JP2563463B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

ボタン電話装置

Info

Publication number
JP2563463B2
JP2563463B2 JP63089854A JP8985488A JP2563463B2 JP 2563463 B2 JP2563463 B2 JP 2563463B2 JP 63089854 A JP63089854 A JP 63089854A JP 8985488 A JP8985488 A JP 8985488A JP 2563463 B2 JP2563463 B2 JP 2563463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
unit
dial
telephone
data transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63089854A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01261066A (ja
Inventor
深 上塘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63089854A priority Critical patent/JP2563463B2/ja
Publication of JPH01261066A publication Critical patent/JPH01261066A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2563463B2 publication Critical patent/JP2563463B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はボタン電話装置に関するものである。
従来の技術 電話機に備えられた多くの機能の中に自動再ダイヤル
機能がある。これは、例えば緊急を要する場合等に、呼
び出した相手方がたとえ話中であってもその相手方に接
続されるまで何度も自動的にダイヤリングを繰り返すと
いうものである。このような機能は、電話機自体に備わ
っている場合もあるが、例えばマイクロコンピュータを
搭載したボタン電話装置等においては交換機能を有する
主装置に備わっている。以下、第5図に基づいてこの種
のボタン電話装置を具体的に説明する。
第5図において、51は主装置、52は主装置51に複数接
続されたボタン電話機の内の一つである。ボタン電話機
52内において、53は制御部、54はハンドセット、55は音
声増幅器等を備えたハンドセット制御部である。56は2
線−4線変換部である。57は種々の動作状態を示すLED
表示器、58は使用者の手で各種の操作を行うように設け
られた操作ボタン部、59は主装置51との間でデータ伝送
を行うためのデータ伝送回路、60はハンドセット55によ
って開閉するフックスイッチである。
主装置51内において、62はマイクロコンピュータを中
心に構成された制御部、63はボタン電話機52との間でデ
ータ伝送を行うためのデータ伝送回路、64は各内線毎に
設けられた内線回路部、65は局線の捕捉および開放や、
着信の検出等を行う局線回路部、66は内線と外線との間
で通話路を形成する通話路スイッチ部、67は制御部62か
らの信号に従って局線へダイヤル信号の送出を行うダイ
ヤル送出部、68は自動ダイヤルのための電話番号データ
を記憶したり、また自動再ダイヤルの為の電話番号デー
タを一時的に記憶するダイヤル蓄積部である。そして、
69はトーン信号を抽出する音検知回路であり、その検知
信号は制御部62へ送られる。音検知回路69は通話路スイ
ッチ部66によって局線回路部65に接続可能である。
以上のように従来例のボタン電話装置は、主装置51と
各内線に接続されたボタン電話機との間に音声ラインの
他に制御データ専用のデータ伝送ラインが設けられた2
ライン構成である。このような構成にすると、ボタン電
話機と主装置51との間に頻繁に制御データのやりとりを
行う事が可能になる。通常は多くの機能が主装置51に集
中して設けられており、運用状態では各ボタン電話機は
データ伝送ラインを介して主装置へ自動再ダイヤル等の
各機能の動作を要求ていき、制御部62内のマイクロコン
ピュータは各ボタン電話機と時分割的にデータ通信を行
いながら各ボタン電話機からの要求に答えている。
自動再ダイヤル機能について更に具体的に説明する。
あるボタン電話機から呼び出し相手先を示すデータと自
動再ダイヤル機能の動作を依頼する旨のデータがデータ
伝送ラインを介して主装置51へ送られると、制御部62は
それに従ってダイヤル送出部67を動作させ、ダイヤル送
