JPH10327025A - 広帯域増幅器回路を含む装置 - Google Patents

広帯域増幅器回路を含む装置

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JPH10327025A
JPH10327025A JP10123540A JP12354098A JPH10327025A JP H10327025 A JPH10327025 A JP H10327025A JP 10123540 A JP10123540 A JP 10123540A JP 12354098 A JP12354098 A JP 12354098A JP H10327025 A JPH10327025 A JP H10327025A
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JP
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transistor
stage
amplifier
amplifier circuit
feedback
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JP10123540A
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English (en)
Inventor
Patrick Jean
パトリック、ジャン
Isabelle Rousseau
イザベル、ルーソー
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/34Negative-feedback-circuit arrangements with or without positive feedback
    • H03F1/342Negative-feedback-circuit arrangements with or without positive feedback in field-effect transistor amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/189High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers
    • H03F3/19High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/193High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only with field-effect devices
    • H03F3/1935High-frequency amplifiers, e.g. radio frequency amplifiers with semiconductor devices only with field-effect devices with junction-FET devices

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  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 増幅器トランジスタおよび負荷トランジスタ
の一致度に敏感でなく、大規模に連続して製造される装
置に含むことができる可能性をもたらす等の利点を有す
る広帯域増幅器を含む装置を提供する。 【解決手段】 本発明による装置は、広帯域増幅器回路
を含む装置である。この増幅器回路は、増幅器として配
置された低位トランジスタ(T1、T2)および負荷と
して配置された高位トランジスタ(T’1、T’2)を
有する少なくとも2つの電界効果型トランジスタ段を備
えている。第1段以外の所与の段(T2)の出力信号
(2)は、前記所与の段の前段の少なくとも前記高位ト
ランジスタ(T’1)を備えているフィードバック分岐
を介して、それ自身の入力(1)にフィードバックされ
るようにされている。利用分野は、電気通信装置の分野
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域増幅器回路
を含む装置に関する。
【0002】本発明は、コードレスおよびコードを有す
るものの双方またはいずれか一方の電気通信の受信装置
および送信装置の双方またはいずれか一方を製造する分
野にその利用を見出す。
【0003】
【従来の技術】広帯域増幅器は、刊行物「IEEEジャ
ーナル・オブ・ソリッド・ステート・サーキット(IEEE
JOURNAL OF SOLID STATE CIRCUITS)」の1981年1
2月号の第SC−16巻第6号(VOL. SC-16, NO.6)の
John A. ARCHER、Herbert P. WEIDLICHほかの「GaA
