JPH10321828A - 固体撮像素子の製造方法 - Google Patents
固体撮像素子の製造方法Info
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- JPH10321828A JPH10321828A JP9129229A JP12922997A JPH10321828A JP H10321828 A JPH10321828 A JP H10321828A JP 9129229 A JP9129229 A JP 9129229A JP 12922997 A JP12922997 A JP 12922997A JP H10321828 A JPH10321828 A JP H10321828A
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- Japan
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Abstract
工程で行って、リードタイムの短縮を図るとともに、配
線の腐食を防止し、また、撮像時の点欠陥不良を低減す
る。 【解決手段】 パッド電極3上にパッシベーション膜
5、上層膜となる平坦化膜8及びオーバーパッシベーシ
ョン膜9を積層し、最終のオーバーパッシベーション膜
9を形成した後に、1回のエッチング処理を施して複数
の絶縁膜にパッド電極3を露出するための窓開けを行
う。
Description
造方法、特にパッド電極上に複数の絶縁膜を積層し、こ
れら絶縁膜にパッド電極を露出するための窓開けを行う
固体撮像素子の製造方法に関する。
を撮像手段として用いた固体撮像装置が、ビデオカメ
ラ、スチールカメラ、監視カメラ、内視鏡等広い分野に
おいて応用されている。この固体撮像装置は、半導体チ
ップからなる固体撮像素子の受光面に入射された光を電
気信号に変換して出力する半導体装置の一種である。こ
こで、固体撮像素子を構成する半導体チップの表面に
は、各種の複数の絶縁膜が積層されており、固体撮像素
子の製造方法においては、複数の絶縁膜で覆われている
パッド電極に対してワイヤボンディングを行う必要があ
る。そのため、パッド電極を露出するためにそれらの絶
縁膜に窓開けして、不要な絶縁膜を除去しなければなら
ない。絶縁膜の窓開けには、フォトリソグラフィ技術が
利用されている。
素子の製造方法を工程順に示す断面図である。
素子となる領域が形成される半導体ウエハ1を用意す
る。この半導体ウエハ1は最終的に個々の半導体チップ
に分離されて、固体撮像素子が製造されることになる。
2は半導体ウエハ1の表面に形成された酸化膜、3は酸
化膜2を介して形成されたアルミニウム(Al)等から
なるパッド電極、4は酸化膜2上に形成されたポリシリ
コン等からなる配線層、5は固体撮像素子となる領域の
全体を覆う窒化シリコン(Si3 N4 )等からなるパッ
シベーション膜である。このような構造で、パッシベー
ション膜5のパッド電極3の上方となる不要領域を除い
た領域にレジスト6を形成する。
F4 とO2 からなるエッチングガスを用いたドライエッ
チング処理を施して、レジスト6でマスクされてない不
要なパッシベーション膜5をエッチングして窓7を開け
てパッド電極3を露出する。続いて、図3(C)に示す
ように、レジスト6を除去した後、窓7を含むパッシベ
ーション膜5上に上層膜となる熱硬化性樹脂等からなる
平坦化膜8を形成し、さらにこの平坦化膜8上に上層膜
となる有機樹脂等からなるオーバーパッシベーション膜
9を形成する。次に、オーバーパッシベーション膜9の
パッド電極3の上方となる不要領域を除いた領域に再び
レジスト6を塗布する。
F4 とO2 からなるエッチングガスを用いたドライエッ
チング処理を施して、レジスト6でマスクされてない不
要なオーバーパッシベーション膜9及び平坦化膜8をエ
ッチングして、再び窓7を開けてパッド電極3を露出す
る。
3上に形成されたパッシベーション膜5、オーバーパッ
シベーション膜9及び平坦化膜8からなる上層膜に対し
て順次に窓開けすることにより、パッド電極3を露出し
ている。これによって、パッド電極3に対するワイヤボ
ンディングが可能になる。
撮像素子の製造方法では、パッド電極を露出するための
絶縁膜に対する窓開けを2回にわたって行っているの
で、工程数が増加するという問題がある。
と、リードタイムの短縮を図るのが困難になる。
配線も露出されることになるので、この配線が外部雰囲
気に曝されるため、配線が腐食し易くなる。また、ドラ
イエッチング工程が増すと撮像時の画像欠陥不良につな
がる。
されたものであり、パッド電極を露出するための窓開け
を1回の工程で行うことを目的とする。
造方法は、半導体基板表面にパッド電極を形成し、少な
くともこのパッド電極上に複数の絶縁膜を積層する固体