出部67は局線へダイヤル信号の送出を行う。局線へのダ
イヤル信号送出が完了すると、次に通話路スイッチ部66
を制御して音検知回路69を局線回路部65に接続する。そ
して、制御部62は音検知回路69からの出力を監視し、そ
の結果もしビジー音が検出されれば所定の時間をおいて
再びダイヤリング動作を行う。一方、相手先への呼び出
し音が検出されれば、制御部62は通話路スイッチ部66を
制御して局線回路部65から音検知回路69を切り離すとと
もに局線回路部65と内線回路部64とを接続し、音声通話
路を形成する。
ところで、以上の例では音検知回路が主装置に設けら
れていたので主装置内のマイクロコンピュータがビジー
音検知を受け持っている。そして主装置内のマイクロコ
ンピュータは各内線からの個別の要求に個別に対応出来
なければならないので、内線毎に行う時分割処理のそれ
ぞれにおいてビジートーン検知処理を行わなければなら
ない。ところが、内線数が増え、またさまざまな機能が
追加されるにつれて主装置内のマイクロコンピュータの
仕事量は増加するばかりであり、そのような状況におい
てビジートーン検出のためにマイクロコンピュータが大
きな負担を強いられるのでは不合理な面があった。
また、通話路スイッチ部66にて音検知回路69を単独で
当該局線に接続し、その状態でビジートーンまたは呼出
し音の検知を行なうようになっており、ビジートーンが
検出されれば全く内線へ接続することなしに局線を開放
し、一方相手方がビジーでない場合でも呼び出し音の検
出が完了して初めて内線との間に通話路が接続されるこ
ととなる。従って、それまで内線電話機における使用者
はダイヤル信号送出の音も、またそれに応答して局線か
ら送られるビジートーンおよび呼出し音等も一切聞くこ
とが出来ず、旧式の電話機を使い慣れた使用者にとって
は、本当に相手方へダイヤル信号が送られているのか、
また局線から送られてきた信号が本当にビジートーンで
あるか、等々の心配をしながら通話路がつながるまで待
つこととなり、かえって使用者に不便な思いをさせる場
合もあった。
そこで、内線電話機内のスピーカに音声を供給するた
めのスピーカ用音声系に音検知回路を接続し、かつ内線
電話機内にビジートーン検知処理手段を設けることが考
えられる。すると、主装置内のマイクロコンピュータの
負担を軽減することが出来、また内線電話機にて使用者
は局線から送られるビジートーンおよび呼出し音等を聞
くことが出来、上記問題は解消される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記した構成では、内線電話機より再ダ
イヤルの指示が行われると、主装置は、内線電話機と局
線を接続した後にこの指示に応じたダイヤル信号を局線
へ送出することになるが、この構成にすると、内線電話
機へはビジートーンが到来する前にダイヤル信号が到来
することになる。
この結果、従来の技術のように、単に内線電話機にビ
ジートーン信号を検出するための手段を設けただけの場
合、再ダイヤルを指示するとビジートーン信号を検出す
るための手段へはビジートーン信号が入力される前にダ
イヤル信号が入力されてしまう事になる。
このため、ビジートーンを検出するための手段がダイ
ヤル信号をビジートーン信号と誤検出してしまう事があ
り、最悪の場合、主装置からダイヤル信号が送出されて
いる途中で内線電話機より再ダイヤルの指示が行われて
しまうなどの誤動作の原因になっていた。
本発明は上記した課題に鑑み、内線電話機にビジート
ーン信号を検出するための手段を設けた自動再ダイヤル
機能を有するボタン電話装置において、内線電話機のビ
ジートーン信号を検出するための手段が主装置からのダ
イヤル信号によってビジートーン信号を誤検出すること
のないボタン電話装置を提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段 本発明は上記した課題を解決するために、主装置は、
内線電話機からの再ダイヤル指示を示す信号を受信した
場合、ダイヤル信号を局線へ送出させると共に、このダ
イヤル信号の送出が完了したときに内線電話機へダイヤ
ル信号の送出完了を示す信号を送出すると共に、内線端
末機は、再ダイヤル指示の入力がなされた場合、主装置
へ再ダイヤル指示を示す信号を送出すると共に、この信
号の送出後、主装置からダイヤル信号の送出完了を示す
信号が送られてくるまではビジートーン信号の検出は行
わないようにした。
作用 本発明は上記した構成により、内線電話機におけるビ
ジートーンの検出は、主装置からのダイヤル信号の送出
が終了した後から行われる。
実施例 以下、実施例について説明する。第1図において、1
は主装置、2は主装置1に複数接続されたボタン電話機
の内の一つである。ボタン電話機2内において、3はボ
タン電話機2の制御を行う制御部、4はマイクおよびス
ピーカに接続され、本機をスピーカホンとして使用する