sモノリシック低雑音広帯域増幅器(GaAs Monolithic
Low-noise Broadband Amplifier)」によりすでに公知
である。
【0004】この刊行物は、GaAs(ガリウム砒素)
モノリシック集積回路を形成する広帯域増幅器を開示し
ている。この増幅器回路は、増幅器トランジスタおよび
負荷トランジスタをそれぞれ有する2つの段を備えてい
る。これらのトランジスタはすべて、ゲート・ソース間
バイアス電圧がない時は、通常、オン状態であるタイプ
のものである。平衡電圧は、増幅器トランジスタと負荷
トランジスタの類似度に強く依存するので、これらのト
ランジスタは、各段で同一であり、かつ、ゼロのゲート
・ソース間電圧のバイアスがかけられている。この目的
のために、一方で、増幅器トランジスタのソースは接地
され、それらのゲートは抵抗器を介して接地されてお
り、他方で、負荷トランジスタのソースおよびゲート
は、相互接続され、かつ、増幅器トランジスタのドレイ
ンに接続されている。この回路は、さらに、各段におい
てフィードバック抵抗器を含み、このフィードバック抵
抗器は、前記段の増幅器トランジスタのドレインとゲー
トとの間に接続されている。この回路では、各増幅器ト
ランジスタのドレインにおいて利用可能な電圧が、増幅
器トランジスタと負荷トランジスタの一致度にきわめて
敏感であることが見出されている。このことは、この回
路が大規模に連続して製造される場合に、これらの状況
下では、トランジスタの特性が一般にばらつくので、問
題となってくる。したがって、このリスクが製造損失と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、さま
ざまな問題を解決する広帯域増幅器回路、その中でも特
に、増幅器トランジスタと負荷トランジスタの一致度に
敏感でなく、大規模に連続して製造される装置に含むこ
とができる可能性をもたらし、単純なバイアス手段によ
ってトランジスタにバイアスをかけることを可能にする
ための非常に大きな直流利得を有し、非常に平坦な周波
数応答を有する、広帯域増幅器を含む装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、これら
の問題は、広帯域増幅器回路を含む装置であって、前記
増幅器回路が、増幅器として配置された低位トランジス
タおよび負荷として配置された高位トランジスタを有す
る少なくとも2つの電界効果型トランジスタ段を備え、
第1段以外の所与の段の出力信号が、前記所与の段の前
段の少なくとも前記高位トランジスタを備えているフィ
ードバック分岐を介してそれ自身の入力にフィードバッ
クされる装置によって解決される。
【0007】この装置は、とりわけ、温度の関数として
の増幅器の利得の変動が、公知の増幅器に通常見られる
変動に比べると極端に小さく、かつ、製造段階における
回路素子の特性のばらつきの関数としてのその利得の変
動が、非常に小さいという利点を有する。
【0008】本発明のこれらの特徴および他の特徴は、
以下の発明の実施の形態を参照することにより、明らか
であり、また、明らかにされる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、一例として与
えられる第1の実施の形態が示されている。この第1の
実施の形態において、増幅器回路100は、3つの直列
接続された増幅器段を備えている。これらの3つの段
は、グラウンドと直流電圧供給源VDDとの間に接続さ
れた低位トランジスタT1、T2、T3および高位トラ
ンジスタT’1、T’2、T’3をそれぞれ備えてい
る。これらのトランジスタは、それぞれゲート電極、ソ
ース電極およびドレイン電極を有する電界効果型トラン
ジスタである。前記低位トランジスタT1、T2、T3
は、増幅器の機能を有し、ゲート・ソース間バイアス電
圧がない時にオフ状態であるN−OFFと呼ばれるタイ
プのものである。前記高位トランジスタT’1、T’
2、T’3は、負荷の機能を有し、ゲート・ソース間バ
イアス電圧がない時にオン状態であるN−ONと呼ばれ
るタイプのものである。N−OFFトランジスタである
低位トランジスタとN−ONトランジスタである高位ト
ランジスタとの相違は、本発明の重要な技術的特徴であ
る。
【0010】図1に示す回路において、第1増幅器段
は、低位N−OFFトランジスタT1を備えている。ト
ランジスタT1のソースは、接地されている。トランジ
スタT1のゲートは、直流分離コンデンサC1を介して
接続点INPにおいて交流入力信号を受信する。トラン
ジスタT1のドレインは、接続点1において高位N−O
NトランジスタT’1のソースに接続されている。負荷
として働くこの高位N−ONトランジスタT’1は、直
流電力供給源VDDに接続されたドレインと、接続点1
において低位トランジスタT1のドレインに接続された
ソースとを有する。さらに、抵抗器R4、R5は、低位
トランジスタT1のドレイン1、ゲートおよび接地され
たソースの間に抵抗器ブリッジとして配置され、そのゲ