撮像素子の製造方法であって、複数の絶縁膜の最終の絶
縁膜を形成した後に、1回のエッチング処理を施して複
数の絶縁膜にパッド電極を露出するための窓開けを行う
ことを特徴とする。
複数の絶縁膜の最終の絶縁膜を形成した後に、1回のエ
ッチング処理を施して複数の絶縁膜にパッド電極を露出
するための窓開けを行うので、パッド電極を露出するた
めの窓開けを1回の工程で行うことができる。
絶縁膜を形成した後又は形成と同時に、1回のエッチン
グ処理を施してパッド電極の上方の不要な絶縁膜を除去
して窓開けを行うものである。ここで上層膜とは、固体
撮像素子の遮光膜ないし配線膜よりも上に形成される絶
縁膜を指し、平坦化膜、オンチップカラーフィルタ、オ
ーバーパシベーション膜、オンチップマイクロレンズ等
がこれに該当する。これにより、1回のエッチング処理
で窓開けを行うことができるので、工程数を削減するこ
とができるようになる。本発明が適用できるのは、白黒
用固体撮像素子及びカラー用固体撮像素子であり、白黒
用固体撮像素子の場合オンチップカラーフィルタは存在
しない。
細に説明する。
素子の製造方法を示す断面図である。
素子となる領域が形成される半導体ウエハ1を用意す
る。この半導体ウエハ1は最終的に個々の半導体チップ
に分離されて、固体撮像素子が製造されることになる。
2は半導体ウエハ1の表面に形成された酸化膜、3は酸
化膜2を介して形成されたアルミニウム(Al)等から
なるパッド電極、4は酸化膜2上に形成されたポリシリ
コン等からなる配線層、5は固体撮像素子となる領域の
全体を覆う窒化シリコン(Si3 N4 )等からなるパッ
シベーション膜である。
ーション膜5上に上層膜となる熱硬化性樹脂等からなる
平坦化膜8を形成する。この平坦化膜8は、周知のスピ
ンナー塗布技術等を利用することにより、下地となるパ
ッシベーション膜5に段差が存在していても、これに関
係なく平坦な膜として形成することができる。
膜8上に上層膜となる有機樹脂等からなるオーバーパッ
シベーション膜9を形成する。次に、オーバーパッシベ
ーション膜9のパッド電極3の上方となる不要領域を除
いた領域にレジスト6を形成する。
F4 とO2 からなるエッチングガスを用いたドライエッ
チング処理を施して、レジスト6でマスクされてない不
要なオーバーパッシベーション膜9、平坦化膜8及びパ
ッシベーション膜5を1回でエッチングして窓7を開け
てパッド電極3を露出する。このように、上層膜として
の最終の膜であるオーバーパッシベーション膜9を形成
した後に、1回のエッチング処理でパッド電極3を露出
するための窓開けを行う。これによって、パッド電極3
に対するワイヤボンディングが可能になる。
成をレジストエッチバックによる形状転写で行う場合に
適用した方法を示す断面図である。本例は、オンチップ
レンズ材を兼ねるオーバーパッシベーション膜(オンチ
ップレンズ材兼オーバーパッシベーション膜)10上に
オンチップレンズ材11を塗布した後、パッド電極3の
上方のオンチップレンズ材兼オーバーパッシベーション
膜10に窓開けを行って、オンチップレンズ材11のパ
ターニング後のレジストエッチバックをする時に、パッ
ド電極3上のパッシベーション膜5及び平坦化膜8に窓
開けもするものである。なお、12はオンチップカラー
フィルタ、13は受光面を示している。本発明固体撮像
素子の製造方法によれば、パッド電極3上にパッシベー
ション膜5、上層膜となる平坦化膜8及びオーバーパッ
シベーション膜9を積層し、最終のオーバーパッシベー
ション膜9を形成した後に、1回のエッチング処理を施
して複数の絶縁膜にパッド電極3を露出するための窓開
けを行うので、パッド電極3を露出するための窓開けを
1回の工程で行うことができる。
ことができる。
きる。
程まで露出しないので、配線の腐食を防止することがで
きる。
できるので、撮像時の画像欠陥不良を低減できる。
縁膜を形成した後にエッチング処理を施す例で説明した
が、これに限らず最終の絶縁膜の形成時にエッチング処
理を施すこともできる。また、各絶縁膜あるいはエッチ
ングガスの具体的材料は本文中で一例を示したような特
定の材料に限定されることはない。さらに、カラーフィ
ルタの配列や色の種類(補色系、原色系)も特定のもの
に限られない。
の製造方法によれば、パッド電極を露出するための窓開
けを1回の工程で行うので、リードタイムの短縮を図る
ことができるとともに、配線の腐食を防止することがで
きる。また、撮像時の画像欠陥不良を低減できる。
方法の一つの実施例を工程順に示す断面図である。
ックによる形状転写で形成する場合に適用した実施例を
示す断面図である。
方法を工程順に示す断面図である。
パッシベーション膜、7…窓、8…平坦化膜、9…オー
バーパッシベーション膜、10…オンチップレンズ材兼
オーバーパッシベーション膜、11…オンチップレンズ
材、12…オンチップカラーフィルタ。
