、該階層構成における頂点に位置するルートコンテナに対応するメタデータに、前記クラス別検索情報を格納し、クライアントからの検索情報取得要求に基づいて、前記ルートコンテナのメタデータからクラス別検索情報を抽出し、クライアントに対する送信データを生成する処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0024】
さらに、本発明の第2の側面は、
コンテンツ提供サーバに対するコンテンツ検索要求を行うクライアントとしての情報処理装置であり、
コンテンツ提供サーバとのデータ送受信処理を実行するデータ送受信部と、
前記データ送受信部を介して前記サーバから、コンテンツ区分として設定されるクラス毎に設定された検索情報であるクラス別検索情報を受信し、該受信クラス別検索情報に基づいて出力部に表示するクラス別検索情報リストを生成する制御部と、
前記制御部の生成したクラス別検索情報リストを表示する表示部とを有し、
前記制御部の生成するクラス別検索情報リストは、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含む構成であることを特徴とする情報処理装置にある。
【0025】
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記制御部は、サーバから受信する前記クラス別検索情報によって構成されるXML(eXtended Markup Language)データの解析により、前記クラス別検索情報リストの生成処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0026】
さらに、本発明の第3の側面は、
コンテンツ提供サーバにおける情報処理方法であり、
クライアントからの検索情報取得要求を受信する検索情報取得要求受信ステップと、
コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、記憶部に格納されたメタデータから前記クラス毎に設定された検索情報を抽出するステップと、
メタデータから抽出した前記検索情報に基づいて、クライアントに送信するクラス別検索情報の生成処理を実行するクラス別検索情報生成ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
【0027】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記記憶部に格納された検索情報は、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含み、前記クラス別検索情報生成ステップは、前記クライアントからの検索情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部に格納されたクラス毎に定義された検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを含むクラス別検索情報をクライアントに対する送信データとして生成する処理を実行することを特徴とする。
【0028】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記クラス別検索情報生成ステップは、前記クラス別検索情報をXML(eXtended Markup Language)データとして生成する処理を実行することを特徴とする。
【0029】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記コンテンツ提供サーバは、前記クラスを階層構成として管理し、該階層構成における頂点に位置するルートコンテナに対応するメタデータに、前記クラス別検索情報を格納しており、前記クラス別検索情報生成ステップは、クライアントからの検索情報取得要求に基づいて、前記ルートコンテナのメタデータからクラス別検索情報を抽出し、クライアントに対する送信データを生成することを特徴とする。
【0030】
さらに、本発明の第4の側面は、
サーバに対するコンテンツ検索処理要求を行うクライアントにおける情報処理方法であり、
コンテンツ区分として設定されるクラス毎に設定された検索情報であるクラス別検索情報をサーバから受信する受信ステップと、
前記サーバから受信したクラス別検索情報に基づいて、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含むクラス別検索情報リストを生成するクラス別検索情報リスト生成ステップと、
前記クラス別検索情報リストを表示する表示ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
【0031】
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記クラス別検索情報リスト生成ステップは、サーバから受信するクラス別検索情報によって構成されるXML(eXtended Markup Language)データの解析によるリスト生成処理を含むことを特徴とする。
【0032】
さらに、本発明の第5の側面は、
コンテンツ提供サーバにおける情報処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
クライアントからの検索情報取得要求を受信する検索情報取得要求受信ステップと、
コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、記憶部に格納されたメタデータから前記クラス毎に設定された検索情報を抽出するステップと、
メタデータから抽出した前記検索情報に基づいて、クライアントに送信するクラス別検索情報生成処理を実行するクラス別検索情報生成ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
【0033】
さらに、本発明の第6の側面は、
サーバに対するコンテンツ検索処理要求を行うクライアントにおける情報処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
コンテンツ区分として設定されるクラス毎に設定された検索情報であるクラス別検索情報をサーバから受信する受信ステップと、