ートのバイアスを保証している。
【0011】図1に示す回路において、第2増幅器段
は、低位N−OFFトランジスタT2を備えている。ト
ランジスタT2のソースは、接地されている。トランジ
スタT2のゲートは、第1段の交流出力信号を受信す
る。この交流出力信号は、接続点1において利用可能で
あり、自己誘導素子L1および直流分離コンデンサC2
を介して低位トランジスタT2の前記ゲートに与えられ
る。高位トランジスタT’2は、負荷として働き、直流
電力供給源VDDに接続されたドレインと、自己誘導素
子L2を介して低位トランジスタT2のドレインに接続
されたソースとを有する。自己誘導素子L2は、トラン
ジスタT’2のソースに接続された接続点2’とトラン
ジスタT2のドレインに接続された接続点2との間に配
置されている。バイアス抵抗器R6、R7は、低位トラ
ンジスタT2のドレイン2、ゲートおよび接地されたソ
ースの間に抵抗器ブリッジとして配置され、そのゲート
のバイアスを保証している。
【0012】さらに、抵抗器R1は、第2段の高位トラ
ンジスタT’2のソース2’と第1段の高位トランジス
タT’1のゲートとの間に接続され、これにより、接続
点2において低位トランジスタT2のドレインで利用可
能な第2段の出力信号は、前記自己誘導素子L2、前記
抵抗器R1および第1段の前記高位トランジスタT1を
介して、接続点1において第1段の低位トランジスタT
1のドレインに導かれる。
【0013】このように、第1段のこの高位トランジス
タT’1は、部分的に能動的な負荷機能を有し、部分的
にフィードバック機能を有する。この高位トランジスタ
T’1は、一方で、L2およびR1を含むフィードバッ
ク・ループの一部を形成し、他方で、低位トランジスタ
T1の負荷を形成する。この負荷は、接続点2において
利用可能な第2段の出力信号によって制御される。
【0014】図1に示す回路において、第3段は、低位
N−OFFトランジスタT3を備えている。トランジス
タT3のソースは、接地されている。トランジスタT3
のゲートは、第2段の交流出力信号を受信する。この交
流出力信号は、接続点2において利用可能であり、一方
で、第2段の接続点2と2’との間に配置された前記自
己誘導素子L2を介して、他方で、直流分離コンデンサ
C3を介して、低位トランジスタT3の前記ゲートに与
えられる。高位トランジスタT’3は、直流電力供給源
VDDに接続されたドレインと、低位トランジスタT3
のドレインに接続されたソースとを有する。バイアス抵
抗器R10、R9は、低位トランジスタT3のドレイン
3、ゲートおよび接地されたソースの間に抵抗器ブリッ
ジとして配置され、そのゲートのバイアスを保証してい
る。留意されるものとして、L1のような段間の自己誘
導素子の代わりに直列配置された自己誘導素子L2によ
って信号が第3段から引き出されるという事実によって
引き起こされる特有の現象がある。この特有の現象によ
り、増幅器のより平坦な周波数応答を得ることが可能と
なる。
【0015】さらに、高位トランジスタT’3は、その
ソースに直接接続されたゲートを有し、慣用技術の意味
において、低位トランジスタT3の実能動負荷を形成す
る。その上、抵抗器R3は、低位トランジスタT3のド
レイン3と高位トランジスタT’2のゲートとの間に接
続されている。接続点3において低位トランジスタT3
のドレインで利用可能な第3段の出力信号は、前記抵抗
器R3および第2段の前記高位トランジスタT’2を介
して、接続点2において第2段の低位トランジスタT2
のドレインに返される。
【0016】したがって、第2段のこの高位トランジス
タT’2は、部分的に負荷の機能を有し、部分的にフィ
ードバックの機能を有する。この高位トランジスタT’
2は、一方で、R3およびL2を含むフィードバック・
ループの一部を形成し、他方で、低位トランジスタT2
の負荷を形成する。この負荷は、接続点3において利用
可能な第3段の出力信号によって制御される。第3段と
第2段との間の帰還率は、電圧分割器を形成する抵抗器
ブリッジR3、R’3によって制御されるので、正確に
は1に等しくない。したがって、この帰還率は、増幅器
に適したカット・オフ周波数を得るために、これらの抵
抗器の値の関数として調整される。他方、第1段に対す
る第2段の帰還率は、第1段の負荷を実現することによ
って制御される。
【0017】最終段T3は、たとえば、第3段に接続さ
れるフィードバックを提供するための第4段が存在しな
い場合には、純粋な能動負荷を有する。考察中の段の低
位トランジスタのドレイン・バイアス電圧を決定し、ま
た、他の増幅器段の低位トランジスタのドレイン・バイ
アス電圧をも決定する実能動負荷を備えた少なくとも1
つの増幅器段を有することは、この増幅器回路の処理に
とって好都合である。本発明を一般化すると、増幅器回
路は、第2段が第1段にリンクされたフィードバックを
生成する少なくとも2つの連続する増幅器段を有する。
したがって、上述した例において、2つの第1段は、フ
