JPH01188007A - 負帰還増幅回路 - Google Patents

負帰還増幅回路

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JPH01188007A
JPH01188007A JP63011947A JP1194788A JPH01188007A JP H01188007 A JPH01188007 A JP H01188007A JP 63011947 A JP63011947 A JP 63011947A JP 1194788 A JP1194788 A JP 1194788A JP H01188007 A JPH01188007 A JP H01188007A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は負帰還増幅回路に関する。
〔従来の技術〕
第4図は、従来の負帰還増幅回路を示す回路図である。
同図は電界効果トランジスタ(以下FETと略称する〉
としてガリウムヒ素(以下G a ASと略称する)F
ETを用いたソース接地形−段の交流結合負帰還増幅回
路の構成を示したものである。
この例に関しては、1978年10月発行のマイクロウ
エーブス(MAICROWAVES)の第17巻第10
号所載の論文[ユーズ・ネガティブ・フィードバック・
トウ・スラッシュ・ワイドバンド・ブイニスダブルアー
ルJ  (Use  ’Negative  Feed
back  To  Sl’ash  Wideban
d  VSWR,MICROWAVES  OCT  
1978.Vol17  No、10)に詳述されてい
る。
この回路で使用されるGaAs−FETは、シリコン・
バイポーラトランジスタに比べ最大発振周波数が非常に
高く、最大有能電力利得が大きくかつ低雑音である等の
特徴を有するから、広帯域な低雑音増幅器あるいはマイ
クロ波帯の発振回路等に広く用いられている。また、電
子の移動度か大きいため相互コンダクタンスgmも大き
くなり、直列抵抗が小さくかつ寄生容量が小さい等の理
由により、高速で動作しかつ消費電力が少ないという利
点が有る。第4図において、入力端1に入力された信号
はコンデンサ51により直流成分が遮断され、FET3
のゲート電位は、抵抗52及び抵抗53によって構成さ
れるバイアス回路を介して直流電源VGGが端子58か
ら加えられる。帰還 、抵抗54が無い場合、FET3
に入力された信号は、FET3の相互コンダクタンスg
mと負荷抵抗56の抵抗値との積によって決る電圧増幅
変分だけ増幅され、出力側に設けた直流遮断用コンデン
サ57を介して出力端2から出力される。一般に、電源
変動に対する安定の向上、トランジスタのバラツキによ
る特性変動の吸収、非直線歪の改善、より一層の広帯域
化等を目的として増幅回路に負帰還を施すことが広く用
いられるが、その−例として第4図に示すようにFET
3のドレインからゲートへの電圧帰還を行うための帰還
抵抗511を挿入して帰還路とする回路型式が公知であ
る。
コンデンサ55は帰還路の直流成分を遮断するためのも
のである。帰還量は、抵抗52と抵抗53と入力信号源
の出力インピーダンスとを並列したインピーダンスの値
と、帰還抵抗54の抵抗値との分圧比でほぼ定まる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述した従来のこの種の帰還増幅回路にお
いては、電界効果トランジスタ自身の持つ容量等により
ある程度以上の広帯域化が難しく、さらには帰還路が入
力信号路に接続されているために、該帰還増幅回路の入
力インピーダンスと帰’1MFfkとをそれぞれ独立に
設定することが不可能であるため回路設計に手間がかか
り、かつ入力インピーダンスと帰還量の設定し得る範囲
にかなりの制約を受けるという欠点がある。また、第4
図に示すような負帰還増幅回路を高速光受信回路のフロ
ントエンドアンプとして用いる場合、増幅回路の出力信
号の帯域特性は光検出器の容量と負荷抵抗による時定数
の影響で劣化した特性となっ−ている。従来はこの点を
改善するために、第4図に示す増幅回路に従属してCと
Rから構成される等化回路を挿入し、更に増幅するとい
