JP3087426B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

ボタン電話装置

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JP3087426B2
JP3087426B2 JP04061647A JP6164792A JP3087426B2 JP 3087426 B2 JP3087426 B2 JP 3087426B2 JP 04061647 A JP04061647 A JP 04061647A JP 6164792 A JP6164792 A JP 6164792A JP 3087426 B2 JP3087426 B2 JP 3087426B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマスタースレーブ接続さ
れたスレーブ側ボタン電話装置において、内線電話機か
らの自動再ダイヤル呼の無効呼を減じ、効率的な発呼を
提供する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】ボタン電話装置において実現されている
多くの発信機能の中で再ダイヤル機能があり、直前に発
呼した相手や頻繁にかける相手に対しワンタッチで繰り
返し発呼できる操作性を提供する。さらに進んで、発呼
相手が話中ビジーであった直後に相手のビジーが解ける
まで発呼操作を自動的に繰り返す自動再ダイヤル機能が
ある。これによって多くの場合一度自動再ダイヤルを起
動すれば相手が呼び出され応答するまで通常の業務を継
続できる。
【0003】このような自動再ダイヤル機能を持つ従来
のボタン電話装置を公衆回線網につながる構内交換機
(PBX)の内線側に従属接続(このことをボタン電話
機のビハインドPBX接続という)した場合の構成を図
2に示す。1と10は内線ボタン電話機、11は前記内
線ボタン電話機1と10を収容するボタン電話主装置、
19は前記ボタン電話機11を内線側に接続した構内交
換機(ホストPBX)であり、22は公衆交換網の交換
局、23と24は公衆網の加入者電話である。内線ボタ
ン電話機1で、2はハンドセット、3はスピーカホン、
4は増幅/切り換え等を行う通話路制御部、5は通話路
制御部側の信号路4線を双方向2線の信号路に返還する
2線4線変換部、6は自動再ダイヤル機能起動中の相手
からのビジー音を聴取判定するトーン検知部、7はボタ
ン電話主装置11と制御データをやりとりするデータ伝
送部、8は表示機と各種ボタンから構成される表示操作
部、9はボタン電話機の動作をマイクロプロセッサを利
用して制御するボタン電話機制御部である。ボタン電話
主装置11において12はボタン電話機の音声と制御デ
ータをインタフェースするボタン電話主装置の内線回路
部、13は各内線の通話路ポートと局線通話路ポートと
の間の切り換え/接続/遮断などスイッチ動作を行う通
話路スイッチ部、14はホストPBXの内線につながる
ボタン電話主装置の局線回路部、15は短縮ダイヤルや
自動再ダイヤルなどを行う際に前記ボタン電話主装置の
局線回路部14経由でダイヤル信号を局線に送出する信
号発生部、16はボタン電話機1のデータ伝送部7に対
応して制御データを送受信するデータ伝送部、17は短
縮ダイヤルや再ダイヤルなど短縮操作によってホストP
BX経由の局線発信を行うときホストPBXが局線補捉
を完了するまで相手の加入者番号ダイヤルの自動送出開
始を遅らせ確実な自動ダイヤルを実行せしめる自動ポー
ズ挿入部、18はボタン電話主装置全体を制御するボタ
ン電話主装置制御部である。構内交換機(ホストPB
X)19において、20はホストPBXの内線回路部、
21はホストPBXの局線回路部であり、通常内線側か
らオフフック操作後の特定の番号のダイヤル信号送出に
よって特定の局線が補捉できる。
【0004】以上の各構成要素よりなる従来のボタン電
話装置について、各構成要素の関係と動作を説明する。
ビハインドPBX接続において、自動再ダイヤルは以下
のように実行される。すなわち、まず内線ボタン電話機
1の通話者がオフフックに続く表示操作部のボタン操作
によってボタン電話主装置11の局線を補捉し、続いて
特番のダイヤル信号送出によってホストPBX19の局
線を補捉し、その後たとえば加入者電話23の加入者番
号を追加ダイヤルすることによって加入者電話23の呼