前記サーバから受信したクラス別検索情報に基づいて、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含むクラス別検索情報リストを生成するクラス別検索情報リスト生成ステップと、
前記クラス別検索情報リストを表示する表示ステップと、
を有することを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
【0034】
【作用】
本発明の構成によれば、コンテンツ提供サーバが、コンテンツの属性情報であるメタデータをコンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理し、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを各クラス各々について定義したクラス別検索情報を保持し、クライアントからの検索情報取得要求に応じて、メタデータからクラス別検索情報を抽出してクライアントに提供する構成としたので、クライアントは、サーバの保有するコンテンツについての検索処理を実行する際、サーバの管理クラス毎の検索情報、すなわち、クラス毎に設定された検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報を取得することが可能となるので、検索式の設定を誤りなく的確に実行することができ、検索エラー等を発生させることなく効率的に正確なコンテンツ検索処理を実行することが可能となる。
【0035】
さらに、本発明の構成によれば、サーバに対するコンテンツ検索処理要求を行うクライアントにおいて、コンテンツ区分として設定されるクラス毎に設定された検索情報であるクラス別検索情報をサーバから受信し、受信したクラス別検索情報に基づいて、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含むクラス別検索情報リストを生成して、ディスプレイに表示する構成としたので、クライアントは、サーバの保有するコンテンツについての検索処理を実行する際、表示リストに基づいて検索式の設定を誤りなく的確に実行することができ、検索エラー等を発生させることなく効率的に正確なコンテンツ検索処理を実行することが可能となる。
【0036】
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
【0037】
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づく、より詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
【0039】
[システム概要]
まず、図1を参照して、本発明の適用可能なネットワーク構成例について説明する。図1は、様々なクライアント装置からの処理要求に応じて処理を実行するサーバ101と、サーバ101に対して処理要求を行なうクライアント装置としてのPC121,モニター122,携帯電話123、再生機124、PDA125がネットワーク100を介して接続された構成、例えばホームネットワーク構成を示している。クライアント装置としては、この他にも様々な電子機器、家電機器が接続可能である。
【0040】
サーバ101がクライアントからの要求に応じて実行する処理は、例えばサーバ101の保有するハードディスク等の記憶手段に格納されたコンテンツの提供、あるいはサーバの実行可能なアプリケーションプログラムの実行によるデータ処理サービス等である。なお、図1においては、サーバ101と、クライアント装置とを区別して示しているが、クライアントからの要求に対するサービスを提供する機器をサーバとして示しているものであり、いずれのクライアント装置も、自己のデータ処理サービスを他のクライアントに提供する場合には、サーバとしての機能を提供可能となる。従って、図1に示すネットワーク接続されたクライアント装置もサーバとなり得る。
【0041】
ネットワーク100は、有線、無線等いずれかのネットワークであり、各接続機器は、例えばイーサネット(登録商標)フレーム等の通信パケットをネットワーク100を介して送受信する。すなわち、クライアントは、イーサネットフレームのデータ部に処理要求情報を格納したフレームをサーバ101に送信することにより、サーバ101に対するデータ処理要求を実行する。サーバ101は、処理要求フレームの受信に応じて、データ処理を実行し、必要に応じてデータ処理結果としての結果データを通信パケットのデータ部に格納し、各クライアントに送信する。
【0042】
ネットワーク接続機器は、例えばユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP:Universal Plug and Play)対応機器によって構成される。従って、ネットワークに対する接続機器の追加、削除が容易な構成である。ネットワークに新たに接続する機器は、
(1)IPアドレス等の自己のデバイスIDを取得するアドレッシング処理。
(2)ネットワーク上の各デバイスの検索を行ない、各デバイスから応答を受信し、応答に含まれるデバイス種別、機能等の情報を取得するディスカバリ処理。
(3)ディスカバリ処理で取得した情報に基づいて、各デバイスにサービスを要求するサービス要求処理。
上記処理手順を行なうことで、ネットワーク接続された機器を適用したサービスを受領することが可能となる。
【0043】
図1に示すサーバおよびクライアント装置を構成する情報処理装置の一例としてPCのハードウェア構成例について図2を参照して説明する。
【0044】
CPU(Central Processing Unit)201は、ROM(Read Only Memory)202、またはHDD204等に記憶されているプログラムに従って、各種の処理を実行し、データ処理手段、あるいは通信制御処理手段として機能する。RAM203には、CPU201が実行するプログラムやデータが適宜記憶される。CPU201、ROM202、およびRAM203、HDD204は、バス205を介して相互に接続されている。
【0045】
バス205には、入出力インタフェース206が接続されており、この入出力インタフェース206には、例えば、ユーザにより操作されるキーボード、スイッチ、ボタン、あるいはマウス等により構成される入力部207、ユーザに各種の情報を提示するLCD、CRT、スピーカ等により構成される出力部208が接続される。さらに、データ送受信手段として機能する通信部209、さらに、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体211を装着可能で、これらのリムーバブル記録媒体211からのデータ読み出しあるいは書き込み処理を実行するドライブ210が接続される。