う手段をとっていた。しかし、この手段の場合、増幅回
路多段接続による特性劣化、増幅段数の増大といった欠
点を有している。また他の手段としては、第4図の増幅
回路の負荷抵抗56と、電圧Vr)。の直流電源を供給
される端子5つとの間にインダクタンスを挿入し、イン
ダクタンスとの直列ピーキング回路を構成し帯域補償を
おこなうという手段がある。
しかし、この手段でも良好な特性を確保するためにイン
ダクタンスの値を大きくする方向でもちいることにより
浮遊容量が増加し、ひいては自己共振周波数の低下を生
じ、良好な特性が得られないという欠点を有していた。
また、G B / S帯(〜10GH2)までの広帯域
増幅器の実現を考えた場合、トランジスタの〔521)
特性がおおむね6DB10CTで減少することから、た
んなるC−R結合増幅器では充分な帯域を確保すること
が不可能である。また、負帰還をほどこしたとしても、
帯域は広がるが利得は低下する。さらに、ピーキング回
路を用いたとしても、上限の帯域を持上げる程度の働き
しかしないなめ、大幅に帯域を高域側に伸ばすことは難
しいという多くの欠点がある。
第1の発明の目的は上述した欠点を除去し、入力インピ
ーダンスと帰還量とをそれぞれ独立に設定でき広帯域か
つ回路設計が容易な負帰還増幅回路を提供することにあ
る。また、2個の帯域補償回路、低域通過型マイクロ波
帯インピーダンス整合/変換回路を備え帯域補償特性を
分割化する事により高帯域に対する帯域補償を実現し、
周波数特性がより広帯域な負帰還増幅回路を提供するこ
とにある。
また第2の本発明の目的は、上述した欠点を除去し、帰
還量を定める抵抗分圧比をかえることなく、帰還信号が
印加される電界効果トランジスタのゲート電圧を可変と
することにより広帯域でなおかつ利得を可変できる負帰
還増幅回路を提供することにある。
更に第3の発明の目的は、上述した欠点を除去し、かつ
帰還路の一部を可変利得とすることにより広帯域でなお
かつ利得を可変できる負帰還増幅回路を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1の本発明の負帰還増幅回路は、電界効果トランジス
タを増幅素子として用いた広帯域負帰還増幅回路におい
て、第1および第2の電界効果トランジスタを有し前記
第1の電界効果トランジスタのドレインと前記第2の電
界効果トランジスタのソースとが直列に接続され前記第
1の電界効果トランジスタのソースを抵抗Rと容MCと
の並列接続によって構成される第一の帯域補償回路を介
して接地する増幅部と、前記増幅部のどちらか一方のト
ランジスタのゲートに接続され入力信号を受け分布定数
線路と抵抗とから構成される低域通過型マイクロ波帯イ
ンピーダンス整合/変換回路と、前記増幅部の他方の電
界効果トランジスタのゲートに接続され前記第2の電界
効果トランジス夕のドレイン出力信号の一部を帰還する
帰還回路と、前記第2の電界効果トランジスタのドレイ
ンに接続され出力信号に対応する信号を送出する出力回
路と、前記第2の電界効果トランジスタのドレインと直
流電源とのあいだに前記第1および第2の電界効果トラ
ンジスタの負荷インピーダンスとして設けるインダクタ
ンスLと抵抗Rとの直列接続からなる第二の帯域補償回
路とを備えて構成される。
また第2の1本発明の負帰還増幅回路は、電界効果トラ
ンジスタを増幅素子として用いた広帯域負帰還増幅回路
において、第1および第2の電界効果トランジスタを有
し前記第1の電界効果トランジスタのドレインと前記第
2の電界効果トランジスタのソースとが直列に接続され
前記第1の電界効果トランジスタのソースを抵抗Rと容
量Cとの並列接続によって構成される第一の帯域補償回
路を介して接地する増幅部と、前記増幅部のどちらか一
方のトランジスタのゲートに接続され入力信号を受け分
布定数線路と抵抗とから構成される低域通過型マイクロ
波帯インピーダンス整合/変換回路と、前記増幅部の他
方の電界効果トランジスタのゲートに接続され前記第2
の電界効果トランジスタのドレイン出力信号の一部を帰
還すると共に該ゲート電圧を可変できる直流電源を備え
た可変帰還回路と、前記第2の電界効果トランジスタの
ドレインに接続され出力信号に対応する信号を送出する
