JPH10332920A - カラー固体撮像装置のカラーフィルタの形成方法 - Google Patents
カラー固体撮像装置のカラーフィルタの形成方法Info
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- JPH10332920A JPH10332920A JP13677297A JP13677297A JPH10332920A JP H10332920 A JPH10332920 A JP H10332920A JP 13677297 A JP13677297 A JP 13677297A JP 13677297 A JP13677297 A JP 13677297A JP H10332920 A JPH10332920 A JP H10332920A
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-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L31/00—Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
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- H01L31/02162—Coatings for devices characterised by at least one potential jump barrier or surface barrier for filtering or shielding light, e.g. multicolour filters for photodetectors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 固体撮像素子の表面に形成された熱硬化
性樹脂からなる平坦化膜7上にレジスト材からなるカラ
ーフィルタ8を形成するカラー固体撮像装置のカラーフ
ィルタの形成方法において、熱硬化性樹脂からなる平坦
化膜7にマイクロクラックが発生しないようにする。 【解決手段】 カラーフィルタ8を形成する際の熱処理
温度を220℃未満で212℃以上にする。
性樹脂からなる平坦化膜7上にレジスト材からなるカラ
ーフィルタ8を形成するカラー固体撮像装置のカラーフ
ィルタの形成方法において、熱硬化性樹脂からなる平坦
化膜7にマイクロクラックが発生しないようにする。 【解決手段】 カラーフィルタ8を形成する際の熱処理
温度を220℃未満で212℃以上にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンチップカラー
フィルタを有するカラー固体撮像装置のカラーフィルタ
の形成方法、特に固体撮像素子の表面に形成された熱硬
化性樹脂からなる平坦化膜上にレジスト材からなるカラ
ーフィルタを形成するカラー固体撮像装置のカラーフィ
ルタの形成方法に関する。
フィルタを有するカラー固体撮像装置のカラーフィルタ
の形成方法、特に固体撮像素子の表面に形成された熱硬
化性樹脂からなる平坦化膜上にレジスト材からなるカラ
ーフィルタを形成するカラー固体撮像装置のカラーフィ
ルタの形成方法に関する。
【0002】
【背景技術】カラー固体撮像装置として固体撮像素子の
表面にカラーフィルタを形成したものがある。このよう
なカラーフィルタは、固体撮像素子の表面の凹凸が激し
いので、一般に熱硬化性樹脂からなる平坦化膜を固体撮
像素子表面上に形成し、該平坦化膜上に形成される。そ
して、カラーフィルタの材料としてレジスト材を用いる
ことが多い。即ち、カラーフィルタの形成は、レジスト
の塗布、露光及び現像を行い、その後下地との密着性を
高めるための熱処理を施すことにより行われるが、その
熱処理温度が従来220℃だったのである。
表面にカラーフィルタを形成したものがある。このよう
なカラーフィルタは、固体撮像素子の表面の凹凸が激し
いので、一般に熱硬化性樹脂からなる平坦化膜を固体撮
像素子表面上に形成し、該平坦化膜上に形成される。そ
して、カラーフィルタの材料としてレジスト材を用いる
ことが多い。即ち、カラーフィルタの形成は、レジスト
の塗布、露光及び現像を行い、その後下地との密着性を
高めるための熱処理を施すことにより行われるが、その
熱処理温度が従来220℃だったのである。
【0003】レジスト材をカラーフィルタの材料として
用いた場合においてカラーフィルタを形成する際の熱処
理温度は従来においては220℃に設定していた。