【0046】
図2に示す構成は、図1に示すネットワーク接続機器の一例としてのサーバ、パーソナルコンピュータ(PC)の例であるが、ネットワーク接続機器はPCに限らず、図1に示すように携帯電話、PDA等の携帯通信端末、その他、再生装置、ディスプレイ等の様々な電子機器、情報処理装置によって構成することが可能である。従って、それぞれの機器固有のハードウェア構成を持つことが可能であり、そのハードウェアに従った処理を実行する。
【0047】
[メタデータ]
次にクライアントに提供するコンテンツを格納したサーバが保有するメタデータについて説明する。サーバは、自己の記憶部に格納した静止画、動画等の画像データ、音楽等の音声データ等のコンテンツ各々に対応する属性情報をメタデータとして保有している。
【0048】
なお、サーバの保有する静止画、動画等の画像データ、音楽等の音声データ等のコンテンツを総称してAVコンテンツと呼ぶ。サーバにおいて、AVコンテンツは、階層構成を有するコンテンツディレクトリによって管理される。
【0049】
コンテンツディレクトリは、個々のAVコンテンツあるいは複数のAVコンテンツを格納したフォルダによって構成される階層構成を持つ。コンテンツディレクトリの個々の要素、すなわち、個々のAVコンテンツあるいは複数のAVコンテンツを格納したフォルダの各々はオブジェクト(Object)と呼ばれる。なお、オブジェクトとは、サーバによって処理されるデータ単位の総称であり、個々のAVコンテンツあるいは複数のAVコンテンツを格納したフォルダ以外にも様々なオブジェクトが存在する。
【0050】
また、オブジェクトの集合をコンテナ(Container)と呼ぶ、集合の単位は、例えば各オブジェクトの物理的な記憶位置に基づく集合、各オブジェクトの論理的関係に基づく集合、カテゴリに基づく集合等、様々に設定され得る。なお、AVコンテンツの最小単位、すなわち1つの楽曲データ、1つの動画データ、1つの静止画データ等をアイテム(item)とよぶ。
【0051】
オブジェクトは、その種類、例えば音楽(Audio)、ビデオ(Video)、写真(Photo)等、さらに、アーティスト、アルバムなど、様々なカテゴリ(種類)によりクラスに分類されクラスラベリングがなされる。クライアントは、例えば特定のクラスを指定して、特定の分類に属するオブジェクトのみを対象としたサーチを要求し実行することができる。なお、サーバにおいては、クラスも階層構成で管理されており、1つのクラスの下にサブクラスの設定が可能である。
【0052】
メタデータは、サーバの持つコンテンツに対応した属性情報、クラスの定義情報、コンテンツディレクトリを構成する階層構成に関する情報等を含むさまざまな管理情報である。個々のオブジェクトに対応付けて定義されたコンテンツの属性情報としてのメタデータには、コンテンツの識別子(ID)、データサイズ、リソース情報、タイトル、アーティスト名、著作権情報等、様々な情報が含まれる。メタデータに含まれる個々の情報をプロパティと呼ぶ。なお、音楽(Audio)、ビデオ(Video)、写真(Photo)等、前述したクラス毎にどのようなプロパティからなるメタデータを持つかが予め規定されている。
【0053】
サーバにおいては、コンテンツの属性情報であるメタデータをコンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理する。メタデータにはコンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを各クラス各々について定義したクラス別検索情報を含む。これらの詳細については、
【0054】
[クライアントによるコンテンツ再生処理]
例えばコンテンツを再生しようとするクライアントは、サーバに対してコンテンツ要求を行い、要求コンテンツをサーバから受信してコンテンツの再生を行うことができる。一般的なコンテンツ再生の手順について図3を参照して説明する。まず、ステップS11において、クライアントは、サーバの保有するコンテンツ情報の取得要求を行う。ステップS12で、サーバは、クライアントの要求に従ってコンテンツ対応のメタデータに基づいて、タイトル、アーティスト名などのコンテンツ情報をXML(eXtended Markup Language)データにより生成してクライアントに送信する。
【0055】
クライアントは、ステップS13において、受信XML情報に従って、コンテンツ情報をディスプレイに表示する。例えば音楽コンテンツであれば、サーバの保有する複数の音楽に対応する曲名、アーティスト名、再生時間等からなるリストとして表示される。
【0056】
次に、クライアントはステップS14において、クライアント装置において、サーバから受信し再生する曲を選択し、コンテンツ指定情報(例えばコンテンツID)をサーバに送信する。サーバは受信したコンテンツ指定情報に基づいてコンテンツを記憶手段から取得して、送信する。ステップS16において、クライアントはサーバから受信したコンテンツを再生する。なお、コンテンツがATRAC、MPEG等の圧縮処理がなされている場合は、クライアント側で復号処理を行った後に再生処理を行う。
【0057】
通常のコンテンツ再生手順は、上述したとおりである。クライアントは、様々なコンテンツ属性情報、すなわち、サーバの保有するコンテンツ対応のメタデータに含まれるプロパティ情報を必要に応じて取得することができる。
【0058】
[クラス別検索情報取得に基づくコンテンツ検索]
図3に示すステップS11における処理、すなわち、クライアントがサーバの保有するコンテンツ情報を取得する際、クライアントは、例えばタイトルにワードとして「クリスマス」の入ったコンテンツ情報を要求するといったコンテンツ検索、いわゆるサーチ処理により、特定のコンテンツ情報を選択して取得することが可能である。
【0059】
本発明の構成では、クライアントは、サーバのコンテンツ管理クラス毎に検索処理に適用可能なプロパティ情報および演算子情報を取得することが可能となる。
【0060】
