JP2913905B2 - 構内自動交換機 - Google Patents

構内自動交換機

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JP2913905B2 JP15425691A JP15425691A JP2913905B2 JP 2913905 B2 JP2913905 B2 JP 2913905B2 JP 15425691 A JP15425691 A JP 15425691A JP 15425691 A JP15425691 A JP 15425691A JP 2913905 B2 JP2913905 B2 JP 2913905B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内自動交換機に関
し、特に構内自動交換機を介して行われる外線と外線と
の通話におけるトーンの検出手段に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照して従来の構内自動交
換機について説明する。図3は従来の構内自動交換の概
念を示すブロック図、図4は周期トーン検知時の制御
例、図5は終話検知を行う場合の制御の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0003】図3において、301,306は外線イン
タフェース部、302,305は通話路の設定を行う通
話路スイッチ、303,307は特定周波数のトーンを
検知するトーン検知部、304,308は通話路を一時
的に切断することにより、回り込み音を無くすために用
いるミュートスイッチ、309は前記ミュートスイッチ
304,308を切り替えながら、前記トーン検知部3
03,307よりの周期トーン検知などを行う制御部で
ある。
【0004】以上のような構成要素よりなる従来例の構
内自動交換機について以下その動作を説明すると、構内
自動交換機を介して外線と外線との通話が開始される
と、制御部309は、トーン検知部303,307を起
動して周期(サイクリック)トーンの検知を開始する
(ステップ501)。(ここで、通話終了時に局側より
送信される可聴トーンを周期トーンと称する。)トーン
検知部303(ここでは303であると仮定する)にお
いて、2周期の周期トーン入力があったと制御部309
が判定すると(ステップ502)、制御部309はそれ
が下り方向の音が外線インタフェース部301で回り込
んだものか、外線インタフェース部301に接続された
外線からの、真の上り方向の音なのかを判定するため
に、ミュートスイッチ308により通話路を一時的に切
断する(ステップ503および図4参照)。下り方向の
音が回り込んだものであれば、前記ミュートスイッチ3
08により通話路が切断されたことにより、回り込みが
無くなりトーン検知部303での検知出力が無くなるの
で、周期トーンの検知状態を初期化し、ミュートスイッ
チ308による通話路切断を解除して、改めて周期トー
ン検知を行う(ステップ505)。(ここで、音声が誤
って検知された場合などは、通話が一時的に途切れるこ
ととなる。)ミュートスイッチ308による通話路切断
後も、周期トーンが継続し(ステップ504)、4周期
が確定すると(ステップ506)外線インタフェース部
301に接続された外線からの周期トーンであることを
確定し、ミュートスイッチ308による通話路切断を解
除する(ステップ507)。外線インタフェース部30
1に接続された外線が、最初に構内自動交換機に対して
アクセスしてきたシステムへの発信者であれば、外線と
外線との通話の制御を全て終了する(ステップ508,
509)。システムへの発信者でなければ(ステップ5
08)、システムへの発信者(外線インタフェース部3
06に接続された外線)に対して掛け直しの制御が許さ
れるため、次の掛け直し制御の処理が起動されていくこ
ととなる(ステップ510)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、トーンの進入方向を決定するために、通話
路に対してミュートをかけるため、通常の会話音声の一
部が周期トーンの状態になって誤って検出されると、通
話中にミュートが掛かってしまい、音声が途切れる場合
があり、また、ミュート制御を全く行わないと、トーン
の進入方向が確定できないため、トーン検知以後の制御
に柔軟性がなくなりサービス性が著しく低下するという
問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を改善すべくな
されたもので、外線と外線との通話時において通話路を
切断することなく、進入方向も合わせてトーンを検知す
る手段を有する構内自動交換機を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、上り方向、下り方向のトーン検知部にそれ
ぞれ回り込み信号除去部(エコーキャンセラ部)を用
い、上り方向から下り方向、および下り方向から上り方
向への回り込みを除去して後、トーン検知部でトーンを
検知する構成となっている。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成により、現在の通話を全く
途切らせることなく、外線からのトーンを方向も合わせ
て確定できるので、通話者に対して不快感を与えること
がなくなり、また、進入方向が決定できることにより、
その後の交換制御に掛け直し機能などの制御が付加でき
るようになるので、その性能が著しく向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構内自動交換機に
ついて図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施
例の構内自動交換機の概念を示すブロック図、図2は終
話検知を行う場合の制御の流れを示すフローチャートで
ある。
【0010】図1において、101,107は外線イン
タフェース部、102,106は通話路の設定を行う通
話路スイッチ、103,105はそれぞれ下り方向から
上り方向、または上り方向から下り方向に帰還する回り
込み信号を予測し、符号反転して送信側に加えることで
回り込み信号(エコー)を常時相殺するエコーキャンセ
ラ部、104,108は特定周波数のトーンを検知する
トーン検知部、109は前記トーン検知部104,10
8よりの周期トーン検知などを行う制御部である。
【0011】以上のような構成要素よりなる本実施例の
構内交換機について、以下その動作を説明すると、構内
自動交換機を介して外線と外線との通話が開始される
と、制御部109は、トーン検知部104,108を起
動して周期トーンの検知を開始する(ステップ20
1)。(ここで、通話終了時に局側より送信される周期
的な可聴トーンを周期トーンと称する。)トーン検知部
104においてトーンの入力を検知する場合、外線イン
タフェース部101に接続された外線からの上り方向の
トーンである場合と、外線インタフェース107に接続
された外線からの下り方向のトーンが、前記外線インタ
フェース部101で回り込んだという場合が考えられ
る。しかし、下り方向から上り方向へのトーンは、エコ
ーキャンセラ部403において常に帰還する回り込み信
号を予測し、符号反転して相殺する構成となっており、
下り方向から上り方向への回り込みは無視してよい。そ
こで、この場合のトーン入力は前記外線インタフェース
部101に接続された外線からの、上り方向のトーンで
あることが確定される。トーン検知部108において、
トーンの入力を検知する場合も同様にして、外線インタ
フェース107に接続された外線からの下り方向のトー
ンであることが確定される。
【0012】トーン検知部104において、周期トーン
の連続した4周期を制御部109が検知すると(ステッ
プ202)、既に方向が明らかである前記外線インタフ
ェース部101に接続された外線が、最初に構内自動交
換機に対してアクセスしてきたシステムへの発信者であ
るかどうかを判定する(ステップ203)。システムへ
の発信者であれば、外線と外線との通話の制御を全て終
了する(ステップ204)。システムへの発信者でなけ
れば、システムへの発信者(外線インタフェース部10
7に接続された外線)に対して掛け直しの制御が許され
るため、次の掛け直し制御の処理が起動されていくこと
となる(ステップ205)。
【0013】なお、本実施例によれば、エコーキャンセ
ラ部103,105により反対方向からの信号をキャン
セルするので、たとえば通話中にPB(プッシュボタ
ン)信号その他のトーン信号を用いて、交換機に対して
何かの機能操作等を行う場合でも、いずれの外線から発
信された信号であるかが分かり、交換機側ではそれに的
確に対応できるものである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構内自動
交換機は、検出誤りによって現在の通話を途切らせるこ
とが全くなく、外線からの周期トーンを方向も合わせて
確定できるので、通話者に対して不快感を与えることが
なくなり、また、進入方向が決定できることにより、そ
の後の交換制御に掛け直し機能などの制御が付加できる
ようになるので、その性能が著しく向上し、その実用的
効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構内自動交換機の概念を示
すブロック図
【図2】同じくその処理過程を示すフローチャート
【図3】従来例の構内自動交換機の概念を示すブロック
【図4】同じく周期トーン確定時の制御のタイミング
【図5】同じくその処理過程を示すフローチャート
【符号の説明】
101 (第1の)外線インタフェース部 102 (際1の)通話路スイッチ 103 (第1の)エコーキャンセラ 104 (第1の)トーン検知部 105 (第2の)エコーキャンセラ 106 (第2の)通話路スイッチ 107 (第2の)外線インタフェース部 108 (第2の)トーン検知部 109 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 3/42 - 3/42 104 H04Q 1/54 - 1/56 H04B 3/20 - 3/23

