JP3251765B2 - データ通信機 - Google Patents

データ通信機

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JP3251765B2
JP3251765B2 JP09731694A JP9731694A JP3251765B2 JP 3251765 B2 JP3251765 B2 JP 3251765B2 JP 09731694 A JP09731694 A JP 09731694A JP 9731694 A JP9731694 A JP 9731694A JP 3251765 B2 JP3251765 B2 JP 3251765B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を利用してデ
ータ転送を行うデータ通信機に関し、特に音声通信の途
中で各種データを転送することによって情報交換精度を
向上させるようにしたデータ通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のデータ通信機のブロック
構成図である。通信回線Lはスイッチ回路1を介して電
話機2またはデータ送受信部3のいずれか一方に選択的
に接続されるように構成されている。スイッチ回路1は
通信回線L上に設置した信号検出回路4の検出結果によ
って切換制御される。通信回線Lは、通常はスイッチ回
路1を介して電話機2に接続されているが、信号検出回
路4が固有信号を検出してスイッチ回路1を切り換える
と、データ送受信部3と接続される。送受するデータと
しては、コンピュータ関係のデータ、画像データ、文章
データ等で、会話の途中で用いることの多いデータであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のデータ
通信機では、通信回線Lとデータ送受信部3との接続条
件が固定されており、利用範囲が限定されていた。ま
た、音声通信における会話中の音や雑音等により誤動作
も発生していた。したがって、このような構成のデータ
通信機では音声通信の途中にデータを転送することがで
きず、効果的な活用が行えなかった。
【0004】本発明は音声通信の途中でデータ通信を効
果的に活用するできるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信回線と電
話機またはデータ送受信部とを選択的に切り換えて接続
する切換手段を備えたデータ通信機において、前記通信
回線上を伝送されて来る固有信号を検出する検出手段
と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記切換手段の
接続を制御する切換制御手段と、前記通信回線上を伝送
されて来るベル音を検出しベル音検出信号を出力するベ
ル音検出手段と、ベル音を所定の回数計数するベル音計
数手段と、使用者が不在のときの受信をするための留守
設定をする操作手段と、前記操作部での留守設定により
切換信号を発生する切換信号発生制御手段と、前記ベル
音計数手段が計数するベル音回数により切換信号の出力
を開閉制御する第1の開閉手段と、前記第1の開閉手段か
ら出力された切換信号により、前記ベル音検出手段から
のベル音検出信号の出力を開閉制御する第2の開閉手段
とを備え、 前記切換手段が前記通信回線と前記電話機を
接続して音声通信の途中に前記検出手段が固有信号を検
出した場合、前記切換制御手段は前記切換手段を切り換
えて前記通信回線と前記データ送受信部とを接続し、前
記操作手段にて留守設定がされている場合、前記ベル音
計数手段がベル音を所定の回数計数すると、前記第1の
開閉手段が閉成して切換信号を出力し、該切換信号によ
り前記第2の開閉手段を閉成してベル音検出信号を前記
切換手段に出力し、前記切換制御手段は、ベル音検出信
号と固有信号の検出信号との論理和により、前記切換手
段を切り換えて前記通信回線と前記データ送受信部とを
接続することを特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記固有信号は、第1の
周波数信号と第2の周波数信号との合成信号であり、前
記検出手段は前記第1の周波数信号を検出する第1の検
出手段と前記第2の周波数信号を検出する第2の検出手
段とからなることを特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】本発明によれば、電話機とデータ送受信部との
切り換え精度を、2種以上の周波数による固有信号によ
り向上させ、ベル音検出については指定回数以上のベル
