JPH11261711A - ハンズフリー通話装置,ハンズフリーインターホン装置およびハンズフリー電話装置 - Google Patents

ハンズフリー通話装置,ハンズフリーインターホン装置およびハンズフリー電話装置

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Publication number
JPH11261711A
JPH11261711A JP6306498A JP6306498A JPH11261711A JP H11261711 A JPH11261711 A JP H11261711A JP 6306498 A JP6306498 A JP 6306498A JP 6306498 A JP6306498 A JP 6306498A JP H11261711 A JPH11261711 A JP H11261711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
free
hands
hand
signal
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP6306498A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Inoue
雅登 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6306498A priority Critical patent/JPH11261711A/ja
Publication of JPH11261711A publication Critical patent/JPH11261711A/ja
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 話頭切れの発生しないハンズフリー通話装置
を提供する。 【解決手段】 検出された信号側の音声信号は音声信号
遅延部14あるいは音声信号遅延部15により、あらか
じめ設定された時間(上記信号の検出遅れ時間と減衰器
2,3の切り換えに要する時間より大きな値に設定され
る)遅れて減衰器2あるいは減衰器3に入力され玄関子
機インターフェース7あるいはスピーカ5に出力される
ため切換制御に必要な時間による話頭切れをなくすこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハンズフリー通話装
置,該装置を用いた住宅内の内線通話等に使用するハン
ズフリーインターホン装置および公衆回線に接続して使
用するハンズフリー電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のハンズフリーインターホン
装置の構成を示し、インターホン親機Mと玄関子機Cと
でなる。図3において、1はハンズフリー通話を実現す
るための送話受話切換制御部で、内部に減衰量の可変で
きる減衰器2および減衰器3と検出部4を内蔵してお
り、スピーカ5およびマイク6と接続されている。7は
玄関子機インターフェースであり、玄関子機Cの呼出ス
イッチ13からの呼出操作の検出と親機インターフェー
ス10を通して伝達される音声信号のインターフェース
回路である。8はインターホン親機M全体の制御を司る
制御部であり、玄関子機インターフェース7および操作
スイッチ9と接続されている。また、玄関子機Cではス
ピーカ11およびマイク12が親機インターフェース1
0に接続されている。
【0003】次に上記従来例の通話動作について説明す
る。図3のハンズフリーインターホン装置においてはイ
ンターホン親機Mと玄関子機Cとの通話は上記機器が双
方共に拡声通話を行う。このためシステムの音声系のル
ープゲインが1を超えてしまいハウリングを起こすこと
を防止する目的として送話受話切換制御部1により下記
の制御を行う。
【0004】通話開始時などまだ送話受話ともに音声信
号の入力がない場合、送話受話切換制御部1は送話信号
(マイク6からの入力信号)および受話信号(玄関子機
インターフェース7からスピーカ5へ出力される信号)
を共に送話受話切換制御部1内の減衰器2および減衰器
3により一定量減衰させ音声系のループゲインが1を超
えないようにしている。
【0005】親機からの送話信号あるいは受話信号のど
ちらか一方があらかじめ設定されたレベル以上の信号が
検出部4でもって検出された場合に、検出された信号側
の減衰量を低下させそれと同一量の減衰量を反対側の音
声信号に加算することにより、音声系のループゲインを
一定(ループゲインが1を超えないよう)に保つ制御を
行う。
【0006】また上記検出された音声信号があらかじめ
設定されたレベル以下になると送話受話切換制御部1は
当初の通話開始時のモード(送話受話共に一定量減衰さ
せる)に戻る。
【0007】このように従来のハンズフリーインターホ
ン装置においても、送話受話切換制御部により送話信号
および受話信号への減衰量を切り換えることによりハウ
リングのないハンズフリー通話を実現することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハンズフリーインターホン装置では送話受話切換制御部
が一定レベルの音声信号を検出し減衰器の減衰量を変化
させるために、ある一定時間が必要であり、話の始めな
どで話頭切れが発生し通話の明瞭度が低下するといった
問題点があった。
【0009】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、上記のような話頭切れを発生しないように
したハンズフリー通話装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためのハンズフリー通話装置においては、ハンズフ
リー通話を可能とするための送話受話切換制御部に、ス
ピーカ,マイクおよび該マイクからの音声信号あるいは
スピーカへの音声信号を一定時間伝達遅延させる音声信
号遅延部を設け、減衰器の減衰量を変化させるために一
定時間以上音声信号を遅延させるようにしたものであ
る。
【0011】本発明によれば音声信号の話頭切れが発生
しないという作用を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
1および図2を用いて説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるハンズフリー通話装置を有するハンズフリ
ーインターホン装置の構成を示す。図1において、前記
従来例の図3と同一の機能のブロック,部材については
同じ符号を付し、その説明を省略する。ここで、14お
よび15は音声信号遅延部であり、この音声信号遅延部
14は減衰器2とマイク6の間に、音声信号遅延部15
は減衰器3と玄関子機インターフェースの間に接続され
ている。
【0014】次に動作を説明すると、通話開始時などま