Claims (2)
- 【請求項1】 撮像素子が形成された半導体基板表面の
パッド電極よりも上層に複数の絶縁膜を積層する固体撮
像素子の製造方法であって、 前記複数の絶縁膜の最終の絶縁膜を形成した後に、1回
のエッチング処理を施して上記複数の絶縁膜に前記パッ
ド電極を露出するための窓開けを行うことを特徴とする
固体撮像素子の製造方法。 - 【請求項2】 複数の絶縁膜の最終の絶縁膜の形成時
に、1回のエッチング処理を施して複数の絶縁膜にパッ
ド電極を露出するための窓開けを行うことを特徴とする
請求項1記載の固体撮像素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9129229A JPH10321828A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 固体撮像素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9129229A JPH10321828A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 固体撮像素子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10321828A true JPH10321828A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15004363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9129229A Abandoned JPH10321828A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 固体撮像素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10321828A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040095971A (ko) * | 2003-04-29 | 2004-11-16 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 씨모스 이미지센서 |
KR100587591B1 (ko) * | 1999-09-06 | 2006-06-08 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 고체촬상소자의 패드 개구부 형성방법 |
KR100649018B1 (ko) * | 2004-06-22 | 2006-11-24 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 이미지 센서의 금속패드 산화 방지 방법 |
US7534642B2 (en) | 2004-12-23 | 2009-05-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Methods of manufacturing an image device |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP9129229A patent/JPH10321828A/ja not_active Abandoned
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100587591B1 (ko) * | 1999-09-06 | 2006-06-08 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 고체촬상소자의 패드 개구부 형성방법 |
KR20040095971A (ko) * | 2003-04-29 | 2004-11-16 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 씨모스 이미지센서 |
KR100649018B1 (ko) * | 2004-06-22 | 2006-11-24 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 이미지 센서의 금속패드 산화 방지 방법 |
US7534642B2 (en) | 2004-12-23 | 2009-05-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Methods of manufacturing an image device |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050325 |