出力回路と、前記第2の電界効果トランジスタのドレイ
ンと直流電源とのあいだに前記第1、第2の電界効果ト
ランジスタの負荷インピーダンスとして設けるインダク
タンスLと抵抗Rの直列接続からなる第二の帯域補償回
路とを備えて構成される。
さらに第3の本発明の負帰還回路は、電界効果トランジ
スタを増幅素子として用いた広帯域負帰還増幅回路にお
いて、第1および第2の電界効果トランジスタを有し前
記第1の電界効果トランジスタのドレインと前記第2の
電界効果トランジスタのソースとが直列に接続され前記
第1の帯域補償回路を介して接地する増幅部と、前記増
幅部のどちらか一方のトランジスタのゲートに接続され
前記第2の電界効果トランジスタのドレイン出力信号の
一部を帰還しそのドレイン出力信号の一部の帰還量が可
変抵抗の抵抗値で調整される可変帰還回路と、前記第2
の電界効果トランジスタのドレインに接続され出力信号
に対応する信号を送出する出力回路と、前記第2の電界
効果トランジスタのドレインと直流電源とのあいだに前
記第1゜第2の電界効果トランジスタの負荷インピーダ
ンスとして設けるインダクタンスLと抵抗Rとの直列接
続からなる第二の帯域補償回路とを備えて構成される。
〔実施例〕
次に図面を参照しながらまず第1の発明の詳細な説明す
る。
第1図は第1の発明の一実施例を示す回路図である。こ
の実施例は、第1のFETとしてのFET31のドレイ
ンと第2のFETとしてのFET32のソースとを直列
に接続し、FET31のゲートにはコンデンサ51.低
域通過型マイクロ波帯インピーダンス整合/変換回路5
0を介して入力信号を印加し、FET32のゲートには
帰還回路10を介して出力信号の一部を印加するように
し、またFET31のソースをコンデンサ101と抵抗
102との並列接続で構成される第16帯域補償回路1
000を介してグランドに接地するようにし、更にFE
T32のドレインと電圧VDDの直流電源に接続される
端子59との間に、インダクタンス103と抵抗56の
直列回路から成る第2の帯域補償回路1001を設け、
FET31とFET32の負荷として構成される。
第1図において、FET31.32の直流バイアスは抵
抗56とインダクタンス103を介して端子59から加
えらる。抵抗56とインダクタンス103とは直列ピー
キング回路を構成している。
抵抗56は、通常の抵抗の如く受動素子であっても、あ
るいはFETを含む能動素子であってもよい。コンデン
サ51,57.55はいずれも直流遮断用のコンデンサ
である。同図においてはdfa a回路10の構成の一
例として交流結合による例を示した。入力端1に入力さ
れた入力信号は、コンデンサ51により直流成分が遮断
されてFET31のゲートに入力される。低域通過型マ
イクロ波帯インピーダンス整合/変換回路50における
低域通過型マイクロ波帯インピーダンス整合回路511
は無損失整合回路であり、帯域上限において信号源側を
見込んだインピーダンスはどの切断面においても複素共
役の関係にあり電力反射係数〔S)2がゼロになるよう
な条件に設定されている。
抵抗53は入力インピーダンスを決定するものであるが
、マイクロ波帯では低域通過型マイクロ波帯インピーダ
ンス変換回路531により高インピーダンスに変換され
主線路には殆ど影響を与えない。したかって、無損失回
路によるインピーダンス整合が充分におこなわれ帯域上
限においてFET31の最大有能電力利得がえられる。
FET31の直流ゲート電位は、端子58を介して電圧
VGGの直流電源に接続された抵抗52で構成されるバ
イアス回路によって与えられる。FET31によって増
幅されてドレインに出力される信号は、コンデンサ57
によって直流成分が遮断され出力端2から出力される。
この出力される信号の周波数特性は、帯域補償回路10
0oのコンデンサ101と抵抗102および第2の帯域
補償回路1゜01のインダクタンス103と抵抗56と
で決るピーキング特性を有しており、これによって帯域
がより改善された広帯域特性となっている。インダクタ
ンス103、抵抗56、コンデンサ101、抵抗102
の値は所望の特性にしたがって適切に選定するとか必要
である。一方、FET32のゲートには帰還回路10の