だ送話受話ともに音声信号の入力がない場合、送話受話
切換制御部1は送話信号(マイク6からの入力信号)お
よび受話信号(玄関子機インターフェース7からスピー
カ5へ出力される信号)を共に送話受話切換制御部1内
の減衰器2および減衰器3により一定量減衰させ音声系
のループゲインが1を超えないようにしている。
【0015】インターホン親機Mからの送話信号あるい
は受話信号のどちらか一方があらかじめ設定されたレベ
ル以上の信号が検出部4でもって検出された場合に、検
出された信号側の減衰量を減衰器2または減衰器3でも
って低下させ、それと同一量の減衰量を反対側の音声信
号に加算することにより、音声系のループゲインを一定
(ループゲインが1を超えないよう)に保つ制御を行
う。このとき検出された信号側の音声信号は音声信号遅
延部14あるいは音声信号遅延部15により、あらかじ
め設定された時間(上記信号の検出遅れ時間と減衰器の
切り換えに要する時間より大きな値に設定される)遅れ
て減衰器2あるいは減衰器3に入力され、玄関子機イン
ターフェース7あるいはスピーカ5に出力されるため切
換制御時間による話頭切れをなくすことができる。
【0016】また上記検出された音声信号があらかじめ
設定されたレベル以下になると一定時間(遅延部の設定
された遅延時間以上)経過後、通話受話切換制御部1は
当初の通話開始時のモード(送話受話共に一定量減衰さ
せる)に戻る。
【0017】このように、通話受話切換制御部の減衰器
を切り換えるのに必要な時間以上に遅延部により音声信
号の出力を遅らせることで話頭切れを無くすことができ
るという利点を有する。
【0018】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2におけるハンズフリー通話装置を有するハンズフリ
ー電話装置の構成を示す。図2において、前記実施の形
態1(図1)と同一機能のブロック,部材については同
じ符号を付し、その説明を省略する。ここで、16はハ
ンズフリー電話装置Tにおけるダイヤル機能および着信
検出機能等を有する公衆回線インターフェースであり、
公衆回線17と接続されている。このような構成にする
ことで、話頭切れのないハンズフリー電話装置を構成す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ハ
ンズフリー通話を可能とするための送話受話切換制御部
に、スピーカ,マイクおよび該マイクからの音声信号あ
るいはスピーカへの音声信号を一定時間伝達遅延させる
音声信号遅延部を設け、送話受話制御部の減衰器を切り
換えるのに必要な時間以上に遅延部により音声信号の出
力を遅らせることで話頭切れを無くすことができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるハンズフリー通
話装置を有するハンズフリーインターホン装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態2におけるハンズフリー通
話装置を有するハンズフリー電話装置の構成図
【図3】従来例のハンズフリーインターホン装置の構成
【符号の説明】
1 送話受話切換制御部 2,3 減衰器 4 検出部 5,11 スピーカ 6,12 マイク 7 玄関子機インターフェース 8 制御部 9 操作スイッチ 10 親機インターフェース 13 呼出スイッチ 14,15 音声信号遅延部 16 公衆回線インターフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターホン親機を構成しハンズフリー
    通話を可能とするための送話受話切換制御部に、スピー
    カ,マイクおよび前記マイクからの音声信号あるいはス
    ピーカへの音声信号を一定時間伝達遅延させる音声信号
    遅延部を設けたことを特徴とするハンズフリー通話装
    置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載のハンズフリー通話装
    置に玄関等に設置される玄関子機のインターフェース回
    路を付加したことを特徴とするハンズフリーインターホ
    ン装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1記載のハンズフリー通話装
    置に公衆回線インターフェースを付加したことを特徴と
    するハンズフリー電話装置。
JP6306498A 1998-03-13 1998-03-13 ハンズフリー通話装置,ハンズフリーインターホン装置およびハンズフリー電話装置 Pending JPH11261711A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6306498A JPH11261711A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 ハンズフリー通話装置,ハンズフリーインターホン装置およびハンズフリー電話装置

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JP6306498A JPH11261711A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 ハンズフリー通話装置,ハンズフリーインターホン装置およびハンズフリー電話装置

Publications (1)

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JPH11261711A true JPH11261711A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13218551

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6306498A Pending JPH11261711A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 ハンズフリー通話装置,ハンズフリーインターホン装置およびハンズフリー電話装置

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JP (1) JPH11261711A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210712A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Yamaha Corp 音処理装置およびプログラム
JP2016181820A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 通話装置およびそれを利用した通話システム

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