音回数とベル音までの着信を禁止する手段の組み合わせ
としている。また、手動による着信切換とデータ送受信
完了時に自動的に電話機側に切り換わえるようにしてい
る。これにより会話の途中に容易にデータを入れること
ができ、効果的な話し合いや打ち合わせが実現できる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明によるデータ通信機の一実施
例を示すブロック構成図で、前述の図2に示す構成と同
一構成要素には同一符号を付して説明する。本実施例に
おいて、相手方発信による信号を着信すると、電話機2
のベルが鳴り、使用者が電話機2の受話器をあげて会話
を行う。これにより音声通信が行える。
【0013】音声通信の途中に相手方からデータが送ら
れて来ると、データの先頭に付加されている2つ以上の
異なる周波数信号からなる固有信号が信号検出回路4に
よって検出され、その中の第1の周波数信号が第1検出
回路5で検出され、第2の周波数信号が第2検出回路6
で検出される。両検出回路5,6での検出結果は論理積
回路7に出力され、第1および第2の周波数信号が共に
検出できれば、論理積回路7の出力が論理和回路8を通
りスイッチ回路1の制御端子に供給され接続を切り換え
る。
【0014】この結果、相手方から送られて来たデータ
はスイッチ回路1を介してデータ送受信部3に入力され
る。データ送受信部3で受信したデータは報知装置9に
送られて出力される。報知装置9としてはCRTまたは
液晶等のディスプレイ装置、ラインプリンタ等の印字装
置などがある。
【0015】データの受信を終了すると、データ送受信
部3は終了信号Saを出力して論理和回路8の出力を禁
止する。これによりスイッチ回路1が切り換わり、通信
回線Lと電話機2とが接続されて電話機2による音声通
信が再開される。したがって使用者は先に送られて来た
データを参照しながら相手方との会話を行うことができ
る。
【0016】データを相手方に送信する場合は、システ
ム制御部10に接続されている操作部11の送信ボタン
11aを押下する。これによりシステム制御部10から
論理和回路8に送信切換信号Sbが出力され、スイッチ
回路1を切り換えて通信回線Lとデータ送受信部3とを
接続する。同時にシステム制御部10からデータ送受信
部3に送信指示信号Scが出力され、さらに固有信号発
生回路12に固有信号発生指示信号Sdが出力される。
これによりデータ送受信部3からスイッチ回路1を経て
通信回線Lに固有信号および送信データが出力される。
【0017】次に、使用者が不在のときに送られて来る
データを受信するには、操作部11の留守ボタン11b
をオン操作しておく。この状態で相手方発信による信号
を着信すると、信号検出回路4の検出出力がベル音検出
回路13およびベル音計数回路14に入力される。ベル
音計数回路14はシステム制御部10から指示される所
定の回数のベル音を計数するとスイッチ回路15を閉
じ、留守ボタン11bがオン操作されているときにシス
テム制御部10から出力される切換信号Seをスイッチ
回路15を経てスイッチ回路16の制御端子に供給し、
スイッチ回路16を閉じる。
【0018】スイッチ回路16が閉じるとベル音検出回
路13の検出出力が論理和回路8を通ってスイッチ回路
1の制御端子に供給され接続を切り換える。この結果、
相手方から送られて来たデータはスイッチ回路1を経て
データ送受信部3に入力され、報知装置9から出力され
る。このように電話機2を使用する人が不在等によって
受話器を取らない場合で、かつ留守ボタン11bがオン
操作されているときは所定回数のベル音が鳴った後にス
イッチ回路16が閉じ、ベル音検出出力によってスイッ
チ回路1を切り換え、相手方からのデータを受信する。
【0019】次に、通信回線Lに別のデータ通信機等
(不図示)が接続されている場合に、その通信機が着信
すると、スイッチ回路1と電話機2との間に接続された
通信検出回路17によって通信回線Lが他の機器に接続
されたことが検出され、その検出出力がデータ送受信部
3に供給される。それによりデータ送受信部3からスイ
ッチ回路16に禁止信号Sfが出力され、ベル音による
着信を禁止する。このため、その通信機が一方的に回線
Lを専有する可能性がある。
【0020】そこで、スイッチ回路1がデータ送受信部
3側に切り換わっている状態で操作部11の優先ボタン
11cをオン操作すると、システム制御部10から固有
信号発生回路12に固有信号発生指示信号Sdが出力さ
れ、固有信号発生回路12から異なる2つの周波数信号
からなる固有信号がデータ送受信部3に送出される。こ