帰還抵抗54を介して出力信号の一部が入力される。こ
の信号の位相は、入力端]の入力信号の位相を反転した
ものである。
FET32のゲート電位は、帰還回路1oの抵抗11と
抵抗12とで構成されるバイアス回路を介して、端子5
8に接続される直流電源がら与えられる。FET32に
帰還される信号の大きさは、抵抗11と抵抗12とを並
列にした抵抗値と帰還抵抗54の抵抗値との比によって
ほぼ決る。なお、第1図に示す回路は、FET31とF
ET32とを並列に接続し、FET31のゲートには入
力信号を、FET32のゲートには帰還信号を各々入力
する構成をとっている。したがって、入力信号路と帰還
路とは分離することができ、入力インピータンスと帰還
量とをそれぞれ独立に所望の値に設定することが可能と
なり回路設計が容易である。
この場合、入力インピーダンスの値は、通常FETの入
力インピーダンスがきわめて高いので、はぼ抵抗53に
よって決められる。
また、第1図に示す回路は、帯域補償回路を2回路、イ
ンピーダンス整合回路を有しているなめ、それぞれの帯
域補償能力が軽減され、また補償範囲も変えて構成する
ことが可能であるため、補償帯域も高くとる事ができる
次に図面を参照して第2の発明について詳細に説明する
第2図は第2の発明の一実施例を示ず回路図で、第1の
FETであるFET31のドレインと第2のFETであ
るFET32のソースとを並列に接続し、FET31の
ゲートにはコンデンサ51゜低域通過型マイクロ波帯イ
ンピーダンス整合/変換回路50を介して入力信号を印
加し、FET32のゲートには帰還抵抗10を介して出
力信号の一部を印加するとともに、一方、FET32の
ゲートバイアス直流電圧として電圧VCONTの可変直
流電源13を設け、更にFET31のソースをコンデン
サ101と抵抗102との並列接続で構成される帯域補
償回路1000を介してグランドに接地するようにし、
更に並列接続したFET32のドレインと電圧VDDの
直流電源5つとの間に、インダクタンス103と抵抗5
6と直列回路から成る帯域補償回路1001を設けこれ
をFET31とFET32の負荷とした構成である。
入力端1に入力された信号は、FET31によって増幅
されてコンデンサ57によって直流成分が遮断されて出
力端2から出力される。出力される信号の周波数特性は
、第1および第2の帯域補償回!@1000.1001
で決るピーキング特性、および低域通過型マイクロ波帯
インピーダンス整合/変換回路50によって改善された
広帯域の特性か付与される。
FET32のゲートには、帰jフ抵抗54を介してFE
T31の出力信号の一部が入力される。FET32の直
流ゲートバイアス電圧は、電圧VCONTの可変直流電
圧源13の出力電圧を、抵抗11と抵抗12とで分圧し
た値となる。いま、可変直流電圧13の出力電圧を変化
させると、抵抗11と抵抗12の分圧比によって決るF
ET32の直流ゲートバイアス電圧が変化する。これに
よってFET32の直流動作点か変化し、そのためFE
T32の相互コンダクタンスが変る。したがって負帰還
回路の電圧伝達関数、訂い換えれば帰還量を変化させる
ことができる。すなわち、可変直流電源13を用いるこ
とにより、負帰還増幅回路の利得を可変とすることがで
きる。この可変利得櫓幅向路は、寄生インピーダンスを
生じやすい可変抵抗素子を用いていないので、利得量を
大きく変えても利得の周波数特性を劣化することなく利
得可変とすることができるという特徴がある。この実施
例によれば入力信号レベルの変動に対応して利得を変化
させて常に一定出力信号レベルを得る、いわゆるAGC
回路を構成することかでき、また入力インピーダンスと
帰還量とをそれぞれ独立に設定が可情なより広帯域な負
帰還増幅回路が得られる。更に回路設計が容易であると
いう特徴かあ・る。
次に図面を参照して第3の発明について説明を行う。
第3図は第3の発明の一実施例を示す回路図で、第1の
FETであろFET31のドレインと第2のFETであ
るFET32のソースを直列接続し、FET31のゲー
トにはコンデンサ51.低域通過型マイクロ波帯インピ
ーダンス整合/変換回路50を介して入力信号を印加し
、F E T 32のゲートには出力信号の一部を可変