時に動作するスピーカホン制御部である。5はハンドセ
ット、6はハドセット制御部、7はボタン電話機自身の
動作状態を示すLED表示器、8は使用者が各種の操作を
行うようにボタン電話機2に設けられた操作ボタン部で
ある。9は主装置との間でデータ伝送を行うデータ伝送
回路、10は音声ラインからトーン信号を抽出する音検知
回路である。11はハンドセット5によって開閉するフッ
クイッチ、12はフックスイッチ11に並列に設けられ、制
御部3からの制御によって開閉するハンズフリーリレー
スイッチである。
主装置1内において、15は制御部、16はボタン電話機
2との間でデータ伝送を行うデータ伝送回路である。17
は各内線毎に設けられ、内線との間で音声信号の送受を
可能にする内線回路部である。内線回路部17内には音声
帯域の双方向増幅器、インピーダンス整合器等が設けら
れている。18は局線の捕捉および開放、着信の検出等を
行う局線回路部である。19は複数の内線の間で、また内
線と外線との間で通話路を形成する通話路スイッチ部で
ある。20は制御部15からの信号に従って局線へダイヤル
信号の送出を行うダイヤル送出部である。21は自動ダイ
ヤル用として使用者によって登録された複数の電話番号
データを記憶したり、また自動再ダイヤルの為の電話番
号データを一時的に記憶するダイヤル蓄積部である。従
来より使用者によってあらかじめ複数の相手先電話番号
データを登録し、使用者から登録された相手先を示すデ
ータをうけて記憶されている電話番号データを呼び出し
て自動的にダイヤルするダイヤル信号自動発信機能があ
る。そして、自動再ダイヤル機能はこのダイヤル信号自
動発信機能を実現する手段の一部すなわち主装置内に設
けられたダイヤル送出部20が使用される。ダイヤル送出
部20は制御部がダイヤル蓄積部21から読みだしたデータ
に従って局線側にダイヤルパルスを送出するものであ
り、いったん動作指令を受けると、外部からの制御を必
要とせずに動作することが出来る。
第2図および第3図はボタン電話機2の構成を具体的
に示したものであり、第2図において22は制御部3の核
となるマイクロプロセッサ、23は操作ボタン部8を構成
するキーマトリックスである。データ伝送回路9内にお
いて、24はデータパルス送信回路、25はデータパルス受
信回路である。また26はパルストランスであり、データ
パルス送信回路24の出力ラインはアンプおよびパルスト
ランス26を介してデータ伝送路27に接続されている。一
方データパルス受信回路25の入力ラインもパルストラン
ス26を介してデータ伝送路27に接続されている。28はキ
ークリック音や着信鳴動音等の音を発生するトーン発生
回路である。第3図において、29スピーカホンアンプ
系、30はハンドセットアンプ系であり、それぞれスピー
カ駆動用のアンプおよびマイクからの信号を増幅するた
めのアンプより構成される。そして本機がスピーカホン
モードで働く場合にはスピーカホンアンプ系29が動作
し、一方ハンドセット通話モードで働く場合はハンドセ
ットアンプ系30が動作する。スピーカホンアンプ系29お
よびハンドセットアンプ系30の切り換えはマイクロプロ
セッサ22からの信号によって行われる。31および32はそ
れぞれスピーカホンとして動作するためのスピーカおよ
びマイクである。33はマイクロプロセッサ22からの信号
に従ってスピーカ31へ送られる信号を減衰させるスピー
カホンスピーカミュート回路、34は同じくマイクロプロ
セッサ22からの信号に従ってマイク32から送られる信号
を減衰させるスピーカホンマイクミュート回路である。
また35および36は、それぞれマイクロプロセッサ22から
の信号に従ってハンドセット5内のスピーカへ送られる
信号を減衰させるハンドセットスピーカミュート回路お
よびハンドセット5内のマイクから送られる信号を減衰
させるハンドセットマイクミュート回路である。ハンズ
フリーリレースイッチ12は自動再ダイヤル機能を動作さ
せた時にマイクロプロセッサ22からの信号に従って動作
し、たとえ使用者がハンドセットをオンフックした状態
であっても通話路が切れないように通話路を閉結し続け
るためのものである。フックスイッチ11は2接点スイッ
チとなっており、一方のスイッチ11aは第2図に示され
るようにマイクロプロセッサ22へフック検知信号を送
り、他方のスイッチ11bが実際に通話路の閉結を行う。
音検知回路10において、38は交流分除去用のフィルタ、
39はフィルタ38の出力信号を二値信号に交換するコンパ
レータである。40は方向性結合器であり、方向性結合器
40内にて41は交換機側を見たインピーダンスと同じ値を
示すように構成された疑似インピーダンス回路である。
次に以上のように構成されたボタン電話装置につい
て、自動再ダイヤル動作時における主装置1とボタン電
話機2との間にデータ伝送の手順、および各々の動作を
