JPH0225148A - 留守番電話機能付ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、留守番電話機能付ファクシミリ装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来から、同一の電話回線に対して留守番１話機能とフ
ァクシミリ機能とを切り換えて使用する留守番電話機能
付ファクシミリ′ＩＡ＠が知られている。この種の装置
は、リモートコントロール信号を送信側から予め送り、
このリモートコントロール信号に基づいて、受信信号を
留守番電話機能により録音するか、あるいはファクシミ
リ機能により印画紙に印画するかを切り換えるようにな
っていた。したがって、係る装置を使う場合、送信側に
リモートコントロール信号の送信装置を特別に設けなけ
ればならず不便なものであった。

そこで、上記解決手段として、送信側からの信号を受信
したときにまず簡単で短い応答メツセージ（第一の応答
メツセージ）を送信側に送信し、そののち電話回線の無
音状態が所定時間継続するか、あるいはＣＮＧ信号が検
出された場合、ファクシミリ□能を作動させるものが提
案されている（特開昭６３−６３２６２号公報）。

また、上記第一の応答メツセージを送信したのちに音声
信号が検出された場合には、さらに詳しい内容の応答メ
ツセージ（第二の応答メツセージ）を送信側に送信し、
そののち無音状態が所定時間継続したときにはファクシ
ミリ機能を作動させ、音声信号が検出されたときには留
守番電話機能を作動させるものが提案されている（特開
昭６３−６３２８０号公報）。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、送信側の操作者（送信者という）が手動でフ
ァクシミリ操作を行っている場合、この送信者は受話器
などによって受信側からの信号音を確認しながら操作し
ていることが多く、例えば、応答メツセージとして「こ
ちらはＸ×です」と送信者に告げられると、送信者が「
私は＊＊です」と答えてしまうことがある。この場合、
留守番電話機能に切り換わり、以後画像信号を送ること
ができなくなるといった問題がある。

一方、画像信号を送るにも、送信者は所定１問無音状態
を保たなければならず煩わしいとともに、画像信号が送
信できるようになるまでに時間を要するといった問題が
ある。また、音声信号およびＣＮＧ信号の検出手段を設
ける必要もあり、構成が？！雑になるとともに、コスト
がかかるといった問題がある。

本発明は、上記問題を解消するもので、送信側の簡単な
操作によって受信側が留守番電話機能とファクシミリ機
能との切り換えを自動的に行うことにより、送信者の手
間、および画像信号の送信時間を短縮することができる
留守番電話機能付ファクシミリ装置を提供することを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために、本発明では、電話回線から
の呼出信号を検出する呼出検出手段と、この呼出検出手
段からの呼出検出信号に基づいて応答メツセージを出力
する応答メツセージ手段と、上記電話回線から入力され
る所定のダイヤル音信号を検出するダイヤル信号検出手
段と、上記電話回線から入力される音声信号を録音する
録音手段と、上記電話回線から入力される画像信号に基
づいて印画を行うファクシミリ部と、上記応答メツセー
ジに応答して上記所定のダイヤル音信号が検出されたと
きは上記電話回線と上記録音手段とを接続し、上記所定
のダイヤル音信号が検出されないときは上記電話回線と
上記ファクシミリ部とを接続する制御手段とから成る。

〔作用〕

前記構成の留守番電話機能付ファクシミリ装置によれば
、電話回線を介して送信側からの呼出信号が受信された
ときに送信側へ応答メツセージを送信するとともに、こ
の応答メツセージの送信後に所定のダイヤル音信号が受
信されたときには、録音手段で音声信号を録音し、上記
所定のダイヤル音信号が受信されないときには、ファク
シミリ部で画像信号を印画する。

〔実施例〕

第１図は本発明に係る留守番電話機能付ファクシミリ装
置の一実ＩＡｉ例のブロック構成を示す。

上記留守番電話機能付ファクシミリ装置（ｌに本装置と
いう）は、呼出検出手段１、回線開閉手段２、応答メツ
セージ手段３、ダイヤル信号検出手段４、録音手段５、
ファクシミリ部６、制御手段７および該制御手段７によ
って制御される切換スイッチ８とから構成されている。

上記呼出検出手段１は、送信側からの呼出信号が電話回
線９を介して受信されたときに、呼出検出信号を制御手
段７へ出力するものである。回線開閉手段２は、電話回
線９を本装置に接続あるいは開放するものである。応答
メツセージ手段３は、電話回線９が閉じた後に送信側に
応答メツセージを出力するものである。ダイヤル信号検
出手段４は、応答メツセージに対応して送信側から所定
のダイヤル音信号が送られたかどうかを検出し、上記所
定のダイヤル音信号が受信されたときにダイヤル音検出
信号を制御手段７に出力するものである。