前述したように、サーバでは、管理コンテンツとしてのオブジェクトを、その種類、例えば音楽(Audio)、ビデオ(Video)、写真(Photo)等、さらに、アーティスト、アルバムなど、様々なカテゴリ(種類)によりクラスに分類して管理しており、階層構成でクラスの管理を行っている。
【0061】
サーバにおける管理クラスの一例を図4に示す。図4の例は音楽コンテンツ関連のクラス例である。図4に示すように、曲、アルバム、ジャンル、複数のアルバムを集積したアルバムキャビネットなど、様々なクラスが設定され、サーバは、各クラスでのコンテンツおよびコンテンツ属性情報としてのメタデータ、プロパティ情報の管理を行っている。
【0062】
サーバの管理するクラスの階層構成例を図5に示す。階層構成は図5に示すように分岐ツリー状の図として示すことができる。図5に示す各円の各々が個々のクラスに対応する。この階層構成は、サーバが記憶部に格納し管理するコンテンツに対応する論理的な管理構成を示すものである。各クラスに対応して属性情報としてのメタデータが設定される。
【0063】
図5において、最上位はルートコンテナ301と呼ばれる。ルートコンテナの下位に例えば音楽(ミュージック)クラス302、動画クラス303、静止画クラス304等が設定される。音楽(ミュージック)クラス302の下位には、ジャンル305、ジャンルの下位には、アーティスト306などのクラス設定がなされる。
【0064】
前述したように、コンテンツ検索を実行しようとするクライアントは、クラスを指定して、特定のクラス分類に属するオブジェクトのみを対象としたサーチを要求し実行することができる。
【0065】
サーバは、各クラスに対応して検索処理に適用可能なプロパティ情報および演算子情報をクラス毎に個別に設定し管理する。すなわち、サーバは、クラスに対応付けられた検索処理に適用可能なプロパティ情報および演算子情報をクラス別検索情報として記憶部に格納管理する。サーバは、クラス別検索情報(各クラス対応の検索処理用プロパティ情報および演算子情報)を、ルートコンテナのメタデータとして格納している。
【0066】
クライアントは、検索処理に適用可能なプロパティ情報および演算子について、予め知ることができれば、これらの検索情報に基づいて生成した検索式に従った検索処理においてはエラーを発生させることなく確実な検索処理が実行可能となる。例えばタイトルは検索キーとして適用できるのか、記録日時は検索キーとして使用可能か、タイトル中に[xxx]のワードを含む、あるいは含まないといった検索が可能か否か、演算子として<、>は使用可能か否か等の詳細情報である。
【0067】
サーバでは、格納コンテンツに対応して設定されるクラス毎に検索処理に適用可能なプロパティ情報と演算子情報とを設定し、これをルートコンテナのメタデータ内にクラス別検索情報として保持し、クライアントからの要求に応じてこれらのクラス別検索情報をクライアントに送信する。クライアントは、サーバから、これらの検索情報を取得し、ディスプレイにクラス別検索情報リストを表示するなどにより、クラスに対応して設定された検索に適用可能なプロパティ情報および演算子情報を知ることができ、的確な検索式を生成して検索要求をサーバに対して出力することが可能となる。
【0068】
図6を参照して、サーバクライアント間で実行するコンテンツ検索処理におけるデータ通信およびデータ処理シーケンスについて説明する。
【0069】
まず、クライアントは、ステップS21において、どのようなプロパティ情報および演算子が検索式に適用可能かのクラス別検索情報(サーチ情報)の取得要求をサーバに対して送信する。
【0070】
サーバは、クライアントからの検索情報(サーチ情報)の取得要求を受信すると、ルートコンテナ(図5参照)のメタデータ中から、各クラス毎の検索情報、すなわち、クラス毎に設定された検索キーとして適用可能なプロパティ情報と適用可能な演算子情報とを抽出する。
【0071】
図7に、サーバがルートコンテナのメタデータとして記憶部に格納し、クライアントからの要求に応じてクライアントに提示されるクラス別検索情報としてのプロパティ情報を示す。図7のテーブルには、プロパティ名(Property Name)、数値、文字列等のデータタイプ(Type)、複数存在可能か否かを示すマルチプル(Multiple)、およびプロパティの内容(Property Description)の各項目を示している。
【0072】
サーチクラス@プロパティ(search Class@properties)は、クラス毎に設定された検索キーにすることのできるプロパティを列挙した項目として設定される。例えば検索キーに適用できるプロパティが、[タイトル]、[記録日時]、[アーティスト]であれば、これらの文字列、あるいは対応コード列が設定される。データタイプ(Type)がコンマセパレートバリュー(CSV:comma separated value)であるので、各文字列あるいはコードがコンマ(,)によって分離されて設定され、XMLデータとしてクライアントに送信される。
【0073】
サーチクラス@オペレータ(search Class@operators)は、クラス毎に設定された検索式に適用できる演算子を列挙した項目として設定される。例えば検索式に適用できる演算子が、[=]、[>]、[<]であれば、これらの記号列、あるいは対応コード列が設定される。データタイプ(Type)がコンマセパレートバリュー(CSV:comma separated value)であるので、各記号列あるいはコードがコンマ(,)によって分離されて設定され、XMLデータとしてクライアントに送信される。
【0074】
このような検索情報、すなわち検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報とは、サーバの管理するクラス毎に設定されており、クライアントは各クラス毎にこれらの検索情報が取得できる。
【0075】
図6に戻りシーケンス図の説明を続ける。サーバは、ルートコンテナのメタデータからクラス毎の検索情報を取得すると、図6のステップS22において、これらの情報に基づくXMLデータを生成してクライアントに送信する。
【0076】
クライアントは、サーバから受信するクラス別検索情報により生成されたXMLデータに基づいてクラス別検索情報リスト、すなわち、クラス毎の検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報とを表示する表示画面(UI)を生成し、クライアントのディスプレイに表示する。