出が開始される。しかし加入者電話23が話中ビジーで
あったとき、交換局22はビジートーンをホストPBX
19,ボタン電話主装置11経由でボタン通話機1のハ
ンドセット2またはスピーカホン3に送出する。これに
対し内線ボタン電話機1の通話者はオンフック後、スピ
ーカホンボタン押下によってスピーカホンモードが起動
し、再ダイヤルボタンを押下することで以下の自動再ダ
イヤル動作が起動される。内線ボタン電話機1の前記再
ダイヤルボタン押下の情報はボタン電話機制御部9で検
知され、データ伝送部7を介してボタン電話主装置11
に送出され、ボタン電話主装置の内線回路部12,デー
タ伝送部16を経てボタン電話主装置制御部18によっ
て受信される。ボタン電話主装置制御部18はこれに応
答して、直前に記憶しておいた内線ボタン電話機1の操
作を忠実に再現する。(前回と同じボタン電話主装置1
1の局線、およびホストPBX19の局線を補捉し、一
定の自動ポーズのあと加入者電話23へのダイヤル発呼
を行う)このときボタン電話主装置制御部18はデータ
伝送部16,ホストPBXの内線回路部12,データ伝
送部7を経てボタン電話機制御部9にトーン検知指令を
送出し、これを受けた内線ボタン電話機1のボタン電話
機制御部9はトーン検知部6によって通話路制御部4経
由で交換局から返されるリングバックトーン/ビジート
ーンをモニタ検知する。
【0005】トーン検知が短い周期トーンのビジートー
ンなら、ボタン電話機9は話中ビジーと判断し、ボタン
電話主装置制御部18にビジーステータスを送出する。
このときボタン電話主装置制御部18は終話するための
制御を行い、すなわちホストPBXの内線回路部20に
ハングアップ信号を送り、ボタン電話機制御部9に対し
終話/スタンバイ指令を送出する。これによっていった
ん発呼が中断し、内線ボタン電話機1はスタンバイ状態
となる。その後、一定時間が経過するのを待ってボタン
電話主装置制御部18は、再び前記の加入者電話23へ
の発呼の制御を再現しようとする。すなわち、前回と同
じボタン電話主装置11の局線、およびホストPBX1
9の局線を補捉し、一定の自動ポーズのあと加入者電話
23へのダイヤル発呼を行おうとする。しかし、このと
き必ずしもホストPBX19の局線は別の発呼者によっ
て使用されて補捉できるかどうかは判らない。既にホス
トPBX19の局線が補捉済みの場合、ビジートーンは
ホストPBX19からボタン電話主装置11を介してボ
タン電話機1に送出され、トーン検知部6によってビジ
ーと判定され、公衆網にでることなく発呼が中断され
て、再びスタンバイ待ち状態になる。
【0006】以上のようにビハインドPBX接続のボタ
ン電話機における自動再ダイヤルは、実際に公衆網に到
達しない発呼動作も含んで再ダイヤル動作が実行され
る。図にはホストPBXにボタン電話主装置が1台、ボ
タン電話主装置には内線ボタン電話機が2台接続された
状態を示したが、ボタン電話主装置も、内線ボタン電話
機もともに複数台接続しうるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、自動
再ダイヤルの手続きにおいて公衆網にアクセスできてい
るかどうか判らないまま、ホストPBXの局線ビジーと
実際の相手の話中ビジーが同じに扱われて、繰り返し再
ダイヤルを実行する。また、通常再ダイヤルの繰り返し
の周期や回数は予め決められており、トラヒックの高い
時間帯などでは実際に公衆網を掴んで相手へ発呼できる
回数が著しく低下する。したがって、本発明ではこのよ
うな問題点を解消するため、ホストPBXの局線補捉を
確実に行うことのできる手段を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のことを解
決するために、ボタン電話主装置側において自動再ダイ
ヤルが起動されたとき、ホストPBXの局線アクセスを
確認する手段と、ホストPBXの局線ビジーに対応して
制御を行う手段を導入する。具体的には局線ビジーの確
認手段としてホスト交換機の局線(公衆回線)を補捉す
るためのダイヤル特番を登録記憶する手段と、内線電話
機からダイヤル発呼しホスト交換機の局線(公衆回線)
を補捉したことを判定する手段を導入し、制御手段とし
て本来のビジーと局線ビジーそれぞれに自動再ダイヤル
周期を指定可能な再ダイヤル周期選択手段を追加導入す
