JPH1032619A - 転送機能電話装置 - Google Patents

転送機能電話装置

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Publication number
JPH1032619A
JPH1032619A JP18457996A JP18457996A JPH1032619A JP H1032619 A JPH1032619 A JP H1032619A JP 18457996 A JP18457996 A JP 18457996A JP 18457996 A JP18457996 A JP 18457996A JP H1032619 A JPH1032619 A JP H1032619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
signal
amplifier
transfer function
attenuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP18457996A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamamoto
興一 山本
Kazumasa Tsunoda
一誠 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP18457996A priority Critical patent/JPH1032619A/ja
Publication of JPH1032619A publication Critical patent/JPH1032619A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電話回線を接続し、各電話機間で通話
を行う場合に中継局として使用される転送機能をもつ電
話装置では、追加された回線のロスが生じ、通常より通
話レベルが小さくなり、一方、単に信号増幅すると、回
路構成上、ループが形成され、増幅器への戻りがあって
発振が起こるという問題がある。 【解決手段】 各回線A,Bからの信号を増幅する増幅
器1、2と、戻り分を減衰させる減衰器3、4と、前記
増幅器1、2および減衰器3、4のスイッチ6、7、
8、9を制御する制御回路5を備え、制御回路5は各回
線A,Bからの信号レベルを比較し、レベルの高い回線
A側の増幅器1を動作させて回線Bへ出力し、他方の増
幅器2はスイッチ6にて不動作とする。また、増幅器1
で増幅された信号の回り込み分をスイッチ7で減衰器4
に接続し、これらスイッチの切り換えで通話を可能にす
る転送機能電話装置の構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電話回線を
接続し、各電話機間の通話時の中継局として使用される
転送機能をもつ転送機能電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数の電話回線を接続し、各電
話機間の通話時の中継局として使用される転送機能をも
つ電話装置は図3に示すように接続され、すなわち、発
呼者側の電話機10は回線により第1の交換器12と第
3の交換器14を介して転送機能電話装置15に接続さ
れ、また、被呼者側の電話機11は回線により第2の交
換器13と第3の交換器14を介して転送機能電話装置
15に接続され、前記転送機能電話装置の転送機能によ
り電話機10、11間で通話ができるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
外線同士の通話レベルは、第3の交換器14から転送機
能電話装置15までの回線ロスにより、二者間通話時の
通話レベルに比べ小さくなる。また、単に減衰した信号
を増幅させると、回路の構成上、ループが形成されるた
め、増幅器への戻りが発生し、発振が生じるという問題
があった。
【0004】本発明は前記従来の問題に留意し、回線ロ
スに対する補正を行い、かつ、増幅器への戻りを減衰
し、側音の増大と発振を防止する転送機能電話装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は複数の電話回線を接続し、各電話機間の通
話時の中継局として使用される転送機能をもつ電話装置
であって、追加された回線による回線ロスの補正手段を
設けた転送機能電話装置の構成としたものであり、さら
に詳しくは、各回線からの信号をそれぞれ増幅する増幅
器と、増幅された信号の戻り分を減衰させる減衰器と、
前記増幅器と減衰器のスイッチを制御する制御回路を備
え、各回線からの信号レベルを比較しレベルの高い回線
側の増幅器を動作させるとともに他方の増幅器を非動作
とし、かつ、ロスを入れて信号の戻り量を減衰する転送
機能電話装置の構成としたものである。
【0006】本発明によれば、複数の電話回線が接続さ
れて通話が行われている場合に、送話側の増幅器が動作
しているとき、受話側の増幅器を非動作状態にし、か
つ、ロスを入れることにより信号の戻り量を減衰させる
ものであり、このようにして回線ロスに対する補正がお
こなわれ、側音の増大と発振を防止する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は
複数の電話回線を接続し、各電話機間の通話時の中継局
として使用される転送機能をもつ電話装置であって、追
加された回線による回線ロスの補正手段を有する転送機
能電話装置であり、転送時に増加した回線ロスを見かけ
上、0dBにする作用を有する。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、前記請
求項1記載の転送機能電話装置において、回線ロスの補
正手段は、各回線からの信号を増幅する増幅器を有し、
増幅された信号の戻り分を、スイッチングによるロスの
追加で減衰するようにしたものであり、側音の戻りによ
る発振および側音の増大を防止する作用を有する。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、複数の
電話回線を接続し、各電話機間の通話時の中継局として
使用される転送機能をもつ電話装置であって、各回線か
らの信号をそれぞれ増幅する増幅器と、増幅された信号
の戻り分を減衰させる減衰器と、前記増幅器と減衰器の
スイッチを制御する制御回路を備え、各回線からの信号
レベルを比較しレベルの高い回線側の増幅器を動作させ
るとともに他方の増幅器を非動作とし、かつ、ロスを入
れて信号の戻り量を減衰するようにした転送機能電話装
置であり、複数の電話回線が接続されて通話が行われて
いる場合に、送話側の増幅器が動作しているとき、受話
側の増幅器を非動作状態にし、かつ、ロスを入れること
により信号の戻り量を減衰させて回線ロスに対する補正
がおこなわれ、側音の増大と発振を防止する作用を有す