【0077】
図8にクライアントのディスプレイに表示されるクラス別検索情報リストの例を示す。図8に示す表示例では、クライアントのディスプレイ350にサーチクラス:曲、アルバム、アーティストのそれぞれについての検索処理に適用可能なプロパティのリストと、演算子のリストがそれぞれ個別の検索情報表示フィールド351,352,353に表示された例を示している。
【0078】
さらに、クライアントのディスプレイ350の画面移動により、他のクラスにおける検索に適用可能なプロパティ情報および演算子の情報表示が可能な構成となっている。なお、図8に示す表示例は一例であり、他の様々な異なる表示形式が適用可能である。
【0079】
図8に示す表示例において、検索情報表示フィールド351には、クラス:曲についての検索には、タイトル、記録日時・・が検索キーとして適用可能であり、演算子として=,>,<・・が適用可能であることが示されている。
【0080】
クライアント側のユーザは、検索を実行したいクラスの検索情報を表示し、表示された検索情報に基づいて、検索式を設定し、設定した検索式を格納した検索要求パケットをサーバに送信する。これらの処理は、図6に示す処理シーケンス中のステップS24およびS25の処理である。
【0081】
ステップS26において、サーバは、クライアントから受信した検索要求に基づいて検索処理を実行し、ステップS27において、検索結果として抽出したコンテンツに対応するコンテンツ情報をクライアントに送信する。クライアントは、サーバから受信した検索結果としてのコンテンツ情報をディスプレイに表示する。
【0082】
コンテンツ情報リストの表示処理例を図9に示す。図9に示す例では、コンテンツNo、タイトル、アーティスト名・・をリスト化したデータ構成を持つコンテンツ情報リスト357をディスプレイ350に表示した例を示している。このリスト中に含まれるデータは、クライアントの設定した検索式に応じて選択されたコンテンツに関する情報である。
【0083】
これらのコンテンツ情報は、サーバの管理するコンテンツ対応のメタデータの構成要素としてのプロパティ情報に基づいて生成される。サーバはクライアントから受信した検索式に基づいて検索処理を実行し、検索条件に一致するコンテンツのメタデータ中のプロパティ情報を取得し、取得したプロパティ情報に基づいてXMLデータを生成し、クライアントに送信する。
【0084】
クライアントは、検索結果として抽出されたコンテンツに対応するメタデータのプロパティ情報に基づくXMLデータを受信し、受信XMLデータに基づいて図9に示すような表示データを生成し、クライアントのディスプレイに表示する。
【0085】
クライアント側のユーザはこれらのリストから再生対象コンテンツを選択し、選択コンテンツ情報をサーバに送信することで、サーバからコンテンツ、すなわち音楽や映画、あるいは写真等、様々なコンテンツが送信されクライアント側で再生、出力が実行される。
【0086】
このように、クライアントは、サーバの保有するコンテンツについての検索処理を実行する際、サーバの管理クラス毎の検索情報、すなわち、クラス毎に設定された検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報を取得することが可能となるので、検索式の設定を誤りなく的確に実行することができ、検索エラー等を発生させることなく効率的に正確なコンテンツ検索処理を実行することが可能となる。
【0087】
クライアント装置における検索情報の取得処理、検索情報に基づく検索式の生成、検索式に基づく検索要求処理を含む処理手順について、図10の処理フローを参照して説明する。
【0088】
クライアント装置は、ステップS111において、サーバに対して検索情報の取得要求を行う。これは前述したように具体的には、サーバの保有するルートコンテナのメタデータに格納されるクラス別検索情報の取得処理である。
【0089】
クライアントは、ステップS112において、サーバからのクラス別検索情報をXMLデータとして受信し、ステップS113において、受信情報に基づいて表示情報(UI)、すなわちクラス別検索情報リストを生成しディスプレイに表示する。これは、図8を参照して説明したように、サーバの保有するコンテンツの管理クラス毎の検索情報、すなわち、クラス毎に設定された検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報を識別可能な表示情報である。
【0090】
ユーザは、ステップS114において、クライアント装置のディスプレイに表示されたクラス毎の検索情報に基づいて、検索式を生成し、ステップS115において、生成した検索式を格納した検索要求パケットをサーバに対して送信する。サーバでは、クライアントから受信した検索要求に基づいて検索処理を実行し、クライアントに対して検索結果としてのコンテンツ情報を送信する。クライアントは、ステップS116において、サーバからのコンテンツ情報を受信して、受信情報に基づいてコンテンツ情報リストをディスプレイに表示する。例えば、図9を参照して説明したようなコンテンツリストである。
【0091】
次に、図11を参照してサーバ側の処理について説明する。サーバは、ステップS211において、クライアントから検索情報の取得要求を受信すると、要求に従ってクラス別検索情報の取得を行う。前述したようにクラス別検索情報は、ルートコンテナのメタデータとして設定された情報であり、サーバは、ルートコンテナのメタデータ中からクラス別検索情報を取得する。
【0092】
ステップS212において取得したメタデータに基づいて、クライアントに対する送信データとしてクラス別検索情報に基づくXMLデータを生成してクライアントに送信する。送信されるXMLデータは、クラス毎に設定された検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報を含むデータである。
【0093】
ステップS213において、サーバは、クライアントから検索式を格納したコンテンツ検索要求を受信すると、ステップS214において、検索要求パケットに格納された検索式を取り出して、検索式に従ったコンテンツ検索処理を実行する。
【0094】
ステップS215では、コンテンツ検索処理によって抽出したコンテンツ情報に基づくクライアント送信用のXMLデータを生成し、クライアントに送信する。
【0095】
[サーバおよびクライアントの機能構成]
