JP2799919B2 - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JP2799919B2
JP2799919B2 JP4135739A JP13573992A JP2799919B2 JP 2799919 B2 JP2799919 B2 JP 2799919B2 JP 4135739 A JP4135739 A JP 4135739A JP 13573992 A JP13573992 A JP 13573992A JP 2799919 B2 JP2799919 B2 JP 2799919B2
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勝彦 小野塚
彰宏 畑谷
昌和 小山田
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株式会社田村電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線送受信部及び複数
の電話回線を収容する親機と、無線回線を介して親機と
結ばれる子機とからなるコードレス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の電話回線を収容するこの種のコー
ドレス電話装置において、無線回線,親機及び電話回線
を介して外線通話中の子機が当該の電話回線を保留した
場合、無線回線を開放せずに確保する保留Aという状態
と、無線回線を開放する保留Bという状態がある。即
ち、このような無線子機において、外線通話中に保留ボ
タンを押下すると保留Aとなり、この場合は無線回線が
確保されているため、保留した子機では直ちに保留応答
して通話が再開できる。また、外線を保留している子機
が「切」ボタン等を操作すると、無線回線が開放される
保留B状態となり、このような保留回線に対しては他の
子機からアクセスできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコード
レス電話装置は、或子機が電話回線を保留したまま引き
続いて他の外線を捕捉して通話しているような場合、当
該の保留回線に対しては他の子機からアクセスできな
い。このため、通話中の子機は通話を一時中断して当該
の保留回線の保留状態を保留B状態にするか、または外
線の相手が既に終話しているような場合には一旦保留応
答して外線を開放することにより他の子機のアクセスを
可能としているので、使い勝手が悪いという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、電話回線捕捉中の当該子機による保
留操作を検出する第1の検出手段と、この第1の検出手
段により検出された保留操作に続く当該子機の他電話回
線捕捉操作を検出する第2の検出手段と、第1の検出手
段の検出出力に応じて当該電話回線を保留状態にすると
共に当該無線回線を開放しない自己保留状態とし,第2
の検出手段の検出出力に応じて当該電話回線の保留を継
続すると共に当該無線回線を開放する完全保留状態とす
る制御手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】電話回線を保留中の子機により他電話回線捕捉
操作が行われた場合には、無線回線が開放される完全保
留状態となり、この結果保留中の電話回線は他の子機か
ら応答できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係るコードレス電話装置の一実施
例を示すブロック図である。この装置は、親機1と複数
の子機31 〜3n とから構成されており、親機1には複
数の電話回線(以下、外線)L1 〜Ln が収容されてい
ると共に親機1と各子機31 〜3n とは無線回線により
結ばれている。
【0007】図1において、親機1は、外線インターフ
ェース111 〜11n 、通話路であるクロスポイント1
2、各子機と無線による通信を行う無線送受信部131
〜13m 、CPU14、押しボタンダイヤル信号を発生
するPBダイヤラー15、親機のID番号をを記憶する
IDROM16、RAM17、フックスイッチ18、キ
ー部19、外線から到来するPB信号を受信するPBレ
シーバ20、ダイヤルトーン等の外線信号を検出する回
線信号検出部21、音声信号の録音や再生を行う音声録
音再生部22、保留音回路23及び各種のトーンを生成
するトーンリンガ24等から構成されている。ここで親
機1内の外線インターフェース11は、外線のループ及
び転極を検出するループ及び転極検出回路11a、着信
検出回路11b、通話回路11c及び外線のループを閉
成するためのトランジスタQから構成されている。
【0008】また、子機3は、親機1と無線通信を行う
ための無線送受信部31、CPU32、子機のID番号
を記憶するIDROM33、キー部34及び各種のトー
ンを生成するトーンリンガ35等から構成されている。
【0009】ここで、例えば外線L1 に着信が到来する
と、これが外線インターフェース111 内の着信検出回
路11bにより検出されてCPU14へ伝達される。C
PU14は、この外線L1 に到来した着信が例えば子機
1 への着信であると判定すると、対応する無線送受信
部131 を制御して子機31 との間で指定された通話チ
ャネルを介して着呼データを子機31 へ送信する。この
場合子機31 のCPU32は、この着呼データを無線送
受信部31の指定された通話チャネルを介して受信する
と、トーンリンガ35を駆動し外線着信音をスピーカ3
7から放出させる。こうして子機31 において外線着信
音が鳴動する。このような外線着信状態のときに子機3
1 のキー部34に設けられた通話キーや該当の外線キー
が操作されると、CPU32は通話キーや外線キーデー
タを無線送受信部31を介して親機1内のCPU14へ
送信する。CPU14はこのような通話キー等のデータ
の受信により、外線インターフェース111 内のトラン
ジスタQをオンさせ外線L1 のループを閉成することに
より着信に応答すると共に、クロスポイント12を制御
し外線L1 と子機31 との通話パスを形成させる。この
結果、発呼者と子機31 の被呼者との間で通話チャネル
を介した外線通話が行われる。
【0010】このような外線通話状態のときに被呼者が
子機31 のキー部34に設けられた保留キーを操作する
と、保留キーデータがCPU14へ送信される。この場
合CPU14では、子機31 との間で使用されている通