用いた場合においてカラーフィルタを形成する際の熱処
理温度は従来においては220℃に設定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、固体撮像装置の熱硬化性樹脂からなる平坦化膜に
マイクロクラックが発生することが少なくなかった。こ
のマイクロクラックは固体撮像装置の光学的撮像特性を
低下させる要因となる。斯かるマイクロクラックには初
期に不具合をもたらすものもあれば、経時効果により不
具合をもたらすに至るものもあるが、いずれにせよ固体
撮像装置の特性を低下させるものであるので、看過する
ことができない。具体的には、従来、平坦化膜のクラッ
クに起因する不良が従来約40〜80%という高い率で
発生していた。
ては、固体撮像装置の熱硬化性樹脂からなる平坦化膜に
マイクロクラックが発生することが少なくなかった。こ
のマイクロクラックは固体撮像装置の光学的撮像特性を
低下させる要因となる。斯かるマイクロクラックには初
期に不具合をもたらすものもあれば、経時効果により不
具合をもたらすに至るものもあるが、いずれにせよ固体
撮像装置の特性を低下させるものであるので、看過する
ことができない。具体的には、従来、平坦化膜のクラッ
クに起因する不良が従来約40〜80%という高い率で
発生していた。
【0005】そこで、本願発明者がその原因を追求した
ところ、平坦化膜形成後のカラーフィルタの熱処理によ
り生じる熱ストレスが平坦化膜のマイクロクラック発生
要因となっていることが判明し、更に、その熱ストレス
を少なくすべく研究を進めてそのカラーフィルタ形成の
際の熱処理温度が高すぎることを突き止めた。本発明は
斯かる研究の結果として完成されたものである。
ところ、平坦化膜形成後のカラーフィルタの熱処理によ
り生じる熱ストレスが平坦化膜のマイクロクラック発生
要因となっていることが判明し、更に、その熱ストレス
を少なくすべく研究を進めてそのカラーフィルタ形成の
際の熱処理温度が高すぎることを突き止めた。本発明は
斯かる研究の結果として完成されたものである。
【0006】即ち、本発明は固体撮像素子の表面に形成
された熱硬化性樹脂からなる平坦化膜上にレジスト材か
らなるカラーフィルタを形成するカラー固体撮像装置の
カラーフィルタの形成方法において、熱硬化性樹脂から
なる平坦化膜にマイクロクラックが発生しないようにす
ることを目的とする。
された熱硬化性樹脂からなる平坦化膜上にレジスト材か
らなるカラーフィルタを形成するカラー固体撮像装置の
カラーフィルタの形成方法において、熱硬化性樹脂から
なる平坦化膜にマイクロクラックが発生しないようにす
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のカラー固体撮
像装置のカラーフィルタの形成方法は、カラーフィルタ
を形成する際の熱処理温度を220℃未満で212℃以
上にすることを特徴とする。
像装置のカラーフィルタの形成方法は、カラーフィルタ
を形成する際の熱処理温度を220℃未満で212℃以
上にすることを特徴とする。
【0008】従って、請求項1のカラー固体撮像装置の
カラーフィルタの形成方法によれば、平坦化膜のクラッ
クに起因する不良を激減することができる。具体的に
は、該熱処理温度を220℃にすると確実にクラック不
良が発生したが、それ以下にすると温度を低くする程熱
ストレスが少なくなり、クラック発生不良は激減する。
ところで、マイクロクラックを少なくするという面から
は、熱処理温度は低ければ低いほど良いということにな
るが、低くすることには限界がある。というのは、レジ
スト材は当然のことながら各色毎に異なるパターンにパ
ターニングされ、それは露光、現像及び熱処理により為
されるが、熱処理温度が低いと現像後における残渣が多
くなるからである。具体的には、212℃以下では顕著
に残渣が多くなり、許容できない。しかして、カラーフ
ィルタ形成に際しての熱処理温度を220℃未満で21
2℃以上にすれば、残渣の増大を招くことなく平坦化膜
のマイクロクラックの発生を防止することができるので
ある。
カラーフィルタの形成方法によれば、平坦化膜のクラッ
クに起因する不良を激減することができる。具体的に
は、該熱処理温度を220℃にすると確実にクラック不
良が発生したが、それ以下にすると温度を低くする程熱
ストレスが少なくなり、クラック発生不良は激減する。
ところで、マイクロクラックを少なくするという面から
は、熱処理温度は低ければ低いほど良いということにな
るが、低くすることには限界がある。というのは、レジ
スト材は当然のことながら各色毎に異なるパターンにパ