サーバおよびクライアント装置のハードウェア構成については、先に図2を参照して説明した通りであり、上述した各種の処理は、サーバクライアントそれぞれの記憶部に格納されたプログラムに従って制御部としてのCPUが実行する。
【0096】
CPUによって実行される処理は、例えばサーバ側では、クライアントからの要求に従って、クラス別検索情報をルートコンテナのメタデータから取得しXMLデータを生成しクライアントに対して送信する処理、さらにクライアントからの検索式に基づくコンテンツ検索処理、検索結果として抽出したコンテンツのプロパティ情報に基づいてXMLデータを生成してクライアントに送信する処理、クライアントからの再生要求コンテンツの送信処理等である。
【0097】
クライアント側の処理としては、サーバから受信するクラス別検索情報からなるXMLデータに基づいてディスプレイにクラス別検索情報リスト(図8)を表示する処理、検索式を格納した検索要求パケットを生成する処理、サーバから検索結果として受信するコンテンツ情報からなるXMLデータに基づいてコンテンツ情報リスト(図9)を生成、表示する処理、さらに受信コンテンツの再生制御処理である。
【0098】
基本的にこれらの処理は、サーバ、クライアント装置の制御部としてのCPUの制御の下に実行されるが、上述した処理を実行するために必要となるサーバの機能構成とクライアントの機能構成について図12および図13を参照して説明する。
【0099】
図12は、サーバの主要機能構成を示すブロック図である。パケット送受信部501は、クライアントに対するパケット、クライアントからのパケットを受信する。パケット生成、解析部502は、送信パケットの生成処理、受信パケットの解析処理を行う。パケットのアドレス設定、アドレス認識、データ部に対するデータ格納、データ部からのデータ取得処理などである。
【0100】
コンテンツ記憶部503は、サーバの保有するコンテンツを格納する。メタデータ記憶部504は、コンテンツに対応する属性情報としてのメタデータを格納した記憶部である。
【0101】
メタデータ記憶部504には、前述したように、メタデータを構成するプロパティ情報が格納され、ルートコンテナのメタデータ中には、図7を参照して説明したサーバの管理クラス毎の検索情報、すなわち、クラス毎に設定された検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報が含まれる。
【0102】
プロパティ情報取得部505は、クライアントから受信した検索情報取得要求に基づいて、ルートコンテナのメタデータ内に格納された検索情報、すなわちクラス毎に設定された検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報をメタデータ記憶部504から取り出す処理を実行する。また、検索処理において抽出されたコンテンツの対応メタデータに基づいてコンテンツ情報を生成する際にも、コンテンツの対応メタデータからクライアントに送信するプロパティ情報を取得する処理を実行する。
【0103】
XMLデータ生成部506は、プロパティ情報取得部505の取得したメタデータに基づいて、クライアントに送信するXMLデータを生成する。データ変換部507は、サーバの保有するオリジナルコンテンツをクライアントからの要求に対応したデータ態様に変換する。
【0104】
次に、クライアント装置の機能構成について、図13を参照して説明する。パケット送受信部601は、サーバに対するパケット、サーバからのパケットを受信する。パケット生成、解析部602は、送信パケットの生成処理、受信パケットの解析処理を行う。パケット内の格納データ解析のみならず、パケットのアドレス設定、アドレス認識、データ部に対するデータ格納、データ部からのデータ取得処理なども含む。
【0105】
記憶部603は、サーバから受信したパケットに含まれるコンテンツ、コンテンツ情報、検索情報、クライアントの生成した検索式情報等を格納する。
【0106】
出力部604は、コンテンツ再生処理に適用するスピーカ、ディスプレイを含む。なお、ディスプレイは、先に図8、図9を参照して説明した検索情報、コンテンツ情報等の表示情報の出力にも利用される。入力部605は、例えば、表示情報として表示された検索情報に基づく検索式生成のための情報入力を実行するためのキーボード、その他のデータ入力手段である。
【0107】
XMLデータ解析部606は、サーバから受信したプロパティ情報からなるXMLデータを解析し、解析データに基づいて、先に図8、9を参照して説明した表示情報を生成し、出力部としてのディスプレイに出力する処理を実行する。
【0108】
データ変換部607は、サーバから受信したコンテンツデータのデータ態様変換処理を実行する。例えばATRAC3、MPEG4に基づくデータ復号処理等を実行する。なお、復号データの再符号化処理を実行し、再符号化データを記憶部603に格納する処理を実行する構成としてもよい。
【0109】
サーバ、およびクライアントは、機能的には図12、図13に示す各機能を有し、上述した各処理を実行する。ただし、図12、図13に示すブロック図は、機能を説明するブロック図であり、実際には、図2に示すPC等のハードウェア構成におけるCPUの制御の下に各種の処理プログラムが実行される。
【0110】
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0111】
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
【0112】
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
【0113】
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
【0114】
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