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の外線に接続された第1の外線イン
    タフェース部と、前記第1の外線インタフェース部に接
    続された第1の通話路スイッチと、前記第1の通話路ス
    イッチに接続され前記第1の外線からの信号以外の回り
    込み信号をキャンセルする第1のエコーキャンセラ部
    と、前記第1のエコーキャンセラ部からの出力を検出す
    る第1のトーン検知部と、第2の外線に接続された第2
    の外線インタフェース部と、前記第2の外線インタフェ
    ース部に接続された第2の通話路スイッチと、同じく第
    2の通話路スイッチに接続され前記第2の外線からの信
    号以外の回り込み信号をキャンセルする第2のエコーキ
    ャンセラ部と、前記第2のエコーキャンセラ部からの出
    力を検出する第2のトーン検知部と、前記第1および第
    2のトーン検知部の出力を検知するとともに装置全体の
    機能を制御する制御部とを備え、前記制御部は前記第1
    と第2のエコーキャンセラ部を介して前記第1および第
    2の外線間で通話中に、前記第1および第2のトーン検
    知部のいずれかからの周期トーンの検出によりいずれの
    外線からの通話路切断であるかを検出するように構成し
    てなる構内自動交換機。
  2. 【請求項2】 第1および第2のエコーキャンセラ部、
    第1および第2のトーン検知部および制御部は、制御信
    号として送信されるプッシュボタン信号等のトーン信号
    に関しても同様に機能し、いずれの外線からの制御信号
    であるかを検出する請求項1記載の構内自動交換機。
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