第4図に基づいて説明する。なお、ここではすでに使用
者の手で一度呼び出し動作が実行され、それに対してビ
ジートーンが送られたものとして説明する。
本実施例では、ボタン電話機2がハンズフリー状態に
ある場合、すなわちスピーカホンアンプ係29とハンズフ
リーリレースイッチ12がオンの場合に限り自動再ダイヤ
ルが可能である。この状態で使用者によって操作ボタン
部8の所定のボタンが押下されると、ボタン電話機内の
制御部3はデータ伝送回路9からデータ伝送路27を通し
て主装置1内のデータ伝送回路16へ再ダイヤル指令デー
タ(RDL指令)を送出する。主装置1内の制御部15はこ
のデータを受けてボタン電話機2の通話路スイッチ部19
を制御して内線回路部17と局線回路部18とを接続すると
ともに、局線回路部18にて前回発信を行った局線を捕捉
する。そして、前回発信したダイヤルデータがダイヤル
蓄積部21に記憶されているので、このデータをダイヤル
送出部21へ送る。そして、ダイヤル送出部21にて生成さ
れたダイヤル信号が局線回路部18を介して順次局線側へ
送られる。t1はダイヤル発信に要する時間である。ボタ
ン電話機2における使用者は主装置1にて行なわれてい
るダイヤル信号送出の音をスピーカ31を用いて聞くこと
が出来る。
ダイヤル発信が終了ししていくらが時間が経過する
と、相手が話し中の場合はビジートーンが、また呼び出
しに対して相手が応答した場合は呼び出し音または相手
の音声が局線側から送られてくる。これらビジートーン
および呼出し音等は音検知回路10へ送られると同時にス
ピーカ31へも送られるので、ボタン電話機における使用
者はこれらの信号も聞くことができる。
主装置側の制御部15は全てのデータをダイヤル送出部
21へ送った後は、ダイヤル送出部21からのダイヤル信号
が局線側へ完全に送られたことを確認して、データ伝送
回路16を介してボタン電話機側の制御部3へ音検知開始
コマンド(TONE.DET開始)を送出する。そして、それに
従って制御部3はビジートーン検知処理を開始する。前
述のように通話路スイッチ部19によって当該局線と当該
内線との間には音声通話路が形成されているので、局線
側にダイヤル信号を送る際はこのダイヤル信号が側音と
してボタン電話機届き、ビジートーンの前にこの側音が
音検知回路へ入力する。しかし、本実施例では、主装置
はダイヤル信号が局線側へ完全に送られてからボタン電
話機へ音検知開始コマンドを送出するように構成されて
いるので、ダイヤル信号が局線側へ完全に送られてから
ビジートーン検知処理を開始することが出来、上記側音
によって誤検知を起こす心配はない。
ビジートーン検知処理では、音検知回路10からの検知
信号を監視し、送られてきた信号がビジートーンである
か、または呼び出し状態となったことを示す呼び出し信
号であるかを音のパターンすなわち音連続時の時間と音
休止時の時間の割合によって判断する。t2はビジートー
ン検知に要する時間である。ビジートーンを検知する
と、制御部3はデータ伝送回路9を介して主装置側の制
御部15ヘビジー検知確定データ(BSY検知)を送出す
る。それに従って制御部15は局線回路部18を制御して、
局線を開放し、内線回路部17と局線回路部18との間の通
話路を切り離す。そして、制御部15はデータ伝送回路16
を介してボタン電話機2を待機状態にする旨のコマンド
(SP.OFF指令)をボタン電話機側の制御部3へ送出す
る。それに従って制御部3はスピーカホンアンプ係29の
動作を停止させ、ハンズフリーリレースイッチ12を開放
状態にし、LED表示器7にて再ダイヤル待機状態を示す
表示をおこなう。
なお、前記のビジートーン検知処理において、通話路
からのトーン信号の他に音検知回路10にマイク32からの
ノイズが混入しない様に、スピーカホンマイクミュート
回路34を動作させてマイク32からの音声信号を遮断す
る。
前回のダイヤル開始時点から一定周期(T秒)が経過
すると、再びダイヤル動作が開始される。すなわち主装
置側の制御部15はデータ伝送回路16を介してボタン電話
機2側の制御部3へ再ダイヤル起動コマンド(SP.ON指
令)を送出する。それに従って制御部3はスピーカホン
アンプ系29を動作させ、ハンズフリーリレースイッチ12
を閉塞させ通話路を開かせる。また主装置側の制御部15
は内線回路部17と局線回路部18との間に再び通話路を形
成し、それとともに前回発信を行った局線を捕捉する。
そして、再びダイヤル蓄積部21に記憶されている前回発
信したダイヤルデータをダイヤル送出部20へ送り、局線
回路部18を介して順次局線へダイヤル信号が発信され
る。以降は前回と同じ様に、音検知動作を開始する。も
し、再びビジートーンが検出されると前回と同様に再ダ
イヤル待機状態になり、所定の時間(T秒)が経過した
後で再びダイヤル動作をおこなう。一方、呼び出し動作