なお、上記所定のダイヤル音信号は、それに対応するダ
イヤル番号によって決まるもので、例えば、押し和式電
話においてダイヤル番号が゛１°′の場合には、ダイヤ
ル音信号は６９７Ｈｚと１２０９Ｈｚとの二つの信号か
らなる。したがって、上記ダイヤル信号検出手段４は、
上記二つの信号のみを検出すればよく、例えば、簡単な
フィルタ回路を用いて構成することができる。

録音手段５は、受信された音声信号を録音するものであ
る。ファクシミリ部６は、受信された画像信号を印画紙
などに印画を行うものである。制御手段７は、呼出検出
手段１から呼出検出信号が入力されたときに、まず回線
開閉手段２を閉じ、応答メツセージ手段３から応答メツ
セージを送信側に送信させるとともに、この応答メツセ
ージの送信後に所定のダイヤル音信号が受信されたかど
うかを確認して切換スイッチ８を切り換え、電話回１９
を録音手段５あるいはファクシミリ部６に接続するもの
である。

次に、本発明の動作について、第２図の７０−チャート
を用いて説明する。

まず、送信側から呼出信号が電話回線９を介して本装置
に送られてくると、ステップＳ１で呼出検出手段１によ
り上記呼出信号が検出され、ステップＳ２で回線開閉手
段２により電話回線９が本装置に接続される。次いで、
ステップＳ３で応答メツセージ手段３から、例えば、「
こちらはＸ×です。只今留守にしております。伝言され
たい方は、“１パをダイヤルしてからお話下さい。ファ
クシミリされたい方は、そのまま送信ボタンを押して下
さい。」という応答メツセージが送信側に送られる。

ステップＳ４で送信側から所定のダイヤル音信号、すな
わち、上記応答メツセージの場合には、”１″のダイヤ
ル番号に対応するダイヤル音信号が送られてきたかどう
かが判定され、所定時間内に上記ダイヤル音信号が受信
されたときには、ステップＳ５で切換スイッチ８が録音
手段５側に切り換えられて、受信された音声信号が録音
される。

また、ステップＳ４で所定時間内に上記所定のダイヤル
音信号以外の信号が受信されたときには、ステップＳ６
で切換スイッチ８がファクシミリ部６側に切り換えられ
て、受信された画像信号が印画される。

そして、送信側からの送信が終了したとき、回線開閉手
段２により電話回線９が本装置から開放される。

このように、本発明は録音手段とファクシミリ部との切
り換えを単にダイヤル音信号で行っているので、送信側
に切り換え信号発生のための特別の手段を設ける必要は
ない。

なお、上記実施例では、所定のダイヤル番号を１°゛に
したが、１１１　ＩＩ以外のダイヤル番号でもよく、ざ
らに上記ダイヤル番号に合わせて応答メツセージを変更
してもよい。

（発明の効果） 本発明によれば、送信者が応答メツセージに応じても、
これにより留守番電話機能に切り換わることがないので
、従来のように画像信号の送信ができなくなることはな
い。

また、応答メツセージの送信後に所定のダイヤル音信号
が受信されたかどうかで、録音手段で録音するか、ある
いはファクシミリ部で印画するかの制御を行うので、送
信側に応答メツセージを送信したのちに送信側から画像
信号を送信できるようになるまでの時間を短縮すること
ができる。

さらに、上記所定のダイヤル音信号の受信の有無を検出
するダイヤル信号検出手段も、簡単な構成で作成するこ
とができるので、構成の簡易化とコストの低減化が図れ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る留守番電話機能付ファクシミリ装
置の一実施例のブロック構成図、第２図は第１図の実施
例の動作を示すフローチャートである。 １・・・呼出検出手段、３・・・応答メツセージ手段、
４・・・ダイヤル信号検出手段、５・・・・録音手段、
６・・・ファクシミリ部、７・・・制御手段。 特許出願人　　　三田工業株式会社 代　理　人　　　　弁理士　　小谷　悦司同　　　　　
　弁理士　　長１）　正 向　　　　　　弁理士　　伊藤　孝夫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電話回線からの呼出信号を検出する呼出検出手段と
   、この呼出検出手段からの呼出検出信号に基づいて応答
   メッセージを出力する応答メッセージ手段と、上記電話
   回線から入力される所定のダイヤル音信号を検出するダ
   イヤル信号検出手段と、上記電話回線から入力される音
   声信号を録音する録音手段と、上記電話回線から入力さ
   れる画像信号に基づいて印画を行うファクシミリ部と、
   上記応答メッセージに応答して上記所定のダイヤル音信
   号が検出されたときは上記電話回線と上記録音手段とを
   接続し、上記所定のダイヤル音信号が検出されないとき
   は上記電話回線と上記ファクシミリ部とを接続する制御
   手段とから成る留守番電話機能付ファクシミリ装置。