ィードバックの役割をも持った負荷を有する。このよう
なフィードバック・ループの機能は、所与の段のドレイ
ンにおいて利用可能な逆相の信号を、前記所与のトラン
ジスタのゲートへこの信号を再度与えることを可能にす
るために、前段のトランジスタのドレインへ導くことで
ある。したがって、第2段のトランジスタでは、ゲート
に、前記トランジスタのドレインから到来する信号であ
って、前記ゲートに通常到着する信号と比較すると逆相
になっている信号が供給される。さらに、接続点1にお
ける低位トランジスタT1のドレインの出力は、低位ト
ランジスタT2の入力であるそのゲートに送信される。
続いて、低位トランジスタT2の出力信号は、フォロワ
・トランジスタとして働く高位トランジスタT’1を介
してこの同じトランジスタT2の入力に再送信される。
オン・モードでは、低位トランジスタT1は、その入力
INPに運ばれる信号を増幅するが、フィードバック・
モードでは動作しない。また、このフィードバックは、
第1段の出力に与えられる。2つの段T1、T’1およ
びT2、T’2によってそれぞれ形成されるこのような
回路は、平坦な利得の増幅器を形成する。
【0018】増幅器回路100のフィードバック配置で
は、高い周波数および低い周波数の異なるフィードバッ
クが提供されてもよい。この目的のために、周波数が増
加すると、静電容量と等価な入力インピーダンスが負荷
を伴うRCフィルタを形成するので、増幅器の利得が自
然に減少するという事実が考慮される。回路のさまざま
な素子の値が、当業者に公知の精密な方法で計算される
と、さまざまな段のフィードバック値のマトリックスが
得られる。したがって、フィードバックがBFにおいて
高く、HFにおいて高くないような前記素子の値を提供
することが好都合である。その結果は、増幅器回路が、
より広い周波数帯域幅にわたってより平坦な利得を示す
という利点となる。HFにおけるフィードバックを減少
させるために、フィードバック信号が、完全に逆相の値
として到着しないが、別のあらかじめ定められた位相差
を有する、たとえば、直角位相の値として到着する段を
構成するための素子の値を計算することが好都合であ
る。
【0019】図1に示す回路において、第1段に対する
第2段の帰還率は、減衰の意味で1に近い。しかし、こ
の率1は、実際の率ではない。なぜならば、そうでない
ならば、増幅器はいかなる利得も示さず、そのような場
合はないからである。図1の第1段と第2段との間の帰
還率は、高位トランジスタT’1およびT’2の相互コ
ンダクタンスに依存する。
【0020】抵抗器R1は、高位トランジスタT’1の
入力静電容量とともに、通過帯域を改善するために制御
される低域通過RCフィルタを形成することが留意され
る。他方、自己誘導素子L1およびL2は、低位トラン
ジスタの入力コンデンサに一致させられる。
【0021】図2を参照すると、図1の平坦な利得の増
幅器100は、第1段の高位トランジスタが共通のドレ
インおよびソースを有する2つのトランジスタに分けら
れているという点で変形されている。これらの2つのト
ランジスタのうちの1つ、T’1で示されるものは、図
1のトランジスタT’1とまったく同様に配置され、図
2の回路の場合には、上述したフィードバックに関与す
る機能のみを有する。これらの2つのトランジスタのう
ちのT”1で示される第2のものは、負荷の機能のみを
有し、したがって、そのゲートは、そのソースに接続さ
れている。さらに、図2のこの回路において、すべての
低位トランジスタは、高位トランジスタのタイプとは異
なるタイプのものである。正の電力供給源VDDに対し
て、低位トランジスタはN−OFFタイプのものであ
り、高位トランジスタはN−ONタイプのものである。
正の電力供給源VDDの使用は、回路100が、電池に
よって電力供給される携帯型またはコードレスの装置に
含まれる場合に特に好都合である。
【0022】図2の回路において、帰還率は、フィード
バック・トランジスタT’1のサイズに依存する。好都
合な例では、トランジスタT’1およびT”1のサイズ
はほぼ同じであり、この場合に、帰還率は0.5に近
い。図1および図2の増幅器回路100の利点は、直流
利得が非常に高く、約10であるということである。こ
れにより、抵抗器ブリッジによって形成される単純な手
段を用いて段のバイアスを実現することが可能となる。
【0023】図1および図2の回路は、同じタイプの高
位および低位トランジスタにより機能することができる
であろうが、それらは、実質的な利得を有しないであろ
う。図3を参照すると、図2の増幅器回路100は、数
Hzから3GHzの間で約35dBの平坦な利得Gを示
し、5GHzまでは20dBより高い利得を示してい
る。この回路は、同じ周波数レンジFにおいて、低く、
かつ、非常に一定の雑音指数Bを示している。
【0024】上述した増幅器回路100は、電気通信装
置に含まれる。例として、図4は、無線周波受信装置を
示している。この装置は、アンテナ98から到来する信