話チャネルは保持したまま、保留音回路23を駆動し、
さらにクロスポイント12を制御して子機31 と外線L
1 との間で形成された通話パスを切断すると共に、新た
に外線L1 と保留音回路23とのパスを接続して保留音
を外線L1 へ送出させる。この場合、被呼者が子機31
内の保留外線に相当する外線キーを押下すると、保持さ
れている通話チャネルを介しこの操作データがCPU1
4へ送られ、この結果CPU14のクロスポイント12
の制御により保留応答が行われる。なお、被呼者が異な
る相手と通話するために、上記外線L1 を保留したま
ま、例えば外線L2 に相当する外線キーを押下すると、
この外線キーデータを受信したCPU14は、子機31
との間でそれまで使用されていた通話チャネルを開放す
ると共に、外線L2 を捕捉する。この場合、他の子機は
保留外線L1 をアクセスできる。
【0011】次に、図2は上記電話装置を制御するCP
U14の動作を示すフローチャートであり、このフロー
チャートを参照して上記電話装置における保留動作の詳
細を説明する。まず、ステップ200では外線Lに到来
する着信の検出判断を行い、これが検出された場合には
上記したような着信処理をステップ201で行う。ま
た、子機3により外線Ln 押下され指定された通話チャ
ネルを介し当該の外線キーデータを受信した結果、ステ
ップ202の判定が「Y」になると、当該の外線Ln
空き状態か否かをステップ203で判断し、空き状態で
あれば、この外線Ln を捕捉する。この場合、外線Ln
を捕捉した子機3に保留している外線が無ければステッ
プ205の判定は「N」となる。こうして子機3により
外線Ln が捕捉され、さらに子機3のキー部34のダイ
ヤル操作が行われると、PBダイヤラー14からダイヤ
ル信号が外線Ln へ送出されて相手が呼出しされる。そ
して、相手の応答により外線通話状態となる。
【0012】ここで、外線Ln と通話中の子機3により
保留操作が行われると、ステップ210の判定が「Y」
となる。この場合、CPU14は、ステップ211にお
ける「外線通話中」の判断が「Y」となることから、ス
テップ212で外線Ln を保留すると共に、この保留状
態を保留A状態とする。即ち、この保留A状態は今まで
子機3との間で使用されていた通話チャネルをそのまま
の状態に保持する自己保留状態(無線回線を開放しない
状態)を示しており、他の子機から保留外線Ln はアク
セスできない。
【0013】このような自己保留状態で、他の相手へ発
信するために他の外線キーが押下されると、ステップ2
02の判定が「Y」となり、さらにこの外線が空き状態
であれば(ステップ203で「Y」)、当該外線が捕捉
される(ステップ204)。この場合、捕捉子機は他に
自己保留状態の保留外線を有しているため、ステップ2
05の判定が「Y」となり、CPU14はこのときこの
保留外線の状態を保留B状態に設定する(ステップ20
6)。この保留B状態は子機3との間で使用されている
通話チャネルを開放する完全保留状態(無線回線を開放
した状態)を示しており、他の子機からアクセスでき
る。即ち、子機3が外線キーを押下したときに当該外線
が保留B状態であればステップ207で「Y」と判定さ
れ、ステップ204へ移行し当該外線を捕捉する。
【0014】このように、保留A状態の保留外線を有す
る子機が他の外線を捕捉した場合にこの保留A状態の保
留外線を保留B状態に設定し、他の子機がアクセスでき
るようにしたものである。なお、外線を保留してキー部
34に設けられている「切」キーを操作した場合、或い
は外線保留子機を充電台へセットした場合でも、保留A
状態の保留外線を保留B状態に設定できる。即ち、ステ
ップ213において子機の「切」キーの押下が検出され
た場合、及び、ステップ214において子機の充電台へ
のセットが検出された場合は、それぞれ「Y」と判定さ
れ、この場合子機は保留A状態の保留外線を有している
ことからステップ215の判定が「Y」となり、CPU
14はこのときこの保留外線の状態を保留B状態に設定
する(ステップ216)。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話回線を保留中の子機により他電話回線の捕捉操作が
行われた場合には無線回線が開放される完全保留状態と
なるため、保留中の電話回線が他の子機からアクセスで
き、したがって回線が有効利用できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコードレス電話装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】上記装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 親機 3 子機 11 外線インターフェース 12 クロスポイント 13,31 無線送受信部 14,32 CPU 15 PBダイヤラー 16,33 IDROM 19,34 キー部 23 保留音回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−111732(JP,A) 特開 平4−264857(JP,A) 特開 平4−37241(JP,A) 特開 平4−239862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04M 3/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電話回線を収容すると共に無線送
    受信部を備えた親機と、それぞれこの無線送受信部と無
    線回線により結ばれた複数の子機とからなるコードレス
    電話装置において、 前記電話回線捕捉中の当該子機による保留操作を検出す
    る第1の検出手段と、この第1の検出手段により検出さ
    れた保留操作に続く当該子機の他電話回線捕捉操作を検
    出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段の検出出
    力に応じて当該電話回線を保留状態にすると共に当該無
    線回線を開放しない自己保留状態とし,前記第2の検出
    手段の検出出力に応じて当該電話回線の保留を継続する
    と共に当該無線回線を開放する完全保留状態とする制御
    手段とを備えたことを特徴とするコードレス電話装置。
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