れによりデータ送受信部3はスイッチ回路1を経て回線
Lに固有信号を出力する。すると、同一構成の相手方の
データ通信機は自身の第1検出回路および第2検出回路
でこの固有信号を検出し、自身のスイッチ回路を切り換
えて回線Lを自身のデータ送受信部と接続する。これに
よりデータ送受信部間が回線Lを介して接続される。
【0021】なお、前述の実施例では第1検出回路5お
よび第2検出回路6の検出結果を論理積回路7および論
理和回路8によって判断し、スイッチ回路1を切換制御
するようにしたが、第1検出回路5および第2検出回路
6の検出結果をシステム制御部10に供給し、システム
制御部10での判断結果に基づいてスイッチ回路1を切
換制御するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、電話による音声通信の
途中でコンピュータ関係等のデータを確実に転送するこ
とができるので、情報交換精度を大幅に向上させること
が可能となり、会話効率および会話精度が格段に改善で
きる効果がある。また、機器相互の接続性の精度よい確
保と操作性の改善効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ通信機の一実施例を示すブ
ロック構成図である。
【図2】従来のデータ通信機の一例を示すブロック構成
図である。
【符号の説明】
1 スイッチ回路(切換手段) 2 電話機 3 データ送受信部 4 信号検出回路 5 第1検出回路 6 第2検出回路 7 論理積回路 8 論理和回路 9 報知装置 10 システム制御部 11 操作部 12 固有信号発生回路 13 ベル音検出回路 14 ベル音計数回路 15 スイッチ回路 16 スイッチ回路(開閉手段) 17 通信検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−69364(JP,A) 特開 平2−272866(JP,A) 特開 平5−191525(JP,A) 特開 平3−101361(JP,A) 特開 平4−22262(JP,A) 特開 平5−227326(JP,A) 特開 昭64−7756(JP,A) 特開 昭63−296551(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線と電話機またはデータ送受信部
    とを選択的に切り換えて接続する切換手段を備えたデー
    タ通信機において、 前記通信回線上を伝送されて来る固有信号を検出する検
    出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて前記切換手段の接続
    を制御する切換制御手段と、 前記通信回線上を伝送されて来るベル音を検出しベル音
    検出信号を出力するベル音検出手段と、 ベル音を所定の回数計数するベル音計数手段と、使用者が不在のときの受信をするための留守設定をする
    操作手段と、 前記操作部での留守設定により切換信号を発生する切換
    信号発生制御手段と、 前記ベル音計数手段が計数するベル音回数により切換信
    号の出力を開閉制御する第1の開閉手段と、 前記第1の開閉手段から出力された切換信号により、前
    記ベル音検出手段からのベル音検出信号の出力を開閉制
    御する第2の開閉手段 とを備え、前記切換手段が前記通信回線と前記電話機を接続して音
    声通信の途中に前記検出手段が固有信号を検出した場
    合、前記切換制御手段は 前記切換手段を切り換えて前記
    通信回線と前記データ送受信部とを接続し、 前記操作手段にて留守設定がされている場合、前記ベル
    音計数手段がベル音を所定の回数計数すると、前記第1
    の開閉手段が閉成して切換信号を出力し、該切換信号に
    より前記第2の開閉手段を閉成してベル音検出信号を前
    記切換手段に出力し、前記切換制御手段は、ベル音検出
    信号と固有信号の検出信号との論理和により、前記切換
    手段を切り換えて前記通信回線と前記データ送受信部と
    を接続する ことを特徴とするデータ通信機。
  2. 【請求項2】 前記固有信号は、第1の周波数信号と第
    2の周波数信号との合成信号であり、前記検出手段は前
    記第1の周波数信号を検出する第1の検出手段と前記第
    2の周波数信号を検出する第2の検出手段とからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ通信機。
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