【0115】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の構成によれば、コンテンツ提供サーバが、コンテンツの属性情報であるメタデータをコンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理し、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを各クラス各々について定義したクラス別検索情報を保持し、クライアントからの検索情報取得要求に応じて、メタデータからクラス別検索情報を抽出してクライアントに提供する構成としたので、クライアントは、サーバの保有するコンテンツについての検索処理を実行する際、サーバの管理クラス毎の検索情報、すなわち、クラス毎に設定された検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報を取得することが可能となるので、検索式の設定を誤りなく的確に実行することができ、検索エラー等を発生させることなく効率的に正確なコンテンツ検索処理を実行することが可能となる。
【0116】
さらに、本発明の構成によれば、サーバに対するコンテンツ検索処理要求を行うクライアントにおいて、コンテンツ区分として設定されるクラス毎に設定された検索情報であるクラス別検索情報をサーバから受信し、受信したクラス別検索情報に基づいて、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含むクラス別検索情報リストを生成して、ディスプレイに表示する構成としたので、クライアントは、サーバの保有するコンテンツについての検索処理を実行する際、表示リストに基づいて検索式の設定を誤りなく的確に実行することができ、検索エラー等を発生させることなく効率的に正確なコンテンツ検索処理を実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用可能なネットワーク構成例を示す図である。
【図2】ネットワーク接続機器の構成例について説明する図である。
【図3】コンテンツデータ再生処理におけるサーバクライアント間の処理シーケンスについて説明する図である。
【図4】サーバにおける保持コンテンツの管理クラスの一例を示す図である。
【図5】サーバにおける設定クラスの階層構成について説明するズである。
【図6】サーチ情報取得処理、検索式設定、検索式に基づくコンテンツ情報取得処理シーケンスについて説明する図である。
【図7】検索情報としての検索に適用可能なプロパティ情報および演算子情報のデータ態様について説明する図である。
【図8】サーバからクライアントに送信される検索情報の表示例について説明する図である。
【図9】サーバからクライアントに送信されるプロパティ情報からなるXMLデータに基づいてディスプレイに表示されるコンテンツ情報リストの例を示す図である。
【図10】クライアントにおける処理手順を説明するフローチャートを示す図である。
【図11】サーバにおける処理手順を説明するフローチャートを示す図である。
【図12】サーバの処理機能を説明するブロック図である。
【図13】クライアントの処理機能を説明するブロック図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク
101 サーバ
121 PC
122 モニター
123 携帯電話
124 再生機
125 PDA
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 バス
206 入出力インタフェース
207 入力部
208 出力部
209 通信部
210 ドライブ
211 リムーバブル記録媒体
301 ルートコンテナ
302〜306 クラス
350 ディスプレイ
351〜353 検索情報表示フィールド
357 コンテンツ情報リスト
501 パケット送受信部
502 パケット生成、解析部
503 コンテンツ記憶部
504 メタデータ記憶部
505 プロパティ情報取得部
506 XMLデータ生成部
507 データ変換部
601 パケット送受信部
602 パケット生成、解析部
603 記憶部
604 出力部
605 入力部
606 XMLデータ解析部
607 データ変換部

Claims (14)

  1. クライアントからの要求に応じてコンテンツ送信処理を実行するコンテンツ提供サーバとしての情報処理装置であり、
    コンテンツおよびコンテンツ属性情報としてのメタデータを記憶した記憶部と、
    データ送受信処理を実行するデータ送受信部と、
    前記メタデータをコンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理するとともに、クライアントからのコンテンツ情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部からメタデータを抽出し、メタデータの構成要素であるプロパティ情報に基づいて、クライアントに送信するコンテンツ情報を生成する制御部とを有し、
    前記記憶部は、
    前記クラス毎に設定されたクラス別検索情報をメタデータとして記憶し、
    前記制御部は、
    前記クライアントからの検索情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部に格納されたメタデータから前記クラス毎に設定された検索情報としてのクラス別検索情報を抽出し、抽出したクラス別検索情報に基づいてクライアントに対する送信データ生成処理を実行する構成を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶部に格納されたクラス別検索情報は、
    コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含み、
    前記制御部は、
    前記クライアントからの検索情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部に格納されたクラス毎に定義された検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを含むクラス別検索情報をクライアントに対する送信データとして生成する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記クラス別検索情報をXML(eXtended Markup Language)データとして生成する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記クラスを階層構成として管理し、該階層構成における頂点に位置するルートコンテナに対応するメタデータに、前記クラス別検索情報を格納し、クライアントからの検索情報取得要求に基づいて、前記ルートコンテナのメタデータからクラス別検索情報を抽出し、クライアントに対する送信データを生成する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. コンテンツ提供サーバに対するコンテンツ検索要求を行うクライアントとしての情報処理装置であり、