号RFを受信し、増幅器100の入力INPに接続され
る無線周波フィルタ99と、OUTで示される出力を有
する増幅器回路100と、その入力において、増幅器1
00の出力信号OUTおよび局部発振器102の信号L
Oを受信し、中間周波数IFを有する出力信号を生成す
るミキサ101とを備えている。このような増幅器回路
100を含む装置は、他の利点の中でも特に、周波数の
関数および温度の関数としてのばらつきをほとんど示さ
ず、非常に一定の雑音指数を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】増幅器回路の第1の実施の形態を示す。
【図2】増幅器回路の第2の実施の形態を示す。
【図3】利得曲線Gおよび雑音指数曲線Bを周波数Fの
関数として示す。
【図4】このような増幅器回路を含む電気通信装置を示
す。
【符号の説明】
T1、T2 低位トランジスタ T’1、T’2 高位トランジスタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】広帯域増幅器回路を含む装置であって、 前記増幅器回路が、増幅器として配置された低位トラン
    ジスタ(T1、T2)および負荷として配置された高位
    トランジスタ(T’1、T’2)を有する少なくとも2
    つの電界効果型トランジスタ段を備え、 第1段以外の所与の段の出力信号が、前記所与の段(T
    2)の前段の少なくとも前記高位トランジスタ(T’
    1)を備えているフィードバック分岐を介して、それ自
    身の入力にフィードバックされる、 装置。
  2. 【請求項2】前記増幅器回路の前記高位トランジスタ
    (T’1、T’2)が、前記低位トランジスタ(T1、
    T2)と異なるタイプのものである、 請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記フィードバック分岐に加わっている前
    記前段の前記高位トランジスタ(T’1)が、負荷機能
    およびフィードバック機能を保証する単一のトランジス
    タである、 請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記前段の前記高位トランジスタが、前記
    フィードバック分岐に加わっている第1のトランジスタ
    部分(T’1)と負荷機能を保証する第2のトランジス
    タ部分(T’2)を有する二重のものである、 請求項1または2に記載の装置。
  5. 【請求項5】自己インピーダンス素子(L1、L2)
    が、前記フィードバック分岐(群)に含まれ、かつ、前
    記増幅器のより平坦な周波数応答を保証するために、前
    記低位トランジスタ(T1、T2)の入力インピーダン
    スに一致させられている、 請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】抵抗器ブリッジ(R4、R5;R6、R
    7;R10、R9)が、ゲートのバイアスを保証するた
    めに、前記低位トランジスタ(T1、T2、T3)のド
    レイン、ゲートおよび接地されたソースの間に挿入され
    ている、 請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】フィードバック分岐によって接続された2
    つの連続した段(T1、T2)、および、高位トランジ
    スタによって形成された実能動負荷(T’3)を有する
    1つの段(T3)を備えた、3つの増幅器段(T1、T
    2、T3)を有する、 請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】電圧分割器(R3、R’3)である抵抗器
    ブリッジが、帰還率を制御するためにフィードバック分
    岐に挿入される、 請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】請求項1から8のいずれか1項に記載の装
    置を備えていることを特徴とする電気通信装置。
  10. 【請求項10】請求項1から8のいずれか1項に記載の
    装置を含む無線周波受信装置であって、 前記広帯域増幅器回路(100)に加えて、 アンテナ(98)から到来する信号(RF)を受信し、
    かつ、前記増幅器(100)の入力(INP)に接続さ
    れる無線周波フィルタ(99)と、 前記増幅器(100)の出力信号(OUT)および局部
    発振器(102)の信号(LO)を受信し、中間周波信
    号(IF)を生成するミキサ回路(101)と、 を備えている無線周波受信装置。
JP10123540A 1997-05-07 1998-05-06 広帯域増幅器回路を含む装置 Pending JPH10327025A (ja)

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