帰還回路30を介して印加するようにし、更に第1の帯
域補償回路1000 、および第2の帯域F+!i憤回
路100〕を備えて構成される。
第3図の構成は、第1図の回路における帰還抵抗54の
かわりに可変抵抗541を用いたものである。FET3
2への帰還信号は、可変帰還回路30の可変抵抗541
を介して印加される。この時の帰還量は、可変帰還回路
30の可変抵抗541を介して印加される。この時の帰
還量は、可変抵抗541の抵抗値と抵抗11.抵抗12
の並列接続値との比によってきまる。
したがって、可変抵抗541を変化させることにより掃
jフ辰が変化し、増幅回路の利得を可変とすることがで
きる。FET32の直流ゲート電位は抵抗11、抵抗1
2によって制定されるため、可変抵抗541を変化させ
てもFET32の直流ゲート電位は一定に保たれる。第
3図の回路においても、第1図の回路と同様に第1およ
び第2の帯域補償回路1000,1001.低域通過型
マイクロ波帯インピーダンス整合/変換回路50によっ
て周波数特性のより広帯域化が得られる。また、入力信
号路と帰還路とは分離することができ、入力インピーダ
ンスと帰還量とを独立に設定することが可能な広帯域負
帰還増幅回路が得られる。
また、第3図の回路を用いることにより入力レベルの変
動に対応して利得を変化させて常に一定出力信号レベル
を得る、いわゆるAGC回路を構成することができる。
なお以上の説明では広帯域増幅回路を構成するのに適し
たFETとしてGaAs−FETを用いる場合について
述べたが、本発明の範囲はこれに限定されるものではな
く、シリコンのFETを用いる場合にも全く同様に適用
されることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、第1の発明によれば、FETを用
いた広帯域増幅回路として第1のF F: Tのドレイ
ンと第2のFETのソースを直列接続し、一方のFET
のゲートには低域通過型マイクロ波帯インピーダンス整
合/変換回路を介して入力信号を印加し、他方のFET
のゲートには帰還信号を印加するようにし、更に入力信
号を印加したFETのソースとグランド間に抵抗と容量
から成る第1の帯14 補償回路を接続して用いること
により、入力インピーダンスと帰還量とを各々独立に設
定することかでき、広帯域に対する帯域補償特性を実現
し、かつ広帯域特性を有し、なおかつ安定度の良い負帰
還増幅回路が得られるという効果がある。
また第2の発明によれば第1の発明の回路における帰還
信号を印加するFETの直流ゲートバイアス電圧を可変
直流電圧源を用いて変化させることにより、利得が可変
で入力インピーダンスと帰還量とを独立に設定でき、か
つ周波数特性の著しく優れた負帰還増幅回路かえられる
という効果が、bる。
尤に第3の発明によれば、第1の発明における広帯域負
螺還増幅回路のlI?i!還路内の帰還抵抗として可変
抵抗を用いることにより、利得が可変で入力インピーダ
ンスと帰還量とを独立に設定でき安定性のよい周波数特
性のすぐれた負帰還増幅回路か得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例を示す回路図、第2図は
第2の発明の一実施例を示す回路図、第3図は第3の発
明の一実施例を示す図、第4図は従来の負帰還増幅回路
を示す回路図である。 1・・・入力端、2・・・出力端、11,12,52゜
53.56,102・・・抵抗、13・・・可変直流電
源、31・・・(第1の)FET、32・・・(第2の
)FET、50・・・低域通過型マイクロ波帯インピー
ダンス整合/変換回路、51,55,57,101・・
・コンダンサ、1−03・・・インダクタンス、511
・・・低域通過型マイクロ波帯インピーダンス整合回路
、531・・・低域通過型マイクロ波帯インピーダンス
変換回路、1000・・・(第1の)帯域補償回路、1
001・・・(第2の)帯域補償回路。 代理人 弁理士  内 原  音 VDD置滝電^ 早1 図 直流!涼vDD 第2凹 Vcrcr 蓮違電ネ 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電界効果トランジスタを増幅素子として用いた広