る。
【0010】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る転送機能電話装置の回路ブロック図である。
【0011】図示のように転送機能電話装置は、それぞ
れの回線A,Bからの信号を増幅する増幅器1、2と、
増幅された信号を減衰させる作用を有する減衰器3、4
と、前記増幅器1、2の電源スイッチ6、8および減衰
器3、4の切り換えスイッチ7、9を制御する制御回路
5から構成される。
【0012】前記制御回路5は、回線A,Bからの信号
レベルを比較するコンパレータ回路aと、回線Aからの
信号を検波する信号検波回路bと、回線Bからの信号を
検波する信号検波回路cと、前記電源・切り換えスイッ
チ6〜9を制御するスイッチ制御部dより構成されてい
る。
【0013】なお、この転送機能電話装置は、先に説明
した図3に示すように各回線に接続される。
【0014】上記構成において、どちらの回線A,Bか
らの信号も検波できない場合、制御回路5は増幅器1、
2を動作状態にするため、電源スイッチ6、8をオンさ
せる。ここで回線A,Bから信号が入力されると、制御
回路5内のコンパレータ回路aで回線A,Bの信号入力
レベルを比較する。
【0015】今、回線Aより信号を入力、回線Bを無音
とすると、制御回路5は回線B側の増幅器2を非動作状
態にするため、電源スイッチ6をオフさせる。ここで増
幅器2を非動作状態にしただけでは、回線Aへ戻る信号
のレベルが大きいため、減衰器4の切り換えスイッチ7
をオンさせて信号が減衰器4を通ようにし、戻り成分の
減衰を行う。回線Aより入力された信号は、追加された
ロス分だけ(図3で示す交換機14から転送機能電話装
置15までの回線ロス)増幅器1で増幅され、回線Bへ
送出される。
【0016】回線Aからの信号入力がなくなると、信号
検波回路bからの信号によりスイッチ制御部dは入力な
しと判断し、初期状態へ推移するため、電源スイッチ6
をオンさせて増幅器2を動作状態にし、また、減衰器4
の切り換えスイッチ7をオフさせる。
【0017】逆に回線Bから信号の入力があった場合、
コンパレータ回路aの出力により図2に示すように電源
スイッチ8をオフし、増幅器1を非動作状態にする。ま
た、増幅器2からの戻り成分を減衰させるため、減衰器
3の切り換えスイッチ9をオンさせる。そして信号入力
がなくなると信号検波回路cの出力により無音と判断
し、初期状態へ移行する。
【0018】実際の通話は、無音検知から待機状態まで
の動作を高速に行い、回線A、回線Bからの入力信号を
交互に増幅、送出することで成立する。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は追加された回線による回線ロスの補正手段を有する転
送機能電話装置であり、転送機能回路動作時には、追加
された回線のロスを0dBにすることができ、このた
め、二者間通話と同等の通話レベルが確保できるという
有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における転送機能電話装
置の回路ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における転送機能電話装
置の回路ブロック図
【図3】従来の転送機能電話装置における接続回路図
【符号の説明】
1 増幅器 2 増幅器 3 減衰器 4 減衰器 5 制御回路 6 電源スイッチ 7 切り換えスイッチ 8 電源スイッチ 9 切り換えスイッチ a コンパレータ回路 b 信号検波回路 c 信号検波回路 d スイッチ制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電話回線を接続し、各電話機間の通
    話時の中継局として使用される転送機能をもつ電話装置
    であって、追加された回線による回線ロスの補正手段を
    有することを特徴とする転送機能電話装置。
  2. 【請求項2】回線ロスの補正手段は、各回線からの信号
    を増幅する増幅器を有し、増幅された信号の戻り分を、
    スイッチングによるロスの追加で減衰するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の転送機能電話装置。
  3. 【請求項3】複数の電話回線を接続し、各電話機間の通
    話時の中継局として使用される転送機能をもつ電話装置
    であって、各回線からの信号をそれぞれ増幅する増幅器
    と、増幅された信号の戻り分を減衰させる減衰器と、前
    記増幅器と減衰器のスイッチを制御する制御回路を備
    え、各回線からの信号レベルを比較しレベルの高い回線
    側の増幅器を動作させるとともに他方の増幅器を非動作
    とし、かつ、ロスを入れて信号の戻り量を減衰するよう
    にしたことを特徴とする転送機能電話装置。
JP18457996A 1996-07-15 1996-07-15 転送機能電話装置 Pending JPH1032619A (ja)

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JP18457996A JPH1032619A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 転送機能電話装置

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JP (1) JPH1032619A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1100097A4 (en) * 1998-06-25 2004-12-08 Nichicon Corp SOLID ELECTROLYTE CAPACITOR AND METHOD OF MANUFACTURE
JP2008131605A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Sharp Corp 通信端末装置、通信端末装置制御方法、通信端末装置制御プログラム及び記録媒体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1100097A4 (en) * 1998-06-25 2004-12-08 Nichicon Corp SOLID ELECTROLYTE CAPACITOR AND METHOD OF MANUFACTURE
JP2008131605A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Sharp Corp 通信端末装置、通信端末装置制御方法、通信端末装置制御プログラム及び記録媒体

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