る。これによって、局線ビジーに対して本来の相手話中
ビジーとは異なった制御を可能にする。
【0009】
【作用】以上のように構成したことにより、局線ビジー
の場合には別の局線を改めて補捉するとか、通常の再ダ
イヤル周期よりスタンバイ待ち時間を短くとって次回の
再ダイヤルを開始するなどして、トラヒックが高い状況
のビハインドPBX接続形態でも本来の相手に確実に発
呼を実行しつつ自動再ダイヤルを行うことのできるボタ
ン電話装置が提供できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明によるボタン電話装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。31と40は内線ボ
タン電話機、41は前記内線ボタン電話機31と40を
収容するボタン電話主装置、51は前記ボタン電話主装
置41を内線側に接続した構内交換機(ホストPBX)
であり、54は公衆交換網の交換局、55と56は公衆
網の加入者電話である。内線電話機31において、32
はハンドセット、33はスピーカホン、34は増幅/切
り換え等を行う通話路制御部、35は通話路制御部側の
信号路4線を双方向2線の信号路に変換する2線4線変
換部、36は自動再ダイヤル機能起動中の相手からのビ
ジー音を聴取判定するトーン検知部、37はボタン電話
主装置と制御データをやりとりするデータ伝送部、38
は表示機と各種ボタンから構成される表示操作部、39
はボタン電話機の動作をマイクロプロセッサを利用して
制御するボタン電話機制御部である。ボタン電話主装置
41において42はボタン電話機の音声と制御データを
インタフェースする内線回路部、43は各内線の通話路
ポートと局線通話路ポートとの間の切り換え/接続/遮
断などスイッチ動作を行う通話路スイッチ部、44はホ
ストPBXの内線につながるボタン電話主装置の局線回
路部、45は短縮ダイヤルや自動再ダイヤルなどを行う
際に前記局線回路部44経由でダイヤル信号を局線に送
出する信号発生部、46は内線ボタン電話機31のデー
タ伝送部37に対応して制御データを送受信するデータ
伝送部、47はホストPBXの内線電話機がホストPB
Xの局線を補捉する番号計画を登録記憶するホスト局線
補捉番号登録部、48は短縮ダイヤルや再ダイヤルなど
短縮操作によってホストPBX経由の局線発信を行うと
きホストPBXが局線補捉を完了するまで相手の加入者
番号ダイヤルの自動送出開始を遅らせ確実な自動ダイヤ
ルを実行せしめ、自動ポーズ挿入を行うとともに前記ト
ーン検知部36を用いてそのポーズの間で一旦局線側の
コールプログレス音が局線ビジーのビジートーンか局線
補捉を完了して公衆網から返されるダイヤルトーンかを
判定せしめるホストPBX局線補捉判定部、49はボタ
ン電話主装置全体を制御するボタン電話主装置制御部で
ある。構内交換機(ホストPBX)51において、52
は内線回路部、53は局線回路部であり、通常内線側か
らオフフック操作後の特定の番号のダイヤル信号送出に
よって特定の局線が補捉できる。
【0011】以上の各構成要素よりなるボタン電話装置
について、各構成要素の関係と動作を図1に従って説明
する。ビハインドPBX接続において、自動再ダイヤル
は以下のように実行される。すなわち、まず内線ボタン
電話機31の通話者がオフフックに続く表示操作部のボ
タン操作によってボタン電話主装置41の局線を補捉
し、続いて特番のダイヤル信号送出によってホストPB
X51の局線を補捉、その後加入者電話55の加入者番
号を追加ダイヤル(プッシュボタン信号またはダイヤル
パルス信号)することによって加入者電話55の呼出が
開始される。しかし、加入者電話55が話中ビジーであ
ったとき、交換局54はビジートーンをホストPBX5
1,ボタン電話主装置41経由で内線ボタン電話機31
のハンドセット32またはスピーカホン33に送出す
る。内線ボタン電話機31の通話者はこのビジートーン
を聞いて話中ビジーを認識し、オンフックして一旦終話
する。その後、スピーカホンボタンを押下し、スピーカ
ホンモードを起動し、再ダイヤルボタンを押下すること
で以下の自動再ダイヤル動作が起動される。内線ボタン
電話機31の前記再ダイヤルボタン押下の情報はボタン
電話機制御部39で検知され、データ伝送部37を介し
てボタン電話主装置41に送出され、内線回路部42,