    帯域負帰還増幅回路において、第1および第2の電界効
    果トランジスタを有し前記第1の電界効果トランジスタ
    のドレインと前記第2の電界効果トランジスタのソース
    とが直列に接続され前記第1の電界効果トランジスタの
    ソースを抵抗Rと容量Cとの並列接続によって構成され
    る第1の帯域補償回路を介して接地する増幅部と、前記
    増幅部のどちらか一方のトランジスタのゲートに接続さ
    れ入力信号を受け分布定数線路と抵抗とから構成される
    低域通過型マイクロ波帯インピーダンス整合/変換回路
    と、前記増幅部の他方の電界効果トランジスタのゲート
    に接続され前記第2の電界効果トランジスタのドレイン
    出力信号の一部を帰還する帰還回路と、前記第2の電界
    効果トランジスタのドレインに接続され出力信号に対応
    する信号を送出する出力回路と、前記第2の電界効果ト
    ランジスタのドレインと直流電源とのあいだに前記第1
    および第2の電界効果トランジスタの負荷インピーダン
    スとして設けるインダクタンスLと抵抗Rとを直列接続
    からなる第2の帯域補償回路を備えてなることを特徴と
    する負帰還増幅回路。
  2. (2)電界効果トランジスタを増幅素子として用いた広
    帯域負帰還増幅回路において、第1および第2の電界効
    果トランジスタを有し前記第1の電界効果トランジスタ
    のドレインと前記第2の電界効果トランジスタのソース
    とが直列に接続され前記第1の電界効果トランジスタの
    ソースを抵抗Rと容量Cとの並列接続によって構成され
    る第1の帯域補償回路を介して接地する増幅部と、前記
    増幅部のどちらか一方のトランジスタのゲートに接続さ
    れ入力信号を受け分布定数線路と抵抗とから構成される
    低域通過型マイクロ波帯インピーダンス整合/変換回路
    と、前記増幅部の他方の電界効果トランジスタのゲート
    に接続され前記第2の電界効果トランジスタのドレイン
    出力信号の一部を帰還すると共に該ゲート電圧を可変で
    きる直流電源を備えた可変帰還回路と、前記第2の電界
    効果トランジスタのドレインに接続され出力信号に対応
    する信号を送出する出力回路と、前記第2の電界効果ト
    ランジスタのドレインと直流電源とのあいだに前記第1
    および第2の電界効果トランジスタの負荷インピーダン
    スとして設けるインダクタンスLと抵抗Rとの直列接続
    からなる第2の帯域補償回路とを備えて成ることを特徴
    とする負帰還増幅器。
  3. (3)電界効果トランジスタを増幅素子として用いた広
    帯域負帰還増幅回路において、第1および第2の電界効
    果トランジスアを有し前記第1の電界効果トランジスタ
    のドレインと前記第2の電界効果トランジスタのソース
    とが直列に接続され前記第1の電界効果トランジスタの
    ソースを抵抗Rと容量Cとの並列接続によって構成され
    る第1の帯域補償回路を介して接地する増幅部と、前記
    増幅部のどちらか一方のトランジスタのゲートに接続さ
    れ入力信号を受け分布定数線路と抵抗とから構成される
    低域通過型マイクロ波帯インピーダンス整合/変換回路
    と、前記増幅部の他方の電界効果トランジスタのゲート
    に接続され前記第2の電界効果トランジスタのドレイン
    出力信号の一部を帰還しそのドレイン出力信号の一部の
    帰還量が可変抵抗の抵抗値で調整される可変帰還回路と
    、前記第2の電界効果トランジスタのドレインに接続さ
    れ出力信号に対応する信号を送出する出力回路と、前記
    第2の電界効果トランジスタのドレインと直流電源との
    あいだに前記第1および第2の電界効果トランジスタの
    負荷インピーダンスとするインダクタンスLと抵抗Rと
    の直列接続からなる第2の帯域補償回路とを備えてなる
    ことを特徴とする負帰還増幅回路。
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