となったことが検知されると、以下の手順で自動再ダイ
ヤル動作を終了して通話状態へ移行する。まず、ボタン
電話機側の制御部3からデータ伝送回路9を介して主装
置側の制御部15へ呼び出し状態確定データ(NOT.BSY検
知)を送出する。主装置側の制御部15はこれに応答して
逆の経路ですぐにボタン電話機側の制御部3へ通話開始
コマンドを返送する。制御部3はそれに従ってビジート
ーン検知処理においてオンとなっていたスピーカホンマ
イクミュート回路34をオフにし、それによってボタン電
話機2は自動的にハンズフリー通話状態へ移行する。
なお、通話者がハンドセット5をオフフックすると、
ボタン電話機側の制御部3は、主装置側の制御部15の指
令のもとにハンズフリーリレースイッチ12をオフにする
とともにスピーカホンアンプ係29の動作を停止させ、ま
たハンドセットアンプ係の動作を開始させてハンドセッ
ト5を使用可能なようにする。このようにして、使用者
はハンドセットによる通話ができるようになる。なお、
このとき通話路はフックスイッチ11bで確保されてい
る。
ところで、自動再ダイヤル機能のためのビジートーン
検知を実現するためには単に音検知回路を設けるだけで
は不十分であるので、本実施例では正しいビジー音検知
を行うためにマイクロコンピュータの助けをかりる必要
がある。ビジートーンを構成する信号は予め定められた
規格にそったものではあるが、電話回線を介して送られ
る際にノイズの混入や歪みの発生等もあるので、マイク
ロコンピュータがいくらか時間をかけて間違えなくビジ
ートーンであるか否かをチェックする。
以上のように本実施例では、内線電話機内に音検知手
段が設けられ、またその出力信号を読み込んでビジート
ーン信号であるか否かを判断するビジートーン判断手段
も内線電話内のマイクロコンピュータによって実現して
いるので、従来のようにビジートーン判断に主装置側の
マイクロコンピュータを使用する必要がなくなり、主装
置内のマイクロコンピュータを更に合理的に活用するこ
とが可能となる。
発明の効果 本発明では、主装置は、内線電話機からの再ダイヤル
指示を示す信号を受信した場合、ダイヤル信号を局線へ
送出させると共に、このダイヤル信号の送出が完了した
ときに内線電話機へダイヤル信号の送出完了を示す信号
を送出すると共に、内線端末機は、再ダイヤル指示の入
力がなされた場合、主装置へ再ダイヤル指示を示す信号
を送出すると共に、この信号の送出後、主装置からダイ
ヤル信号の送出完了を示す信号が送られてくるまではビ
ジートーン信号の検出は行わないようにしたので、内線
電話機におけるビジートーンの検出は、主装置からのダ
イヤル信号の送出が終了した後から行われるようにな
り、主装置から送出されるダイヤル信号によるビジート
ーン信号の誤検出を無くすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるボタン電話装置の主な
機能を示すブロック図、第2図は同ボタン電話装置の内
線に接続されるボタン電話機の要部回路図、第3図は同
ボタン電話機の要部回路図、第4図は同ボタン電話装置
の主装置とボタン電話機との間のデータ通信のタイミン
グを示すシーケンス図である。第5図は従来のボタン電
話装置のブロック図である。 1……主装置、2……ボタン電話機 3……制御部、4……スピーカホン制御部 5……ハンドセット、6……ハンドセット制御部 7……表示器、8……操作ボタン部 9……データ伝送回路、10……音検知回路 11……フックスイッチ 12……ハンズフリースイッチ、15……制御部 16……データ伝送回路、17……内線回路部 18……局線回路、19……通話路スイッチ部 20……ダイヤル送出部 21……ダイヤル蓄積部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内線電話機と、前記内線電話機と局線とが
    接続された主装置とからなり、前記主装置は、 ダイヤル信号を局線へ送出するダイヤル送出部と、 前記内線電話機とのデータのやりとりを行う第1のデー
    タ伝送回路と、 前記内線電話機と局線との接続を行う通話路スイッチ部
    と、 前記ダイヤル送出部と前記第1のデータ伝送回路とに接
    続され、前記第1のデータ伝送回路が前記内線電話機か
    らの第1の信号を受信した場合、前記通話路スイッチ部
    に内線電話機と局線とを接続させ、前記ダイヤル送出部
    にダイヤル信号を局線へ送出させると共に、このダイヤ
    ル信号の送出が完了したときに前記第1のデータ伝送回
    路に前記内線電話機へ第2の信号を送出させる主装置制
    御部とを設け、 前記内線電話機は、 再ダイヤル指示を入力するための入力手段と、 前記主装置とのデータのやりとりを行う第2のデータ伝
    送回路と、 前記入力手段と前記第2のデータ伝送回路とに接続さ