データ伝送部46を経てボタン電話主装置制御部49に
よって受信される。ボタン電話主装置制御部49はこれ
に応答して、直前に記憶しておいた内線ボタン電話機3
1の操作を忠実に再現する。すなわち前回と同じボタン
電話主装置41の局線を補捉し、続いてホストPBX5
1の局線補捉特番のダイヤル信号を送出することでホス
トPBX51の局線を補捉し、その送出ダイヤル信号が
ホストPBX局線補捉番号登録部47に予め登録されて
いるホストPBX51の局線補捉特番であれば、一旦自
動ポーズ挿入のあと引き続き加入者電話55の加入者番
号相当のダイヤル信号を送出し、発呼を行う。(もしホ
ストPBX局線補捉番号登録部47に予め登録されてい
るホストPBX51の局線補捉特番と異なったダイヤル
が送出された場合は、この発呼はホストPBXの内線加
入者への発呼とみなし、自動ポーズは挿入しない。)こ
の手続きの中で、自動ポーズの直後と加入者電話55へ
のダイヤル発呼が完了した時点の2回にわたってトーン
検知を行う。このときのトーン検知制御はボタン電話主
装置制御部49からデータ伝送部46,第1の内線回路
部42,データ伝送部37を経てボタン電話機制御部3
9に対してトーン検知指令を送出され、これを受けた内
線ボタン電話機31のボタン電話機制御部39はトーン
検知部36によって通話路制御部34経由で受信する音
声信号のパターンから、ダイヤルトーン/リングバック
トーン/ビジートーン何れであるかを判定する。第1回
目のトーン検知はたとえば連続音のダイヤルトーンか、
短い周期断続音パターンのビジートーンの別を判定す
る。第2回目のトーン検知は短い周期断続音のビジート
ーンかリングバックトーンの別を判定する。
【0012】第1回目のトーン検知が短い周期断続音の
ビジートーンならボタン電話機制御部39はホストPB
X51の局線ビジーと判断し、ボタン電話主装置制御部
49にビジーステータスを送出する。このときボタン電
話主装置制御部49は以後のダイヤル送出を停止すると
ともに終話のための制御を行う。すなわちホストPBX
51の内線回路部52にハングアップ信号を送り、ボタ
ン電話機制御部39に対し終話/スタンバイ指令を送出
する。これによって発呼は中断され、内線ボタン電話機
31はスタンバイ状態となる。そのとき、一定時間(T
1)が経過するのを待ってボタン電話主装置制御部49
は、再び前記の加入者電話55への発呼の制御を再現し
ようとする。
【0013】第1回目のトーン検知がダイヤルトーンと
判定されたとき、局線補捉判定部48がセットされ、自
動ポーズを停止し、続いて加入者電話55の加入者番号
ダイヤル信号を送出し、発呼を行う。このダイヤルが完
了後に第2回目のトーン検知が起動され、加入者電話5
5を正常に呼び出せば、トーン検知部36は交換局54
から返されるリングバックトーンを受信し、自動再ダイ
ヤルの手続きを終了するとともに内線ボタン電話機31
をスピーカホンモードのまま通話経路を確定する。加入
者電話55がこれに応答すれば、スピーカホン33で直
ちに通話に移行する。加入者電話55が話中ビジーのと
き、トーン検知部36によって交換局54から返される
短い周期断続音のビジートーンに対しボタン電話機制御
部39は相手加入者の話中ビジーと判断し、ボタン電話
主装置制御部49にビジーステータスを送出する。この
ときボタン電話主装置制御部49は以後のダイヤル送出
を停止するとともに終話のための制御を行う。すなわち
ホストPBX51の内線回路部52にハングアップ信号
を送り、ボタン電話機制御部39に対し終話/スタンバ
イ指令を送出する。これにより内線ボタン電話機31は
スタンバイ状態となる。そのとき、局線ビジーとは異な
る一定時間(T2)が経過するのを待ってボタン電話主
装置制御部49は、再び加入者電話55への発行の制御
を再現しようとする。
【0014】以上のようにホストPBXの局線ビジーと
相手加入者の話中ビジーの区別を実行し、トーン検知の
結果で相手加入者の話中ビジーの場合は従来通りの一時
スタンバイ時間(T2)で再ダイヤル制御を行うのに対
して、局線ビジーの場合は一時スタンバイ時間(T1)
をごく短くとり(T1<T2)、かつ再ダイヤルの正式
回数にカウントしないものとする。これによってホスト
PBXの局線を補捉する機会を増加させ、結果としてト
ラヒックが高い場合の自動再ダイヤルでもホストPBX
の局線を早く掴んで発呼できる。