ターニングされ、それは露光、現像及び熱処理により為
されるが、熱処理温度が低いと現像後における残渣が多
くなるからである。具体的には、212℃以下では顕著
に残渣が多くなり、許容できない。しかして、カラーフ
ィルタ形成に際しての熱処理温度を220℃未満で21
2℃以上にすれば、残渣の増大を招くことなく平坦化膜
のマイクロクラックの発生を防止することができるので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明カラー固体撮像装置のカラ
ーフィルタの形成方法は、固体撮像素子の表面に形成さ
れた熱硬化性樹脂からなる平坦化膜上にレジスト材から
なるカラーフィルタを形成するカラー固体撮像装置のカ
ラーフィルタの形成方法において、カラーフィルタを形
成する際の熱処理温度を220℃未満で212℃以上に
することを特徴とする。本発明において、固体撮像素子
はCCD型のものであっても良いし、MOS型のもので
あっても、増幅型のものであっても良い等タイプは限定
されない。また、カラーフィルタはレジスト材からなる
ものであれば何でも良い。そして、平坦化膜は熱硬化性
樹脂からなるが、一つの例としてアクリル系の熱硬化性
樹脂を挙げることができる。しかし、それには限定され
ない。固体撮像素子にはオンチップマイクロレンズを有
するものと有しないものとがあるが、本発明はそのいず
れにも適用できる。
ーフィルタの形成方法は、固体撮像素子の表面に形成さ
れた熱硬化性樹脂からなる平坦化膜上にレジスト材から
なるカラーフィルタを形成するカラー固体撮像装置のカ
ラーフィルタの形成方法において、カラーフィルタを形
成する際の熱処理温度を220℃未満で212℃以上に
することを特徴とする。本発明において、固体撮像素子
はCCD型のものであっても良いし、MOS型のもので
あっても、増幅型のものであっても良い等タイプは限定
されない。また、カラーフィルタはレジスト材からなる
ものであれば何でも良い。そして、平坦化膜は熱硬化性
樹脂からなるが、一つの例としてアクリル系の熱硬化性
樹脂を挙げることができる。しかし、それには限定され
ない。固体撮像素子にはオンチップマイクロレンズを有
するものと有しないものとがあるが、本発明はそのいず
れにも適用できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示実施の形態に従って詳細
に説明する。図1(A)乃至(D)は本発明カラー固体
撮像装置のカラーフィルタの形成方法の第1の実施例を
工程順に示す断面図である。
に説明する。図1(A)乃至(D)は本発明カラー固体
撮像装置のカラーフィルタの形成方法の第1の実施例を
工程順に示す断面図である。
【0011】(A)図1(A)は平坦化膜が形成される
前の状態の固体撮像装置を示す。図面において、1は半
導体基板である。この構造は本発明の本質には直接関係
しないので、図示、説明はしない。2は該基板1表面の
ゲート絶縁膜、3は該ゲート絶縁膜2上に形成された垂
直転送電極でポリシリコンからなる。4は層間絶縁膜、
5は例えばアルミニウムからなる遮光膜、6は素子表面
を覆うパシベーション膜である。
前の状態の固体撮像装置を示す。図面において、1は半
導体基板である。この構造は本発明の本質には直接関係
しないので、図示、説明はしない。2は該基板1表面の
ゲート絶縁膜、3は該ゲート絶縁膜2上に形成された垂
直転送電極でポリシリコンからなる。4は層間絶縁膜、
5は例えばアルミニウムからなる遮光膜、6は素子表面
を覆うパシベーション膜である。
【0012】(B)次に、図1(B)に示すように、上
記パシベーション膜6上に熱硬化性樹脂からなる平坦化
膜7を形成する。該平坦化膜7は、固体撮像素子表面の
凹凸が激しく、必然的にそれを覆う上記パシベーション
膜6の表面の凹凸も激しいことから、該膜6に直接カラ
ーフィルタを支障なく形成することは難しいので表面の
平坦化のために形成される。
記パシベーション膜6上に熱硬化性樹脂からなる平坦化
膜7を形成する。該平坦化膜7は、固体撮像素子表面の
凹凸が激しく、必然的にそれを覆う上記パシベーション
膜6の表面の凹凸も激しいことから、該膜6に直接カラ
ーフィルタを支障なく形成することは難しいので表面の
平坦化のために形成される。
【0013】この平坦化膜7は、具体的には、熱硬化性
樹脂、例えばアクリル系の熱硬化性樹脂をコーティング
(スピンコーティング)し、その後、例えば230℃と
いうような温度で熱処理して硬化させることにより形成
する。
樹脂、例えばアクリル系の熱硬化性樹脂をコーティング