    れ、前記入力手段に再ダイヤル指示の入力がなされた場
    合、前記第2のデータ伝送回路に前記主装置へ第1の信
    号を送出させると共に、前記主装置を介して局線から送
    られてくるビジートーン信号を検出した場合、前記第2
    のデータ伝送回路に第1の信号を送出させる内線電話機
    制御部とを設け、 更に、前記内線電話規制御部は、第1の信号の送出の
    後、前記第2のデータ伝送回路が主装置から到来する第
    2の信号を受信するまでは、局線から送られてくるビジ
    ートーン信号の検出を行わない事を特徴とするボタン電
    話装置。
  2. 【請求項2】前記内線電話機は、前記入力手段による再
    ダイヤル指示の入力がなされた場合、主装置より到来す
    る信号を出力する音声出力手段を設けた事を特徴とする
    請求項1に記載のボタン電話装置。
JP63089854A 1988-04-12 1988-04-12 ボタン電話装置 Expired - Lifetime JP2563463B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63089854A JP2563463B2 (ja) 1988-04-12 1988-04-12 ボタン電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63089854A JP2563463B2 (ja) 1988-04-12 1988-04-12 ボタン電話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01261066A JPH01261066A (ja) 1989-10-18
JP2563463B2 true JP2563463B2 (ja) 1996-12-11

Family

ID=13982370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63089854A Expired - Lifetime JP2563463B2 (ja) 1988-04-12 1988-04-12 ボタン電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2563463B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5350968B2 (ja) * 2009-10-07 2013-11-27 Necエンジニアリング株式会社 回線自動切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01261066A (ja) 1989-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3904834A (en) Handsfree loudspeaking key telephone set and a switching circuit for use in a microphone and loudspeaker equipped key telephone
US4907258A (en) Key telephone apparatus
JPS63164746A (ja) 回線接続切換装置
JP2563463B2 (ja) ボタン電話装置
JP3067273B2 (ja) ボタン電話装置
JP2939702B2 (ja) ボタン電話装置
JP2550056B2 (ja) 音声ダイアル電話機
JP2750351B2 (ja) 通信システム
JPS5936466A (ja) 電話転送装置
JP3235362B2 (ja) ボタン電話装置
JP2600332B2 (ja) 電話端末装置
JP5010779B2 (ja) コードレス電話機及び入電通話処理方法
JP2964763B2 (ja) 電話装置
JPH0738661A (ja) 電話交換機
JP3087426B2 (ja) ボタン電話装置
JP2581960Y2 (ja) 被保留状態の解除機能を有するボタン電話装置及び構内交換機
JP2913435B2 (ja) 兼用回線の着信応答方式
JP3261301B2 (ja) 通信装置
JPH03132240A (ja) 電話装置
JP2007097105A (ja) 音声呼出機能を有する電話システム
JPH0777397B2 (ja) 音声ダイアル制御装置
JPH05268323A (ja) 留守番電話装置
JPH06197165A (ja) 交換機における通話保留方式
JPH02124674A (ja) 通信装置
JPS61105163A (ja) 拡声電話機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 12