【0015】一方別の応用として、1回目のトーン検知
でビジー、すなわちホストPBXの局線を掴み損なった
場合に、ホスト局線補捉番号登録部に登録済みの該局線
とは別の局線を代替局線として補捉して加入者電話55
へ発呼することも可能である。
【0016】以上のようにビハインドPBX接続のボタ
ン電話機における自動再ダイヤルは、実際に公衆網に到
達しない発呼動作も含んで再ダイヤル動作が実行され
る。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明はたとえばビハインドPBX接続状態であっ
ても、ホストPBXの局線補捉を確認しつつ自動発呼を
実行する手段を導入することによって、トラヒックの高
い時間帯などでもホストPBXの局線補捉を確実に行
い、公衆網を掴んで相手へ繰り返し発呼する自動再ダイ
ヤル機能を有するボタン電話装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のボタン電話装置の構成を示
すブロック図
【図2】従来のボタン電話装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
31,40 内線ボタン電話機 36 トーン検知部 41 ボタン電話主装置 47 ホスト局線補捉番号登録部 48 ホストPBX局線補捉判定部 49 ボタン電話主装置制御部 50 再ダイヤル周期選択部 51 ホストPBX(ホスト交換機) 52 ホストPBXの内線回路部(ホスト交換機の内線
回路部) 55,56 加入者電話(加入者)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内線インタフェースを介して複数の内線ボ
    タン電話機を収容するボタン電話主装置において、 前記ボタン電話主装置の局線インタフェース側にホスト
    交換機として構内交換機などの回線交換機能を有する交
    換機を接続し、前記ホスト交換機を介して公衆交換網に
    ビハインド接続した場合に、前記ホスト交換機の局線イ
    ンタフェース経由で公衆回線を補捉しようとした時にホ
    スト交換機が局線を補捉したか否かを判定するホストP
    BX局線補捉判定部と、 発呼に対し相手が ビジーであった場合に間欠的に起動さ
    れる自動再ダイヤル動作を制御するボタン電話主装置制
    御部と、公衆回線を捕捉した場合と捕捉できない場合とで、複数
    の自動再ダイヤル周期のうち一つを選択する再ダイヤル
    周期選択部と、 再ダイヤル発呼時点でビジートーンを検出可能なトーン
    検知部とを 有し、再ダイヤル時、前記トーン検知部がビジートーンを検出
    した場合には前記ホストPBX局線捕捉判定部が判断す
    る局線ビジーか加入者ビジーかに応じて自動ダイヤルの
    周期を設定するようにした ボタン電話装置。
  2. 【請求項2】内線インタフェースを介して複数の内線ボ
    タン電話機を収容するボタン電話主装置において、 前記ボタン電話主装置の局線インタフェース側にホスト
    交換機として構内交換機などの回線交換機能を有する交
    換機を接続し、前記ホスト交換機を介して公衆交換網に
    ビハインド接続した場合に、前記ホスト交換機の局線イ
    ンタフェース経由で公衆回線を補捉しようとした時にホ
    スト交換機が局線を補捉したか否かを判定するホストP
    BX局線補捉判定部と、 発呼に対し相手がビジーであった場合に間欠的に起動さ
    れる自動再ダイヤル動作を制御するボタン電話主装置制
    御部と、 公衆回線を捕捉した場合と捕捉できない場合とで、複数
    の自動再ダイヤル周期のうち一つを選択する再ダイヤル
    周期選択部とを前記ボタン電話主装置内に有し、自動再
    ダイヤル起動をかけるための自動再ダイヤル操作ボタン
    と、前記再ダイヤル発呼時点で相手呼出中かビジーかを
    検知するトーン検知部とを前記内線ボタン 電話機内に有
    し、 前記再ダイヤル時に、前記ホストPBX局線捕捉判定部
    が局線捕捉と判定し、前記トーン検知部がビジートーン
    を検出した場合には加入者ビジーに対応する自動ダイヤ
    ルの周期を設定するようにした ボタン電話装置。
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