(スピンコーティング)し、その後、例えば230℃と
いうような温度で熱処理して硬化させることにより形成
する。
【0014】(C)次に、図1(C)に示すように、1
回目のカラーフィルタ81 を形成する。該カラーフィル
タ81 は、或る色に着色されたカラーレジストをコーテ
ィングし、その後、露光、現像を行い、しかる後、下地
との密着性を高めるべく熱処理をすることにより形成さ
れる。そして、その熱処理温度は220℃未満で212
℃以上、例えば216℃である。
回目のカラーフィルタ81 を形成する。該カラーフィル
タ81 は、或る色に着色されたカラーレジストをコーテ
ィングし、その後、露光、現像を行い、しかる後、下地
との密着性を高めるべく熱処理をすることにより形成さ
れる。そして、その熱処理温度は220℃未満で212
℃以上、例えば216℃である。
【0015】(D)次に、(C)の工程と同じ工程の繰
り返しを必要回数繰り返す。図1(D)は第n番目のカ
ラーフィルタ形成時の状態を示す。第1番目のカラーフ
ィルタ81[図1(C)の工程で形成したカラーフィル
タ] よりも後に形成するカラーフィルタ82 〜8nも該
第1番目のカラーフィルタ81 と全く同じ方法で形成
し、下地との密着性を高めるための熱処理温度も220
℃未満で212℃以上、例えば216℃にする。
り返しを必要回数繰り返す。図1(D)は第n番目のカ
ラーフィルタ形成時の状態を示す。第1番目のカラーフ
ィルタ81[図1(C)の工程で形成したカラーフィル
タ] よりも後に形成するカラーフィルタ82 〜8nも該
第1番目のカラーフィルタ81 と全く同じ方法で形成
し、下地との密着性を高めるための熱処理温度も220
℃未満で212℃以上、例えば216℃にする。
【0016】図2はカラーフィルタ形成後の状態を示す
断面図である。従来、平坦化膜のクラックに起因する不
良が従来約40〜80%の率で発生していたが、本カラ
ー固体撮像装置のカラーフィルタの形成方法によれば、
その不良率を1%以下に低減できた。
断面図である。従来、平坦化膜のクラックに起因する不
良が従来約40〜80%の率で発生していたが、本カラ
ー固体撮像装置のカラーフィルタの形成方法によれば、
その不良率を1%以下に低減できた。
【0017】即ち、カラーフィルタ8の熱処理温度を2
20℃以上にすると確実にクラック不良が発生したが、
それ以下にすると温度を低くする程熱ストレスが少なく
なり、クラック発生不良は減少する。そして、マイクロ
クラックを少なくするという面からは、熱処理温度は低
ければ低いほど良いということになるが、現像後の残渣
の面からは低くすることには限界があり、212℃以下
では顕著に残渣が多くため、許容できない。従って、そ
の熱処理温度を220℃未満で212℃以上にるここと
によって、現像後の残渣の増大を招くことなく平坦化膜
のマイクロクラックの発生を防止することができたので
ある。
20℃以上にすると確実にクラック不良が発生したが、
それ以下にすると温度を低くする程熱ストレスが少なく
なり、クラック発生不良は減少する。そして、マイクロ
クラックを少なくするという面からは、熱処理温度は低
ければ低いほど良いということになるが、現像後の残渣
の面からは低くすることには限界があり、212℃以下
では顕著に残渣が多くため、許容できない。従って、そ
の熱処理温度を220℃未満で212℃以上にるここと
によって、現像後の残渣の増大を招くことなく平坦化膜
のマイクロクラックの発生を防止することができたので
ある。
【0018】
【発明の効果】請求項1のカラー固体撮像装置のカラー
フィルタの形成方法によれば、カラーフィルタ形成に際
しての平坦化膜の熱ストレスをカラーフィルタ現像後に
おける残渣の問題を伴うことなく少なくして平坦化膜の
マイクロクラックの発生を防止することができ、クラッ
クに起因する不良率を低くすることができる。
フィルタの形成方法によれば、カラーフィルタ形成に際
しての平坦化膜の熱ストレスをカラーフィルタ現像後に
おける残渣の問題を伴うことなく少なくして平坦化膜の
マイクロクラックの発生を防止することができ、クラッ
クに起因する不良率を低くすることができる。
【0019】具体的には、40〜80%もあった平坦化
膜のクラックに起因する不良率を1%以下に低減するこ
とができた。
膜のクラックに起因する不良率を1%以下に低減するこ
とができた。
【図1】(A)乃至(D)は本発明カラー固体撮像装置
のカラーフィルタの形成方法の第1の実施例を工程順に
示す断面図である。
のカラーフィルタの形成方法の第1の実施例を工程順に