    コンテンツ提供サーバとのデータ送受信処理を実行するデータ送受信部と、
    前記データ送受信部を介して前記サーバから、コンテンツ区分として設定されるクラス毎に設定された検索情報であるクラス別検索情報を受信し、該受信クラス別検索情報に基づいて出力部に表示するクラス別検索情報リストを生成する制御部と、
    前記制御部の生成したクラス別検索情報リストを表示する表示部とを有し、
    前記制御部の生成するクラス別検索情報リストは、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含む構成であることを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    サーバから受信する前記クラス別検索情報によって構成されるXML(eXtended Markup Language)データの解析により、前記クラス別検索情報リストの生成処理を実行する構成であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. コンテンツ提供サーバにおける情報処理方法であり、
    クライアントからの検索情報取得要求を受信する検索情報取得要求受信ステップと、
    コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、記憶部に格納されたメタデータから前記クラス毎に設定された検索情報を抽出するステップと、
    メタデータから抽出した前記検索情報に基づいて、クライアントに送信するクラス別検索情報の生成処理を実行するクラス別検索情報生成ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  8. 前記記憶部に格納された検索情報は、
    コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含み、
    前記クラス別検索情報生成ステップは、
    前記クライアントからの検索情報取得要求の受領に基づいて、前記記憶部に格納されたクラス毎に定義された検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを含むクラス別検索情報をクライアントに対する送信データとして生成する処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記クラス別検索情報生成ステップは、
    前記クラス別検索情報をXML(eXtended Markup Language)データとして生成する処理を実行することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  10. 前記コンテンツ提供サーバは、前記クラスを階層構成として管理し、該階層構成における頂点に位置するルートコンテナに対応するメタデータに、前記クラス別検索情報を格納しており、
    前記クラス別検索情報生成ステップは、
    クライアントからの検索情報取得要求に基づいて、前記ルートコンテナのメタデータからクラス別検索情報を抽出し、クライアントに対する送信データを生成することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  11. サーバに対するコンテンツ検索処理要求を行うクライアントにおける情報処理方法であり、
    コンテンツ区分として設定されるクラス毎に設定された検索情報であるクラス別検索情報をサーバから受信する受信ステップと、
    前記サーバから受信したクラス別検索情報に基づいて、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含むクラス別検索情報リストを生成するクラス別検索情報リスト生成ステップと、
    前記クラス別検索情報リストを表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  12. 前記クラス別検索情報リスト生成ステップは、
    サーバから受信するクラス別検索情報によって構成されるXML(eXtended Markup Language)データの解析によるリスト生成処理を含むことを特徴とする請求項11に記載の情報処理方法。
  13. コンテンツ提供サーバにおける情報処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
    クライアントからの検索情報取得要求を受信する検索情報取得要求受信ステップと、
    コンテンツ区分として設定されるクラスに基づいて管理され、記憶部に格納されたメタデータから前記クラス毎に設定された検索情報を抽出するステップと、
    メタデータから抽出した前記検索情報に基づいて、クライアントに送信するクラス別検索情報生成処理を実行するクラス別検索情報生成ステップと、
    を有することを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  14. サーバに対するコンテンツ検索処理要求を行うクライアントにおける情報処理を実行するコンピュータ・プログラムであり、
    コンテンツ区分として設定されるクラス毎に設定された検索情報であるクラス別検索情報をサーバから受信する受信ステップと、
    前記サーバから受信したクラス別検索情報に基づいて、コンテンツ検索において検索キーとして適用可能なプロパティ情報、および検索式において適用可能な演算子情報とを、各クラス各々について定義した情報を含むクラス別検索情報リストを生成するクラス別検索情報リスト生成ステップと、
    前記クラス別検索情報リストを表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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