示す断面図である。
【図2】上記カラー固体撮像装置のカラーフィルタの形
成方法によるカラーフィルタ形成後の状態を示す断面図
である。
成方法によるカラーフィルタ形成後の状態を示す断面図
である。
7・・・平坦化膜、8・・・カラーフィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 狭山 征博 鹿児島県国分市野口北5番1号 ソニー国 分株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 固体撮像素子の表面に形成された熱硬化
性樹脂からなる平坦化膜上にレジスト材からなるカラー
フィルタを形成するカラー固体撮像装置のカラーフィル
タの形成方法において、 カラーフィルタを形成する際の熱処理温度を220℃未
満で212℃以上にすることを特徴とするカラー固体撮
像装置のカラーフィルタの形成方法
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13677297A JPH10332920A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | カラー固体撮像装置のカラーフィルタの形成方法 |
US09/084,169 US5970317A (en) | 1997-05-27 | 1998-05-26 | Method of forming a filter for a solid-state image sensing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13677297A JPH10332920A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | カラー固体撮像装置のカラーフィルタの形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10332920A true JPH10332920A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15183162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13677297A Pending JPH10332920A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | カラー固体撮像装置のカラーフィルタの形成方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5970317A (ja) |
JP (1) | JPH10332920A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6998595B2 (en) * | 2001-03-08 | 2006-02-14 | Xerox Corporation | Color filter configuration for a silicon wafer to be diced into photosensitive chips |
US6590239B2 (en) * | 2001-07-30 | 2003-07-08 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. | Color filter image array optoelectronic microelectronic fabrication with a planarizing layer formed upon a concave surfaced color filter region |
WO2004111680A2 (en) * | 2003-06-19 | 2004-12-23 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Solid-state radiation detector |
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KR100718877B1 (ko) * | 2005-06-20 | 2007-05-17 | (주)실리콘화일 | 이미지센서의 칼라필터 형성방법 및 이를 이용하여 제조된이미지 센서 |
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